向日葵「居回りの若草は愛くるしくて・春」(152)

再び桜の季節がやってきた――――

私達は中学三年生になり、それぞれが自分の進路を考える時期を迎える――――

そんな一年間が始まるわけであって――――


向日葵「ほら、早くしないと遅刻しますわよ!」

櫻子「うぅ……眠い」ダラァ

向日葵「起きなさいな。もう学校はそこですの」

櫻子「ふぁあ」

向日葵「もぅ、あなたは中三になっても、だらしないですわ」

あかり「あっ、櫻子ちゃーん、向日葵ちゃーん、おはよう!」

さくひま*ひまさく!

向日葵の方が低血圧じゃん

向日葵「あら、赤座さん、おはようですわ」

櫻子「あぁ、あかりちゃん、おはよー」

あかり「今日から三年生だよ、えへへ」

櫻子「あれ、そうだっけ?」

向日葵「まだボケてますの……」

あかり「クラス替え、緊張するね」

向日葵「またみんなと一緒であればいいですけど……」

櫻子「あっ、ちなつちゃんだ」

ちなつ「ああ……みんな、おはよう……」ドヨーン

あかり「ど、どうしたの、ちなつちゃん? 具合でも悪い?」

ゆるゆりSSは初めてだから、あまり細かいところは気にしないでっ!

ちなつ「いや……そうじゃないけど……結衣先輩が……」

あかり「あー、卒業しちゃったね……」

ちなつ「結衣先輩……」

向日葵「と、ところで、クラスの方は」

櫻子「……あれ、みんな一緒?」

あかり「えー!! 本当!? あかり、嬉しいよぉ」

ちなつ「そっか、みんな一緒で良かった……」

あかり「あっ、そ、そういえば、結衣ちゃん達、なるべくごらく部に顔出すって言ってたよ」

ちなつ「ほんと! っしゃぁ!!」

向日葵「赤座さんって人の扱いが一番上手いかもしれませんわ……」

櫻子「う、うん……」

タイトルから長編臭がする
がんばれ

~教室~


あかり「ここがあかり達の教室だね」

ちなつ「あかりちゃんは前列の隅か……」

櫻子「やったぁ! 後列の隅だ」

向日葵「わたくしと吉川さんは少し近いですわね」

ちなつ「ま、休み時間に集まればいっか」

あかり「ここからだと黒板見にくいよぉ……」

ちなつ(いろいろと不憫な子……)

櫻子(がんばれ、あかりちゃん)

>>7
長いよ

――ホームルーム


先生「……というわけで、まだ早いと思うかもしれないが、進路希望調査のプリントを配ります。期日は――――」


――そして


ちなつ「ねぇ、あかりちゃんは志望校とか決めた?」

あかり「うーん、まだよくわかんないなぁ。向日葵ちゃんと櫻子ちゃんは?」

向日葵「そうですわね……少し上を狙って、七森高校とか……」

あかり「わーすごいねぇ」

ちなつ「七森高校ってこの地域内にあるから便利っていったら、便利なんだけどね」

せいせいっ

櫻子「ちなつちゃんは決まってるの?」

ちなつ「もっちろん♪ 結衣先輩のいる八森高校に行く、絶対に!」

あかり「はは……櫻子ちゃんは?」

櫻子「高校行くことすら考えてなかった……」

向日葵「あなたはもう少し緊張感を持ちなさい……」

キーンコーンカーンコーン

あかり「あっ、予鈴鳴っちゃった」

ちなつ「じゃ、また後でね」

櫻子(進路……か)

櫻子ちゃんおばかわいい

――放課後


櫻子「ふぁあ、やっと終わった」

あかり「あ、この後、結衣ちゃん家に寄るけど、ちなつちゃんも来るよね?」

ちなつ「行く! 行きます!!」ガタッ

櫻子「んー今日生徒会なかったっけ?」

向日葵「ええ」

櫻子「じゃ、帰るか」

あかり「あかり達こっちだから、ばいばーい」

ちなつ「また明日ね」

向日葵「赤座さん、吉川さん、さようなら」

櫻子「じゃあね~」

向日葵「さて、わたくし達も帰りますわよ」

櫻子「うん」

綾乃も千歳も卒業してるのか…

櫻子「あっ……ところでさ、向日葵」

向日葵「何ですの?」

櫻子「突然変なこと聞くけど……向日葵って、将来の夢とかあるの?」

向日葵「……急にどうしましたの?」

櫻子「いや……考えてみたら、自分の進路とか何にもなくて」

向日葵「それで、わたくしのを参考にしたいと?」

櫻子「……うん」

向日葵「そうですわねぇ……わたくしも櫻子と同じく『これ』っていう夢はありませんわ」

櫻子「ふぅん、そうなんだ」

向日葵「それに、まだまだ時間はあるのだから、ゆっくり探せばいいと思いますの。
焦る必要はありませんわ」

櫻子「そっか、そうだよね」

向日葵「あーあ、今日は早く家に帰って、洗濯物を取り込まないといけませんわね」

櫻子「? なんでさ?」

向日葵「あなたがらしくないことを言うからですの。きっと今日は雨が降りますわ」

櫻子「な、何を~! くらえ!」

向日葵「当たりませんわよ?」ヒョイ

櫻子「くっそー!」

向日葵「そうそう、それでこそ櫻子ですの」

向日葵「あなたがさっきの調子だと、こっちまで変な感じになりますわ。いつも通りバカやっていればいいんですのに」

櫻子「ば、ばかって言った方がばかなんだよ! ばーかばーか」

向日葵「……それなら、あなたがバカじゃない」

櫻子「ちげーし! 私は天才だし!」

向日葵「はいはい」

櫻子が天才なら俺は神か…

支援

向日葵の口調が過剰に上品すぎる

櫻子「あっ、今日、夕飯の当番だった」

向日葵「また手伝いに行きましょうか?」

櫻子「……頼みます」

向日葵「後でそちらにお邪魔しますわ」

櫻子「それじゃあ、先に帰って準備してくる」タタッ


~大室家~


櫻子「ただいまー」

撫子「おかえり」

櫻子「あれ? ねーちゃん帰ってたんだ」

撫子「今日は大学早く終わったから」

櫻子「……」

>>20
今からなら直せるんだけど、どんな感じ?

撫子「……ん? どうかした?」

櫻子「ちょっとさ、聞きたいことがあるんだけど……」

撫子「内容にもよるけど、一応聞いてあげる」

櫻子「えーと、ねーちゃんって、何で大学行ったの?」

撫子「え……あー、そうだな」

撫子「まぁ、単純に社会のためだったり、就職に有利になるから、とか」

撫子「ひっくるめて、将来のためかな」

櫻子「将来……かぁ」

撫子「でも、一番は大切な人のためだったりするのかもしれない」

別にこれでいいと思うよ

>>22
どんな感じと言われると難しいが
とりあえず・・・はいらないと思う
そんなにおとなしいキャラではない
テンプレのようなお嬢様ではなく、あくまで庶民がお嬢様っぽいしゃべり方をしてるだけだし
「ですの」は基本疑問文にしか使わない
あとはまあ許容範囲

うーですの!は何なんだ……

今は書き溜めたのをただ貼ればいい
口調直しは短時間じゃできない

櫻子「大切な、人?」

撫子「そう、生半可な自分がその人の側にいても、それじゃあ、私自身が納得できない」

撫子「その人に迷惑かけないためにも、私がしっかりしてから側で支えてあげたい、そう思ってる」

櫻子「んー……ん?」

撫子「ま、その内、櫻子にも分かるときが来るよ」

櫻子「ほんとかなぁ?」

撫子「そんなことより、今日は夕飯作る当番じゃないの?」

櫻子「あっ、そういえばそうだった」

櫻子「向日葵来るから、準備しないと」

撫子「おい……」

年齢も違うしそこまで気にする必要ないと思うが
「うーですの!」はキャラソンだからね…普段そんなこと言わないよ

ピンポーン

向日葵「ごめんください」

櫻子「あ、向日葵ー? 入っていいよー!」

向日葵「それじゃあ、お邪魔します」

櫻子「だいたい準備できたから、後は任せた」

向日葵「あなたも手伝いなさい」ガシッ

撫子「悪いね、ひま子」

向日葵「あ、こんにちは撫子さん。お邪魔してます」

撫子「冷蔵庫にあるものなら、適当に使っていいから」

向日葵「わかりました。何かリクエストとかあれば……」

櫻子「クッキーがいい!」

撫子「あー、いいよ。ひま子の料理は美味しいから」

向日葵「ええ、それじゃあ、期待に答えられるよう頑張りますわ」

櫻子「ねぇ、クッキー作ってよ」

撫子「あ、今度花見をしようと思ってるんだけど、ひま子達もどう?」

水差してすまん
一人称がわたくしなのにも違和感あるけど
書いてくれるならなんでもいいや

向日葵「え、いいんですか?」

撫子「いつものお礼だと思ってくれれば……」

向日葵「それでは、お言葉に甘えて」

櫻子「やっぱマフィンがいいや」

向日葵「あなたは少し黙りなさい」ドゴッ

櫻子「ぐふぅ」


何だかんだで楽しい夕食になりました

やっぱり『わたくし』より『私』の方がいいの?
みんなと区別するために、『わたくし』にしたんだけど変か

このままでいいと思う
細かいことは各々勝手に脳内変換して楽しめばいいんじゃね?

――花見当日


向日葵「今日はお世話になりますわ」

楓「お花見楽しみだね」

櫻子「よし、行くか!」

向日葵「……あれ? 撫子さんは?」

櫻子「ねーちゃんは場所取りで先に行ったよ」

花子「優秀だし!」

向日葵「ということは、これで全員揃ったみたいですし、行きましょうか」

櫻子・楓・花子「おー!」

SSなんだから、細かいこと気にしたら駄目だろ
とりあえずそのまま続けてください

個人的にも『私』の方が良いからそうする

文字だとひらがなはどうしても子供っぽく見えちゃうから違和感はあるかもね
別に間違ってるわけじゃないしこのままでいいよ

ズーレた間ーの悪さも~(´・ω・`)そーれがぼーくの タイミングぅ♪

~公園~


櫻子「やあ、ねーちゃんお待たせ」

向日葵「お待たせしてすいません」

撫子「いや、気にすることないよ。あと、飲み物買ってくる」

向日葵「あっ、それなら私が」

撫子「すぐそこだし、構わないって」

向日葵「えーと、じゃあ、お願いします」

撫子「はいよ」タッタ

櫻子「弁当はよ!」バンバン

花子「櫻子はもっと落ち着けし」

花子ちゃんがいる
ただそれだけで幸せになれるし

向日葵「はいはい。でも、撫子さんが帰ってくるまでは手をつけちゃいけません」

櫻子「ぐっ……」

向日葵「それにお昼には少し早いし……」

花子「じゃあ、それまで楓と遊ぶし」

楓「わーい!」

向日葵「ふふっ、おちび達は気楽ですわね」

櫻子「ねぇねぇ、私達も何かしようよー」

向日葵「せっかく花見に来たんですし、桜を眺めますわ」

櫻子「うーん、まぁ、たまにはいっか」

――数分後


向日葵「……」

櫻子「……ふぁぁ」

向日葵「……」

櫻子(それにしても、ねーちゃん遅いなぁ)

櫻子(しかも、ねみぃ……)

向日葵「どうしましたの?」

櫻子「いやぁ、何か急に眠くなっちゃってさ」

向日葵「まぁ、今日は温かいですし……」

櫻子「ちょっと肩貸してぇ」ソッ

向日葵「あっ、全く……しょうがないですわね」

櫻子「んぅ……」

向日葵「……」

――さらに数分後


向日葵(それにしても、撫子さんは遅いですわね……)

櫻子「……んー」グリグリ

向日葵(ちょっと寝づらそう……)

櫻子「すぅ……すぅ」

向日葵「……」

向日葵(今回だけ……ですわ)スッ

胸枕か

――そして


向日葵(膝枕って髪が肌に触れてくすぐったい!)



女A「ねぇ見て見て、あの子達膝枕してるー」

女B「きゃー、かわいいぃー」

向日葵「うっ……」

向日葵(でも、動くわけには……が、我慢ですわ)

向日葵(それにしても櫻子の髪、さらさら)サラサラ

向日葵(寝顔……)

向日葵(はぁ、いつもこれくらい大人しいと可愛いのになぁ)

向日葵(って、私は何を言ってますの!)

櫻子「……んっ……あり?」

向日葵「あら、起きましたのね」

櫻子「? ……へっ? あ、あれ、私……」

向日葵(しまった!! 起きてからのこと考えてなかった!!)

櫻子「ここ、こ、これって……」

向日葵「あっ、いや、これは寝づらそうだったから、その」

撫子「おー、公共の場でよくいちゃいちゃできるな」

向日葵「撫子さん!!」ガタッ

櫻子「うわっ」ゴチン

支援支援

向日葵「あっ、ごめんなさい」

撫子「遅くなって悪いね。ちょっとクラスメイトに会っちゃって……」

向日葵「い、いえ、気にしないでください」

撫子「まぁ……さっきのは見なかったことにするよ」

向日葵「……すいません」

撫子「それじゃあ、お昼にしようか」

向日葵「……はい」

櫻子「そんなら、二人呼んでくるー」

――そして


櫻子「ごっ飯! ごっ飯!」

楓「櫻子お姉ちゃん、よっぽどお腹空いてるんだね」

花子「ただ食べたいだけだし!」

向日葵「たくさん作りましたから、遠慮せずに食べるといいですわ」パカッ

櫻子・楓・花子「いただきまーす!」

向日葵「はい、召し上がれ」

撫子「そういや、ひま子は高校進学だっけ?」プシュッ

向日葵「ええ、一応そのつもりで」

撫子「ゴクゴク……どこらへん目指してるとかある?」

向日葵「七森高校あたりを……」

撫子「ほぅ、なるほど」

櫻子「いふぁ、ほうゆうふぁなしするほ」

撫子「喋るなら飲み込んでから。ところで、櫻子は進路どうすんの?」

櫻子「ごっくん……だから、今そういう話するの禁止!」

撫子「ほら、どうせ迷ってるんでしょ?」

櫻子「うー、そうだけどさ……」

撫子「こういう席だからこそ話してみるもんだよ」

向日葵「……」パクパク

櫻子「そりゃあ、私も高校行きたいけど……ここらへんは頭いい学校だらけだし」

撫子「あ、じゃあ、ひま子が勉強教えてあげれば?」

向日葵「へっ?」

撫子「ひま子はそこそこ勉強できるから、七森志望なんでしょ?」

向日葵「言い換えれば、そうなるかと……」

支援

撫子「つまり、そういうことだ」

櫻子「どういうことだよっ!」

撫子「ほら、あれだ、察しろってこと」

向日葵「わ、分かりましたわ。私が櫻子に教えます」

撫子「よろしく頼む」

櫻子「?」

撫子(鈍いなぁ)

花子「つまり、どういうことだし?」

楓「花子ちゃんにはまだ早い話ってこと」

花子「?」

――そして


撫子「それじゃあ、写真撮るよ」ジー

花子「櫻子、もっとそっち寄れし」

櫻子「もう寄れねぇよ! てか、向日葵のおっぱいが邪魔!」

向日葵「な、何言ってますの! 別に好きでこんなになったわけではありませんわ!」

撫子「……嫌味か」ボソッ

櫻子「そんなことより、ねーちゃん早く」

撫子「あ、うん……」テクテク


カメラ「ジー」

全員「……」

さるよけしえん

ちっぱいさん…じゃなくて撫子さん……

カメラ「ジー」

櫻子「あ、向日葵の靴に毛虫……うs」ボソッ

向日葵「ひぃっ!!!」バコッ

櫻子「ぐふっ」 花子「ちょ、動くなし」 楓「わっ」 撫子「……」

カメラ「パシャッ」

櫻子「あっ……」

花子「あーあ、櫻子がバカやったせいで変になっちゃったし」

向日葵「ご、ごめんなさい」アセアセ

楓「えへへ、記念の一枚だね」

撫子が無子に見えて胸の無い子なのかと一時期思ってた

撫子「じゃあ、もう一枚撮ろっか」

花子「今度は何もするなし」

櫻子「反省してます……」

向日葵「まったく」

撫子「準備できたから、いくよー」ジー


こうして記念の写真を残し、花見は賑やかなまま終わりました

間違ってはいない

――数週間後


櫻子「うーん……」

あかり「どうしたの? 難しい顔して」

櫻子「これ」ヒラヒラ

あかり「あー、進路希望調査のプリントね。今日が提出日だっけ?」

櫻子「うん……でも、何にも決まってなくて。どうすればいいんじゃい」

ちなつ「正直に書けばいいと思うよ」

櫻子「さっすが、ちなつちゃん! そうとなれば……」カキカキ

ちなつ「いや、今の適当……」

櫻子「大丈夫大丈夫……できたっ!」

長いのか
支援

向日葵「ちなみに、何て書きましたの?」

櫻子「まだ決まってません、って」

向日葵「再提出くらっても知りませんわよ……」

櫻子「その時はその時、っと」

ちなつ「そういえば、もうすぐGWだけど、みんな予定とかある?」

あかり「今のところはないかなぁ」

向日葵「これといった用は……」

櫻子「いつも暇だよ~」

ちなつ「よしっ、じゃあ、みんなでプチ旅行しよう!」

あかり・向日葵・櫻子「プチ旅行?」

ガタッ

GWにもSSスレたつかな

長いって言っても、分割で長い
この話はもう半分切ってる……と思う

ちなつ「そう! 三年間の思い出に! この後だと受験で忙しくなるし、行くなら今の内かなぁ、って」

あかり「わぁ、面白そう!」

向日葵「いいかもしれませんわね」

櫻子「そんで、どこに?」

ちなつ「んーそうだなぁ……こう、思い出にグッと残るような、刺激的な場所がいいなぁ~」

向日葵「でも、旅費や宿泊費を考えたら、あまり遠出もできませんし……」

あかり「あかり、一度でいいからとーきょーに行ってみたいなぁ」

ちなつ「と、東京!?」

櫻子「都会かぁ。 おいしい食べ物あるかなぁ」ジュル

向日葵「まぁ、櫻子は置いといて……悪くはないかもしれませんが、観光地としては不向きでは?」

ちなつ「確かにねー。某遊園地ならまだしも……」

あかり「あっ、そういえば、東京にはたくさんのゲーム屋さんがあるって聞いたよ」

向日葵「確か船見先輩はゲーム好きでしたわね」

ちなつ「!!!」ガタッ

櫻子「わっ」

ちなつ「ゲーム……結衣先輩……プレゼント……褒められる……」ブツブツ

櫻子「ちょっ、ちなつちゃん怖いよ」

ちなつ「よしっ! 行き先は東京! 異論は認めない!!」

あかり「わーい、やったー」

向日葵(赤座さん……策士ですわ)

櫻子「なんだかよくわからないけど、おいしいもの食べ尽くすぞ!!」

ちなつ「フフフ……」


そして、一週間が経ち、二泊三日のプチ旅行の日がやってきた

区切りがいいからご飯食べてきます、ごめんなさい

ちょろ川さん

代行呼ぶんだ

ごめんね、食べ終わった

――GW・プチ旅行当日

~駅・ホーム~


向日葵「また遅刻ですの!」タタッ

櫻子「き、昨日はあまり眠れなかったんだもん」タタッ




ちなつ「あっ、二人とも五分遅刻!」

あかり「おーい、こっちだよぉ」

向日葵「ハァハァ……遅れてごめんなさい」

櫻子「ふぇー疲れた」

あかり「お疲れ様。まだ電車来てないから大丈夫だよ」

ちなつ「ま、これで全員集まれてよかったね」

プォーン

あかり「あっ、電車来たよ!」

櫻子「あと、数分遅れてたら、一時間待ちか……おそロシア……」

向日葵「はぁ、間に合って本当に良かったですわ……」

ちなつ「とりあえず、中に入って休も」

~電車内~


あかり「昨日はあまり寝られなかったよぉ」

櫻子「おっ、実は私も寝られなかった!」

ちなつ「もー、みんなちゃんと寝といてよー。今夜はコイバナで盛り上がるつもりだったのに」

あかり「な、何か話す内容が丸わかりだね……」

向日葵「私はさっき走ってきてたから、少し休みたい」

櫻子「ちゃんと運動しないからだよ」

向日葵「さ、櫻子にしては正論ですわね……」

あかり「あかりは居眠りしよっかな~」

ちなつ「到着する駅までかなり時間あるから、寝ても大丈夫だよ」

さるよけ

あかりちゃん最終手段にでたか

あかり「じゃあ、着いたら起こしてね」

櫻子「そんじゃ、私も」

向日葵「私も寝ますわ」

ちなつ「えっ、みんな寝ちゃうの?」

櫻子「まぁ、頼むよ、ちなつちゃん」

ちなつ「あ、うん」








あかり「Zzz……」

櫻子「くかーくかー」

向日葵「すぅ……すぅ」

ちなつ(うぉぉ、暇だ……)

――数十分後


ちなつ(こうきたら、机を蹴っ飛ばして盾代わりにして……)

ちなつ(そこから、相手の懐に潜り込んで、銃を吹き飛ばす……)

ちなつ(そして、結衣先輩に手を差し伸べて『大丈夫でしたか?』と……完璧)

ちなつ(あ、もうそろそろだ)

ちなつ「ほら、みんな起きて!」

あかり「すぴー……」

ちなつ「うおっ、また半開きか! 怖いよ、あかりちゃん」

櫻子「んにゃ……」

向日葵「……あ、もう着きましたのね」

プシュー ○○駅ー ○○駅ー

ちなつ「ほら、降りるよ」ペチペチ

あかり「うひゃっ」

向日葵「ほら、起きなさい、櫻子」グワングワン

櫻子「……おお、もう着いたか」

ちなつ「まだまだ乗り換えあるんだから、急いでー」

あかり・向日葵・櫻子「はーい」

おいチーナが俺たちみたいな妄想してんぞ

――そして


ちなつ「こっちの電車!」

櫻子「急げー」


――そしてそして


向日葵「乗り換えこれ?」

ちなつ「あ、あれ?」

あかり「あかり駅員さんに聞いてくるー」


――さらにそして


櫻子「東京駅ひっろっ!!」

向日葵「まるで迷路ですわ……」

あかり「結衣ちゃん喜びそうだね」

ちなつ「いやいや、ダンジョンじゃないから」

――最終的に


あかり「やっと着いたー」

ちなつ「お、お疲れ様……」

向日葵「吉川さんこそ、お疲れ様ですわ」

櫻子「私達の旅はこれからだ!」

あかり「まだ始まってすらいないよぉ」

ちなつ「とりあえず、宿舎に向かおっか」

櫻子「ホッテール♪ ホッテール♪」

ちなつ「あ、ちなみに費用削減のため、ホテルじゃないよ」

櫻子「なっ……」ガーン

ちなつ「大丈夫! そこまでボロい宿舎じゃないから!」

向日葵「さりげなく酷いこと行ってますわね……」

あかり「よーし、宿舎にレッツラゴー」

ちなつ・向日葵・櫻子「えっ」

あかり「えっ」

向日葵「さすがに……」

櫻子「ちょっと……」

あかり「へ、変?」

ちなつ「冗談は置いといて、行こう……」

さるよけ

まさかネカフェか

~宿舎~


向日葵「わりと近くにあって良かったですわね」

櫻子「見た感じは普通の旅館っぽいね」

ちなつ「はい、鍵もらってきたよ」

あかり「じゃあ、荷物置いたら、何しよっか?」

ちなつ「うーん、時間もあまり無いし……」
櫻子「そうだ! 何か食べに行こう!」

向日葵「そしたら、せっかくの夕飯が食べられなくなりますわ」

櫻子「ぶー」

ちなつ「そうだねぇ、ここからだと池袋のナモシャインシティにバスで行くのが近いかな?」

あかり「じゃあ、そこに決まりだね」

ちなつ「うん、行こっか」

これで処女作とはやるな

初っぱなからダメ出しくらったけどね……

~池袋・ナモシャインシティ~


櫻子「うおー人多いー!!」

向日葵「GWですからね」

ちなつ「ちょっと予想超えてた……」

あかり「はぐれないようにしないt……ってわあああ」

向日葵「言ってる側から、人波に流されてしまいましたわ!」

ちなつ「あ、あかりちゃん、手! 手!」ギュッ

あかり「わわ、っと、っしょ」ギュッ

ちなつ「ちょ、引っぱ……私までぇぇ、わわわ」

向日葵「ああっ、吉川さんが!」

櫻子「向日葵こっち!! 人少ない」グイッ

ひとごみーにながされーてー

完結させるなら何も問題ないね!

向日葵「へ? あ、ちょっ」

櫻子「あかりちゃーん、ちなつちゃーん、後で合流しようねー!!」

< ハーイ

向日葵「……あっという間に見えなくなりましたわ」

櫻子「さて、どうしますかな?」

向日葵「落ち着いたら、携帯で吉川さん達と連絡とりましょう」

櫻子「それまで、ぶらぶらするか」

向日葵「そうですわね」

~屋外~


櫻子「ふっ、やっぱり池袋にはいい風が吹くなぁ」

向日葵「……何かっこつけてますの?」

櫻子「るせー、折角なんだからいいだろ!」

向日葵「まぁ、構いませんけど……あれ?」

櫻子「ん? どうしたの?」




女の子「ふぇぇん、ふぇぇん」シクシク



櫻子「おやっ、迷子かな?」

向日葵「……ちょっと声掛けてきますわ」

女の子「ふえぇ、ママー、パパー」シクシク


向日葵「どうしましたの?」

女の子「ママとパパがぁ……」

櫻子「……」

向日葵「大丈夫! きっと見つかりますわ」

女の子「ほんとぉ?」

向日葵「ええ、私達が必ずママとパパのところに連れていってあげますから」

女の子「……うん」

向日葵「さ、はぐれないように私とこっちのお姉ちゃんと手を繋ぎましょう」ギュッ

女の子「うんっ!」

櫻子「お、おう」ギュッ

そいやっ

~迷子センター~


ピンポンパンポーン マイゴノオシラセデス

向日葵「これでママとパパが来てくれますわ」

女の子「うん」

櫻子「……飴舐める?」

女の子「わーい」

向日葵「ふふ、気が利きますわね」

櫻子「た、たまたま持ってただけだし」

櫻子ちゃんが人に食べ物をあげるなんて!?

ガチャッ

母親「○○!」

女の子「ママー! パパー!」

父親「この子が迷惑かけてすみません」

女の子「お姉ちゃん達が探してくれたんだよー」

向日葵「見つかって良かったですわね」

母親「本当にありがとうございました」

向日葵「いえいえ、はぐれないように手を繋いであげてくださいね」

女の子「ばいばーい」

向日葵「ばいばい、ふふっ」

櫻子「……中々やるじゃんか」

向日葵「楓の面倒見てますし。それなりに慣れてますわ」

櫻子「ふーん」

キライジャナイモン♪ キライジャナイモン♪ キライジャナイモーン♪

向日葵「着信ですわ」ピッ

ちなつ『あ、向日葵ちゃん? あーだこーだ』

向日葵「ええ、わかりました。噴水広場ですね」ピッ

向日葵「……ということですの」

櫻子「つまり、その噴水広場に行くわけだな」

向日葵「ええ、じゃあ、行きましょうか」

よくアイドルとかのイベントが行われている噴水広場か

だいぶ長い話だけどテンポよくていいね
ていうか意外とさるさんされないな

~噴水広場~


ちなつ「何だかんだで買い物しちゃった」テヘッ

あかり「あかりもお菓子たくさん買っちゃった」

櫻子「おーい、二人共ー」

ちなつ「あっ、おーい」

あかり「やっほー」

向日葵「とんだ災難でしたわね」

あかり「ごめんね……あかりがもっとしっかりしてれば……」

櫻子「いや、あの流れはあかりちゃんぽかったよ?」

あかり「ど、どういう意味!?」

ちなつ「もう時間もあまりないから、後は宿舎でゆっくりトランプでもしよっか」

向日葵「そうですわね」

あかり「あかり負けないよ!!」




その後、あかりはトランプで負けまくりました

~宿舎・お風呂~


あかり「ご飯おいしかったね」

向日葵「まさかあれほどのご馳走が出るとは思ってませんでしたわ」

ちなつ(それよりも、あかりちゃんが中三になっても、くらげパンツだったことに驚きだよ……)

櫻子「うひーごくらくぅ」

ちなつ(そして、向日葵ちゃんのこれは一体……)ジー

向日葵「あ、あんまりジロジロ見ないで……」サッ

櫻子「く、くそー、おっぱい禁止!」ガバッ

向日葵「ひゃっ、ちょっと」

あかり「他のお客さんに迷惑だよぉ」

あかりちゃん考えてることが顔に出やすいから…

――そして


向日葵「結局、一番早く寝たのが吉川さん……」

櫻子「まぁ、一番頑張ってたからね」

向日葵「赤座さんも寝てしまって」

櫻子「今起きてるのが私達だけ、と」

向日葵「……」

櫻子「……」

向日葵「……」

櫻子「……眠い?」

向日葵「電車の中でたくさん寝たから、あまり」

櫻子「だよね」

向日葵「はぁ、特に話すこともありませんし、目瞑ってますわ」

櫻子「そういえば、迷子になった女の子の両親見つかってよかったね」

向日葵「ええ、本当に」

櫻子「……向日葵っていいお母さんって感じがする」

向日葵「いきなり何ですの?」

櫻子「やっぱ何でもない」

向日葵「……そう」

櫻子「ここで一つ、ねーちゃんから聞いた池袋にまつわる都市伝説を」

向日葵「さっきから何がしたいんですの?」

櫻子「とある宿舎の押し入れには……」

向日葵「……」

櫻子「御札が隙間なく貼られている……らしい」

((((;゚Д゚))))ガクガクブルブル

櫻子「そして、押し入れに隙間があると、夜な夜な老婆が包丁を持って」

向日葵「……ちょっと待って」

櫻子「おっ、怖い?」

向日葵「あなたの横……」

櫻子「へっ?」チラッ

向日葵「押し入れ」

櫻子「……へぇ」

向日葵「……」

櫻子「……ぉ」

向日葵「……」

櫻子「ぉおおわぁああ!!!」ガバッ

向日葵「さ、櫻子、一つ提案がありますわ」

櫻子「なななな、何?」

向日葵「い、一緒に寝ません?」

櫻子「賛成! 賛成! 大賛成!!」

向日葵「は、はやく来て! 怖いですわ!」

櫻子「うおおおおお!」ガバッ

向日葵「あ、あなたが変なこと言うからこんなことに!」


櫻子「だって定番だろ! 怖い話!」

向日葵「そうですけど……もうちょっとそっちに寄っても?」

櫻子「いいよ、いいよ……」

支援

向日葵「……」

櫻子「……」

向日葵(それにしても、櫻子とこうやって一緒の布団で寝るの久しぶり)

櫻子「ねぇ、向日葵……どっか行かないでね」

向日葵「ええ、とりあえず、今は離れたくはないから」

櫻子「……あのさ、何で誰かが側にいるとこんなにも安心するんだろうね」

向日葵「……私に聞かれても」

櫻子「……」

いいよ、いいよ……いいよ!

向日葵「櫻子も……どこかに行ったら、許しませんわ」

櫻子「……」

向日葵「……櫻子?」

櫻子「……すぅ……すぅ」

向日葵「……寝てますの、ね」

向日葵(わたくしも……あなたが側にいると思うと、何故か安心できますわ)

向日葵「……」


――その一方


ちなつ「(((゚Д゚)))」ガクガク


途中から起きてた

――朝方


あかり「ふぁあ、よく寝た……わぁっ、ちなつちゃんがあかりの布団にいるよ!」

ちなつ「あ……あかりちゃんおはよう……」

あかり「ち、ちなつちゃんクマがすごいよ!」

ちなつ「くまはあかりちゃんでしょ……」

あかり「あかりくまさんじゃないよ!」プンスカ

向日葵「あ、もう朝ですのね……あ、あれ、体が」

櫻子「向日葵ぃ、行くなー」

向日葵「ちょ、ちょっと、起きなさい。そして、体から離れなさい」

櫻子「……ん……朝か」

向日葵「ふぅ、何事もなくて良かったですわ……」

ちなつ「よしっ、昨日寝ちゃった分、今日は遊ぶぞー!」


その日は適当にぶらぶら食べ歩きながら、いろんなところに行きました

――そして再び夜


ちなつ「さぁ、やってきました、コイバナ大会」

ちなつ「あかりちゃんはリタイアしてしまったので、この三人でやります」

向日葵「えっと、具体的に何をしますの?」

ちなつ「ふふふ、まずは私が結衣先輩について語ります!!」

櫻子「う、うん?」

ちなつ「まずは……」

――数十分後


ちなつ「ってなわけなの♪」

向日葵「は、はぁ……」

ちなつ「じゃあ、次は櫻子ちゃん!」

櫻子「へっ? 私?」

ちなつ「恋愛に関することなら何でもいいよ!」

櫻子「私かぁ……うーん、難しいなぁ」

櫻子「あっ、私はぶっちゃけ恋愛とかよりもご飯が好き!」

ちなつ「……次、向日葵ちゃん」

向日葵「わ、私は特にそういうのは……」チラッ

さるよけ

ちなつ「ふぅん、ちょっと耳貸して」

向日葵「?」

ちなつ「当てていい?」ゴショゴショ

向日葵「へっ!?」

櫻子「何話してるんだよー」

ちなつ「…………でしょ」ゴショゴショ

向日葵「ふぁっ!!!」

櫻子「何だ! いるのか! 当たったのか! 私にも教えろ!!」

向日葵「なななななな何で」

ちなつ「乙女の勘よ♪」

ばればれバレンシアよ…

向日葵「うう……」

ちなつ「大丈夫! 私も応援するから」

向日葵「吉川さん……」

櫻子「私にも教えろー!!」

向日葵「う、うるさぁぁぁい!!」バシッ

櫻子「ぐへっ」

ちなつ(不器用ね……だが、それがいい)


三人で盛り上がった後、翌朝にはあかりを含む四人は東京を離れて富山に帰りました

――GW明けの次の日


あかり「この前は楽しかったね」

ちなつ「うん! それにこのゲームも手に入ったし」

向日葵「あ、あの……よ、吉川さん……ちょ、ちょっと」

ちなつ「え? ああ、うん、わかった」

あかり「? 二人共どうしたんだろ?」

櫻子「さあ? この前の旅行からあんな感じなんだよ」

~トイレ~


向日葵「えっと、つまり、その……」

ちなつ「大丈夫、誰にも言わないし、本人にも言わない」

向日葵「それならいいんですけど……」

ちなつ「恋する乙女同士、がんばりましょう!」

向日葵「は、はぁ……」

ふむ

キーンコーンカーンコーン

向日葵「あ、予鈴ですわ」

ちなつ「んと、次はホームルームだっけ? 何決めるのかな?」

向日葵「確か……文化祭に何をやるか、だったかと」

ちなつ「じゃ、急ご」タタッ

向日葵「あ、待って」





つづく

ということで、中途半端な終わり方になったけど、あとは続く形になります
続きはたぶん明日かなぁ……

乙乙
まってるぜ

carvipでしょそれ


続き楽しみにしてるわぁ
何時ごろとか決めてるの?

乙!
続編も期待しているよ

うーん、適当に心の準備ができたら?

乙!

昼か夕か夜かくらいは・・・

じゃあ、夜にする


楽しかったよ

じゃあ夜に適当に探し回ってみるわ
ありがとう
続きも頑張ってなー

読んでくれてありがとう~

オッツリーン

乙乙

ん?保守したほうがいいのか?

>>54
それ以上はやめとけ
臭すぎ
うわ、お前恥ずかしいな

>>78,135
ID変えてごくろうさん

ごめんね、保守いらないよ
別にスレ立てるから

このSSまとめへのコメント

このSSまとめにはまだコメントがありません

名前:
コメント:


未完結のSSにコメントをする時は、まだSSの更新がある可能性を考慮してコメントしてください

ScrollBottom