マキノ「度し難いな...」モバP「似合ってるぞ?」 (58)

のんびりと書いていきます

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1382273205

マキノ「こんなのがいいの?」

P「ニーズは確実にあるんだよ」

マキノ「布地なら水着の方が圧倒的に少ないのに...」

P「あのな...露出すりゃいいってもんじゃないんだよ」

マキノ「...棟方さんに影響されたの?」

P「とんでもない!俺は正気だ!」

マキノ「そうね、Pはそういう人だものね....」

P「な、なんだよ...その憐れむような目は...」

マキノ「いえ、気にしないで」

P「と、とにかく!サイズはピッタリみたいだな!バッチリだ!」

マキノ「まったく度し難いな、ブルマーというものは....」

P「よし!これでアイドル大運動会に向けて特訓の準備は整ったってわけだ!」

マキノ「大運動会...か」

P「なんだよ、ノリ悪いな?」

マキノ「大運動会というと運動能力を競う場でしょう?」

P「当たり前だろ」

マキノ「なら私が参加する意義がないじゃない」

P「いやいや、そんなことないだろ」

マキノ「もっと....日野さんとか中野さんとかそれ向けの人たちが...」

P「ダメだマキノ、もうエントリーは済んでるんだからな」

マキノ「私はこう...情報収集とかそっちの方で....」

P「どうしたんだよ?普段のお前なら仕事の選り好みなんてしないじゃないか?」

マキノ「....別になんでもないわ」

P「とにかく!明日から運動会用のレッスンがあるからな!がんばれよ!」

マキノ「はぁ....」

ちひろ「どうしたんですかマキノちゃん、元気ないですね?」

マキノ「....気にしないでちひろさん」

P「マキノ、応援してるからな」

マキノ「わかったわ、決まってしまったものは仕方ないものね...」

ちひろ「本当に大丈夫ですか?」

マキノ「平気よ、それじゃP?今日はもうオフだから帰るわね」

P「ああ、明日からちょっとキツくなるかもしれないからゆっくり休め」

マキノ「...今日は遅くなるの?」

P「少しな、だから夕飯も適当に済ませるから先に寝てていいぞ」

マキノ「そう...それじゃお疲れ様...」ガチャッ



ちひろ「なんだかマキノちゃん、おかしいですね」

P「うーん、どうしたのかな?」

ちひろ「運動会がそんなに嫌なんでしょうか?」

P「今までこんなことはなかったのに...謎ですね...」

------


ガチャッ


P「ただいまー」

マキノ「おかえりなさい」

P「あれ?まだ起きてたのかよ、寝ててよかったのに」

マキノ「大丈夫よ、それより疲れたでしょう?早くシャワーを浴びて来たら?」

P「ああ、ありがとう、そうさせてもらうよ」


------


P「ふぅ、いい湯だった...」

マキノ「明日から忙しくなるの?」

P「まあな、俺は俺で色々とあるし、だからしばらくは帰りが遅くなると思う」

マキノ「...ねぇP?貴方は当日見に来るの?」

P「そりゃそうだろ、お前たちの晴れ姿を見ないとな」

マキノ「そう...」

P「なんだよ?今日は変だな?」

マキノ「...なんでもないわ、お休みなさい」

P「お、おう....お休み....」



マキノ「....」

------


ちひろ「プロデューサーさん、この書類なんですけど....」

P「あっ、それはですね....」


ガチャッ


マキノ「....ふぅ、戻りました...」

P「おうマキノ、お疲れ」

ちひろ「お疲れさまですマキノちゃん、今お茶淹れますね」

マキノ「ええ、ありがとうちひろさん....」グッタリ...

P「だいぶハードみたいだな、レッスンは...」

マキノ「日野さんや中野さんには....ついていけそうもないわ...」

P「ああ、そういうことか....」

そういえば忘れてました...
一応続編です 簡単に言えばPとマキノは同棲してる設定です

八神マキノ「仕方ないわね...」 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1375876232/)

モバP「帰省だ!」マキノ「.....」 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1377086438/)

ちひろ「他の事務所のミリタリーアイドルさんも出るんでしたっけ、これは大変ですね...」コトッ

マキノ「...正直、分が悪いと言わざるを得ないわ....」

P「なぁマキノ、そんなにキツいんだったらしばらく家事とかは休んでも....」

マキノ「大丈夫よ、Pは心配しなくていいわ...」

P「少し休んで行けよ、仮眠室貸してやるから....」

マキノ「平気、早く帰って今日の夕飯を...」

P「ええい!わからず屋め!」バッ!

マキノ「ひゃっ....」

P「マキノ、プロデューサー命令だ!少し仮眠室で寝ろ!」

マキノ「で、でも....」

P「問答無用だ!さあ寝た寝た!」

マキノ「ちょ、ちょっとP!降ろしてったら.....」



ちひろ「...お姫様抱っことは...やりますね」

八神マキノ(18)
http://i.imgur.com/eKhpAzZ.jpg
http://i.imgur.com/nlFRrbJ.jpg

水着もいいものだぞ?
http://i.imgur.com/p8m60Xj.jpg

P「こら、暴れるな」

マキノ「お、降ろして!」

P「言われなくても降ろすよ、っと....」

マキノ「P、私は色々やらないといけない事が....」

P「お前が今やらないといけないのは、ここで寝る事だ」

マキノ「でもお掃除とか夕飯の支度とか...」

P「そんなのはあとでいいの!今は寝なさい!」

マキノ「でも...」

P「『でも』は禁止!」

マキノ「っ...」

P「おとなしく休んでくれ、なっ?」

マキノ「....ずるいじゃない、そんな顔するなんて...」

マキノ「私が貴方の頼みを断れないのを知ってて言うなんて...卑怯よ...」

>>12
画像支援ありがとうございます 水着....だと...

P「卑怯で結構だ、とにかく心配しなくていいからゆっくり寝てろ」

マキノ「...わかったわ、少々納得しかねる部分もあるけど...」

P「これでよし、じゃあ俺はこれで...」

マキノ「ちょっと待って」

P「どうし...んんっ!?」

マキノ「んっ...ちゅう....」

P「...ぷはっ、どうしたんだ?」

マキノ「昨日...」

P「昨日?」

マキノ「すぐに寝ちゃったでしょう?だからその...寝る前の...」

P「ああ、そういえばしなかったな」

マキノ「だから....その分を今しただけよ....///」

P「それじゃ...」チュッ

マキノ「あっ....」

P「おとなしく寝ろよ、おやすみ」バタン



マキノ「もう....」

ちひろ「マキノちゃん、どうでした?」

P「とりあえずは寝てくれると思います、少しゆっくりさせてやってください」

ちひろ「マキノちゃんは普段レッスンから帰ってきても疲れてないようなイメージあるんですけどね」

P「いやいや、あいつもああ見えて女の子ですからね、まあ普通の子よりはあるでしょうけど」

ちひろ「茜ちゃんや有香ちゃんと比べちゃうとどうしても、ですね...」

P「ちひろさん、悪いんですけど今日は少し早く帰ります」

ちひろ「はいはい、わかってますよ」

P「すみません、明日早く出てくるので...」

ちひろ「プロデューサーさんはマキノちゃんが第一ですもんね」

P「そういうわけ.....でもありますけど...」

ちひろ「ごちそうさまです、せいぜい仲良くしてくださいね?」

P「...はーい」

ちひろ「やれやれ、のろけられちゃいました.....」

いったん中断します 続きはのちほど

ボチボチ再開します

------


マキノ「.....んんっ」

マキノ「あれ?ここは....家?」

マキノ「確か事務所で寝てたはずなのに....」


P「おっ、起きたか?」

マキノ「P、私....」

P「すごくよく眠ってたぞ?タクシーの中でもずっと起きなかったな」

マキノ「ど、どうして....」

P「ちひろさんに言ってさ、ちょっとだけ早くあがらせてもらったんだよ」

マキノ「私ずっと寝てたの?」

P「ああ、相当疲れてたみたいだな」

マキノ「自分の体力不足を痛感するわ....」

P「そんなことないって」

マキノ「そうだわ、夕飯...」

P「それならもう作ったぞ」

マキノ「Pが?」

P「なんだよ、その目は?」

マキノ「だって貴方は...」

P「苦手なだけだよ、まったく作れないわけじゃないっての」

マキノ「ゴメンなさい、私の仕事なのに....」

P「いいんだよ、疲れてるんだから」

マキノ「でもそれじゃ貴方が....」

P「だからそんな泣きそうな顔をするなって、ほら食べろ」スッ

マキノ「....なんのつもり?」

P「食べさせてやるよ、あーん」

マキノ「ひとりで食べられるわ」

P「いいから、ほれ口開けろ」

マキノ「でも恥ずか...」

P「でもは禁止って言ったろ」

マキノ「うぅぅ....」

P「ほらあーん」

マキノ「あ、あーん...」

P「うっそー♪」スッ

マキノ「っ...!!」バシバシバシッ!

P「いててて!叩くな!こぼれる!」

マキノ「本当にもう....」

P「今度はちゃんと食べさせるよ、はいあーん」

マキノ「あーん」パクッ

P「どうだ?なかなかのもんだろ」

マキノ「塩分が多すぎるわ、これじゃ身体によくない....」

P「そ、そうか....」

マキノ「でも....これがPの味なのね....」

------


チャプン...



マキノ「ふぅ.....」

P「いつも思うんだけどなマキノ?」

マキノ「なに?」

P「ふたりで入るには狭くないか、ここ?」

マキノ「私は別に不満はないわ」

P「そうか?まあお前がいいんならいいけど...」

マキノ「ええ、このままがいいの...」

P「ところで一つ疑問に思ってたんだけどな」

マキノ「どうしたの?」

P「なんで今回の運動会の話をしたとき、あんなに嫌がってたんだ?」

マキノ「.....」

P「なあ、どうしてだ?ブルマーを見られるのが恥ずかしいとか?」

マキノ「それもほんの少しだけあるわ....」

P「少しだけ?」

マキノ「P、私が今回出る種目は知ってるでしょう?」

P「ええっと、100m走に玉入れに....」

P「ああ、障害物競争!」

マキノ「そう...」

P「なんだ、障害物競走がそんなに嫌なのか?」

マキノ「障害物競走の内容見た?」

P「一応な、確か平均台渡りと網くぐりと借り物競争、あとなんだっけ?」

マキノ「飴玉探し」

P「ああ、それそれ....ってそれか?」

マキノ「.....」

P「飴玉探しなんてどこの運動会でもやってるじゃないか、わりと盛り上がるだろ」

マキノ「.....」

P「そんなに嫌なのか?」

マキノ「だって飴玉探しといえばその....」

P「小麦粉の中から飴玉を探すやつだ、粉の中に顔を突っ込んで....」

マキノ「それよ」

P「どうしてだよ、きっとウケるぞ」

マキノ「あの競技は....顔が粉まみれになっちゃうじゃない....」

P「まあそれがウリだし」

マキノ「そしてその顔のままゴールすることになる....」

P「なーんだ、粉まみれの顔をみんなに見られるのが嫌だったのか」

マキノ「....///」カァァァ

P「マキノもなんだかんだで可愛いところあるな」

マキノ「ち、ちょっと違うわ...」

P「?」

マキノ「確かにそんなみっともない顔を見られるのはスマートじゃないし屈辱的だけど....」

マキノ「...貴方にそんな顔を見られしまうと思うと....その...///」

P「マキノ...」

マキノ「な、なによ....笑えばいいじゃない...そんなことで子供みたいに駄々をこねてるって....」

P「そうだなぁ、全く子供みたいなやつだ」

マキノ「....」

P「まったく...可愛いなぁマキノは!」ギュッ

マキノ「きゃっ!ちょっと....」

P「なんだかんだ言っても、お前もまだまだ子供だな」ナデナデ

マキノ「うぅぅ....」

P「安心しろよ、別にお前がどんな顔になったって笑ったりなんかしないって」

マキノ「そ、そう?」

P「ああ、オトナだからな」

マキノ「....引っかかる言い方ね....」

P「そんなことないよ、そろそろ上がろう、マッサージしてやる」

------


マキノ「あっ...くぅ....」

P「だいぶ張ってるな...」

マキノ「そ、そこは....ふあぁ!」

P「んっ、痛かったか?」

マキノ「はぁ....んんっ!」

P「ちょっと我慢してくれ」

マキノ「だ、ダメェ....」

P「妙な声上げるなよ....」

マキノ「だ、だってPが....あはぁっ!」

P「相当たまってるみたいだな、疲れが」

マキノ「はぁ...はぁ...」グッタリ

P「なんか新鮮だな」

マキノ「な、なにが?」

P「いつもはマッサージしてもらうほうだからな、マキノから」

マキノ「貴方にベストな状態で仕事ができるようになってもらうためには...当然のことよ」

P「わかってるよ、いつもありがとな」

マキノ「ねえP、さっきのこと約束してくれる?」

P「さっきのこと?」

マキノ「だから...もし私が粉まみれの顔になっても....」

P「大丈夫だよ、笑ったりしないさ、心配性だな」

マキノ「そう...よかった...」

P「そうだ、この運動会が終わったらだけどさ」

マキノ「....なに?」

P「なにか一つだけ、なんでも言うこと聞いてやろうか?」

マキノ「...なんでも?」

P「まあ、できることならな」

マキノ「なんでもか...」ブツブツ...

P「おっ、報酬のおかげでやる気出たか?」

マキノ「べ、別にそういうわけじゃ...」

P「いいよ、モチベーションが出るのは悪いことじゃないからな」

マキノ「だ、だから...」

P「しかし、ゴホービで急にやる気を出すなんてやっぱりまだまだ子供だな」

マキノ「な、なによ!悪い!?」

P「いやいやとんでもない、ただ可愛いもんだと思っただけだ」

マキノ「.....」

P「どうした?」


グイッ!


P「うわっ!!」ドサッ!

マキノ「気に入らないわ....」

P「ま、マキノさん?」

マキノ「P、私のことを子供扱いして笑うその態度...気に入らない...」

P「だ、だって可愛いからさ....」

マキノ「ほらまた、そうやって私を下に見る...」

P「いや、別につもりじゃ...」

マキノ「リードされっぱなしは性に合わないの...」スッ

P「な、なんで俺の手を...」


ムニュッ


P「!?」

マキノ「んふぅっ....どう?これでも私は子供かしら?」

P「お、おい...」

マキノ「さっきは私にあんな声を上げさせて...」

P「だ、だってマッサージだし....」

マキノ「Pの弱点は....ここね...はむっ」

P「ううっ...」

マキノ「私が知らないとでも思った?」

P「マ、マキノ....」

マキノ「私の方が...んんっ...貴方の身体のことを...知り尽くしてるんだから...」

P「くそぅ....こいつめ!」

マキノ「んちゅっ....ぷはっ...あんっ...」

P「もう怒った...手加減しないからな...」

マキノ「あんっ....私だって....」




マキノ「今夜は休ませてなんてあげないんだから....」




---

-------

---翌日---


ガチャッ


P「おはようございまーす....」ソーッ...

ちひろ「おはようございます、プロデューサーさん」カタカタカタ...

P「お、おはようございますちひろさん....」

ちひろ「余裕ですね、こんな時間に出勤なさるなんて...」カタカタカタ...

P「すみません、早く来るつもりだったんですけど....寝坊して...」

ちひろ「いいえ、全然気にしてないですから、本当に」

ちひろ「プロデューサーさんが昨日残していった書類まで私がやるハメになったことなんてこれっぽっちも気にしてませんので」カタカタカタ...

P「た、大変申し訳なく.....」

ちひろ「いえ、心優しいプロデューサーさんですからきっと目に見える形で返していただけると信じていますから♪」

P「が、頑張ります...」

ガチャッ


マキノ「おはようございます」

ちひろ「おはようございますマキノちゃん、昨夜はどうでした?」

マキノ「ええ、とても....っ!?」

ちひろ「どうかしました?」

マキノ「ち、ちひろさん...それはどういう...」

ちひろ「いや、最近疲れが溜まってたみたいですからよく眠れたかなって」

マキノ「そ、そうよね...」

ちひろ「レッスン大変ですもんね、ねえプロデューサーさん、マキノちゃん喜んでました?」

P「ええ、まあ....何回も...」ボソッ

ちひろ「?」

P「い、いやいや!なんでもないです!」

マキノ「.....///」カァァァァ

ちひろ「なんでもいいですけど、マキノちゃん大丈夫なんですか?」

P「え、ええ!もちろんです!なあマキノ?」

マキノ「そうね...大丈夫よ、しっかりと参加するから....」

ちひろ「まあマキノちゃんがそう言うなら大丈夫そうですね」

マキノ「ええ、私なりにベストを尽くすつもりよ」

P「ああ、俺も全力でサポートするぞ」

ちひろ「頼もしいことですね、とにかくよろしくお願いしますよ?」

マキノ「ええ、任せてちょうだい」





ちひろ(あんなに嫌がっていたのを乗り気にさせるなんて....)

ちひろ(プロデューサーさんたらどんなゴホービをあげたんでしょう?)

------



P「おっ、ここだここだ...って...」

マキノ「ふむっ、時間通りね、P」

P「マキノ...いつからいたんだ?」

マキノ「三十分くらい前かしら」

P「そんなに前から...」

マキノ「時間を守るのは常識でしょう?」

P「普通こういうのって女は遅れてくるもんじゃないのか?」

マキノ「それは偏見よ、偏った見方をするのは愚かなことだわ」

P「そ、そうだな...」

マキノ「さてと、では行きましょうか」ギュッ

P「お、おう....」

P「いやー、盛り上がったなぁ運動会」

マキノ「そうね、正直言って想定外だったわ...」

P「マキノも頑張ってたしな!」

マキノ「上位には食い込めなかったけど...」

P「いいんだよ結果なんて、頑張るマキノはとっても素敵だったぞ」

マキノ「ふむっ、そうか...そういうのでも...心を掴むことが...」

P「飴玉探しもきちんとやってたし」

マキノ「もうゴメンだわ....」

P「でも一番驚いたのは俺も参加することになったことだけどな」

マキノ「物事に不測の事態は付き物よ、P」

P「ビックリしたよ、借り物競争でマキノがいきなり俺の手を引いて引っ張ってくるからな」

マキノ「そうね、私も驚きよ...」

P「ちなみになんで俺なんだ?借り物の紙にはなんて書いてあったんだ?」

マキノ「....知らないほうがいいわ」

P「なんだよそれ?」




マキノ(言えるわけ無いじゃない....)

マキノ(『事務所で一番の仲良し』なんて...)

P「で、確かに終わったらなんでも一つ言うことを聞くとは言ったけどな、マキノ....」

マキノ「なに?言っておくけど貴方から条件を提示したのよ」

P「でも、『デートしたい』ってこれは....」

マキノ「不満なの?」

P「不満とかじゃなくてさ...」

マキノ「私なりに色々と熟考した結論よ」

P「熟考した結果がこれでいいのか?」

マキノ「貴方の家に通うようになってからしばらく経つけど....」

マキノ「デートというものをしたことは一度もなかったでしょう?」

P「でもな、現役のアイドルが白昼堂々...」

マキノ「尾行やパパラッチなどには対策を用意してあるわ」

マキノ「それに、自分のプロデューサーと親睦を深めるのは当然のことよ」

P「まあ、それはそうかもしれんが....」

マキノ「でしょう?だから何も恐れることはないわ」

P「だけどマキノ、せめて腕を組むのはやめといたほうが...」

マキノ「ダメ」

P「いや、でも...」

マキノ「ダメ」

P「わかったよ、わかりました....」

マキノ「理解が早くて助かるわ」

P「それで、今日はどこか行きたいところとかあるのか?」

マキノ「どこでもいいわ、貴方が連れて行ってくれれば」

P「なんでもいいんだぞ?」

マキノ「ふむっ、そうか....なんでも....」

P「なにかあるのか?」

マキノ「では、宝石店が....」

P「ほ、宝石!?それは....」

マキノ「別に買いはしないわ、ただちょっと見たいだけ」

P「な、なんだ....」

マキノ「正式なのはもっとじっくり選びたいから....」

P「んっ、それどういう...」

マキノ「さあ行きましょうP、時間を無駄にしてはダメよ」グイッ

P「お、おいちょっと!」

マキノ「P、前に言ったでしょう?」





マキノ「私、リードされっ放しは性に合わないの」





おわり

駄文失礼しました~
ついにマキノきた!これで勝つる!
でもブルマーはさすがに予想できませんでした...
でも再登場は素直に嬉しいです!次はSRをですね...
ちょっと前に書いた茄子さんのSSを書いたんですが
茄子といいマキノといい最近自分の中でクール組の波がかなり来てます
次は文香あたりかな?
ではまた~

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