京子「あかりに本気で嫌われた」(497)

廊下

ちなつ「帰りの会も終わったし、部室へ行こうよ!あかりちゃん!」

あかり「うん!」

京子「お~い!ちなつちゃん!!」

ちなつ「京子先輩に、結衣先輩!?どうして、こんな所へ…」

結衣「京子が珍しく、2人を迎えに行こうって言うからさ」

京子「ちなちゅ~もふもふもふ~~♪」モフモフ

ちなつ「やめて下さいよ~助けて、結衣先輩~~!」

結衣「おいコラ!一年の廊下で何やってんだよ!?」

結衣「みんな、何事かってこっち見てるぞ!」

京子「ごめんごめん!ちなつちゃんが目の前に居るから、つい…」

あかり「京子ちゃん、あかりも居るよ!?」

京子「あれ?居たのか、あかり!」

あかり「もぉ~酷いよ、京子ちゃん!」プンプン

京子「あかりに存在感が無いのが悪いんだよ~」

あかり「そんな事、言われても…」

京子「…そうだ!」

京子「私、あかりの存在感をMAXにする方法知ってるんだけどさ」

あかり「えっ!?」

京子「やって欲しい?」

あかり「やってやって!今すぐ、やってよ!!」

京子「それじゃ、行くぞ!あかり!」

あかり「わくわく♪わくわく♪」

京子「せ~~のっ!」

ガシッ

京子「そぉーーれぇぇ!!」

ブワァ

あかり「きゃあぁぁぁぁぁーーっ!!///」

ザワザワ

あかり「もぉぉ!京子ちゃんっ!!」プンプン

ちなつ「ちょっとぉ!何、スカート捲りなんてしてるんですか!?」

結衣「小学生か、お前!?」

京子「かぁ~らぁ~のぉ~~」

ガシッ

あかり「…へっ?」

京子「スカート下ろしぃぃ!!」

ズルル

京子「どーよっ?これが、中学レベルさぁ!!」

シーン

京子「……」

京子「…あれれ?」

京子「どうした、みんなぁ!?ここ盛り上がる所だろぉ!?」

結衣「京子…お前…なんて事を……」

京子「結衣…?」

ちなつ「京子先輩、前!前!」

京子「ちなつちゃん…」

京子「…前?」

ムク

京子「……」

京子「…お尻?」

京子「パンツは!?」バッ

京子「…スカートと一緒に下ろしちゃったのか」

あかり「うっ…うぅぅ…」ポロポロ

ちなつ「あかりちゃん!」

結衣「馬鹿!とにかくスカートから手を離せよ!!」

京子「ハッ!!そうだったぁ!!」パッ

ハキハキ

あかり「ヒック…ヒック……グスン」

京子「あかり…」

京子「ま、気にすんなよ!」

2人「「はぁぁ!?」」

※京子ちゃんはどんな服でも脱がせます

京子「あかりの股なんて見ても、誰も気にしないって!」

京子「一応目立てたんだし、私に感謝しろよな?」

結衣「っ!!」

ゴッ

京子「痛っつつ…!」

京子「何だよ、結衣!?」

京子「突っ込みでマジ殴りすんなよなぁ!!」

結衣「最低だよ…お前……」

京子「…結衣?」

ちなつ「あかりちゃん、とりあえず部室行こ?」

あかり「…うん」グスン

京子「ちょっと、私も行くよ!」

結衣「京子!!」

京子「結衣、さっきから何なんだよ!?」

京子「言いたい事があるなら、ハッキリ言えよな!!」

結衣「はぁ…」

結衣「お前さぁ、あかりの気持ちを考えてみろよ?」

京子「あかりの気持ち…」

京子「目立てて嬉しい?」

結衣「……」

結衣「…じゃあさ、お前ここで全裸になっても平気な訳?」

京子「平気だよ、ここ女子中だし!」

結衣「駄目だ…こいつ……」

京子「それで、終わり?」

結衣「…もう、お前を前提に話を進めるのはやめるよ」

結衣「あかりは、嫌だったんだよ!」

結衣「あかりは、恥ずかしかったんだよ!」

結衣「あかりは、泣く程辛かったんだよ!!」

京子「……」

結衣「京子…」

結衣「意地を張ってるだけで、本当は分かってるんだろ?」

京子「…うん」

結衣「部室に行ったら、一番にあかりに謝れよな?」

京子「…分かった」

部室

ガラ

結衣「あかり、居る?」

ちなつ「結衣先輩…」

あかり「結衣ちゃん…」

結衣「今さ、外に京子も居るんだけど」

あかり「!!」ビク

あかり「やだぁ、京子ちゃんに会いたく無いよぉ…」

あかり「あかり、裏口から帰る…」スク

結衣「待って!あいつ、ちゃんと反省してるんだよ!!」

あかり「…えっ?」

結衣「だからさ、あかり…」

結衣「京子にさっきの事、謝らせてくれない?」

結衣「私からも、お願いするから!」

あかり「結衣ちゃん…」

                     /j
                   /__/ ‘,

                  //  ヽ  ', 、
                    //    ‘  ! ヽ             …わかった この話はやめよう
                /イ       ', l  ’
               iヘヘ,       l |  ’
               | nヘヘ _      | |   l            ハイ!! やめやめ
               | l_| | | ゝ ̄`ヽ | |〈 ̄ノ

               ゝソノノ   `ー‐' l ! ¨/
            n/7./7 ∧        j/ /     iヽiヽn
              |! |///7/:::ゝ   r===オ        | ! | |/~7
             i~| | | ,' '/:::::::::::ゝ、 l_こ./ヾ..     nl l .||/
             | | | | l {':j`i::::::::::::::::`ーr '         ||ー---{
              | '" ̄ ̄iノ .l::::::::::::::::::::::∧       | ゝ    ',
      , 一 r‐‐l   γ /、::::::::::::::::::::::::〉ー= ___  ヘ  ヽ   }
    / o  |!:::::}     / o` ー 、::::::::::::i o ,':::::::{`ヽ ヘ     ノ
   / o    ノ:::::∧   /ヽ  o  ヽ::::::::| o i::::::::ヽ、 /   /
   /    ノ::::::/    /::::::::ヽ  o  ヽ:::| o {::::::::::::::Υ   /

あかり「…分かったよ、あかり逃げない!」

ちなつ「あかりちゃん!」

結衣「ありがとう、あかり!」

ピシャ

結衣「…京子」

京子「……」

結衣「あかり、京子の謝罪を聞いてくれるってさ」

京子「……」

結衣「ほら、早く中に入ってちゃんと謝れよな!」

京子「…おう」

ガラ

京子「…あかり」

あかり「京子ちゃん…」

京子「ごめんな、あかり…」

京子「私、その…」

京子「パンツまで下ろしちゃってさ」

シーン

あかり「……」

あかり「…京子ちゃん?」

ちなつ「京子先輩?」

京子「私の腕もまだまだ未熟でさぁ…」

京子「今度はちゃんと、スカートだけを下ろすからな!」

結衣「おい!やめろ、馬鹿ぁ!!」

京子「なんだよ、結衣!ちゃんと謝っただろ!?」

結衣「それのどこが謝ってるんだよ!?」

京子「謝ってんじゃん!!」

結衣「っ!!このぉ…」グッ

ちなつ「止めて下さい!2人共!!」

2人「「ちなつちゃん…」」

ちなつ「あかりちゃん…泣いてますよ……」

あかり「酷い…酷いよ…京子ちゃん……」ポロポロ

京子「何が酷いだよ?」

京子「大体、謝罪させてやるって何!?」

京子「私はただ、あかりを目立たせてやろうとしただけなのにさぁ!!」

あかり「…もう、いいよ」スク

あかり「京子ちゃんなんか…京子ちゃんなんか……」

あかり「京子ちゃんなんか、だあぁぁぁいっ嫌い!!」ダッ

ちなつ「ちょっと、あかりちゃん!?」

ガラピシャ

ちなつ「結衣先輩!私、あかりちゃんを追いますね!!」

ガラピシャ

結衣「あかり…」


京子「……」

結衣「お前、いい加減にしろよ?」

京子「大丈夫だよ、結衣」

結衣「はぁぁ!?何が大丈夫なんだよ!?」

京子「だってさ、あかりが私の事を嫌いになる訳ないじゃん?」

結衣「京子…お前……」

京子「今までだって、散々いじっても平気だったしさぁ」

京子「明日迎えに行く時には、ケロッとしてるよ!」

結衣「……」

結衣「…そうか」

結衣「お前、人に嫌われてるのが分からないんだったな」

京子「結衣…?」

結衣「千鶴に嫌われた時も、嫌われてるって自覚無かっただろ?」

京子「千鶴はそうだけど、千鶴とあかりは全然違うし!」

京子「ほら、あかりはさ…その……」

京子「すっげぇ、いい子じゃん!」

結衣「……」

結衣「…分かったよ」

結衣「お前には何を言っても、無駄だ!」

京子「結衣が、あかりが私の事を嫌ってるとか」

京子「そんな、訳の分からない事を言うからだろ!」

結衣「はぁ…」

結衣「明日のあかりの態度を見れば、流石のお前も分かるだろうし」

結衣「今から、ショックでへたり込むお前へのフォローを考えておくよ…」

京子「結衣~そんな事言ってると、恥ずかしい思いをするぞ~~?」

結衣「私は、お前の事を見捨てないからな…」

京子「そりゃ、どうも!」

いやなら見るなよ
死ね

翌日

ピンポーン

京子「あかりぃ!迎えに来てやったぞぉーっ!!」

結衣「……」

ガチャ

あかね「……」

京子「おや、お姉さん?あかりは?」

あかね「あかりは先に学校へ行ったわよ…」

京子「ふぇ?何で?」

あかね「京子ちゃんの顔を見たく無いからって…」

京子「……」

京子「…私の顔を見たく無いって」

京子「それって…」

あかね「京子ちゃん、明日から迎えに来ないで頂戴ね」


バタン

結衣「京子…」

京子「結衣…私……本当に?」

結衣「あぁ、お前はあかりに嫌われたんだよ」

京子「はぁぁ!?」

京子「何で!?どうして!?」

京子「いつも、何をしても平気だったじゃん!!」

結衣「やりすぎたんだよ…」

京子「やりすぎ?」

結衣「それに、今まで溜まってた分も一気に爆発したのかも」

京子「そんなぁ…」ヘタ

結衣「やっと分かってくれたな、京子」

京子「ういっーす!みんなー!」

あかり「・・・・・」

ちなつ「・・・・・・・・」

結衣「・・・・あ?」

京子「え・・・・?」

あかり「きもいんだよ!!!!!!!!!!!しね!!!!!!」ドゴドゴドゴdゴドゴd

京子「あっあかり・・・やべてぇ・・・・・」

結衣「やめねーよカス」バールシャキーンガッガッガッガlガッ\ガッガッ

京子「いたい・・・痛いよぉおおお!!!!!!!!!!!!」

ちなつ「死ね」メリケンサックシャキーン ガンッガンッガンッガンッガンッガンッガンッガンッガンッガンッガンッ

京子「グヘッグヘッ・・・・・・・・・血がぁああ・・・血がぁ・・・・・」ゴボオオオオオオオオオオオオオオ

ちなつ「きもいのでしんでください」バキューン

京子「」

結衣「はっはhっはざまああああああああああああああ!!!!!!!!wwwwwwww」

おわり
京子厨発狂wwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww

京子「私、どうすればいいの!?」

結衣「もう、どうにもならないだろ…」

結衣「また謝るか?何が悪いのか、分かってないのに…」

京子「そうだ!ちなつちゃんは結衣に抱き付くと機嫌直るよな?」

京子「結衣、協力して!結衣があかりを抱いた後に私が…」

結衣「ちなつちゃんとあかりは別だろ!」

京子「別って…?」

結衣「ちなつちゃんは…その……」

結衣「…私の事が好きだからだよ」

京子「じゃあ、あかりが好きなのは私だから私が…」

京子「あっ」

結衣「まだ、心の底からは理解出来てないみたいだね」

京子「……」

京子厨「京子ちゃん天使ぼくとけっこんちてぇ!」

京子「死ねきもい」グサッ

京子厨「グペェ!京子ちゃんにさされたあキモテぃイインコ!ああああああ」ムクムクムクムクビクンビクンビクンドピュウウウウウウ

京子「うわぁ・・・」

京子厨きもすぎwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww

京子「結衣…私……」ジワリ

京子「私、あかりに嫌われたく無いよぉ…」ポロポロ

結衣「だったら、何であかりにあんな酷い事を…」

結衣「いや、何であかりをすぐ弄るんだよ?」

京子「それは…」

京子「何で…とか……」

京子「…無いよ」

結衣「自分の方があかりより上だとか、思ってたんじゃないのか?」

京子「そんな事!!」

京子「……」

結衣「まず、そこからだな…」

結衣「あかりは京子の何?」

京子「…友達」

結衣「友達同士に上下は?」

京子「…無い」

ID:xNEYnkWf0「ぐふふふふふwwwwwww京子ちゅわあああん乳首みせてぇブヒィ!!」ビンビン

京子「・・・・・・・・・・・・・」

ID:xNEYnkWf0「ぐふっぐふっ!wwwwwwwwwwwwww」シコシコシコシシコ

京子「死ね」チンポグシャアアアアアアアアア

ID:xNEYnkWf0「意や嗚呼アアアアアアアアイヤアアアアッンンwwッワンンwwだけど折られてキモティイイン!!!!」ドピュドピュドピュ

京子「死ねよ害虫」

京子厨きもすぎwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww

みんな基地外ってことでココは.......ね?

結衣「それなら、あかりに優しく出来るよな?」

京子「…出来る」

結衣「頑張れよ、京子!」

結衣「あかりだって、お前が嫌で嫌いになった訳じゃないんだ」

結衣「あかりの気持ちが分からないなら…」

結衣「分からないなりに、お前の誠意を見るんだ!」

京子「…うん」

京子「ありがとう、結衣!」

京子「私、頑張るね!!」

結衣「あぁ!!」

京子「京子の京は、強いの強!」

結衣「京都の京だよ!!」

あかり「漏らしちゃったよぉ~(棒)」

放課後

京子(……)

ガラ

京子(おっ…2人が出てきたな……)

ちなつ「あかりちゃん、部室行こ!」

あかり「えっ」

あかり「でも…」

ちなつ「……」

ちなつ「…さっき結衣先輩からメールがあったんだけどね」

ちなつ「京子先輩、今日は部室に来ないって!」

あかり「嘘っ!?なんで!?」

京子(ここに居るからだよ~)

ちなつ「結衣先輩が生徒会室に預けて来たみたいだよ!」

あかり「そ…そうなんだ……」

京子(結衣の奴~もっとマシな嘘をつけよなぁ~)

あかり「分かったよ…あかりも部室に行くね……」

ちなつ「あかりちゃん!」パァー

あかり「あかりは、花瓶のお水を取り替えてから行くから」

あかり「ちなつちゃんは先に部室へ行ってて!」

ちなつ「うん♪」ニコ

ちなつ「それじゃあ、部室で待ってるねぇ~」

タッタッタ…

あかり「……」

あかり「…ちなつちゃん、ありがとね」

あかり「さて、早くお花さんに新しいお水をあげなくっちゃ!」

ガラ

京子(よし、来た!)

あかり「♪」ニコニコ

ガラ

京子「よう、あかり!」

あかり「!!」ドキ

あかり「きょ、きょ、きょ、京子ちゃん!?」

京子「うむ、まさしく京子ちゃんだ!」

あかり「生徒会室に居るんじゃ…」

京子「怨念がおんねん」

あかり「何しに来たの…?」

京子「あかり、これから花瓶の水を替えるんだろ?」

あかり「そうだけど…」

京子「私がやってやるよ!」

あかり「えっ!?」

しゅ

おそいな

あかり「い、いいよぉ!」

京子「遠慮するなって!」

あかり「遠慮なんて…」

京子「ほら、花瓶を渡せよ!」

あかり「やめてよぉ!」

京子「いいから、いいから!」

あかり「やめてったらぁ…」

京子「先っちょだけだから!」

あかり「やめて!!」

京子「こちょこちょこちょ…」

あかり「んっ」ピク

京子「隙あり!!」

あかり「あぁ!!」




ガッシャーン

京子「あっ」

あかり「あぁぁ…」

京子「あ、あかりがさっさと渡さないからだよ!」

あかり「京子ちゃんがくすぐるからでしょ!?」

京子「とにかく、早く破片を拾わないと!!」

フミ

あかり「!!」

あかり「きゃあぁぁぁぁぁーーっ!!」

ドン

京子「うわっ!?」

京子「何すんだよ、あかりぃ!!」

あかり「お花さんが…」ジワリ

あかり「お花さんがぁぁぁぁぁ!!」ポロポロ

京子「花…?」チラ

京子「あぁ…上履きの裏に押し花が……」

あかり「お花さん…可哀想に……」ポロポロ

京子「花に可哀想も何も無いだろ?」

あかり「お花さんだって、生きてるんだよぉ!!」

京子「分かった…分かったよ……」

京子「私が悪かったよ……ごめん!」

あかり「京子ちゃん…」

京子「あかり、放課後暇だろ?」

京子「一緒に新しい花を買いに行こうぜ!」

あかり「!!」

京子「さっきの花より、いいやつを買ってやるから」

京子「…あかり?」

あかり「京子ちゃんなんか…京子ちゃんなんか……」

あかり「京子ちゃんなんか、だああぁぁぁぁぁああいっ嫌い!!」

タッタッタ…

京子「…あれ?」

京子「行っちゃった…」

京子「新しい花じゃ駄目かな?」

京子「もっと、あかりの喜びそうな物を…」

京子「……」

京子「…パンツ、かな?」

京子「よくパンツが無くなるって言ってたし…」

京子「そうだ、パンツをプレゼントしてあげよう!」

京子「どんなパンツがいいかな?」

京子「あかりは子供っぽいのばかりだから…」

京子「大人っぽい、えっちなのを買ってやるか!」

京子「あかり、きっと喜ぶぞ~!」

京子「よっしゃあ!テンション上がって来たぁぁ!!」

あかり宅前

京子(よし、最高にえっちなパンツを買ったぞ!)

京子(後は、あかりが帰って来るのを待つだけだ!)

あかり「……」トボトボ

京子(おっ来た来た!)

京子「あかりぃ~!!」

あかり「ヒッ!!京子ちゃん!?」

京子「あかり、さっきはごめん!」

あかり「……」

京子「新しい花なんかじゃ、あかり物足りないよな…」

あかり「!!」

あかり「ち、違うよぉ!あかりはそんなんじゃ!!」

京子「いいからいいから、ほら」

京子「あかりを喜ばせる為にいい物を買って来たからさ!」

あかり「いい物…?」

京子「じゃあ~~ん!」

京子「大人パンツ~!!」

あかり「!!」

京子「ここ、ここ!前が開くんだよ、ほら」

あかり「あかりはそんな変なパンツいらないよぉ!!」

京子「履いてみなきゃ、いいか悪いかなんて分からないだろ?」

あかり「履きたく無いってばぁ~!!」

京子「ワガママばかり言ってると、無理矢理履かせて…」

京子「ハッ!!」

京子(そういや、あかりはパンツ脱がされるの嫌なんだっけ?)

京子(危ない危ない、更に嫌われるとこだった…)

京子「…と、とにかく受け取れよ!」

あかり「嫌だよぉ~!!」

京子「…こうなったら」

京子「あかり、花踏んでるよ!!」

あかり「えっ!?」チラ

パスッ

京子(よし!)

あかり「……」

あかり「…お花なんて無いじゃない!」

あかり「京子ちゃん、嫌な嘘つかないでよぉ!!」

京子「あれ?見間違いだったかなぁ…」

京子「まあ、踏んで無いなら何よりだよ!」

京子「それじゃ、私はこれで帰るから!!」ダッ

あかり「ちょっと!京子ちゃん!!」

京子(きっと、私の前だから履くの恥ずかしいんだよな!)

京子(それなら、家でこっそり履くといいよ!)

京子(そして、明日あかりが照れながら私にお礼を言うのさ!)

あかり宅

あかり「ただいま…」

あかね「お帰り、あか…」

あかね「!!」ギョッ

あかね「あかり、それは趣味なの?」

あかね「それとも、私への当てつけ?」

あかり「何を言ってるの、お姉ちゃん?」

あかね「もしかして、誰かに悪戯されて…」

あかね「あかり、ちょっと目を瞑って!」

あかり「う、うん…」ツムリ

パサッ

あかね「…これは、凄い趣味ね」

あかり「お姉ちゃん、もういい?」パチッ

あかね「まだ目を開いちゃ駄目よ!」

あかり「そのパンツ…京子ちゃん!!」

翌日

京子「結衣、結衣!あかりんちに迎えに行こうぜ!!」

結衣「いやいや、お前もう来るなって言われただろ!」

結衣「部室で、またお前にちょっかい出されたって聞いたぞ!」

京子「大丈夫だって!その後、あかりんちの前でプレゼントしたから!!」

結衣「プレゼント?」
京子「だから、あかりはもう私の事を好きになってるハズだよ!」

結衣「はぁ…」

結衣「…追い返されるだけだと思うけど」

結衣「時間もあるし、まぁいいか!」

京子「見てろよ、結衣!私の誠意の成果の程を!!」

あかね「アッカネーン♫」


あかり「ちょ!おねぇちゃん!それあかりの仕事!てかなんでいるの?」





あかね「だって、私アニメでなかったじゃない........」

あかり宅

ピンポーン

京子「あかり、昨日のアレ良かったろ?あかりぃ~!」

ガチャ

あかね「京子ちゃん…」

京子「あっ、お姉さん!あかりは?」

あかね「あかりはとっくに学校へ行ったわよ」

京子「そんな…あそこまでしても駄目なのか……」

あかね「それより、京子ちゃん」

あかね「あかりの事で、少し話があるんだけど…」

あかね「ちょっと、家に上がってくれないかしら?」

京子「何だろう?結衣は先に行ってていいよ!」

結衣「いや、ここで待つよ」

京子「そう?んじゃ、お邪魔しま~す!」


バタン

ガチャ

京子「……」

結衣「…何だって?」

京子「あかりに二度と近付くなって…」

結衣「最悪だな」

京子「私、あかりを喜ばせようと一生懸命頑張ったのに!」

結衣「全部、空回りしてたんだろ」

京子「どうしよう、結衣~!!」

結衣「心を入れ替えても無理なら、もう無理なんだよ」

京子「そんなぁ…」

結衣「もう、あかりに関わらない生き方を選べ」

京子「ヤダ!私は、あかりの事を絶対諦めないからなぁ!!」

結衣「はぁ…」

結衣「いいよ、止めないから好きなだけやりな」

京子(私が変わっても無理なら…)

京子(もう、あかりを変えるしか無いよな!)

京子「…と、言う訳で!」

ガラ

京子「西垣ちゃん!」

西垣「…歳納か」

西垣「お前は授業中だろ、何でここに居るんだ?」

京子「授業中じゃなきゃ、2人きりになれないじゃないですか~」

西垣「…それで、用件なんだ?」

京子「西垣ちゃんなら、持ってるかな~と思って」

西垣「一体何をだ?」

京子「惚れ薬!!」

西垣「…惚れ薬だと?」

なんというクソ展開




寝る

西垣「つまりは媚薬か…」

京子「会長に使ってるでしょ?」

西垣「…何故、そう思う?」

京子「生徒会室の前を通った時、隙間から見えちゃったんですよ」

京子「西垣ちゃんが会長に変な薬を飲ませてるところを」

京子「その後、会長の様子がおかしくなってそのまま…」

ガタン

西垣「馬鹿馬鹿しい!私は職員室へ戻るぞ!」

ガラッ

京子(ありゃりゃ、ハズれだったかな?)

西垣「……」

西垣「…机の二番目の引き出しの左奥にある小瓶を持って行くといい」

バタン

京子(ドンピシャ!)

放課後

ちなつ「…あれ?京子先輩からメールが」パチン

『あかりと仲直りするのに、2人きりになりたいから来ないで』

ちなつ「いまいち信用出来ないなぁ…」

ちなつ「結衣先輩に相談してみよっと」

ピッピッピ

ちなつ「もしもし、結衣先輩ですか?」

ちなつ「はぅあ~私、耳が幸せですぅ~~」

ちなつ「用件?京子先輩から、あかりちゃんと2人きりになりたいって…」

ちなつ「えっ、京子先輩の好きにさせるんですか?」

ちなつ「分かりました、あかりちゃんを向かわせますね!」ピッ

ちなつ(結衣先輩も京子先輩に肩入れし過ぎよね…)

部室

ガラッ

あかり「結衣ちゃん!」

あかり「…あれ?」

あかり「誰も居ない…」トテトテ

ポカポカ

あかり「……」

あかり「…入れ立てのお茶?」

あかり「結衣ちゃん、お茶を飲む前にトイレ行ったのかな?」

ポカポカ

あかり「……」ゴク

あかり「…飲んじゃおっかなぁ?」

あかり「お茶ならまた、入れればいいし…」

あかり「温かい内に飲まないと、勿体ないもんね♪」


ゴクゴク

あかり「ぶっひぇ~!」

あかり「体がポカポカになったよぉ!」

あかり「ポカポカに…」フラ

あかり「ポカポカし過ぎて…」カァー

あかり「はぁ…はぁ……」

あかり「何…これぇ……」

ガラッ

京子「あかりぃ~!」

あかり「京子…ちゃん……?」

あかり「何で…押し入れから……?」

京子「細かい事はいいじゃん!」

京子「それよりさ、何か来た?」

あかり「何か…って……」

あかり「まさか…あのお茶……」

京子「私が入れました!しかも、おまけ付き!」

あかり「おまけ…って……?」

京子「惚れ薬!」

あかり「惚れ…薬……?」

京子「私がどう頑張っても、あかりと仲直り出来そうも無いからさ…」

京子「もう薬の力に頼るしか無いって、それで飲ませたんだよ!」

あかり「京子…ちゃん……」

あかり「そこまでして…あかりの事を……」

京子「おっ、薬の効果が出始めたかな?」

あかり「あかりの…事を……」

あかり「虐め…たいの……?」

京子「……」

京子「…おや?」

あ、起きたら進展してた

京子「虐たいのって……違うよ!!」

京子「私はあかりと仲直りがしたくて!」

あかり「あかり…今…とっても…苦しいの……」

あかり「これで…京子…ちゃん…満足……?」

京子「違うって言ってんじゃん!!」

京子「どうしたんだよぉ…私に惚れるんじゃ無いのかよ……」

あかり「あかりは…京子ちゃん…の…事……」

あかり「嫌い…じゃ…無い…のに……」

京子「えっ!?」

あかり「嫌い…じゃ…無かった…のに……」

京子「あかり…」

きらいじゃないもんwwwww
きらいじゃないもんwwwwwww
きらいじゃないもーんwwwwwwwwww

京子「私だって、あかりの事!嫌いじゃない!!」

京子「嫌いな訳ないじゃん!!」

京子「寧ろ…」

京子「!!」ドキ

京子(…好き?)

あかり「はぁ…はぁ……」

あかり「京子…ちゃん……」

あかり「苦しい…苦しいよぉ……」

あかり「たす…けて……」

あかり「たすけて…よぉ……」

京子「あかりぃ!!」

京子「待ってろ!今、救急車を呼ぶから!!」


ピッピッピ

そして膨大な医療費を前に悲鳴を上げる赤座家の家計、あかりがウリに出されるフラグですね

>>318 えっ

数時間後

結衣「……」

京子「……」

ちなつ「……」

結衣「…あかり」

結衣「ただの風邪で良かったな…」

バン

京子「どうして!どうして、こうなっちゃうんだよぉ!?」

結衣「京子…」

ちなつ「あっ!」

ちなつ「そこに、何か転がってますよ」

ヒョイ

ちなつ「…何かの薬?」

京子「媚薬だよ」

2人「「媚薬!?」」

京子「あかりを私に惚れさせようと思って…」

結衣「そんな事したって意味ないだろ!?」

京子「あの時は、もうそれしか無いと思ったんだよ!!」

京子「あかりの気持ちを聞くまではさぁ…」

結衣「京子…」

ちなつ「ちょっと、待って下さい……この瓶」

ちなつ「ドクロが書いてありますよ!!」

2人「「えっ!?」」

結衣「…本当だ」

結衣「これ、ウィルスか何かが入ってたんじゃないか!?」

京子「私…持っていく瓶を…間違えた……?」

結衣「確認しなかったのかよ!?」

京子「浮かれてて…」

結衣「っ!!」

ゴッ

京子「ぐっ…」

ドサ

結衣「はぁ…はぁ……」

ちなつ「やめて下さい!結衣先輩!!」

ちなつ「京子先輩だって、ワザとじゃ無いんですよ!」

結衣「ワザとじゃなければ、あかりを病気にしていいの!?」

ちなつ「それは…」

ちなつ「……」

ちなつ「…結衣先輩」

ちなつ「京子先輩を自由にさせた、私達にも責任はあるんですよ」

結衣「!!」

ちなつ「京子先輩だけを責めるなんて、おかしいですよ!」

結衣「そうだ…ちなつちゃんの言う通りだ……」

結衣「ごめん、京子!私の事を殴ってくれ!!」

メロスかwwwwwww





セリヌンティスwwwwwwwwwwwwww

京子「……」

結衣「京子…?」

京子「…足りない」

結衣「はぁ?」

京子「こんなんじゃ、全然足りないよ!!」

京子「何、手加減してんだよ!やるなら思いっきりやれよな!?」

結衣「馬鹿!お前だけの責任じゃ無いって言ってるだろ!!」

ちなつ「それに、京子先輩を殴ったところで何も変わりませんよ!!」

京子「…いや」

京子「変わる…」

京子「変わるんだよ!」

京子「さぁ、殴れよ!結衣!!」

結衣「京子こそ、早く私を殴ってよ!!」

京子「ちなつちゃん!!」

ちなつ「嫌ですよ!私に振らないで下さい!!」

マゾhttp://beebee2see.appspot.com/i/azuYmYOPBQw.jpg

京子「2人が殴ってくれないならっ!!」ダッ

結衣「おい、京子!?」

ガラピシャ

ちなつ「京子先輩…」

ちなつ「一体どこへ行く気なんですかね?」

結衣「2人が殴ってくれないなら…」

結衣「京子は殴られたがってる?」

結衣「京子を殴る人物……」

結衣「そうか、千鶴か!!」

ちなつ「確かに、池田先輩なら事情を知らなくても殴りますよね!!」

結衣「ちなつちゃん、急ごう!」

結衣「京子よりも先に、千鶴を見つけて帰らせるんだ!!」

ちなつ「はい!!」

いやなんでそうなった

 
  / ̄\    大学に受かりたいし / ̄\
  |/ ̄ ̄ ̄ ̄\           / ̄ ̄ ̄ ̄\|
 |   /V\\\          |  /V\\\
 | / /||  || |           | //|   || |

 | | |(゚)   (゚)| |           | | (゚)   (゚) /|
ノ\|\| ( _●_) |/           \| ( _●_) |/|/\ 勉強はしたくないの
 彡、   |∪|  、` ̄ ̄ヽ    /彡、   |∪|  ミ  \
/ __  ヽノ   Y ̄)  |   (  (/     ヽノ_  |\_>
(___)       Y_ノ    ヽ/     (___ノ
     \      |       |      /

      |  /\ \     / /\  |

      | /    )  )    (  (    ヽ |
      ∪    (  \   /  )    ∪
            \_)  (_/


     / ̄\

     |/ ̄ ̄ ̄ ̄\
   (ヽノ// //V\\ |/)
  (((i )// (゜)  (゜)| |( i)))   そのうえ今はニ・ー・ト☆
 /∠彡\|  ( _●_)||_ゝ \
( ___、    |∪|    ,__ )

ごめん間違えた

廊下

結衣「ちなつちゃん、ここから先は二手に別れよう!!」

ちなつ「はい!!」

結衣「千鶴、もしくは京子を見つけたら連絡して!!」

ちなつ「分かりました!!」

結衣(京子!!)

ーーーーー

池田「……」

ちなつ「あっ!池田先輩、見つけたぁ!!」

池田「吉川さん…」

ちなつ「すみません!事情を話すと長くなるので言えませんが!!」

ちなつ「京子先輩に出会う前に帰ってもらえますか!?」

池田「悪いな…吉川さん……」

千歳「ウチこれからな、生徒会のお仕事があんねん」

ちなつ「ここで双子設定~~っ!?」

千鶴「……」

結衣「見つけた!千鶴!!」

千鶴「…船見さん」

結衣「良かった!京子とは、まだ会って無いんだな!!」

千鶴「歳納がどうかしたのか…?」

結衣「いや、こっちの話!千鶴は、気にしなくていいよ!!」

千鶴「?」

結衣「千鶴、悪いんだけど今すぐ帰ってくれないか!」

千鶴「本当に失礼だな…」

結衣「えっと…ほら!旅行の時に撮った、千歳と綾乃のツーショット!!」

結衣「私と京子のとこだけ切り取ってあげるからさぁ!!」

千鶴「だばー」

千鶴「分かった、今日は帰ってやるよ」

結衣「これで、ひとまず安心だな!」

結衣「後は京子を探すだけだし、私1人で十分だな」

結衣「ちなつちゃんには、もう部室に帰っていいと伝えよう…」

ーーーーー

結衣「京子ー!どこに居るんだー!」

結衣「もう逃げても無駄だぞー!」

結衣「千鶴は居ないんだからなー!」

…ドンドン

結衣「んっ?」

ドンドンドンドンドン

結衣「何の音だろう……階段からだ!」

ドンドンドンドンドン

ドタッ

京子「うぅ…」ボロ

結衣「京子!?」

京子「ゆ…結衣……?」ヨロヨロ

結衣「何やってんだよ!?ボロボロじゃないか!?」

京子「まだ…足りないから……」ヨロヨロ

結衣「お前、まさか…」

結衣「あれからずっと、階段から転げ落ちてたのか!?」

京子「…うん」ヨロヨロ

結衣「殴られたいんじゃなかったの!?」

京子「私は別に…マゾじゃないし……」ヨロヨロ

結衣「それは、また転げ落ちる為に階段を登りながら言う台詞か!?」

京子「……」ヨロヨロ

結衣「とにかく、階段登るのをやめろよ!!」ガシッ

京子「離せ!離せよ、結衣!!」ジタバタ

京子「足りないんだよ…」

京子「まだ…全然足りないんだ……」

結衣「さっきから何なんだよ、足りない足りないって!?」

結衣「こんなんじゃ、死ねないって事!?」

結衣「お前が死んで、あかりが喜ぶと思ってるの!?」

京子「人間、そんなに簡単には死なないよ…」

結衣「はぁぁ!?」

結衣「もう、訳分かんないんだけど!!」

結衣「じゃあ、お前は一体何がしたいんだよ!!」

京子「…性格」

結衣「性格?」

京子「頭を打って、また性格を変えたいんだよ…」

結衣「…そういう事か」

支援&参考画像
http://www.dotup.org/uploda/www.dotup.org2260051.gif

京子「私さ…」

京子「あかりが私を許してくれないのは、あかりのせいだと思ってたんだ」

結衣「京子…」

京子「だって、あれだけ頑張って更に嫌われるっておかしいだろ!?」

京子「きっと、あかりは私が焦る姿を見て楽しんでるんだってそう思ったよ」

結衣「あかりはそんな子じゃないよ…」

京子「うん、あかりは私の事を嫌いじゃなかったって言ってた…」

京子「そしたらさ、もう原因は私にしか無いじゃん?」

結衣「やっと、自覚したんだな…」

京子「でも、私があかりに誠意を見せようにも空回りしかしないし」

京子「それなら、いっその事…」

結衣「自分を捨ててしまおうと、そう考えた訳か…」

京子「結衣、分かってくれた?」

京子「それじゃあ…続きを……」

結衣「待てよ、京子!!」

結衣「お前、何か忘れて無いか?」

京子「…何を?」

結衣「あの性格変化を治したの、私なんだけど」

京子「だから何だよ!?」

結衣「お前が変わっても、私がすぐ元に戻すから」

京子「何でだよ!?」

結衣「私が、この馬鹿な京子が好きだからだよ!!」

京子「……」

京子「…結衣?」

結衣「この際だから、ハッキリ言うよ!」

結衣「京子、私はお前の事が好きなんだ!!」

結衣「あかりの為にそこまでして欲しく無いんだよ!!」

結衣「私なら、お前がどんな事をしたって嫌わない!!」

結衣「全部受け流してやるよ!!」

結衣「だからさ…もうこんな事やめてくれよ……」

京子「結衣…」

京子「そこはさ、受け止めて欲しいんだけど」

結衣「全部受け止めたら、あかりみたいに気に病んじゃうよ」

京子「そっか…それじゃあ、私は……」

京子「あかりがいいや!」

結衣「京子…」

京子「不思議だよな…」

京子「嫌われてから、好きになるなんてさ…」

京子「こんな事なら、嫌われる前に好きになれば良かったのに…」

結衣「…嫌われたから、自分の気持ちに気付いたんだろ?」

京子「そうかな?」

京子「だとしたら、人間って面倒に出来てるよな…」

結衣「お前だけだよ!私を一緒にすんな!!」

結衣「京子が、そんな変な感性の持ち主だと知ってたら」

結衣「私はとっくにお前を嫌ってたよ!」

京子「結衣には無理だよ…」

京子「だって、私の事大好きじゃん!」

結衣「否定出来ないのが、余計に腹立つんだけど」

京子「今までありがとな、結衣!」

結衣「これからも宜しくしてやるよ、京子!」

結衣「とにかく、保健室に連れて行くよ!」

京子「うわぁ!?」

ヒョイ

京子「よりにもよって、お姫様抱っこかよ…」

京子「はぁ…本当に結衣は馬鹿だなぁ……」

京子「女の子はさぁ、こういうのに弱いんだよ?」

京子「私があかりに惚れる前にやっておけよな!」

結衣「…そんなの、無理だよ」

京子「どうして?」

結衣「振られるまでは、私も女の子だったんだから…」

京子「ぷっ、何だよそれ?似合わねーなぁ!」

京子「結衣をお姫様抱っこなんて、私には無理だっての!」

結衣「じゃあ、最初から叶わない恋だったのかもな…」

京子「諦めんなよ!」

結衣「お前が振ったんだよ!!」

最後まで支援できそうだ

保健室

結衣「それじゃあ、ここで安静にしてろよな!」

京子「あれ、結衣は側に居てくれないの?」

結衣「…ちょっと、泣いてくるから」

京子「可愛い!」

結衣「うるさい!!」

ピシャッ

京子「……」

京子「はぁぁ…」

京子(結衣には悪いけど、あかりの事で頭がいっぱいだよ!)

京子(結局、あかりについては何も解決してないんだよな…)

京子(でも、あかりに嫌われた原因は何となく分かって来たぞ!)

京子(私はあかりを好きになればなるほど、無意識に弄りが過激になってたんだ)

京子(つまり、私があかりを嫌いになれば弄りは弱まりめでたしめでたし!)

京子(って、無理だぁーっ!!私は、あかりの事が大好きだぁーっ!!)

ガラッ

京子「結衣、もう帰って来たの?」

ちなつ「……」

ちなつ「…京子先輩」

京子「ちなつちゃんか…」

京子「ここへ来たって事は、結衣と会ったんだよね?」

ちなつ「部室で待機していたら、結衣先輩が来たんですよ」

ちなつ「そのまま、結衣先輩に部室を明け渡して来ました」

京子「泣いてたから?」

ちなつ「泣くのをこらえてたからです」

京子「強いのか弱いのかハッキリして欲しいよね」

ちなつ「何で、結衣先輩泣いてんですか?」

京子「私が結衣を降ったから…」

ちなつ「はい!?」

花はともかく、薬は西垣ちゃんに貰ったんだから大目に見てあげなよ…
花だって故意に踏んだわけじゃないしなぁ…


何気に>>1が書き出して9時間
もしもしで黙々と投下し続けてるのは素直に凄いわ

>>418
花を踏んだのが悪いんじゃなく、あかりが悲しんでる理由が全く理解できてなく
代わりの買えばいいじゃんって発想が終わってるってこと

>>419
ああそうか、すまんなんか勘違いしてた
でも京子がそういう常識を持ってるって言われたらそれまでだしな
仮にもSSなんだし

結局彼が必死になる理由がわかんない

ちなつ「どういう事ですか、結衣先輩を振ったって!?」

ちなつ「結衣先輩を振るなんて、有り得ませんよ!!」

ちなつ「そもそも、結衣先輩が京子先輩を好きだっただなんて…」

ちなつ「私はどこにショックを受ければいいんですか!?」

京子「落ち着いてよ、ちなつちゃん!」

京子「私はさ、あかりの事が好きなんだよ!!」

ちなつ「えっ!?」

京子「それを結衣に気付かれて、結衣が告白して来たんだよ!!」

ちなつ「京子先輩があかりちゃんの事を好き?」

京子「…うん」

ちなつ「……」

ちなつ「…な~んだ、全部嘘だったんですか」

京子「へっ?」

ちなつ「たちの悪い冗談は、やめて下さいよ~!」

京子「本当なんだって!信じてよ、ちなつちゃん!!」

ちなつ「今まで散々あかりちゃんの事を弄っておいて…」

ちなつ「それで実は好きでした、だなんて…」

ちなつ「一体どの口で抜かしてるんですか!?」

京子「ちなつちゃんだって、あかりの事を弄ってただろ?」

ちなつ「それは愛情の裏返しです!」

京子「私もそうだよ!」

ちなつ「京子先輩のは、やりすぎですよ!!」

京子「だから、裏返す愛情が大き過ぎたんだよ!!」

ちなつ「そんなの、普通じゃありませんよ!!」

京子「……」

京子「…普通じゃ無い、か」

京子「それ、結衣にも言われたよ」

ちなつ「京子先輩…」

京子「自分の愛情に気付けなかった結果が、これなんだよ!」

ちなつ「今は、あかりちゃんの事が好きだって自覚出来たんですよね?」

京子「…うん」

ちなつ「それなら、もう平気ですよ!」

ちなつ「京子先輩は、あかりちゃんに何がしたいんですか?」

京子「キス」

京子「告白」

京子「謝罪」

ちなつ「順番が!?」

京子「ちなつちゃん、ありがとう!」

京子「私、自信がついたよ!!」

ちなつ(あかりちゃん、ごめんね…)

京子「早速、あかりのお見舞いに行こう!!」

ちなつ「今は京子先輩が私にお見舞いされてるんですけどね…」

京子「あっ、そうだった…」

ちなつ「とにかく、少し休んでからにして下さいね!」

キチキャラ
大河
御坂
白梅
京子←new

>>438
流石にそれはおかしい
てかハルヒ入ってないじゃんww

数時間後

京子「元気になりました!」

ちなつ「回復早っ!!」

結衣「どういう体の構造してんだよ!?」

京子「わっはっは!これが、愛の力よ!!」

ちなつ「肝心のあかりちゃんには超嫌われてますけどね!」

京子「はぐっ!!」

ドサッ

結衣「それに、お見舞いに行くってお前さぁ…」

結衣「あかりの家に入れると思ってんの?」

京子「ハッ!!そうだった!!」

京子「わぁ~過去の私の馬鹿ぁ~~!!」ジタバタ

結衣「京子、それが反省だ!」

京子「なるほど!」ピタッ

支援

ちなつ「あかりちゃんの家に入れないのなら仕方ありませんね…」

ちなつ「あかりちゃんが元気になるまで待ちましょうよ」

京子「ヤダ!!」

京子「早く会わないと、あかりの事がどんどん好きになる!」

結衣「どんな病気だよ!?」

京子「恋の病」

ちなつ「分かります!!」

結衣「ちなつちゃん!?」

京子「恋に障害はつきもの!」

京子「これ位の事で諦める京子ちゃんじゃ無いのだぁ~!!」

ちなつ「その意気ですよ!京子先輩!!」

結衣「はぁ…」

結衣「自分で障害作ってりゃ、世話ないよな…」

寝ます
落としても構わない

ここまで来たら、>>1が帰ってくるまでID:gS5wL+bRIに保守してもらいたいなww

        〃ヽ、
   __,、 .  ´ ̄ `゙ -‐=-、  /
  ゙、 .ア         ヾイ   ほい
  丨テ} ,ハ、,. i  . 、  ヽ.    ほい!
   i ::::;l /、レヽリ,. /ヽ_メ  ゝ   ―
  /.t、:::;i ‐-ヽ  ,.ニ' レヾリ ({})
. 〃,j:::::;l、''r 、.   ゙` ,〃、}, ヘ.アi
. {ハ{゙ニ"',}. 、. . フ '' .ノト;;;\_,.ノ ゙ヽ

. いヾ´ ヾ`、テチ "´i }_;; メ }
 リ、イ ,   ヾ,>´ /_レ´
 ' ,Y   ,リo] { ノ
 / l   ,リハ} /
/    〃レ i リ

        〃ヽ、
   __,、 .  ´ ̄ `゙ -‐=-、  /
  ゙、 .ア         ヾイ   保守
  丨テ} ,ハ、,. i  . 、  ヽ.    保守!
   i ::::;l /、レヽリ,. /ヽ_メ  ゝ   ―
  /.t、:::;i ‐-ヽ  ,.ニ' レヾリ ({})
. 〃,j:::::;l、''r 、.   ゙` ,〃、}, ヘ.アi
. {ハ{゙ニ"',}. 、. . フ '' .ノト;;;\_,.ノ ゙ヽ

. いヾ´ ヾ`、テチ "´i }_;; メ }
 リ、イ ,   ヾ,>´ /_レ´
 ' ,Y   ,リo] { ノ
 / l   ,リハ} /
/    〃レ i リ

保守

そろそろ>>1帰ってこないかなー

結衣「…それで、どうやってあかりの家に入るの?」

結衣「この時間じゃあ、あかりのお姉さんも帰って来てるだろうし」

結衣「迂闊に忍び込んで見つかりでもしたら、それこそ殺されかねない」

ちなつ「あかりちゃんの部屋の窓を割って入るというのは、どうですか?」

結衣「怖いよ!!それに、あかりの部屋は二階だよ!」

京子「……」

結衣「おい京子!お前の事なんだから、お前も少しは考えろよな!!」

京子「……」

京子「…変装」

2人「「変装?」」

京子「私、変装して入るよ!」

ちなつ「変装って、あの顔芸ですか?」

京子「あんなんじゃ無くて、ちゃんとした変装だよ!」

結衣「京子の事を小さい頃から知ってるお姉さんには即バレると思うよ」

京子「お姉さんにも分からないような、凄い変装するもん!」

結衣「仮に見た目は誤魔化せても、声でバレるだろ!」

京子「だから、2人が私に声を出させないようにフォローしてよ!」

結衣「京子…」

ちなつ「結衣先輩!ここで、協力しなければ友達じゃありませんよ!!」

結衣「ちなつちゃんは、すっかり京子派だね…」

ちなつ「そんなんじゃありませんよ!ただ、京子先輩の恋を応援したいです!!」

結衣「はぁ…」

結衣「分かったよ、バレた時は同じ墓の下に骨を埋めような…」

京子「よっしゃ~!私は変装してくるから、2人は先にあかりんちに行っててね!!」ダッ


バタン

あかり宅前

ちなつ「京子先輩、遅いですね…」

結衣「お姉さんの事が恐くなって、逃げたのかも」

ちなつ「そんな事!と、言いたいところですけど…」

ちなつ「あかりちゃんのお姉さん、恐いですからね」

ちなつ「…私、今でもトラウマですよ」ガタガタ

結衣(一体何があったんだろう…?)

???「お~い!結衣~、ちなつちゃ~~ん!!」

ちなつ「京子先輩の声!」

結衣「遅いぞ、京子!もう来ないかと思ったよ」

???「ごめんごめん!変装に時間かかっちゃって~」

ちなつ「えっ!?あなた、本当に京子先輩なんですか!?」

結衣「お前、それ!!変装と言うにはやりすぎだろ!?」

???「この2人の反応、変装大成功って事でいいですかな?」ニヤ

???「そんじゃ、あかりんちに潜入するとしますか~!!」

あかり宅

ピンポーン

結衣「船見です、こんな夜遅くにすみません」

ちなつ「私達、あかりちゃんのお見舞いに来ました!」

ガチャ

あかね「2人共、いらっしゃい!」

あかね「あかりの為に、わざわざ悪いわねぇ…」

結衣「いえ、あかりは私達の大切な友達ですし」

???「……」

あかね「あら、その子もあかりのお友達なの?」

あかね「…お名前、教えてもらえないかしら?」

ちなつ「せ、先輩はシャイで無口なので!初対面の方とは話せないんです!!」

あかね「そうなの?でも、お名前くらいは教えて欲しいわ」

結衣「…この子は」

結衣「この子は、私と同じ二年生で生徒会所属の池田千歳です!」

あかり部屋

ガチャ

あかね「あかり!」

あかり「お姉ちゃん?」ムク

あかね「結衣ちゃん達が、あかりのお見舞いに来てくれたわよ」

あかり「結衣ちゃん達が…」

あかり「……」

あかり「…それじゃあ、京子ちゃんも?」

あかね「京子ちゃんは居ないわよ、安心して」

あかり「…良かった」ホッ

あかね「それじゃあ、3人共を家に上げるわね」

あかり「うん!」

バタン

あかり「…えっ?」

あかり「京子ちゃんが居ないのに、3人?」

このSSまとめへのコメント

1 :  SS好きの774さん   2015年10月18日 (日) 16:18:22   ID: JZKVBoFt

途中からのゴミみたいな展開何これ
乗っ取りか

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