八幡「あれ、雪ノ下か?もう10年ぶりくらいじゃねーか」 (164)

立つかな?

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1384690117

いやっほおおおおおおおお

すいません。開始までもちょっとかかります。
どなたか前スレの内容をコピペしといてもらえませんか?

>>1だけどここでいいの?

雪乃「…?」

雪乃「もしかして…ひき…ひき…ヒキニートくんだったかしら?」

雪乃「全く会わないと思ったらこんなところでなにしているの?」

八幡「人を自宅警備員みたいな言い方しないでくれる。これでも今では立派な社会人なんだけど」

雪乃「貴方が社会人なんて笑わせるわね。貴方のせいで日本企業がどれだけの被害を受けるかわかってるの?」

八幡「なんでだよ。俺が働いたからって日本経済が落ちぶれたりしねーよ!」

八幡「それよりほら、出て来いよ」

女の子「やっ…やっはろー…」

雪乃「!? 貴方、社会人なったと言っておきながら、何故誘拐なんて真似をしてるの?」

八幡「馬鹿、ちげーよ。こいつは俺の娘だ」

雪乃「娘…!? 貴方しばらく見ない間に妄想までするようになったの…?」

八幡「お前、そろそろ俺の話信じてくれないかな」

タタタ

唯 「もー!ヒッキー達歩くの早すぎ! ちょっとくらい待ってくれてもいいじゃん!」

女の子「ママー!」

貼り終わったら俺が書けばいいのか

結衣「はいはい、もっとゆっくりあるこうねー……ってもしかしてゆきのん!?」

結衣「え!?本当にゆきのん!?うっそー!超久しぶりじゃーん!元気だったー?」

雪乃「えっ、もしかして由比ヶ浜さんかしら? ちょっと人の目もある事だしボリュームを下げてくれないかしら」

結衣「あっ、ごめんね。でもゆきのんにあえて嬉しいよ!」

雪乃「ええ、私もまさかこんな街中で会えるとは思ってはいなかったわ」

雪乃「それと、比企ヶ谷君がさっきからおかしな事いうのよ。」

結衣「え?もしかしてうちのヒッキーがなにかやったの?」

八幡「別に何もやってねーよ」

雪乃「比企ヶ谷君がこの女の子を自分の娘だと言い張るのよ」

雪乃「残念だけど、もう独房行きだわ…」

八幡「何で警察とか飛ばして独房へ行くかな」

結衣「え?この子は私達の娘だよ?ねぇ、ヒッキー?」

八幡「さっきからそう言ってるんだがな…」

雪乃「……貴方たちの娘…?」

雪乃「……えっ…あっ…えっ、それは…本当なのかしら?」

八幡(こいつ…動揺しかけたの抑えやがったぞ…)

結衣「本当だよ。結婚式はお金がなくてできなかったけどいつかやるんだ!」

雪乃「そ……そうだったの…知らなかったわ…」

結衣「え?嘘!?ちゃんと手紙は出したはずなんだけど…」

雪乃(……きてないわね)

結衣「えへへ……///だから、私ももう由比ヶ浜じゃなくなったんだ」

結衣「見て、この指輪!ヒッキーが買ってくれたんだよ!」

八幡「まぁ、安いやつで悪いけどな」

結衣「ううん!お金の問題じゃなくてヒッキーからもらったってことが大事なの!」

結衣「一生大事にするからね…///」

八幡「お、おう…///」

雪乃「」

雪乃「…それじゃ、私はいくわね」フラァ

結衣「待って、ゆきのん、一緒に…」

結衣「行っちゃった…」

八幡「まぁ、あいつも急いでたんだろ。次あった時にでもゆっくり話そうぜ」

結衣「そうだね、いつかまた会えるよね」

女の子「ママおなかすいたー!」

結衣「はいはい、早く帰ろうね」

雪乃(まさか…まさか、比企ヵ谷君が由比ヶ浜さんと結婚するなんて…)フラフラ

雪乃(しかも娘まで…)

雪乃(なのに……)

雪乃(私は…)

雪乃(…)

比企ヶ谷家

結衣「ねぇねぇ、みてみて、ひっきー!」

結衣「今日はね、苺大福作ったんだよ、食べて食べて!」

八幡「お、おう…そんじゃ頂くわ…」ガリッ

八幡「グッ…」

八幡(い、苺大福のはずなのに中身がイチゴじゃない…だ…と…)

八幡(しかもなんだこれ…本当に大福か?硬すぎて何が何だかわかんねぇ…)

唯「ねぇねぇ、美味しい…かな?」

八幡「……う、美味いよ…この世のものとは思えない味だな……」

唯「ほんとにー!嬉しい!もっとあるからいっぱい食べて!」

八幡(俺のライフポイントはすでにゼロだぜ……)

結衣「そういえばさ、今日ゆきのんにあったじゃない?」

結衣「ゆきのん今なにしてるのかも知らないし、もっと話したかったなーって」

八幡「まぁ、そうだな。でもあいつの事だから親の会社でも継いだんじゃねーのか」

結衣「やっぱりそうなのかな。それならそうと言ってくれればいいのに」

八幡「ま、あいつなり忙しいし、そのうちまた会えるだろ」

結衣「そうだといいな」

八幡「だな」

結衣「ねぇ、今日さ、私なんかいつもと違うと思わない?」

八幡「なんだ、もしかして太ったのか」

結衣「もうっ!ちがうしー!ちゃんと見てよ!ほら!」

八幡「新しいパジャマきてんだろ?知ってるよ。すごいにあってんぞ」

結衣「気付いてるなら早く言ってよ!ほら、早く寝るよ!///」ギュッ

八幡「寝れなさそうだけどな…」



スズメ「チュンチュン」

結衣「ん…もう朝…」

結衣「あ、ひっきーまだ寝てる…」

結衣「えへへ…可愛いな…」

結衣「大好きだよ、ヒッキー」チュッ

結衣「さて、朝ごはん作らないと」

八幡「ん……もう朝か…」

八幡「会社行きたくねーな…」

八幡「おはよ」

結衣「あ、ヒッキーおはよ!」

女の子「おはよー!」

八幡「ん…全く、何でこうも朝から天気いいんだ…」

結衣「なにいってんの、ヒッキーー!天気いいほうがいいじゃん。ねー」

女の子「ねー」

結衣「はい、朝ご飯だよ」

八幡「おう。すまんな」

八幡(こいつの料理下手はどうしようもなかったが)

八幡(なんとか簡単な料理くらいできるようになってよかったよ)

女の子「いただきまーす!」

八幡「ふぅ…ごっそさん」

結衣「はーい」

八幡「お、そろそろ時間だな。行ってくるわ」

結衣「あ、まって!」

チュッ

八幡「お前もう行くたびにキスするのやめようぜ…」

結衣「えーいいじゃん。夫婦なんだし」

八幡「……まぁ、こいつが大きくなるまでならいいか」

八幡「じゃあいくわ」

結衣・女の子「いってらっしゃーい!」

八幡「おう、じゃあな」

結衣「よし、洗濯終わったー!」

結衣「あ、もうこんな時間!ほら、早く支度しないとバス来ちゃうよ」

女の子「はーい!」

結衣「着替えるから、バンザーイしてー」

女の子「バンザーイ!」

ブロロロロロ

女の子「あ、バス!」

結衣「タイミングバッチリだね!」

ガチャ

結衣「おはよー小町ちゃん」

小町「あ、結衣さん!おはよーございまーす!」

小町「結衣さん、お兄ちゃんとは上手くやってますか?」ニヤニヤ

結衣「えっと…」

女の子「ママとパパラブラブなんだよー」

小町「ほほー!そうですか!それはそれは…」

運転手「小町ちゃん、早く行くよ!」

小町「あ、はーい!それじゃ結衣さん、失礼しますね」

女の子「バイバーイ!」フリフリ

結衣「バイバーイ」フリフリ

結衣「ふぅ…とりあえず洗濯と掃除終わった」

結衣「ってもうこんな時間!お昼過ぎてるじゃん!」

結衣「そうだ、晩ご飯何にしようかなー。ヒッキーに聞いとけばよかった」

結衣「んー…カレーでいいかな」

ウィーン

ラッシャーセー

結衣「えっとー玉ねぎとー人参とー」

結衣「あと何かカレー入れるものあるかな?」

結衣「……流石にフルーツはダメだよね…」

結衣「あ、あとはお肉かなー」

結衣「えっとたしかお肉はこっちの方にあったような」

結衣「あったー!やっぱりカレーは牛肉だよね」

雪乃「あ」

結衣「へ?」

結衣「うっそー!ゆきのん!?」

雪乃「あら、由比ヶ浜さん」

結衣「今はもう比企ヶ谷だけどねww」

雪乃「そう、だったわね」

結衣「でもまた、あえるとおもわなかったよ!」

結衣「昨日はゆきのんすぐ行っちゃったし」

雪乃「そうね、でも私はすぐ会えると思っていたわ」ニコッ

結衣「え、そうなの?」

雪乃「ええ。前にも由比ヶ浜さんが買い物しているのを見たことがあるわ」

結衣「なんだー、知ってるなら声かけてくれれば良かったのに」

結衣「あ、そうだ!ここだとあれだからうちで話そうよ!」

雪乃「あら、お邪魔していいのかしら?」

結衣「いいっていいって!娘ももうすぐ帰ってくるし、ヒッキーも夜になったら帰ってくるし」

結衣「でも、ゆきのんが食材買いにくるってなんか珍しいね」

雪乃「そう?これでも私にも手料理を食べてもらいたい人がいたのよ」

雪乃「いえ、正確にはいると言った方が正しいのかしら」

結衣「ゆきのんにもそういう人出来たんだ!やっぱり料理を食べてくれる人がいると作りがいがあるよね!」

雪乃「ええ、まったくだわ」

ガチャ

結衣「ちょっと散らかってるかもしれないけど気にしないでね」

雪乃「お邪魔するわ。それにしても立派なお家ね」

唯「えへへ、そうかな~。でもゆきのんのマンションには負けるよ~」

雪乃「私が住むはずだったのに」ボソ

唯「ん?なにか言った?」

雪乃「いえ、なんでもないわ」

結衣「ゆきのん、コーヒーでいい?」

雪乃「ええ、大丈夫よ。悪いわね」

結衣「ううん、それにしてももう10年ぶりくらいだよね。元気だった?」

雪乃「ええ、それなりにね。由比ヶ浜さんも元気そうね」

雪乃「比企谷君はお元気なのかしら?」

結衣「元気だよ、ヒッキーが風邪なんて引くわけないしw」

雪乃「そう、安心したわ」ニコッ

結衣「なんか、ゆきのんがヒッキーの心配するなんて珍しい気がする」

雪乃「そうかしら?10年もあっていないのだから当然でしょう?」

結衣「そうかな…でもなんか私の思ってるゆきのんのイメージと違うっていうか」

結衣「高校のときのゆきのんってこんなにヒッキーのこと心配してなかったような…」

雪乃「もうあれから10年もたっているのよ。私も少しは大人になってるわ」

結衣「そ、そうだよね…」

ブロロロロロ

結衣「あ、幼稚園のバスきたっぽい」

雪乃「あら、もうそんな時間なのね」

ガチャ

小町「結衣さーん!ただいまでーす」

女の子「ただいまー!」ダキッ

結衣「はい、おかえりー」

小町「結衣さん結衣さん、後ろにいるあの人ってもしかして…」

結衣「そうだよ、ゆきのんが遊びに来てるの」

小町「そうですよね!ゆきのさん!久しぶりです!」

雪乃「本当に久しぶりね」

小町「お兄ちゃんが大学に入ってから全く会わなくなってしまいましたし」

小町「お兄ちゃん、すごい心配してましたよ」

雪乃「それは申し訳ないことをしたわ」

雪乃(比企谷君…私のことを心配してくれていたのね)

運転手「小町ちゃーん!」

小町「はーい!今行きまーす!」

小町「それじゃ失礼しますね」

結衣・女の子「バイバーイ」

雪乃「そういえば、比企谷君はいつ頃帰ってくるのかしら」

結衣「んーとね…多分あと1時間くらいしたら帰ってくるよ」

雪乃「比企谷君ともお話したいのだけれど、それまでお邪魔になってもよろしいかしら?」

結衣「もちろん!あ、どうせなら晩ご飯食べてってよ!」

雪乃「いつかのクッキーのようにはなって無かったらいただきたいわね」

結衣「もうそんなにひどくないから大丈夫!」

一時間後

ガチャ

八幡「あー、今日も大変だったわ…」

女の子「おかえりー!」

雪乃「おかえりなさい」

八幡「ただいまー。あー腹減ったわ」スタスタ

八幡「……ってなんでお前がここにいるんだよ」

雪乃「あら、いたら悪いかしら?」

八幡「いや、悪かねーけどさ…」

八幡「まさか昨日の今日でまたうちにいるとはな」

雪乃「あら、嬉しくないのかしら?」

雪乃「私はまた比企谷君と会えて嬉しいわ」

八幡「いや、俺も嬉しいけどさ」

雪乃「それに私のこと心配してくれていたんでしょ?」サッ

八幡「そりゃ10年もあってなかったからな。てか自然に上着脱がそうとすんな」

八幡「それ結衣の役目だから」

八幡「あれ?結衣は?」

雪乃「由比ヶ浜さんならいないわ」

八幡「え?は?いない?」

雪乃「ええ、彼女はもう…ね…」

八幡「は?何があったんだよ?」

ガチャ

結衣「あ、ヒッキーおかえり」

八幡「なんだよ…普通にいるじゃねーか…」

八幡「てか、お前も冗談とか言うんだな」

八幡「なんかお前らしくないな」

雪乃「そう?あなたに会えて少し上機嫌になっているのかしらね」

結衣「はい、カレー。ゆきのんも遠慮しないで食べてね」

雪乃「ありがとう」

結衣「今日のはね、自信作なんだよ!」

八幡「ルーはできてるのに自信作とかあるのかよ…」

女の子「いただきまーす!」

八幡「はい、いただきます」

雪乃「いただくわね」

八幡「」パクッ

八幡「んー……なんというか普通だな」

雪乃「そうね、確かにどこにでもありそうな普通のカレーね」

結衣「え!?ゆきのんまで!」

女の子「ママのカレーおいしいよ!」

結衣「あ、ありがと」

結衣「なんか、こうしていると高校の時に戻ったみたいだよね」

八幡「そうだな」

八幡「大学は雪ノ下とは別々になってたし、連絡も取れなかったからな」

雪ノ下「ええ、私は家の事もあったし、あなたみたいに暇ではなかったから」

八幡「その毒舌っぷりもかわってねーな」

女の子「ごちそうさま!」

雪乃「由比ヶ浜さん、ごちそうさま」

雪乃「さて、比企谷君に聞こうと思ってたことは全部由比ヶ浜さんに聞いてしまったわけだけど」

八幡「じゃあお前なんでいるんだよ」

雪乃「比企谷君に会いたくて待ってたのよ」

八幡「…お前もそういうこと言うようになったんだな」

雪乃「ええ、失ってから気付くものもあるのよ」

八幡「そうか」

雪乃「さて、こんなに長居してしまって悪いわね、そろそろ失礼するわ」

八幡「本当に俺とは何も話すことないんだな」

雪乃「ええ、由比ヶ浜さんに色々教えて頂いたから」

結衣「あ、またいつでもうちに来てね!」

雪乃「ありがとう、由比ヶ浜さん」

結衣「じゃあね、ゆきのん」

女の子「バイバーイ!」フリフリ

雪乃「さようなら」フリフリ

ガチャ

結衣「ゆきのん、なんか変わったよね」

結衣「なんかね、恋人ができたみたいな感じしてた」

八幡「そうだな。実は葉山と付き合ってたりしてな」

結衣「あー、名前聞いとけば良かった!」

女の子「zzz」

結衣「よし、寝た」

結衣「ねぇ、ヒッキーたまには一緒にお風呂に入らない?///」

八幡「は?あー、いいけど」

結衣「やった!先にお風呂に行ってるね」

八幡「おう」

八幡「ん?」

八幡「着信5件…?」

八幡「しかも知らない番号かよ…」

八幡「こええ…」

ピロリン♪

八幡「お、メール」

『雪ノ下です。
今日はありがとう。また遊びに行きたいわ。
それと電話にでてほしいのだけれど』

八幡「えっ、これ雪ノ下だったのかよ…」

八幡「てっきり平塚先生だと思ってたわ」

八幡「それにしても着信5件っておかしいだろ…」

ガラガラ

八幡「遅くなってすまんな」

結衣「もう、ヒッキー遅いし!私もう出ちゃうよ」

八幡「そう言わずにもっといようぜ。雪ノ下からメール来ててさ」

結衣「へーどんな?」

八幡「今日はありがとうって社交辞令の典型的なやつだった」

八幡「てか俺あいつにメールアドレス教えてないんだけど」

結衣「あ、それ私!ゆきのんがヒッキーのメールアドレス教えてって言ってたから教えてあげたの」

八幡「なんだお前かよ」

八幡「でも、流石に着信5件にはビビったよ」

結衣「着信?だれから?」

八幡「誰って雪ノ下からだよ。今お前番号教えたって言ったじゃん」

結衣「私が教えたのはメールアドレスだけだよ?」

八幡「え?」

結衣「え?」

八幡「お前、教えて無かったの?」

結衣「電話番号はしってると思ってたし…」

八幡「まじかよ…俺あいつと一回も連絡先交換したことねーよ」

八幡「まぁ、知ってたところで問題があるわけじゃないしな」


結衣「そうだねぇ。」

結衣「あっ、ヒッキーなんか少し太ったでしょ」

八幡「そうか?」

ガラガラ

八幡「お前は少し胸大きくなったよな」

結衣「もう、ヒッキーはどこ見てるの!」バシッ

八幡「いってぇ…」

結衣「ほら、明日も早いし早く寝よう」

八幡「お、おう…」



八幡「おはよ」

結衣「おはよーヒッキー」

女の子「やっはろー!」

八幡「ふぁあ…ねみぃ…」

結衣「はい、コーヒー。今日も頑張ってね!」

八幡「ああ…明日は休みだからな、なんとか生き抜くよ」

八幡「それじゃあな」

結衣「はーい!」チュッ

女の子「いってらっしゃーい!」

ガチャ

八幡「これからの満員電車つれーな…」

会社前

八幡「いつも痴漢の冤罪にあったらどうしようってビクビクしちまうぜ…」

材木座「やぁ、八幡、今日で今週も終わりだな。一日頑張ろうじゃないか!」

八幡「お前はなんでそう元気なんだよ…」

ウィーン

ワイワイガヤガヤ

材木座「なんだ、受付のあたりで騒がしいな」

雪乃「待っていたわよ、比企谷君」

上司「おい、比企谷。誰だよ、この美人は?」

後輩「先輩浮気っすかー?」

八幡「いや、誰って…高校の時の友達ですけど…」

材木座「久しぶりだな!元気だった?」

雪乃「あら、あなたもこの会社で働いていたのね」

八幡「つーかなんでお前ここにいんの?俺会社の名前とか言ってないはずなんだけど」

雪乃「いったでしょう。由比ヶ浜さんから色々聞いたの」

八幡「流石にこんな朝に面会はダメだろ…」

八幡「すまんが昼休みまで待っててくれねーか?」

八幡「午前中に終わらせないといけないのがあるんだよ」

雪乃「あら、仕事に批判的だったあなたの言うこととは思えないわね」

八幡「家庭を持つと男は変わるんだよ」

八幡「面会室があるから昼にまた来いよ」

雪乃「わかったわ」

同僚「お前、娘もいるのに浮気はまずいだろー」

八幡「いや、浮気じゃねーし、嫁も知ってるし」

ひる

八幡「うわ、また受付に人だかりできてるよ…」

男2(うわーすっげー美人)ヒソヒソ

男1(誰の嫁だよ…)ヒソヒソ

雪乃「はぁ…」

八幡「おう、おまたせ」

ヒソヒソ

八幡(やっぱりこういうのはすぐ噂になるんだな)

八幡「色々聞きたいこともあるし、行こうぜ」

雪乃「ええ」

ガチャ

八幡「ここなら2人で話せるな」

雪乃「2人っきりで何を致すつもりなのかしら」

八幡「なにもしねーよ。つか訪ねてきたのお前だし」

雪乃「あら、私ってそんなに魅力がないのかしら?さっきの光景みてなかったの?」

八幡「お前が美人じゃなかったらおれなんてただのゴミじゃねーか」

雪乃「フフ…そうね」

雪乃「そういえば、お昼まだでしょう?お弁当作ってきてあげたわよ」

八幡「いや、俺結衣の弁当あるし…」

雪乃「折角私がお弁当作ってきてあげたのに食べてくれないのかしら」

雪乃「今ここで私が泣きながらこの会社を出ていくとどうなると思う?」

雪乃「あれだれの人数だもの、私の顔を知っている人をいるはずよ」

八幡「わかったよ、食べる、食べるから」

雪乃「それでいいのよ」パカッ

雪乃「はい、あーん」

八幡「いや、だからさぁ…」

雪乃「早くしてもらえないかしら」

八幡「だから俺結婚してるからこういうのまずいんだけど」

雪乃「あら、早くしないと泣くわよ」

八幡「わかったから泣くなよ。てかお前からこんな言葉聞くとは思わなかったわ」

雪乃「はい、あーん」

八幡「」パクッ

雪乃「どうかしら?」

八幡「うん。スッゲーうまい」

雪乃「ほら、私の卵焼きも食べて」

八幡「わかったよ」パクッ

雪乃「由比ヶ浜さんのお弁当にも卵焼き入っているわね」

雪乃「どっちが美味しいかしら?」ニコ

八幡「そりゃ雪ノ下だよ。お前もあの料理が下手な結衣を知ってるだろ」

雪乃「嬉しい。もっと食べて」

八幡「いや、俺の話きいてくれよ…」

八幡「ちょっと一回出るわ」

雪乃「あら、どこへ行くの?」

八幡「お花を摘みにって言えばいいのか?いや、俺だと、熊を狩りに…かな」

雪乃「素直にトイレと言えばいいじゃない」

八幡「そう言うと結衣に怒られるんだよ」

雪乃「早く帰ってきてね」ニコッ

八幡「わかってるよ」

八幡(あいつ絶対なんかおかしくなってるだろ…)

八幡(とりあえず結衣にはメールしとかないとまずいよな)

八幡(後から誰かに浮気とか言われても弁解できねーよ)

八幡「あれ?」

八幡「ケータイがない…」

八幡「おかしいな…確かにスーツのポケットに入れたはずなんだが…」

八幡(今日もケータイ使ってないし机に置いてきてるわけわない…)

八幡(まぁ、後でもいいし、雪ノ下ならなおさら安心できそうだな)

八幡(俺の昼休みの時間が削がれるしさっさと戻るか)

八幡「おまたせ」

雪乃「おかえりなさい」

雪乃「ほら、早く食べないとお昼終わっちゃうわよ」

雪乃「はい、あーん」

八幡「…いや、本当に昼休み終わっちゃうから自分で食べるよ」

雪乃「そう」シュン

八幡「そういやさ、結衣が気にしてたんだが、お前恋人とかいるの?」

雪乃「なんで?もちろんいないわよ」

八幡「だよなぁ。結衣が雪ノ下に恋人ができたみたいって言ってたからさ」

八幡「まさか、お前に恋人ができるわけはないしな」

雪乃「そうかしら。でも好きな人はいるわよ」

八幡「マジかよ。こんなに自ら友達も作ろうとしない奴に好きな人とかできるのか」

雪乃「それはあなたも同じでしょう」

八幡「で、お前なんで来たの?」

雪乃「比企谷君みたいな人間が働いてる会社が気になって、気づいたら足を運んでいたわ」

雪乃「これってまるで運命ね」

八幡(え…それだけの理由で俺の昼休み潰されるの?)

八幡(流石に弁当二人分は多いな…)

八幡「ふぅ…ごっそさん」

八幡「弁当箱、洗って返すよ」

雪乃「いえ、大丈夫。このまま持って帰るわ」

八幡「なんか悪いな」

雪乃「押しかけてきたのは私だし、気にしないわ」

八幡「そろそろ昼休み終わっちゃうから、仕事に行っていいか?」

雪乃「ええ、外まで送ってくれると助かるのだけど」

八幡「わかったよ」

スタスタ

雪乃「こうやって2人で歩くのも久しぶりね」

八幡「高校の時ですら2人で歩いた記憶あんまりねぇよ」

雪乃「そうかしら?私はよく覚えているわ」

ウィーン

八幡「じゃあな。また変な理由で会社に来るなよ」

雪乃「視察も大切な仕事よ」

雪乃「それにこの会社、うちの会社の傘下よ」

八幡「は?嘘だろ?」

雪乃「昨日からうちの傘下になったのよ、正式な発表はまだだけど」

雪乃「これはまだ言ってはいけないことだけど、あなたは特別な人だから」

八幡「そうかよ。まぁ、下っ端の俺らにはあまり関係のない話だしな」

雪乃「それじゃあ、私は行くわね」

八幡「ああ、またな」

ウィーン

同僚「おい、比企谷、誰だよさっきの!紹介しろよ!」

八幡「いや、どうせすぐわかるから…」

八幡「はぁ…昼休みだってのにスッゲー疲れた…」

ヒソヒソ

八幡「やっぱりどのみち噂は立つんだな」

八幡「まぁ、そりゃ。あれと一緒にいたら噂にもなるよな」

八幡「あれ、やっぱり机にも携帯ないな。やっぱり家に忘れたのか…?」

八幡「…ん?なんか歯に挟まってる…」

八幡「よし、取れた」

八幡「え」

八幡「髪……の毛…」

八幡「ごく稀に髪の毛が口に入ることあるが、挟まったことなんて一度もねーぞ…」

八幡「しかもこれ、確実に女の髪だ…」

八幡「今日いいことねーな…俺なんかしたか…」

八幡「さっさと仕事終わらせて帰ろう」

夕方

八幡「ふぁ…あ…やっと終わった…!」

八幡(今日は一体なんだったんだ…)

八幡(さっさと帰って寝よう)

八幡「じゃあな、材木座。俺帰るわ」

材木座「うむ。お疲れだったな!」

八幡「お前はまだ帰らねーの?」

材木座「明日の分の準備があるからな、もう少しやってから帰る!」

八幡「そっか。お疲れ」


ウィーン

八幡「え?お前なんでまたいるの?」

雪乃「なんでって、あなたにこれを渡すのを忘れてたから待っていたのよ」プラプラ

八幡「なんでお前が俺のケータイ持ってるんだよ」

雪乃「あの会社の面会室にこれが落ちていたの」

雪乃「あの部屋使ってる形跡もなかったし、こんな趣味の悪いケータイ使ってるのあなたくらいでしょ?」

八幡「さすがは雪ノ下様だな」

雪乃「褒めても何も出ないわよ」

八幡「早く返せよ」

雪乃「返して欲しかったら条件があるわ」

八幡「条件?」

雪乃「えぇ、ここでは何だしご飯でも食べながらお話しましょう」

八幡「…すまんが、結衣が晩飯作って待っててくれてるからな」

八幡「あまり外食したくないんだが」

雪乃「それについては大丈夫よ。由比ヶ浜さんにはすでに知らせてあるわ」

雪乃「このケータイでね」

八幡「お前、ひとのケータイ使って何してんの」

八幡「いいから返せよ!ほら!」バッ

雪乃「キャッ…全く…比企谷君はいつも強引ね…」

八幡「え?なに?お前、どうしたの?」

雪乃「それにいいのかしら。今ならツイッターで万引きなうで捕まる時代よ?」

雪乃「私についてきた方がよっぽど賢明だと思うけど?」

八幡「わかったよ、行く、行くから」

店員「いらっしゃいませ、雪ノ下様」

雪乃「ええ、奥の部屋に通してもらえるかしら?」

店員「かしこまりました」

八幡「うわ…こんなとこ初めて来た…いくらぐらいするんだよ、こんなところ…」

雪乃「いつも来てるお店だしあなたはお金の心配しなくても大丈夫よ」

八幡「これが格差社会か…」

店員「こちらになります」

八幡「うわ、完全なVIPルームだよこれ…」

雪乃「いつものワインをお願いするわ」

店員「かしこまりました」

八幡「で、条件ってなんだよ」

雪乃「そう焦らないの。せっかくのディナーが台無しよ」

八幡「俺は早く帰りたいんだよ」

雪乃「そう。比企谷君は明日休みよね?」

八幡「おう」

雪乃「明日私と一日いて欲しいの。それが条件よ」

八幡「まぁ、社会的に抹殺されるよりましだな」

八幡「結衣に許可取れば行けるしな」

雪乃「由比ヶ浜さんには内緒よ」

八幡「お前…それって…」

雪乃「大丈夫よ。私があなたと何かすると思う?」

八幡「でもなんで結衣には内緒なんだよ」

雪乃「あなたと2人でいたことはあまりなかったし、ちょっとした思い出作りよ」

八幡「……まぁ、それならいいか」

店員「ワインをお持ちしました」

雪乃「ありがとう。ほら比企谷君も」トクトクトク

八幡「お、おう」トクトクトク

雪乃「乾杯しましょう」

八幡「おう、乾杯」チーン

雪乃「」グビッ

八幡「お前、結構お酒飲むんだな…」

雪乃「いつもはあまり飲まないわ。あなたの前だからよ」

雪乃「比企谷君、私、大学に入学してからまた一人だったの」

雪乃「でもいつものようにすぐ慣れると思っていたわ」

雪乃「でもダメだったわ…高校のあなたといる時と比べたら耐えられなかったの…」

八幡「そう…だったのか」

雪乃「比企谷君から電話が来た時は嬉しかったけど、こんな情けない自分を見せるのが嫌だった…」

八幡「…」

雪乃「だから、明日は絶対きてほしい」

雪乃「私はね、ずっとあなたのことが好きだったの。それを由比ヶ浜さんに取られてショックだった」

雪乃「明日は私の夢なの…」

八幡「わかったよ」

八幡「でも、俺には待ってる嫁がいるから、雪ノ下の告白には答えられないけどさ」

八幡「まぁ、一緒に一日いるくらいならな」

雪乃「ありがとう、比企谷君」

八幡「それじゃあな、今日はごちそーさん」

八幡「結局昼も夜もご馳走になったな」

雪乃「いいのよ。明日は近くまで迎えに行くわね」ニコッ

八幡「ああ、わかった」

八幡「あと、明日が終わったらちゃんと友達にもどってくれよ」

雪乃「わかってるわ」

パチッ

八幡「ただいまー…」

結衣「んぁ……あっヒッキー…、おかえりー…」ダキッ

八幡「ごめんな、遅くなって」ナデナデ

結衣「んー…会社の飲み会だったんでしょ?仕方ないよ…」

八幡「ごめんな…」

結衣「?…なんで謝るの…?ふぁ…早く寝ようよ…」

八幡「うん…」



結衣「あ、おはよ」

八幡「おう、おはよう」

女の子「おはようございます!」

八幡「おはよう」

八幡「結衣、今日さ、仕事の関係で会社行かなきゃならないんだ」

結衣「そうなの?」

八幡「ああ…ごめんな」

結衣「そっかー…仕事じゃしょうがないよね、一緒にお買い物行こうとおもってたのに…」

ガチャ

八幡「それじゃ、いってくるわ」

結衣「はーい!」

女の子「バイバーイ!」

八幡(やっぱりすごい罪悪感あるな…)スタスタ

八幡「確かこの辺にいるって言ってたな」

八幡「お……つーかあんな目立つ車で迎えに来るなよ…」

黒服「お待ちしてました。比企谷様」

八幡「お前…もうちょっと穏便にやれよ。俺にとっては死活問題なんだぞ」

雪乃「だってしょうがないじゃない。車だってこれしか持ってないもの」

八幡「だったら、普通に待ち合わせでも…」

雪乃「私は少しでも長く比企谷君と二人でいたいのよ」ダキッ

八幡「勝手に腕を組むな!」

雪乃「さて、行きましょう」

雪乃「こうしてると心が現れるようね」スリスリ

八幡「お前はいつの間に変態になったんだよ」

雪乃「昨日も言ったでしょう。こんなことをするのはあなただけよ」スリスリ

八幡(くっそ…高校の時にやられてたら確実に惚れてたわ…)

八幡「で、最初はどこ行くんだよ」

雪乃「最初はあなたの服よ」

八幡「なんだよ。スーツで来てやったのにダメなのか?」

雪乃「違うわ。そんな安いスーツじゃダメって言ってるの」

雪乃「確かにあなたの身の丈にはあっているけれど…」

八幡「ほっとけ」

黒服「つきました」

雪乃「いくわよ」ギュ

八幡「うぉっ。あぶね、引っ張るなよ」

店長「いらっしゃいませ、雪ノ下様」

雪乃「この人に似合うスーツを探しているのだけど」

店長「そうですか、こちらへどうぞ」

雪乃「ほら、いくわよ」ギュ

八幡「だから引っ張るなって」

店員「サイズを図りますのでこちらへどうぞ」

八幡「はい。って雪ノ下さん?いい加減離れてもらえません?」

雪乃「嫌よ、もう比企谷君を離したくないもの」

八幡「いや、なにその意味深な発言。てか怖い」

雪乃「比企谷君が言うなら仕方ないわね」スッ

八幡「こんなのがつづくのか…?」

店長「そうですね、このサイズですとこちらの方のスーツがいいですね。試着しますか?」

八幡「あぁ…お願いします」

店員「こちらの試着室へどうぞ」

八幡「はい…ありがとうございます」

八幡(ここ本当に試着室かよ…俺の部屋くらいの広さあるんだけど)

ガチャッ

店員「着心地はどうですか?」

八幡「すごく…いいです」

店長「どうでしょうか、雪ノ下様」

雪乃「確かにかっこいいけど、ダメね」

雪乃「他のあるかしら?」

店長「もちろんです」

八幡「俺は別にこれでいいんだけど…」

店長「お買い上げ、ありがとうございました、雪ノ下様」

バタン ブロロロ

八幡「まさかあんなに試着させられるとは思わなかったよ」

雪乃「仕方ないじゃない。比企谷君、かっこいいんだもの」ダキッ

八幡「もうずっと抱きつくのな」

雪乃「ええ、あなたが望むならこういうこともできるわ」スッ

八幡「やめろ!Yシャツの中に手を入れるな!」

雪乃「ごめんなさい…嫌だったかしら?」

八幡「そりゃあな。そういう気は無いって昨日言ったはずだ」

雪乃「私のこと、嫌いになったかしら?」

八幡「嫌いにはなってないけどよ…」

雪乃「そう良かったわ、私は比企谷君のこと大好きよ」ニコ

八幡「そりゃどうも」

八幡(なんで今頃になってそんなこと言うんだよ…)

雪乃「それと、大事なことを聞いてないのだけれど」

八幡「なんだよ」

雪乃「私は可愛いから何を着ても可愛いけれど」

雪乃「今日は特別なのよ?」

八幡「わかったよ。すげー似合ってるし綺麗だよ」

雪乃「嬉しい!比企谷君にこんなこと言ってもらえるなんて」

八幡「まったく…」

黒服「到着しました」

雪乃「さていくわよ」グッ

八幡「次はどこだよ」

八幡「なんだここ?教会か?」

雪乃「お察しの通りよ」

八幡「ってなんでだよ…」

雪乃「いくわよ、比企谷君」

八幡「あ、ああ…」

ガチャン

支配人「お待ちしておりました」

雪乃「ええ、少し遅れてしまったわね」

八幡「え?なにこれ?」

雪乃「比企谷君、私は着替えてくるわね」

雪乃「だからちょっとここで待っててもらえるかしら」

雪乃「でも、私の下着姿が見たいならきてもいいけど」

八幡「着替えるってなんだよ?つーかそんなもん見たくねーし」

雪乃「そう…残念ね」シュン

八幡「はぁ…なんかすっげー時間を長く感じるわ…」

八幡「しかももう昼になるじゃねーか…腹減ったな…」

支配人「比企谷様はいつ頃に式の予定をしていらっしゃるのですか?」

八幡「え?いつって…お金が溜まり次第みたいなことは嫁と相談して増すけど…」

支配人「そうですよね…やはりお金の関係で小規模でやっている夫婦のかたも多いですしね」

八幡「そうなんですか…」

支配人「あ、奥様がおみえになったようですよ」

八幡「は?奥様?」

雪乃「少し待たせてしまったわね」

八幡「え?なんでお前ウェディングドレス着てるわけ?」

雪乃「高校生の時に一度きて見せたことがあったわよね…懐かしいわ」

雪乃「今回はどうかしら?あなた」ニコッ

八幡「いや、たしかに綺麗だけど
、今回のまさか…教会って…」

雪乃「ありがとう…まさかこんな夢みたいなことがあるなんて…」

八幡「いや…俺も夢みたいなんだけど…」

雪乃「今回は見学にきたのよ」

雪乃「私たちの未来のね」ニコッ

八幡「なんだ…それは…」

雪乃「あなた、こっちへきて」

八幡「次はなんだよ…」

雪乃「あの人見てもらえるかしら?」

八幡「あの人か?」

雪乃「ええ」

パシャ!

八幡「っておい、なんで写真とってんだよ!」

雪乃「そうね。この写真来年の年賀状に使いましょうか」

八幡「あんなの結衣の見つかったりでもしたら…」

雪乃「見つかったらどうなるのかしら?」

八幡「もう終わりじゃねーか…」

雪乃「大丈夫よ。もう比企谷君は私の夫だもの」

雪乃「もっと中へ入ってもよろしいかしら?」

支配人「どうぞどうぞ」

八幡「へいへい」グッ

八幡「うおっ…」

雪乃「ふふ…あなた、気を付けないとスーツが台無しになるわよ」

八幡「お前が急に腕を引くからだ。あと、あなたって呼ぶな」

雪乃「そうね、正式にまだ結婚してないのにあなたはわよね」

八幡「そういうことじゃ…」

グギュルルー

八幡「腹減ったな…」

雪乃「ふふ…そうね、それに比企谷君がお腹鳴らすなんてちょっとかわいいわ」ニコ

八幡(こいつ…ウェディングドレスでこの笑顔は卑怯だろ…)

雪乃「サンドイッチをつくってきたの」

雪乃「中庭があったわよね。今から一緒に食べましょう」

八幡「このままか?俺はいいけど雪ノ下は着替えないとまずいだろ…」

雪乃「大丈夫よ、このウェディングドレス買い取ってあるから」

雪乃「比企谷君が私を綺麗だって言ってくれたでしょう?」

雪乃「だから、買い取ってしまったわ」ニコ

八幡(雪ノ下財閥やべぇ…)

八幡「結構広いところなんだな」

雪乃「そうね、何人友達呼んでも足りないわね」

八幡「嫌味かよ」

雪乃「私なら例え2人でもここでやりたいわね」

八幡「俺も結衣とここで式をあげたいよ」

雪乃「ほら、早く食べましょう」



以上、ここまで

後はよろしく

秩序守らなくてごめん
さっきと同じようなペースで書いてく

八幡「お前、なんでも作れるんだな」

雪乃「そうね、私凄いから。言ってくれればなんでも作ってあげるわ」

八幡「そうかい」

雪乃「はい、あーん」

八幡「ん」モグモグ

雪乃「どうかしら?」

八幡「美味しいよ、いつも通りな」

雪乃「そう、それは良かったわ」

いるけどさ

八幡「このサンドイッチうまいな」

雪乃「ええ、私が作る料理だもの、美味しいに決まってるわ」

八幡「ここまで自信家なのもすげぇわ」

雪乃「あ、比企谷君、動かないで」

八幡「え?なに?…うわっ!」バタンッ

八幡「いてて……って雪ノ下さん…?」

雪乃「何かしら?」

八幡「何かしらじゃない。早く俺の上からよけて欲しいんだが…」


そうなんか
そしたら仕方ないな。
書き溜めて
また立て直すわ

今週の金曜の夜にVIPに立てるから
あとこのスレ落としといてください

ルール守らなくてすいませんでした

この板で書きたくないんじゃね
勝手にたてた奴に誘導されてきたのかなと思ったけど作者に喧嘩腰の奴も多いし

>>77
うん
一人で黙々と書いてるのはなんか嫌

>>80
俺は見てるから、もう一回ここで立てなおして書いてよ

頼むで(懇願)

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