杏「杏・輝子・小梅のシンデレラジオ 第45回」(92)

シンデレラジオの続編です
例によって、今回だけでも見れるのでよければどうぞ

SS速報がダメみたいなので、今回はこっちで

杏「ラジオネーム『負の遺産』さんからだよ」

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2月3日。

今日は節分なので、スーパーに恵方巻を買いに行く。

家から出て、帰ってくるまでの30分の間に

知らない子供から7回も豆を投げつけられた。

杏ちゃん、今年の恵方巻の方角は東北東らしいですよ。
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杏「知ってた」

杏「杏」

輝子「輝子…」

小梅「小梅の…」

小梅「シ、シンデレラジオー…!」

輝子「シンデレラジオォォーー!!ヒャッハァ!」

杏「シンデレラジオ~…ふわぁ」

小梅「始まりました…杏・輝子・小梅のシンデレラジオ、第45回目…です」

小梅「この番組は…CGプロのアイドルの、最新情報を…お届けしたり」

小梅「ゲストを呼んで…お話したりする、番組です」

小梅「パーソナリティは…私、白坂小梅と」

杏「双葉杏と~」

輝子「星輝子…の3人で、お届け…するよ、フヒッ」

杏「45回目だよー」

輝子「節分…事務所で、豆まきしたね…」

小梅「後片付け…大変だった…」

杏「せめて外でやればよかったのにねぇ」

小梅「い、今も…お掃除してると、豆が…出てくる事が…」

輝子「私のトモダチのキノコも…豆が少しくっついてた…」

輝子「キノコは…豆、食べないと思うけど…フヒ」

杏「うん、食べないだろうねぇ」

小梅「み、みんな…豆、楽しそうに投げてたね…」

杏「お姉さん組が鬼役やってくれたんだよねー」

杏「それと別に、本気で豆のぶつけ合いしてた残念な人が約2名いたけど」

小梅「プ、プロデューサーさんと…ちひろさん…」

輝子「仲が良いのか…悪いのか…分からないな…フヒッ」

杏「トムとジェリー的な」

小梅「な、仲良く…喧嘩…?」

輝子「どっちがトムで…どっちがジェリー…?」

杏「あー…どっちがどっちだろう。キャラ的に考えるとどっちも当てはまらないなぁ」

小梅「ほ、他に…何か、例えになりそうなもの…あるかな…?」

杏「んー、思いつかないね」

杏(楽屋裏とかドキばぐとか絶対伝わらないだろうしなぁ…)

杏「にしても、30分で7回って」

輝子「フヒヒ…たくさん、ぶつけられたね…」

小梅「ど、どうして…そんなに投げられたのかな…?」

杏「鬼の絵がプリントされてるシャツでも着てたとか?」

輝子「フヒ…それはぶつけられても仕方ないな…」

小梅「う、うっかりさん…」

杏「もしくは、外があまりに寒くて鬼みたいな顔になってたとか」

輝子「えっ…」

杏「寒ぅー!クワーッ!って」

小梅「お、怒って…鬼みたいな顔になるっていうのは…あるけど…」

杏「じゃあ、寒さにブチ切れて鬼みたいな顔になったということで」

杏「なんでこんな寒いんだよふざけんなー!クワーッ!て」

小梅「な、なるほど…」

輝子「さ、寒さのあまりに顔が真っ青になって…青鬼に見えたとか…」

杏「あー、そっちかぁ」

小梅「ブルーベリー…」

杏「おいかけっこかな?」

杏「ハガキは節分ネタだったけど、時期的にはもうバレンタインも終わっちゃったねぇ」

輝子「事務所に…チョコいっぱい来てた…」

小梅「み、みなさん…ありがとう、ございます…」

輝子「手紙とかは…全部、読んでるよ…フヒッ」

杏「あぁ、そうそう。それで、杏宛に届いたので1個ここで紹介したいのがあって」

小梅「えっ…ファンレターを…?」

輝子「よ、読んでも良いのか…?」

杏「だって、手紙にラジオネームって書いてるんだよ。ここで読めって事だよね、絶対」

小梅「ら、ラジオネーム…」

輝子「か、確実に…この番組聞いてる人だね…」

杏「というわけで紹介するよ。ラジオネーム『2014年もダンサブル』さんから」

杏「この時点でズルいもん」

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杏ちゃん、いつも応援してます!

飴玉を送るので、これでお仕事頑張って下さい!

あ、お返しは、西園寺琴歌ちゃんのメールアドレスでいいです。
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杏「おかしいよね」

輝子「フヒヒ…いつもの…メールアドレス要求…」

小梅「こ、こんなファンレター…初めて…」

杏「ファンレターでネタハガキを投稿して来るのはモウヤメルンダ!」

杏「さてさて、そんな感じで早速ゲストを呼んじゃおう~」

輝子「今日のゲストは…誰だろうね…フヒヒ」

小梅「じゃ、じゃあ…今日の…ゲストを、呼ぶね…」

小梅「今日の…ゲストは…この方です…」


I'm Calling the STAR RISE♪

夕闇に 輝き出す 願いたち~♪

この手の中 降りてきて 流れ星…♪


杏「うわー懐かしい」

小梅「うーん…わ、わからない…」

輝子「私も…知らない曲だ…」

杏「杏は誰が来るか分かったよー」

珠美「ふふふ、満を持して珠美登場です!」

小梅「あっ…珠美ちゃん…」

輝子「ど、どうも…フヒヒ」

杏「やほー」

珠美「皆さんこんにちは。本日はよろしくお願いします!」

珠美「ところで、さっきの曲は珠美とどのような関係が…?」

杏「あぁ、剣道アニメのOP曲なんだよ」

珠美「なんと、そうでしたか。剣道アニメ…興味がありますな!」

杏「なかなか面白かったよー。今度DVDを貸してあげよう」

珠美「おぉ、ありがとうございます杏さん!」

杏「よく空耳で、あんこ入りパスタライス♪なんて言われてたねぇ」

小梅「あ、あんこ入り…パスタライス…」

輝子「どんな料理なんだ…」

杏「杏が見たやつは、ご飯とパスタを炒めて、それに抹茶アイスを混ぜて」

杏「最後にあんことホイップクリームとフルーツを盛り付けてたかな…」

珠美「実際に作った人がいるのですか!?」

杏「しかも普通に完食してた」

珠美「なんと…」

小梅「お、美味しいのかな…?」

輝子「炭水化物の塊だな…フヒヒッ」

杏「さてさて、ツイッターの方は…」

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珠ちゃんきたああああああ
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珠ちゃんカワイイヤッター!
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久しぶりの小学生ゲストですね(ゲス顔)
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ケンドーの熟練者であれば実際ニンジャを討ち取ることも可能である
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珠美「小学生ちゃうし!高校生だし!」

珠美「それに見てください!…あ、ラジオだから見れないですけど!」

珠美「4人の中で、珠美は1番背が大きいのですよ!」

小梅「あ…そ、そうだね…」

輝子「わ、私と小梅は142cmで…杏さんは139cmで…」

杏「珠美が120cmだっけ」

珠美「145cmです!!120cmだと一番小さいじゃないですか!」

杏「そんな大した差じゃないじゃんー」

珠美「この数cmの差がとても重要なのです!」

杏「お、おう…」

珠美「今日は、一番背の高い珠美お姉さんにどーんとお任せあれ!」フンスフンス

杏「いや、杏の方が年上だからね」

珠美「…あっ、そうでした…」

杏「じゃあ、珠美、改めて自己紹介よろしくー」

珠美「分かりました!皆さんこんにちは、脇山珠美です!」

珠美「今日はよろしくお願いいたします!」

杏「非常に弄り甲斐がありそうでいいね、うんうん」

珠美「な、何を言いますか!珠美で遊んではいけません!」

杏「ほれほれーぃ」ナデナデ

珠美「あっ、あっ、いけません!頭を撫でては!今日は硬派な珠美で行くんですから!」

杏「熱血硬派たまみちゃん?」

珠美「何ですかそれは!?」

杏「竹刀一本で不良や暴走族に立ち向かう珠美」

珠美「珠美はそんな事しませんよ!?ちょっとカッコいいですけど!」

杏「輝子と小梅も撫でたれ撫でたれー」

小梅「あ…う、うん…えへへ…」ナデナデ

輝子「フヒヒ…」ナデナデ

珠美「あっ、輝子ちゃんと小梅ちゃんまで!?いけません、いけません!」

珠美「おかしいです!こんな筈では~!」

杏「身長の違いが、お姉さん力の決定的差ではないことを教えてやる!」

珠美「な、なんですと!?」

小梅「あ、杏さんが…凄く楽しそう…」

輝子「杏さんは弄られキャラが大好きだからな…フヒヒッ」

杏「じゃ、そんな感じで小梅提供よろしく~」

小梅「あ…う、うん…じゃ、じゃあ…提供、言うね」

小梅「え…えっと、杏・輝子・小梅のシンデレラジオ」

小梅「この番組は…インテリオル・ユニオンの提供で、お送りします…」

杏「ミッションの『概要』とボーナスに定評のあるインテリオルさん」

珠美「?」

杏「珠美ならやっぱり両手ブレードかなぁ」

珠美「両手ブレード…二刀流、ですか?まるで宮本武蔵…!」

杏「なお、慣れないとフルボッコにされる模様」

輝子「い、いってみよー…フヒ」

Gamble, you gatta chance to make a Rumble!

ギリギリのステージ~♪

美世『ブロロンブロロン!』

杏『ブーン』

Gamble, you gatta dive in to a scramble!

一ミリも迷わず~♪

小梅『ブ、ブンブーン…』

輝子『ブオーン…』

杏『杏』

輝子『輝子』

小梅『小梅の』

杏・輝子・小梅『シンデレラジオー!』

小梅「今回は…ゲストに、珠美ちゃんが…来てくれてるよ」

珠美「よろしくお願いします!」

杏「よく分からないジングルになってしまった」

輝子「フヒヒ…だね…」

珠美「今のは、レースか何かですか?」

小梅「う、うん…そんな…感じ…」

杏「峠を攻める杏達」

小梅「え…えっと…こ、今回も…ゲストへの…質問メールが、沢山来てるよ…」

珠美「おぉ、ありがとうございます!」

杏「それじゃ、メール紹介していくよ~」

杏「ラジオネーム『そら豆』さんからだよ」

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珠ちゃんに質問です。

竹刀だと思って振っていた物が、物干し竿だったことはありますか?
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珠美「はい!?」

小梅「物干し竿…な、長いね…」

輝子「持つのも一苦労だ…」

杏「ゲームでもネタ武器としてあるからねー。物干し竿」

珠美「あの、この質問は何ですか!?」

杏「竹刀だと思ってたら物干し竿だったことある?」

珠美「ありません!」

輝子「ですよねー…フヒ」

杏「まぁまぁ、まだ軽いジャブ程度だし、どんどんいっちゃおー」

珠美「これよりもっと妙な質問があるんですか?」

杏「というより、妙な質問しかないよ」

珠美「珠美、少し不安になってきました…」

小梅「が、頑張ってね…」

杏「次ー。ラジオネーム『中将』さんからだよ」

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珠ちゃんに質問です。

雪合戦で、雪玉の代わりにアッツアツのコロッケをぶつけてやりたいアイドルは誰ですか?
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珠美「コロッケを!?」

杏「ダメージ大きそうだなぁ」

輝子「あ、熱いね…」

小梅「衣が…刺さっちゃいそう…」

杏「何コロッケが一番ダメージ大きいかなぁ」

輝子「クリームが…入ってるヤツかな…」

杏「あー、確かに。クリーム付いたらなかなか取れないもんね」

小梅「カ、カニクリームコロッケとか…?」

杏「あー、熱いねー。珠美、誰にぶつけたい?」

珠美「誰にもぶつけたくありません!あと、食べ物を粗末にしてはいけませんよ!」

杏「珠ちゃんは硬派だなー」

珠美「ぼ、棒読み…!」

小梅「しょ、商店街とかで売ってるコロッケ…す、凄く、美味しそうに見える…」

輝子「フヒヒ…分かる…」

珠美「誘惑に負けて、ついつい買ってしまいますね…」

杏「これはラジオネーム『スパーク』さんからだよ」

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珠ちゃんに質問です。

お仕事以外で、知らない人の家の郵便受けに挽肉を詰め込んだことはありますか?
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珠美「ありません!」

杏「お仕事以外では?」

珠美「お仕事でもありません!」

輝子「ポストに…挽肉…」

小梅「ホラーっぽくて…いいかも…」

杏「ポスト開けたら生肉がギッシリとか気持ち悪すぎるよ」

珠美「ヒィィ!グロテスクなのはやめてください~!」

小梅「グ…グロテスク…面白いよ…?」

珠美「お、面白い!?」

小梅「オ、オススメの…映画、あるから…今度、い、一緒に…見よう…?」

珠美「ヒッ!?え…えーっと、そそそそうですね、機会があれば…!」

小梅「う、うん…他にも…色々、用意するから…えへへ」

珠美「わ、わーい…あは、あはは…」

杏「珠美がどんどん追い詰められていく」

輝子「崖っぷちだね…フヒッ」

杏「質問メールはこんな感じかな?」

珠美「へっ、もう終わりですか?」

杏「うん」

珠美「えっ、えっ、ちゃんと普通の質問も用意してるとか、そういうことでは…」

小梅「な、ない…よ…?」

珠美「えー!?」

杏「まぁまぁ、ほら、変化球にも柔軟に対応する為の鍛錬だと思って」

珠美「なるほど!流石は杏さん!」

珠美「そういうことなら、どんどんお願いします!」

杏「CMの後もコーナーやるからね。そっちもよろしくー」

珠美「分かりました。珠美、全力で参ります!」

杏(珠美はちょろいなぁ)

輝子(杏さんに上手く乗せられてる…)

杏「はい、というわけでコーナーいくよー」

杏「今日は折角珠美がゲストに来てるから、このコーナーいってみよー」

杏「小梅、よろしくー」

小梅「う、うん…それじゃあ…」

小梅「『帰ってきた、小梅のホラーちょっと見てみませんか』…」

小梅「私のオススメの、ホラー映画やグッズを紹介したり…」

小梅「リスナーさんから届いた…怪談等を紹介するコーナーです」

珠美「」

杏「久しぶりだねぇ」

輝子「だ、だね…フヒヒ」

小梅「ひ、久しぶりだから…う、嬉しい…」

杏「今回は、最初の頃に送られてきてたヤツを紹介していくよー」

珠美「ちょっと待ってください!」

杏「ん、どしたの?」

珠美「あの、台本には『ブラックシンデレラ』というコーナーをやると書いてるのですが…!」

杏「あ、それ、嘘」

珠美「えぇー!?」

杏「みんな、赤い線が引いてある台本持ってるよね?」

輝子「も、持ってる…」

小梅「だ、大丈夫…」

杏「スタッフもみんな持ってるね」

珠美「珠美だけ、別の台本を渡されていたということですか!?」

杏「ほら、変化球に対応する鍛錬だから」

珠美「変化球どころか、騙まし討ちされてるのですがー!?」

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突 然 の フ ェ ス
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祭りきたああああああ
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のりこめええええええ
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懐かしいコーナーだぁ…
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珠ちゃん冷えてるかー?
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バッチェ冷えてますよ~
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杏「あー、いいね、みんな盛り上がってるよ」

輝子「み、みんな大好きな…フェスだからな…フヒヒ」

小梅「す、凄いね…一気に、速度が…」

杏「早すぎて読み込みが追いついてないよ」

珠美「ど、どうしてそんなに楽しそうなんですかー!?」

杏「まぁ、でも、珠美はホラー平気だよね?」

珠美「へっ?……とととと、当然です!珠美が恐れる物など…!」

珠美「ちょっと台本と違うことに驚いただけで、決してホラーに怯えているわけでは…!」

杏「じゃあ大丈夫だよね。久しぶりのコーナーだし、小梅はりきっていこうー」

小梅「う、うん…えへへ…」

珠美「あわわわ…」

輝子「だ、大丈夫…?」

珠美「も、勿論!珠美は至って冷静です!」

小梅「じゃ、じゃあ…まずは、怪談から…」

珠美「こ、怖い話ですか!?た…珠美は平気だし!なんともないし…!」

小梅「ラジオネーム『きっこ』さんから」

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これは、私が通っている学校の花壇にまつわる話です。

私の通っている学校の中庭には、大きな花壇があり

季節ごとに様々な花が植えられていて、生徒達の憩いの場として親しまれています。

しかし、花壇の中に1箇所だけ、全く花が咲かない場所があるのです。

他の場所と全く同じ物を植え、同じ育て方をしているのに

何故かそこだけ花が育たず、種や球根が腐ってしまうそうなのです。

その為、その場所はもう何年も放置されているそうなのですが

私はどうしても気になり、いつも花壇の管理をしている用務員さんに聞いてみました。

今から約30年前、生徒が屋上から転落する事故があったそうです。

その頃はまだ屋上が施錠されていなくて、生徒が自由に出入りできたそうなのです。

転落した生徒は…そう、ちょうど花壇の花が咲かない場所と全く同じ場所に転落。

そのまま帰らぬ人となったそうです。

花壇の花が咲かないのは、その転落死した生徒の呪いなのかもしれません…。
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珠美「ヒィィ…!」

杏「なるほどねぇ」

輝子「こ、こういう事って…あるのか…」

小梅「うん…未練のある霊が…亡くなった場所に留まって、何か影響を与えたり…」

珠美「怖くない怖くない怖くない…!」

小梅「じゃ、じゃあ…次は…心霊写真を…紹介するね…?」

杏「うわ、でたよ」

輝子「ヤ、ヤバいヤツ…」

珠美「し、心霊写真ですと…!?」

小梅「こ、これは…ラジオネーム『キャスト』さんから…」

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去年の夏に、家族で山にキャンプに行ったのですが

その時に撮った写真の1枚に、妙なものが映りこんでいました…。
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小梅「そ、それが…この写真…」

杏「ホームページの方にもアップされてるから、気になる人は見てね」

杏「内容が内容だから、ツイッターの方ではアップしないから気をつけてね」

輝子「これは…や、山の中だな…」

珠美「綺麗な川が…流れていますな」

杏「うーん、見たところ普通の風景写真だけどね」

輝子「ど、どこかに…おかしなところが…」

珠美「うぅ、見たくないのに探してしまう…!」

小梅「じゃ、じゃあ…正解…」

小梅「え、えっと…この、川のすぐ近くにある、木の根元…」

杏「ん?……うわっ!これ顔?」

輝子「じ、地面から…生えてるような…」

珠美「ヒャアア!?」

小梅「そ、そう…ここに…顔が…ある……」

杏「これは…どういう霊なんだろうね」

輝子「う、埋められたのが…出てきてるような…感じ…?」

小梅「んー…お便りには、どこの山かは書いてなかったし…」

小梅「しゃ、写真だけだと…何とも、言えないけど…」

小梅「何かの…事故や、事件に巻き込まれた人の…霊なのは…間違いないと思う…」

杏「なるほど…」

輝子「み、水の近くは…霊が出やすいっていうのは…私も聞いた事あるな…」

小梅「う、うん、そうだね…よく、言われる…」

珠美「あわわわ…!」

杏「珠美、写真から離れようとしてもしょうがないと思うよ」

小梅「さ、最後は…私から…」

杏「おっ」

輝子「ど、どんな話が…」

珠美「あ、あまり怖すぎると、リスナーのみなさんも怖いかもしれないですし…!」

杏「珠美のそれはツッコミ待ち?」

小梅「え、えっと…それじゃあ、話すね…?」

ガタッ

珠美「!?」

杏「ん、どうしたの珠美?」

珠美「え、今、そこのロッカーから音が…」

輝子「き、気付かなかった…」

小梅「私も…」

杏「気のせいじゃない?」

珠美「そ、そんな筈は…!」

タスケテ…

珠美「ヒャアアア!?」

杏「ちょ、珠美どうしたのさ」

珠美「いいいいい今、誰かが『助けて』って…!」

杏「…聞こえた?」

小梅「う、ううん…」

輝子「何も…」

杏「アレだよ。怖い怖いと思ってるから、何でも心霊現象みたいに感じちゃうんだよ」

珠美「そ、そうなのでしょうか…?」

杏「実際、杏達は何も聞こえてないし…ねぇ?」

小梅「う、うん…」

輝子「な、なんともない…」

珠美「…わ、分かりました。では、もう少し落ち着いて…すぅ…はぁ…」

杏「落ち着いた?」

珠美「はい!すみません小梅ちゃん、どうぞ話の続k」

ガタガタガタ!!バターン!!!

珠美「ヒャアアァァァァ!!!ヒャア!?やだあぁぁぁ!?」

杏「珠美落ち着いて、ロッカーから出てきた人をよく見て」

珠美「やだやだぁ!!おば…け……?」

『あ、どうも』

珠美「…えっ、どなた…ですか?」

杏「この番組のサブ作家さんです」

珠美「…えっ?」

小梅「え、えっと…ドッキリ…大成功…」

珠美「えええええええええええ!?」

珠美「どどどどど、どういうことですか!?」

杏「つまり、そういうこと」

珠美「ヘレンさんのモノマネはいいですから!」

杏「まぁ、どういうことって言われても、ドッキリとしか言いようが」

珠美「ひ、酷いですよみなさん!?」

杏「ごめんごめん、珠美が可愛いから意地悪したくなっちゃって」

珠美「そ、そういうことならしょうがないですね、えへへ…って、なりませんからね!?」

杏「ダメだった」

珠美「やっぱり、『助けて』って声も、珠美の幻聴じゃなかったんですね…!」

小梅「あ、あれは…私の声…です…」

珠美「え、アレ小梅ちゃんだったんですか!?あまりに迫真の演技過ぎて…」

杏「杏と輝子も事前に聞かせてもらったけど、凄いそれっぽくてビックリしたよ」

輝子「さ、流石…小梅だな…」

小梅「えへへ…」

珠美「はぁ…珠美はなんだか凄く疲れてしまいました…」

杏「よしよし、ごめんねビックリさせて」ナデナデ

珠美「う~…もっとナデナデしてくれないと許してあげません!」

杏「はいはい」ナデナデ

小梅「と、というわけで…『帰ってきた、小梅のホラーちょっと見てみませんか』…でした…」

杏「それじゃ次のコーナーいくよー」

杏「『目指せご褒美!アイドルバトル』~」

杏「パーソナリティチームとゲストでバトルをして、ご褒美ゲットを目指すコーナーだよ」

杏「杏達が勝てば、勝った人数に応じたポイントが貰えて、それが一定数溜まればご褒美ゲット」

杏「ゲストが杏達に勝てば、その場でご褒美が貰えるよ~」

杏「杏達全員に勝てば、豪華なご褒美が貰えるから、ゲストも頑張ってね~」

杏「現在パーソナリティチームのご褒美ポイントは2。ご褒美獲得まであと18ポイントとなってるよ」

珠美「も、もうドッキリとかはないですよね!?」

杏「ないない。このコーナーは普通だから」

小梅「こ、この、シンデレラボックスに…お題が、入ってるから…一つ…」

珠美「わ、分かりました…信じますからね!」ガサゴソ

輝子「こ、今回の…バトルの、内容は……」

珠美「知恵の輪バトル!」

珠美「知恵の輪に挑戦してもらいます。何種類か用意したので好きな物に挑戦して下さい」

珠美「物によって難易度が違うので注意!」

珠美「より早い時間で解いた人の勝利です!…だそうです!」

杏「知恵の輪かぁ」

小梅「あ、スタッフさんが…持って来てくれた…」

ジャラジャラ

輝子「い、色々…あるな…」

珠美「どれも一筋縄ではいかなそうですな…!」

杏「サイキック力技で外すのはアリ?」

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ダメです
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杏「ですよねー。ま、杏そんな力ないし、疲れるからやらないけど」

珠美「女性が知恵の輪を力技で解くのは難しそうですな…」

杏「茜ならワンチャン」

珠美「あ、茜さんですか…なるほど…」

杏「うーん、じゃ、杏はこの魚のヤツにしようかな」

杏「これは…鯛かな」

小梅「じゃ、じゃあ…私は…この、鍵のに…するね…」

輝子「私はこの蟹のヤツにするよ…フヒッ」

珠美「では、珠美はこの音符の知恵の輪に挑戦します!」

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では、一斉に始めるので選んだ知恵の輪を自分の前に置いて下さい
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杏「はいよー」

小梅「わ、分かりました…」

輝子「か、簡単なヤツだと…いいな…」

珠美「精神を集中させて…!」

杏「こずえの時のルービックキューブ対決を思い出す」

輝子「フヒ…わ、分かる…」

小梅「こ、こずえちゃん…凄かったね…」

『それでは皆さん!準備はいいですか?』

珠美「!?」

小梅「こ、この声…」

輝子「フヒヒ…久しぶりだね…」

杏「これ好きだねぇ」

『ガンダムファイト!レディー!ゴー!』

杏「パパっと解いちゃいますかー」カチャカチャ

小梅「お、落ち着いて…やらないと…」カチャカチャ

珠美「そうですね、焦っては解けるものも解けなくなってしまいます」カチャカチャ

珠美(さっきのは一体なんだったんでしょうか…)

輝子「え、えっと…こうして…」カチャカチャ

杏「んー……」カチャカチャ

輝子「き、聞いてる人は…どういう状況か分からないだろうね…フヒッ」

小梅「た、確かに…」

珠美「ラジオですからな…知恵の輪が今どういう状況かを説明するというのも難しいですし…」

『30秒経過』

杏「んー、ヒレが絶妙に邪魔してくるなぁ」カチャカチャ

小梅「こ、この…溝の部分に通せばいいと…お、思うんだけど…」カチャカチャ

杏「その溝の部分に持っていくのが難しいんだよね」

小梅「う、うん…」

珠美「こうすればあとは1本道…あれっ」ガチッ

珠美「お、おかしいですね…こんなはずでは…」

輝子「わ、私…難しいのを選んでしまったかもしれない…」カチャカチャ

杏「蟹の形が明らかに複雑だもんね」

小梅「しょ、輝子さん…頑張って…」

『1分経過』

輝子「コーナーが終わるまでに…解けるかどうか…フヒ」カチャカチャ

杏「解けるまで帰れないとかやめてね」

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知恵の輪みんなで10個解くまで帰れま10?
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杏「やめろぉ…っと、よし解けた」

輝子「お、おぉ…」

小梅「杏さん…は、早い…」

珠美「やりますね…!」

杏「簡単でよかった」

『1分30秒経過』

珠美「こうすれば、今度こそ…よし、珠美も解けました!」

杏「おっと、珠美が解いたか。じゃあ、一応これで結果は決まりだねー」

杏「あとは輝子と小梅、どっちが先に解くかだね」

輝子「む、難しい…」カチャカチャ

小梅「い、急がないと…」カチャカチャ

珠美「輝子ちゃんも小梅ちゃんも、焦りは禁物ですよ!」

杏「落ち着いて頑張れー」

珠美「珠美は折角ですので、解いた知恵の輪をまた繋げてみます!」

杏「あぁ、解いてまた戻すまでが知恵の輪だもんね」

『2分経過』

杏「これ、二人とも解けなかったらどうなるの?」

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一応制限時間も設けてます
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杏「なるほどー」

珠美「できれば、全員が解けるまで見届けたいですが…」

杏「まぁ、放送時間の事もあるししょうがないね」

小梅「………」カチャカチャ

輝子「………」カチャカチャ

杏「すっごい集中してる」

珠美「むむ、戻すのも難しいですな…」カチャカチャ

『2分30秒経過』

小梅「あっ…こ、これで…解けた…!」

杏「おぉ」

珠美「やりましたね、小梅ちゃん!」

杏「輝子はどんな感じー?」

輝子「フヒ…む、難しいです…」カチャカチャ

杏「それ、どこから外すの?」

輝子「た、多分…ここに持っていけばいいと…思う…」

杏「あー…」

輝子「か、蟹の体にひっかかって…なかなか…」

珠美「これは手強そうですな…」

『3分経過』

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あと1分です
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杏「あと1分だってさー」

小梅「輝子さん頑張って…!」

輝子「が、頑張るよー…フヒ」カチャカチャ

珠美「見ているだけでも少しハラハラしますね…!」

輝子「も、もし解けても…最下位確定という…フヒ」

杏「ま、まぁ、頑張れ」

『しゅーりょー』

杏「おっと、時間切れだねー」

輝子「ダ、ダメだったか…」

杏「とりあえず杏達で進行するから、輝子はもうちょっと頑張ってても大丈夫だよ」

輝子「じゃ、じゃあ…そうするよ…フヒ」カチャカチャ

杏「というわけで、結果はこんな感じになったよー」

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1位:杏 1分18秒

2位:珠美 1分37秒

3位:小梅 2分40秒

4位:輝子 挑戦中
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珠美「もう少しで杏さんにも勝てそうだったのですが…!」

杏「どやっ」

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ちなみに、杏ちゃんのが1番簡単で、あとの3つは同じ難易度です
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小梅「そ、そうだったんだ…」

杏「杏、ラッキーだったねぇ」

珠美「輝子ちゃんの、珠美と小梅ちゃんのと同じ難易度なのですか…」

輝子「ぜ、絶対…難しいこれ…」カチャカチャ

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輝子ちゃん頑張れー
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1ヶ月ぐらいかけてやっと解けたヤツとかあったなぁ
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浅知恵の輪とかいうネタがありましたね…
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珠美「あ、浅知恵の輪…」

杏「杏もその画像見た事ある」

輝子「フヒッ…と、解けた…!」

杏「おぉ、やったじゃん」

珠美「おめでとうございます!」

小梅「よ、よかったね…輝子さん…!」

輝子「い、一時はどうなることかと…」

杏「そんな感じで、杏が珠美に勝ったから、ご褒美ポイントは1だね。これで合計3ポイントだよ」

小梅「あと17ポイント…」

杏「そして、珠美にはレア賞のご褒美をプレゼントー」

輝子「レア賞は…これだね…ど、どうぞー」

珠美「ありがとうございます!何が入ってるのでしょう…」

杏「ホラーDVDとか?」

小梅「!」ガタッ

珠美「ヒィ!や、やめて下さい!」

珠美「おぉ、これは刀型の折り畳み傘!」

杏「あー、あやめが持ってたねぇ」

珠美「珠美も鎌倉のお店で見かけて、気になっていたのです」

輝子「じ、実用的なご褒美だね…フヒ」

小梅「に、日常でも…使える…」

珠美「ふふふ、これは良い物を頂きました。ありがとうございます!」

杏「変わった傘と言えば、骨の部分が光る傘とかあるらしいよ」

珠美「なんと、光る傘ですか」

輝子「め、目立つね…」

小梅「夜とか…安全かも…」

杏「ビームサーベルみたいな」

輝子「わ、私も…キノコ型の傘とか…欲しいな…フヒ」

杏「カサだけにね」

輝子「フヒヒ…そ、そう…カサだけに…」

珠美「上手い事言いますね…」

杏「というわけで、『目指せご褒美!アイドルバトル』でした~」

小梅「つ、次は…お知らせのコーナー、です」

小梅「『ドキッ☆アラサーだらけの水着大会』が開催中です…」

杏「うわキt…って、やめなさい」

小梅「ほ、本当は…『第15回プロダクションマッチフェスティバル』です…」

小梅「今回も…イベントの様子が後日、テレビ放映されるので…お楽しみに…」

杏「上位はこずえだよー」

輝子「ついにきたね…」

小梅「こ、こずえちゃん…おめでとう…」

珠美「おめでとうございます!」

杏「こずえもついにSR昇格かぁ…」

珠美「妹の成長を見守る姉の顔のようですね…」

杏「ただ、こずえは元から出来る子だったから成長したというか、なんというか」

杏「真の姿を見せた、みたいな」

輝子「フヒヒ…強そうだ…」

杏「あとは夏美さんもSR昇格だねー。おめでとー」

杏「ヘレンとワールドワイドなユニットを組んで欲しい」

輝子「フヒヒ…世界レベルのユニットだな…」

杏「ユニット名はワールドクラスだね。飛行機の座席的な意味で」

小梅「う、うまい…」

珠美「やりますな…杏さん」

小梅「限定ガチャ、セクシーパンサードリームチャンスガチャが開催中です…」

小梅「梨沙ちゃんのコスト19、肩書き付きの新SRが登場です…」

小梅「肩書きを設定すると、アイドルが新お仕事演出のローディングキャラとして登場します…」

杏「梨沙、SR昇格早かったねぇ。おめでとー」

小梅「お、おめでとう…ございます…」

輝子「フヒ…おめでとう…」

珠美「おめでとうございます!」

杏「柑奈とライラも近い内に来るかな?」

杏「にしても、なんか新しいタイプのガチャきたよ」

小梅「ふ、福引…みたいだね…」

輝子「商店街とかで…よくあるヤツ…」

珠美「珠美は、ポケットティッシュやお菓子しか当たったことがありません…」

杏「まぁ、そんなもんだよねー」

小梅「ガ、ガラガラ…回すだけでも…ちょっと楽しい…」

輝子「フヒ…分かる…」

珠美「ガラガラを回す感覚と、何が出てくるかのドキドキ感がいいですね!」

杏「そして出てくる白い玉」

珠美「うっ…し、仕方ないです」

小梅「さ、最後に…CGプロの…新しい、仲間を…紹介します…」

小梅「一ノ瀬志希さん、浅利七海ちゃん、佐藤心さんの3名が」

小梅「新しく…やってきました…皆さん、応援、よろしくお願いします…」

杏「新しい子スカウトしてくる度にキャラが濃くなってる気がするんだけど」

輝子「そ、そうだね……」

珠美「凄い方達ですね…」

杏「心さんの年齢で一番驚いたよ」

小梅「う、うん…」

杏「菜々さんと違って、弄るとガチでシメられそうだからやめておこう…」

珠美「いえ、菜々さんも弄るのをやめてあげた方が…」

杏「それは断る!」

珠美「えー…」

小梅「七海ちゃんは…葵ちゃんや、肇さんと仲良くなりそう…」

杏「同じ魚と釣り仲間だもんねー」

輝子「し、志希さんの…アヤしい科学実験っていうのは…」

杏「晶葉と合わさり事務所が大変な事になる」

杏「そんな感じで、リスナーのみんなも新しい子をよろしくねー」

杏「というわけで、ここで1曲ー。『アタシポンコツアンドロイド』~」

小梅「え、エンディング、です……」

杏「珠美、今日はどうだったー?」

珠美「はい、とても楽しかったですよ!」

杏「あのコーナー以外は?」

珠美「うぅ、まさかドッキリを仕掛けられるとは…」

輝子「フヒヒ…」

杏「じゃあ、最後にメールを紹介するよー」

杏「ラジオネーム『ガラスの意志』さんから」

杏「脆そう」

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今日は徹底的に珠ちゃんを弄り倒すんだろうなと思っていたら

まさか、こんな面白企画まで用意されてるとは思いませんでした。

本当にこの番組はリスナーを笑顔にしてくれる素晴らしい番組ですね。
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杏「ありがとう」

小梅「ツ、ツイッター…凄く、盛り上がってたね…」

輝子「よかったね…フヒヒ」

珠美「もう、ドッキリはやめて下さいね!?」

杏「まぁまぁ、リスナーは喜んでくれたし」

珠美「うぅ、複雑な気分です…」

杏「こんなメールも来てるよー」

杏「ラジオネーム『といとい』さんから」

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ついに3人目の犠牲sy…英雄が生まれましたね。

初登場でいきなりフェスとは災なn…流石珠ちゃんですね!
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杏「そうだね」

珠美「今、犠牲者とか災難って言いかけましたよね!?」

杏「なんのことかな?」

珠美「あと、3人目という事は、珠美以外にもドッキリをしかけられた人が…?」

小梅「菜々さんと…愛海さん…」

輝子「ど、どっちも…2回目の時だったんだけど…」

杏「今回は初登場にも関わらずドッキリを仕掛けるって言う」

珠美「なんということを…」

珠美「ちなみに、お二人にはどんなドッキリを?」

杏「菜々さんには、無断で菜々さんの家にユッキとチビッコ達を派遣して」

杏「家の中を勝手に掃除するっていうドッキリを」

杏「愛海には、真奈美さんと清良さんをサプライズゲストで呼んで」

杏「愛海がお山の話をする度に、二人からおしおきを受けるってドッキリを」

珠美「な、なんという恐ろしいことを…」

輝子「よ、よく考えると…凄いことしてるよね…フヒヒ」

珠美「よく考えなくても凄すぎると思いますが…」

小梅「じゃ、じゃあ…杏・輝子・小梅のシンデレラジオ、今日は…ここまで…です」

小梅「お相手は、白坂小梅と」

輝子「星輝子…と」

杏「双葉杏と~」

珠美「脇山珠美でした!」

小梅「また来週…」

輝子「ヒャッハァーー!!終了だァーーー!!」

杏「ばいばい~」

珠美「またお会いしましょう!」

杏「あ、珠美の後ろに」

珠美「ヒャア!?や、やめて下さい~!」

杏「わはは」

―番組終了後―

小梅「お疲れ様でした…」

輝子「お疲れ様…フヒヒ」

杏「おつかれー」

珠美「お疲れ様でした!」

杏「珠美、今日は夜一人で眠れないんじゃない?」

珠美「し、失敬な!夜ぐらい一人で寝れますし!平気でし…平気です!」

杏「噛んだ」

珠美「それにしても、ロッカーの中にスタッフさんを入れたり、恐怖ボイスを流したり」

珠美「ダンボール箱を動かしたり…本当に手の込んだドッキリでしたね…」

杏「え、ダンボール箱?」

珠美「ロッカーからスタッフさんが出て来た事に驚きすぎて、言うのを忘れてましたけど…」

珠美「そこのダンボール箱が、誰も触ってないのに動いてましたよね?」

杏「なにそれ、そんなの仕掛けてないよ」

小梅「う、うん…それは…やってない…」

輝子「スタッフさんも…知らないって言ってる…」

珠美「えっ?」

杏・輝子・小梅「……え?」

―その頃事務所では―

P「ちひろさんはホラーって苦手です?」

ちひろ「うーん…人並みには苦手ですよ。プロデューサーさんは?」

P「割と平気な方ですよ」

ちひろ「モバコイン通帳は?」

P「やめろ」


おしり

ちひろさんに声付いちゃったよ…やべぇよ…やべぇよ…

見てくれた人ありがとう

改行制限がキツかった…

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