岡部「ん? 突然どうした助手よ」
紅莉栖「え? あ、いや、その、あんたが」
岡部「俺がどうかしたか?」
紅莉栖「いや、空耳、みたい。まああんたに限って、ってそもそも助手じゃないと言っとろうが!」
岡部「何を言う、助手は助手ではないか、クリスティーナよ」
紅莉栖「助手でもクリスティーナでもない!」
岡部「まあいい、今俺は機関の資料を読むのに忙しいからな」
紅莉栖「はいはい、厨二病乙」
岡部「もしもし俺だ、紅莉栖の可愛さが天井知らずで萌え死にそうだ」
紅莉栖「それだぁ!!」
わっふるわっふる
岡部「だからなんなのだ助手よ」
紅莉栖「助手っていうな! じゃなくてその一人電話はなんだ!」
岡部「一人電話などではない! これは組織との連絡をだな」
紅莉栖「はいはい厨二病乙! でもなくてぇ!」
岡部「俺だ、なんだか怒っているようだがそれでも紅莉栖は可愛いぞ」
紅莉栖「おかべぇ!」
岡部「岡部ではない! 狂気のメェッドサイエンティスト、鳳凰院……凶真だ!」
紅莉栖「だーかーらー!」
岡部「ああ俺だ、大至急指輪の準備を……なにぃ!? 確かに厳しいな、だが任せておけ、ああ、全てはシュタインズゲートの選択だ」
岡部「エル・プサイ・コングルゥ」
岡部「……で、助手よ、助手?」
紅莉栖「」プルプル
岡部「どうした助手よ、そんなことをしても貴様とウーパが合体は出来ないぞ」
紅莉栖「このっ、誰のせいだとっ!」
岡部「俺だ、やはり早急に指輪を」
紅莉栖「」プルプル
岡部「真っ赤な紅莉栖が可愛すぎてもう限界なんだ! すぐに指輪を!」
紅莉栖「っていうか岡部、さっきから何なの?わけわかんない」
倫太郎「助手に指輪を与えねば、世界は危機に陥ると聞いてな。貴様に指輪を与えよ…ってうわっ」
紅莉栖「私は鳳凰院さんじゃなくって、岡部に聞いてるの。ちゃんと答えて」
倫太郎「助手よ、悪かった。とりあえず胸ぐらを掴むのは止してくれ。いかにマッドサイエンティストである鳳凰院凶真で、あいててて」
紅莉栖「岡部さん、ちゃんと答えて貰えますか?」
倫太郎「わかった、わかったから、耳をつねるな」
紅莉栖「で、あの発言は何なのよ、一体」
倫太郎「すまない。クリスティーナ、あれは冗談だ。お前の、って痛い痛い」
紅莉栖「お前は冗談で私に指輪を与えると言ったのか。絶対に許さない、絶対にだ」
倫太郎「わ、悪かった。とりあえず落ち着け」
紅莉栖「これが落ち着いていられるか」
倫太郎「仕方がない。代わりといってはなんだが、助手にはこれをやろう。鳳凰院凶真特製のフォークだ。このフォークは普通のフォークとは違うぞ。未来ガジェット、ってどうしたクリスティーナよ、顔を真っ赤にして」
紅莉栖「」
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