ヒーロー「安価で人助けだ!」(31)

ヒーロー「私はヒーロー!名前の通り正義の味方をやっている者だ」

ヒーロー「今日もどこかで誰かが涙を流している、それを拭うのが私の使命!」

ヒーロー「ムッ!?さっそく>>3で助けを呼ぶ声が!」

リビングの机の上

ガチャッ

ヒーロー「ただ今参上!」

妹「あっ!お兄ちゃん!お願い助けて!」

ヒーロー「どうしたと言うのだ妹よ?」

妹「床に>>6がいるの!」

お兄ちゃんの精子

ヒーロー「うおっ!?これは私の精子か!?」

妹「気持ち悪いよ!なんとかしてよ!」

ヒーロー「落ち着け妹よ、精子とはつまり私の息子のようなものだ、人に危害を加えるようなことはないだろう」

精子「」ぷるぷる

妹「よく見たら可愛いかも…」

ヒーロー「汚いから触らない方がいいぞ、妊娠すると困るしな」

精子「」シュバッ

妹「あっ、逃げた」

ヒーロー「不味い!誰かが妊娠してしまうかもしれない!待てえっ!」ダッ




ヒーロー「精子め、何で>>12なんか来たんだ?」

ヒーロー「再安価>>16だ!スマン!」

>>13

ヒーロー「養殖ポッド?嫌な予感しかしないな!」

プシュッー

精子×108「」ぞろぞろ

ヒーロー「我が精子ながら気持ち悪い光景だな!」

精子×108「」グニャグニャ

ヒーロー「何ィ!?合体だと!?」

キング精子「パ…パ…」

ヒーロー「喋った!我が子が喋った!」

キング精子「パパ…ボク、>>21がシタイ」

女の子にパパの遺伝子の植え付け

キング精子「女ノ子にパパの遺伝子を植エ付ケタイヨ」

ヒーロー「何ィ!?何をバカなことを言ってるんだ!!冗談でもパパは怒るぞ!!」

キング精子「冗談ナンカジャナイヨ?ボクタチはその為に生マレテ来タンダ」

ヒーロー「望まれない命を創ることがどれだけ罪深いことか分かっているのか!?パパの息子のお前も正義の心を持っているだろう!?」

キング精子「人は生キテルダケデ罪ナンダ、ダッタラセメテ自分のシタイ罪を犯シテモイイデショウ?」

ヒーロー「人間は愛によって生まれ、想いによって生きていく!!人が生きることは確かに罪かもしれないが人の愛や想いは素晴らしいものなんだ!」

キング精子「パパも分からず屋ダナァ、いイヨ、力でねじ伏セルかラ」

ヒーロー「来い!愛の力を教えてやる!!」

キング精子「フンッ!!」ブンッ

ヒーロー「良いパンチだっ!だが私の能力>>28の前では無力!」

ご都合主義

ヒーロー「必殺・ご都合主義!」

パンッ

キング精子「!? 手が弾け飛ンだ!?」グラッ

ヒーロー「ああ、実はこのコスチュームには精子の細胞を破裂させる素材が使われているんだ」

キング精子「何ィ!?」

ヒーロー「そして偶然そこら辺に落ちていた何か精子に対して有毒な液体を喰らえ!!」バシャッ

キング精子「ぐわあああああああぁぁっ!!!」

キング精子「ははっ……やっぱりパパには勝てないや…」シュウゥゥ

ヒーロー「息子よ…」

キング精子「僕はもう消えてしまうけど……僕の弟の誰かがいつか人間としてパパの息子になれることを祈ってるよ…」シュウゥ

ヒーロー「……」グッ

キング精子「さようなら…パパ……」シュウッ



ヒーロー「といった風に今日も平和の為に戦って来たんだ」

妹「自慰の片づけしただけじゃん」

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