橘純一「Hになればなるほど硬くなるものなーんだ?」(647)

絢辻「鉛筆」

橘「え?」

絢辻「だから鉛筆でしょ?」

絢辻「突然真剣な顔をして聞きたいことがあるって言い出すからびっくりしちゃったじゃない?」

絢辻「で、用事はそれだけなの?」

橘「……こ、これはないよ」

梅原「あぁ……そりゃないぜ。絢辻さん」

棚町「ホント、絢辻さんにはガッカリだわ」

田中「絢辻さん!見損なったよ!」

絢辻「えっ?えっ?」

絢辻「ど、どういうことなのよ!?」

橘「行こう……これ以上は無駄だよ」

梅原「そうだな」

棚町「はぁ……つまらない女になっちゃって」

田中「じゃあね、絢辻さん」

絢辻「ま、待ちなさいよ!」

絢辻「せめてどういうことなのか説明して!」

橘「昨日、梅原達と話し合ったんだよ」

橘「絢辻さんはどこまでなら面白い対応ができるかって」

梅原「それでだな、大将に変な質問をさせて反応を見てみようってことになったわけだ」

棚町「あたし達の見解では、顔を赤くして純一を叱った後に、ハッと気づいたように正しい答えをして締めてくれるってとこだったんだけど」

田中「即答だもん。ガッカリ」

絢辻「な、何よ!それ!?」

橘「絢辻さんなら、わかっていながらも付き合ってくれると思ったんだけどなぁ……」

梅原「大将……元気だせよ?な?」

棚町「高校生にもなって、わざわざこんな下らない問い掛けをするのに、純一は勇気を振り絞ったはずなのに……」

田中「橘君は悪くないよ?悪いのは……」

絢辻「わ、私だっていうの!?」

橘「……薫、田中さん……いいんだよ、もう」

橘「悪いのは……僕だからさ」

梅原「……大将」

棚町「……あんた」

田中「……橘君」

橘「ごめんね、絢辻さん。下らないことで貴重な時間を奪ってしまって」

橘「じゃあ、またね……」

絢辻(た、橘君ってあんな悲しそうな顔できたの!?)

絢辻(……急に罪悪感が)

絢辻(……素直に謝ろう、うん)

絢辻「ま、待って……待って!橘君!」

絢辻「私が悪かった……私が悪かったからさ」

絢辻「……そんな顔をするのはやめてよ」

絢辻「橘君……ごめんなさい」

棚町「あ、あんたが空気を読めればこんなことにはッ!!?」

田中「か、薫!?」

梅原「棚町!落ち着け!」

橘「やめろ!薫!」

棚町「!?」ビクッ

棚町「……ごめん」

橘「言い争っても、僕らのトキメキは帰ってこないよ」

橘「だから、今日はもう帰ろう?」

橘「……今日、僕らの間には何もなかったんだよ」

~次の日~

絢辻「…………」

絢辻(…………私の……バカ)

絢辻(……橘君に嫌われちゃったかな)

絢辻「…………ハァ」ズーン

梅原「おいおい、絢辻さんこの世の終わりが来たみたいな沈み方してるぞ」

棚町「何だか可哀想になってきちゃったわね」

田中「橘君も……凄いことになってるよ?」

橘「…………僕は何にドキドキすればいいんだ」

橘「……無力だなぁ」

橘「今すぐ帰って押入れに篭りたい……」

梅原「大将!」

橘「……何だい?梅原?」

梅原「の、望みを捨てんなよ!」

橘「……望み?何のこと?」

梅原「あ、絢辻さんはあんなことになっちまったけどよ!」

梅原「他にも大将には女の子の友達いるだろ!?」

橘「……うん、まぁね」

梅原「最初の趣旨とはズレちまうけどさ」

梅原「きっと……きっとだ!」

梅原「大将をドキドキさせる答をしてくれる子はいるはずだぜ!?」

橘「………そうかな?」

棚町「何を弱気になってんのよ!?」

田中「そうだよ!橘君、自信を持って!」

橘「みんな……」

橘「……みんな!ありがとう!」

橘「僕……また頑張ってみるよ!」

梅原「おう!その意気だぜ!」

橘「そうと決まればジッとしていられないよ!」

橘「ちょっと行ってくる!」

梅原「おう!」

棚町「あんたはやっぱりそうじゃないとね!」

田中「橘君!頑張ってね!」

橘「うおおおおおおッ!」

スタタタタタ……

棚町「……さて、次は」

梅原「絢辻さんだな」

田中「橘君と違って、難しそうだね」

梅原「絢辻さん?大将はいっちまったぜ?」

棚町「あんたはどうするの?」

絢辻「私は取り返しのつかないことをしてしまったから」

絢辻「どうするもこうするも……」

田中「この意気地なし!!」

絢辻「!?」

梅原(た、田中さんが!?)

棚町(恵子が吠えた!?)

田中「何で橘君のことを追いかけないの!?」

絢辻「お、追いかけたって……」

田中「勉強熱心なんじゃなかったの!?」

田中「橘君が喜ぶような反応を勉強しようとは思わないの!?」

田中「そこでただ座ってるだけじゃ、橘君取られちゃうよ!?」

あれ? かっこいい!?

田中「……な、なんてね!」テヘッ

田中「た、たまには熱血してみたりするのもいいかな~って」

梅原「びっくりしたぜ!」

棚町「やるじゃない、恵子」

田中「えへへっ」

絢辻「……田中さんの癖に好き放題いってくれちゃってさ」

絢辻「そうね。後悔して自分に酔うなんて愚か者のすることね」

絢辻「私は……そうじゃない!」

絢辻「というわけで、敵情視察してくるこら」

絢辻「あとはよろしく」

タタタタ

田中「あ、何か元気になったみたいだよ?」

梅原「よかった、よかった」

棚町「さて、あとはどうなることやら」

橘「森島先輩!」

森島「あ、橘くん」

橘「今お時間ありますか?」

森島「うん、大丈夫だよ。どうしたの?」

橘「そ、その……先輩にお尋ねしたいことがあって!」キリッ

森島「……その様子だと真面目な話みたいね」

森島「どうしたのかな?」

橘「あ、あの……僕……どうしても気になることがあって!」

橘「そ、その!先輩!!」

橘「え、Hになればなるほど硬くなるものって何ですかね!?」

森島「……ふぇ?」

橘「ですから!Hになればなるほど硬くなるものって何かご存知ですか!?」

森島「ほ、本気で聞いてるの?」

橘「僕は本気です!!」

麻耶ちゃんがアップを始めたようです

森島「え、え~とねぇ」

森島「Hになればなるほどかぁ……」

森島「……////」

森島「そ、そんなもの私の口から言えるわけないでしょ!?」

橘「ぼ、僕は先輩の口から聞きたいんです!」

森島「……本気なの?」

橘「は、はい!」

森島「……もう!そんな眼をしてもダメなんだからね!」

橘「そ、そんな……」

森島「わ、わかった!答えるから」

森島「ちゃんと答えるから、そんな顔しないで?ね?」

橘「先輩……」

>>45
ソース出せやこら

>>48

森島「は、恥ずかしいから……一回しか言わないよ?」

森島「聞き逃しちゃった、なんて許さないんだから!」

橘「は、はい!お願いします」

森島「……え、Hになればなるほど硬くなるもの」

森島「……それは、ね?」

橘「………」ドキドキ

森島「………え、鉛筆////」

橘「え、鉛筆!?そうだったのか!」

森島「もう……こんなこと恥ずかしいこと他の子に言わせちゃダメよ?」

橘「は、はい!ありがとうございました!」

森島先輩と橘さんの思考が先に行きすぎてて追い付けない

森島「あはははっ!あ~、おかしい!」

森島「Goodよ、橘君!」

森島「まさか真面目な顔であんなことを聞いてくるなんて!ぷぷぷっ!」

橘「いや~、先輩がノリのいい人で助かりましたよ、本当に」

森島「あ、私からも橘君に聞きたいことがあったんだけど?」

橘「はい、何ですか?」

森島「クラスの子が話してたんだけどね」

森島「あのね?毛だらけの棒を口に入れて動かす行為ってなぁに?」

橘「えっ」

森島「何でも白いものが口からこぼれてくるとかどうとか」

絢辻「歯磨きでしょ」

>>73
田中「がっかりだよ!」

橘「そ、それは……」

森島「どうしたの?顔赤いよ?」

森島「でね、クラスの子の話を聞いてたら」

森島「私も橘くんにしてあげたくなっちゃった!」

橘「な、な……なんてことを……」

森島「ん?ますます顔を赤くしちゃって!」

森島「もう、エッチなんだからぁ」ニヤニヤ

橘「せ、先輩!ズルいですよ!?」

橘「そんこと言われたら、あっちにしか考えがいかないじゃないですか!?」

森島「ん?あっちって何かな?」ニヤニヤ

橘「……ぼ、僕に言わせるつもりですか!?」

森島「うん!」

橘「……わかりました!答えます!」

森島「わお!いい返事!」

橘「こ、答えは……」

森島「うんうん!答えは?」

橘「フェ……は、歯磨きですよね!?」

森島「え?フェ?」

森島「むむむっ…………/////」

森島「ま、まさかそういう風にやり返されるとは思ってなかったわ」

橘「先輩も顔が真っ赤ですよ?」

森島「う、うるさーい!」

森島「ちょっと想像しちゃっただけなの!」

橘「え?歯磨きをですか?」

森島「そ、そう!橘君に歯磨きをしてるところを想像しちゃったら、小っ恥ずかしくなっただけで!」

森島「べ、別にいやらしいことなんて考えてないよ!?」

橘「……いやらしいこと?何の話ですか?」

森島「むむむっ、白々しいにも程が……/////」

森島「も、もう!橘くんのバカッ!」

タタタタタ……

森島「ベーっ!」

橘「先輩、走ってどっかに行っちゃったよ」

橘「わざわざ曲がり角であっかんべーしてく辺りが先輩だな、うん」

橘「次は誰に聞こうかな!」

ラブリーが凄すぎて次以降がこれを越えられるか心配

橘「梨穂子ーっ」

梨穂子「あっ、純一!」

橘「さて、早速だけど……」

梨穂子「うん、なになに?」

橘「クイズです。素直に、思った通りにお答え下さい」

橘「正解者にはココアを一本進呈します」

梨穂子「えぇー!?本当に!?」

梨穂子「私頑張っちゃうよ~!」

橘「さて、問題」

梨穂子「デケデン!」

橘「Hになればなる程硬くなるものは何?」

梨穂子「……えぇ~!?」

梨穂子「純一ぃ~?それ、答えなきゃダメ?」

橘「ココアいらないのか?」

梨穂子「ほ、欲しい!けど……/////」

橘「制限時間……五秒前、四、三、二、一……」

梨穂子「ま、待ってよ!」

梨穂子「ヒントは?ヒントはないの!?」

橘「ヒントかぁ……うん、ヒントがあってもいいよね」

橘「じゃあ、いくつか梨穂子の質問に答えるよ」

梨穂子「う~ん、それじゃあね」

梨穂子「じゅ、純一もそれを持ってるよね?」

橘「勿論だよ」

梨穂子はデブじゃないなぁ!!!

梨穂子「……じゃあさ、私はそれ持ってない?」

橘「そうだなぁ、高校生はあまり持ってないかも」

梨穂子「ね、年齢関係あるの!?」

橘「うん。そういえば、梨穂子は僕のを使ったこともあるよ」

梨穂子「えぇ!?私が純一のを!?」

橘「最近はそうでもないけど、小学校の時とかよく僕のを使ってたろ?」

橘「『やっぱり純一のは握りやすくていいね!』っていいながらさ」

梨穂子「わ、私……何てことを////」

橘「濡れたら開くものってなーんだ」
七咲「濡れたら開くものですか?」


でお願いします

橘「まだ質問はあるか?」

梨穂子「………ないよ」

梨穂子「純一?何でそういことを言わせようとするの?」

橘「恥ずかしがってる梨穂子が可愛いからかな」

梨穂子「か、可愛い!?」

梨穂子「………純一の、ばか」

梨穂子「わかった、答えるよ」

梨穂子「ココア……二本買ってね?」

橘「え?二本も飲むのか?」

梨穂子「純一と一緒に飲みたい」

橘「う、うん。それは構わないけど」

梨穂子「………」スーハースーハー

梨穂子「覚悟が決まったよ」

梨穂子「うんとね、答えは~」

橘「答えは?」

梨穂子「答えは……うぅっ、やっぱり恥ずかしい」

梨穂子「あのね?純一?聞き返さないでね?」

橘「う、うん」

梨穂子「その問題の答えは!」

梨穂子「おちん……////」

橘(おちん……?)

橘「ま、待て!梨穂子!落ち着け!」

橘「それ以上いけない!」

梨穂子「な、何!?」

橘「冷静になるんだ!!そっちじゃない!」

梨穂子「え?そっちじゃない?」

梨穂子「……あぁ!!」

おかしい・・・梨穂子がそんなに早く気付くわけ・・・

ピッ…….ガコン!

橘「はい、ココア」

梨穂子「……純一にまんまと嵌められてしまったのです」

橘「だ、だって!まさか引っかかる人がいるなんて思ってなかったんだよ!」

梨穂子「ほんっとうに恥ずかしかったんだよ!?」

梨穂子「じゅ、純一が……いきなり可愛いとかいうから……悪い」

橘「ごめん……」

梨穂子「ん~、今回は許してあげるけど……」

梨穂子「あっ」

橘「どうした?」

梨穂子「仕返し……していい?」

橘「……それ聞いたら仕返しにならないだろ?」

梨穂子「えへへっ、言われてみればそうだね」

リホコスキーとアンチリホコスキーが火花を散らすスレだな

梨穂子「純一、あのさ?」

橘「何だ?」

梨穂子「『いっぱい』の『い』を『お』に変えて言ってみて?」

橘「え?」

梨穂子「ほらほら、早く~」

橘(ぼ、僕……試されてるのか?)

橘(中途半端はよくないな……よし!)

橘「おっぱい!」

梨穂子「もうエッチなことばっかり考えてるから、そうなっ」

橘「おっぱい!おっぱい!」

梨穂子「ちょっ、ちょっと?純一?」

橘「おっぱい!おっぱい!おっぱい!おっぱい!」

梨穂子「や、やめて!?みんな見てるから!」

橘「おっぱい!おっぱい!おっぱい!おっぱい!」ブンブン

梨穂子「そ、そんな腕を上下に振りながら叫ばないでよぉ~!」

ちくしょうwwww珈琲噴いたwwwww


橘さんなら確かに連呼するレベルw

梨穂子「とほほっ……結局私が二回も恥ずかしい目にあっただけだったよぉ」

橘「や、やらなきゃいけない気がしたんだ!」

橘「これに関しては梨穂子にだって責任はある!」

橘「これに懲りたら、僕を甘く見ないことだな!」キリッ

梨穂子「うぅ、自分から仕掛けたことだから何も言い返せない」

梨穂子「あのさ、純一?」

梨穂子「私だからいいけど、他の子を同じ目に合わせたら大変なことになるからね?」

橘「う、うん。気をつけるよ」

梨穂子「わかればよろしい!」ビシィッ

梨穂子「じゃあ、私行くね」

橘「うん、またね」



橘「さて、次は?」

七咲



と見せかけて響ちゃん!
当然ラブリーとのタッグマッチだ

まさかの愛歌先輩

橘「ん?あそこにいるのは?」

橘「塚原先輩!」

塚原「ん?あぁ、橘君?」

森島「私もいるんだけどなぁ!?」

橘「む、無視したわけでは……」

森島「ついさっきは世話になったわね……?」ゴゴゴゴゴゴ

森島「今回は負けないんだから!」

塚原「ちょっと?何の話なの?」

橘「あー、実はですね」

橘「あっ」

森島「……橘君、一時休戦よ?わかってるわね?」

橘「えぇ、もちろんです」

橘・森島「ふふふふふふふ……フゥー、ハハハハハハッ」

塚原「ちょっと!?急に高笑いしだしてどうしちゃったの!?」


よし、今だ!
七咲ッ!響ちゃんのヘルプにつくんだ!!

ラブリー先輩が響先輩の匂いを嗅ぎつけたようです

七咲なら「おちんちんですね・・・郁夫も~~」

とか普通に言いそうだな

森島「ひびきちゃん?」

塚原「な、何?」

森島「これからひびきちゃんがいやらしい子だってことを証明してあげるわ!」

塚原「はいはい、何を馬鹿なことを……えっ?」

森島「橘くんは知らないかも知れないけど、ひびきちゃんは三年生の間では名の知れたエロ大臣なのよ?」

塚原「何を急に言い出すの!?」

塚原「た、橘君もいるんだよ!?」

森島「橘くんがいるから、よ?」

橘「つ、塚原先輩っていやらしかったんですか!?」

塚原「そ、そんなことは……ないと思う」

誰か
響ちゃんが「はるかになんていおう」と連呼しながら
服を着ようとしているイラストをお願いします

>>178
正確には脱ごうとしてるとこだな

>>181
後ろにいる橘さんの動きから
交尾後だとわかりますぜ、兄貴

森島「ところで、橘くん?」

森島「チャック……あいてるよ?」

橘「え?チャック?……あっ!?」

橘「す、すみません!!壊れちゃってるみたいで、油断すると勝手に降りてくるんですよ」

塚原(た、橘君のチャックが……)

塚原「…………」ジー

森島(ひびき……やっぱり興味のあるお年頃なのね……)

橘(嘘なのに……ただ森島先輩にあわせただけなのに……)

森島・橘(いやらしいなぁ……)

響ちゃんは裏表のあるいやらしい子です!

森島「ひびきちゃん?」

森島「これから橘君が質問するからさ」

森島「素直な気持ちで答えてね?」

塚原「え、えぇ」

橘「では……塚原先輩」

橘「Hになればなるほど硬くなるものって何かわかりますか?」

塚原「え?」

森島「ヒントはね、橘くんも持ってるものだよ!」

塚原「………….」

塚原「////////////」

森島「んん?どうしたのかなぁ?」

橘「塚原先輩?黙られちゃうと困るんですが……」

塚原「そ、それはね!その……」

森島「黒光りしてるよね!」

塚原「く、黒光り!?」

>>193に敬礼

塚原「黒光り……」

塚原「Hだと硬くなる……」

塚原「た、橘君にも……」

森島「さぁさぁ、答えてちょうだい!」

橘「出来れば大きな声でお願いします!」

塚原「そ、そんなの……私……できないよぉ//////////」

塚原「いやらしい子だと思われちゃうし……」

森島「はい、五秒前ー!」

塚原「ま、待って!心の準備が!」

森島「四!三!二!一!」

橘「さぁ、答えてください!」

塚原「ーーーーーーッ!!」

塚原「ごめんなさい……許して」

塚原「私ははるかの言う通りいやらしい子でした……」

いやらしい響!

塚原「……うぅっ……橘君の前でこんな恥をかくなんて……」

森島「え?恥をかくのはこれからよ?」

森島「橘くん?答えを教えてあげて?」

橘「あ、はい」

橘「塚原先輩?どんな想像をしたんですか?」

橘「答えは……鉛筆ですよ?」

塚原「えっ?……あっ、そっか」

塚原「…………」

塚原「あ~~~ッ!!!!!」ジタバタジタバタ

橘「いつも冷静な塚原先輩がここまで取り乱すなんて」

森島「ふふふっ、じたんだ踏んでるひびきちゃん可愛い!」

塚原「は、嵌めたわね!?私を嵌めたわね!?」

七咲が失禁し始めたようです

森島「こうなるのも、普段からいやらしいことばっかり考えてるからよ!」

森島「この耳年増のオマセさん!」

塚原「~~ッッッ!/////」

橘「冷静に考えればすぐにわかりそうなものなんですけどね」

塚原「だ、だって!意識させることばっかり言うから!」

塚原「そ、そう!これは悪質な誘導尋問なのよ!!」

森島「……Hになればなるほど硬くなるのはひびきの頭みたいね」キリッ

塚原「は、はるか!もう許さないよ!!」

森島「うわ~い、ひびきが怒った~!」ピャー

塚原「ま、待ちなさい!はるか!」



橘「あ~、面白かった」

橘「次はどうしようかな」

ここでスト子だろ

            , ─‐- 、
       ∩  // / ヽ ヽ\
      │| _/ニニニ(( ))ニニニL_
      │| 7l://  ̄ ̄ヽlヽl:::「
      │」 l  へ  へ V: ::|     「|  ◎ 
       「 ̄∧   O   l::::::|     | ニコ    「二ニニニニ〕
        |  {:.ト、    , .イ:::::.:ヽ    Lニニコ ヤ
      | (::( ヽ>=<  {::{\::)
      \/r‐‐ュ`Y´r--ュリ | |二⊃

         | |TT_| c} |TT_| ‐┴┘
         |  ̄ _c}  ̄ |
       ノニニニニ[こ]ニニl

       L___人 __」
       i    j }   `ヽ
       L__ ___ r‐、 ___/ヽ

        |  /     `ゝ  )
        |  /     (__/
        l_ノ

上崎「」ガタッ

>>226
なんか・・・七咲はダメだな、この人

夕月「おっ!橘ぁ!」

愛歌「なんと奇遇な」

橘「あ、こんにちは」

夕月「いきなりで悪いんだけどさ、ちょっと手を貸せ!」

愛歌「お前の善意が我々を救う」

橘「え?どうしたんですか?」

夕月「いやぁ~、部室の炬燵が壊れちまってさ」

夕月「新しいのを貰う手筈はととのったんだけどな」

愛歌「ここだけの話、炬燵の癖に重すぎて運べない」

夕月「だから手伝ってくれないか?お茶くらい出すからさ!」

橘「あ、あの……交換条件ってわけじゃないんですが」

橘「運び終わったら、僕の質問に答えて貰っていいですか?」

夕月「質問だぁ?それは別に構わないよ」

愛歌「交渉成立」

>愛歌「なんと奇遇な」

二本生えてんのかと思った

橘「設置完了!」

橘「この炬燵……本当に洒落にならないくらい重かったですね」

夕月「助かったよ、橘」

愛歌「礼をいうぞ」

夕月「あ、そういえば質問がどーのこーのいってたな?」

愛歌「何が知りたい?美味しいうどんの作り方か?」

橘「う、うどんも魅力的なんですけど……今回はそれじゃなくてですね」

橘「……先にちょっといいですか?」

夕月「何だ?」

橘「け、蹴らないで下さいね?」

夕月「それは質問を聞いてから検討してやるよ」

愛歌「悪いようにはしない、安心しろ」

夕月「で、何なんだ?言ってみろ!」

橘「あ、あのですね」

橘「Hになればなるほど硬くなるものってわかりますか?」

夕月「……は?」

愛歌「……ほう?」

夕月「そんなの鉛筆に決まって」

愛歌「待て、結論を急ぐな」

夕月「だ、だってさ!こいつポルノ野郎全開だろ!?」

愛歌「何故ここでのってやらない?」

愛歌「仮に森島なら面白おかしくしてくれるはずだ」

愛歌「……悔しくないのか?」

夕月「……わかったよ、私が先走ってたな」

さすが俺の愛歌さん

>>244
お前の隣にいるの真壁だよ

夕月「……仕切り直すぞ!」

橘「えっ?」

愛歌「もう一度聞け」

橘「……Hになればなるほど硬くなるものって何かわかりますか?」

夕月「な、何を言い出すんだよ!橘!/////」

夕月「このポルノ野郎!!」ゲシッ

橘「け、蹴らないで!」

愛歌「……橘」

橘「は、はい!」

愛歌「ちなみに私は硬い方が好きだ」

夕月「お、おい!何を言ってるんだよ!」

愛歌「素直になれ」

愛歌「硬くて太いの好きだろう?」

夕月「そ、それは……////」

夕月「ふ、太い方が握り易いからな!」

愛歌「だがしかし、大きすぎるのも考えもの」

愛歌「私のに入り切らず、裂けそうになったことがある」

橘「む、無理しすぎですよ!」

夕月「あ~、わかるわかる!意固地になって入れようとしちまうんだよな!」

夕月「若かったからな……あの頃は」

夕月「入れすぎてパンパンになったりしてな!」

橘「ぱ、パンパンに!?」

愛歌「……ついつい何本も欲しくなる時もある」

愛歌「女の子だから、な////」

夕月「そうそう、集めたくなっちまうよな!」

夕月・愛歌「鉛筆ってさ」

橘「あ、ありがとうございました!」

パねぇな

なんというポルノレディ

夕月「森島よりよかったか?橘?」

橘「え?それは……」

愛歌「吐け」ズイッ

橘「ち、近いですって!そんなに顔を近づけないで下さい!」

夕月「ここまでしたんだぞ!?教えてくれてもいいだろ!?」ズイッ

橘「ゆ、夕月先輩も顔近いです!」

夕月・愛歌「さぁ、どっちだ!?」

橘「ぼ、僕は!森島先輩のが好きです!」

夕月「そうか……だよな」

愛歌「正直によく言った」

夕月「橘……この借りはきっと返すからな!」

愛歌「覚えてろよー」


橘「さて……次、いってみよう!」



> 夕月「森島よりよかったか?橘?」

どことなくいやらしい響き

んもぅ!響ちゃんいやらしい!

橘「紗江ちゃん!」

中多「あ……しぇんぱい」

橘「今時間大丈夫かな?」

中多「は、はい……その……大丈夫です」

橘「ちょっと聞きたいことがあるんだけど、いいかな?」

中多「わ、私に……お、お答えできる……ことならば」

橘「あのさ、紗江ちゃん?」

橘「ちょっとわからなくて困ってるんだけどさ」

中多「は、はい!な、何が……ですか?」

橘「Hになればなる程硬くなるものがあるらしいんだけど、それって何かな?」

中多「え!?」

中多「そ、そ……それは……////」モジモジ

中多「しぇ……しぇんぱい?お手々を……いいですか?」

橘「う、うん。どうしたの?」

中多「え……Hになれば……なる程硬くなるもの……」

中多「そ、それは!」

グイッ

橘「さ、紗江ちゃん!?」

ムニュ……

中多「い、今……硬くなろうとしてる……ものです」

橘「さ、紗江ちゃん!?まずいよ!」

中多「ま、まずいことなんてないです!」

中多「そ、その……もっと触って下さい!」

橘「えぇ!?」

中多「それで……もっと硬くなったら、私……嬉しいです!」

紗江ちゃんふかふかきたー
ふかふかのなかの固い突起キター

中多(……そんな、はしたない妄想をしちゃダメ!)

中多(……で、でも……答えはそれしかないよね?)

中多(しぇ、しぇんぱい……私……)

橘「さ、紗江ちゃん?大丈夫?」

中多「て、手を……」

橘「ててお?」

中多(やっぱり無理!恥ずかしい!)

中多「し、失礼します!」

タタタタタ……

橘「さ、紗江ちゃん!?」

橘「……いかんなぁ、いかんいかん」

橘「……次か」

>>290
橘さんの手を取って橘さんの股間を触らせようとした

>>293なにそれうらやましい

七咲「何をしてるんですか?」

橘「あ、七咲」

七咲「今はお暇ですか?」

橘「暇だよ」

七咲「ですよね、先輩のことだからきっと暇なんだろうと思ってました」

七咲「その……お暇でしたら少し後輩の質問に答えてみませんか?」

橘「うん。いいよ。僕で答えられることなら」

七咲「最近、一部で流行ってる問い掛けらしいんですけど」

七咲「Hになればなる程硬くなるものってなぁに?」

橘「!?」

七咲「どうしたんですか?」

橘「いや、それがどうかしたの?」

七咲「いえ、私……恥ずかしながら答えが本当にわからなくて」

七咲「先輩は何だかわかりますか?」

橘(ま、また前フリか?前フリなのか!?)

橘(待て、純一!冷静になれ!)

橘(もう少し七咲の話を聞こうじゃないか)

橘「あのさ、検討もつかないの?」

七咲「いえ、もしかして……って思うところはあるんですが」

橘「それって?」

七咲「鉛筆、なんですが」

七咲「……まさかそんなつまらない答えの筈がないと思いまして」

橘(ちゃんと分かってるんじゃないか!)

七咲「Hなことといえば先輩かな、と思いまして」

七咲「……教えて下さい、先輩?」ウルッ

橘(そ、そんな潤んだ上目遣いで僕を見ないでよ!)

橘(しかし……どうしよう?)

橘(『鉛筆だよ!この耳年増さん!』っていうのがあって初めて成り立つものなわけで)

橘(……真面目に行くべきなのか?)

橘「あー、七咲?」

七咲「はい、何ですか?」

橘「七咲は保健体育の授業真面目に聞いてなかった方?」

七咲「いえ、真面目に聞いてました」

七咲「ちゃんと教科書に蛍光ペンで印つけたりしてましたし」

七咲「あ、テストではクラス最高点をとりましたよ!ふふっ」

橘(じゃあ、何でわからないんだよ!?)

橘(絶対にわかってやってるな!?そうなんだな!?)

橘(……それなら、僕にも考えがあるぞ!)

橘「あのさ、七咲?」

七咲「はい」

橘「こうね、先輩として役に立ちたいんだけどさ」

橘「その……Hになればなる程硬くなるものってヤツ、僕も話には聞いてるんだけどね」

橘「実はね男性の身体の一部らしいよ?」

七咲「そ、そうなんですか!?」

七咲「じゃあ、先輩にもありますよね!?見せて下さい!」

橘(え?水泳部はみんな興味津々なお年頃なの?……いやらしいなぁ)

橘「実物を見せられれば良かったんだけどさ……ごめん」

橘「僕には……残念ながらないんだ」

七咲「!?」

上崎「!?」

田中「普通っつ言うな!」

七咲「け、怪我とか病気なされたんですか!?」

橘「いや、そういうわけじゃないよ」

橘「その部分……統計的には日本人だと五人に一人くらいの割合でしかないらしくて」

橘「……ごめんね?僕にはなくて」

七咲「……何で?」

橘「え?」

七咲「何でそういうすぐバレる嘘をつくんですか!?」

橘「その言葉、そのまま返すよ!このエロスク水!」

七咲「失礼な!スク水ではなく、競泳用です!」

橘「そこの問題じゃないよ!この思春期め!」

七咲「第二次性徴と呼んで下さい!」

七咲「とにかく!私は先輩のが見たいんです!」

橘「恥じらいも何もあったもんじゃないよ!」

七咲「そんなこといって……本当は先輩も私に見せたいんじゃないですか!?」

橘「ぼ、僕は見せ付けて得るタイプじゃないよ!?」

七咲「そうですね……粗末そうですしね!」

橘「くっ、安い挑発を……!」

七咲「あ、私は大丈夫ですよ?たとえ粗末でも先輩のは先輩のですから」

七咲「……ちゃんと受け入れますよ?」

橘「もう!付き合ってられないよ!」

七咲「あ、待って下さいよー、せんぱーい?」



橘「思春期……第二次性徴も程々にね!」

橘「次……いってみようか!」

>七咲「とにかく!私は先輩のが見たいんです!」
ワロタ

疲れた
絢辻さん、ごめん

仕方ない、続きを>>367

>>367はかわいいなあ!!

>七咲「とにかく!私は先輩のが見たいんです!」

ああ、非常に七咲らしいwww

後残っているのは
絢辻さんと薫とスト子とみゃーか



・・・・・・薫か

---昨晩---
橘「薫、薫」
薫「ン・・・どしたのよ、純一」
橘「えっちになれば成程固くなるモノってなーんだ」
薫「アンタの下半身」
橘「・・・えっ、いやえんぴ」
薫「下半身」
橘「・・・」
薫「下半身・・・・・・・・・アンタまさか、不能?」
橘「い、いや・・・バリバリ使えるよ!ビンビンだよ!!」
薫「そこまで聞いてない」
橘「・・・・・・・・・」
薫「ねぇ、純一」
橘「な、何??」
薫「濡れれば濡れるほど開いてしまうモノってなーんだ」
橘「ええっ!!」
薫「それはもうびしょぬれになれば成程ぱっかーんて開いちゃう物よ」
薫「なーんだ・・・・・・判るわよね、あんたなら」///
橘「そ、そりゃ・・・・・・・・・おm」
薫「傘よ」
橘「・・・えっ?」
薫「傘 地面が濡れれば濡れるほど、傘開かなきゃ濡れちゃうでしょ」

こうですか?

変態紳士たちがいつも通りで安心した

梨穂子は可愛いなぁ!!!

保守

はたして>>1はここにまた戻ってくるのか…
まあ、保守しますが

保守

???「私も愛されたいの」

保守

橘「薫?」

棚町「純一?首尾の方はどうなの?」

橘「みんな面白い反応をしてくれて、僕は幸せを感じずにはいられないよ!」

棚町「へ~、よかったじゃん?」

棚町「……で、その報告をする為に戻ってきたわけじゃないんでしょ?」

橘「さすが、薫。話が早い」

棚町「ふふふっ……あたしを誰だと思ってるの?」

橘「では、早速」

棚町「かかってらっしゃい!」

橘「『ち』で始まる、股間の辺りについてるものって何?」

棚町「……え?同じネタを被せてくると思ったのに……」

橘「さぁさぁ!答えた、答えた!」

棚町「ちょ、ちょっと待って!」

棚町「こ、股間の辺りで……『ち』?」

棚町(そ、そんなの……一つしかないじゃない!)

棚町「ず、ズルいわよ!?そんなの答えられるわけが」

橘「なんだ……薫もこの程度、か」

橘「僕はどうやら棚町薫という人間を過大評価していたようだね……」

棚町「ま、待って!あたしを見捨てないで!」

棚町「……ヒントは?ヒントはないの?」

橘「おや?薫ほどの女でもヒントが欲しいのかい?」

棚町「ほ、欲しい!ヒ、ヒントを……この卑しい私めににお与え下さい!」

橘「全く……いやらしいお嬢ちゃんだぜ!」

棚町「……ばか////」

橘「ヒントは……そうだなぁ」

橘「僕にも勿論ついてるけど、薫にも時々ついてるよ」

棚町「あ、あたしにも!?」

橘「あとね、実は股間以外にもついてることがあるよ」

棚町「な、何それ……怖い」

橘「う~ん、ヒントはこんなもんかな」

橘「……さぁ、答えるんだ!」

棚町「わ、わかっわよ!そんなに焦らせないで!!」

棚町「そ、その……恥ずかしいから、耳打ちでいい?」

橘「耳打ちで?薫も恥ずかしいことかあるの?」

棚町「あ、あたしだって女の子なのよ!?」

棚町「恥ずかしい時くらい……あるよ」

橘「……わかった、耳打ちでいいよ」

棚町「あ、あのね……答えは……////」

棚町「…………チャック//////」ヒソヒソ

さっすが薫さんww

棚町「ま、こんなところね!」

橘「さすが薫だね、僕は今モーレツに感動しているよ!」

棚町「……絢辻さんには辛く当たっちゃったから……この位はやらないと、ね」

橘「あ、そういえば絢辻さんは?姿が見えないようだけど」

棚町「あれ?出会ってないの?」

橘「うん、暫く姿を見てないなぁ」

棚町(上手にステルスしてるのね、絢辻さん)

棚町(純一……あんた全部見られてるわよ?)

棚町「……まだ終わりじゃないんでしょ?」

橘「う、うん!僕はまだ続けるつもりだよ!」

棚町「あんたも好きねぇ……ま、気を付けていってらっしゃい」

橘「うん、じゃあまた後でね!」


橘「う~ん、次は誰に聞こうかな?」


橘「高橋先生」

麻耶「橘君?どうしたの?」

橘「そ、その……質問がありまして」

麻耶「やっと真面目に勉強してくれる気になったのね、橘君……」

麻耶「長かった……ここまで来るのにどれだけ時間がかかったか……」

麻耶「……わかった!絢辻さんの影響でしょ?最近仲がいいものね?」

橘「い、いえ……申し訳ないのですが授業のことでは……」

麻耶「え?そうなの?」

麻耶「……残念だけど、まぁ生徒の質問に答えるのが教師の役目だものね」

麻耶「で、何なの?」

橘「あ、あのですね!」

橘「人生経験豊富な高橋先生ならご存知だと思うのですが!」

麻耶「何?美味しいお酒の飲み方?」

麻耶「気持ちはわかるけど、高校生は飲酒しちゃダメよ?」

橘「そ、それも気になりますが!そうではなく!」

橘「Hになればなるほど硬くなるものって何ですか!?」

麻耶「…………なっ!?」

麻耶「……橘君?」

麻耶「それ、流行ってるの?」

橘「えっ?」

麻耶「橘君で10人目よ?それを私に聞くの」

橘(し、しまった!出遅れたのか!)

橘(そういえば……七咲が『一部で流行ってる』っていってたけど、本当だったのか!)

麻耶「こういう馬鹿なことを流行らせるのは、あなたね?」

橘「い、いえ!身に覚えが……」

橘(……あるなぁ、うん)

麻耶「全く、何が目的だかわからないけど、大人をからかうんじゃありません!」

麻耶「第一ね、そんなことを女性の口から言わせるなんてセクハラよ?」

橘「えっ?」

麻耶「な、何?変なこといったかしら?」

橘(さすが高橋先生だッ!平然と間違えているッ!そこに痺れるッ!憧れるッ!)

橘「あ、あの……先生?」

橘「先生は、勘違いしてますよ?」

麻耶「えっ?何が?」

橘「この質問の答えは……鉛筆です」

麻耶「…………えっ?」

麻耶「えんぴつ?…………そ、そっか。鉛筆ね」

麻耶「そうよね、鉛筆よね……////////」

麻耶「というか、橘君!?答えわかってるのに質問したの!?」

橘「す、すみません!どうしても高橋先生の反応が見てみたくて!」

麻耶「な、何で私なの!?絢辻さんとか森島さんとか、あなたには可愛い女の子の友達が沢山いるでしょ!?」

麻耶「恥ずかしがらせたいなら、私じゃなくて彼女達にやった方がいいでしょ?」

橘「いえ!僕は高橋先生の反応が見たかったんです!」

麻耶「だ、だから何でなの!?」

橘「だ、だって……先生はお綺麗ですから……」

麻耶「えっ……もうっ!////」

麻耶「お、大人をからかうんじゃありません!」

麻耶「……橘君?あとで職員室に来なさい?気が済むまで説教してあげるから」

麻耶「逃げたら許さないからね?」

ツカツカツカツカ……

橘「どうしよう、処刑されちゃうよ!」

橘「と、とりあえず次だ!」

絢辻「橘君?ちょっといい?」

橘「あ、絢辻さん!」

橘「何だか……久しぶりに会えた気がするよ」

絢辻「そうね……私はあなたのことをずっと見てたけど」

橘「えっ?」

絢辻「あの時質問にうまく答えられなかったから、今後の為に参考にしようと思ってね」

橘「何もそこまでしなくてもいいのに」

絢辻「か、勘違いしないで!?出来ないことを出来ないまま放っておくのが嫌なだけよ!?」

絢辻「それに演技の幅を広げるのは私の為になるからね」

橘「ははっ、絢辻さんらしいよ」

絢辻「それでね、まだ上手くできるかわからないから……じ、自信はあるんだけどね」

絢辻「だから……私に質問して?」

橘「うん。わかった」

橘「じゃあねぇ……二人が身体を密着しあって、出したら終わりなことって何?」

絢辻「……わ、私にそれを言えって!?」

橘「質問しろっていったのは絢辻さんじゃないか!?」

橘「じゃあ、別のにする?」

絢辻「……だ、大丈夫!平気よ!」

橘「う~ん、絢辻さんのことだからヒントはいらないかな?」

絢辻「いいえ、思い込みで間違いたくないから」

絢辻「ヒントをちょうだい?」

橘「え~とね、二人でするとはいったけどね」

橘「僕はしばしば一人ですることになるよ」

絢辻「……そうね、私は一人ですることの方が多いわね。というか……恥ずかしいけど、一人でしたことしかないし」

橘「それとね、一回絢辻さんとしてみたいな」

絢辻「えっ!?」

絢辻「もう!何でそういうことを平気で言えるの!?」

絢辻「……私だって、橘君と……一回と言わずに何回でもしたいわよ!」

橘「絢辻さん……」

絢辻「橘君……」

橘「その……答えを聞いてもいいかな?」

絢辻「えぇ、もう覚悟を決めたから」

絢辻「二人が身体を密着しあって、出したら終わりなもの……それはね?」

橘「…………ゴクリ」

絢辻「……それは、ね」

橘「……うん」

絢辻「日本の国技、相撲よね?」

橘「……正解!」

綾辻さんの相撲が見られると聞いて

絢辻「……どう?私、上手にやれたかな?」

橘「うん、よかったと思うよ」

絢辻「そ、そう?素直に受け取っておくわね。付き合ってくれてありがとう」

橘「いやいや、元はといえば僕のせいだし」

絢辻「でも、慣れないことはするもんじゃないわね……変な汗をかいちゃったわよ」

橘「その調子で世の中の男をドキドキさせてくといいと思うよ、僕は」

絢辻「私がドキドキさせたい男は一人だけしかいないけどね」ボソッ

橘「え?何か言った?」

絢辻「何でもないわよ?ただの一人言……いえ、一人相撲ね」

絢辻「じゃあ、私は溜まった仕事を片付けに行くから」

絢辻「またね、橘君」

橘「うん、またあとでね」


橘「……次?どうしようねぇ」

みゃー

みや「ちんちん!」

橘「おい、美也」

美也「あ、にぃに……じゃなくてお兄ちゃん?何してんの?」

橘「ちょっと浪漫を求めて徘徊中、ってとこかな」

美也「はぁ……学校で馬鹿なことするのやめてよね?」

美也「恥ずかしいのは私なんだからさ」

橘「ぼ、僕だって恥ずかしいんだぞ!?」

美也「お兄ちゃんのは自業自得だし、何だかんだで楽しんでるでしょ!?」

美也「私は一方的に『お兄ちゃんがまた馬鹿なことしてたぞ』って報告されるだけなんだからね!?」

橘「当事者でもないのに恥をかくのは納得いかないって?」

美也「そういうこと!」

橘「……じゃあ、美也も当事者になるか?」

美也「えっ?」

美也「……何でそうなるかな~?」

美也「私に恥をかかせないでっていってるの!」

橘「でも、結局恥をかくことになるなら、当事者だった方が諦めがつくだろ?」

美也「お、お兄ちゃんが恥ずかしいことしなければいいだけでしょ?」

橘「それは無理だよ、美也」

美也「は?」

橘「例えば紗江ちゃんのブラのホックが突然外れたとしよう」

橘「そこで僕が『ああ、そうなの……大変だね』ってスルーしちゃう」

橘「そんな僕の姿を見たいのか!?」

美也「うぅ、それはそれで見たくないかも……」

橘「だろ?だから僕は紳士的な振る舞いをやめる気はないよ」

美也「……納得いかないけど、言いたいことはわかったよ」

美也「で、当事者になるってさ?私は何をすればいいの?」

橘「簡単なことだよ、これから僕のする質問に答えてくれればいい」

美也「……え?それだけなの?」

美也「脱いだり、舐めたりしないの!?」

橘「ば、バカ!そんなわけないだろ!?」

美也「ふ~ん?まぁ、いいけどさ」

美也「で、質問って?」

橘「え~とな、美也?」

橘「入れると身体が熱くなる『ぼう』って何だかわかるか?」

美也「……えぇ!?」

橘「もう一度言おうか?入れると身体が」

美也「わ、わかったから!二回も言わなくていいって!」

美也(あ、あれしか思いつかないけど……)

美也(ここはとりあえず)

美也「……わかんないっ!」

橘「本当にわからないのか?」

美也「ねぇ?ヒントは?みゃーにヒントはないの?」

橘「ヒント?ヒントか……」

橘「美也は毎日いれてるぞ、その『ぼう』」

美也「え?毎日入れてるの?」

橘「ここの所寒い日が続いてるからね」

橘「ちなみに僕も毎日入れてるぞ」

美也「へ、変態!!」

橘「え?何が?」

美也「な、何でもないよ!このバカにぃに!」

美也「みゃーは逢ちゃんと違っていやらしい子じゃないもん!」

美也「そんな「ぼう」なんて毎日入れてるわけないでしょ!?」

橘「こ、こら!誤解を招きそうなことをいうな!思春期で多感な七咲に謝れ!」

橘「……それに学校から帰ってきたら真っ先に入れてるだろ?」

美也「そ、そんなことないもん!」

橘「何を言ってるんだ?」

橘「『にっしっし~!みゃーは地球に優しくない女なのだ!』って得意気にいってたじゃないか!」

美也「あっ……そういうことか」

美也「にぃにの馬鹿!紛らわしいよ!!」

橘「そうなるのはお前がいやらしい子だからだろ?」

美也「違うもん!いやらしい子じゃないもん!」

橘「いいからいいから……で、答えは?」

美也「……暖房でしょ?」

橘「そうそう、正解は暖房だ」

橘「……どうした?顔を真っ赤にして?」

橘「これはもう暖房いらずかな?」

美也「~~~~~ッ!!///////」

美也「……うがー!許さん!」バッ

橘「こ、こら!暴力に訴えるなんて自分がいやらしい子だって認めたようなもんだぞ!?」

美也「問答無用!」

橘「や、やめろ!やるならせめて優しくして……うわぁぁぁぁぁぁぁぁっ!」



橘「酷い目にあったよ……」

橘「次……ってもう全員回ったかな?」

?「わ、私!私を忘れてるよね!?」

橘「そ、その声は……田中さん!?」

?「ち、違うよぅ!?田中Bとかそういうのじゃないよ!?」

橘「た、田中さんじゃないの?」

?「わ、私は」

絢辻「おらっしゃぁっ!」

?「ちょ、ちょっと何?きゃー!!」

デーンッ!

橘「で、出たー!絢辻さんの上手投げだ」

絢辻「ふぅ……何でもないのよ、この子は」

?「何でもなくなんて……」

絢辻「私と一緒に来てくれるわね?」

?「えっ」

絢辻「来てくれるわよね?」

?「……はい」

橘「知らない女の子に話しかけられたらと思ったら、突然絢辻さんが現れてその子を華麗に投げ飛ばし、そのまま拉致して行った……」

橘「……何を言ってるのか分からないと思うけど、僕も何が起きたのかよくわからないよ」

橘「……どういうことなんだろうな、梅原?」

梅原「俺に聞くなよ……わからねぇよ、そんなの」

梅原「絢辻さんが関係してそうなんだろ?絢辻さんに聞けばわかるんじゃないか?」

橘「それがさ、そのことに触れようとすると物凄く怖い顔をしてさ」

橘「『忘れなさい』っていわれるんだよ」

橘「……深く知ってはいけないことなのかな?」

梅原「お、おう……色々と大変なんだな」

田中「そんなよくわからない隠しキャラのことなんかより!」

田中「ねぇ、次はどうするの!?」

橘「どうするも何もねぇ……」

田中「そ、そろそろ私の出番だと思うよ?」

橘「僕の知ってる女の子の所には大体行ってしまったし」

田中「私はー?」

橘「困ったなぁ。もう終わりかな?」

田中「だからさ!わ・た・しは!?」

梅原「おいおい、伊藤さんのとこいってないだろ?忘れてやるなよ」

田中「私もいるよー?おーい?」

橘「香苗さんは僕の専門外だからさ」

梅原「専門外?大将にもそんなのあるのか?」

橘「というか、僕が行ったら人選ミスだよ」

梅原「そうかぁ?」

田中「…………私も……私もいるのに……」

橘「需要と供給ってのがあるだろ?」

梅原「おう」

橘「僕は供給過多だからさ、今」

梅原「何がいいたいんだ?大将?」

橘「……香苗さんの所には梅原が行くべきだってこと」

梅原「お、俺が!?」

橘「梅原ならできるよね?」

梅原「だ、だがしかしだな……さすがに恥ずかしくないか?」

橘「大丈夫だよ、梅原」

橘「今、校内では教師陣をも巻き込んだ『紛らわしい問い掛け』ブームが起きてるから」

橘「乗るしかない!このビッグウェーブに!」


恥ずかしがる田中さんはかわいいなぁ!!!

梅原「そ、そうなのか!?俺もついに紳士デビュー出来るのか!?」

橘「あぁ……梅原ならやれるさ!」

梅原「俺、行くぜ……じゃあな!」

橘「健闘を祈る!」

田中「梅原君……行っちゃったね」

橘「うん……早速心配になってきちゃったよ」

田中「ブームだ、なんて言っちゃったしね」

田中「でも、それはただ情報の正確さに欠けてただけだよね?」

橘「そうだね……『紛らわしい問い掛け』がブームなのは『一部で』だからね」

田中「……橘君ったら、悪い人なんだから」

橘「……田中さんもね?」

!?

梅原「い、伊藤さん?」

香苗「あ、梅原じゃん!」

香苗「ちょうどいい所に来てくれたね!」

梅原「へ?なんだ、なんだ?」

香苗「いやー、どうしても使いたいネタがあったんだけどさ」

香苗「中々ちょうどいい相手がいなくてね」

梅原「へへっ、ネタは新鮮なうちにつかわねぇとな!」

梅原「俺でよければ、受けて立つぜ!」

香苗「じゃあね……ちょっと恥ずかしいんだけど」

香苗「Hになればなるほど硬くなるモノって何かわかる?」

梅原「なん……だと……?」

梅原(おいおい、マジで流行ってんのかよ!?)

梅原「い、伊藤さん?そのネタはどこで仕入れたんだ?」

香苗「えーとね、桜井が橘のヤツに唐突に振られたネタらしくてさ」

梅原(だよな……さすが大将だぜ……)

香苗「『大恥かいたよ、うわーん』って泣きついてきちゃってね」

香苗「これは私が再利用しない手はないな、とね!」

香苗「でさでさ!それはそうと、早く答えてよ!」

梅原「お、おう」

梅原(む、難しいぜ!絢辻さんにダメ出した手前、中途半端なことはできねぇ!)

梅原(大将ならこういう時どうする!?どう切り抜けるんだ!?)

梅原(あくまで紳士的に解決するんだ、俺!)

香苗「マダー?」ワクワク

梅原(えぇい!腹をくくれ!)

梅原「い、伊藤さん?」

梅原「その……例のブツなんだけど」

梅原「俺も勿論もってるけど、ちょっと柔らかめなんだよな」

香苗「へ、へぇ?そうなんだ?」

梅原「でも柔らかい方が都合がいいんだよ」

梅原「俺さ、強く押し付ける方だからさ……もし硬かったら傷つけちまうだろ?」

香苗「う、うん!傷つけるのはよくないよね!」

梅原「でも……この前、ついつい力が入っちゃって」

梅原「折っちまったんだよ……豪快に」

香苗「えぇ!?折ったの!?」

梅原「先っぽだけ、だけどな」

梅原「その時は一本しか持ってなかったから……途方にくれちまった」

香苗「そ、その後どうしたの?どうやって切り抜けたの?」

梅原「大将が二本持ってたから一本借りたんだよ」

香苗「橘って二本もってるんだ?へぇ……やるじゃん、アイツ」

梅原「俺のより少し硬めだったから違和感あったけど」

梅原「ま、何とかなったんだよ」

香苗「梅原のはどうしたの?」

梅原「勿論すぐに削ったぜ!少し短くなっちまったけど、仕方ないよな」

香苗「そうだね……使ってたら短くなるもんね!」

梅原「そうなんだよなぁ……あんまり短くなる前に交換するのがベストだな」

梅原「え、鉛筆はよ!」

香苗「さすが梅原……だね!紛らわしいことこの上なかったよ?」

梅原「へへっ、伊達に大将と長年つるんでるわけじゃねぇからな!」

香苗「きっと桜井が今の話を聞いてたら顔を真っ赤に染めてたと思う」

梅原「おいおい、そんなことしたら大将に怒られちまうだろ?」

香苗「はははっ!そうだね!」

梅原「伊藤さん……その、な?」

香苗「うん………」

梅原・香苗「…………」

森島「そこッ!安易なラブコメ展開禁止ッ!」

梅原「も、森島先輩!?」

森島「あ、梅原君じゃん……これはこれは、いい所を取り押さえたぞ」ニヤニヤ

森島「橘くんに報告だーッ!」ピャー

梅原「ちょっと、待って!待ってくださいよ!」

バタバタ……

香苗「……はははっ、何て間の悪い」

橘「梅原……その、ね?」

森島「ごめんね……?テンション上がっちゃってついつい」

橘「ついつい、じゃないですよ?先輩?」

森島「ううっ、橘くんまでひびきみたいなことをいいだして……」

田中「でも、しょうがないよね……事故だもん」

橘「た、田中さん!?」

梅原「いいんだよ、もう」

梅原「紳士力の足りない俺が悪いんだぜ?全部……な?」

森島「じゃあ、鍛えちゃう?鍛えちゃうのね!?」

梅原「鍛えてくれるんですか!?」

森島「なら、早速ひびきちゃん辺りで特訓ね!」

田中「えええええ!?私はー!?」


ひとまず終わり

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