小椋「榊原くんと回転寿司に行く」(201)

小椋「中学生らしく100円寿司にしようっと♪」

かわいい

はよ

小椋「この綺麗な金色のお皿にしようかな♪」

赤沢さん乱入の予感

鳴ちゃんの義眼が回転寿司の皿に

小椋(まずは誘わなきゃね……)

小椋(早めに言っとかないと……)

小椋(話しかけるきっかけがほしいな……)


榊原「この前貸した深海魚の図鑑ってどうした?」

望月「あ、えーっと、あれは……」

望月「あはは……」

榊原「早く返してよ?」

望月「う、うん……」

望月(チョウチンアンコウに間違えてぶっかけたとか死んでも言えないな……どう誤魔化そうかな……)

望月「跡も残ってるし……」

榊原「何の跡だよ」

望月「ななななんでもない!」

もっちーはもう変態じゃねーか

望月「ちょっとトイレ!!」

榊原(絶対怪しいな……)

榊原(何らかの液体をこぼしたと見た……!)

小椋(必死に推理してる榊原くんかわいい……)ダラーン

綾野「こういっちゃんの方見てなんでよだれたらしてんの?」

小椋「……!なんでもないよ!」フキフキ

まかせろー

http://i.imgur.com/JyxQH.jpg

あわびにする?マグロにする?

>>11
小鯨で

いつも榊原だしたまには勅使河原か望月か風見が報われるEDが見たい

小椋(榊原くんやっと1人になったし……誘うか!)

小椋「榊原くーん♡」

榊原(しかし何の液体だ……?)

小椋「さーかーきーばーらくーーん♡」

榊原(うーん……コーヒー?いや、コーヒーなら絶対に誤魔化せないからすぐに謝ってくるはず……)

小椋「さーーかーーきーーばーーらーーくーーーーん♡」

榊原(それならば……臭いが残るものとか?)

小椋「こーーーいちくーーーーん♡」

榊原(でもそこまで強烈な臭いが残るものとは考え難い……)

小椋「こーーーーいちーーーーー♡」

榊原(まさかっ……)

小椋「うふふっ♡」

榊原「精子っ!?」

小椋「ええっ!?」

榊原「おおおお小椋さんっ!?」

小椋「ちょっとびっくりしたけど……」

小椋(これをネタに寿司に誘うのはアリよね……?)

榊原「いいいつからそこにいたっ!?」

小椋(いつになく慌てる榊原くんかわいい……)

小椋「さっきだよ?」

榊原「さささっきっていいいつから!?」

小椋「さっきはさっきだよ?」

榊原「もしかして……聞いてた?」

小椋「ん?なんのことぉ?」

榊原(よかった……)

小椋(ホントはばっちし聞いてるけどね♪)

かわいい

|∧∧
|・ω・`) そ~~・・・
|o④o
|―u'

| ∧∧
|(´・ω・`)
|o   ヾ
|―u' ③ <コトッ

 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄

| ミ  ピャッ!
|    ②


|
|    ①

                     __
                 ,,,<:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:7ー.... __
.              /////|:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.|     ̄`ヽ
            //////,∧:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:ト ___,   '.

           //////////|:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.7     ト─イl
          f。///////厂 ̄ ̄ ヽ:.:.:.:.:/       V//∧
     ,. -.-... |/|///////      |_::/       ヽ//∧
    /: : : :`:x|}イ/⌒ヽ//      _            '//∧
    ,: : : : : \j/  /Y))ー──´_二j           V/∧ー- 、
   从: : : : \(  {|{   ̄` ...  ̄               ヒ:///<__
     `ー≧く乂__`テー _ `ーュ_              |////////)
                  `ー-ー<>              ̄ ̄ ̄

小椋「ところでさぁ、最近無性にお寿司が食べたいんだよねぇ」

榊原「そ、そうだね」

小椋「榊原くんの好きなネタってなに?」

榊原「僕は……うーん、ちょっと恥ずかしいけど……コーンサラダが、好き、かな///」

小椋(やだ……子供舌な榊原くんかわいい///)

小椋(そして恥ずかしがる榊原くん……もっとかわいい///)ダラーン

榊原「あの……よだれたれてるよ?」

小椋「……!」

小椋(榊原くんの前で垂らしちゃった……恥ずかしい///)カァーー

榊原(あれ……かわいい)キュン

ついに小椋さんが報われる日が来たんですね

全力で支援

榊原「ところで小椋さんの好きなネタは?」

小椋「え?あたし?ええっとぉー……」

小椋(ここは榊原くんにかわいそうだけど……攻めるわ!)

小椋「うーん……イカかなぁ?」

小椋「イカが……好き♡」

榊原(好き……)ドキッ

小椋「イカの食感とかぁ……あと……匂い?」

小椋「中でもヤリイカが……好きかなぁ?」ニヤリ

榊原(どうしてここまでイカを押すんだ……?)

榊原(ま、まさか……!)

小椋(ふふっ……焦ってる榊原くん可愛すぎぃ……)トローン

小椋(おっとイカんイカん!気を抜いちゃダメだ!)

(気を抜いちゃダメじゃなイカ!)

小椋「ところでぇ、来週の日曜空いてるかなぁ?」

榊原「あああ空いてるよ!!」

小椋「そう?よかったぁ♡」

小椋「あのぉ、一緒にお寿司屋さん行こっ?」

榊原(えっ!?そんなこと!?)

榊原「もちろん行くよ!」

小椋「二人、でね♡」

榊原「ふふふふふふ二人で!?」

小椋「二人、でよ♡」

榊原(どどどうしよう女子と二人で食事なんて初めてだ)バクバク

小椋(焦ってる焦ってる……もしかして女の子とのデートは初めてなのかな?ま、あたしも初めてだけどね♪)

小椋さんかわいすぎる!

アカザーさんがアップを始めたようです

恒一が回らない寿司を奢るパティーン

小椋「あと、全部榊原くん持ちで、いいよね?」ニコッ

小椋「あたし、けっこう食べるから覚悟しとしてね♡」

小椋「でも、最近お金なくてぇ……」

榊原(嘘だろ!?そんなの反則だろ……)

榊原(……でもアレ聞かれたし……)

榊原「仕方ないな……僕が持つよ……」

小椋「じょうだんよ♪」

榊原「ええ!?」

小椋(いちいちリアクション取ってくれるからからかいたくなるのよねぇ……)

小椋(はぁ……かわいいよおおおおおぅぅぅぅぅぅぅ)キュンキュン

1. 初恋ばれんたいん スペシャル
2. エーベルージュ
3. センチメンタルグラフティ2
4. Canvas 百合奈・瑠璃子先輩のSS
5. ファーランド サーガ1、2
6. MinDeaD BlooD
7. WAR OF GENESIS シヴァンシミター、クリムゾンクルセイド
SS誰か書いてくれたらそれはとってもうれしいなって
エーベルージュを語るスレ 3年目
センチメンタルグラフティ総合35代目
Canvasシリーズ総合 Part21
初恋ばれんたいん スペシャルを語るスレ
◆◇◆TGL総合スレPart 1◆◇◆
MinDeaD BlooD 4

夜見山みたいなど田舎に回転寿司なんかあんのか

くら寿司ならあるやろ

榊原「じゃあ日曜11時、僕が小椋さんの家に迎えに行くよ」

小椋「え?なんであたしの家に?」

榊原「当然だよ、男としてね」

榊原「女の子をリードするのは当然じゃないかっ!」

小椋(そうやって恥ずかしいセリフを簡単に吐いちゃう榊原くんもかわいいのよねぇ///)

小椋(でもそこまでしてくれる榊原くんは……もっと好き)

小椋「あ、ありがと!」

榊原(それに小椋さんの家の場所も知っておきたいし、ね)

小椋「あたしの家の場所、知ってる?」

榊原「今聞こうとしたところなんだ」

小椋「じゃ、今日あたしの家に遊びにくるぅ?」

榊原「えっ、いいの!?」ドキドキ

榊原(女の子の部屋!?うわあああ緊張する!)ドキドキドキドキ

榊原(それこそ望月くんみたいなことになりかねない……)ドキドキドキドキドキドキ

小椋「うん!部活終わったらね!」

小椋(上手く女子を撒かないとね……)

小椋「部活終わるのが6時だからぁ、6時15分にこの教室でいいかなぁ?」

榊原「校門じゃなくて?」

小椋(校門?冗談じゃないよ!榊原くんの周りに余計な女が群がってくるわ!)

小椋「それは、できるだけ二人きりで帰りたいからね♡」

榊原「……わかったよ」キュン

小椋(今榊原くんキュンってなったあ!もうわかりやすすぎ!)

小椋(とにかく大成功ね!これ以上ないって成果が出たわ!)

支援

小椋さん頑張れ

榊原「部活終わるまで何して時間を潰そうか……」

榊原「うーん、図書室で千曳先生と雑談でも嗜んでこよう」

榊原「うむ、いい暇つぶしになるな」

榊原「我ながら良い考えだ」


中尾「おーーい榊原ーー!」

榊原「……」


中尾「おーーーーい榊原ーー!」

榊原「……」


中尾「さーーかーーきーーばーーーーらーーーーー!!!」

ガラガラ

榊原「ふぅやっと図書室に着いたよ」

榊原「意外と遠いんだよなここ」


中尾「……」

ああ、俺もスクリプトだった
まーた変なのが湧いてきた

榊原「すいませーん千曳先生いらっしゃいますか?」


榊原「……いない、か……」

榊原「何して過ごすかな……」

榊原「深海魚図鑑でも眺めてようかな……」

榊原「ってあそこにいるのは……!」


望月「……!榊原くん!!??」

支援

望月「や、やあ奇遇だね……」

榊原「深海魚図鑑のところで何してるのかね?部活はどうしたのかね?」

望月「いや、あの……あのー……その……うん……」

望月「最近深海魚にハマってね……尋常じゃなく」

榊原「僕の貸した図鑑だけじゃ足りなかったのかな?」

望月「……!」ドキッ

望月「ま、まぁ……そんなところかな……」

榊原(まぁやろうとせんことは大体わかるぞ……)

榊原(とりあえず面白そうだから泳がしとこう……)

榊原「とりあえず別のところ見てくるよ」

望月「ふぅ、助かった……」

榊原「何が助かったのかね?」

望月「うぇっ!?なななんでもないよ!!」

中尾……

榊原「ここにあるのは……『演劇の極意』か……」

榊原「こんな本、誰が借りるのかね……」

榊原「貸出履歴でも見てみよう……」


   6/ 4 小椋由美
   4/ 8 小椋由美
   2/18 小椋由美
  12/20 小椋由美

  11/ 4 小椋由美


榊原「ははっ、何度も同じ本を借りるなんてかわいいなあ」

榊原「でも……部活を頑張る小椋さん……素敵だな」

榊原「普段はあんなだけど……小椋さんが演じてる姿も見てみたい……」

小椋ちゃんまじ美少女

榊原「ついでにこんな本もあったよ」

榊原「『演じるとは』っていう本……」

榊原「この本、700ページもあるし、めくってみたところ文字ばっかりなんまけも……」

榊原「なんか『境●線●のホ●イ●ン』みたいだな」

榊原「これは誰が……」


   10/8 小椋由美


榊原「一回しか借りられてないな……」

榊原「多分これは最初は張り切って読もうとしたけど、断念したパターンかな」

榊原「小椋さん、活字には疎いのかな」

榊原「なんか図書室を巡るだけで、小椋さんの新しい面がいっぱい見えてきそうで楽しいな」

榊原「ついでにこんな本もある」

榊原「『男の子がキュン!となるレシピ』だと……?」

榊原「誰が借りたのかね……」


  7/ 1 小椋由美
  6/24 小椋由美
  6/ 4 小椋由美
  5/26 小椋由美
  5/14 小椋由美


榊原「これはかなり頻繁に借りられてる……」

榊原「今日は7月10日だから……」

榊原「またじきに借りにくるんだろうな、あはは」

榊原「それにしても、誰に作るんだろうか」

榊原「お兄さんがいると聞いたし、きっとお兄さんに振舞おうとしてるんだよ」

榊原「お兄さんのために一生懸命卵を焼いている小椋さんを想像してみよう……」

榊原「くっ……可愛いなあもう……四苦八苦してる姿しか思い浮かばないよ」

榊原「でもちょっと悔しいな……なんでだろう」

小椋ってどんな子だったっけ?

榊原「おっともう6時だ」

榊原「あれ……ずっと僕小椋さんのことばっかり考えてたよ、ははっ」

榊原「あれ……あっちで何かやってる」


望月「すいませんでした……」

千曳「あのねぇ……どうして君はこのようなことを……」

望月「本当にすいませんでした……」

千曳「しかもどうして深海魚図鑑などを……」

望月「あの……ちょっとした出来心で」

千曳「ちょっとした出来心で許される問題ではないんだよ!」

望月「ひっ!すいません!」

千曳「……まあいい」

千曳「二度とこんなことするなよ」

望月「……はい」


榊原「やっぱりね……」

モッティーwww

最近の望月の変態っぷりがヤバイ

>>47
まかせろー

http://i.imgur.com/5u6TK.jpg

卵焼き食いたくなった

~3年3組~

小椋「あっ!榊原くんっ!」

榊原「小椋さん!待たせてごめん」ダダッ

小椋「ああっ!走っちゃ駄目だよぉ!」

小椋(持病を抱えてるのに……ちょっと心配になるな……)

榊原「ごめんね……女子を待たせるなんて……」

小椋「あっという間だったけどね♪」

小椋「というか今まで何してたの?」

榊原「……!?」ドキィッ

榊原(とても言えない……恥ずかしいよ……)カァァァァァァァ

小椋(おおっ……今日一番の赤面キタコレ!!何かあったなこりゃ!!)

小椋(オ●ニー?でもねー、学校で抜くなんて高レベルよね……)

小椋(まあでもここはあたしに免じて許してあげる♡)

小椋「じゃ、帰ろ?」

小椋さんにこんなこと言われたらたぶん意識飛ぶわ

榊原「……」バクバク

榊原(ここは正直に……)

小椋「どーしたの?榊原くん?」

榊原「…………」バクバクバクバク

小椋「榊原さーーん?」

榊原「……あの」

小椋「ん?」

榊原「ずっと……その」

榊原「小椋さんのこと……ずっっっと考えてたんだ」

小椋「……!」

小椋「あはは~何言ってんのよ~冗談はよしてよ♪」

榊原「……冗談じゃ……ないよ」

小椋(あれ……ヤバい)

小椋(いきなりこんなこと言われると……頭が真っ白になる……)

小椋(こんなに嬉しいのに……!)

小椋(こんなに願ったことが叶おうとしてるのに……!)

小椋(ヤバいヤバい何もわかんないよ!!!)

小椋(いきなり強気にくるもんだから……)


榊原「……」ドキドキドキドキドキドキ

小椋「……」カァァァァァァァァァァァァァァァァ

小椋「とりあえず……帰ろ?」

榊原「……うん」

小椋「あの……まだ明るいんだね」

榊原「……そうだね」

小椋「もう6時半なのにね……」

榊原「うん……」

小椋(えーっとえーっとーーー……こういう時は……)

小椋「あの……榊原くん?」

小椋「いや、恒一くん?」

榊原「えっ」

小椋「手ぇ、繋ご?」

榊原「……!」

支援

うふふふふ

あざとい小椋さん好きです

小椋「恒一くん……」

小椋(恒一くんの手……意外と大きいなあ)

榊原(小椋さんの手……小さくてかわいい)

榊原「小椋さん……」

小椋「ダメっ!」

榊原「っ……!」

ダメじゃない

小椋「名字、禁止」

榊原「……」

榊原「由……美さん?」

小椋「もうっ!さん付けも禁止!」

榊原「…………由……美?」

小椋「…………」カァァァァァァァ

榊原(自分で呼ばせといて……案外こういうのには弱いんだな、おぐr……由美も)

小椋「じゃ、帰ろっ」

小椋「手、話しちゃダメだよ?」

榊原「……うん」


小椋「……」ドキドキ

榊原「……」ドキドキ


小椋「…………」ドキドキドキドキ

榊原「…………」ドキドキドキドキ

初々しい
微笑ましいわね

小椋「……」ドキドキ

榊原「……」ドキドキ


小椋(緊張して……何も話せない)

榊原(ヤバい……歩くので精一杯だ)

小椋(手汗……ヤバいかも)

榊原(割とマジで……勃つかも……)

小椋(え……今から恒一くんを部屋に呼び込むんだよね?)

榊原(由美……いい匂い……)

ここでアカザーさんが、一言

赤沢「一緒に殺してあげる!」

小椋「……つ、着いたよ」

榊原「あ、ありがと」

小椋(うわあああああああああもうあたしのバカぁぁぁぁぁぁぁぁぁ)

小椋(部屋で挽回するのよ……!)

榊原(結局一言も喋れなかった……)

榊原(望月くんのことでも話せば盛り上がったのかな……)

小椋(あ、今日鍵忘れていってたんだった)

おいwwwwww

兄貴くるか?

自宅警備員がいるから割と安心だろ
インターホン押してもヘッドホンかけてるから反応しないけど

兄貴がいるはず

ひきこもりなら鳴っても出ないだろ

寿司行く前に落ちそう

ピンポーン

小椋母「はいはーい」

小椋「……ママが出てくれるよ」

榊原「……ママって……呼ぶんだ」クスクス

小椋「はっ……!」カァーー

ガチャ

小椋母「はーい……あらあら由美ったら」

榊原「……!」

小椋「いや、マm、お母さん、これは……」

小椋母「手も繋いでるのに言い訳なんてできないよ?」

小椋「はぅ……」

榊原「ご、ごめんね」

小椋「いや、私のせいだよ、恒一くん」

小椋母「まっ、ゆっくりしていってくださいね、お二人さん♪」

俺もママって呼んでるよ…///

面白ママンだったら避妊はしてねって言うんだろうな

~小椋部屋~

小椋「上がって上がって」

榊原「おじゃまします」

小椋「いいよそんなにかしこまらなくて」

榊原「あはは」

榊原(この匂い……由美の匂いだ……ヤバい、ギンギンになりそう)

小椋「あの……今日の晩ご飯、うちで食べてく?」

榊原(え?何それ!?めっちゃ食って帰りたい……食って帰りたい……けど)

榊原「うーん、怜子さんに怒られちゃうな、そんなことしたら」

小椋「そう……それじゃ仕方ないね」

榊原「怜子さん、そういうのに鋭いし」

榊原「それに、一緒にご飯食べるのは日曜までとっておきたい」

~30分後~

榊原「そろそろ帰るよ」

榊原「あまり迷惑もかけられないし」

小椋「えーっ?まあ仕方ないなあ」プンスカ

榊原(ふくれた由美……かわいいな)

榊原「楽しみは日曜までとっとくんだよ」

小椋「じゃあその辺まで一緒に行くよ」

恒一のジョニーは今日したいって言ってるよ

~帰り道~

榊原「今日ね、望月と話してたじゃん」

小椋「うん」

榊原「実はね、深海魚図鑑を望月に貸してたんだ」

小椋「うん」(知ってるよ♪)

榊原「で、はっきりとは言わなかったけど、望月はその図鑑を汚してしまったみたいなんだ」

小椋「ふーん」(全部聞いてたからね!)

榊原「まあ、どうして汚してしまったかも大体予測つくんだけど……そこは言わないでおくよ」

小椋「えーなにぃ?」(思いっきり言ってたじゃん♪)

榊原「それは言えないな……それでね、放課後図書室に行ったんだけどね」

小椋「うん」(ちょっと気になるな……)

榊原「6時ごろになって、望月が千曳先生に説教を食らってたんだ」

小椋「へぇーどんな?」(もうっ!気になるのはそこじゃないよっ!)

榊原「実は、僕が貸したのと同じ種類の深海魚図鑑を盗ろうとしたみたいなんだよ」

小椋「なにそれー望月くんなにしてんよーwww」(望月なんかより恒一くんが何してたかが気になるんですがねぇ……)

榊原「バカだろー?」ハハハッ

小椋「バカだねぇー」キャッ

小椋「……ところでさぁ」

榊原「ん?」

うむ

小椋「図書室にいたとき……何してたの?」

榊原「……!!!」ドキッ

榊原(鋭いなあ……)

小椋(鋭いな……とか思ってるんだろうけど、あたしはあのとき何をしてたかきちんと聞いてたんだからね!)

榊原「……その……」

小椋「ん?」

榊原「気になる?」

小椋「うん……」

榊原「これは……由美にはすごく恥ずかしい話かもしれない」

いけいけ

続けて

榊原「あのね、『演劇の極意』っていう本をたまたま見つけたんだ」

小椋(……!)

榊原「ペラペラめくってみたら、最後のページにある貸出履歴が目に入ったんだ」

榊原「そしたらね、由美の名前ばっかり書いてあったんだ」

小椋「………!」カァァァァァァァァァーーーー

榊原「部活を頑張る由美はかっこいいと思ったし、素敵だとも思った」

小椋「…………」

榊原「好きなことに夢中になれることは凄いと思うし、演じている由美を見てみたいとも思った」

小椋「…………」

榊原「あとね、『演じるとは』っていう本も見かけたんだけど」

小椋「…………」カァァァァァァァァァァーーー

榊原「由美は恥ずかしくなると、すぐ黙っちゃうよね」

小椋「……!ううううるさい!恒一くんには言われたくないもんね!!!」

榊原「そういうところも、好きだよ」

小椋「そ、そんな恥ずかしいセリフを言えるのは……恒一くんだけだよ!」

榊原「かもしれないね」

榊原「じゃ、そろそろかな」

小椋「……うん」

榊原「じゃあね」

小椋「……うん」

かわいい

~帰路にて~


榊原(明後日……楽しみだな)

榊原(そして……)


小椋(うぅ……恒一くん……)

小椋(まさかそんなことしてたなんて……恥ずかしくないわけがないじゃん)

小椋(そして……)

おぐりんが可愛くて寝れない件

~土曜日、恒一宅~

榊原「明日楽しみだな~」

榊原「何を着て行こうかな……」

榊原「どうせなら由美にかっこいいと言われたいよな……」

榊原「それと、お金あったかな……?」

榊原「由美に全部持たせることにならないようにしないと」

榊原「そして明日はちゃんと……」

小椋←これなんて読むの?
可愛いんだがいつも読めない

おぐら

~土曜日、小椋宅~

小椋「ママ~明日、11時から遊びに行くからね」

小椋母「うふふ、彼氏さんと?」

小椋「う、うるさい!」

小椋兄(彼氏……だと?)

小椋「もう知らないっ!」

小椋母「あらまあ」

小椋兄(おいおいマジかよ……彼氏殺そうかな)

小椋「はぁ……」

小椋(あーー緊張してきたぁ……)

小椋(それに……まだ)

~日曜日~

榊原「……」

榊原「5時に目が覚めた」

榊原「楽しみすぎて目が覚めることってあるんだな……」

榊原「そして少し緊張してきた」

榊原「とりあえず何か読んで気を紛らわせよう」

榊原「深海魚図鑑っと……あ、そういえば望月が……」

榊原「そうこうしてるうちに8時になった」

ピンポーン

榊原「誰だ?こんな時間に……」

榊原「もしかして……由美?」

ガラガラ

望月「や、やあ」

榊原「なんだ望月か……」

望月「なんだって……酷いよ!」

榊原「ああごめん、で、何の用?こんな時間に」

望月「あの、これ」

望月「この前借りた図鑑、と遅れたお詫び」

榊原「あぁ、わざわざごめん」

望月「うん、じゃあまた明日」

榊原「じゃあ」

支援

榊原「中になにが入ってるんだろう……」

榊原「図鑑と……」

榊原「イカのスルメ?」

榊原「なるほどね、そういう誤魔化し方か……」

榊原「なかなか考えたな……でも……」

榊原「もうアイツは変態としてしか見れないな……」

榊原「これからどういう接し方をすればいいんだろう……」

深海魚で抜くとかレベル高すぎるだろ…

榊原「10時15分か」

榊原「少し早めに出ようかな、待たせると悪いし」

榊原「ああ、緊張は胸に悪いんだけどな……」ドキドキ

榊原「じゃ、行ってくる」

玲子「行ってらっしゃい」

玲子「今日は…….遅くなるのかしら?」

榊原「……!」ビクッ

玲子「楽しんでくるのよ~」

榊原(勘付いてやがる……)

榊原「そういえば……」

榊原「由美に連絡先聞いてないな……」

榊原「それと、今日はどこの回転寿司に行くのかな……」

榊原「忘れ物は……お金、ケータイ、それとアレ、と……なしだな」

榊原「アレは特に忘れちゃ駄目だな……」

榊原「……着いた」

榊原「10時41分か……ちと早すぎた」

榊原「集合場所だったらどんなに早く着いても問題ないんだけどな……」

榊原「なにしろ人の家だし……」

ガチャ

小椋母「今日のゴミは重いわね……あら」

榊原「……!あ、あっ、どうもっ」アセアセ

小椋母「そんなにうろたえなくていいのよ?」

小椋母「別にママンは反対してるわけじゃないし」

榊原「……!べ、べつに、そんなんじゃ」

小椋母「ところで何かしら?由美はまだ寝てるわよ?」

榊原「え」

玲子さんマジ天使

ママンワロタ

~小椋宅~

小椋母「由美ーーー!彼氏さんがきてるわよーー!!」

小椋「……むにゃむにゃ……へー?」

小椋母「もう11時になるわよーーー!!!」

小椋母「あ、上がっていいのよ」

小椋母「というか名前聞いてなかったわね」

榊原「榊原です 榊原恒一といいます」

小椋母「あらよろしく♪恒一くん」

小椋「……むにゃむにゃ」

小椋さんの寝巻き姿想像するだけでやばいな!

パジャマパジャマ

小椋「zzz………」

小椋母「恒一くんが来てるっていってるでしょーーー??」

小椋母「あ、いつもこんなの 恥ずかしい娘で申し訳ないわ」

榊原「は、はは」

小椋「……むにゃむにゃ……って、、、恒一くんっ!?」

榊原「おはよう、由美」

小椋「ぬおおおおおおおおおおおっ!?なんで恒一くんがっ!?」

榊原「今、10時50分くらいだよ」

小椋「ああああああああああああっっ!!!???ゴメン!!!ごめんねっ!!!」アタフタ

榊原(パジャマ姿であたふたする由美……いただきました)

おぐりん可愛い

~11時20分~

小椋「ごめんっ!本当にごめんねっ!」

榊原「いや、いいよ」

小椋「ずいぶん待ったでしょ!?」

榊原「まあ、待ったけど……」

小椋「ぁうう……」

榊原(パジャマ姿……見れたしね……)

小椋「実は……言い訳に聞こえるかもしれないけどぉ……」

小椋「楽しみで……でも緊張して……眠れなかったの」

榊原「偶然だね……僕も同じようなものでね……」

朝まで残っててくれ

榊原「僕はね、楽しみで……でも緊張して……早く起きすぎたんだ」

小椋「そっちのほうがよっぽどいいよっ!」

榊原「ま、そうだね」

小椋「そう同意されてもムカつくよぉ……」プクーッ

榊原(また膨れた……かわいい)

誰かブクーっと膨れた由美ちゃんの画像持ってませんか!?

小椋「それじゃ、行きましょー!」

榊原「行きましょうか」

小椋「テンション低いよ!もっと声出して!」

榊原「行きましょう!!」

小椋「もっと!」

榊原「行きましょーー!!」

小椋「行きましょーーーー!!!!」

榊原「行きましょーーー!!!」

小椋「ま、合格点かねぇ」フムフム

榊原「これが演劇部のノリか……」

小椋「む、何か言ったぁ?」

榊原「何でもございません!」

榊原「着いたみたい、ここでいいの?」

小椋「ここで合ってるね」

榊原「ここ、聞いたことない名前だけど……」

小椋「うん、ここチェーン展開してないからね」

小椋「でもここのお寿司、前家族で食べに来た時すごくおいしかったんだよぉ!」グゥ~

榊原「お腹……」

小椋「……朝ご飯、食べてないから……」

小椋「もう!仕方ないでしょ!」

榊原「僕だってお腹空いてるし、早く入ろう?」

小椋「むぅ~……」

ところで何故回転寿司にしたんだろうか

ネタだけにってことかな

店員「らっしゃっせーおふたりさまでよろしっすかー」

榊原「はい」

店員「すてきなカップルっすねーこちらへごあんないいたしやす」

榊原「……///」

小椋「……///」

榊原(こんなこと言う店員初めて見たんだけど……)

小椋(からかってんのかな……もうっ……)

店員「こちらのテーブルせきへどっぞー」

榊原「はい」

小椋(テーブル席……ラッキー♡)

店員(あのカップル……初々しいねえ)ニヤニヤ

店員(見届けてやろうぞ)ニヤニヤ

店員のノリwwwwww

榊原「んー何食べようかな……」

小椋「コーラサラダじゃないのぉ?」ニターッ

榊原「もう!うるさいなぁ……」

小椋「あっ、回ってきたよっ」

榊原「……」

小椋「……取らないのぉ?」ニタニタ

榊原「取ればいいんだろ!取ればっ!」

小椋「怒らないでよぉ……」ニヤニヤ


店員(……)ニヤニヤ

俺「…」ニヤニヤ

小椋「ちょっとお皿貸して?」

榊原「やっぱり食べたいの?」

小椋「ん?違うよぉ♪」

榊原「じゃあ何?」

小椋「大事なこと忘れてない?」ニヤニヤ

榊原「……?」

小椋「……」

榊原「……」

俺「…」シコシコ

新メニュー:コーラサラダ

小椋「……あーんっ」

榊原「……や、やめてよ恥ずかしい///」

小椋「……恥ずかしいのは、こ、こっちだって同じなんだからっ」

榊原「理由になってないよ……まあでも……」

小椋「あーん♡」

榊原「……あーん」

榊原「……」パク

榊原「……」モグモグ

小椋「おいしー?」

榊原「……」コクリ

小椋「えへへっ」

榊原「……何だよ」モグモグ

小椋「なんでもなーいっ」ニコニコ


店員(なにあのカップル……どっちも可愛すぎんだろぉ……)

>>128
コーンサラダね
かたじけない

榊原「あ、ヤリイカ」

小椋「……!」ギクッ

小椋(本当は別に好きなわけじゃないんだけどな……)

小椋(まあ別に嫌いってわけじゃないけど……)

榊原(ちょっと由美をいじめてやろう)

榊原(あの時のお返しだ!)

榊原「ヤリイカ、大好きなんだよね?」

小椋「あ、うん……」

榊原「3皿流れてきたよ」

小椋「そ、そうだね」

榊原「まああんなにイカについて語ってたもんなー」

榊原「イカで腹を満たしても別にいいんじゃない?ってくらいだったよね?」

小椋「うぅっ……」

榊原「それに……」

小椋「もうっ!恒一くんのバカっ!あれはウソだよぉ!」

榊原「ん?じゃあどうしてそういうウソをついたのかな?」

小椋「それは、えぇっとぉ……」

榊原「んー?」

小椋「知らないよっ!」ブンッ

榊原「オウフッ……何も顔におしぼりを投げつけることはないよ……まあ言いすぎたけど……」

小椋「うぅっ……」

榊原「でも一皿は食べてもらうからね?」

小椋「別に嫌いじゃないし……いいもん……」


店員(ケンカのネタも……初々しくていいねェ!)ニタニタ

オウフwwwwww

榊原「はいヤリイカとった」

小椋「……」

榊原「よし……あーん」

小椋「……」

榊原「どうしたの?あーん」

小椋「……恥ずかしい」

榊原「なんだってー?」

小椋「……仕方ないなぁ……うぅ」

榊原「はい、あーん」

小椋「……」ハム

小椋「……」モグモグ

榊原「おいしい?」ニコニコ

小椋「……まあまあかな」ムスーッ

榊原「……」ニコニコ

小椋「な、何?恒一くん」

榊原「いや、かわいいなーって」

小椋「……」カァァァァァァァ

榊原「まだ怒ってる?」

小椋「イカを食べ終わるまで」

榊原「イカを食べ終わるまでだよ?」

小椋「……うん」

榊原「いつまでもイカの残りを食べないってのはナシだよ?」

小椋「わ、わかってるよ!」

小椋「あの……サイドメニューとらない?」

榊原「ん?いいよ 何が取りたい?」

小椋「……ゲソの唐揚げ」ボソッ

榊原「ん?」

小椋「ゲソの唐揚げ!」

榊原「……やっぱイカ好きだったのか」

小椋「断じてそんなことはないから!早く頼もっ?ねっ?」

榊原「おぅ……」

榊原「すいませーん」

店員「あーい」

榊原「ゲソの唐揚げ、一つ」

店員「ゲソからーげひとつ、わかりゃっしたー」

店員(持っていく時どんな風になってるんやろうな……)ニヤニヤ

店員「おまちどー、ゲソカラっすー」

榊原「どうも」

榊原「っと……レモンをかけて、っと……」

小椋(……!これは恒一くんといえども……見過ごすことはできない……!)


店員(あちゃーやっちまったなー)

これはアカン

やっちまったや

小椋「恒一くん。お話があります」

榊原「なに?」

小椋「レモンは……駄目よ……」

榊原「レモン?何がいけないの?」

小椋「唐揚げにレモンをかけては駄目だと言っているのです」

榊原「何かな……急に改まって……」

小椋「わからないの?」

榊原「わからない」

小椋「はぁ……よし、恒一くん。もう少し改まってお話をする必要がありそうですね」

これだから都会っ子は……

               ┌┐
         _,,-──"─"─-,,_
      ,,─"::::::::::::/::::::::::::::::::::\::::::"──-,,
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  /=====ヽ ||  ||"_,,--====ヽ |,,-" "ヽ ヽ      ふ・・・・・・
 | | |    ◎ /_ ≡"  ◎     |  |,,-""ヽヽ ヽ     ふざけるなよ・・・・!
 / | |ヽ,,,__ ./_::::::≡ヽ,, __ /::::|  | ,,-'''| |  ヽ

./|  | |    :/_::::::::         :::::::|   |/  | |   ヽ    戦争だろうが・・・・
. │ | | υ:::::/_:::υ::    υ  ∪::::::::| │/""| |    ゝ
. /│| .|  ::/_::::__:::)        ::::::::|  |""_丿丿   ヽ    思ってるうちはまだしも
 /  ::::::::|  _____,,----,, :::::::::/  "二_ノ     ヽ   それをかけたら・・・・

/   :::::::::| 〔        __」 ::::::/|           ヽ
    :::::::::::|  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄"    :::::/ |    |       ヽ  戦争だろうがっ・・・・・・!
    :::::::::::::| υ  ≡≡   ::::::::::/:  |   |ヽ─,,_  ヽ
    :::::::::::::::|    ≡   :::::::::::/:::::  |    | ヽ  ""─   戦争じゃねえのかよ・・・・!
      / ::ヽ     υ ::::::::/:::::   |     | ヾ
,,,─ " ̄/   ヽ      ::::::/:::::    |     │ ヽ─,,_
     /..    ヽ:::::::::::::::::::/::::::    |      |  ヽ
,,,──"/      ヽ──   ∪    |      |   ヽ
    /     /            |     ∧ |    ヽ

小椋「あのですね、恒一くん。」

榊原「はい?」

小椋「恒一くんは将来、例えば仕事の付き合いで居酒屋へ行ったとき、唐揚げを頼んだとします。」

榊原「はい」

小椋「それで、恒一くんは唐揚げが来た時、まず何をしますか?」

榊原「レモンをかける」

小椋「それが駄目だと言っているんですっ!」ビシッ

榊原「おぉっ!?」

小椋「仮に酒の席を共にしていた上司がレモンを嫌いだとしたら?」

小椋「仮にその上司がアツアツの唐揚げをそのままの味で楽しみたいと思っていたら?」

小椋「仮にその上司がレモンを絞ってかけたいと思っていたら?」

榊原「……」

榊原「すいません」

小椋「わかればいいのです、恒一くん」

小椋「別にあたしはレモンはかかってても構わないのです」

小椋「しかし、やはり人として守るべきマナーの基本的な部分を具現化しているルールというのが、このレモンの件じゃないんでしょうか?恒一くん」

榊原「……はい」

小椋「だから、レモンをかけてよいか断りを一度いれた上でかけるべきだとあたしは考えるのです」

榊原「……はい」ウルウル

小椋「反省してますか?」

榊原「……反省してます」ウルウル

>>148
こういっちゃんかわいい

小椋(やだ……泣きそうになってるじゃん恒一くん……もっといじめたい……可愛いよぉぉぉぅぅぅ……)

小椋「はぅぅ……」ダラーン

榊原「あの……よだれが」

小椋「……はっ!」フキフキ

榊原(よだれを垂らした由美……悪くないな)

恒一「ふぅ。10皿か、結構食べたな」

小椋「え?もう終わり!?」

恒一「あぁ……うん」

恒一「もっと食べたいの?」

小椋(あぅ……まだ全然食べたりないよぅ……)

小椋(でも……もう8皿食べてるし……)

小椋(こんなことなら朝ご飯ちょっとでも食べてくれば良かったな……)

小椋「あの……恒一くんって……」

小椋「恒一くんって……たくさん食べる女、嫌い?///」

榊原「とんでもないよ!むしろいっぱい食べてくれる方がいいと思う」

小椋「……そう?」

榊原「そうだよ」

小椋「じゃあもっと……食べていいの?」カァァァァ

榊原「いいとも」

小椋「あと、何皿くらい?」

榊原「何皿でも」

小椋(恒一くんって……いつもはかわいいけどたまにかっこいいんだよな///)

榊原「どうしたの?下向いて 食べないの?」

小椋「うるさいなぁ!食べるよぉ!」

俺にもこんな彼女がいたらなあ・・・




いたらなぁ・・・

>>153
居ない者の妄想をするのはよせ

店員(途中から見れなくて残念だったな……あのカップル)

店員(なんだよあのクソ店長……変な仕事入れやがって)


榊原「あのー、お会計お願いします」

店長「あ、はい、お勘定ですね」

店長「合計2500円ですね」

榊原「えっと……僕が1000円で……」

小椋「1500円……」

榊原「あ、朝ご飯食べてないから仕方ないよ!」

小椋「あ、、、うん」

榊原「はい、早く払って」


店長「2500円ちょうどいただきます」

店長「またお越し下さーい」

味噌汁は飲まなかったのか

榊原「ふぁ~あ、眠くなってきた」

小椋「5時に目が覚めたんだってねぇ」

榊原「え?なんで?そんなこと言ったっけ?」

小椋「そんな顔してるよ?」

榊原「……そんな眠そう?」

小椋「まぁね」ニコッ

小椋「公園行かない?」

小椋「公園で一緒に寝よ?」

小椋「……」

榊原「……」

小椋「あっ、あっ、そんな意味じゃないからねもちろん!!!///」

レモンの授業料払ってやれよ

小椋「着いたよー!」

榊原「ここか、けっこう広いんだねぇ、ふぁ~あ」ゴシゴシ

小椋「あははっ、ホントに眠そうだねぇ」

榊原「ごめんね、こんな日に」

小椋「あたしも一緒に寝るからいいんだよ!」

小椋「とりあえずあそこのベンチまで頑張れっ」

俺にもこんな彼女いるような気がしてきた

小椋「二人で腰掛けて……こういうのって……いいよね」

小椋「って、恒一くんもう寝てるし……」

小椋「本当に眠かったんだねぇ……」

小椋「本当に楽しみにしてくれてたんだねぇ……」

小椋「えへへっ……」

小椋「……」ニコニコ

小椋(そうだっ……)

はい

小椋(こうやって……)

小椋(こうやって、っと……)

小椋「ひざまくら、完成!」

小椋「寝顔……本当にかわいいなぁ……」

小椋「優しい寝顔……」

小椋「でも……たまにかっこいいの……」

小椋「そんな、恒一くんが……どうしようもなく……」


榊原「…………由……美」

>>160
呼んだ?

>>164
悪いがお前はよんでない

もう狂った時のしか思い出せない
どんな声でどんなキャラでいつ出てきたかも思い出せない
兄ちゃん死んでぽかんとしてる時ぐらいしか思い出せない

小椋「恒一くん!?」

榊原「…………由……美ぃ」

小椋「……」

榊原「…………」スゥスゥ

小椋「……ふふっ」

小椋「安心するなあ……」

小椋「恒一くんの寝顔を見てると……」

小椋「これ以上ないってくらい……安心する」

なんで俺は恒一の倍近く生きてきてこういう彼女が出来なかったんだろうな

小椋「はぁ……あたしも少し……眠く……」

小椋「でも……恒一くんを安心して寝かせられるように……起きてなきゃね」

小椋「この寝顔……いつまでも眺めてたいし……」

小椋「見てるだけで幸せだな、ホントに」



???「ちょっと、そこで何してるの!?」

小椋「!?」

望月か

赤沢さんか

俺だな

小椋「恒一くん、起きてっ!」

榊原「ん~……zzz」

小椋「起きない……どうしよう」

???「そこで何をしてるのかって聞いてんるだけど?」

小椋「……」キッ

小椋「その声は……赤沢さんね」

赤沢「ご名答」

松井さんが一番可愛いのにだれまわかってくれない

まあ松井さんには金木さんがいるしね

赤沢「いったい何をしてるの?」

小椋「まずい……これは非常にまずい……」

小椋「ましてやこんなキッツい奴に……」

赤沢「聞こえてるんだけど?」

小椋「はっ……!」

赤沢「まあいいわ……その辺はまあ自覚はないわけでもないし」

小椋(自覚あったんだ……)

無能さんちーっす

赤沢「そのかわいい寝顔はなんなの?」

小椋「あ、赤沢さんも可愛いって思ってたんだ……」

赤沢「黙りなさい!」

小椋「ひっ!」

赤沢「だからどうしたのか聞いているの。さっさと答えなさい」

小椋「……」

くっ・・・ここで赤沢さんが来てしまったか・・・
正直赤沢さんが一番好きだけど、このSSでは恒一くんは諦めてください

小椋「……今日、一緒にお寿司屋さんに行ったの」

赤沢「……」

小椋「そして、その後にこの公園に来たの」

小椋「そしたら眠いって言い出してね……よっぽど早起きだったみたい」

赤沢「……そう」

赤沢「あのね、私……」

小椋「……知ってるよ。そして私もそう」

赤沢「……そうじゃなかったら、そんなことしないものね」

小椋「……うん」

赤沢「もうこんなところまできて……いまさら奪い取れるとも思えないわ」

小椋「……うん」

赤沢「……」プルプル

俺「……」プルプル

赤沢「だから……ね……」プルプル

小椋「……うん」ウルウル

赤沢「恒一くん……と……」プルプル

小椋「……うん」ウルウル

赤沢「絶対に……絶対に……」プルプル

小椋「……」ウルウル

赤沢「あなたは……」プルプル

赤沢「幸せに……ヒック……」

赤沢「ならないと……ヒック……いけないんだから……」

小椋「うん……」

赤沢さん・・・
赤沢さんは俺が幸せにするよ

榊原「……んー?」

榊原「ってえぇ!?由美の膝枕!?」

赤沢「……嫌なところで起きたわね……」

小椋「うん……」

榊原「あ、赤沢さん?」

赤沢「そうよ」

赤沢「あなたに言いたいことがあるの」

小椋「……」

榊原「何?」


赤沢「これだけは言わせて欲しい」

赤沢「恒一くん」

赤沢「榊原恒一くん」

赤沢「あなたのことが……ヒクッ」

赤沢「好きです……」ボロボロ


榊原「…………」

榊原「……ごめんなさい」

赤沢「……」

赤沢「……」ダダッ

榊原「赤沢さんっ!」

小椋「……ダメよ」

榊原「でもっ……!」

小椋「……ダメなの……」

榊原「…………」




赤沢「バカぁ……」

赤沢「恒一くんの……」

赤沢「バカぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!!!!!!」

赤沢「うわああああああああああああああんんんんん!!!!!!!!!!」

セイシュンダナー

小椋「……」

榊原「……」

小椋「……あたしって、ホントに性格悪いの……」

榊原「……」

小椋「多分……赤沢さん以外にも恒一くんのことを好きな人はたくさんいたと思うの」

榊原「そんなこと……」

小椋「それなのにあたしは……」

小椋「うぅっ……えっぐ……」

小椋「うえぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇええぇぇぇぇえぇぇええぇぇんん!!!!!!」

小椋「あたしを……許して……」

小椋「お願い……許して」

榊原「由美っ!!!!!」ダキッ

小椋「……!!!!」

榊原「……好きだ」

小椋「……」

榊原「今日ずっと言おうと思ってた言葉だよ」

榊原「……やっと言えた」

小椋「……」グスン

寝起きで告白とかよーやるわ

いやそれぐらい俺もよくやるよ

>>192
俺だって枕になら言えるわwww
人間?そんなの寝起きじゃなくても無理ですよ

てす

小椋「榊原くんと回転寿司に行く」

なぜあたらしく立てた

逆にみんなやらないの?告白。

さるさん喰らったか

新しい方に行ってもらえば嬉しいです

完結しました

>>200
急過ぎるぞおい

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