アルミン「……ロン!」(131)

*訓練兵時代のアルミンが麻雀道具を見つけて、皆で麻雀やってみる話です。
*脱衣麻雀大会になります。途中で安価使いながら話を進める予定です。





アルミン「なんだこれ…?」

アルミンは、倉庫の中を掃除していたその時、その埃の被った道具を見つけた。

綺麗な牌が沢山ケースの中に入っていた。ルールブックも添えて。

アルミン「ふむふむ……なるほど。ポーカーに似たゲームみたいだね。卒業生の忘れ物かな?」

恐らく、訓練兵を卒業した者達の置き土産なのだろう。

アルミンは早速それを男子寮に持ち帰り、空いた時間に皆でやってみることにした。




エレン「へえ……麻雀(まーじゃん)っていうのか。初めて見るゲームだなあ」

アルミン「ルールはポーカーをもう少し複雑にしたものみたいだよ。とりあえず、模擬戦やってみたいんだけど、エレンの他にやってみたい人、いる?」


>>2>>3が名乗り出て、手をあげた。

魔人ブウ

か、母さん!!?


感動の再会

>>2
魔人ブウのキャラうろ覚えなんだけどwwwwそれでもいいならいいよ。

そこに見知らぬ人物が名乗りを上げた。


魔人ブウ「おれ、やってみたい」

アルミン「………えっと、どちら様ですか? (見覚えがない…こんな訓練兵いたっけ?)」

魔人ブウ「魔人ブウ様だ!」

アルミン(どうしょう……ルール知ってるのかな?)

アルミン「あの…ルールはご存知ですか?」

魔人ブウ「多分、わかる! まかせろ!」

アルミン(まあ模擬戦だからいいか…)

エレン「母さん!? なんでここに?!」

カルラ「ドラゴン●ールの力で、生き返ったの」

エレン「母さんーーー!!! (おもわずハグ)」

アルミン「感動の再会だね(ホロリ)」

カルラ「麻雀をする為にだけ、生き返ったの。この麻雀、半荘の間、こっちにいられるようになったのよ」

エレン「そんな! ずっとここにいろよ! 母さん!」

カルラ「ごめんなさい。それがルールなの(ホロリ)」



そしてこの四人で模擬戦を行うことになった。

コニー「お? なんか面白そうなことやってんな」

牌をテーブルの上でジャラジャラやってると、コニーが覗き込んできた。

ジャン「何やってんだ?」

コニーに釣られてジャンも集まってきた。

アルミン「麻雀だよ。今から、四人でやってみせるから、皆も見てて。ルールを教えながらやって見せるから。理解できたら、ジャンたちも一緒にやろう!」

ジャン「おう、いいぜ!」

アルミン「では、まず席を決めます。四つのうち、好きな牌を選んで」

まずは座席を決めた。東を選んだのはアルミンだった。

アルミン「僕の座っている席を仮に東席とします。で、南を選んだエレン、西を選んだカルラおばさん、北を選んだ魔人ブウさんの順でいくよ。反時計回りに席を交換して座ってね」

エレン「了解」

アルミン「そして僕が2個のサイコロを振ります。1と2が出たから、えっと、三つ先の、この場合、僕も含めていいのかな? 多分、カルラおばさんだね。サイコロをもう一度振って」

カルラ「えい! (コロコロ)」

アルミン「また1と2か。なら、三つ先の、結局僕か。僕が東場の親になるね。模擬戦だから、半荘一回だけやるよ」




確か、こんな感じだったと思うのですが、麻雀のルール間違ってたらすみません!

間違ってたら、ツッコミ入れてあげて下さい。

アルミン「点棒を皆に配るよ。1万点が1本、5000点棒2本、1000点棒6本、100点棒、10本の合計2万7000点を基準にしてやってみるよ」

エレン「えらく中途半端な数だなあ」

アルミン「点棒は、自由に変更してやってもいいみたいだけど、この配分がスタンダードな配分みたいだよ。理由は僕にも良く分からないけどね」

エレン「ふーん、ま、いっか」

アルミン「牌の絵柄がある方を下にして、皆でかき混ぜるよ。で、17枚ずつ、2段を作って中央に並べます」

アルミン説明通りにやってみる一同だった。

アルミン「次は配牌だね。またサイコロを振ってみるよ。3と4だから合計は7。この場合、カルラおばさんが、ドラ表示牌を開ける役目になるから覚えておいて下さい」

カルラ「わかったわ」

アルミン「そして、僕がカルラおばさんの正面の、左側から7列目を基点に2列2段ずつ4枚の牌を取ります。この後は、南家のエレン、西家のカルラおばさん、北家の魔人ブウさんが同じように牌を4枚ずつとっていくんだ」

エレン「分かった(ひょい)」

アルミン「これを3回繰り返すと、12枚の牌が揃うよね。最後だけちょっと特殊な取り方をするみたいだけど、よく見ててね」

アルミンは図解を見ながら、1列飛んで2枚取った。

アルミン「これは口で説明するの面倒だから、皆この図を見ながら、取ってくれ。エレンは、僕が最初に取った牌の下の牌を1枚、カルラおばさんは間の上の牌を1枚、魔人ブウさんは、カルラおばさんの取った牌の下の牌を1枚だ。1枚だけ中途半端に残るけど、これでOKみたいだよ」

これで配牌は無事に終了した。

アルミン「では、始めてみるよ。牌の山から牌を取っていく順番は反時計回り、逆に牌の山から牌を取っていく方向は時計回りだから間違えないように注意してね」

アルミン「ドラ表示牌は…配牌を取り始めた箇所から、反時計回りに数えて3列目、上段の牌がドラ表示牌だって。カルラおばさん、お願いします」

カルラ「これでいいのかしら? (くるり)」

アルミン「うん。一筒(イーピン)が出たから、ドラは二筒(リャンピン)になるね。このドラはいわゆる、点数をあげるボーナス牌みたいなものだから、手牌の中にあると、有利になるみたいだよ」

エレン「へえ~(一筒がそのままドラにはならねえのか)」

アルミン「だいたいこんな感じかな。そして、僕が親だから、僕からスタートするよ。手牌の中で要らない牌を一枚だけ捨てて、一枚また、取っていく。それを繰り返して、ポーカーのような役を作っていくんだ。役の説明は、僕が表にまとめておいたから、これを見ながら進めていってね」

そう言って、アルミンは自分で作った別紙の役の表を飾った。

エレン「おお…これがあると分かり易いな」

ワイの所は2万5千の3万返しやったな。まあこの辺のルールは全国色々なんで、何が正解って事も無いけどね。

【麻雀の主な役の表】

門前清自摸和(メンゼンツモ)
①チー、ポン、ミンカンのない面前形であること。1ファン役。
②ツモ上がりであること。ロンあがりでは成立不可。
③メンツの組み合わせやあがり牌の種類に条件はない。

面風牌(メンフォンパイ)
場風牌(バフォンパイ)
①東、南、西、北のうち、自分の席の風牌を面風牌、場の風牌を場風牌と呼ぶ。
②どちらも刻子(コーツ)にすると、基本的に1ファンつく。カンツでも同じ。
③東場の東家が東、南場の南家がそれぞれコーツにすると、役がダブルので2ファンとなる。
④門前形でもポン、カンをしてもファン数は同じ。
⑤その他のメンツの組み合わせやあがり牌に条件はない。

三元牌(サンゲンパイ)
①白、発、中のうち、どれでもいいから刻子(コーツ)にする。1ファン役。
②コーツは(明刻)ミンコー、(暗刻)アンコーどちらも可。またカンツも可。
③その他のメンツの組み合わせやあがり牌の種類に条件はない。

立直(リーチ)
①門前でのテンパイであること。
②メンツの組み合わせ、テンパイの形に条件はない。
③不要牌を1枚、横にして「リーチ」と宣言する。
④リーチ後はあがり牌以外の牌は全て捨てて、手の変更は出来ない。
⑤例外で、リーチ後でも待ちが変わらない条件でアンカンは出来る。
⑥リーチ供託料として、場に1000点の点棒出す。
⑦ダブルリーチは、チー、ポン、カン、されていない、最初の捨て牌でかけるリーチ。他の手順は普通のリーチと同様。

平和(ピンフ)
①面子(メンツ)は順子(シュンツ)ばかりで構成され、刻子(コーツ)は含まない。
②門前形であり、チーは出来ない。
③テンパイ時の待ちは必ずリャンメン待ちとなる。多面(ターメン)待ちも含む。
④頭の2枚は刻子(コーツ)になると役になるファンパイであってはならない。

タンヤオ
①萬子(マンズ)、筒子(ピンズ)、索子(ソーズ)のうち、2~8の数牌で作る。
②メンツはシュンツでもコーツでも良い。テンパイの形はペンチャン待ちだけ不可。
③ツモでもロンあがりでも可。ただし、1、4や6、9のリャンメン待ちの場合は4か6でしかあがれない。
④門前でも1ファン、チー、ポン、カンなどフーロしても1ファン。

対対和(トイトイ)
①頭以外は同じ牌を3枚のコーツを4メンツ作る。
②ポン、カンをしてもよい。
③テンパイ待ちは、必ずシャンポン待ちか単騎待ちになる。

混一色(ホンイチ、ホンイツ)
①字牌と同種の数牌で4つのメンツを作る。
②テンパイ待ちの待ちの形に条件はない。
③門前であがると3ファン、チー、ポンをすると2ファン役になる。

チャンタ
①牌の組み合わせはシュンツ、コーツ、どちらでも良いが、条件がある。
②頭、コーツは字か1、9牌。シュンツは1、2、3か、7、8、9に限られる。
③門前形なら2ファン役。チー、ポン、カン(ミンカン)をすると1ファン役。

(*他にも沢山あるが、ここでは主な役のみご紹介)
(*とりあえず、これだけ覚えれば、麻雀はなんとなく打てます!)

コニーはその表を見た瞬間、ふらっと気を失いそうになった。

コニー「無理だろ……これ、全部覚えるのか……((((;゚Д゚))))」

アルミン「あ、でも意外と、覚えやすいよ。これ以外の役もあるけど、とりあえず、これだけ覚えておけばなんとなく麻雀出来るみたいだから」

コニー「マジか…アルミン、これ全部覚えたんか……すげえな」

アルミン「え? まあ、これくらいなら一晩あればだいたい……」

ジャン「アルミンを基準に考えるとダメだろ……コニーにも分かるように説明してやれ」

アルミン「ええっとね、じゃあまず、僕の手を見せながら、説明するよ」

>>9
みたいっすね。
一応、自分の手元にあるルールブックを参考にして書いてます。
とりあえず、それっぽく見えればいいんで、
細かい部分はある程度、途中で省略しながら書いていくと思います。

アルミンの現在の手はこんな感じだった。

東東1筒1筒2筒2筒1萬1萬1萬2索2索2索8索9索

既に高速配牌と言える豪運に、見る者が見たらびっくりする手牌だった。

アルミン「ここから、要らない牌を一枚捨てるんだ。僕は9索を捨てるよ」

コニー「ほうほう」

アルミン「で、一枚新しい牌を取る。きたのが……東だね。これで、東の刻子(コーツ)と呼ばれる形ができる。3枚で作る形を「メンツ」っていうんだ。ポーカーでいう「ペア」に近い役割を果たすんだよ」

ジャン「へー」

アルミン「で、この、刻子(コーツ)を全て揃えると、トイトイという役になるんだけど、そこに持っていくには、こうするんだ」

エレンがその時、1筒を捨てたので、アルミンは「ポン」と発声した。

アルミン「こうやって、他の人が捨てた牌を一枚貰って、自分のものとくっつけることも出来る。貰った牌を含めて、ここに見せることを「フーロ」っていうんだ」

ジャン「ふむふむ(ちょっと分かったぞ)」

ちょっと休憩します。
のんびり進めていくつもりなので、のんびり見ていって下さい。
ではまたノシ

アルミン「で、こうやってフーロすることを「さらす」とも言うんだけど、これをやっちゃうと、表にある「ツモ」と「ピンフ」は出来なくなっちゃうんだ。門前っていうのは、この「さらす」行為をしないで、自分の手牌を全部見せないですすめる方法のことをいうよ」

コニー「ほー(ちょっと分かった)」

アルミン「で、一度、ポンすると、今度はまた一枚、僕が捨てないといけない。ここでとりあえず、8索を捨てます」

アルミンの手牌は

東東東2筒2筒1萬1萬1萬2索2索  1筒1筒1筒

という形になった。

アルミン「で、今、2筒と2索が2枚ずつあるでしょ? このどちらかを、僕が牌を引くときに持ってくるか、誰かが捨てたら僕が「トイトイ」という役であがれるんだ。役がないと、あがれないから注意してね。このあとひとつ揃えたらあがれる状態のことを「テンパイ」と言うし、この二つの方法で待つ形を「シャンポン待ち」っていうんだ。一種類のときは「単騎待ち」というし、フーロを続けて、一枚だけで待つ時は「裸単騎」と言ったりするよ」

ジャン「へーなんとなく、少しだけ分かってきたかもな」

その時、エレンが2索を捨てた。

アルミン「エレン、ごめんね、それロン」

エレン「あ……」

アルミン「こんな感じで、僕があがると、これに点数をつけることになる。この点数計算はちょっと面倒臭いけど、説明するとだいたいこんな感じ」

点数の基本点の5要素を説明すると以下の通りである。

①フーテー(副底)
すべてのあがりに適用される、あがるともらえる20符。

②メンゼン・ロンあがり
門前形に限って、ロンあがりのときに与えられる10符。チー、ポン、カン(ミンカン)をしたり、ツモあがりのときはもらえない。

③ツモあがり
ツモってあがれば、2符もらえる。門前形であろうと、門前形を崩していようと構わない。ただし、ピンフ及びピンフが含まれる複合役の場合、この2符はつかない。

④テンパイの待ちの形によって、貰える基本符は違ってくる。

⑤あがりの形は頭2枚セット1組と3枚セット4組によって構成される。これらの組み合わせの牌によって基本符は異なる。3枚セットのうち、シュンツは0符と数えるので、対象となるのはトイツ(アタマ)、コーツ、カンツとなる。

以上の5つの要素から、基本符を算出して、合計する。

合計したら、1の位を全て切り上げる。



24符→30符とする。



コニーは再び、頭を抱えていた。

コニー「うおおお…点数計算、面倒臭そうだな…」

アルミン「そうだねー。ここはコニーに合わせて、役に対して適当な点数を決めて、それでやっていこうか。オリジナルルールになるけど、別にいいよね」

コニー「そうして貰えると助かるぜ!」

アルミン「じゃあ、とりあえず、トイトイは1ファン役だから、1ファンにつき、1000点で計算しよう。エレン、1000点棒を一本、僕に頂戴」

エレン「あいよっと(ポイッ)」

アルミン「こんな感じで、点数を棒を使って移動させるんだ。いきなり全部のルールを覚えるのは無理だから、ちょっとずつ覚えようか。本当は親と子では点数の受け渡しの数が違ったりするんだけど、それはまた今度にしよう。本当はここで僕が「連チャン」っていって、親を続けることが出来るんだけど、今回は省略するね。次は、エレンが親の番だ。練習してみよう」

エレン「OK~」

ジャラジャラジャラジャラ……

そしてなんとなく、一連の動作を得て、全体のルールの流れを掴んだ一同だった。

アルミン「で、この4人全員の番が回り終えたから、東場が終了したことになる。二回目を一周すると、南場が終了したことになるよ」

ここまでを「半荘」と言って、一回戦として計算するのがポピュラーらしい。

アルミン「南場から西場、北場までやると、一荘(イーチャン)というらしいけど、普通は半荘が一単位らしいよ」

エレン「なんか、呼び方が独特だなあ」

アルミン「そうだね。僕もそれは思ったよ。じゃあここからは、ちょっと本格的に模擬戦をやってみようか」

エレン「おう! 勝負すんだから、何か賭けようぜ」

魔人ブウ「ぐふふ……勿論、命を賭けようよ」




ざわ………




アルミン「え……? (今、何を言った? こいつ)」

魔人ブウ「俺が勝ったら、お前らを食う! 腹いっぱい食ってやる!」

エレン「なっ……何、巨人みてえなこと言ってるんだよ! てめえ…何者だ?!」

エレンが掴みかかろうとしたので、アルミンが止めた。

アルミン「エレン、ダメだ。……どうやらこいつ、人間じゃないみたいだよ」

魔人ブウ「今頃きづいたのか? アタマの悪い奴らだな! 俺はここに、うまいもんいっぱい喰いに来た! ここで勝ったら、自由に食っていいと言われてな!」

エレン(な、なんだってー!!!)

皆、一斉に魔人ブウに警戒し始めた。

魔人ブウ「勿論、負けたら潔く帰る。そういう約束。この女と一緒にな。もう、勝負は始まってる。さあやろう!」

魔人ブウは気味の悪い笑みを浮かべて牌を触っていた。

どうする…? ここは、勝負を取りやめるべきか…。

エレン「そんな勝負、受けられるか! 出て行けよこの野郎!!」

魔人ブウ「やだ」

エレン「?!」

魔人ブウ「俺、強いもん。だから、それは出来ない。やれるもんなら、やってみな」

アルミン「…………」

アルミンは得体の知れない恐怖を感じた。故に、ここは素直に相手に応じた方がいいと判断した。

アルミン「分かった。やろうじゃないか」

エレン「アルミン?!」

魔人ブウのキャラが分かんねえ…うろ覚えすぎるwww
こんな口調だったっけ? 間違ってたらすみません…(´Д`;)ヾ ドウモスミマセン

なんか魔人ブウVSアルミンみたいな感じになりそうです。

アルミンはその時、ある奇策を思いついた。

アルミン「その代わり、普通の麻雀のルールではなく、オリジナルルールにしよう」

魔人ブウ「オリジナルルール?」

アルミン「そう…互いにツモ、またはロンをした場合、点棒ではなく、衣服を脱ぐ「脱衣麻雀」を申し込む!!」

魔人ブウ「脱衣麻雀? んーいいよ!」

アルミンはその言葉に、よっしゃ! と思った。

エレン「おい、アルミン! 大丈夫なのか?!」

アルミン「大丈夫だよ。みてよ、あいつの衣装を」

魔人ブウは、パンツと上着一枚だけだ。つまり、二枚しか服を着ていない。

アルミン「つまり、実質二回、あいつよりあがればいい話だ。これは僕達に圧倒的有利な勝負なんだよ!」

エレン「あ! そうか、なるほどな!」

エレンはアルミンの作戦に納得した。

SSだからあんま気にすんなw

>>21
ありがとうー! まあ、こんなこともあるよねww
のんびりいくので、今日はここまで。またねーノシ

あ、よくみたら、アルミンの>>15の配牌間違えてる! ごめんなさい!

ごめん、よくみたら、ロンだったwww
説明部分大幅に間違えとるww

うはwwwちょwwwすんませんwwww大分間違えてたwwww
もう一回、説明文書き直します。ごめんなさい!!!

>>13から、訂正部分を再投下します。

アルミンの現在の手はこんな感じだった。


東東1筒1筒2筒2筒1萬1萬1萬2索2索6索8索9索


既に高速配牌と言える豪運に、見る者が見たらびっくりする手牌だった。

アルミン「ここから、要らない牌を一枚捨てるんだ。僕は9索を捨てるよ」

コニー「ほうほう」

アルミン「次は、エレンが一枚山の中から牌を取る。一巡したら、僕も新しい牌を取る」

アルミンは一枚、牌を取ってみせた。

アルミン「で、きたのが……東だね。これで、東の刻子(コーツ)と呼ばれる形ができる。3枚で作る形を「メンツ」っていうんだ。ポーカーでいう「ペア」に近い役割を果たすんだよ」

ジャン「へー」


東東東1筒1筒2筒2筒1萬1萬1萬2索2索6索8索


アルミンは、8索を捨てる。


東東東1筒1筒2筒2筒1萬1萬1萬2索2索6索




アルミン「あと、で、この、刻子(コーツ)を全て揃えると、トイトイという役になるんだけど、そこに持っていくには、こうするんだ」

エレンがその時、1筒を捨てたので、アルミンは「ポン」と発声した。


東東東2筒2筒1萬1萬1萬2索2索6索  1筒1筒1筒


アルミン「こうやって、他の人が捨てた牌を一枚貰って、自分のものとくっつけることも出来る。貰った牌を含めて、ここに見せることを「フーロ」っていうんだ」

ジャン「ふむふむ(ちょっと分かったぞ)」

アルミン「で、こうやってフーロすることを「さらす」とも言うんだけど、これをやっちゃうと、表にある「ツモ」と「ピンフ」は出来なくなっちゃうんだ。門前っていうのは、この「さらす」行為をしないで、自分の手牌を全部見せないですすめる方法のことをいうよ」

コニー「ほー(ちょっと分かった)」

アルミン「で、一度、ポンすると、今度はまた一枚、僕が捨てないといけない。ここでとりあえず、8索を捨てます」

アルミンの手牌は


東東東2筒2筒1萬1萬1萬2索2索 1筒1筒1筒


アルミン「で、今、2筒がと2索2枚ずつあるでしょ? これと同じ牌を僕が引くときに持ってくるか、誰かが捨てたら僕が「トイトイ」という役であがれるんだ。役がないと、あがれないから注意してね。このあとひとつ揃えたらあがれる状態のことを「テンパイ」と言うし、この待つ形が二種類ある場合は「シャンポン待ち」っていうんだ。一種類のときは「単騎待ち」というし、フーロを続けて、一枚だけで待つ時は「裸単騎」と言ったりするよ」

ジャン「へーなんとなく、少しだけ分かってきたかもな」

>.26の更に訂正

アルミン「で、一度、ポンすると、今度はまた一枚、僕が捨てないといけない。ここでとりあえず、6索を捨てます」

説明間違えすぎてごめんなさい。

要は、親は第一ツモを配牌時にやってるから、
最初の説明は二回ツモってる形になって、おかしなことになってた。
だからおかしな配牌になってて気付かなかった…。

親は、最初、自分の牌を捨てるだけです。そこからスタートします。

これで麻雀が分かんない方も、なんとなく雰囲気は掴めたかしら?

気を取り直して続きを書きます!






魔人ブウ「早く始めるぞ~! (ブンブン)」

アルミン「ちょっと待って下さい。(エレン、話しておくことがある)」

アルミンはエレンに耳打ちした。

アルミン「(小声)こうなったら、なりふり構っていられない。コンビ打ちで対抗しよう」

エレン「(小声)コンビ打ち? どういうことだ?」

アルミン「(小声)今から簡単なサインを決める。それに合わせて、エレンは場に牌を捨てて欲しいんだ。それを拾って、ポンやカンをする。僕の手を進めやすくするんだ」

エレン「(小声)なるほど! 二人で協力してあいつを倒すんだな!」

アルミン「(小声)ああ! それとイカサマにも注意しておいてくれ。多分、あいつは隙を見てやってくる筈だ。充分注意しておいてくれ」

エレン「(小声)イカサマ……汚い手を使うかもしれないってことか。分かった!」

そしてアルミンは魔人ブウと向かい合った。

アルミン「待たせたね。では、始めようか」

アルミンとエレンは再び卓についた。

再開し始めたその時、ギャラリーはどんどん増えていった。

ミカサ「エレン、アルミン、何をやってるの?」

ジャン「しっ! ミカサ、二人は集中してるから話しかけんな」

ミカサ「? 何が起きているの?」

ジャン「かくかくしかじか…」

ミカサ「! そんな事態になっているの…? 殺す……」

ジャン「やめろ! あいつはこの勝負に負けたら潔く帰ると言っているんだ。今は、アルミン達を信じるしかねえよ」

ミカサ「…………」

ミカサは一度退出し、すぐさま立体機動装置を腰に装着して戻ってきた。

万が一のことがあったら、エレンとアルミンを連れてすぐに逃げれるように。

そして、その運命の勝負は始まったのだった。

サイコロを振りなおして、今度は魔人ブウが親になった。

魔人ブウ「うふふふ………ダブルリーチ!!」

アルミン「なっ……?!」

いきなりの先制攻撃に、アルミンは驚愕した。

エレン「アルミン、今のはすごいのか?」

アルミン「滅多に出来ない技を狙ってる。くそ…! あいつのあがり牌だけは捨てないようにしないと!」

ダブルリーチは、たまにしか出来ない役だ。

それがきているということは、魔人ブウにいきなり流れがきているようである。

ちなみに、魔人ブウの配牌はこんな感じだった。


白白発発中中東東南南西西北1筒

捨てたのは、1筒。七対子を狙っている模様だ。

(ちなみにこの場合、勿論、字一色も含まれる。役満である)

魔人ブウ、おまえはアホか!!! というツッコミが入りそうな展開だったが、奴は本気だった。

そしてこの時点で、北を配牌時に持っていたのは、カルラ、エレンの二人。

配牌時に一枚ずつ、持っていたのである。

アルミン(なんで待っている? いったいどの牌で…)

場はどんどん進んでいく。捨て牌が増えていき、5順目あたりで、ようやく目星をつけた。

アルミン(序盤なのに字牌の数がやたら少ない……まずい、これはもしかして…奴に役満が来てるか?)

通常の麻雀であれば、大打撃である。

しかしこれは脱衣麻雀。一回のあがりにつき、一枚服を脱ぐだけの勝負。

役満であろうがなかろうが、振りさえしなければ恐ることはない。

アルミン(とにかく、字牌だけは捨てないでこの局は流すしかない。エレン、字牌は切っちゃダメだ!)

エレン(おう! わかったぜ!)

しかし魔人ブウは豪運の持ち主だった。

たった一枚しかない北を自らツモったのである。

魔人ブウ「ツモぉ! 字一色と、七対子だよお!」

アルミン「役満には他の役はつかないのが普通だよ」

魔人ブウ「あれ? そうだったけ? まあいいや、俺の勝ち! さあ、皆一枚ずつ脱げ!」

ツモった場合は、それ以外の人間が一枚ずつ脱ぎ、ロンの場合は、振ってしまった人間が一枚脱ぐ。

アルミンとエレンは苦々しくジャケットを脱いだ。

カルラもエプロンを外す。

ミカサ「?! (あれ? そういえば何故ここにカルラおばさんが…?)」

ミカサは今頃その異変に気づいたが、口は挟めなかった。

魔人ブウ「連チャンはしてもいいのお?」

アルミン「まあ、そうだね。普通はするからね。いいよ」

魔人ブウ「やった! んじゃ、また俺が親だね!」

そして次の魔人ブウの配牌は………


1萬1萬1萬2萬3萬4萬5萬6萬7萬8萬9萬白発東


というまた偏った配牌だった。

魔人ブウ「あれ~? ダブルリーチ出来ないや。ちぇ…」

東を落として、口を尖らせる魔人ブウだったが、この時点でも相当の豪運の持ち主と言える。

このままだと、ジリ貧で負けるのは目に見えていた。

アルミン(やるしかないかな)

人類の存亡がかかっているのなら、迷わない。

アルミンはエレンに合図をして、ポンを繰り返し、魔人ブウに牌を取らせないようにした。

その結果、裸単騎になってしまったが、やむおえない。

魔人ブウ「あれ~? 裸単騎? 度胸あるねー!」

アルミン「まあね……(残る牌は1萬子だけど)」

この時点で、実はアルミンにはあがり牌はない。

魔人ブウが最初から残りの牌を全部持っていたからだ。

しかしここからアルミンは、カンをする。

魔人ブウ(カン? なんでわざわざ?)

このゲームでは、点数は関係ない。

いかに早くあがれるかのスピード勝負なのだから、カンの必要性はないように思えたが…

アルミンはその動作をやる途中で、隙をついて、牌を入れ替えた。

その流れるような作業に気づいたのは、ここではミカサだけだった。

アルミン(………恐らく、魔人ブウは捨てきれていない字牌を抱えている)

読みは、五分五分だった。

しかし、恐らく、白か発、どちからは持っていると思う。

アルミンが選んだのは白。

奴が捨てれば、こっちの勝ちだ。

魔人ブウ「ふ~ん……(パチ…)」

奴は捨てた。白を。

アルミン「………ロン!」

そしてアルミンは発声した。

魔人ブウ「あれ? あれれ?」

その時、魔人ブウは何か変だなと思った。

しかしその違和感の正体が分からず、頭を捻る。

アルミン「どうしたんだい? さあ、脱ぎなよ」

魔人ブウ(おかしいな……なんか、捨て牌が変な気がするけど)

厳密に他人の捨て牌を覚えていなかった魔人ブウはここでアルミンがイカサマをしたことに気付かなかった。

いや、気づいたのは、ミカサだけだった。

それくらい、自然なイカサマだったので、エレンですら気づかなかったのだ。

マルコ(あっ……)

遅れて気づいたのは、マルコだった。

捨て牌の種類に異変が起きていることに気づいたのだ。

マルコ(ひえええ…アルミン、やったなあ…)

とんでもない度胸の持ち主である。

魔人ブウは首を傾げながらも、マントを外した。

今日はここまで~。

おかしいな。
本当はアニとかクリスタとかユミルとかに
服を脱がせる為に書き始めたのに、
脱線展開がどんどん長くなってきた(笑)。

脱がせたいキャラがいれば、どんどん書いてください。
脱がせていこうと思いますので。

アニ
クリスタ
ミカサ
ユミル
サシャ
ペトラ
(ハンジ)
リコ
カルラw
ミーナ

女性陣ほとんど脱ぐ羽目になるのかwwwこれは大変だなあ(アルミンが)
アルミン無双するしかないwwww

魔神ブウ「ぷー。親が流れちゃった。ちぇ」

そして次はアルミンが親の番だった。

配牌は……まずまずの流れ。

しかし、魔神ブウの強運は、その程度の運気では止められなかった。

魔神ブウ「それ、ロン!!」

アルミン「えっ……」

アルミンの捨てた一萬子が狙い撃ちされた。

魔神ブウ「チャンタのみ! さあ、脱いで脱いで!」

アルミン「くっ……」

まさか、そんな安手の役で打たれるとは思わなかった。

マルコ(あれ……?)

しかしその時、マルコは気づいた。

マルコ(今の……あああっ!)

魔神ブウもどうやら、イカサマ返しをしたようだ。

牌の山が微妙に崩れている。

どうやらツモる時に、本来の牌ではなく隣の牌を選んでいるようだ。

と、すれば、だ。

魔神ブウは、ガン牌に近いことをやっていることになる。

マルコ(まずいぞ…)

マルコの額に汗が浮かんだ。

しかしその事をアルミンに伝える術がない。

マルコは必死にアルミンを見つめていたが、アルミンは焦らず頷いた。

アルミン(マルコ、大丈夫。僕も今のは気づいたよ。山の微妙な崩れを見れば、本来の場所から取っていないことは察する事ができる)

アルミンはめげなかった。この勝負は、点数ではない。

いかに早く、相手を脱がせるかだ。

アルミンは上のシャツを脱いで、上は下着だけになった。

少し寒いが仕方がない。

次は、エレンが親の番だ。

エレンは麻雀の素人だった為、魔神ブウのイカサマには気付かなかった。

とにかく今は、アルミンの支援に徹しようと思っている。

エレン(よし、なんかいい感じだぞ)

牌が2~8の数字のものが多く集まった。

所謂、軽い手がエレンに入ったのだ。

このままいけば、タンヤオを絡ませていけると、エレンが思った。

その時………!




魔神ブウ「それ、ロン!」



また、魔神ブウが「チャンタ」を絡ませて上がったのだった。

まさにチャンタ戦法だ。この戦い方は、どこかで……。

アルミン(まさか、な。いやいや、まさかだと思うけど)

思い当たる人物が一人だけいるが、そんなまさかと思う。

その思いを振り払い、アルミンは気を取り直した。

エレンは渋々上を一枚脱いだ。アルミンと同じ、下着だけになる。

ミカサ(え、エレン……)

ミカサは顔を赤らめながらその卓を観戦していた。

カルラの親の番だ。

アルミン(これ以上、こいつを調子づかせちゃいけない…どうしたらいい?)

強運に加えて、牌さばきもうまいときている。

イカサマも加えて勝負を取りにきている様を見ていると、アルミンも少し焦り始めた。

どうしたら、どうしたらいいんだ……。



と、その時、




アニ「情けない奴らだね」

こっそり観戦していたアニが、アルミンに話しかけた。

アルミン「あ、アニ………」

アニ「人類の存亡がかかっているのに、なにモタモタしてんだい? あんたがそんな調子でどうするの」

アルミン「…………そうだね」

アルミンは気合を入れ直した。そして、アニに頼む。

アルミン「アニ、僕に一発、気合を入れてくれ」

アニ「………了解」

直後、アニの平手打ちが、アルミンの頬に強打した!!





ざわ………



その瞬間、一同は少しだけざわめいた。

魔神ブウ「ふーん。そんなので、強くなれると思ったら大間違いだけどね!」

アルミン「いいんだよ。これで」

アルミンは頬をひりつかせてから言った。

アルミン「これで気合が入った。ここからが、反撃だ」

そしてカルラの親の番が始まった。

場は最初に比べて膠着状態になった。

誰もあがらないし、ツモりもしない。

だらだらと、順番が回っていく。

後半。もう流局間際になってやっと、カルラがツモだけのあがりをした。

連チャンである。

エレン「はー」

魔神ブウは動きを見せなかった。

アルミンを怪しんでいるようだ。

魔神ブウ(さっきの平手打ちはただのパフォーマンス。きっとあの時、何か仕掛けたに違いない)

魔神ブウはよく見ていた。

そう。先程のアニのアレはただ、平手打ちをしただけじゃない。

ああする事によって、視線を誘導し、他の事を行う。

マジックの基本。視線誘導のテクニックだ。

だからきっと、あの時に何か仕掛けたのだ。

そう思い、アルミンの様子をひたすら注意深く見た。

しかし、その時、

エレン「ロン!」

エレンがなんと、あがった。魔神ブウの牌を狙い打った。

エレン「これ、タンヤオだよな? アルミン、確認してくれ」

アルミン「うん、あってるよ」

魔神ブウ「うっ…」

魔神ブウは、しまったと思った。

アルミンの方にばかり注意がいって、エレンの方の捨て牌を殆ど見てなかったのだ。

魔神ブウは上着を脱いだ。残るはパンツだけである。

が、その時、魔人ブウは言った。

魔神ブウ「靴も、入れてもいいんだよね?」

アルミン「え?」

魔神ブウ「体に身につけているものは全部、でしょ? 普通」

アルミン「そ、そうだっけ?」

魔神ブウ「そうだよ! だから、あと2回! チャンスがあるからね!」

パンツと靴を指差して魔人ブウは言い出した。

アルミン「分かった。そのルールを適用するなら、僕たちも次は、振り込んだら靴を脱ぐからね」

魔神ブウ「いいよ~」

そして魔神ブウの親が始まった。

魔人ブウ「あきたお前らみんな食ってやる」
登場人物「!?」
アルミン「何言ってるの?」
魔人ブウ「お前からだ」
アルミン チョコレートになる
魔人ブウ「うまい次はどいつだ?」
いやだぁぁぁぁぁやめてぇぇぇぇぇぇぇ 食べないでくださいぃぃぃぃぃ、誰か助けてぇぇぇぇぇ

魔人ブウ「お菓子になっちゃえぇ」


魔人ブウ「ごちそうさまでした」

終わり?

まったりだけど続けるってばwwwww
今、ちょっと書けない事情があるから、ちょっと待っててくれよwww

単純に、キーボード叩きすぎて手首痛いのと、
ちょっと頭痛い(多分電磁波浴びすぎ)ので、
体調戻ったら再開するから。

女子を脱がす展開を書くまではやらせてくれ。

アルミンは一瞬、よぎったイメージにハッと我に返った。

アルミン(今のは一体……なんだ?)

一瞬、本当に一瞬だったが、自分がお菓子にされる夢のようなものを見た。

魔人ブウは相変わらずニタニタ笑っている。

しかしその口元には、涎が溢れている。

アルミン(まさか……な)

自分たちが負けた場合の未来が、今の映像だとしたら、冗談ではない。

食われるのは、ごめんだ。

しかし、魔神ブウの親になったその局面、カルラが狙うちされた。

魔神ブウ「ロン!! タンヤオのみ!」

先程の豪快なあがりとはうって変わり、堅実な上がり手で攻めてきた。

カルラは一枚、上着を脱いだ。

これでカルラは、上の下着とスカート、パンツ、靴を残すのみとなった。

その後も不自然なくらいにカルラが狙い撃ちされた。

どの牌を捨てても、カルラが振り込んでしまう。

魔神ブウにはまるで、カルラの捨て牌が分かっているかのようだ。

パンツ一枚になるまで連チャンされてしまい、アルミンも「くっ」と奥歯に力を入れる。

魔神ブウ「あと一回♪ あと一回♪ あと一回で、お菓子にしちゃうぞ~♪」

エレン「お菓子? どういう意味だ?」

魔神ブウ「この勝負に負けた奴は、お菓子にして食べていいんでしょ?」

エレン「なっ……ちょっと待て。母さんはそっちの陣営じゃねえのか? 母さんは、負けても……」

魔神ブウ「関係ない。俺が負けた時は、この女と一緒に帰るけど、この女が負けた場合も、俺が食べていい事になっている」

エレン「ひ、卑怯だぞ!! それじゃ、母さんはどのみち……」

勝っても負けても、悲惨な最後になる事を承知の上で、カルラは言った。

カルラ「いいのよ、エレン。つかの間の命を貰った身なの。今は、この魔神ブウを倒す事に専念しなさい」

エレン「母さん!!」

魔神ブウ「ほら、早く!! 牌を切ってよー!」

魔神ブウはイライラしながらエレンにいう。エレンは「くそっ」と悪態をつきながら、牌を切った。

しかし、それが、

魔神ブウ「ロン!! トイトイのみ!! さあ、脱いで脱いで!!」

エレン「くそっ!!」

エレンもまた一枚脱がされた。

上半身裸になったエレンは、二の腕を摩って次の局を待った。

魔神ブウの親を蹴れない。さすがにこの流れを断ち切らないと、まずい。

アルミン(………なるほど。ガン牌の正体がわかった)

カルラとエレンの犠牲になって時間が稼げたおかげで、アルミンはようやくその正体を突き止めた。

アルミン(お菓子にしちゃう、がヒントになった。あいつは、キー牌の一部に砂糖を塗りつけている)

キー牌といえば、人によっては3、7だったり、字牌だったりするが、魔神ブウの場合は、局に合わせて切り替えているようだ。

年を取った人間がよるやる動作、舌先を親指につけて紙をめくるあの動作を、魔神ブウは何度もやっている。

手が普通の人間と違うから、乾くのかとか思っていが、実は逆だったようだ。

つまり、湿らせて、ほんの少し糖分を牌に塗りつけているのだ。

ただ、それが分かったからといって、それを防ぐ手は今のところない。

同じ牌を繰り返し使っているのだ。局の度に牌を洗うわけにもいかないし……

アルミン(牌を洗う……?)

その時、エレンは閃いた。



アルミンの脳内に電流が走る………!!



ただ、男の自分がこれをやるとなると、もしツッコミを入れられたらまずい。

しかしこれしか手が浮かばない以上やらない訳にはいかない。

アルミンは一度立ち上がった。

魔神ブウ「ん?」

アルミン「すみません。ちょっと緊張で、手汗が酷くなってきたから、手を洗いに行ってもいいですか?」

魔神ブウ「ぷっ……この程度の卓で緊張してんのか~? いいよ~」

魔神ブウはアルミンを舐めきっているので、それを許した。

そしてアルミンは席を立つ時にアニに耳打ちした。

アニは少し驚いた表情だったが、すぐ頷いた。

そしてアルミンが出て行った後、少し遅れてアニも出ていく。

魔神ブウは「ん?」とちょっとだけ怪しんだが、それ以上気に止めなかった。

アルミン「お待たせしました」

アルミンが席に戻ると、局は再開した。

魔神ブウの親が続いて一方的な展開になっているが、アルミンは諦めなかった。

唇に親指を持ってきて、爪を噛むふりをしながら、それを牌に塗りつける。

そう。つまりアルミンは魔神ブウのつけたガン牌の上から、自分の印を上書きする作戦に出たのだ。

その際に、糖分を拭うようにしてアルミンは上書きする。

正直言って、間接キスのような状態になるが、そこは今は考えないようにする。

魔神ブウ(ふーん……気づいたか。でも、その程度の策略じゃ防げないよ)

ガン牌の正体に気づいたのはいいけれど、そこから甘いと思った。

魔人ブウは、超人的な味覚の持ち主だ。

特に「甘味」に関してだけ言えば、何千種類もの甘味を舌で判別できる自信がある。それだけ、甘党なのだ。

だからつけた糖分の種類によって、牌を区分できる。

例え砂糖を拭ったとしても、残った糖分の僅かな甘さがあれば、触って、それを親指につけて舐めれば、判別できる自信があった。

だから魔人ブウは、いつものように親指を舐めた。

しかし、その時……!!

魔神ブウ(んsdんs;f?!)

変な味がした。気持ち悪い味だ。

今まで舐めたことがない、変な味だった。

思わずぺっぺと吐き出すようにする。

アルミン「おや? どうしたんですか?」

アルミンは表情を崩さない。

魔神ブウ「な、なんか今、変な味がした…!! 牌に変なのつけただろ!!」

アルミン「え? 牌に味? そんな筈は……ないですよ」

アルミンはしらばっくれた。

アルミン「というより、牌に味がするなんて、変な話ですね? まるで今まで、味で牌を見分けてたみたいじゃないですか」

魔神ブウ「ギクリ……」

エレン「牌に味……? あ、本当だ! なんか牌の側面、舐めたら甘いのがあるぞ!!」

本当に僅かなものだったので、今の今まで気付かなかったエレンだった。

エレン「てめえきたねえぞ!! イカサマしてたのかよ!!」

魔神ブウ「し、してないもん!! 言いがかりだぞ!! 俺様がいつ、イカサマしたのか証明できるの??」

エレン「うっ……そ、そりゃあ始める時にやったんだろ!! こっそり、牌に印つけて……」

魔神ブウ「だから、それをした瞬間、それを証明出来なきゃ、俺様がやった証拠にはならない!! そっちがやった可能性もあるだろう?!」

アルミン「まあ確かに。この側面の砂糖っぽいものを誰がつけたかまでは分からない」

アルミンはそして、言った。

アルミン「でも、この牌はもうこのままでは使えない。一度、水で洗い落としましょう。綺麗な牌を使わないと、正当な勝負とは言えませんし」

魔神ブウ「うぐ……」

魔人ブウは渋々頷いた。そして麻雀の牌は一度、全部綺麗に洗い落として、布で水分を全部拭き取り、勝負は再開される事になった。

アルミン(また同じようなガン牌作戦に出られるかもしれない。ここは一つ……)

アルミンはそこで提案した。

アルミン「あの、また同じような事があるといけないので、全員、利き腕の手に手袋をしませんか?」

魔神ブウ「て、手袋…?」

アルミン「ええ……そうすれば、牌が汚れるのも防げるし、そうすれば、イカサマも防げると思うんです」

魔神ブウ「し、仕方ないなあ」

魔神ブウは自分の手を人間型に合わせて作り替えた。

魔神ブウ「ほい、この形にすればいいんでしょー」

そして各自、白い手袋を利き手に着用後、勝負再開となった。

そしてそこからは、本当の勝負になった。

互いの実力のみが交差するその卓の上で、まず先制したのは、アルミンだった。

アルミン「ロン! ホンイツのみ」

魔神ブウ「くっ……」

靴を脱いで、残りはパンツだけになってしまった魔神ブウは、顔を歪めた。

魔神ブウ「おかしい!! 今の、イカサマじゃないの?」

エレン「はあ? いいがかりはよせよ!!」

魔神ブウ「だって、なんか急に強くなってない? 手袋してから、急に強くなった気がする」

アルミン「手袋をしているから、イカサマしてるって? だったら、それはお互い様じゃない? 手袋をしたまま、そっちがイカサマをやってる可能性もあるよ」

魔神ブウ「うぐぐうぐ……」

アルミンに口で勝とうなんて百年はえよと、エレンは内心思っていた。

しかしその時、魔神ブウはパンツ一枚のカルラを見て言った。

魔神ブウ「俺が負けたら、この女はもうここに居られないんだぞ? 本当にそれでいいの?」

エレン「うっ………」

痛いところを突かれて、エレンは押し黙った。

魔神ブウ「この女の行く末は、俺が握ってるんだぞ? そっちの黒髪、お前を食わせてくれるなら、この女をこの世界に残してやってもいいぞ?」

エレン「!」

カルラ「ダメよエレン!! 魔神ブウの甘言に惑わされちゃダメ!!」

魔神ブウ「そっちの金髪でもいい。どちらか一人、食わせてくれるなら、俺はこの女を残してやってもいい。どうする?」

エレン「…………」

エレンは牌をかき混ぜながら、少しだけ俯いていた。

今日はここまで…。疲れたので。
頭痛いとあんまサクサク進められん。すまん。

この>>1才能ありすぎじゃねぇ?荒らしを自分のSSにそのまま流用する発想がすごい。

>>58
荒らし? 妖精さんの間違いだろう?

…………本音を言えば、
まさかこんなヘンテコなSSに期待している人がいるとは思わなかった。
なんかちょこちょこ待たせてて申し訳ない。
スライディング土下座する。ずざーっ!

頭痛の方は、雨かきたら少し楽になった。
雨降る前って、なんでかしらんが頭痛くなるんよ。

カルラは後一回、振り込んでしまったら負けになる。

それだけはさせたくない。

エレンは必死に考えた。何か手がないか。

確実に、魔人ブウを倒す秘策はないか。

しかし牌を一度洗い、ガン牌も出来なくなった今、素人の自分にやれる事なんて……。

と、エレンが落ち込んでいたその時、アルミンは言った。

アルミン「大丈夫だよエレン。僕達が必ず勝つ。力を合わせれば、絶対に勝てる」

魔神ブウ「何を根拠に言ってるのお? この女がどうなってもいいのお?」

魔人ブウはこういう時の為にカルラを連れてきたのだろう。

自分が不利になった時の、精神的な揺さぶりを相手にかけるために。

それを見越してアルミンは努めて冷静に言い放った。

アルミン「元々、カルラおばさんは既に他界しているんだ。再会出来たのは……神様の悪戯だよ」

エレン「………そうだな」

エレンはアルミンに同意した。

残酷だけど、この卓が終わったらお別れする覚悟を決めなければいけない。

エレン「母さん……本当に少しの間だけど、会えて良かった」

局が始まり、エレンは牌を捨てながら、カルラに別れの言葉を告げていた。

涙を一筋、零しながら。

カルラ「いいのよ。エレン。大きくなったあなたを一目見れて、私も嬉しいわ」

カルラもそんなエレンの成長を見れて涙を零していた。

アルミンも辛い表情だったが、牌を切っていく。

魔神ブウ「なんだあ? なんでもうお別れしてるのお? まだ勝負は終わってないよお?」

アルミン「………いや、終わりだよ。魔神ブウ」

その時、アルミンは宣言した。

カルラ「……………ロン。チャンタのみ」

魔神ブウ「?!」

その時、魔神ブウは目を見開いた。

魔神ブウ「え……嘘……なんで? なんで、なんで???」

魔神ブウは信じられず、何度も捨て牌と相手の牌を交互にみやった。

しかし間違っていない。カルラはチャンタで魔神ブウの一筒を狙い打った。

戸惑う魔神ブウの様子がおかしくて、アルミンはニヤリと笑ってしまった。

アルミン「君は僕がアニに平手打ちを受けた後、僕の捨て牌にばかり目が行っていたようだね。僕が何かしでかすんじゃないかと、随分注意していたようだけど」

アルミンは言った。そこで種明かしをするマジシャンのように。

アルミン「あの時、アニが平手打ちした本当の意味を君は気付かなかった。だから、君は負けたのさ」

魔神ブウ「ど、どういう事………?」

アルミン「まだ分からないんだ? ククク………まあ、分からないならそれでいい。とにかく君は負けたんだ。さっさとこの世界から出て行ってもらおうか」

魔神ブウは歯ぎしりして悔しがった。今の勝負に納得なんて出来なかった。

魔神ブウ「貴様、イカサマしたな!!! 絶対したに決まってる!!!」

アルミン「おや? 先程、君も、その場で証明出来なければイカサマとして成立しないって言わなかったけ?」

魔神ブウ「関係ない!!! 俺様を怒らせるとどうなるか、思い知らせてやる……!!!」

魔神ブウはその時、実力行使に出ようとした。

勝負に負けたのにアルミンをお菓子に変えよう席を立つ。




その瞬間………!!!

???「おい、魔神ブウ!! ルールを破っちゃいけねんだぞ!!」

謎の人物が、その時、部屋の宙に現れた。

金髪の体格のいいその青年は(多分、ライナーと同じくらい体格がいい)、オレンジ色の服を着て、空中に浮いている。

ワイヤーも無しに、どういう仕組みで宙に浮いているのか分からないが、その人物は、魔神ブウに一発、蹴りを入れて気絶させた。

???「今の勝負、見てたぞ。うん。イカサマは、オラには分からなかったから、この勝負は、そっちの勝ちだ。だからこいつはオラが元の世界に連れ帰る」

そう言って、気絶した魔神ブウを荷物のようにして抱えて、その青年は言った。

???「あ、そっちのパンツ一枚の女も、連れ帰る約束だったな。界王様んとこ、連れてくから。お別れするなら、早くしてくれ」

エレン「母さん!!」

カルラ「エレン!」

最後の抱擁をして、親子は涙のお別れを果たした。

エレン「母さん、ありがとう。一瞬でも、会えて嬉しい……」

カルラ「エレン、あなたはこの世界で頑張って生きるのよ……精一杯、生きなさい」

エレン「母さん……母さん……!!」

???「よし、時間だ。じゃ、お騒がせしたな。ま、また機会があれば、また会おう!!」




ヒュン……!!




魔神ブウとカルラを連れてその謎の青年は瞬間移動して、元の世界に帰っていった。

アルミンはほっと胸をなでおろし、周りはアルミンに拍手をした。

クリスタ「アルミン……! 凄かったよ! よく戦いきったね!」

ユミル「ああ……見ていてひやひやしたぜ」

アルミン「ふう……いや本当、自分でもびっくりだよ」

今更ながら背中に汗が吹き出して、寒くなってきたアルミンだった。

ミカサ「しかしアルミン、私も見ていて分からなかった。アルミンはイカサマをしたの?」

アルミン「ああ……僕はしてないよ。していたのは、カルラおばさんだよ」

エレン「え?! 嘘……母さんがいつ?!」

アルミン「牌の側面、よく見てごらん。ちょっと、キラキラしてるでしょ?」

アルミンは牌を一個手にとって、見せた。

アルミン「女性は口に口紅か、リップクリーム、グロスなどつけるでしょ? それを見て、カルラおばさんがやってるのに気づいたから、僕はその手を使えば、魔人ブウのガン牌を一度リセット出来るんじゃないかなって、思ったんだ」

エレン「え? ど、どういう事だ?」

アルミン「ああ……つまりね」

アルミンはそこから種明かし講座を始めた。

アルミン「魔神ブウは甘いものが好きだから、牌の接着部分の間の隙間の部分や、文字を掘った部分の溝に、砂糖をねじ込んでいたんだ。その過程は多分、牌をかき混ぜる時か、リーパイしている時か。必要な牌につけておいたと思うんだよね。んで、山から牌を選んで持ってくる時に、隣や下の牌にも触るでしょ。で、自分の目印の牌がそこにあれば、瞬時に入れ替えて、そっちを持ってくる。そうすれば、自分の狙った牌を引き寄せる事が出来るんだ」

エレン「ああ……それはなんとなく分かったぞ。でも、母さんがイカサマしてるっていつ分かったんだ? つか、イカサマしてるのに、何で母さんはギリギリまで負けてたんだ?」

アルミン「エレン……それは自分から注意を逸らすためだよ」

アルミンは言った。アニにぶたれた時の事を思い出して欲しいと。

アルミン「あの時、アニは打ち合わせなしで僕を平手打ちしてくれた。あれのおかげで、魔神ブウは「僕」が何かやらかそうとしていると勘違いしたんだ。あれのおかげで、僕はカルラおばさんも「わざと」今は負けていると理解した」

そしてアルミンは閃いたのだ。

自分もグロスを使って、魔神ブウのガン牌を消せないかと。

アルミン「カルラおばさんがつけていたガン牌は、魔神ブウのつけていた牌以外のほとんどの牌だった。つまり逆に言えば、二人はお互いの牌をほとんど把握していたと言える。カルラおばさんが狙い撃ちされていたんじゃない。あれは、カルラおばさんがわざと振り込んでいたと考えたほうが自然だ。そう考えた時、僕はカルラおばさんが使っていた手……つまり、口紅を目印にするやり方をマネ出来ないかと考えた」

アニ「アルミンが私のグロスを貸してほしいって言い出した時はどうしようかと思ったけどね」

アニはふう、とため息をついた。

アニ「甘味のない、ミント系の味がするやつ持ってない? とか言い出したから、なんとなく察しはついたけど、まさか本当にアルミンがグロスつけるとは思わなかったよ」

エレン「ああああ!! 本当だ!! アルミンの唇、よく見るとなんかてかってる!!」

女子力がアップしたアルミンに気づいて今更驚くエレンだった。

アルミン「後は、おばさんの印をつけてない方の牌に、僕がグロスを上塗りすれば……変な味のする牌が完成する。その後は、見ての通りさ」

エレン「え? でも、あのあと一度、牌は洗ったよな? 口紅も、とれちゃうんじゃあ」

ミカサ「水で洗い流す程度では、口紅は完全には落ちない」

その時、ミカサが珍しく口を挟んだ。

ミカサ「化粧はそれ専用の、落とす化粧落としの洗顔が必要になる。水に全く落ちない化粧も存在する」

エレン「え…そうなのか?」

アニ「ああ。しかもこの牌、色が小豆色に近い。これなら、上から口紅を塗ったら、その色の違いで牌を伏せてても一発で分かるよ」

女性から見れば、それは良く分かるガン牌であったらしい。

エレンは盲点を突かれて感心していた。

エレン「へー……俺、全然気付かなかったわ」

小豆色と、他の赤色が混ざっているようなのだが、男から見たら全くわからない。

女だからこそ分かる赤色の違いというやつなのだろう。

そんなイカサマの応酬が行われていたなんて、エレンは夢にも思わなかった。

エレン「そっか……俺、何も出来なかったけど、アルミンのおかげで何とかなったんだな」

アルミン「何言ってるのさ。エレン。君だって、十分活躍したよ」

エレン「え? いつ?」

アルミン「魔人ブウが僕を警戒していたとき、あいつからロンを奪ったじゃないか。タンヤオであがったでしょ」

エレン「でも……俺がやれたのって、それくらいだぞ?」

アルミン「いや、でもそれがいいんだよ。麻雀には「流れ」っていうものがあるからね。エレンは流れを引き寄せた。そういう「運気」の強さを持っているんだと僕は思うよ」

エレン「ううーん……そうなのか? 自分ではそう思わねえけどな」

エレンは腕を組んで首をひねっている。そんな彼に、ミカサはジャケットを着せてあげた。

ミカサ「エレンは確かにそういう「運気」のような物を持っているのかもしれない。自分では望む望まないに関わらず、エレンは波乱の人生を生きるようになっているのかもしれない」

エレン「それを言ったら、ミカサもそうだろー?」

と、エレンはちょっとだけ複雑な心境でそう答えたのだった。

魔神ブウ編、一応これで終わりですw
何だか長くなってしまったが、一応、アルミンチームの勝利です。
ここからは、>>37で指定されている女子のメンバーと対戦します。

エレンとアルミン、他二人、>>37の中から選んで下さい。

あ、カルラさんは既に脱いだので終了です。
それ以外でお願いします。

ミカサ「そうなのかもしれない。でも、その運気はアルミンのおかげでもあると思う。アルミンが、イカサマをしなければ、きっとこの結果には繋がっていない」

エレン「え? あれ? さっきでも、アルミン、イカサマしてねえって……」

ミカサ「それは最後の局面のこと。私は見ていた。裸単騎になった時、アルミンは捨て牌を弄って、イカサマをした」

エレン「えええええ?! マジかよ。俺、それも気づいてなかった」

アルミン「え? あははは……やっぱバレた? うまくいったと思ってたんだけどなあ」

(ゝω・)テヘペロをして、誤魔化すアルミンだった。

アルミン「単純なイカサマだけどね。相手の魔人ブウの頭が、マルコとか僕と同じくらい、記憶力がよかったらアウトだったけど、見た目からしてあんまり頭良くなさそうだったし、捨て牌をいちいち全部覚えているとは思えなかったから、思い切ってやったんだ」

エレン「アルミン……お前ってやつは」

エレンは今更ながら、ぞっとする思いでいっぱいになった。

エレン「俺よりよほど度胸あるぞ。そういう時のアルミンの心臓の強さには本当、敬服するぜ」

ミカサ「そうね。アルミンは多分、三人の中で一番、度胸がある」

アルミン「やめてよ! そんな事ないって! 三人の中なら、エレンが一番度胸あるって!!」

エレン「いやいや、アルミンだって」

ミカサ「私もアルミンに一票」

そんな感じで三人がじゃれていると、女子が二人、挙手した。

うつ~向き今夜ぁ地ぃを食う~

仰向き天を~食う~

>>68
アカギさんですか?

アカギさん、エンディングを歌ってくれてありがとう!

安価来なかったら、サイコロで脱がせる女子を決めます。適当に。

女子はクリスタとユミルにします。もう先を書き進めたいので。

クリスタ「ねえねえ、私もその『麻雀』っていうのをやってみてもいい?」

ユミル「……クリスタがやるなら、私もやろうかな」

アルミン「え? うん。勿論いいよ。ルールはだいたい分かる?」

ユミル「見てたからなんとなく、な。まあ分からん部分は追々、覚えていくよ」

クリスタ「何だか面白そうだったし、ね」

エレン「おう! じゃあ今度は俺とアルミンと、クリスタとユミルだな」

アルミン「点数計算は面倒くさいから、さっきと同じ脱衣麻雀ルールでいいかい?」

ユミル「ああ、いいけど、そのルールにひとつ付け加えたいことがある」

アルミン「付け加える?」

ユミル「さっきの『ツモ』ってやつだ。ツモっても、脱いだ服を着れないのは、ちょっと初心者には不利だと思うんだ。だから次からは、ツモった奴は、服を着れるようにして、その代わり残りの奴は脱がない方法にして欲しい」

アルミン「つまり脱がせるのは「ロン」だけってこと?」

ユミル「そういう事だ」

アルミン「難易度が上がる気がするけど……まあそうだね。その方法の方が、戦略の幅は広がるかも。いいよ」

というわけで、この四名で新しい卓を囲むことになった。

サイコロを振って、着席の順番を入れ替えた。

アルミンとエレンは当然、元の格好に戻り、そしてアルミン、クリスタ、エレン、ユミルの順番で局が進む事になった。

アルミン「じゃあいくよー」

パチ………

アルミンが牌を捨てて場が動き始めた。

アルミン(ふふ……クリスタには悪いけど、狙い打たせてもらうよ)

アルミンはクリスタを脱がせる気満々だった。

アルミン(ロンのみでしか、脱がせられないならどうしても、多面待ちが有利)

単騎待ちだとどうしても、上がれる確率が減ってしまう。

だからアルミンは出来るだけ数字の牌を集めてタンヤオ系を目指した。

しかし、そこはユミルの出番だった。

ユミルはアルミンが端の牌を捨てていくのを見越してチャンタを狙った。

そして、5順目……

ユミル「ロン! チャンタのみ」

アルミン「くっ……!」

下心を狙い撃ちされて、上のジャケットを脱ぐ羽目になるアルミンだった。

女子はその直後、キャッキャと盛り上がった。

ミーナ「ねえねえ! どこまで脱いだら負けになるの?」

アルミン「え? 普通はパンツ一枚になった後に、ロンをくらったら負けだと思うよ」

ミーナ「パンツは脱がないの?」

アルミン「え!? パンツまで脱ぐ脱衣麻雀なんてあるの? 全裸が確定した時点で負けじゃないの?」

だから先程の魔神ブウ戦でもそういう判定になったのだ。

ミーナ「そうなんだーへー……泣きの一回はやらないんだ」

アルミン「ミーナ、期待してるところ悪いけど、これだけ大勢の中の観衆の中で、パンツまで脱いだら犯罪じゃないか。公衆わいせつ罪だよ」

アニ「そんなつまらない事、言わなきゃバレないよ。私は泣きの一回、入れてもいいと思うけど」

アニがその時、酷い事を言い出した。

エレン「え? それってつまり、全裸になる勇気があれば、最後の一回まで、戦っていいってことか?」

アニ「泣きの一回だからね。いいんじゃない?」

ユミル「なるほど。脱ぐか脱がないかは、本人が決めればいいよな。その方が盛り上がるだろう」

アルミン「えええ……本気なの? 皆……」

アルミンはちょっと引いている。

女子の前でもしもイチモツを晒す事になったら嫌だ。

いや、自分はパンツまで脱ぐ気はないが……エレンはどうだろう?

エレンの方をチラ見すると、エレンは口を尖らせていた。

エレン「そこまでやるならさー……勝った奴にはなんかご褒美欲しいよな」

ユミル「そうだな。だったら、最終勝者には>>77をあげてもいいんじゃないか?」

ライナー「ほほう。それはやる気が出るな」

外野のライナーまでちょっと興奮している。

クリスタ(私…脱ぐ気無いのに…)

クリスタ「ちょっとユミル!! 私がご褒美ってどういう事?!」

ユミル「ああ。大丈夫。私が勝ってみせるから、クリスタは私にキスをすればいいって話だよ」

クリスタ「そ、そうなの? いや、ちょっと待って!! もし負けたら他の子にキスって事?!」

ユミル「大丈夫だって。私、こういう勝負事には結構自信あるんだよ」

アルミン「へえ……言ったね。ユミル。だったら僕も本気を出させてもらうよ」

その瞬間、アルミンの目が細くなった。

大きな瞳が、三白眼に近い形になる。

エレン「………おいおいちょっと待てよ。勝者はクリスタのキスだったら、クリスタが勝ったらどうなるんだよ」

エレンのツッコミはごもっともだった。

ユミル「む……そうか、その可能性もあったな。うーん。じゃあキスの相手は指名にしよう。優勝した奴は、好きな相手にキスをして貰えるってことならどうだ?」

ジャン「なんだと!! だったら俺も参加したいぞ!!!」

ミカサ「私も、参加する!!」

フランツ「俺も……」

ハンナ「私も!!!」

ミーナ「参加希望者殺到だね~どうしよう? アルミン」

アルミン「牌はひと組しかないからね。うーん。だったらトーナメント方式にしようか」

アルミンは一度、卓を止めて、紙にブロックを書き込んだ。

アルミン「僕達がAブロックって事にしよう。で、勝ち残った最後の一人が、決勝に進出ってことで」

ミカサ「なるほど。それはいい考え。さすがアルミン」

ミカサの両目は希望に輝いていた。

ミカサ(絶対勝ち残って、エレンの唇をゲットする…!)

下心満載のミカサの様子にエレンは全く気づいていなかった。

エレン(ううーん。俺はパンとか、肉とかの方が良かったんだけどなあ)

エレンは今更そう言い出せず、ちょっとだけモチベーションが下がってしまうのだった。

というわけで、参加するメンバーが増えて以上のブロックで競い合う事になった。



Aブロック

アルミン
エレン
ユミル
クリスタ


Bブロック

ジャン
ミカサ
ライナー
ベルトルト


Cブロック

フランツ
ハンナ
ミーナ
マルコ


Dブロック

アニ
サシャ
コニー
トーマス


そして四ブロックから勝ち上がった四名が決勝ということで話が落ち着いた。

エレンのモチベーションが少しだけ落ちていたその隙をアルミンは見逃さなかった。

アルミン「エレン、ごめんね。それ、ロン!」

エレン「え……」

アルミンは端のイーソーを狙い打った。

アルミン「一盃口。エレンなら出してくれると信じてたよ」

エレン「まじかよ…ちぇ」

エレンは一枚、上着を脱いだ。

そして場はどんどん進み、アルミン無双が始まった。

アルミン「……ロン! タンヤオのみ」

クリスタ「くっ」

アルミン「……ロン! チンイツ」

エレン「うっ……またか」

アルミン「……ロン! トイトイ」

ユミル「くそっ……やるじゃねえか」

四連発のロンに、場はざわざわしていた。

まさか、イカサマ?

そう、ユミルが考えていたその時、アルミンは先手を打った。

アルミン「言っておくけど、僕はイカサマしてないからね」

ユミル「ああ?」

アルミン「イカサマが判明した場合は問答無用で予選負けだよ。そんな勿体無い事を僕がするわけないだろう?」

ユミル(あ、怪しい……!)

ユミルはアルミンの顔を見てツッコミを入れたくてしょうがなかった。

ユミル(さっきの魔神ブウとやらの対戦を見ても、アルミンがかなりの手練だというのは分かる)

元々頭脳戦に長けているアルミンである。まともにやりあっても勝てるとは思えない。

ユミル(しかしアルミン、あんたにも弱点はある。そう、私の目の前のクリスタ。アルミンから見れば隣の席の、クリスタだ)

ユミルはクリスタを利用してアルミンを引きずり落とす方法を考えた。

そう、やるのは卓の下からクリスタの太ももにセクハラ作戦だ。

自分の長い脚を、クリスタの方に絡ませて、クリスタの弱い部分を弄ってやる。

クリスタ(?! ちょっとユミル、なにしてるの?!)

ユミル(いいから、じっとしてろって)

目線だけで会話する。二人の異変にアルミンはまだ気づいていない。

クリスタはプルプル震えながら、牌を山から掴んだが……

クリスタ「あん……! (ビクン)」

クリスタはつい、嬌声をあげて牌を落としてしまった。

牌は幸い、見えなかったが、それでもそのせいで、場がざわめいた。

アルミン「く、クリスタ? 大丈夫?」

クリスタ「うん、ごめんなさい。ちょっと……(ユミル! やりすぎ!)」

クリスタはユミルをキッと睨み返した。

ユミルはニタニタ笑っているだけだ。

ユミル(さーて、今のでアルミンの下半身がびびっただろうなあ)

アルミンは案の定、クリスタの様子が気になり始めて、チラチラ見ている。

集中力がかけたアルミン相手なら、ユミルにも十分勝機はあった。

ユミル「ロン! タンヤオのみ」

アルミン「くっ……!」

今日はここまで。
決勝戦の四人、誰にするかまだ決めてないので、
希望があれば書いておいて。出来るだけ進出させるから。

アルミン
ライナー(←性欲による気合)
マルコ(←アルミン並みの頭脳派)
サシャ(←天性のカンによる引きの強さ)

で熱い試合お願いします!

アルミン勝利はほぼ確定かな。
他のメンバーは、ちょっと調整いれます。
希望通りにならならなかったらめんご☆
支援あざーっす!

さて。状況を整理してみよう。脱いだアイテムを振り返ってみる。

アルミン→ジャケット、白ボタンシャツ、

クリスタ→ジャケット、

エレン→ジャケット、ひも付きシャツ、

ユミル→ジャケット


今のところ女性陣が一歩リードである。

再び下着姿になったエレンにミカサは内心、興奮気味である。

ミカサ(いけないと分かってても、これは興奮してしまう)

ミカサはじーっとエレンの後ろから背中を見つめている。

その熱視線に気づいて、エレンはどうもやりにくかった。

エレン(ミカサに見られてるな……あんまり格好悪いところ、見せたくねえんだけど)

エレンはそう思いながらちょっと悔しそうにしていた。

お互いの意思のズレはいつもの事だが、場は進んで、今度はツモであがれた。

エレン「よっしゃ! ツモ! これ、ツモのみだけど、ツモだよな?」

アルミン「ああ……そうだね」

エレン「よし、服を戻すわ! ひもシャツ着ようっと」

ミカサ(ずーん…)

一気にテンションが落ち込むミカサだった。



さて。脱いだアイテムを再び振り返ってみる。

アルミン→ジャケット、白ボタンシャツ、

クリスタ→ジャケット、

エレン→ジャケット、

ユミル→ジャケット


今のところアルミンが一番不利な状況になっている。

アルミン(ふう……落ち着こう。クリスタがさっき喘いだのはきっと、ユミルが悪戯したからだろう)

卓の下できっと、足でイタズラしたのだろう。

ユミルは足が長い。だから可能だろうと見当をつけたアルミンだった。

アルミン(僕を揺さぶるつもりなんだろうな。その手に乗るわけにはいかない)

アルミンは心臓の鼓動を鎮めるように深く息を吐き出した。

腹式呼吸で気持ちを落ち着ける訓練は、日常生活でもよくやっている。

アルミン(今はエレンのようにツモでもいいから、とにかくあがれるように手を打とう。ロンばかり狙ってもしょうがない)

ロンを狙うとなると、どうしても手が狭められてしまう。

アルミンは一度ロン狙いを捨てて、とにかく上がりやすい牌を揃えていくことにした。

アルミン(字牌が少ない。まだ山に残っている証拠だ。ここは無理せず…)

アルミン「ツモ! 中のみ」

そして遂には四人の状況が横並びになった。

ミカサ「膠着状態ね」

ジャン「ああ。ツモで服を戻せるようになったから、なかなか決着がつかねえな」

ミカサとジャンが並んで観戦している。

ジャンは内心「神様ありがとう!」と喜んでいたが、ミカサは特に気にもしていなかった。

ミカサはとにかく、エレンの一番近い場所で観戦したかったのだ。

場はどんどん進んで、今度は全員、シャツを脱ぐ状態になった。

四人全員、上が下着姿になったのだ。少し寒そうだけど。

ライナー(うおおおおお……クリスタの二の腕が……丸見えだあああ!)

観戦で既にテンションがマックス状態のライナーは少し前のめりで見ている。

前のめりになりかけているのは、アルミンも同じだった。

正直言って、クリスタが山から牌を取ろうとする時、横パイもちらっと見えるのだ。

隙間から。

アルミン(この瞬間を永遠に感じたい…)

ユミルの席だったらもっとじっくり見えただろうにと思うと、すごく悔しかった。

エレンも実はほんの少しだけ、横パイをチラ見している。

ユミル(けけけ………男どもは単純だな)

ユミルは仕掛けた。クリスタには悪いが、狙い打つ。

ユミル「ロン! タンヤオのみ。クリスタ、悪いな」

クリスタ「ううう~しょうがないなあ~」

クリスタは、>>96を脱いだ。

ちょっと休憩します~。
この辺から出来るだけ、脱いでいく順番を安価出しますw

黒スト

アルミン「え? クリスタ、黒のストッキングなんてはいてたの?」

クリスタ「うん。デニールが薄いやつだからちょっと分かりづらいけど、実は冷え性だから、はいてたんだ」



しゅるり………



薄い黒ストッキングが床に落ちた瞬間、男子はほぼ全員、ごくりと喉を鳴らした。

あのエレンでさえも。

エレン(は! いかんいかん。集中集中!)

ミカサはエレンの背中をじーっと見ている。嫉妬の炎を燃やしているようだ。

現在の脱いだ服の状況をまた整理する。


アルミン→ジャケット、白ボタンシャツ、

クリスタ→ジャケット、白ボタンシャツ、黒ストッキング、

エレン→ジャケット、ひも付きシャツ、

ユミル→ジャケット白ボタンシャツ、


今のところクリスタが一番不利な状況になっている。

そしてまた、ユミルはクリスタを狙い打った。

クリスタ「もうユミルの意地悪~!」

クリスタは渋々、>>99を脱いだ。クリスタがどんどん不利な状況に追い込まれる。

アルミン(まずい……僕のアルレルトが)

エレン(俺のイェーガーが)

ライナー(俺のブラウンが)

かなり角度が上がってきている……!

と、男子は居た堪れない気持ちで、チラチラとクリスタを見る羽目になった。

腹巻

クリスタ「ううう~腹巻がないとお腹がすーすーするよ」

クリスタは腹巻を脱いだので戦況はこんな感じになった。



アルミン→ジャケット、白ボタンシャツ、

クリスタ→ジャケット、白ボタンシャツ、黒ストッキング、腹巻、

エレン→ジャケット、ひも付きシャツ、

ユミル→ジャケット白ボタンシャツ、


ますますクリスタが薄着になっていく。

ユミルはクリスタをまず飛ばす事に専念しているようだ。

エレン「うーん……」

エレンは牌を捨てながら唸っていた。

エレン「なあなあ、ちょっと質問いいか?」

アルミン「なんだい? エレン」

エレン「一度、間違えて見逃してしまった上がり牌が、もう一回来た場合、それでツモってあがってもいいのか?」

アルミン「ああ、それは構わないよ。ただし、一度上がり牌を見逃したら、ロンは出来ないけどね」

エレン「おお、そうか。じゃあ俺、ツモ!」

エレンはなんとその時、四暗刻単騎待ちで、あがってしまった。

アルミン「?! エレン、何やってるの?!」

エレン「え? なんか同じ牌ばっかり偏っちまって。これって、トイトイだろ?」

アルミン「違うよ! それは四暗刻単騎待ちってやつだよ。うわああ! 点数麻雀にしなくてよかった!」

エレン「? なんかすごいのなのか? これ」

アルミン「親だったら、48000点だったかな…超高得点が貰える役だよ」

エレン「へーそうなんだ。ま、別にいいけど」

エレンはどうでもいいように、ひも付きのシャツを着なおした。

現在の戦況はこんな感じ。


アルミン→ジャケット、白ボタンシャツ、

クリスタ→ジャケット、白ボタンシャツ、黒ストッキング、腹巻、

エレン→ジャケット、

ユミル→ジャケット白ボタンシャツ、


こうやってみると、地味にエレンが有利になっている。

アルミン(びっくりしたー…ビギナーズラックって怖いねえ)

エレンは自分がどれだけすごい役であがったのか自覚しておらず、鼻歌を歌いながら気楽に次の局を打っている。

アルミン(もしかしてエレンは、無意識に牌を引き寄せる、豪運タイプなのかな?)

アルミンは技巧で戦うしかない頭脳派だが、エレンは適当に豪快に進んでいけるタイプなのかもしれない。

アルミン(うう~エレンの打ち筋がさっぱり読めないよ~)

アルミンはエレンからロンを奪うことはとりあえず、今は放置した。

アルミン(とにかく今はユミルとクリスタを先に落とそう)

アルミンは再びタンヤオ多面待ちを狙ってロンを狙うが……

タンヤオ系で待っていると、チャンタ系で狙っている奴らに狙われるというジレンマがある。

つまり、タンヤオであがる場合はチャンタを、チャンタであがる場合はタンヤオを作っている奴が場にいないか警戒しないといけないのである。

何故なら、役の構成がほぼ真逆なのだから。

ユミル「そこだ……ロン!」

アルミン「くっ…!」

ユミルはチャンタが得意なようだ。

アルミンは仕方なく、>>104を脱ぎ捨てた。

覆面(ルパンとかが使うリアルな顔のやつ)

アルミンは仕方なく、覆面を脱ぎ捨てた。

出てきた顔は、なんと……………

エレン「? どちらさまですか?」

白髪の、見たことのない少年がそこにいた。

13歳アカギ「初めまして。アカギです。代走に入って欲しいと言われて、実は>>53の時点から入れ替わってました」

エレン「ええええええ?!」

そういえば、一度、アルミンは席を外したけれど、

まさかそこから違う人間が打っていたとは全く気付かなかった。

13歳アカギ「アルミンさん本人が『僕、急に腹が痛くなってきたんで、ちょっと便所に篭もりたいんだけど、その間だけでいいから、代走入って欲しい。作戦は考えてあるから、こういう手を使おうと思ってるから、僕の代わりにやってくれって』と、頼まれまして」

アルミン「いやー……やっとすっきりした! ごめん、遅くなっちゃって」

本物のアルミンがすっきりした顔で戻ってきた。

場は一気に寒い空気になってしまった。

エレン「あ~~~る~~~み~~~ん~~~~!!」

アルミン「え? え? なにこの空気? あれ? 作戦失敗しちゃったの? アカギ?」

13歳アカギ「いや、大丈夫でしたよ。魔神ブウは無事に倒せましたし。アルミンの作戦のおかげで」

また部外者が卓に入るという、珍事が起きているが………

アルミン「ごめんって! いやね、本当は僕がちゃんと、さっきの作戦、やろうと思ったんだけど、やっぱり緊張しちゃってさ。お腹痛くなっちゃって、それで、たまたま、偶然会った、アカギが「代走なら入ってあげてもいいよ」って言うから…」

アニは肩を震わせて笑いを堪えている。どうやら、アニだけは真相を知っていたようだ。

覆面いうから、こんなカオスな展開にするしかないじゃないか。
もう、わけわかめですみませんwwwww

13歳アカギ「まあ、楽しかったですよ。とりあえず、それっぽい演技でなんとかのりきりましたしね」

アルミン「ありがとう。助かったよ。で? 今、どういう状況?」

13歳アカギ「クリスタさんが一番今、不利な状況ですね。黒ストッキングと腹巻まで脱いでます」

アルミン「なぬ?! それはけしからん展開だね!」

そしてアルミンはようやく、13歳アカギと席を交代した。

13歳アカギ「あ、もし途中で便所に行きたくなったら、間に俺が代走入ってあげてもいいですよ。代走要員でここにいるんで」

というわけで、何故かまた部外者を含めて脱衣麻雀大会が続行される事になったのだった。

ユミル「待てよ。だったら、本当のアルミンの脱衣は、今の覆面じゃカウントするのはおかしくないか?」

アルミン「ん?」

ユミル「今、アルミンはジャケットと白ボタンシャツを脱いでたんだ。三枚目はこっちが指定してもいいよな?」

アルミン「ああ……そりゃそうだね。いいよ」

ユミル「じゃあ、ズボンを先に脱げ。パンツを見せろ」

アルミン「ううう~まあ、仕方がないね」

アルミンはジャケット、白ボタンシャツ、ズボンの3枚を脱いで、卓に入り直した。

13歳アカギ「あ、ルールについてひとつ言っておきたい事が。俺が卓に入っているあいだに、ツモあがりは服を着なおすルールに変更になったんで」

アルミン「え? ああそうなの? じゃあちょっと戦略が変わってくるね。ありがとう!」

アルミンは寒い格好からのスタートになったが、そこからどんどんツモあがりを繰り返し、あっと言う間に巻き返した。

現在の戦況は、以下の通りである。


アルミン→元に戻る。

クリスタ→ジャケット、白ボタンシャツ、黒ストッキング、腹巻、上の下着、

エレン→ジャケット、ボタンシャツ、ズボン、

ユミル→ジャケット、白ボタンシャツ、ズボン、


エレン「おいアルミン! なんか急に強くなってねえか?!」

アルミン「え? そう? だとしたらプレッシャーから解放されて、乗ってるのかも」

13歳アカギ「いい打ち筋ですね。なんだ……アルミンがそれくらい強いのなら、もっと本気出せばよかった」

アルミン「ああ、手加減して打っててくれたの?」

13歳アカギ「アルミンの実力がどの程度か、はっきりわからなかったので、不審に思われない程度には調整してました」

アルミン「なるほどね~」

そこからアルミンのロン無双が始まり、クリスタ、ユミル、エレンの三人はズタボロにやられた。

全員をパンツいっちょにひん剥くと、Aブロックはアルミンが勝ち上がってしまったのだった。

エレン「まじかよ~!」

エレンはあっと言う間に負かされてがっくりしていた。

ミカサ「エレン、泣きの一回、しましょう」

エレン「嫌だよ! これ以上、脱ぎたくねえよ!!」

ミカサ「しかしここで三人全員が負けを認めたら、エレンはもう、勝ち上がれない」

エレン「ん~いいよ、もう。それで。別にキスとかしてもらいたくねえし」

ミカサ「う……エレンは、私にキスしてもらいたくないの?」

エレン「え~別に? いらねえし」

ミカサ「ずーん…」

ユミル「待て。このうちの誰かの泣きの一回があれば、まだ卓を続けられるんだよな?」

アルミン「そうなの?」

13歳アカギ「ああ、途中でそういうルールも付け加えました。普通はパンツ一枚で、負けが確定したらそこで終わりですけどね。全裸になる覚悟があれば、泣きの1回で勝負続行出来るっていう」

アルミン「えーそうなんだ。じゃあどうする? 三人のうち、誰か泣きの一回やる?」

三人は、少し迷っていた。

どうする? 泣きの一回、やる? やらない?
やる場合は、やる希望者を書いてください。

エレン「俺はいいよ。これだけ実力の差があるんじゃ、一回泣いても変わらねえよ」

ユミル「うーん……」

クリスタ「そうね。このブロックはアルミンが一番強い。それでいいと思う」

ユミル「仕方ねえかな。確かに、圧倒的に強かった」

アルミン「そう? じゃあ僕が決勝に上がってもいいかな?」

エレン「いいぜ」

ユミル「頑張れよ」

クリスタ「優勝してね!」

と、三人のエールを受けてアルミンが勝ち上がった。

次は、Bブロックの対戦である。

脱衣麻雀にちょっと飽きてしまったので、
路線変更してガチ麻雀バトルに近い感じに変更する。
麻雀知らん人を完全にはおいてけぼりにしないように、
『何切る?』方式でキャラの手から切る牌を決めていくようにします。

Bブロック ジャン ミカサ ライナー ベルトルト


アニ「ちょっと提案があるんだけども」

ミカサ「?」

ジャン「なんだよ」

アニ「このやり方だと、時間がかかり過ぎて終わるのが明日の朝になりそうだから、ルールを少し変更しないかい?」

アルミン「ん? 何か案があるの?」

アニ「うん。半荘1回で終了して、その時点で一番脱いでない人がブロックを勝ち上がる方が時間も短縮できていいと思う。後、役の難易度に合わせて服を脱ぐ枚数を変えた方がいい。1ファン役と役満を同じ扱いは納得できないんだよね」

13歳アカギ「確かに、その方が面白いかもしれないですね。では、こういうのはどう?」


1ファン役…1枚脱ぐ

2ファン役…2枚脱ぐ

3ファン(以上)役…3枚脱ぐ

役満……一気に全裸


13歳アカギ「これなら役満にも価値がある」

アルミン「そうだね。その方がスリルが増すかもしれない」

ミカサ「ツモで服を戻すのは変えないの?」

アルミン「そうだね。その場合は役満積もったら全部の服を元に戻せる事にしよう」

ミカサ「了解した」

アルミン「じゃあ、Bブロックスタート!

東家 ミカサ(親)配牌

四萬四萬七萬九萬6ピン8ピン1索7索9索白中中

ミカサ(どれを切ったらいいだろうか?)

ミカサ(とりあえず、>>118の牌を切ろう)

(*配牌の中から1枚切って下さい)

1索切り

ごめん、七萬もう一枚あった。親なのに13枚になってた。

ごめん、2策も抜けてた。牌の抜けが酷いのでテイク2します…。申し訳ない。

東家 ミカサ(親)配牌

四萬四萬七萬七萬九萬6筒8筒1索2索7索9索白中中

ミカサ(どれを切ったらいいだろうか?)

ミカサ(とりあえず、>>121の牌を切ろう)

(*配牌の中から1枚切って下さい)

テイク2の配牌だと1索切りは通常の手じゃないかもしれないが、
先を進めたいので1索切ります。ごめんね。

ミカサ(まずは1索を切ってみよう)

ミカサの現在の配牌

四萬四萬七萬七萬九萬6筒8筒2索7索9索白中中


ミカサ(次、一巡してからツモよね)


【ミカサの捨て牌】

1索


南家 ライナー 配牌

五萬五萬七萬4筒4筒9筒4索5索6索9索白發中

ライナー(ミカサは1索切りか…)

ライナー(ツモは5索だった)

現在の牌牌

五萬五萬七萬4筒4筒9筒4索5索5索6索9索白發中

ライナー(何を切ろうかな)

ライナー(>>123を切ろう)

(*配牌の中から1枚切って下さい)

【ミカサの捨て牌】

1索

【ライナーの捨て牌】



【ジャンの捨て牌】

西

【ベルトルトの捨て牌】




13歳アカギ「ん? ドラめくり忘れてますよ」

ミカサ「あ……」

ジャン「しまった。忘れてたな」

13歳アカギ「めくっておきましょうか」

ライナー「頼む。面倒だ」

というわけでアカギがドラをめくりました。(*本来なら局を進める前にめくります)

13歳アカギ「ドラ表示は一萬。ドラは二萬ですね」

13歳アカギ(さて、誰を中心に見て行こうかな…)

(*ミカサ、ライナー、ジャン、ベルトルトの四人のうち、誰の手配を見ていきますか?)

(*安価で決めたキャラを中心に手配を見て行きます。一人だけ選んでね。安価>>129さんで)

ミカサ

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