男「捕まった」 エルフ「ふふふ」(338)

立ったら書く

男「捕まった」 サザエ「うふふふふ」

ザアアアアア


男「(俺のいた国とエルフ族が戦争を始めて約1ヶ月)」

男「(開戦してからしばらくは、我が国とエルフ族の戦力は5分5分だった)」

男「(しかし、しばらくすると強力な魔法を使用してくるエルフ族が優勢となり)」

男「(我が国は劣勢となった)」

男「(そこで政府は数でゴリ押しをするために、俺達一般市民や低階級の者にも召集令状を出した)」

男「(そして俺は戦争に参加するはめになった)」

男「(……現在は本隊からはぐれて迷子中である)」

はぐれ迷子である

ザッザッザッザッ

男「……おーい!誰かいないか?」

男「いい歳こいて、森の中で迷子になるとは……」

男「……めんどくさいから、このまま逃げようかな?」

男「まだ死にたくないし、終戦までどこかに隠れて」

男「終わったら、家で酒でも飲むか!」

男「そうと決まったら早いとここの森から抜けるか!」

トココの森である

ザッザッザッザッ

男「……」

男「森から出れない……」

男「というか自分がどこにいるのかもわからないのに、迂闊だった……」

グギュルルルルルル

男「……腹減ったな」

男「……ん?なんだ?あれは」

男「……小屋?」

男「とりあえず、中に入ろうかな」

男「……待てよ?これは罠かもしれない」

男「入った瞬間に、背後からやられるかも……」

グギュルルルルルルル

男「……飢え死にするよりはましかもな」

ガチャ

男「お邪魔しまーす……」

男「……誰もいないのか?」

男「……食料は無いかな?」


男「……台所だな」

男「なにかないかな?」ガサゴソ

トコトコ

エルフ「……」

男「うーん」ガサゴソ

エルフ「(……人間?)」

エルフ「(戦争がめんどくさいからここの小屋に隠れてたのに)」

エルフ「(まさか人間が入ってくるとは)」

男「なにも無いなー」ガサゴソ

エルフ「(盗人?)」

エルフ「(偵察?)」

エルフ「(……それとも殺しに?)」グッ

ザッ

男「ん?なんだ?」

エルフ「覚悟!!」ダッ

男「え?」


ゴッ!

ドサッ

男「」ピクピク

エルフ「やっちゃった……」

エルフ「でも、まだ息をしているみたいだし」

エルフ「監視も兼ねて、捕まえておこう……」

____
__
_

男「……っううん?」ムクッ

ジャリッ

男「ん?……鎖か?これ?」ジャリッ

男「というか、なんで俺はベットに首輪で繋がれているんだ?」

エルフ「起きた?」

男「!?」

エルフ「なにをそんなに驚いているの?」

男「エ……エルフか?」

エルフ「うん」

男「(まずい!まずい!)」

男「(どうやらこの小屋はエルフの罠だったらしい)」

男「(しかも、相手はエルフ、何をされるかわかったものじゃない、最悪だ)」

男「……殺すのか?」

エルフ「?」

男「エルフ族からしたら、人間は敵だもんな」

男「お前は俺を殺す気だな!」

エルフ「え?、貴方は私を殺しにきたんじゃないの?」

男「……は?」

エルフ「この小屋の場所を探って!殺しにきたんでしょ!」

男「……ちょっと待ってくれ」

エルフ「何?」

男「君は、俺がこの場所を知っていて、襲撃しに来たとでも?」

エルフ「うん」

男「……それは誤解だ、俺は腹が減ってなにか食べ物がないかこの小屋にだな」

グギュルルルルルルルル

男「……」

エルフ「……私を殺すためではないの?」

男「うん」

エルフ「そう……」

男「だったら、この鎖を外してくれないか?」ジャリッ

エルフ「なんで?」

男「俺は君に危害は加えないし、逃げた後もここの場所は誰にも教えないから!」

エルフ「……だーめ!」

男「はぁ!?」

エルフ「逃がした後に貴方がここの場所を誰かに教えないとは限らない!」

男「待ってくれよ!絶対に誰にも言わないから!」

エルフ「……それに、貴方はここへ食べ物を盗みにきたでしょ?」

男「ッ!?……そうだよ」

エルフ「なら、ここで窃盗罪で監禁する!」

男「はあ!?冗談じゃない!!」

エルフ「うるさい!盗人!」

男「しょうがないだろ!腹が」

グギュルルルルルルル

男「……減ってたんだから」

エルフ「……」トコトコ

男「っおい!どこに行くんだよ!」ジャリッ

男「おい!」

男「(ったく!なんなんだよ!この状況!ついてねぇ!)」

男「(まさかエルフに捕まるとは……)」

男「(……このまま放置されて餓死するのか?俺は)」

__________
_____
___
_

男「(……あれから2時間半)」

男「(エルフは外に出たっきり戻ってこない)」

男「(本気で俺を餓死させるつもりか……)」

グギュルルルルルルルル

男「(……喉が渇いた、腹が減った)」

男「(思えば、最後に飲んだのは川の水だな)」

男「(あれはクソ不味かった、泥の味しかしなかったし、硬水だし)」

男「(あんな水が最後の晩餐になるとは……)」

ガチャッ

男「!?」

エルフ「ただいま」パタン

男「……」

エルフ「……寝てるのかな?」

エルフ「……出来たら起こせばいいかな?」


ザクッザクッザクッ

男「(向こうの部屋から刃物で何かを切る音がする……)」

男「(……殺されるのか?俺は)」

男「(……20分は経ったのか?)」

男「(あっちでなにかやっているみたいだが)」

トコトコトコトコ

男「(おっと……)」

男「……」

エルフ「おーい」ユサユサ

男「(揺するなよ……)」

エルフ「ご飯できたから起きてよ」ユサユサ

男「(……え?)」

男「……飯?」ガバッ

エルフ「うん、お腹空いてたみたいだしね」

男「毒でも入れてるのか?」

エルフ「入れるわけないでしょ」

男「……信用できないな」

エルフ「……」スッ

男「?」

エルフ「はむっ」パクッ

男「何してんだ?」

エルフ「信用してくれないから、毒味してあげてるの」モグモグ

男「……わかったよ、食べるよ」ジャリッ

男「……首輪のせいでそっちのテーブルまで行けないんだけど」

エルフ「わかった」トコトコ

男「?」

エルフ「はい、あーん」スッ

男「……別に手は自由だからそこまでしなくても」

エルフ「いいの!」グイッ

男「ったく、わかったよ」パクッ

エルフ「あーん」スッ

男「……早い、味わわせろよ」

エルフ「……で、味はどうなの?」

男「……」モグモグ

エルフ「早く」

男「塩味が薄い」

エルフ「……ちょっと待ってて」トコトコ

男「?」

男「なんだそれは」

エルフ「塩」

男「……でかい箱だな」

エルフ「はい」ドバッ

男「うわ!?料理に大量の塩を入れるな!」

エルフ「え?味が薄いっていうから」

男「限度を考えろよ!」

エルフ「……ふふふ」クスクス

男「なんだよ」

ぱんつをぬいだのである

エルフ「さっきまであんなに警戒してたのに」

男「……うるせえ」

エルフ「もうご飯食べさせてあげないよ?」

男「それは困るな」

エルフ「正直だね」スッ

男「ったく……」パクッ

男「っ!?」ビクッ

エルフ「どうしたの?」

男「……しょっぱい、水くれ」

エルフ「はいはい」トコトコ

男「なあ」

エルフ「何?」

男「……トイレ行きたいんだけど」

エルフ「へ?」

男「トイレ」

エルフ「行けばいいじゃん」

男「首輪」ジャリッ

エルフ「あっ……」

男「首輪外してくれよ、別に逃げやしないから」

エルフ「……」

男「な?」

エルフ「だめ、逃げないとは限らないし」

男「……」

エルフ「図星ね」

男「じゃあ、漏らすわ」

エルフ「それもダメ!」

シャー

男「なんか、首輪したままトイレって落ち着かないな」シャー

エルフ「しょうがないじゃない、逃げるかもしれないし」

男「……ペットの気分だ」シャー

エルフ「ふふふ、いい気味ね人間」

男「なんだと!」クルッ

エルフ「うわあ!?おしっこかけないでよ!」

男「うるせえ!エルフ風情が!」シャー

エルフ「……何か言うことは?」スッ

男「ごめんなさい」

エルフ「別にペットらしくその汚いものを切ってもいいのよ?」

男「すいませんでした、早くそのナイフをさげてください」

エルフ「……次は許さないから」

男「(危うく男の勲章を失くすとこだった)」フゥ

エルフ「……汚れたから水でも浴びよ」トコトコ

男「俺も体洗いたいな」

エルフ「だめ!逃げられるかもしれないし」

男「……汚くなるぞ?」

エルフ「別に!捕虜みたいなものだもん!」

男「いいんだな?臭くなるし、部屋の中が蛆とハエだらけになるぞ?」

エルフ「……それは困るかも」

男「だろ!」

男「おい」

エルフ「なに?」

男「なんで首輪に手錠までしなくちゃいけないんだ?」

エルフ「背後から襲われたら困るし」

男「だかからって、森の中を両手を封じながら歩くのも危険だと思うが」

エルフ「別にいいの!」

男「……はぁ」

ザアアアアアアア

エルフ「こっち見ないでよ?」

男「……だったら首輪の鎖を手から離せばいいじゃないか」

エルフ「だめ!逃げるし」

男「……へいへい」

男「(いくら相手がエルフといえど、女の裸は見たいな)」

エルフ「……見ないでよ?」

男「(見たくなるんだなそれが)」

エルフ「……」ゴシゴシ

男「……」チラッ

男「(悪くは無いな)」

男「(もう少し、胸にボリュームが欲しいところだが)」

エルフ「?」

男「(おっと)」スッ

エルフ「気のせいかな?」ゴシゴシ

男「(もう少し堪能しようか)」ジー

エルフ「次は、貴方の番ね」

男「おう」ニヤニヤ

エルフ「なんでニヤニヤしてるの?」

男「なんでもない」ニヤニヤ

エルフ「そう」

男「そうだ」

男「……なあ」ゴシゴシ

エルフ「なに?」

男「俺の裸をじろじろ見るのは止めてもらいたいんだけど」

エルフ「目を離したら逃げるじゃん」

男「見られながらだと、なんか落ち着かないんだよ」

エルフ「ダメ!」

男「ったく……」

エルフ「(男の人の裸……)」ジー

横においといたパンツ消滅したんだけど・・・










寒いはやくしろ

男「終わったぞ」

エルフ「ええ」ニヤニヤ

男「なんでニヤニヤしてんだ?」

エルフ「なんでも」ニヤニヤ

男「そうか」

エルフ「そうよ」

エルフ「寝ようか」

男「ベットは一つしかないけど」

エルフ「……うーん」

男「いいよ、俺は床で寝るから」

エルフ「だめ!逃げるかもしれないし!」

男「じゃあ、どうするんだ?」

エルフ「私が隣で見張っていればいいじゃない」

男「……添い寝?」

エルフ「うん」

男「……」

エルフ「zzz」

男「(なんで俺はロープでグルグル巻きなんだ?)」

エルフ「zzz」

男「(寝顔もかわいいなコイツ)」

男「(少し、ムラムラしてきたけど)」

男「(これじゃあ、身動きがとれない)」

わっふるわっふる

コケコッコー

男「……」ボー

エルフ「寝不足?」

男「まあな」

エルフ「……朝ご飯作ってくる」トコトコ

男「(昨日は結局寝れなかった)」

男「……今のうちに」ゴソゴソ

男「……」シュッシュッシュッ

エルフ「ねえ」

男「うわあああああああああああああああああああああああああ!?」

わっふるわっふるわっふ

エルフ「……なに?」

男「(危ねえ……危うく見られるところだった)」ゴソゴソ

エルフ「なにか隠してるの?」

男「いや?なんでもない」

エルフ「そう」トコトコ

男「……迂闊にオナニーもできん」

_________
______
___
_

ピッケルピッケル

男「(あれから一ヶ月が経った)」

男「(エルフはあれからも俺の首輪は外さなかった)」

男「(しかし、だんだん料理も俺好みの味付けになってきている)」

男「(オナニーできないのを除けば、マシかもしれない)」

男「(添い寝さえなければ!!)」

スカーフアギルダー・・・

エルフ「はい、あーん」スッ

男「むぐっ」パクッ

エルフ「じゃあ食器片付けるね?」トコトコ

男「ああ」

男「(完全に介護生活になってきている)」

男「(しかし、ムラムラは収まらない)」ムラムラ

エルフ「ねえ」

男「なんだ?」

エルフ「さっき森の中でこんなものを拾ったんだけど」スッ

男「酒?」

エルフ「へーこれお酒なんだ、フタが空かないけど」

男「まかせろ」グッ

キュポン

男「フタが空いたぞ」スッ

エルフ「わーい!お酒飲んでみたかったんだ!」

男「飲んだことないのか?」

エルフ「うん」

男「(そういえば、すっかり戦争の事を忘れてたな)」

エルフ「どうしたの?」

男「ん?戦争が終わったら自宅で酒でもゆっくり飲んでたいなと思ってさ」

エルフ「自宅……」

男「ああ、戦争が終わったら家に帰らせてくれよ?」

エルフ「……うん」

男「?」

エルフ「そんなことより飲もうよ!」

男「はいはい」

エルフ「うぐっ」ゴクゴク

男「っ!?直接ビンで飲むなよ!」

エルフ「っぷは!おいしいねこれ!」

男「……満足したようでなにより」

エルフ「ウグッ!」ゴクゴク

男「……俺の分は?」

I removed underpants.

エルフ「っぷは!!」

男「全部飲みやがった……」

エルフ「……」

男「どうした?」

エルフ「……ウプッ!?」

男「っおい!はやくトイレ行け!」

エルフ「っっっ!!」ダダダダダダ


オエー ビチャビチャ 

男「イッキ飲みなんてするから……」

                _ U ∴ ol
               / /∴ U :l
              |   | U o∴。l
              |   | : ∴ ol    ゴクゴク!!!!
              |  ∨∴ U∴U
             ∧  ∨U o∴ l

             /  \ ∨∴ oUl   _ノ!
             | ( ^) Y ̄ ̄ ̄ ̄ ̄_ ノ
             |////   ̄ ̄ ̄| ̄
             》         }
            /         /

            /         │
           │         │

男「ほら水」スッ

エルフ「……」ゴクゴク

男「まったく……」

エルフ「……ねえ」ボソッ

男「なんだ?」

エルフ「貴方は、この戦争が終わったら帰るの?」

男「は?」

エルフ「ここは嫌?」

男「何言ってるんだ?」

計画通り(暗黒微笑)

メロンちゃんが生まれるのか

エルフ「私は嫌なの?」

男「お前何言って」

エルフ「……///」ポー

男「(こいつ、酔ってる!?)」

エルフ「……」トコトコ

男「おいっ!?なにするつもりだ!!」

おいっ!?なにするつもりだ!!
がチチみたいに脳内再生された・・・

エルフ「ぐへへへへへへへへ」グイッ

男「顔を近づけるな!!」

エルフ「グヘヘヘヘ」グググ

男「おい!やめ」

ブチュ

男「っ!?」ジタバタ

エルフ「っ……はぁ……はぁ……」クチュクチュ

男「(ゲロ味のディープキス!?)」

               ,, -―-、       
             /     ヽ   
       / ̄ ̄/  /i⌒ヽ、|    
      /  ⌒/   / /          
     / ///  ト、.,../ ,ー-、       
    =彳      \\   ヽ、 
    /          \\、 ヽ
   /         /⌒ ヽ ヽ  ヽ
   /         │   `ヽl_ヽ
  │         │  


男「(臭い!臭い!臭い!ゲロ!)」ウプッ

エルフ「っ……はっ……はあ……」クチュクチュ

男「(でも止めてほしくない!不思議!)」クチュクチュ

エルフ「っぷは!」チュポン


タラー

男「……糸すげー」タラー

エルフ「ぐへへへへへへへへへへ」ドンッ

男「うおっ!?」ドサッ

エルフ「げへへへへへへ」ジー

男「……なんで、俺のソーセージ様を見ているんだ?」

エルフ「……」スッ 

ジィー

男「チャックが!?」ボロン

エルフ「グヘヘヘヘヘヘ」ガシッ

男「ひうん!?」ビクッ

ほひひひでも良いんですよ?

エルフ「はむっ!」パクッ

男「っっっフェラだと!?」

エルフ「……んっ……ん」チュポッチュポッ

男「おおうっ!?」ビクッ

男「(なにげにうまいぞこいつ!)」

エルフ「んっ……んっ」ジュルジュル

男「いっ!?」ビクッ

エルフ「んん……んっ……んっ」チュポッチュポッ

男「うおうっ!?」ビクッ

エルフ「んっんっんっ」ズッズッズッ

男「もう無理いいいいいいいい!!」ビクッビクッ

ドビュルルルルルル

エルフ「うんんんんっ!?」ゴクンッ

男「……全部飲みやがったコイツ!!」

エルフ「……ウプッ!?」

男「っ!?トイレ!」

エルフ「ううううっ!!」ダダダダダダダダダ


オエー ビチャビチャ

男「なんか……吐かれると悲しいな」

なにこのエルフww可愛いww

                _ U ∴ ol
               / /∴ U :l
              |   | U o∴。l
              |   | : ∴ ol    ゴクゴク!!!!
              |  ∨∴ U∴U
             ∧  ∨U o∴ l

             /  \ ∨∴ oUl   _ノ!
             | ( ^) Y ̄ ̄ ̄ ̄ ̄_ ノ
             |////   ̄ ̄ ̄| ̄
             》         }
            /         /

            /         │
           │         │

        ヾ   .。 . 。
     ,゙     ./ / ./ / , -―-、       
  く       ./ / ./ /./    ヽ   
       /./ ./ ̄ /  /゙i⌒ヽ、|    オエーーーーーーーーー!!
 ノ    / ,ヽ '/  /゙ヾ/          
     /    、/ ,ー´-/       
    =彳    |‘゚。、` ヽ。..,..o   
    /        ゙, ,( ゙゚、。、。、o\
   /        | |ヽ ヽU  o  \
   /         | │ \ o ∴ `ヽ8 \
  │         \\U 。  ゙ 。 U 、 :l
  /          ゙し、、  ・  。 、 。 |:!
            。 U\..\ o ○  U

                。  ゙ o し ゙ 8 。


エルフ「っはあ……はあ」

男「はい水」スッ

エルフ「んっんっ」ゴクゴク

エルフ「……」コトッ

男「……あのー」

エルフ「……私ね」

男「ん?どうした」

エルフ「貴方に行ってほしくないの」

男「は?」

エルフ「貴方に逝ってほしくないの


理不尽すぎワロス

エルフ「戦争が終わっても」

男「……なんでだ?」

エルフ「……貴方とここ一ヶ月過ごして、楽しかったの」

エルフ「今までロクに異性と話した事もなかったし、人間とも」

男「……」

エルフ「私、戦争に参加したくなくて、この小屋に逃げてきたの」

男「まあ、俺もだな」

エルフ「そして、貴方に出会った」

男「……」

エルフ「楽しかったよ?ここ一ヶ月」

男「監禁だけどな」

エルフ「……どっか行ってほしくなかったから」

エルフ「貴方といるとポカポカするの」

男「……」

エルフ「心が、体が」

エルフ「ねえ」ジワッ

エルフ「どこにも行かないでよ」ポタポタ

絢波「ガタッ」

>>154
誰だお前

絢波「?!」ガタッ

男「……いいよ」

エルフ「え?」ポタポタ

男「俺はどこにも行かない、お前と一緒に居てやる」

エルフ「いいの?」ポタポタ

男「ああ、どうせ自宅には誰もいないからな」

エルフ「本当?」

男「うん」

エルフ「っ!!」ダッ

男「うおっ!?急に抱きつくな!」

エルフ「……うれ…し」ダキッ

男「……っふう」ナデナデ

あなたといると心がポタポタするの・・・

男「なあ、首輪外してくれないか?」

エルフ「……なんで?」

男「いいから」

エルフ「……わかった」カチャ

男「っ隙あり!」ドンッ

エルフ「キャッ!?」ドサッ

男「ふふふ、形勢逆転だな」

エルフ「……何を?」

男「さっきは一方的だったからな!今度は俺からやらせてもらおうか!」ガバッ

エルフ「……好きにしていいよ?」

男「それじゃあ、服脱いでよ」

エルフ「……はい」ヌギヌギ

パサッ

男「……わんだふぉ」

エルフ「……///」モジモジ

男「……触っていい?」

エルフ「……はい///」

男「……」ムニュ

エルフ「ひうんっ!?」ビクンッ

男「どうやら胸が弱いとみた」ツンツン

エルフ「むっねばかりっは!やめてっ!!」ビクビク

男「じゃあ、下の口でも見ようか、足広げて」

エルフ「……///」バッ

男「(見事なM字開脚だ!)」

男「これが!……桃源郷!!」

エルフ「……そんなに、見ないでよ!///」

男「ターゲット!ロックオン!」

エルフ「?」

男「フィンガーロケット発射!!」シュッ

クチュ

エルフ「っ!?」ビクッ

男「まだ、9発も残しているぞ!ぐふふふ!」

男「しかし、指だけではつまらん」グイッ

エルフ「……ふぇ?」

男「下のお口に俺がディープキスでもしてやろう」

エルフ「え?」

ペチャペチャ

男「ふへへへへへ…ほうら!」ペロペロ

エルフ「うっ…ん……んん」ビクビク

男「舌突撃!」ジュプ

プッ

男「」

男「(これが!?マン屁!?)」

エルフ「……あの?」

男「(臭い!?臭い!)」

男「ウプッ!?」ダダダダダダダダ

エルフ「ちょっと!?どこ行くんですか!?」


オエー ビチャビチャ

エルフ「」

男「すいません」

エルフ「……」

男「……ごめん」

エルフ「……流石に吐くのは引くよ」

男「……悪い、まさかあんなに臭いとは」

エルフ「……」

男「続きしようか」ドンッ

エルフ「えっ!?」ドサッ

男「あれ?さっきより濡れてる……」

エルフ「……吐いてる間に自分でしたから」

男「そうか……していいんだな?」

エルフ「どうぞ」ニコッ

男「入れるぞ?」グッ

エルフ「……多分そこは尿道」

男「おお、確かに小さいな、これか」ズプッ

エルフ「いっ!?」」

男「……もしかして、初めてなの?」

エルフ「っうん!……っはぁ…はぁ」

男「……ゆっくりのがいいか?それともイッキか?」

エルフ「ゆっく

男「てえいっ!!」ズンッ

エルフ「ひぎいいいいいいぃっ!?痛い!?」ビグンッビグンッ

男「今まで監禁されてきたんだ、言うとおりにすると思うなよ!」パンパンッ

エルフ「あっ……あんっ……ああ…んっ///」パンパン

男「……もう感じてるのか、早いな」パンパン

男「……っはあ」パンパンパン

エルフ「ひっ……んんっ…あああっ///」パンパン

男「俺も、もうそろそろ限界が!!」パンパン

エルフ「あんっ……あひぃ!?///」パンパンパン

男「しかし、まだ行けるうううううううう!!」パンパンパンパンパンパンパン

エルフ「ひいいいいいいぃん!?/////」ビクビクッ

男「と、ここで限界だああああ!!」ドビュルルルルル

エルフ「中に来てるううううううう!?」ビクビクンッ

男「ふう」

エルフ「……」グッタリ

男「勢いで中に出してしまった……」

エルフ「……zzz」スゥスゥ

男「寝たか……」ナデナデ

男「……心配するな、お前と一緒に居てやるよ」


________
_____
__
_

男「(あれから3週間が経った)」

男「(一度、エロイことを覚えたエルフは)」

男「(あれから毎晩毎晩体を求めてきた)」

男「(……それを断りきれない俺だった)」

男「(そしてまた、首輪を付けられた)」ジャリッ

男「あいつ、遅いな……」

男「食料を探しにいくといったきり帰ってこない」

男「……なにかあったのか?」


ガチャッ

男「エルフか?」

兵士「っ!?」

男「え?」

兵士「おいっ!大丈夫か!」ダッ

男「え?なんでうちの国の兵士がここに?」

兵士「来てくれ!ここに囚われている男を見つけたぞ!」

男「待て!なんの話だ?」

兵士「助けにきたんだ!」

男「助け?俺は助けなんていらない!」

兵士「どういう事だ?」

男「俺はここにエルフと住んでいるだけだ!」

兵士「……こりゃ、幻術にやられているな」

男「は?」

兵士「安心しな、さっきそこら辺でお前を監禁していたエルフを捕らえたんだ」

兵士「もう大丈夫だ」カチャカチャ

男「……」

兵士「ほら、こんな薄暗い所から早く出よう」

男「……」スタスタ

兵士「(こりゃ、精神的にやられてるな)」

男「(あの兵士の話によると、戦争はすでに終わっていたらしい)」

男「(今はエルフ族の残党狩り)」

男「(エルフは見つけしだい、オスは殺し、メスは奴隷にする)」

男「(……人間側の大勝利)」

男「(結局俺は、エルフの姿を見ることなく国に帰ることになった)」

男「(……約束したのに)」

男「おやじ、酒」

店主「おいおいお客さん、もう何杯目だ?」

男「うるせぇ!さっさとだせよ!」ドンッ

店主「ったく……」ゴソゴソ

男「……」ヒック

男「(酒を飲んでもイライラする)」

男「っんむ」ゴクゴクッ

男「(胸がモヤモヤする)」

ガチャッ

男「……夜か」ヨロヨロ

男「帰るか……」ヨロヨロ

男「どこに?」

男「あの小屋に?エルフはもういないのに」

男「それとも、あの寂しい我が家か?」

男「俺はどこに行きたいんだ?」

男「……」ヨロヨロ

男「わからない」ヨロヨロ

______
___
_

男「っううん」ムクッ

男「……いつの間にか階段で寝てたのか俺は」

男「……あいつはもういない」

男「いない」ジワッ

男「……いいじゃないか、監禁されてたのから脱出できたんだ」ポタポタ

男「なに……泣いてるんだ?俺」ポタポタ

男「ああ、これは嬉し泣きか」ポタポタ

男「あははははははははははははははははは!」ポタポタ

男「はははははははははははあはっはははは!」ポタポタ

男「……」ヨロヨロ

ドンッ!

「っ気をつけろ!クソが!」

男「……」ヨロヨロ

「おいっ!調子乗ってんじゃねえぞ!」

バキッ!


男「ぐっ!?」ドサッ

「ざまあみろ!」ペッ

男「……うぷっ」

男「おえっ!」ビチャビチャ

男「……飲みすぎたか」

『イッキ飲みなんてするから』

男「……っはは!エルフの事言えないな!俺も!」

男「エルフはもういないのにさ!」

男「あいつも今頃奴隷に……」

男「……奴隷か」

男「……ああ、なんだ、アイツに会うのは簡単なことじゃないか」

コツン コツン

エルフ「(捕らえられてもう1週間)」

エルフ「(私以外の仲間はほとんど売られてしまった)」

エルフ「(どうやら、処女とやらはとても貴重品らしい)」

エルフ「(そうじゃない私はまだ誰にも買われてない)」

エルフ「(……あの人はどうしているのだろう)」

男「……この家を売る」

「いいのかい?まだ新築みたいだけど」

男「ああ、なんなら家の中身ごとくれてやる」

「そうか」

男「いくらだ?」

「ほれ」スッ

男「……結構あるな」パラパラ

「まあ、それくらいあったら、中古のエルフくらいは買えるな」

男「中古か……」

エルフ「……」

トコトコ

エルフ「(……誰か来た)」

商人「お前を買う奴が現れた、出ろ」

エルフ「(とうとう、買われちゃうのか)」

商人「ったく、珍しい客だ、わざわざ中古を買うなんて」

商人「まあ、在庫処分になっていいけど」

エルフ「……」トコトコ

商人「ほら、そこの扉の先にお前を購入したお客様がいる」

エルフ「……はい」

商人「まあ、悪く思うなよ」

商人「呪うなら、自分の運命でも呪いな」

エルフ「……」トコトコ


ガチャッ

男「よお」

エルフ「……なんで貴方が?」

男「俺がお前を買ったんだよ」

エルフ「……」

男「なんだ?」

エルフ「……」ポタポタ

男「うおっ!?泣くなよ!」

エルフ「なんで……買ってくれたの?」ポタポタ

男「……言ったじゃねえか」

エルフ「え?」ポタポタ

男「一緒に居てやるって」ナデナデ

エルフ「っわあああああん!」ガシッ

男「おい!いきなり抱きつくな!」

エルフ「怖かった!知らない人間に買われてどんな目にあうか想像してたら!」ポタポタ

男「……」ナデナデ

エルフ「もう、貴方に会えないと思ってた!」ポタポタ

男「……」ギュッ

エルフ「でも!会えた!」ポタポタ

男「……そうだな」

_________
_____
___
_

トコトコトコトコ


エルフ「いいの?」

男「なにがだ?」

エルフ「あんなボロボロの小屋よりも、街のほうが」

男「……あの国には奴隷にされたエルフがたくさんいる」

エルフ「……」

男「正直見てるとさ、胸糞悪いね、俺もお前もな」

エルフ「……うん」

男「それに、お前を奴隷だとは思いたくない」

エルフ「あっ見えた!」

男「おっ、本当だ」

エルフ「……本当にいいの?」

男「……いくら小奇麗な家にいたって、この小屋での思い出には匹敵しない」

エルフ「……」タタタタタ

男「いきなり走ってどうした?」

ガチャッ

エルフ「おかえりなさい!」



男「……っはははは!」ケラケラ

エルフ「笑わないでよ!」

男「悪い、あまりにも予想外すぎて」

エルフ「……返事は?」













男「ただいま!」


おしまい

おまけ


コンコンコンコン

男「……」コンコンコンコン

エルフ「ねえ」

男「今、とても集中しているんだ、後で」

エルフ「……ねえ」

男「なんだよ!」

エルフ「板の向き逆だけど」

男「うおっ!?」

エルフ「イスがぼろぼろだから新しく作るっていったけど」

男「……」

エルフ「なにこのオブジェ、カクカクだけど」

男「俺の……自信作です」

エルフ「へえ」ゲシッ

ガシャン

男「うわあああああ!?マイチェアーが!!」

エルフ「……手先が不器用なんだから変なことしないの!」

男「……俺の自信作がああああ」

エルフ「ご飯できたから、家に入ろうよ?」

男「飯か」スクッ

エルフ「……立ち直り早いね」

男「まあな」

エルフ「ふふふ」

男「笑うな」

男「……」モグモグ

エルフ「……」ジー

男「どうした?」

エルフ「あーん」スッ

男「……またそれか」

男「あむっ!」パクッ

エルフ「ふふふ」

男「まったく……」

エルフ「ねえ?」

男「なんだ?」

エルフ「……」チョンチョン

男「ん?腹を指刺してどうした?」

エルフ「……できたの」

男「へ?」

エルフ「赤ちゃん」

男「え」

男「えええええええええええええええっ!?」

男「本当か!?」

エルフ「うん」

男「うわああああああ、今のうちに名前を考えないとおおおおお!!」

エルフ「慌てすぎ」

男「いやいや、だってだって!俺とお前の子だよ?そりゃうれしいさ!」

エルフ「そうね」

男「いやっほおおおおおおおおおおおお!」ダダダダダダダダダ

エルフ「落ち着きなさい」グイッ

男「また首輪かよ」ジャリッ

エルフ「しばらく反省!」

男「とほほ、捕まった」



エルフ「ふふふ」


おしまい

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