あかり「ぽかぽか」(108)
ガラッ
あかり「あかりだよっ」
シーン
あかり「あ…まだ誰も来てない…」
あかり「!」
あかり「部室におこたがある…!」
あかり「…」カチッ
あかり「…」モゾモゾ
あかり「ふぃー…おこたぽかぽかだよぉ…」フニャー
あかり「みかん食べたいなぁ…」
そんな冬の日
あかりんのお団子ちゅばちゅば
あかり「ふみゅ…」
ガラッ
結衣「おーっす」
あかり「ぐぅ…」スゥ
結衣「あかりがコタツで寝てる…」
あかり「ん…」
結衣「おーい…こんなトコで寝てると風邪引いちゃうよ…あかり…」
あかり「むにゃ…」
結衣(か、可愛いな…)
結衣「もうちょっと見てようかな…」
支援されても困るよぉ
結衣「………」ドキドキ
あかり「すぅ…すぅ…」
結衣「…そーっと…」プニュ
あかり「んう…?」
結衣「!」サッ
あかり「ん~…むにゃ…」スゥスゥ
結衣「大丈夫…かな…」ソォー
結衣「」プニプニ
あかり「んにゃ…むぅ」
結衣「」プニプニ
あかり「んん…」
結衣「やばいやめられない」プニプニ
あかり「ん…ぅん」パクッ
結衣「!!?」
結衣「ちょっ、あか…」
あかり「ん~」チュウチュウ
結衣「なにこれ指超気持ちいい」ゾクゾク
あかり「ん…」チュパチュパ
結衣「…ふふっ、あかりはほんと可愛いなぁ」
結衣「あーあ、時間が止まればいいのに」
あかね「なんか知らんが今すぐあかりの所に行かねばいけない気がする」
結衣「…あかり…まだ起きないよね」
あかり「んん…ぁむ…」チュウチュウ
結衣「指を引き抜くと同時に…口を…」
あかり「ん…」チュパ
結衣「(いただきます)」ンー
京子「ごらく部よ!私は帰ってきた!」スパーン!
結衣「うわああああああ」
あかり「ひゃあああああ!?」
結衣「ききききき京子!何だよいきなり!」
京子「え、何?何かマズかった?」
結衣「っ…い、いや、そうじゃなくてさ。びっくりしたって言うか」
あかり「むにゃ…あれ、そういえば結衣ちゃんいつの間に来てたの?」
結衣「あ、いやその、あんまり気持ちよく寝てたから起こすのも悪いかと思って」
あかり「えへへ、ありがと」
結衣「いやぁ、気にするなよ(あかりマジ天使)」
京子「あれ?そういえばそこにあるのってコタツ?」
あかり「あれ?これ用意したの、京子ちゃんじゃないの?」
結衣「私もてっきり京子かと」
京子「私じゃないよ?…2人とも知らないということは、ちなつちゃんかな?」
結衣「かもなぁ。消去法で」
京子「ああちなつちゃん!私のためにこんな物を用意してくれていたなんて…」
あかり「…そうかなぁ」
ちなつ「呼ばれた気がしたので!」スパーン
京子「ちなつちゃ~ん、ぎゅ~!」ガバッ
ちなつ「うわあっ、何ですかいきなり!」
京子「コタツなんかいらないよ!私がちなつちゃんをあっためてア・ゲ・ル♪」
ちなつ「でっかい遠慮しときます!」ベシッ
京子「はうっ」
ちなつ「はう~、ぬくぬく~」ヌクヌク
京子「しかし、コタツを持ってきたのはちなつちゃんではないと言う」
ちなつ「違いますよ。私は京子先輩かと思いました」
京子「私じゃないよ」
結衣「私でもないぞ」
あかり「あかりも知らないよぉ」
京子「謎は深まるばかり…」
ちなつ「案外、京子先輩が用意して忘れたんじゃないですか?」
京子「ちなつちゃんの中で私はどういうキャラなのか」
結衣「あかり、お茶おかわり」
あかり「はーい♪」
一方その頃
綾乃「歳納京子…!」ドスドス
千歳「綾乃ちゃん、今日はいつもより気合い入ってんなぁ」ヨイショヨイショ
綾乃「あったり前でしょ!今日こそ歳納京子をあの部屋から追い出してやるんだから!」ドスドス
千歳「頼もしいわぁ」ヨイショヨイショ
綾乃「…ねえ千歳」
千歳「ん?何?」ヨイショヨイショ
綾乃「そのダンボール箱…何?」
千歳「…うふふ、今はまだナイショやで~」ヨイショヨイショ
千歳(うふふ~…今日こそ綾乃ちゃんと歳納さんの仲を進展させるで~)ヨイショヨイショ
ごらく部部室
綾乃「としのーきょーこー!」スパーン
京子「あ、綾乃だぁ~」ヌクヌク
結衣「綾乃、いらっしゃい」ヌクヌク
ちなつ「ゆっくりしてってくださいねぇ」ヌクヌク
あかり「あかりお茶いれるねぇ」ヌクヌク
綾乃「えっ、なにこれ」
千歳(フフフ…計画通りや)
千歳(おこたの魔力に抗える人なんかおらへん。綾乃ちゃんもおこたに入ればぬくぬくして歳納さんと争う気なんかなくなるはずや)
綾乃「とっ、歳納京子!あなた、部室の占拠だけじゃなくこたつも持ち込むだなんて…!」
京子「まあまあ、細かいことはいいじゃん。ほら、綾乃もコタツに入りなよ」
綾乃「おっ、お断りよ!誰があなたの誘いなんか…」
千歳「まあまあ、ええやないの綾乃ちゃん」
綾乃「千歳?」
千歳「せっかくのお誘いやし、たまにはゆっくりするんもええんちゃうかな」
結衣「そうだよ。ほら、杉浦さんも入りなって」
あかり「おこた気持ちいーよー」
綾乃「…ん、まあ…みんながそこまで言うなら…」
綾乃「…あ」
千歳「?綾乃ちゃん、どないしたん」
綾乃「こたつに入るって言っても…どこに入ればいいのよ」
千歳「えっ」
こたつ席順
京子
あ┏┓ち
か┗┛な
結衣
千歳「…しまったぁぁぁ!」
綾乃「うわっびっくりした!」
千歳(ウチともあろうものが…綾乃ちゃんと歳納さんの事ばかり考えるあまり、他の人を忘れてもうた)
千歳(池田千歳、一生の不覚や…)ガクリ
綾乃「何で千歳が膝から崩れ落ちるの!?」
京子「仕方ないなぁ。ほれ綾乃、ここきなよ」ポンポン
綾乃「!?」
千歳「!!」ガバッ
綾乃(と、歳納京子の)
千歳(隣やてぇぇ!?)
京子「ほら、早くきなよ。隙間空いてると寒いんだよー」
綾乃「あっ、えっ、あっ」
千歳(これは嬉しい誤算や…!千載一遇のこの機、逃す手はないで!)
千歳「ほらほら綾乃ちゃん、歳納さんがああ言ってることやし」グイグイ
綾乃「あっ、ちょっ」ポスッ
京子「へへー、いらっしゃい」ニカッ
綾乃「~~~ッ!///」カァァァ
-千歳の妄想ワールド-
綾乃『寒かったぁ…』
京子『もう大丈夫。私が温めてあげるよ』
京子『心も…体もね』
綾乃『京子…うれしいっ!』
千歳「はぁ~」ドクドク
あかり「池田先輩、鼻血が」サッ
千歳「あ、ありがとうなぁ…クチュン!」
あかり「池田先輩もおこたに入ったらどうですか?」
千歳「せやなあ」
ごめんちょっと席外す
千歳「あ、でも場所が…」
こたつ席順
京綾
あ┏┓ち
か┗┛な
結衣
千歳(赤座さんの横にでも入れてもらおうかなぁ)
ちなつ「あっ、それなら…よいしょ」
ちなつ「わっ、ちなつちゃん!?」
こたつ席順
京綾
あ ┏┓
か ┗┛
結ちな
ちなつ「これで池田先輩が入れますね!」
千歳「ほなら、お言葉に甘えて…」
京子「ちょっと待ったぁ!」
京子「結衣、私と代われ!私がちなつちゃんの横に行くんだ!」
ちなつ「なに言ってるんですか、京子先輩はそのまま杉浦先輩と一緒にいてください」
綾乃「………///」シュー
千歳(綾乃ちゃん、おこたで温まったんか歳納さんで温まったんかわからんなぁ)
結衣「私は別にどっちでも…」
ちなつ「ダメです!結衣先輩はここにいてください!」
京子「結衣ズルいぞ!私がそこに行く!」
結衣「何で私が責められるんだ…」
京子「よーし、こうなったら…」
京子「くじ引きだ!」バッ
結衣「頑張ってるなぁ、この箱」
京子「この中に1から4までの数字が入ってて、1と3は二枚ずつある」
京子「同じ数字を引いたらペア。わかりやすいでしょ」
ちなつ「望むところです!絶対結衣先輩とペアになってみせますよ!」
京子「私だって、絶対ちなつちゃんとペアになってみせる!」
まず1を引いた二人は誰と誰?
>>60
結衣あかでしょう
結衣「…1だ」
あかり「あかりも1だよ」
結衣「ってことは、あかりとペアか」
あかり「えへへぇ、よろしくね」ニコッ
結衣「こういう場合、よろしくって言うのか?(あかり可愛いあかり可愛いあかり可愛い)」
京子「」orz
ちなつ「」orz
結衣「ほらほら、くじ引き続けるぞ!」
続いて、3を引いてペアになった2人は?
京子、ちなつ、綾乃、千歳の中から2人選んでくれ!
>>65
京綾でしょう
京子「さんばーん!」ドヤッ
結衣「何故ドヤ顔」
京子「さて、あと3番引いたのは誰?」
綾乃「あ…あ…」プルプル
千歳「綾乃ちゃん3番やん!」
京子「え、綾乃?なーんだ、さっきと同じかあ」
綾乃「わた、私だって…その、あの」
千歳「綾乃ちゃん、ファイトやで」
綾乃「ちちち千歳!?」
最終的なこたつ席順
結あか
ち ┏┓ 千
な ┗┛ 歳
京綾
ちなつ「結衣先輩と一緒がよかったのに」
京子「ちなつちゃんと一緒がよかったのに」
結衣「まあまあ、こういうのは運だから仕方ないさ」
あかり「ちなつちゃん、ごめんねぇ」
ちなつ「ん…まあ、仕方ないよね」
千歳「せや、私ちょっと持ってきたもんがあるんやった」
京子「ああ、さっきおっきいダンボール箱持ってきてたやつ?」
千歳「そやで。…んーと」ガサゴソ
千歳「ほいっ」サッ
京子「こ、これは…」
結衣・ちなつ・あかり『みかんだー!』
綾乃「トシノーキョーコノトナリ…トシノーキョーコノトナリ…///」プシュー
京子「こたつでみかん…ん~、極楽極楽」ムキムキ
ちなつ「日本人でよかったぁ~、てやつですね」モグモグ
結衣「あ、みかん無くなった。池田さん、悪いけどみかん取ってくれないかな」
千歳「ごめんなぁ、あれしかないんよ」
結衣「え゛っ…そうか、仕方ないな。ごめん」
千歳「いやええよ。ウチこそごめんなぁ」
あかり「結衣ちゃん結衣ちゃん」チョイチョイ
結衣「ん、何だ?」
あかり「あかりのみかんあげる。はい、あーん」アーン
結衣「あ、ありがとう(キタ━━(゚∀゚)━━!!!!)」
結衣「あ、あーん」ハムッ
結衣「ありがとう、あかり」モグモグ
あかり「うん、どういたしまして」ニコッ
結衣(あかりマジ天使)
京子「………」ジー
京子「あのさちなつちゃん」
ちなつ「みかんうめー!」バクバクムシャムシャ
ちなつ「何か言いましたか、京子先輩」ゲフゥ
京子「…何でもない」
綾乃「トシノーキョーコノトナリ…トシノーキョーコノトナリ…///」プシュー
千歳「綾乃ちゃん、そろそろ戻ってきてや~」
結衣は千歳って呼ぶよ
>>75
ごめん、適当に脳内変換しといてください
綾乃「…ハッ!?私は何を」
千歳「おかえりー」
京子「よーっし、ゲームでもやるか!」
結衣「ゲームって…何やるんだよ。何も用意してないだろ」
千歳「あるで。トランプにUNOに人生ゲームに…」ヒョイヒョイ
結衣「何でそんなに準備がいいんだよ…」
あかり「お茶のおかわりする人いる?」
―――――――
京子「よっし、ジャック揃った!」
ちなつ「あー!そこ覚えてたのにー!」
あかり「これで京子ちゃんの五連続取り…」トホー
千歳「歳納さん、神経衰弱強いなぁ」
京子「ハッハッハ、伊達にごらく部部長は名乗ってないよ」バララララ
あかり「ふえ~、結衣ちゃ~ん」
結衣「よし、次は私が出る。あかり、仇はとってやるからな」
京子「ふっふー、私と綾乃のコンビに勝とうなど考えん方がよろしい」
綾乃「…私を巻き込まないでよ」
京子「なんだよー、一応今は私とコンビだろー」ギュゥ
綾乃「だだっ、抱きつかないでよ!?///」
千歳「はぁぁ」ドボボボ
あかり「ああっ、池田先輩、鼻血鼻血!」サッ
千歳「はりがとふなぁ」フキフキ
ごめんまたトイレ
酒飲むとトイレが近くなって困りますのホホホ
櫻子「実写版ドラえもんがジャン・レノってのはどうかと思う」
向日葵「何ですのイキナリ!?」
櫻子「いやほら、出番無いし」
向日葵「仕方ないですわよ…諦めも肝心ですわ」
櫻子「むう、納得いかない」
―――――――
綾乃「スゥ…スゥ…」
京子「zzz…」
ちなつ「ムニャ…グゥ」
千歳「ぐーぐー」
あかり「ん~…ムニャムニャ」
結衣「…みんな寝ちゃったな」
結衣「コタツの魔力か。まあ当然か」
結衣「…ふわぁ~」
結衣「私もちょっと眠くなってきたな。少し寝るか」
あかり「ん~…」コテン
結衣「!」
結衣(あ、あかりの頭が肩に…)
結衣(あかり…)ナデナデ
あかり「んっ…えへへぇ///」ポワワ
結衣(ああ、あかりはやっぱり可愛いなぁ)
結衣「………」キョロキョロ
結衣「………」スッ
あかり「んっ………ぷはっ」
結衣「…ズルい私でごめんな、あかり」
あかり「スゥ…スゥ…」
千歳「ぐーぐー」ドクドクドクドク
――――――
京子「ふわあ~…よく寝たぁ」
ちなつ「やっぱりコタツは寝ちゃいますね」
綾乃「千歳!?なんでそんな血まみれなの!?」
千歳「大丈夫、大丈夫やで」ツヤツヤテカテカ
結衣「んー、ちょっと寝過ぎたかな?体がバキバキ言ってる」
あかり「結衣ちゃん、肩揉んであげよっか?」
綾乃「歳納京子!今回はうやむやになったけど、次こそはあなたをギャフンと言わせてやるからね!」
千歳「あ、船見さん」チョイチョイ
結衣「ん?」
千歳「(赤座さんを大事にしてあげてな)」ボソッ
結衣「なっ、なああっ!?///」
あかり「?」
綾乃「千歳ー、行くわよー?」
千歳「あ、うん。ほなまたな~」ヒラヒラ
京子「結衣、池田さん何だって?」
結衣「いや、何でもないよ」
京子「そう?ま、いいか。んじゃ帰ろー!」
ちなつ「あ、私ちょっと寄るところがあるんでした。すいませんが先に帰ります」タタッ
京子「あ、私も印刷所行かなきゃいけないんだ。ごめん、先帰るわ!」ダッ
あかり「ちなつちゃん!?」
結衣「京子!?」
結衣「…じゃあ、帰ろうか」
あかり「うん」
結衣「途中まで送ろうか?」
あかり「え?う~ん」
結衣「えっ…何か嫌なのか?」
あかり「…さっきみたいに、途中で襲ったりしない?」
結衣「はっ、はあっ!?」
結衣「あ、あかり…起きてたのか?」
あかり「………」コクリ
あかり「結衣ちゃんが、これからもあかりと一緒にいてくれるなら―」
あかり「あかり、結衣ちゃんに襲われてもいいよ」ギュ
結衣「あかり…」
結衣「ありがと。それと…ごめん」
あかり「ううん、いいの。あかり嬉しかったから」
結衣「あかり…」
結衣「…ウチにさ。この前買ったコタツがあるんだ」
結衣「入りに…来てくれるか?」
あかり「うんっ!」
おしまい!
最初は素直に京綾を考えてて結あか(らしきもの)にする気はなかった
全ては>>8が悪いんや!『僕は悪くない!』
あと酒を飲みながらSSを書くもんじゃないと思いました。
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