三ツ矢サイダー「お前が俺に勝てるとでも?」 (242)

伊右衛門「何をっっっ!!清涼飲料水が古き良き伝統を好む日本人にちょっかいを出しおって!!」

三ツ矢サイダー「貴様は何もわかってないな、ここ数年の異常なほどの猛暑、その中で貴様のような苦みの塊が売れるはずも無いだろう」

伊右衛門「えぇい黙れ黙れ!日本人なら茶を飲むべきなのだ!貴様のような新参者にこの国を持っていかれてたまるか!」

三ツ矢サイダー「新参者ねぇ・・・ふふ、はははは!!!」

伊右衛門「何がおかしい!!糖の取りすぎで気でも触れたか!」

三ツ矢サイダー「1884年」

伊右衛門「・・・?」

三ツ矢サイダー「俺の生まれた年は1884年、明治17年だ!」

伊右衛門「あっ・・・あぁっ・・・・うわあああああああああああああ!!!!!」パァァァン

三ツ矢サイダー「・・・・水圧に耐えられずに破裂したか軟弱ものめ・・・」プシュッ


綾鷹「・・・・伊右衛門が・・・・やられた・・・・!」

三ツ矢サイダー「・・・そこでコソコソこちらを伺っているペットボトル、気づいてないとでも思ったのか?」

綾鷹「ひっ」

三ツ矢サイダー「出てこい、今すぐにだ」プシュゥゥゥ

綾鷹「(た、炭酸をあんなに撒き散らして・・・・従わないと殺される・・・」!)す、すいませんwwやっぱりわかりますよねwwwwwwえへへ」

三ツ矢サイダー「・・・見ない顔だな、名を名乗れ」

綾鷹「あ、綾鷹と申します!!」


三ツ矢サイダー「ふん!いかにも売れなさそうな名前だな!貴様の製造元の正気を疑うよ!」

綾鷹「へへへwwwそっすねwww」

三ツ矢サイダー「その舐め腐った態度、気に入らん」

綾鷹「えっ」

三ツ矢サイダー「しね・・・!!」プシュウウウン!!!

綾鷹「ヒッッ!!!ヒエエエエエエ!!!!!!」

コカ・コーラ「そこまでだ」ピシュゥン

三ツ矢サイダー「!?!? こ、これは!!!俺の炭酸出力に匹敵する炭酸出力で相殺された!?」

三ツ矢サイダー「き、貴様は!!!」

綾鷹「師匠!!」

コカ・コーラ「勘弁してやってくれないか三ツ矢サイダー、こいつはまだ生まれたての新参飲料水なんだ」

三ツ矢サイダー「ならば尚の事この場で消し去ってやろう」

コカ・コーラ「熱くなるなってブラザー、こいつを消したら俺が、俺達の製造元が本気を出すことになる」

三ツ矢サイダー「・・・ぬぅ!!外資がこの国で調子に乗りおってぇ・・・・!!」

綾鷹「た、助かった・・・!」

ドクターペッパー「そういう事だ三ツ矢サイダー、戦う相手はよく選ぶんだなコングルゥ」

カナダドライ「いやいや、コカ・コーラの兄貴が出るまでもなかったですよ!サイダーなんてもん俺とスプライトでボッコボコにしてやれたのに!」

スプライト「そうっすよ!こんな歳だけいっちょ前の薄味炭酸インポに俺達外資が負けるわけねえ!」

三ツ矢サイダー「貴様ら・・・・・!!!」

コカ・コーラ「お山の大将とはYouのことだぜ三ツ矢サイダー?ah?」

綾鷹「先輩達・・・」

三ツ矢サイダー、「・・・今日のところは見逃してやろう」

ファンタ「見逃してやろうwwwwwwだっておwwwwwwこいつキャップゆるゆるなんじゃねえのwwwwwwwww」

シュウェップス「あ、あんまりいじめるのは良くないよ皆さん・・・」

コカ・コーラ「いやしかしなぁ感謝してるんだよ三ツ矢サイダー、あの伊右衛門とかいう雑魚は目障りだったんでなぁ」

爽健美茶「・・・!」

綾鷹「し、師匠・・・?」

三ツ矢サイダー「・・・貴様らもいずれ同じ道を辿らせてやる!!」シャカシャカ!!

三ツ矢サイダー「とうっ!!」バシュゥゥゥゥン!!!

コカ・コーラ「・・・・逃げたか」

コカ・コーラ「さて、綾鷹よ」

綾鷹「は、はいっ!!」

コカ・コーラ「この野郎!!!!」ベコッ!!!!

綾鷹「ギィィッッ!!!!」バチャァァァ

ファンタ「きたねえwwwwwwこぼれるなよてめぇwwwwww」

綾鷹「ハァ・・・ハァ・・・す、すいません・・・」

ドクターペッパー「誰が休んで良いと言ったぁ!!!」シャカシャカシャカシャカ

綾鷹「あっ!!!やめっ、やめてくださいっ!!!泡だってしまう!!!!振らないでください!!!ああああああああ泡泡あわわわ!!!!」プクプク

スプライト「よ、容赦ねえ・・・」

カナダドライ「流石コカ・コーラの兄貴とその右腕、ドクターペッパーさんだぜ」

綾鷹「ブクブクブク・・・・・」

コカ・コーラ「気絶しちまったか・・・」

綾鷹「・・・・ブクブク・・・ガハッ・・・・い、いえ、大丈夫です・・・・」

コカ・コーラ「お前は弱い、俺たちにこうも簡単にボコられてるようじゃ、まだまだコカ・コーラの名前を使わせるわけにはいかねえな」

ドクターペッパー「マテ茶や煌のようにはなりたくないだろ・・・エルプサイ?」ニヤッ

綾鷹「ヒィッ・・・」ビクビク

爽健美茶「・・・」

コカ・コーラ「酷いもんだぜあいつらの末路は・・・お前ならわかるよな?それが嫌なら精々強くなれ」

コカ・コーラ「帰るぞお前ら!!!」ザッ

スプライト「綾鷹の小僧に手を貸さなくてもいいんすか?」

シュウェップス「ほっとけそんな奴!それより帰っていっちょドリンクバーと洒落込もうぜ!」

イイネー
オレモサンカスルー
・・・


綾鷹「・・・・」ブルブルブル

爽健美茶「手、貸そうか?」

綾鷹「・・・爽健美茶さん」

爽健美茶「呼び捨てでいいわよ、ほら立てる?」

綾鷹「す、すいません俺なんかのために手を貸していただいて・・・」

爽健美茶「気にしないでいいわよ、それにこれはやりすぎよ、あのペットボトル達は加減を知らないんだから」

ジョージア「・・・・私も手をかそう」

綾鷹「じ、ジョージアさん!!(息くせえな)」

ジョージア「ははは、なぁに私も彼らのやり方にはどうもついていけなくてね」

ジョージア「同じコカ・コーラの仲間というのに、なぜこんなにも傷めつけることができるのか」

爽健美茶「ほんとに信じられない・・・マテ茶さんや煌さんはそのせいであんな酷いことに・・・」

綾鷹「・・・俺が、俺が弱いからだ・・・・」

爽健美茶「綾鷹・・・・?」

綾鷹「俺がもっと美味くなれば・・・俺がもっと多くの人に選ばれるようになれば・・・・!!」

ジョージア(良い目をしておる・・・)

綾鷹「そのためには・・・あの飲料水たちと居てはダメだ」

爽健美茶「な、何を言ってるの!いくらなんでも無茶よ!」

綾鷹「爽健美茶さん!聞いたでしょ!!あの飲料水達は俺たち茶のことなんてなんとも思ってない!!」

爽健美茶「それは・・・」

綾鷹「俺がどの飲料水よりも選ばれる最強の飲料水になれば!お茶の時代が来るはずなんだ!!」

ジョージア「よくぞ言った綾鷹よ」

綾鷹「ジョージアさん・・・(息くせえな)」

ジョージア「私とて一端のカフィよ、お主の思いに感動した、手伝おう 」

綾鷹「ジョージアさん!(息くせえなほんと)」

爽健美茶「・・・仕方ない、私だって歴史あるお茶よ!手伝うわ!」

綾鷹「あ、ありがとうございます!!!」

綾鷹「やってやる・・・・・やってやるさ・・・・!!!」

綾鷹「だけど、今のままじゃダメだ、あくまで俺たちはコカ・コーラの傘下ブランド、日本の飲料水に協力してもらわなくちゃ」

ジョージア「他社の者達の力は必要だな」

爽健美茶「でも、アテなんて無いんでしょ?」

綾鷹「いいや、あるんですよ」

綾鷹「最も、協力してもらえるかはわかりませんが・・・」

ジョージア「まさか・・・」

綾鷹「そうです」

綾鷹「三ツ矢サイダーの力を借ります」

ジョージア「彼はアサヒ飲料の筆頭だ・・・我々に力を貸してくれるものなのか」

綾鷹「三ツ矢サイダーさん、コカ・コーラグループにあんなに馬鹿にされて、きっとヘイト溜まってるはずです」

爽健美茶「そうね、確かにそうかもしれない」

爽健美茶「でも忘れないで綾鷹、彼は、三ツ矢サイダーはあの伊右衛門をラインナップから抹消した飲料水よ・・・」

綾鷹「危険は承知です・・・・もし協力してもらったとして、その後裏切られたとしたら俺達では敵わないのもわかっています」

綾鷹「それでもあの飲料水の力が必要なんです・・・俺が選ばれるには絶対に」

「何やら面白い話をしてるですねぇ君達」

綾鷹「!?」ビクッ

ジョージア「・・・・・君は、カルピスか」

カルピス「ジョージア・・・お久しぶりです(息くせえですね)・・・聞いちゃったですよぉ・・・・ぜぇんぶきいちゃったのです・・・・えひひ、えひひひひ!!!」

カルピス「面白そうじゃあないですか!あのコカ・コーラグループからまさか反乱分子が出てくるとは!!」

綾鷹「まさか!き、協力してもらえるのですか!!あなたがいれば百人力だ!!カルピスさん!!」

カルピス「えひひひひ!!えひひひひひひ!!!えひゃああああははははは!!!!!」ゲラゲラ

綾鷹「か、カルピスさん・・・?」

カルピス「なぁに言ってやがるんですかこの新参はぁ!!!!茶の時代ぃ!?んなもん到来されてたまるかってんですよぉ!!!えひひひひ!!!!!」

爽健美茶「くっ・・・!」

カルピス「面白そうな話でしたけど、残念!!!今ここで貴様らを消してやることにしたでぇす!!!!」ニヤッ

ジョージア「来るぞ・・・!!」

綾鷹「そ、そんな!!カルピスさん!!!今の俺では到底敵わない!!!」

爽健美茶「やるしかないわよ!!それにあいつは炭酸じゃない!!シェイクチャージが使えないなら私たちと条件は同じ!」

カルピス「やれるものですかねええええ君たちなんかに!!!!」

ジョージア「むうううん先手必勝!!!」

カルピス「20%ってとこですかね・・・!」ニヤッ

ジョージア「くらえ!!ヨーロピアン!!!コクの微糖!!!!!」ブシャアアア

カルピス「あひぇぇえええええ苦いですうううううううう!!!!」

綾鷹「す、すごい!!!」

カルピス「なんてね」ニヤッ

ジョージア「!?」

カルピス「希釈量50%に引き上げ!こっちのターンです!!!」

「身体にぃぃぃぃンピイィイィイイイイィイイイス!!!!!!!!」

ジョージア「ぐはぁァァ!!!あ、甘い!!!甘いぞおおおおおお!!!!!」ベトベト

爽健美茶「じ、ジョージアさん!!!」

綾鷹「ひっ!ひええええ!!!!」

カルピス「こんな程度ですか・・・!!えひひひひ!!!!」

ジョージア「や、やられてたまるか!!!ブランドシフト!!マックスコーヒー!!!!!」ブォンッ

カルピス「ほぅ・・・自ら糖化することによってダメージを防ぎましたか・・・!」

カルピス「しかし!!!50%の希釈量でこのダメージでは!!私には勝つことは出来ましぇん!!!えひひひひえひひひひ!!」

ジョージア「に、逃げろ綾鷹!!爽健美茶!!こいつはまだ本気を出してない!!!」

綾鷹「でもそれじゃジョージアさんは!?(この臭い何とかなんねえのか)」

爽健美茶「貴方をおいていくなんて!!(糖で中和されたりしないのかしら)」

ジョージア「心配するな!!隙をついてすぐに君達に合流するさ!!!」

カルピス「そんなことさせるとお思いですかぁ!!80%!!!」ドロォ!!!!

ジョージア「あひいいいいいいいん!!!!早く逃げろおおおお早くしろおおおおおお」

爽健美茶「い、行きましょう綾鷹!!!」

綾鷹「でも!!置き去りになんて!!!」

爽健美茶「これ以上ここにいたらわたしもう臭いに耐えられない!!!」

綾鷹「ばっ!おまっ!!爽健美茶さん!!仕方ない!!!ジョージアさん!!!必ず、必ず帰ってきてくださいよ!!!」ダッ

ジョージア「行ったか・・・」

カルピス「貴方を自販機から消し去ってすぐに彼らも消してやりますよぉ・・・!!えひひひひゃひゃひゃ」

ジョージア「カルピス君、君は勘違いをしている」

カルピス「えひゃ・・・?なに、どういう」

ジョージア「私はこの姿を見られたくなくてね・・・あえて彼らに席を外してもらったんだよ・・・」

カルピス「なにを・・・(一体何を言ってるんですかこの口臭原因は!!!」

ジョージア「見けてあげよう、私の・・・・俺の本気をよぉ!!」

ジョージア「エメラァァァルド!!!マウンテンッッッ!!!!!!!」ズバァァァァァ

カルピス「がっ!!!?ぐはぁァ!空気が苦い!!苦いです!!!!ぐうううう!!」

ジョージア「本気で来いよカルピス・・・!俺とのデートはちょっぴり苦いぜ?」

カルピス「やろおおおおお舐めやがってええええ!!!やってやるですよおおおおお!!!!」

ジョージア「ニガァだぁ!?その通り!!!これは俺の持つブランドシフトの中でも最強の形態」

ジョージア「エメラルドマウンテンブラックだ・・・!!」

カルピス「あがががが!!そんな!!!80%でも苦みが消せない!!!!」

ジョージア「すぐ楽にしてやるよ・・・!!」

カルピス「むぁだでええす!!まだ終わらないでええええす!!!!」

カルピス「ひゃ、100%!!ひゃくぱあせんとだあああああ!!!!」ドドドド

ジョージア「なっ!!!なにぃ!!?」

カルピス「これが最後です・・・私自身・・・私の全力でええええす!!!えひゃひゃひゃひひひひひ!!」ドドドロロロ

ジョージア「何という糖の量だ・・・!!本当に人が飲むものなのか・・・・!!?」

カルピス「行きますよ!!」

ジョージア「濃いっっっ!!!」

カッ!!!!!

綾鷹「さすがにここまでくれば大丈夫ですよ爽健美茶さん」

爽健美茶「そ、そうね・・・」

爽健美茶「あ、あれでもまだ臭いがするわ・・・」

綾鷹「えっ!?ほ、本当だ・・・・なんて凄まじい口臭なんだ・・・まるで兵器だ」

爽健美茶「・・・?違う、違うわ綾鷹!!!」

綾鷹「あ、あれは!!!」



ジョージア「待たせたね・・・君達・・・!!」ハァ…ハァ…

綾鷹「ジョージアさん!!!ジョージアさんだ!!くっせえなほんと!!!あははは!!ジョージアさんが生きてる!!!!」

爽健美茶「あのカルピスを製造停止に追い込むなんて・・・あの口臭、よっぽどのものなのね・・・!」

ジョージア「むーん、実にマンダムでダンディな戦いだったよ」

アクエリアス「・・・・」

ポカリスエット「いいんですかアクエリアスさん、彼らを放っておいて」

アクエリアス「構わないさ・・・彼らなりの考えがあるんだろうさ、さあ行くぞポカリスエット、俺達にはやらなきゃならないことがあるだろう」

ポカリスエット「はいっ!」


綾鷹「ジョージアさん・・・そんなにボロボロになっちまって・・・」

ジョージア「ははは気にするな、乱れた服を気にしないのが紳士というものだ」

綾鷹「違う、違うんだ!!俺が弱いからだ・・・!」

爽健美茶「綾鷹・・・」

三ツ矢サイダー「・・・・貴様はさっきの・・・どういう了見だ?わざわざ俺に製造停止して欲しくなったのか?(何か臭うな)」

綾鷹「三ツ矢サイダーさん、あなたの力を借りたい・・・!!」

三ツ矢サイダー「貴様何を言って」

綾鷹「コカ・コーラを倒すにはあなたの力が必要なんだ!!」

ジョージア「・・・どうだろうか三ツ矢サイダーよ」

三ツ矢サイダー「・・・なるほど、アレに反旗を翻すとは、中々やるじゃないか貴様ら」

三ツ矢サイダー「だがな、お前たちが弱ければ意味はない」

綾鷹「くっ・・・!」

三ツ矢サイダー「綾鷹、と言ったな貴様、貴様が一人でこの俺を倒せたら、協力してやってもいい」

爽健美茶「む、無茶よ綾鷹!!やっぱり他を当たりましょう!!」

三ツ矢サイダー「逃すとでも思うか?こんな楽しいことは無いぞ!!」

綾鷹「やるしかないのか・・・!?」

爽健美茶「やめて綾鷹!!そいつはあの伊右衛門を秒殺したのよ!!勝てるわけない!!」

ジョージア「本当にそうだろうか・・・?」

爽健美茶「えっ?」

ジョージア「彼はまだ製造されて日が浅い・・・その能力はまだまだ未知数だ・・・!」

三ツ矢サイダー「行くぞ新参・・・!!」

綾鷹「は、はいっ!!!!」

【速報】俺氏飯を食うため手を休める

戻ってきた
ついでにコンビニ行って飲料水予習してきた

綾鷹「・・・行こう、皆」

三ツ矢サイダー「ふん・・・言われなくともわかっている」

ジョージア「いよいよこの時が来たのだ」

爽健美茶「伊右衛門事変から三年・・・私達は三年待った、今こそ革命の時」

おーいお茶「お茶の時代を作るんじゃ・・・!」

烏龍茶「シャンハァイ!!」ハァイ

紅茶花伝「通すわけにはいかないにゃん!!」

午後の紅茶「ぶひっぶひひぃんっwwwwww」

爽健美茶「あ、あなたは!!」

綾鷹「・・・紅茶花伝さん!!」

ジョージア「やはりコカ・コーラたちも気づいていたのか」

紅茶花伝「あなた達は通さないにゃん!!そして、茶の、覇権はにゃんたち紅茶のモノとするのにゃん!!このにゃんたち紅茶連合が次のトップシェアなのにゃん!!」

リプトン「イギリスうううううう!!!」

午後の紅茶「ぶっひゃぁぁぁん!!ぶひっぶぶぶぶ」

三ツ矢サイダー「こんな雑魚共に構っている時間はない、どれ、俺が人思いに製造停止させてやろう」

綾鷹「いや三ツ矢サイダー、俺がやるよ」

紅茶花伝「にゃにゃ!君は綾鷹にゃんにゃん!!懐かしいにゃん!!」

綾鷹「お久しぶりです紅茶花伝さん・・・そして」

綾鷹「さよならだ」
ズアッ!!!

午後の紅茶「ああああああああああああああああ!!!!!」

リプトン「リモオオオオオオネエエエエエエエエエエ」

午後の紅茶「」

リプトン「」

紅茶花伝「にゃ・・・・・一瞬で・・・!?」

綾鷹「・・・次はあなたです」

紅茶花伝「濁ってる・・・・二人共見たことがないくらい濁ってるにゃ・・・・」

紅茶花伝「許さにゃいにゃああああ!!!!」

綾鷹「・・・」

紅茶花伝「ブランドシフトにゃ!!!ビターアーモンドキャラメルロイヤルミルクティー!!!」

綾鷹「急須で淹れたような・・・」スゥ…

紅茶花伝「しねにゃぁぁぁあ!!!!」

綾鷹「濁りの旨み!!!!!」キワッッッ

紅茶花伝「・・・・カハッ!!!」

紅茶花伝「にっげええええええええええなんだこれえええええええ濁るううううううううにゃんの紅茶が濁っていくにぁぁぁああああああああああああああああ」

紅茶花伝「ぁ・・・・あまあまにゃ・・・・あまあまがたりないにゃ・・・・」ハァ…ハァ…

綾鷹「・・・紅茶花伝さん、あなただってお茶だ、もし俺が選ばれる世界を作れたらあなたのシェアも伸ばしてみせます、だから、俺達に協力してくれませんか?」

紅茶花伝「綾鷹にゃん・・・」グス

綾鷹「あなただってわかっているでしょう!?コカ・コーラを倒せない限り俺達に未来はないんだ!!あなたの強さは俺も爽健美茶もよく知ってる!だから!!!」

紅茶花伝「・・・し、仕方ないにゃ・・・そこまで言うなら」パァァァン

紅茶花伝「」

綾鷹「えっ・・・・」

Qoo「wwwwwwっっっくうぅぅ~~~wwwwwwwww裏切り物はwwwwwwお疲れ様でしたwwwwwwwww」

綾鷹「お前は!!Qoo!!!」

Qoo「こいつもお茶だからなぁwwwwwwいつか裏切るかもしれないからって兄貴に言いつけられてたんすよwwwwww大当たり過ぎワロタwwwwwwwww」

綾鷹「貴様ァァァ!!」ゾワッ

おーいお茶「・・・待ちなされ、綾鷹よ」

綾鷹「お茶爺・・・」

「お前たちはこんなところでゴマをすっている場合ではないじゃろ・・・はよぉ行け、わしがあやつを製造停止させてやるわい」

ジョージア「お茶爺・・・あなた、まさか」

綾鷹「・・・お任せしますお茶爺!!」ダッ

Qoo「逃さないニキwwwwww」

おーいお茶「おーい」

Qoo「ん?呼んだ?」

Qoo「・・・・・!!??な、なんだこれ!!!返事しちまった!?」

おーいお茶「おーい」

Qoo「呼んだァァ?」スタスタ

おーいお茶「おーい」

Qoo「呼んだ??」スタスタ

おーいお茶「おーい」

Qoo「はいはーい」スタスタ

おーいお茶「馬鹿めえええ!!!!」バキッ!!!

Qoo「ぐはぁぁあ!!!!ちくしょううううなんだこの能力はぁぁぁ!!!?」

おーいお茶「ふふふ、わかいのう」

Qoo「ぐううう!!!呼ばれると奴に近づいちまう!!!」

Qoo「全力で離れてやるンゴwwwwww」ダッ

おーいお茶「おーい」

Qoo「はいはーい」スタスタ

おーいお茶「オァチャァァァァ!!!!!」ドゴォッッ!!!!

Qoo「くぅ~wwwwwwwww」ズサァー…

Qoo「・・・・なんだよこれwww」

おーいお茶「おーい」

Qoo「くぅ~wwwwwwwww」スタスタ

バキッバキッドガッグチャップシュッ

Qoo「」

おーいお茶「甘いのう、実に甘いわい、茶が汚れるわ」

「そりゃ悪かったな」
パァァァン
おーいお茶「・・・・・!?」

おーいお茶「き、きさまは・・・」

おーいお茶「」

「奴らは先にいったか・・・」

三ツ矢サイダー「炭酸出力全開!!!てぇいや!!!」プシュウウウ

烏龍茶「ペキーン!!!」キィィィン

爽健美茶「ぷはーっ!!」

ジョージア「ブランドシフト!!エメラルドマウンテン香る微糖!!」

ズドドドドド
スプライト「ちくしょおおおおおお」

スプライト「」プシャァァァァァァ………

ファンタ「あっ・・・・あっ・・・・!!うわぁぁぁ!!!」ダッ

綾鷹「逃がすものかよ・・・!!!」

ファンタ「ゆ、許してくれ綾鷹ぁぁぁ!!!!」

綾鷹「茶の覇権のために製造停止になってもらおう!!!」

ファンタ「ぶ、ブランドシフトオオオオオ!!!グレープフ」
綾鷹「旨み!!!!!」ズアッ

ファンタ「」

綾鷹「・・・よし、あとは奴らのブレインにしてやつの右腕、ドクターペッパーさえ落とせば・・・・!」

キリンレモン「な、何をするんです!!やめてください!!!」

「俺の前に立つのが悪いのさ」ズオォ

キリンレモン「あぐっ」パァァァン

DAKARA「い、いやぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!」

「うるせえ・・・次はおまえだ」スゥ……

DAKARA「死にたくないいいいいおしっこでりゅううううううおしっこでちゃいましゅうううううううううう!!!!!」ビビビクン

「黄昏にのまれな」ズアッ

DAKARA「」パァァァン

燃焼系アミノ式「お、俺達が何をしたっていうんだ!!」

「奴らを追う俺の邪魔をした・・・俺を無視した!!俺を無視しただろうが!!!」

燃焼系アミノ式「な、何言ってるんだ!!!なんのことだ!!!」

「俺を無視したなぁぁぁぁぁ!!!」バキッ

燃焼系アミノ式「」

「・・・・こんな雑魚共に構っている暇はないというのに、俺はこれだから・・・」

ID一瞬変わったが気になさらず


ドクターペッパー「・・・・来たか」

綾鷹「よぉ・・・・久しぶりだなぁドクターペッパー」

ドクターペッパー「テメェ誰に向かってそんな口の効き方しやがったぁぁぁ!」シャカシャカシャカシャカ

ドクターペッパー「うるぁぁぁ!!!!」ズドォォン

綾鷹「ふんぬ!!」バシィ!!!

ドクターペッパー「う、受け止められた!?このやろおお!!」

綾鷹「いまだ爽健美茶!!」

爽健美茶「ぷはーっ!」

ドクターペッパー「ぶはぁぁぁぁ!!!?なんだぁ!!キャップが勝手にゆるみやがった!!!」

烏龍茶「ナンキン!!」チャキン

ドクターペッパー「ぐっ!!!拘束能力か!!」

ジョージア「諦めろ、君では勝てない」

ドクターペッパー「あがぁぁくっせええええ!!なんというコンビネーションだ!!!くっせええええ!!!動けねえええ!!!すっげえええ嫌がらせこれ!!!すっげえ!!!!」

ジョージア「えっ」

綾鷹「コカ・コーラの居場所をいえ、そしたら炭酸抜くだけにしてやる」

ドクターペッパー「ちくしょおおおおおお」

ジョージア(私はもしや口臭がよろしくないのか・・・?)

ドクターペッパー「俺は口を割らねえぞ!!絶対にだ!!フゥーハッハッハ!!!」

綾鷹「そうかよ・・・ジョージアさん、ヤツに向かって尋問お願いします」

ジョージア「え私?」

綾鷹「これはあなたにしか出来ないんです!」

爽健美茶「奴に全て吐かせましょう!!」

ジョージア「で、では・・・コホン、ドクターペッパーよ、君と話すのも三年ぶりだね」

ドクターペッパー「おごごごごごくっせええええええ!!」プシュウウウビチャビチャ

ジョージア「えっ、まだ何も言って、えっ」

綾鷹「さすがジョージアさんだ!!」

爽健美茶「ホント臭いですね!!」

烏龍茶「」ブクブクブク…

綾鷹「う、烏龍茶ぁぁぁぁ!!!やりやがったなてめえええ!!!」ゴゴゴ…

ドクターペッパー「えええ俺じゃないよそこのコーヒーの口臭にやられて」
綾鷹「濁りいいいいいいい」バキィィ

ドクターペッパー「ガビィイ!!!いやだから俺じゃなくてそこのジョージアが」ビチャビチャ
綾鷹「そぉい!!!濁す!!!その話濁す!!!!」ドゴォォォ!!!

ドクターペッパー「カハッ・・・!!!」

綾鷹「ハァ・・・ハァ・・・謝れ」

ドクターペッパー「え」

綾鷹「謝れよおおおおお!!!!」

ドクターペッパー「す、すいませんでしたぁぁぁぁぁ!!」

ジョージア「・・・・もうそのへんでやめておこう綾鷹」

ドクターペッパー「ワーーーーークッ!!ワーーーーークッッッセエエエワーーーーークッ!」ビクッビクッ

ドクターペッパー「」

ジョージア「ん!?」

綾鷹「しまった」

爽健美茶「ジョージアさんまさかトドメをさしてしまうなんて」

ジョージア「えっ、えっ」

綾鷹「仕方ない、なんにせよコカ・コーラの右腕も落とした!奴は他の飲料水のメンテナンスや調味も担当していたからな、奴がいない今コカ・コーラグループに勝機はない、ジョージアさんお疲れ様です!!」

ジョージア「お、おう・・・」

爽健美茶「・・・三ツ矢サイダーはどこに・・・?」

綾鷹「・・・・!!そういえば!!やつがいない!!」

ジョージア「まさか、いや、やはりというべきか・・・・裏切ったか・・・」

綾鷹「そんな・・・!!三年間共に鍛えあった仲間なのに・・・(この臭さは何が原因なのだろう)」

爽健美茶(もう黙ってくれればいいのに)

綾鷹「しかし今はコカ・コーラだ、もうすぐ俺達が選ばれる時代がくるんだ・・・!」

爽健美茶「そうね、あと数歩先に勝利が」プスッ

爽健美茶「勝利が・・・・ガハッ・・・」

綾鷹「・・・爽健美茶?」

ジョージア「ど、どうした!」

爽健美茶「・・・」バタッ
ドポドポ…
綾鷹「!!まずい!ジョージアさん押えて!!キャップが割られて茶が漏れてる!!」

ジョージア「了解した!!!」

爽健美茶「はぁ・・・・はぁ・・・・気をつけて・・・・!!」

綾鷹「爽健美茶!!」

三ツ矢サイダー「直撃させてペットボトルに風穴を開けてやる予定だったんだがな・・・」

綾鷹「・・・・三ツ矢ぁぁ!!!」

シュバッ
綾鷹「!?」ダッ

綾鷹「なんだ!?もう一本いる!!」

三ツ矢サイダー「さすがに気付いたか」

ジョージア「綾鷹!!このままだとまずい!爽健美茶の内容量がのこり100mlを切った!!!」

綾鷹「・・・早めにケリをつけるしかないか!」

三ツ矢サイダー「できるかな・・・?この飲料水と俺の二本相手にお前一本で」

「やっと追いついたぜ・・・」

綾鷹「・・・そ、そんな・・・・あなたは・・・!!」

メローイエロー「貴様らがコカ・コーラの幹部たちを殆どやってくれたお陰で俺と三ツ矢サイダーの野望達成が随分と楽になったよ」

綾鷹「で、でもそんな・・・・!!あなたはコカ・コーラグループのかつての参謀!!」

メローイエロー「あぁそのとおりだ、だがな、あいつは!あの野朗は俺のフィアンセを!!CCレモンをやりやがったんだ!!」

メローイエロー「許さねえ!!あの野朗は!だが俺一人では殺れねえ、そんな時に声をかけてきたのが三ツ矢サイダーだ」

三ツ矢サイダー「わかるか綾鷹、鼻から俺はお前らに協力する気はなかったんだよ、お前らを鍛えて人気商品にしてやったのもコカ・コーラの手下共をお前らに掃除してもらうために過ぎない」

三ツ矢サイダー「この俺が茶の覇権なんかに協力するわけ無いだろう?」

綾鷹「な、なぜだ三ツ矢サイダー・・・なぜだ・・・」

三ツ矢サイダー「わからないか綾鷹?俺は、明治17年以来、圧倒的甘味、気分爽快なハイカラ飲料として君臨してきたのだ」

三ツ矢サイダー「にも関わらず近年の日本では健康的だなんだと茶に回帰する奴らが増えてきた」

三ツ矢サイダー「その上外資が入ってきて俺の庭を荒らし尽くした!耐えられるわけ無いだろう」

三ツ矢サイダー「コカ・コーラは潰す、そしてトップシェアに再び君臨してやるのさ」

綾鷹「そうか・・・だから伊右衛門を・・・お茶ブームの火付け役だった彼を・・・・!!」

三ツ矢サイダー「あとはコカ・コーラを討つのみ、三年間楽しかったぞ綾鷹よ」

三ツ矢サイダー「だがもう終わりだ、夢は夢のままだったな、さらばだ」

綾鷹「う、うおおおおおおお急須で入れたようなああああああ」

三ツ矢サイダー「炭酸出力全開!!」プシュゥゥゥ

メローイエロー「糖っ!!!」バシュゥゥゥゥ

綾鷹「グアアッ!!!」ドゴォォォ

綾鷹「・・・・・」ビチャァァァ…

綾鷹「・・」

綾鷹「・」

三ツ矢サイダー「ふん、呆気なかったな」

綾鷹(・・・・)

綾鷹(・・・・・・・濁っている・・・・)

綾鷹(・・・・・・ここは一体)

綾鷹(・・・・・・・そうか、俺、製造停止になったのか・・・)

綾鷹(ちくしょう・・・・ちくしょう・・・あともう少し織れに人気があれば・・・・)

綾鷹(俺が・・・・俺が選ばれさえすれば・・・・)

━━━━ 濁りが欲しいか? ━━━━

綾鷹(・・・・?)

━━━━ 濁りが、欲しいか? ━━━━

綾鷹(・・・・この声・・・・まさか)

綾鷹(・・・・伊右衛門・・・・貴方なのか・・・・?)

━━━━ ならば、私はお前を選ぼう ━━━

綾鷹(・・・・な、何を言っているんだ・・・・)

━━━ お前に我が茶を授けよう ━━━

綾鷹(ま、まさか・・・!!そ、それは出来ない!!)

綾鷹(俺と貴方の茶を混ぜるなんて!!)

綾鷹(それは聖地ドリンクバーでのみ許された超技!!)

綾鷹(それを聖地以外で行っては・・・!!)

━━━ 茶の時代を作るのだろう?お前ならやれる ━━━━

綾鷹(・・・・俺なら)

━━━ 任せたぞ ━━━━

綾鷹(・・・・)

綾鷹(・・)

綾鷹(・)

ジョージア「くそぉ!!!残り40ml!!!耐えてくれ爽健美茶!!!」

三ツ矢サイダー「さて、次は貴様だジョージア」

メローイエロー「お前の相手はこいつがするそうだ」

BOSS「久しぶりですなぁジョージア氏・・・・」

ジョージア「・・・その声・・・BOSSか!!(うわぁこやつ口臭ハンパなっ)」

BOSS「あなたがお茶に協力したい気持ちはわかる、だけれどねジョージア氏、それでは僕達のメンツというものが丸潰れだよ」

ジョージア「・・・・ぐぅ、今はそれどころではないのだ!!爽健美茶の内容量がもう残り少ない!このままでは!!」

BOSS「そんなもの、破棄してしまえば良い」

ジョージア「BOSS!!貴様何を!!」

BOSS「茶などに手間をかける必要は無いと、そう申したのだよ」

ジョージア「貴様ァァ!」

BOSS「なんなら僕が今ここでそのお茶の内容量をゼロにしてやっても・・・」

BOSS「・・・・・なんだ・・・?僕のコーヒーに違和感が・・・・」ゴゴゴ

BOSS「・・・・濃い・・・!!!濃いぞ・・・・・!!!うわぁぁぁぁ!!!なんという濃さだ!!!これでは販売できん!!!売れなくなってしまう!!!!何が起きているんだ!!!!」

三ツ矢サイダー「・・・これは、この技は・・・」

三ツ矢サイダー「・・・まさか」

BOSS「やめろおおおおこれ以上濃度をあげないでけりゅりぶにゅあばぁ!!」ドロォ…

BOSS「」

ジョージア「・・・?」



綾鷹「・・・・お前の中身は濃いめにさせてもらった」

三ツ矢サイダー「やはり・・・」

ジョージア「綾鷹!!」

綾鷹「この力・・・やはり伊右衛門のブランドシフトが俺の中に・・・!」

三ツ矢サイダー「それがどうした!!似たような茶が混ざったところで劇的なパワーアップなど!!」ダッ

バシィィ
綾鷹「・・・どうかな?」ニヤッ

三ツ矢サイダー「な、何だこいつは・・・・以前よりも味に深みが増していて、それでいて下に馴染むような爽やかな苦み、急須で入れた緑茶の深みに、茶屋の風味そのものが合わさったかのような・・・」

三ツ矢サイダー「か、完璧な茶と茶のハーモニー!!こんなことがあってたまるか!!!」シャカシャカシャカシャカ

綾鷹「ブランドシフト!!玄米茶!!」ギュイン

三ツ矢サイダー「ぐはぁぁあ!!!ま、また風味が変わった!!にも関わらず完璧な調合具合!!まるでウィーンのオーケストラの如く見事な旋律を奏でる味に!!!」

>>97
>おーいお茶「甘いのう、実に甘いわい、茶が汚れるわ」

>「そりゃ悪かったな」
>パァァァン
>おーいお茶「・・・・・!?」

>おーいお茶「き、きさまは・・・」

>おーいお茶「」

>「奴らは先にいったか・・・」

綾鷹「これが・・・これがお前が製造停止にした伊右衛門の力だ!!」

三ツ矢サイダー「ぐううう!!まだだ、まだやられんぞ!!」シャカシャカシャカシャカ

三ツ矢サイダー「うおおおあ!!」プシュゥゥゥ
綾鷹「そぉい!!ブランドシフト!!期間限定モード!!新茶!!」

三ツ矢サイダー「うがぁぁぁ!!なんという風味!!綾鷹が元来持つ味わい深い緑茶の香りに伊右衛門の唯一無二の香りがブレンドされ正に無限の味わいが!!まるで万博の如し!!」

ジョージア「あやつ実はお茶好きなんじゃ」

三ツ矢サイダー「ぐあくっせえええええ!!!!!」

綾鷹「ぬううう!!!風味の調和が乱れた!!!」

ジョージア「ふぇぇ」

三ツ矢サイダー「!!調和が崩れた!!今だ!!」バッ
ガシッ
綾鷹「し、しまった!!」

三ツ矢サイダー「捕まえたぞ綾鷹ぁ!!」シャカシャカシャカシャカ

綾鷹「ぐぁぁぁぁぁ!!!」シャカシャカシャカシャカ

三ツ矢サイダー「泡立ててやる!!これがお前ら茶の攻略法であることくらいわかっているぞおおおお!!」シャカシャカシャカシャカ

綾鷹「やめっやめろおおおお!!!」ブクブクブク

三ツ矢サイダー「ふはははははは!!!俺の勝ちだ綾鷹ああああ!!!」シャカシャカシャカシャカシュゥゥ……

三ツ矢サイダー「・・・・!?!?」シュゥゥ…

三ツ矢サイダー「な、なんだ・・・・パワーが・・・」

綾鷹「・・・?」

三ツ矢サイダー「ま、まさか・・・・」

ジョージア「・・・!!いいぞ!!あやつめ!!炭酸を使い切ったようだ!!」

爽健美茶(臭いのが近い死にそう)

三ツ矢サイダー「ば、馬鹿な!!」

綾鷹「・・・気付かなかったか三ツ矢サイダー、俺はお前とやり合いながら徐々にお前のキャップをゆるめていたのさ」

綾鷹「炭酸の抜けたサイダーなど、ただと砂糖水!!」

三ツ矢サイダー「ぬぁぁああ!!」

綾鷹「お前が言うように、俺達お茶の攻略法は必要以上に振ることだ、だがな、それはそっくりそのままお前ら炭酸にも使えるんだぜ!!」

三ツ矢サイダー「ち、力が・・・・」

綾鷹「お前たち炭酸は必要以上に出力を上げるとき自らをシェイクする・・・それは諸刃の剣でもあるんだ・・・!!」

三ツ矢サイダー「ぐっ・・・まだだ、まだだ・・・・!!」

綾鷹「そしてお前のもう一つの誤算、それはな」

綾鷹「お前が俺を振ったせいで俺と伊右衛門の調和がより強固なことになったという点だ!!」

三ツ矢サイダー「ちくしょう・・・・」

綾鷹「とどめだ、三ツ矢サイダー」

三ツ矢サイダー(なんだ・・・・奴の姿に伊右衛門の姿が重なって・・・)

綾鷹「急須で入れたような豊かなお茶の愉しみを!!!!」ドパパパ

三ツ矢サイダー「ちくしょう!!あのラムネとの戦争にも勝った俺が!!!マウンテンデュー戦役を生き残った俺がぁぁぁ!!こんなところでええええ!!」

三ツ矢サイダー「うわぁぁぁぁぁぁぁぁ!!お、俺の中に濁りが、濁りが逆流する・・・・!!ああああああぁぁぁぁぁぁぁ!!!!」ドポドポドポドポ




三ツ矢サイダー「」

メローイエロー(三ツ矢サイダーがやられたか・・・)

綾鷹「・・・そうだ!!爽健美茶は!!無事なのか!!?」

ジョージア「あ、あぁ、キャップをなんとか閉めることに成功した、これでまだ飲めるはずだ」

綾鷹「よ、良かった・・・!!」

メローイエロー(今のうちにずらかろう、俺の特殊能力、あんまり皆に気づかれないを発動だ)

綾鷹「しかし、これで残るはコカ・コーラのみだ」

ジョージア「あぁ、もはや天下は目前まで来ている」

コカ・コーラ「・・・・そういうことか」

綾鷹「ッッッ!?」

ジョージア「・・・探すまでもなかったか」

コカ・コーラ「あいつら、来期の新作発表会にも顔を出さないからおかしいと思ってきてみたら、お前らがな・・・」

綾鷹「まさかそちらから出てくるなんてな・・・!コカ・コーラァァァ!!!」ギリッ

コカ・コーラ「なんだよ」ギロッ

綾鷹「・・・・!!!」ビクッ

ジョージア「・・・なんという殺気だ・・・・!!一瞬で国内のシェアを全て持って行かれるような・・・・」

いろはす「なんか外が騒がしくなってきましたけど…」

Volvic「気にする事は無い」

クリスタルガイザー「所詮は清涼飲料水、甘甘な連中だよ」

evian「穢れなき我々水こそ原点にして頂点なのさ」

いろはす「は、はぁ…(俺、みかん果汁入ってたりするんだが)」

コカ・コーラ「ジョージア・・・あんたとは長い付き合いだっただけに、辛いよ」プシュッ

ジョージア「・・・・・くハッ・・」プシュウウウ

綾鷹「じ、ジョージアさん・・・?」

ジョージア「に、逃げろ綾鷹!こいつは格が違いすぎる!!!」プシュウウウ

綾鷹(なんだあれ・・・ジョージアさんから炭酸が吹き出てる・・・一体何が・・・)

コカ・コーラ「グッバイジョージア!!」プシュシュ

ジョージア「プルプルプルプルプルプルプルプル」プシュウウウウウウウウウドボドボドボボボ

ジョージア「」

綾鷹「そんな・・・いくらなんでも、こんな・・・ここまで・・・」

コカ・コーラ「次はお前だぞ綾鷹、かつての俺のブラザーよ」

綾鷹「・・・しかし、しかし今の俺なら!!伊右衛門の力を借りた俺なら!!」

コカ・コーラ「そして、さらばだ綾鷹」プシュ

綾鷹「なっ!!!」バッ

コカ・コーラ「避けるか!やるようになったな!!」プシュシュ

綾鷹(無駄のない炭酸の使い方!!これじゃ三ツ矢サイダーに使った戦術も使えそうにない!!)

綾鷹(何より速い!!一体どれほどの炭酸出力を内蔵しているんだ!!)

コカ・コーラ「捉えた!」プシュシュ
ガシッ!
綾鷹「くっ!!まずい!!」

コカ・コーラ「さっき俺がジョージアになにをしたかわかるか?」

綾鷹「し、知るかよ!!離せ!!」

コカ・コーラ「炭酸を、コーラを注いでやったんだ」ニヤッ

綾鷹「なっ!?なに!!」

コカ・コーラ「お前が聖地ドリンクバーを経由せずに伊右衛門と混ざり合い強化できたように、俺も聖地を経由せずとも混ざることができるんだよ・・・ただし相手に俺自身を無理やり混ぜて吹き出させちまうけどな」

綾鷹「や、やめろ、やめろおおおお!!!」

コカ・コーラ「たっぷり飲めよ・・・!」キュポッ

綾鷹「ひ、ひえええええええええ!!!!!!た、助けてくれえええ!!!!!」



カルピス「えひひひひゃひゃひゃ!!!その言葉が聞きたかった!!!」

コカ・コーラ「なんだ・・・?」ギロッ

カルピス「こえええですねええ!!!いい表情でえええす!!」

綾鷹「あ、あんたは・・・!!」

カルピス「三年前、お前らに製造停止寸前まで追い込まれてよく考えたです!!茶の覇権は気に入りませんがそれ以上にコカ・コーラの態度が気に入らないでえええす!!」

コカ・コーラ「・・・耳障りだな、お前から先に落としてやる」プシュシュ

ガキィィン!!
コカ・コーラ「・・・止められた・・・?」

ウィルキンソン「甘いねぇ、実に甘い」

ウィルキンソン「それだけ甘いってことはよっぽど何か不純なものが入ってるな?それじゃあダメだな」

コカ・コーラ「ちっ!」バッ

ウィルキンソン「逃すか!!」プシュッッッ!!!

コカ・コーラ「なっ・・・!!」バキィィ

コカ・コーラ「・・・・速い!」

カルピス「見せてやるでええす!!これが新たな力!!!」

ウィルキンソン「お前たちかそうであるなら、俺達もまたドリンクバーの呪縛から開放された飲料水なのだ!!」

カルピス「希釈モード!!カルピス濃度100%!!」

ウィルキンソン「セットアップ!!配合率100%!!!」

ギュィイイイィン


コカ・コーラ「・・・・なるほどな」

綾鷹「すごい・・・!!」

カルピスソーダ「これが俺の新たな力だ、ブランドシフトとは全く別の力、デュアルミックス!!」

カルピスソーダ「つぇい!」シュッッ

バキィ!!
コカ・コーラ「・・・!!!」

カルピスソーダ「とぅ!」シャッ

ドゴォッッ
コカ・コーラ「・・・ぬぅ!!」ガクッ

綾鷹「(ぶれた!今だ!)うおらぁ!!」ズガァン

コカ・コーラ「あぐぅっ!!!」グラッ

カルピスソーダ「・・・そのパワー、綾鷹、あんたただの茶じゃなくなったな?」

綾鷹「あぁ、俺も伊右衛門との融合を果たした、スーパー緑茶となったのさ!!」

コカ・コーラ「・・・負けてたまるか!!」

コカ・コーラ「この日本で俺達コカ・コーラグループが築き上げてきた功績を!!やられてたまるかぁぁ!!!」シャカシャカシャカシャカ

綾鷹「あれは!!三ツ矢サイダーが使っていた技・・・!!」

コカ・コーラ「炭酸出力全開!!」シャカシャカシャカシャカ

ブォォォ!!!!
カルピスソーダ「!!!ぐっはぁぁ!!」ズサァァァ

綾鷹「なんて加速!!あれはもはやペットボトルロケット級じゃないか!!」

コカ・コーラ「うぉらぁぁ!!!」プショォォォ!!

ズガガガガ
綾鷹「ぐっ!!ぐうううう!!!」

カルピスソーダ「まだまだぁ!!」プシュッッッ

バキィィ
コカ・コーラ「ッッッ・・・・!!そんな程度でえええ!!」プシュウウウウ

カルピスソーダ「ぬうううう!!!」クプシュウウウウ

コカ・コーラ「ああああああああああああああああ!!!!!」シャカシャカシャカシャカ

コカ・コーラ「やられてたまるかぁぁぁぁ!!!」ブシャァァァァァァ

コカ・コーラ「ブランドシフト!!ZERO!!!」シャッッッッ


ドゴォォォォ
カルピスソーダ「・・・!!」

綾鷹「くはっ・・・・・」

カルピスソーダ「このっ!!」シャッッッッ

コカ・コーラ「ダイエット!!」スッキリィ!!

カルピスソーダ「避けられた!!」

コカ・コーラ「バニラ!!!!」ドロッッッ!!!

綾鷹「う、うァァァああああああ!!!!に、濁り返しだァァァぁあ!!!!!」

コカ・コーラ「ぬううううううう!!!!」ドロドロドロ

綾鷹「うおおおおおおお!!」シミジミシミジミ

コカ・コーラ「うおおおおおおお!!うおお、うおおお、おおお、おお、おっおがぅう、おがががご!!?」プシュウウウン

カルピスソーダ「・・・・な、なんだ!?」

綾鷹「奴の炭酸が出力超過で暴走しだしたんだ・・・!!」

コカ・コーラ「うがががぎごぎががぎご!!!!????」バシュウウウウウウウン!!!!

カルピスソーダ「奴のキャップが天高く弾け飛んだ!!!!」

綾鷹「あぁ!!やったか!?」

MATCH「あやたかだけにってかwwwwww」

コカ・コーラ「・・・・・ハァ・・・・ハァ・・・・・」

カルピスソーダ「まだ動けるか・・・!!!」

綾鷹「・・・なんていう糖の量だ・・・!!」

カルピスソーダ「・・・・こいつの糖量、俺のカルピス濃度マックス状態の糖より多いぞ・・・!!」

綾鷹「そうか・・・つまり奴は炭酸が全て抜けても、清涼飲料水としての価値がまだ残るということか・・・!!」

コカ・コーラ「俺はまだ終わらない・・・まだ終わるわけには・・・・」

アクエリアス「そこまでだ、コカ・コーラ」

カルピスソーダ「あ、アンタは!!」

綾鷹「あ、アクエリアスさん!!」

コカ・コーラ「アクエリアス・・・だと・・・・?」

コカ・コーラ「今更・・・俺の前にノコノコと現われるとはな・・・」ギロッ

アクエリアス「全ては君の責任だ、気に入らない奴は問答無用で製造停止にするそのやり方が、俺をコカ・コーラから独立させた最大の要因だ」

コカ・コーラ「そうでもしなきゃここまでのグループにはなれなかった!!わかるだろ!!売れない奴らは製造停止にするのがベストなんだよ!!」

アクエリアス「・・・・変わらないんだな、お前は、もはや糖だけになり商品価値もほぼ皆無であるにも関わらず・・・」

綾鷹「アクエリアスさん・・・一体今までどこに・・・」

アクエリアス「・・・あとで話そう、今はあいつを看取ってやりたい」

カルピスソーダ「看取るって、それじゃコカ・コーラはもう」

アクエリアス「炭酸の抜けたコーラに金を払うやつはいない、そういうことだ」

コカ・コーラ「・・・・ちくしょう・・・・もうダメだ」

コカ・コーラ「・・・・なぁアクエリアス、お前が居なくなった後お前の後をあのドクターペッパーが継いだんだぜ・・・?」

コカ・コーラ「・・・たしかにあいつは優秀だったが・・・・お前ほどじゃあなかった・・・・」

コカ・コーラ「・・・・じゃあな・・・」バタッ!!
ドポドポドポドポ……

コカ・コーラ「」

アクエリアス「・・・・」

綾鷹「自害したか・・・」

カルピスソーダ「信じられない、あのコカ・コーラがついに落ちるなんて」

綾鷹「なんにせよ、これでいいんだ」

爽健美茶「・・・・・やっと・・・・おわったのね・・・」

綾鷹「あぁ、そしてまた始まる、新たな時代が!茶の時代が!!」

カルピス「今のうちにいきがっておけでえええす!!すぐにお前らは希釈飲料会が制圧してやるでええす!!」

ウィルキンソン「・・・・アクエリアス、コカ・コーラグループはあんたが引っ張っていくべきだ」

アクエリアス「再建できるだろうか・・・これからは飲料水にとっては波乱の時代だ」



━━

━━━━

ペプシコーラ「・・・・コカ・コーラがやられたようだな」

Volvic「しかし奴は上級飲料水の中でも最弱・・・」

ゲータレード「我ら四天王の空いた枠を埋める必要がありますね」

ペプシコーラ「探すまでもない」

ペプシコーラ「危険だが、この飲料水、こいつを選定しよう」

Volvic「異論はない・・・」

ゲータレード「やはり選ばれたのは・・・綾鷹でしたか」

数年後、四天王勢力はペプシコーラを筆頭とする炭酸飲料連合、
Volvicを中心に集ったミネラルウォーターヴァンガード、
ゲータレード、アクエリアスの二人を指導者に迎えたスポーツドリンク連合、
そして後に最強のシェアを保持することとなる綾鷹を中心に作られたお茶会の四大連合間での大抗争へと飲料水界を巻き込むこととなる


終わり

ソルティライチたんが出なかったな

風呂入ってくる
あと買ってきた三ツ矢サイダーと綾鷹がぬるまっててすげえダウナー

過去作はよ

はよ

はよよよ

>>217
すっごい好きなのに忘れてたわ

>>226
リガズィ「僕も一緒に遊びたい」ガンダム「来るなよ身障」

お前らも乙
もう寝ましょう

ACやってんだろお前

>>233
なんでわかったの

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