カルム「三万…いや五万出すから!」セレナ「仕方ないわね」 (40)

カルム「ふぅ…気持ちよかったよ」

セレナ「それはよかったわ」

カルム「ええと、はい五万」

セレナ「どうも…またするの?」

カルム「できればまたお願いしたいね」

セレナ「そう…」

カルム「またお願いしたいんだけど」

セレナ「いいわ、今日は二万ね」

カルム「ああ、わかった」

パンパン

セレナ「んっ…!」

カルム「ハァハァ」

ドピュ

セレナ「出したわね、はい終わり」

カルム「ま、待って、まだいけるから…」

セレナ「ダメよ、もう終わり」

カルム「三倍出すからさ、ね?」

セレナ「…仕方ないわね」

誰だよ

セレナ「今日は気分がいいから八千でいいわ」

カルム「本当に!?助かるよ」

セレナ「ふふ…まあいいのよ」

カルム「じゃあいこうか」


カルム「よかったよセレナ」

セレナ「そう…」

カルム「はい八千円、またよろしく」

セレナ「ええ…」

カルム「なあ頼むよ、我慢できないんだ」

セレナ「ダメよ、今日はダメ」

カルム「お願いだって
五万…いや十万出すからさ!」

セレナ「ダメなものはダメよ
今日はそういう気分じゃないの」

カルム「お願いだよ…本当に限界なんだ」

セレナ「…わかったわ、仕方ないわね」

カルム「ありがとう」

サナ「ねえカルム、セレナとはどういう関係なの?」

カルム「ど、どういう関係って…普通の関係だよ
セレナとは友達でありライバルだよ」

サナ「ふーん、なんか最近二人っきりで会ってることが多い気がしてさ
そーゆー関係じゃないならいいんだけど♪」

カルム「そ、そういう関係って?」

サナ「例えば付き合ってたりとかさ」

カルム「オレとセレナそういうんじゃないよ
………本当に」

サナ「ならよかった♪ちょっと話があるんだけど」

セレナ「今日はどうするの?ちなみに今日は一万ね」

カルム「…あのさセレナ、こういう関係はもうやめない?」

セレナ「こういう関係って?」

カルム「こうやってお金でセックスする関係だよ」

セレナ「あら?もとはといえばカルムが言い出したことじゃない」

カルム「実はさ、さっきサナに告白されたんだ」

セレナ「…へえ」

カルム「それで思ったんだ
セレナとはもうこういう関係は…」

チュー

カルム「むぐ…!」

セレナ「ぷは…!今日は無料にしてあげるわ」

カルム「…」

セレナ「どう?気持ちよかった?」

カルム「…ああ、よかったよ」

セレナ「ふふ…よかった」

カルム「…」

セレナ「じゃあもういくわ、じゃあね」

カルム「うん…」

ガチャ

セレナ「カルムは誰にも渡さない…」

サナ「話ってなに?セレナ」

セレナ「…あのね、カルムに近寄らないで欲しいの」

サナ「は?」

セレナ「カルムはアタシのことが好きなのわかる?あなたなんか邪魔なだけよ」

サナ「なにいってるのこのクソビッチが
知ってるよ?カルムがお前と援交してることぐらい!」

セレナ「その援交だってもとはといえばカルムから言い出したことなのよ?」

サナ「なによ!そんなの結局体目当てなだけじゃない!」

サナ「金目当ての女なんかカルムはもう縁を切りたいに決まってる!」

サナ「大体さあ…金目当ての女がカルムに近寄らないでよ!」

セレナ「カルムからもらったお金は一度も使ったことないわよ!
カルムからもらったお金はアタシたちの結婚のときに使うの!」

サナ「…あたしだってカルムと結婚するために結婚資金貯めてるよ!」

セレナ「へえ…それで?どうせ結婚なんかできないんだから貯めるのやめたら?」

サナ「クソビッチの方が無理だと思うけどね!」

セレナ「なんですって…!?」

サナ「なによ!」

サナ「だったら白黒つけようよ」

セレナ「どうやって?」

サナ「二人で告白するんだよ!そうすればはっきりするでしょ!」

セレナ「…えっ?それは…」

サナ「なに?自信ないの?だったらあたしの勝ちでいいのね?」

セレナ「…!負けるわけないわ!いいじゃない、やってやるわよ」

サナ(ふふ…こんなクソビッチに負けるわけないもんね!)

セレナ(大丈夫、今日までこの関係を続けて来たんだから!)

カルム「……話ってなに?」

サナ「セレナとの関係聞いたよ」

カルム「……!」

セレナ「その上で聞くの」

サナ・セレナ「付き合ってください」

カルム「………」

カルム「えっと、両方じゃだめ?」

サナ・セレナ「は?」

カルム「いやさ、せっかく二人とも告白してくれたんだからもったいないじゃん?」

セレナ「そういう問題じゃない!」

サナ「そうだよ!どう考えてもダメでしょ!」

カルム「そうかなー?オレ的には両手に花の状態でセックスしたいんだけど」

サナ・セレナ「ふざけんな!」

カルム「ですよねー」

カルム「でもさ一回、一回だけやって見ようよ
ひょっとしたら気持ちよかったりするかもよ?」

セレナ「ふざけんな!誰がするか!」

サナ「はぁー、なんでこんなのに惚れてたんだろ」

セレナ「…そうだ、この近くにいいカフェがあったんだ
サナいかない?」

サナ「いいね、いこうか♪」

カルム「じゃあオレも…」

サナ・セレナ「来るな」

カルム「…」

こっからの展開が思い浮かばない

サナルートかセレナルートどっちにしようか

俺「まじあの男最低だよな…あ、あのホテルで話聞くよ」
サナ&セレナ「いくいく♪」


おわり

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