まどか「寝ているマミさんに悪戯しちゃおう♪」(126)

マミ「………………」くー

まどか「てぃひひ…マミさんの寝顔、可愛いなぁ」

さやか「いつも、マミさんは大変だからね…ゆっくり寝かせてあげようよ」

まどか「…うーん」ウズウズ

さやか「…まどか?」

まどか「ちょっとだけ…悪戯しちゃおっと♪」



ちゃき

マミ「ん…あら、私寝ちゃってたのね恥ずかしいな//」

さやか「…ま、マミさん」

マミ「ん?どうしたの…何だか頭が涼しいわね…」さわっ

まどか「ティヒヒッマミさん…鏡どうぞ」

マミ「」

さやか「すいません!まどかが軽い悪戯だから大丈夫だって」

さやか「まさか…丸坊主にするとは夢にも…」

まどか「ごめんねマミさん…少し切りすぎちゃった…」

まどか「ごめんねマミさん…私、マミさんを散髪してあげようとおもったのに…」

まどか「うえーん!」

マミ「もう、泣かないの…鹿目さんは私の為に頑張ってくれたんでしょ?」

まどか「許してくれるんですか?」

マミ「ええ、それに坊主ならシャンプーもドライヤーも節約出来てエコだもの」

マミ「鹿目さんは…優しい子だもの、きっと地球の環境問題も考えてこんなことをしたのでしょう?」

まどか「マミさん…//」

マミ「なら、それで充分よ…ありがとう、鹿目さん」

まどか「わーい♪マミさん大好き♪」だきっ

マミ「あらあら、甘えんぼさんなんだから」ニコニコ

さやか「あたしゃついていけないよ…」



ぱわわわわ

マミ「ふぅ…やっと元に戻ったわ」

マミ「随分、魔力の無駄遣いをしちゃったわね…全く」

QB「おや…髪の毛元に戻したのかい?エコなんじゃ…きゅべべ?!」

マミ「うふふふふっ…」

マミ「ねぇキュウべぇ…それが私の本心かどうかなんて…」

マミ「わかる筈よね…随分長い付き合いだもの♪」

QB「きゅべっ!?きゅべっ?!」

QB「きゅぼぼぼぼっ!?」ぼろっ

マミ「ふぅ…やっと少し落ち着いたわね」

QB「頼むよマミ…残機は給料から天引きなんだ…あまり無駄に…」

マミ「…!」ギロリ

QB「きゅっぷい♪」

マミ「あぁああっ!」

マミ「大体!散髪とか何考えてるのよ!頭おかしいんじゃないかしら!」

QB「そう、思っているのなら本人にはっきり言ってやればよかったじゃないか」

マミ「本当は言いたかったわよ!」

マミ「でも、言い出したらぶちギレちゃいそうだったんだもん!」

マミ「優しくて綺麗で素敵で強い頼れるマミさんのイメージを壊したくないんだもん!」


マミ「ほんっとに頭にくるわね!」

QB「マミ、座布団一枚…きゅぼ!?」

マミ「もぅ…飽きちゃった」

QB「な、なにがだい…」ぼろっ

マミ「だって、小さい頃からずっとずっとストレス解消はキュウべぇだったのよ」

マミ「いい加減に飽きるわよ」

QB「マミ…いくらなんでも酷すぎないかい…それは」

マミ「むー!とにかく飽きたの!キュウべぇも何かかんがえてよ!」

マミ「このままじゃ私、皆の前でステキな先輩を演じる余裕が無くなっちゃうじゃない!」

QB「やれやれ…わかったよ、一緒に考えればいいんだろう」

マミ「ふふ…キュウべぇありがと♪」だきっ

QB「きゅっぷい」ハァ

QB「例えば…美味しいものをいっぱい食べるとか」

マミ「駄目よ…そんなの」

マミ「美味しい紅茶やケーキは大好きだし、確かにストレスも減るけれど」

マミ「そんな事ばかり続けてたら太っちゃうじゃない」

QB「君はいつも戦いでカロリーを消費してるんだ、そんなに簡単に太りはしないよ」

マミ「実際そうかもしれないけどね…イメージってのがあるのよ」

マミ「『またケーキですかデミさんw』とか一度でも言われちゃったらおしまいよ」

マミ「私はデブキャラの烙印を押されたままで皆と過ごす羽目になるのよ?」

QB「ただ毎回、ケーキ一切れ食べるくらいで、そんなこと言われる訳がないだろう」

マミ「絶対って…誓える?」

マミ「もし、そんな事がありえたら…その時はキュウべぇ十体お得パックじゃすまないわよ」

QB「………………」

QB「…他の方法を考えようか」

QB「やれやれ…普通の子なら、友達同士で遊べばストレスくらい吹っ飛ぶだろうに…」

マミ「……」チャキ

QB「きゅっぷい♪」

QB「仕方無いよね、マミは正義の味方なんだ!」

QB「一般人を巻き込まない為に孤独な戦いに生きる事を選んだ戦士なんだから!」

QB「マミは偉いよ凄いよ可愛いよ!」

マミ「うふふっ
…キュウべぇったらぁ//」ナデナデ

QB「…きゅっぷい」

マミ「でも…正義、正義の味方…かぁ」

マミ「そうなのよね、私、自分が正義の味方であることに…それを演じる事に少し神経質な所があったのかな…」

QB「…確かに、それはストレスの大きな一つの原因だとは思うけど…」

QB「君はやめるのかい?…正義の味方であることを…」

マミ「まさか…それはないわよ」

マミ「でもね…悪い子を相手にするときには…」

マミ「私も…ちょっとだけ悪い子になっても…いいかなって」

QB「…?」

お菓子の魔女結界

ほむら「…今回の魔女は普通と違う云々…!」

マミ「ふふっ…強い魔力は感じるけれど、こうして縛っちゃえば何にも出来ないじゃないの♪」

ほむら「っ…巴マミ、これをほどきなさい!」

マミ「あら、それが年上に対する言葉使いなのかしら?」

マミ「礼儀もろくに知らないなんてこれだからゆとりは…」

マミ「今、どちらの立場が上なのかくらい…わからない筈が無いでしょう?」

ほむら「っ!」

マミ「ねぇ暁美さん…どうしてあなたは悪い子なのかしら?」

ほむら「悪い子…ですって?」

マミ「ええ、キュウべぇから聞いてるわよ…随分、乱暴なそうじゃない」

マミ「あの子ぼやいてたわよ…給料が殆ど無くなったうえに時給が二十円も減らされたって」

ほむら「ふん…いい気味だわ」

マミ「反省する気ゼロのようね…全く、困った子」

マミ「それじゃあ…仕方ないかしら?」

ほむら「な、何よ…」

マミ「勿論、悪い子にはお仕置きしなくちゃね」ニコ

ほむら「…!」ゾク

マミ「さぁ!反省しなさいっ!」ぱしん!ぱしん!

ほむら「あぁうう!…この私が…豆腐メンタルなんかに…お尻をぶたれるなんてぇ!」

マミ「豆腐?何だかわからないけど…とにかく悪口ね!」ぱしん!

ほむら「あひぃいっ…だ、ダメぇ…お尻ぃ駄目になっちゃぅうう♪」

マミ「なら謝りなさい!悪い子でごめんなさいって!」ぱしん!

ほむら「はひ、はひぃいっ♪そうですぅ…ほむほむは巴さんにぃお尻叩かれて感じちゃう…いけない子れすぅ♪あぅう!」

マミ「…よし、反省したなら許してあげる」ぴたり

ほむら「だ、だめですぅう!もっと、もっとほむほむのイヤらしいお尻叩いて…お仕置きしてくださいぃいい♪」

マミ「そ、そうなの?…よくわからないけど…それなら、えいっ!」びしぃっ!

ほむら「んほぉおおおっ!ほむほむイグぅ♪お尻ビンタでイキますぅううう♪」ビクンビクン

マミ「ち、ちょっと大丈夫?!暁美さん!」ゆさゆさ

ほむら「ふぁあ…巴さぁん//」ぐりぐり

マミホーム

マミ「…と言うわけで色々あってね仲良くなれたのよ私達」

ほむら「お互い他に家族もいないし…これからは巴さんの家でお世話になるわ」

マミ「ふふ、暁美さんがいてくれたから、魔女なんて楽勝だったのよね♪」

ほむら「ほむらって…呼んでくれなきゃ嫌です…」

マミ「じゃあ…ほむらさんも私を名前で呼んでよね」

ほむら「はい…マミさん//」

ほむら「…これからよろしくねインキュベーター…いえ、キュウべぇ」

QB「」

マミ「キュウべぇ…お皿を…」

QB「わか「この棚だったわね…はい、マミさん」」

マミ「あら、助かるわ暁美さん」

ほむら「たいした事では無いわね」

ーーー

マミ「ベットは一つ何だけど…」

ほむら「私とマミさんが一緒に寝れば問題無いわね」

マミ「でも…それだとキュウべぇの寝る場所が…」

ほむら「………」チャキ

QB「いいさ…ボクはソファーで寝るよ」

マミ「そう?ごめんねキュウべぇ」

マミ「それじゃあ、寝ましょうか」

QB「…マミ、ボクは少し出掛けてくるよ」

マミ「こんな遅い時間に?駄目よ…危ないじゃないの」

QB「煩いな…ボクを君みたいな子供と一緒にしないでくれ…朝までには帰るよ」ぴょん

マミ「こ、こらっ!…もぉ…いっちゃった…」

ほむら「ふふ…いいじゃないですかあんな奴」

ほむら「それより…今夜は一晩中//」

マミ「?駄目よ…早く寝ないと、夜更かしはしませんからね」

ほむら「ぅ…はい」ショボン

ーーー

QB「…もう一杯」

ショウ「お客さん…飲みすぎですよ…」

QB「煩いな…とにかくもう一杯だ」

ショウ「それじゃあ…これを」

QB「きゅっぷい」ごくり

ショウ「どうですか俺が自宅の菜園で作った自家製トマトの特製ブラッディーマリーは」

QB「美味いよ…というか、君そんな趣味があったんだ」

ショウ「ええ、野菜作りはいいですよ、頑張って育つ野菜を見ると俺も頑張ろうって気になりますからね」

QB「きゅぷ…君は料理や野菜が好きなんだね」

ショウ「はは…これでもお店を構えてた事もあるんですよ」

ショウ「レストランアギト…ま、不況のせいで潰れちゃいましたけどね、はは」

QB「それで
良くそんな笑顔でいられるね…大変じゃないのかい」

ショウ「勿論、凄く大変ですけどね…でも今まで出会ってきたヒトが俺を支えてくれるんです」

ショウ「やっぱり人との繋がりは大切ですね」

QB「………………」

QB「ふん、長々と邪魔したね…帰るよ」

ガタン

マミホーム

マミ「……………すぅ」

ほむら「本当に寝ちゃうし…子供じゃないんだからこんな早い時間に寝れないわよ…」

ほむら「ふふ…そうね、寝ている間に…」

マミ「…んっ」ぎゅっ

ほむら「え?…ま、マミさん//」ドキドキ

マミ「…べぇ…」

ほむら「…え?」

マミ「キュウべぇ…マミを…独りにしちゃ…やだ…やだよぉ…」ぎゅう

ほむら「………………」

ーーー

QB「きゅーっぷぷぷ…」フラリ

QB「何が人との繋がりだい…」

QB「あの泥棒猫が…きゅぷっ…ボクの可愛いマミを奪ったんじゃないか…」

QB「っと…………?」

QB「ここは…何処だ?酔っ払って変な所に来ちゃった…いや、ここは?!」

魔女『塵に返れ…塵から生まれし者共よ…』ばっ

QB「………?!」

ばーん!

魔女『…何?』

ほむら「全く…世話をやかせてくれるわね…」

QB「暁美…ほむら」

QB「無理だ…この魔女からはかなり強い力を感じる…君の武器じゃ…」

ほむら「キュウべぇ…あなたの科学がどれほどのものかはしらないけれど…」ガチャ

ほむら「あまり…『唯の人間』の力を馬鹿にしないで欲しいわね」

ぴっ ぴっ ぴっ  

『ロックヲカイジョシマス』

どががががががががががががががが!

魔女『ぐぉおおおおお!』

QB「す、凄い…」

ほむら「さぁ…帰るわよ、あなたを待ってる、マミさんの所へ」

QB「…ありがとう…ほむら」

マミホーム

ほむら「帰りました、マミさん」

QB「ただいま…マミ…」

マミ「ほむらさん!いきなり居なくなって、凄く心配したのよ…それにキュウべぇも!」

ほむら「ごめんなさい…寝付けなくて外を散歩してたら、偶々出会って」

QB「ごめん…」

マミ「ううん…いいのよ…二人が無事で、本当に良かった!」だきっ

ーーー

QB「ねぇ…マミ」

マミ「どうしたの?」

QB「やっぱり…ボクはソファでいいよ…三人はやっぱり狭い…」

ほむら「そうね…でもそれなら」ぎゅ

マミ「きゃ…ほむらさん//」

ほむら「こうすれば問題無いでしょう?」

マミ「ええ、そうね…キュウべぇも♪」ぎゅう

QB「…ん」

マミ「ふふ…みんなで寝るのも暖かくていいわね」

QB「…そうだね、暖かいよ」

ほむら「」チャキ

QB「いや、変な意味じゃないよ」

ほむら「」グリグリ

QB(今月の給料は…覚悟しよう)

翌朝
マミ「あぁ!急がないと遅刻しちゃうじゃないの!」ドタバタドタバタ

QB「昨日の夜更かしのせいだね」

マミ「誰のせいだと思ってるのよ!」

ほむら「巴さん!お弁当出来ました!」

マミ「ありがとっ!急ぐわよ!」

ほむら「はい!」

マミ「じゃあね!いってきます…っと忘れてた」

QB「忘れ物かい?…!?」

マミ「んっ…キュウべぇ、いつもありがとう…大好きっ♪」

マミ「じゃあね…行ってきます!」ドタドタ

QB「…ふふっ」

ほむら「」チャキ

どががががががががががががががが!

QB「きゅぼぼぼぼ!?」

終わる

短くてごめん
ちょっとマミキュウでほのぼのが書きたかったんだ
読んでくれてありがとう

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