桐乃「黒猫ルート?」 (34)

桐乃「じゃあ、とりあえずメルルでも見よっか」

黒猫「なにが、とりあえずなのよ」

黒猫「今日はマスケラのブルーレイを持って来ているわ」

黒猫「それを見ましょう」

桐乃「ここ、アタシの家なんだけど」

桐乃「なんであんな厨二病アニメ、見なきゃなんないし!」

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1364818738

黒猫「来るたびにあーんなお子様アニメ見せられる、こっちの身にもなってみなさいな」

桐乃「そっちのアニメのどこが大人だっつーの!」

黒猫「まず、ストーリーがしっかりしているわ」

黒猫「それに、その」

桐乃「その!?」

黒猫「少しえっちなシーンも、あの、多いし///」もじっ

桐乃「あの程度でえっちぃ!?」

桐乃「とんだ、お子ちゃまじゃん!」

かっちーんっ

黒猫「へ、へぇ、それじゃあ、あなた」

黒猫「あれ以上のえっちな事を経験してるというの?」

桐乃「な、なにが?」

黒猫「ある訳ないわよねぇ」

黒猫「あなたも、お子ちゃまなんだもの」

桐乃「な、ななな、なぁ」ぱくぱく

黒猫「あーあ、お子ちゃまはこれだから参ってしまうわ」

かっちーんっ

桐乃「アタシをなめんな!」

桐乃「その位の経験、あるに決まってるじゃん!」

黒猫「強がりはみっともないわね」

桐乃「よ、余裕ぶってるけどアンタはどうなのよ!」

黒猫「わ、わたし?」

桐乃「経験ある訳ないよねぇ、友達さえ居ないんだもん」

黒猫「な!?」

桐乃「彼氏なんか出来る訳ないじゃん」

黒猫「ば、馬鹿にしないで頂戴!」

桐乃「ふーん」

桐乃「そこまで言うなら、証明してみなよ」

黒猫「あ、あなたこそ!」

桐乃「いいよ、じゃあアタシの部屋行こっか」

桐乃(すぐに根を上げるに決まってるし)

黒猫「望むところよ」

黒猫「後悔して、泣いて謝るがいいわ」

黒猫(すぐに根を上げるに決まってるわ)

桐乃「フフフ」

黒猫「フフフフフ」

黒猫「さ、さあ、どうするというの?」

黒猫「お子ちゃまには、分からないでしょう」

桐乃「ふざけんな!」

桐乃「全部分かってるっつーの!」

黒猫「へぇ、本当かしら」

桐乃「まずは、キスよ!」

黒猫「きき、キス!?」

桐乃「あれ、あれぇ?」

桐乃「全然知らないんじゃないのぉ?」

黒猫「だ、だから経験あるって言ってるじゃない!」

桐乃「もう強がらない方がいいってぇ」にやっ

黒猫「つ、強がってなんかいないわ」

黒猫「いいでしょう、わたしからしてあげるわ」

桐乃「へ?」

黒猫「さぁ、目を閉じなさいな」

桐乃「め、目を!?」

黒猫「あらぁ?」

黒猫「さっきまでの強気な態度はどこに行ってしまったのかしらぁ?」にやっ

桐乃「ちょ、ちょっと驚いただけじゃん」

桐乃「ほら、目を閉じた!これでいいっしょ!?」

桐乃(どど、どうしよう)

黒猫「あら、従順で可愛いわ」

黒猫(こここ、このままじゃ、まずいわ)

桐乃「やめたいなら、今の内だからね!」

黒猫「あなたこそ、逃げ出してもいいのよ」

黒猫「い、いくわよ」

桐乃「おそ、遅いっつーの!」

桐乃(早く根を上げなさいよ、バカ猫ぉ!)

黒猫「そそ、それじゃあ、遠慮なく」

黒猫(早く逃げ出しなさいな!)

*・゜゚・*:.。..。.:*・ちゅっ・*:.。. .。.:*・゜゚・*

桐乃・黒猫「!!」びくっ

桐乃「ごごごご、ごめん!」

黒猫「ここ、こっちこそ!」

桐乃・黒猫「!?」

黒猫「あ、あら?」

黒猫「何がごめんなのかしら?」

桐乃「ちっ!」

桐乃「んな事、言ってないし!」

桐乃「アンタこそ、こっちこそって何よ!?」

黒猫「空耳でも聞いたんじゃない?」

桐乃「アンタ、意地を張るのもいい加減にしなよ」

黒猫「それは、こっちのセリフよ」

桐乃・黒猫「くっ!」

黒猫「まあ、あなたにしては良く頑張ったわ」

黒猫「褒めてあげなくもないわね」

桐乃「褒めてあげなくも・・・ない?」

かっちーんっ

黒猫「さぁ、下に行ってマスケラを見ましょう」

黒猫「下らない事に時間を使ってしまったわ」

桐乃「なにアンタ、逃げんの?」

黒猫「に、逃げる?」

黒猫「あ、あなたが可哀そうだと思って気を使っているというのに」

桐乃「はぁ?」

桐乃「んな事、逃げる口実にしてんなっつーの」

かっちーんっ

黒猫「さっきから聞いていれば、逃げる、逃げるって何を言ってるのかしら」

黒猫「わたしは逃げも隠れもしないわ」

桐乃「じゃあ、次行くよ」

桐乃「アンタが土下座して謝るまで、許さないから」

黒猫「望むところよ、この強情女」

桐乃「じゃあ、脱ごっか」

黒猫「ぬ、ぬぬぬ、脱ぐ!?」

桐乃「当たり前じゃん」

桐乃「服は邪魔になるっしょ?」

桐乃(こちとら、読モで水着もやってるし)

桐乃(経験のない黒いのにはキツイはず、ひひっ)

黒猫「そ、そうよね、邪魔になるわよね」

黒猫(この女の事、モデルの強味を活かすつもりでしょう)

黒猫(でも残念ね)

黒猫(この世に顕現した時から、視線には慣れっこよ)

ぱさっ

黒猫(と、取りあえず下着姿になってはみたけど)

黒猫(まさか、これ以上!?)

桐乃「うーん」じーっ

黒猫「な、なによ」

桐乃「アンタってほんと色白いよねー」

桐乃「そこだけはウラヤマシイわ」

さわっ

黒猫「!?」

黒猫「ななな、なに触ってんのよ!!!」

ずざざざーっ

桐乃「はやっ!」

桐乃「ははーん」

黒猫「な、なにかしら?」

桐乃「アンタ、触られるのダメっしょ?」

黒猫「そ、そんなわけないじゃない!」

黒猫「これはあれよ」

黒猫「そう、わたしの肌にあなたごときが触れていいものじゃないわ!」

桐乃「あなた・・・ごとき?」

黒猫「え?」

ぶちーっ





桐乃「だーれが、あなたごときだってー!?」

黒猫(き、切れたー!?)

黒猫「ちょっと落ち着きなさいな」

桐乃「これが落ち着いていられるかっつーの!」

黒猫「こ、この程度で取り乱すなんて」

黒猫「あなたも程度が知れてるわね」

桐乃「知れてよーが知れてまいが、どーでもいーし!」

桐乃「これはアレだよね、お仕置きが必要だよね」

黒猫「お、お仕置きですって?」

桐乃「覚悟はいーよねぇ?」

黒猫「ななな、なによ覚悟って」

正直、申し訳ない
次から気を付けます

若干、路線変更

桐乃「全身くすぐりの刑!」

黒猫「は?」

桐乃「そりゃー!」

がばあっ

黒猫「ちょっ、待ちなさい!」

桐乃「こちょこちょこちょこちょこちょー!」

黒猫「や、やめっ!」

桐乃「こちょこちょこちょこちょこちょー!」

黒猫「くっ・・・ぷふっ」

桐乃「こちょこちょこちょこちょこちょー!」

黒猫「きゃはははははっ!」

桐乃「こちょこちょこちょこちょこちょー!」

黒猫「い、息が出来な・・・」

桐乃「そろそろ謝った方がいいんじゃないのー?」

黒猫「だ、誰が謝ま・・・くっ、ひゃう!」

桐乃「こちょこちょこちょこちょこちょー!」

黒猫「きゃはは・・・はっはっ」

桐乃「こちょこちょこちょこちょこちょー!」





黒猫「んくっ・・・んぁぁぁっ!?///」

桐乃「!?」

桐乃「ご、ゴメン!///」

黒猫「あ、あなたが謝ってどうするのよ?///」

桐乃「謝ってなんか・・・ないし///」

黒猫「・・・///」

桐乃「・・・///」

黒猫「へ、へぇ」

黒猫「それが謝ってなくて、どの状態を謝ってるというのかしら」

桐乃「・・・・・・」

黒猫「な、なによ?」

桐乃(やっば、今の表情チョー可愛いんだけど!?)

桐乃(もしかしてアタシ)

桐乃(黒いのの攻略ルートに入った!?) ←ゲーム脳(ただしエロゲに限る)

桐乃(良く見るとコイツ、髪とかチョーキレイだし)

桐乃(色は白いし、背もアタシよりちっこいし)

黒猫「な、なにじっと見てるのよ」

桐乃(おまけにツンデレ入ってる)

桐乃(まあ、邪気眼はのはしょうがないとして)

黒猫「・・・なにか凄く失礼なことを考えてる気がするのは、気のせいかしら」

桐乃(これって、ゲームに一人は居るツンデレ系妹そのものじゃん!)

桐乃「・・・おまけに部屋に下着姿で二人きり」ぼそっ

黒猫「は、はぁ?」

桐乃「攻略フラグ、キターーーーー!!!」

黒猫「攻略フラグ!?」

桐乃「そーだよ、なんで考えなかったんだろー!?」

桐乃「アタシ自身が妹を攻略するってことを!」

黒猫「あなた、なに言って・・・」

桐乃「アンタさっきの、ファーストキスだよね!?」

黒猫「なななな、なにを!?///」

桐乃「ファーストキスかって聞いてんの!」

黒猫「ば、馬鹿にしないで頂戴」

黒猫「わたしには前世からの愛する人が・・・」

桐乃「そんな設定、どうでもいい!」

黒猫「設定ですって!?」

桐乃「いいから答える!ファーストキスでしょ!!?」くわわっ

黒猫「げ、現世では・・・その、そうだけど///」

桐乃「よっしゃあ!」

*・゜゚・*:.。..。.:*・゚・*:.。. .。.:*・゜゚・*・゜゚・*:.。..。.:*・゚・*:.。. .。.:*・゜゚・*

■■■お姉ちゃん、選択肢を選んでね■■■

� アタシが責任取るから!

� ゴメン、アタシが悪かった

� お互い、忘れよ?

*・゜゚・*:.。..。.:*・゚・*:.。. .。.:*・゜゚・*・゜゚・*:.。..。.:*・゚・*:.。. .。.:*・゜゚・*

桐乃「����!�以外、あり得ないっつーの!!!」

黒猫「なに、なにが起こってるの!?」

桐乃「あ、アタシが責任取るから!///」

黒猫「は?」

桐乃「だからー」

桐乃「アンタいまから、アタシの妹兼彼女だから!」

黒猫「・・・ご免なさい」

黒猫「ちょっと、なに言ってるか分からないわ」

桐乃「瑠璃ちゃんって呼んでいーよね!?」

黒猫「は、はいー!?」

桐乃「るーりーちゃーん!!!」

がばあっ





黒猫「いやぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!///」

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