結衣「京子にデレ続けたらどうなるか…」(113)

京子「おはよ!結衣!」

結衣「あ、おはよう、京子、今日も可愛いね///」

京子「え…」

結衣「勿論、昨日も可愛かったけど///」

京子「ゆ、結衣さん?何か悪いものでも食べた?」

結衣「あ、心配してくれるんだ、ありがとう///」

あかり「きょ、京子ちゃん、おはよう///」

京子「あ、あかりおはよう!」

結衣「あかり、おはよ」

あかり「結衣ちゃんもおはようだね!」

京子「ちょっと、あかり、聞いてよ、何か結衣の様子がさあ」

あかり「う、うん、あかり、京子ちゃんの言う事なら、何でも聞くよ///」

京子「あかり、さん?」

あかり「な、なに、京子ちゃん、改まって///」

あかり「あ、あかりなら、何時でも、何時でも準備できてるから///」

あかり「京子ちゃんのどんな注文にでも、答えられるよ///」

京子「ふ、二人とも、どうしたのさ…」

結衣「ど、どうしたって、なあ、あかり」

あかり「そ、そうだよ、京子ちゃんが悪いんだよ?」

京子「え、私?というか、やっぱり悪戯だったの?この扱い」

結衣「京子が、あまりにも可愛すぎるからいけないんだよ///」

あかり「うん、京子ちゃん、その可愛さは反則だよ///」

京子「 」

あかり「け、けど、京子ちゃんが、悪戯を望んでるなら、あかり、あかり///」

結衣「お、おい、あかり、ずるいぞ、私の方が先に会ったんだからな」

あかり「そ、そんな、先にとか後にとか関係ないよ」

結衣「いいや、京子に悪戯をするのは私が先にさせて貰うよ」

あかり「ゆ、結衣ちゃん、ずるい!」プンプン

結衣「さあ、京子、い、悪戯してあげるから、ね?///」

京子「ゆ、結衣、怖いよ…」ビクビク

あかり「京子ちゃん、怖がらなくてもいいよ…」ダキッ

京子(あ、あかりに、背中から抱きしめられた///)

結衣「京子…ああ、もう、可愛い///」ダキッ

京子(え、な、なに、朝からこのサンドウィッチ状態///)

ちなつ「ゆ、結衣先輩!何やってるんですか!」

京子「ち、ちなつちゃん!?」

ちなつ「離れてください!あかりちゃんも」ドーン

結衣「うわっ!」

あかり「あわわっ」

ちなつ「わ、私、結衣先輩を見そこないました…」

ちなつ「京子先輩なんかと、朝から…いやらしいです!」

ちなつ「京子先輩、こんないやらしい二人は放っておいて、学校行きましょ!」グイグイ

京子「うわわ、ちなつちゃん、引っ張らないで」

ちなつ「あ、ご、ごめんなさい、つい…」

京子「いいよ、ちなつちゃん、助けてくれたんだよね?ありがと」

ちなつ「…べ、別に助けたわけじゃ…」

ちなつ「単に、結衣先輩があんな事をするのが嫌だっただけです」プイッ

京子「良かった、ちなつちゃんは普通だ」

ちなつ「そりゃ、普通ですよ、京子先輩、私を普通じゃないって想ってたんですか?」

京子「いや、そういう訳じゃないけどね…結衣達、ちょっとおかしかったし、もしかしたらちなつちゃんもって」

ちなつ「……まあ、いいです、許してあげますよ、朝からあんな事されたんですし」

ちなつ「それより、ほら、急ぎましょ?京子先輩」

京子「うん、えーと…その///」

ちなつ「どうしたんです?」

京子「私は嬉しいんだけど、その、手、繋いだまま学校行くの?///」

ちなつ「……」

ちなつ「///」

ちなつ「は、離してください!京子先輩!どさくさにまぎれて何やってるんですか!///」パッ

京子「え、ええー、繋いできたのはちなつちゃんなのに…」

ちなつ「そんなはずありませんから、もう!先に行きますからね!///」タッ

京子「あーん!ちなつちゃん、待ってよ!」タッ

ちなつ「しりませんっ///」タッタッタッ

~学校~

京子「ふー、何とか遅刻せずにすんだ…」

綾乃「歳納京子、おはよう」

京子「ん、綾乃もおはよ!」ニコ

綾乃「……」

京子「綾乃?」

綾乃「……リボン、歪んでるわ」

京子「え、マジで?うーん、鏡鏡、と…」ゴソゴソ

綾乃「歳納京子」

京子「んー…?」ゴソゴソ

綾乃「直してあげるから、私の方を向いて」

京子「え、ほんと?ありがと!」

綾乃「……」ジーッ

綾乃「……」サッサッ

綾乃「……これで、何時もの感じに戻った」

京子「助かったよ、綾乃~♪」ダキッ

綾乃「さわらないで…!」ドンッ

京子「うわっ、え、あ、綾乃…?」

綾乃「……ごめんなさい、突き飛ばすなんて、酷い事をしちゃったわ」

綾乃「ごめん…」

京子「え、あ、そんな、気にしてないって、うん、そりゃ突然抱きつかれたらびっくりするよね」

綾乃「びっくりした訳じゃないのよ、けど、その…歳納京子に抱きつかれると…」

綾乃「頭が、真っ白になって…」

綾乃「歳納京子の身体を力いっぱいギューって抱きしめたくなるの、我慢できなくないくらい」

京子「ちょ、綾乃///」

綾乃「けど、歳納京子と、その場の流れでそういう事するの、嫌だから…」

綾乃「もう今日は私に話しかけてこないで、近づくのも駄目」

京子「え、綾乃…?」

綾乃「……」

京子「綾乃、あの、私、別に綾乃に抱きつかれても嫌じゃないよ?」

京子「それに、大丈夫だよ、綾乃にギューッてされたくらいでは身体壊れたりしないから」

京子「だから、その、話しかけないでとか、そういう寂しい事は言わないでほしいな…」

綾乃「本当に…いいの?嫌じゃない?」

京子「うん、嫌じゃないよ」

京子「というか、さっきも私から抱きついたんだし、お互い様だよ///」

綾乃「歳納京子…ありがとう…」

綾乃「じゃ、じゃあ、お言葉に甘えて///」

綾乃「///」ジーッ

京子(う、改めて向かい合われると、その、緊張する///)

綾乃「///」モジモジ

京子「あ、綾乃、あの、やるのなら、こう、溜めないでやってほしいんだけど///」

綾乃「あ、ご、ごめん…じゃ///」

綾乃「……」ギュッ

京子「///」

綾乃「///」

京子「あ、あの、綾乃、手加減、しなくても、大丈夫だよ///」

綾乃「ん、ありがと///」ギューーーッ

京子(うわ、綾乃、柔らかくて、いい匂いがする///)ポーッ

綾乃「///」ギュギューッ

京子「///」

綾乃「と、歳納京子、あ、あの///」

京子「え、な、なに///」

綾乃「わ、わたし、もう、我慢できなくて、爆発しそう///」

綾乃「いい?爆発しちゃっても///」

京子「え、ば、爆発って///」

綾乃「ごめんなさい、もう、我慢できない…と、歳納京子、ごめんね///」

京子「あ、あや、むぐっ///」

綾乃「……」チュッチュッ

京子「~~~~!?///」

綾乃「あ、ああ…歳納京子、ごめんさない、ごめんなさい///」チュパチュパ

綾乃「ぷはっ…はぁ…はぁ…///」

京子「あ、あやのお///」

綾乃「歳納京子の唇…もらっちゃった///」

京子「/////////」

結衣「あ、綾乃、あの、まだかな…皆並んでるんだけど…」

綾乃「ああ、歳納京子、もう、私、私///」

京子「あ、綾乃、あの、そろそろ、さ、皆見てるし///」

綾乃「だって、だって、歳納京子、いいって言ったもん、さっきいったもん///」ダキッ

京子「も、もう、綾乃、甘えん坊なんだから///」ナデナデ

綾乃「ふ、ふわ///」

結衣「も、もういいよね、次、私の順番だから、ね///」

京子「え、ゆ、結衣何時の間に…というか、何、皆並んでるの?え?」

結衣「京子、ね?朝、逃げられて私、もう、我慢できないの、だから、ね///?」ハァハァ

結衣「あ、綾乃にもキスしたんだから、私は、それ以上やってもいいよな?///」ハァハァ

京子「ゆ、ゆい、怖い、怖いよ!」


綾乃「や、やめて!歳納京子、怖がってるじゃない!」ガバッ

結衣「な、なんだよ、綾乃、もう賢者モード?」

結衣「ずるいじゃない、自分だけ、もう、私、止まらないから、そこどいて」

綾乃「だ、だめ、無理やりとか、駄目なんだから!ちゃんと歳納京子に了解得てからじゃないと!」

結衣「煩い、煩いな、綾乃、了解なんて子供の頃に得てるよ、お嫁さんにしてあげるって約束したんだ!」

綾乃「と、歳納京子、ここは私に任せて、逃げて…!」

京子「あ、綾乃!」

綾乃「は、はやく!私は大丈夫だから!」

結衣「京子、だめ!逃げないで!」


ザワザワ


ちなつ「京子先輩、こっちです!早く!」

京子「ごめん、綾乃、ごめん…!」タッ

~屋上~

京子「はぁ…はぁ…こ、ここまできたら…大丈夫かな…」

京子「ち、ちなつちゃん、ありがとう」

ちなつ「……」

京子「みんな、おかしいよ、綾乃も、助けてくれたけど、ちょっと変だったし…」

京子「ちなつちゃんだけかな、普通なのは…」

ちなつ「……」

京子「ちなつちゃん?」

ちなつ「ふ、ふふふ…」

京子「ちなつちゃん…」

ちなつ「どうして、私が普通だって思うんです?」

ちなつ「私が、京子先輩の事を何とも思っていなとでも?」トンッ

京子「うわっ」コロン

ちなつ「朝から、想ってたんです、京子先輩を、押し倒したいって」

ちなつ「上から、のしかかりたいって…」ガバッ

京子「ちなつちゃん…」

ちなつ「抵抗、しないんですか?京子先輩…」ジッ

ちなつ「本当に、しちゃいますよ……えっちなこと」

京子「だ、だって、ちなつちゃん……泣いてるし…」

ちなつ「……!」

京子「ちなつちゃん、大丈夫…?」

京子「もし、ちなつちゃん、辛いなら、私で解消してくれていいから、ね?」

京子「だから、泣かないで…」

ちなつ「なんで、なんで抵抗しないんですか…」ウルッ

ちなつ「そうしてくれれば、私だって、踏ん切りがついて、悪い子に、なれたのに…!」ヒック

京子「ちなつちゃん、落ち着いた?」ナデナデ

ちなつ「はあ…泣いたら、もう治まりましたよ…」

京子「んー、それにしても、何なんだろうね、みんな突然」

ちなつ「……それは、多分、結衣先輩のせいかと…」

京子「結衣の?」

ちなつ「はい、昨日の事ですけど…」

~昨日~

~娯楽部~

ちなつ「はぁ…今日も京子先輩のスキンシップのおかげで疲れました…」

あかり「あはは、ちなつちゃん、お疲れ様」

結衣「うーん、けど京子のあの癖は何とかならないかなあ」

ちなつ「無理ですよ、あれは本能みたいなもんですし…」

結衣「うん、けどさ、例えば、自分がそういう目にあったら、少しは懲りるんじゃない?」

ちなつ「こう言う目って、スキンシップの事ですか?」

結衣「うん、しかも過剰な、ね」

ちなつ「うーん、懲りるかなあ…?」

結衣「じゃあさ、試して、みる?」

あかり「試す?」

結衣「そう、明日一日、京子へのスキンシップをいっぱいするんだ」

結衣「私達だけじゃなくて、クラスの皆とかも巻き込んで」

ちなつ「えー、そんな…みなさん、付き合ってくれるんですか?そんな事に」

結衣「京子に憧れてる子は、わりと多いからね」

結衣「こういう悪戯をするって名目を与えて扇動すれば、何とかなるんじゃないかな?」

結衣「綾乃とか、我慢できずに飛びついてキスとかするかもしれないけど」クスクス

ちなつ「うーん、そういう、無茶なスキンシップは禁止したほうがいいかもです」

ちなつ「特に結衣先輩は、京子先輩へのお触りとか絶対禁止です!」

結衣「わ、わかったよ、ちなつちゃん」

~現在~

~屋上~

ちなつ「つまり、言いだしっぺの結衣先輩が初っ端から色々我慢せずに始めちゃったから…」

ちなつ「皆の歯止めが利かなくなってる…という感じだと思うんです」

京子「えええ…結衣、怖いよ…」

京子「というか、あの、その///」

ちなつ「京子先輩?」

京子「あの、ちなつちゃんも、私の事、どう想ってる、のかなって///」

ちなつ「////」

ちなつ「別に京子先輩の事なんて、何とも!!」

ちなつ「想って…無いわけじゃ、ないです…」

ちなつ「だって、京子先輩は何時も、好きって言ってくれるし、嬉しくない訳ないじゃないですか…」

ちなつ「少しずつですけど、私は、京子先輩の事が気になり始めて…」

ちなつ「けど、そんな事言うと、重い女の子だって思われるかもしれないし…」

ちなつ「だから、だから、黙ってようって…」グスン

ちなつ「さっきだって、好き嫌いとかじゃなくて、単に性欲に流されたって形にしようって」ゴシゴシ

京子「ちなつちゃん…」

ちなつ「ごめんなさい、私、自分勝手な理由で、京子先輩を汚そうとしてました…」

ちなつ「だから、だから私には、どのみち、好き嫌いを言いだす資格なんてないんです…」

ちなつ「ごめんなさ…」


チュ


ちなつ「きょ、京子先輩///」

京子「私は好きだよ、ちなつちゃんの、そういう純粋な所」

京子「だから、抑え込まなくていいよ、私、受け止められるから」

京子「ちなつちゃんの気持ちだったら、どんなものだって…」

ちなつ「京子…先輩…」ウルッ

ちなつ「きょうこせんぱい…!」ダキッ

京子「ごめんね、ちなつちゃん、気付いてあげられなくてごめんね…」ナデナデ

京子「それにね、本当は私、結衣の気持ちも大切にしたいんだ…」

京子「こんな形で噴出したのも、私が、結衣の気持ちに気付いてあげられなかったからだし…」

ちなつ「京子先輩、けど、それは…」

ちなつ「全ての人の気持ちを受け止めるなんて、人間には不可能ですよ…」

京子「うん、そうだね、ちなつちゃん、だから、私…」

京子「私、人間をやめるよ」







≪その日から、私は性処理奴隷になった≫





結衣「京子ー、遅刻するよ~?」

京子「うーん、もう少し、寝させてよぉ…」

綾乃「駄目よ、歳納京子、今日は試験の日じゃない」

綾乃「私との勝負で居眠りしない為にも、シャンして、ね?」チュ

京子「うへへ、綾乃にチューしてもらえたから、頑張る///」

綾乃「もう///」

ちなつ「というか、お二人ともまた昨日は京子先輩を寝かせなかったんですよね?」

結衣「……」ギクッ

綾乃「わ、私は歳納京子に無理なんかさせないわよ!」

ちなつ「じゃあ結衣先輩の責任じゃないですか…」ハァ

ちなつ「そろそろ加減を覚えましょうよ、結衣先輩、これじゃ、京子先輩は何のために…」

京子「もー、ちなつちゃん、プンプンしない、可愛い顔が台無しだよ?」チュ

ちなつ「///」

結衣「きょ、京子、私も、私もチューしてほしい…」

京子「結衣は甘えん坊だなあ、はい…」チュッ

ピンポンピンポンピンポンピンポン

結衣「あ、あれ、誰けか来たな、なんだろ、こんなに早く…」

結衣「はーい」パタン

あかり「おはよう!結衣ちゃん!あの、今日、交代の日だよね!」

あかり「だから、京子ちゃんを迎えに来たんだけど…」

結衣「え、ええ…早すぎるよ、あかり…」

結衣「帰ってよぉ」バタン

あかり「あ、あけて、結衣ちゃん開けて!」ドンドンドン

京子「あれ、あかり帰しちゃったの?可哀そうだよ、入れてあげようよ」

結衣「だ、駄目駄目、まだ時間着てないし…京子と離れたくないよ…」

京子「結衣は本当に甘えん坊だよね…」チューッ

結衣「も、もっと、もっと強く、キスしてよ、京子///」

京子「うん、してあげる、いっぱい、いっぱい、私の愛を与えてあげる…」チュッチュッ

人にはいろんな愛情表現がある。

人間だった頃の私は、その全てを受け止められなかったけど…。

今の私なら、誰の愛情でも受け止められるから。

みんなの愛に包まれて。

私は幸せに生きようと思う。



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