男「なんちゅー告白だよ・・・(これは断ってみたい)」
幼馴染「お願い!」
男「あぁ、ほんとうにすまん。お前とは付き合えない(好きなのに!好奇心に勝てない!ヤンデレ幼馴染見たい!!)」
幼馴染「・・・」
いないなら・・・・
男「断る」
幼馴染「そう、じゃ死んで私のものになって」
男「ぬわー」
fin
男「(さぁ、どうでる?)ワクワク」
幼馴染「・・・・・・」
男「(・・・?)」
幼馴染「あはは・・・だよねーこんな告白じゃあ怖いよね」
男「何だ~冗談かよ」
幼馴染「うん・・・冗談だよ!ゴメンね」
男「ちょっと期待しちゃったじゃないか」
幼馴染「え~そうなんだ・・・・・・」
自宅
男「しかし、冗談でも幼馴染が告白してくれて嬉しかったな」
男「ん?なんだ、メールが・・・」
幼馴染 メール71件
男「え・・・・え?」
「ねぇ、もう帰った?」
「今日は変な告白してゴメンね!」
「でも、本当はあの気持ちはウソじゃないから」
「ウソじゃないんだよ?」
「メール見てる?」
「ねぇ」
「返事」
「おい」
「して」
「お願い」
男「・・・・・メール全削除」
男「一応、返事はしておくか・・・」
「もう寝る」
男「送信!」
男「まさか・・・本当にヤンデレになったわけ無いよな?」
チャララリーン♪
男「おお!幼馴染からメールが」
「うん!明日から宜しくね!!」
男「よかった・・・怒っていないみたいだな。メールもいつもと変わらないし」
チャララリーン♪チャララリーン♪ チャララリーン♪チャララリーン♪チャララリーン♪チャララリーン♪
チャララリーン♪ チャララリーン♪チャララリーン♪チャララリーン♪チャララリーン♪
チャララリーン♪チャララリーン♪チャララリーン♪チャララリーン♪チャララリーン♪チャララリーン♪
チャララリーン♪チャララリーン♪チャララリーン♪チャララリーン♪チャララリーン♪
男「・・・・・」
メール 34件
男「・・・・寝よう」
コケコッコー!・・・コケコッコー!コケコッコー!
バサバサバサ!!
コケッ!コケッ!コケッ!コケッ!コケッ!コケッ!
男「うーん!朝か・・・」
ドナドナードナ~
男「幼馴染から着信?」
幼馴染「も、もしもし!」
男「ああ・・・」
幼馴染「おはよう!」
男「おはー」
幼馴染「もしかして今起きた?」
男「・・・下半身は」
幼馴染「え」
男「え」
幼馴染「もうーエッチなのは禁止だよ」
男「あはは・・・ゴメンゴメン(やっぱりいつもの幼馴染だ―)」
幼馴染「じゃないと・・・ちょん切っちゃうよ?」
男「・・・・・・」
幼馴染「いま家の前で待ってるから早く降りてきてね!」
男「う、うん・・・いつも待たせてゴメンな」
幼馴染「別に学校に遅刻しなきゃ良いよ。じゃあね」
男「ああ、直ぐ行くよ」
ツーツー
男「やっぱりいつもと何か・・・ん?」
着信999件 メール72件
男「メールは削除・・・留守電は面倒だからそのままで」
男「だって、見るの怖いもん・・・・」
ガチャ
幼馴染「もう、やっと来たー」
男「ああ、本当に待たせてゴメン」
幼馴染「別に良いよ。早く行こう♪」
男「(目にクマが・・・寝てないのかな?)」
男「じゃあ、俺は二組だから・・・」
幼馴染「私は五組だもんね」
男「また昼休みな」
幼馴染「うん!学食で待ってるね」
男「先生くるまで留守電聞いてみようかな?」
零時00分です・・・
「ねぇ、あしたも・・・一緒に学校行こうね?」
1時00分です・・・
「待ってるからね?」
2時00分です・・・
「待ってるよ・・・」
「絶対待ってる」 「一緒に行こうね?」 「私の事嫌いになってないよね」
「私はいつまでも待てるからゆっくり寝て良いよ」 「そろそろ朝になるよ」 「おきてる?」
「寝坊は許さないからね!」 「そろそろ起きないと遅刻だよ」 「おーい」
男「・・・あいつ、一体いつから家の前にいたんだ?」
男「よし!昼休みだ」
女「ねえ、男くん」
男「なに?女さん」
女「男くんは今日も幼馴染さんと一緒に食べるの?」
男「うん、約束してるからね」
女「そう・・・じゃあ」
男「ん?」
女「いや、何でもないや」
男「どうしたの?何かあるなら言ってよ」
女「そのーいいの?」
男「うん、気になるから言ってほしいかな」
女「その・・・男くんは私とも約束したら一緒にお昼食べてくれるのかな?」
男「え・・・」
女「ゴメンね!私みたいなのが図々しいよね・・・」
男「いいよ」
女「え・・・?」
男「(女さんは胸デカイし可愛いから)いいよ!約束しよう」
女「ほ、本当?」
男「うん、明日は女さんと一緒に食べるよ」
男「おまたせー」
幼馴染「おっそーーい!」
男「ゴメンゴメン、ちょっと四時間目ずっとねててさ」
幼馴染「もう・・・仕方ないなぁ」
男「お詫びに幼馴染の分もおごるよ!」
幼馴染「じゃあ許す!」
男「ありがとう!何がいい?」
幼馴染「豚カツ丼にとんこつラーメン!」
男「サイフに容赦が無い!」
男「とほほ・・・俺はかけそばにしよう・・・」
ピロロロ
男「ん?幼馴染からメールだ」
「四時間目体育だったよね?お疲れ様」
男「あはは、こんなのメールでしなくても良いのにな」
男「豚カツ丼にとんこつラーメン買ってきたぞー」
幼馴染「ご苦労様です!」
男「こんなに食えるのか?」
幼馴染「うん!大丈夫。私豚を食べるの好きだから」
男「そうだったけ?」
幼馴染「そうだよ。男も豚は好きでしょ?」
男「まぁな」
幼馴染「油の多いとこが好きなんだよね?」
男「ああ!まぁ、幼馴染の胸には油が無いけどな」
幼馴染「コラ!わ、私はこれからだもん!!」
幼馴染「でも、男ってバカだよね?」
男「おい、いきなりなんだよ・・・」
幼馴染「話変えるけど、メス豚て言葉あるよね?」
男「変わりすぎじゃね!?」
幼馴染「やっぱりバカじゃん・・・」
男「えーー?」
幼馴染「でも、私はそんな男が大好きだからまだまだ許すのです」
男「いや、この場合はバカにされている俺がお前を許さないぞ?」
幼馴染「イヤーン♪」
男「じゃあ、また放課後な」
幼馴染「うん、一緒に帰ろうね!」
男「昨日はどうなるかと思ったが幼馴染が案外デレてて良かった良かった」
男「ふぅ・・・やっと放課後だよ」
女「男くん」
男「何?」
女「その・・・放課後は」
男「ああ、幼馴染と帰るんだ」
女「そう、なんだ・・・」
男「女さんも一緒に帰る?」
女「え!?」
女「そそっそそそ、それはダメじゃるよ!」
男「落ち着いて!言葉遣いが酷い事になっているよ!」
女「アワワワワワ」
男「ほら、深呼吸!」
女「すー」
男「はー」
女「すー」
男「すー」
女「はー」
男「はい、スッスッハー」
女「スッスッハー」
男「落ち着いた?」
女「うん。でも、私はいいや」
男「え、一緒に帰らないの?」
女「だって、二人の邪魔になるし・・・」
男「邪魔って別に幼馴染と俺は付き合ってないよ」
女「もう、ニブチン」
男「え?」
女「と・り・あ・え・ず!今日は幼馴染さんと帰って・・・ね?」
下駄箱
男「またまた。おまたせー」
幼馴染「コラッ!お昼に続いて放課後も待たせるとは何事ですか?」
男「いやいや、深呼吸してたら時間が掛かっちゃって」
幼馴染「ラマーズ法は深呼吸じゃありません」
男「えええ!アレって深呼吸じゃないの?」
幼馴染「使用用途が違うでしょ・・・・」
男「これからはなるべく待たせないようにするから~」
幼馴染「もう・・・私もそこまで我慢できないんだからね?」
男「そこを何とか!」
幼馴染「しょうがないなぁ・・・」
男「ありがとう!」
幼馴染「仏の顔は三回だけど、私は5回くらいは許せるのです!」
男「流石は幼馴染だぜ!」
幼馴染「あと三回だけどね」
男「もう二回アウトしてるのか!?」
朝
男「起きた!」
メール43件 着信20件
男「・・・・」
「男ーー!おきてる?」
男「慣れた!」
教室
女「男くん、おはよう・・・」
男「お、女さん・・・おはよう」
女「・・・・・・」
男「・・・・・・」
女「今日」
男「うん」
回想
幼馴染「えー今日は一緒にご飯食べないの?」
男「ああ、ゴメン。友達と約束しちゃった」
幼馴染「それって男友達だよね・・・」
男「・・・ウン」
幼馴染「しょうがないな・・・のこり二回だからね?」
男「かたじけない!」
女「本当に許してくれたの!」
男「ああ、幼馴染は優しいんだよ」
女「幼馴染さんにウソは付いてないよね?」
男「モウマンターイ!」
女「そう・・・よかったぁ」
男「じゃあお昼休みね」
女「うん!」
メール
「好きだよ」「信じてるからね?」 「裏切ったら許さないよ?」
「でも男は許しちゃう」 「だって私は男が好きだもん」「すき」
「スキ」
「好き」 「殺したいほど」
「だぁーいすき♪」
男「幼馴染のやつ・・・まだヤンデレごっこしてるのか?」
男「お昼だ!」
女「ご飯だ!」
男「さぁ、学食に行こう!」
女「ちょっと待ちなさい」
男「え・・・?」
女「その・・・学食は」
男「なにかマズイかな?」
女「変な誤解されるかも知れないでしょ?」
男「うーん、そうかな?」
女「そうなの!」
男「じゃあ、何処で食べようか?」
女「いい場所があるから付いてきて」
男「え?図書室・・・」
女「うん、ここの上はご飯も食べれるようになっているから」
男「そうなんだ~あ、でも俺弁当とかないよ」
女「その・・・私が作ってきたから」
男「え?」
男「美味かった・・・」
女「そう?よかった。口に合わなかったらどうしようと思ったのよ」
男「女さんて料理美味いんだね」
女「そ、そう?」
男「うん、可愛くて胸が大きくて料理が出来るなんてサイコーだよ!」
女「も、もう・・・」
ピロピロ~~♪
男「ん?」
男「(メール?)」
女「男くん・・・」
男「どうしたの?女さ――」
女「好き」
ちゅ・・・
男「え・・・今口に?」
女「えへへ・・・キスしちゃった」
女「私、男くんの事が好きなんだよ?」
男「女さん・・・」
女「男くんさえ良ければ・・・私」
男「・・・いただきます」
女「はぁ・・・あっ!」
男「胸大きいね・・・」
女「もう・・・あああ!!」
男「柔らかい・・・」
女「んんっ・・・はぁ…っ!」
放課後
男「お待たせ~」
幼馴染「うん・・・」
男「どうした?元気ないぞ」
幼馴染「そ、そうかな・・・」
幼馴染「男はさぁ・・・」
男「ん?」
幼馴染「本当にバーカだよね」
男「なんだよ?」
幼馴染「私、明日はお弁当作ってくるからね!」
男「お、おう・・・」
幼馴染「明日は二人で食べるから!」
男「うん」
幼馴染「だいたいさぁ・・・」
男「ナンデスカ?」
幼馴染「メール見てないでしょ・・・」 ボソ
男「え?」
幼馴染「なんでもありませーん」
自宅
男「そういえば最近はメールをろくに見てないな・・・」
男「図書館の時のメールはなんだったんだろ?」
メール 幼馴染
「ゴメン。我慢できないから二回分ね・・・あと一回」
男「・・・・・・意味が分からん?」
朝
男「うーーん!今日は目覚めがいいなぁ!」
メール 着信 0件
男「おお!珍しい!!ついにヤンデレにも飽きたのか?」
幼馴染「じゃあ、お昼に私の教室にきて」
男「え、学食じゃないの?」
幼馴染「うん、男と一緒に食べたい場所があるんだ」
男「そうか。分かった」
お昼
男「きたぞ!」
幼馴染「うん、早い」
男「まぁな!俺も同じ失敗は繰り返さないし、成長するんだよ!」
幼馴染「じゃあ、いこう♪」
男「こ、ここは・・・」
幼馴染「どうしたの?」
男「い、いや・・・ここで食うの?」
幼馴染「うん、知ってる?図書館の上ってご飯食べれるようになっているんだよ」
男「・・・へぇ~そうなんだ」
男「(昨日と全く同じ場所だ・・・)」
幼馴染「じゃじゃーん!これが男の為に作ったお弁当です!」
男「おお、酢豚に豚カツか!豪華だな」
幼馴染「うん、仕込みとか大変だったんだよ~男に私が料理得意だというの教えたくて」
男「何でまた急にそんな事アピールするんだよ。ハハッハ」
幼馴染「ねぇ~・・・」
幼馴染「豚カツにはこのレモン汁をかけてね♪」
男「おお、本当にこっているんだな」
幼馴染「うん、男の為にがんばったんだよ♪」
男「うん、ちょっとすっぱいな」
幼馴染「レモン汁かけすぎたかな?」
男「うん、酢豚も甘酸っぱくて美味しいぞ!」
幼馴染「酢豚だからね♪」
男「ふぅーご馳走様」
幼馴染「はい・・・よく食べましたぁ~」
男「なんか不思議な味だったな」
幼馴染「ねぇ、そういえば男のクラスに女さんているよね?」
男「ん!?・・・あ、ああ!いるぞ」
幼馴染「私って女さんと小学校クラスが一緒で仲良かったんだけど・・・最近、どうしてる?」
男「へーそ、そうなんだ・・・女さんは今日は休みだったけど」
幼馴染「え、何で?」
男「さぁ?」
幼馴染「風邪かなぁ」
男「かもな・・・」
その後、女は行方不明になり学校に来る事は無かった・・・
俺は結局、幼馴染と付き合う事になったんだ。
でも、もしも女が学校に来ていたら・・・いや、彼女の事とは忘れよう。
幼馴染「男って本当にバカだよね」
幼馴染「でも、私はそれでよかったと思うよ?」
幼馴染「だって気付かないですんだんだから・・・」
男「結局、幼馴染はヤンデレになったままだな・・・」
男「実はヤンデレになったんじゃなくて、元からヤンデレだったりして・・・・」
男「まさかな」
「この口が男を奪ったのね!」
ーーーーーーーッ!!!
「この胸が男を誘惑するのね・・・」
---・・・・--ッ!!!
「こうやって切り取ってあげないと・・・いままでの●豚と同じように・・・・・」
おわり
いままでポケモンでニートとかヒモのssしか書かなかったから下手だったらすみませんでした
途中からでしたが、読んでくれてありがとうございました
幼馴染「付き合ってくれないとヤンデレになるから」
男「なんちゅー告白だよ・・・(でも、俺も好きだったし)」
幼馴染「・・・・・・」
男「その・・・お前は今のままでいいよ」
幼馴染「それって・・・」
男「これから、よろしくな?」
幼馴染「うん!」
朝
男「うーん・・・・ん?」
メール 76件 着信999件
おわり
男「や、やんでれ……?」
男(やんでれって何だ)
男(まぁ、ともかく……)
男「ごめん、俺、彼女いるんだわ」
幼馴染「!?」
1. 初恋ばれんたいん スペシャル
2. エーベルージュ
3. センチメンタルグラフティ2
4. ONE ~輝く季節へ~ 茜 小説版、ドラマCDに登場する茜と詩子の幼馴染 城島司のSS
茜 小説版、ドラマCDに登場する茜と詩子の幼馴染 城島司を主人公にして、
中学生時代の里村茜、柚木詩子、南条先生を攻略する OR 城島司ルート、城島司 帰還END(茜以外の
他のヒロインEND後なら大丈夫なのに。)
5. Canvas 百合奈・瑠璃子先輩のSS
6. ファーランド サーガ1、ファーランド サーガ2
ファーランド シリーズ 歴代最高名作 RPG
7. MinDeaD BlooD ~支配者の為の狂死曲~
8. Phantom of Inferno
END.11 終わりなき悪夢(帰国end)後 玲二×美緒
9. 銀色-完全版-、朱
『銀色』『朱』に連なる 現代を 背景で 輪廻転生した久世がが通ってる学園に
ラッテが転校生,石切が先生である 石切×久世
10. Dies irae
SS予定は無いのでしょうか?
男「……?」
幼馴染「……」ピク ピク
男「お、おいっ」
幼馴染「彼女さんは、どちらに……?」
男「……は?」
男「な、何でだよ」
幼馴染「彼女さんの居場所を教えていただいてよろしいかしら……」
男「っ……」
男(こいつ、目がやばい)
男(これは、絶対に教えちゃいかん……)
幼馴染「はやく」
男「あ、会ってどうする気だよ」
幼馴染「ご挨拶するの」ニヤ
男「っ……」
幼馴染「ねぇ、早く教えてよ」
男「ぐっ……」
幼馴染「教えてくれないなら……」
ガバッ
男「!?」
幼馴染「この場で、男を私のものにしちゃう」
ぎゅむっ
男「うぁっ……!?」
男「おい、やめっ……」
幼馴染「なんで?」
もみもみ
男「あひぃっ……!」ビクンッ
幼馴染「私、男が好きなんだよ?」
幼馴染「カラダじゃなくて、全部が好き、男が好き」
幼馴染「思う存分、私で気持ち良くなっていいんだよ……?」モミモミ
男「うぁっ、そ、そこから手を離せっ……!」
幼馴染「え、もう凄い膨らんでるのに……、気持ちいいんでしょ?」モミモミ
男「っあ!?」ビクッ
幼馴染「男の気持ち良さそうな顔、可愛いよ……」ハァハァ
男「どけ!!」
グイッ
幼馴染「いやだっ」ギュー
男「離れろ!!」
男「好きでもない奴と、そんなことできるか!!」
グイグイ
幼馴染「やだ、やだよぅっ!!」ギュー
男「おい!」グググ
幼馴染「離れたくない、離れたくないっ、ぐすっ、ぐすっ」ギュム
男「離れろぉぉぉ」グググ
幼馴染「好きなのに、大好きなのにっ、ぐすっ、ぐすっ」ギュー
むにゅむにゅ
男「うぐ……」
男(顔とカラダは一級品、いい香りも俺を誘う……)
男(……だが)
男(俺には、女が……)
男「俺には好きな人がいるんだ!!」グググ
幼馴染「ぐすっ、ぐすっ」ギュー
男「何で分かってくれない!?」
幼馴染「男が好きだからっ、ぐすっ、ぐすっ」
幼馴染「男、私とセックスしてよっ、ぐすっ」ギュー
男(……すまん)
男「とう!」グイッ
幼馴染「うわぁっ」ドサッ
男「すまん、すまんっ!!」タタタッ
幼馴染「ぅ、ぅ……」
幼馴染「男ぉ……」
幼馴染「うぅ……、ぐすっ」
幼馴染(でも……、絶対諦めない)
幼馴染(私は男を心から愛しているから)
……
男「はぁ、はぁっ……!」
男(このまま家に帰るのは危険だ)
男(……あいつの足では俺には絶対に追いつけない)
男(……しょうがないが、これしか……!)
男「はぁ、はぁっ」タタタッ
男「開けてくれーっ!!」
ピンポピンポピンポピンポピンポピンポピンポ
……バァンッ!!
男「うわぁっ!!」
女「……うるさいよ」
男「ごめんごめん、ちょっとかくまってくれ」
女「え……」
男「いいから!」
バタンッ
男「はぁ、はぁっ」
男(気持ちは、嬉しいんだが……)
女「ね、ねぇ」
男「はぁ、はぁ……、ん?」
女「かくまってって……」
女「何かしたの?」
男「……」
男「む……、ぐ……」
女「?」
男(俺は……、何かしたのか)
男(これは、何かしてしまったことになるのか……!?)
男「むー、むぐぐっ……」
女「ちょ、ちょっと」
女「大丈夫?」
男「あ、あぁ、すまん……」
男「……むぐっ」
……
幼馴染「はぁっ、はぁっ」タタタッ
幼馴染(男、男っ)
幼馴染(会いたいようっ、どこっ)
たたたたっ……
幼馴染「はぁ、はぁっ……」
幼馴染(……そうだ、目撃情報を辿って……)
サラリーマン「……」テクテク
幼馴染「すみませんっ」
……
……
女(……)
女(何か、ただ事じゃなさそう)
女(大丈夫なのかな……)
女「……」
男「はぁ、はぁっ」
……
ピンポーン
男「!!!?」ドクンッ
女(……どきどき)
男「……」ソーッ
男「……」チラッ
幼馴染「……」
男「す、すまん」
女「何が……?」
男「ちょっとばかり、ご迷惑をおかけします」
女「別にいいけど……」
……ガチャッ
幼馴染「男っ!!」ガバッ
男「うああっ!」ドサッ
女「……??」
男「お、女っ、こいつ、俺の幼馴染なんだ」
幼馴染「!」ピクッ
女「お、幼馴染さん、ね……」タジタジ
幼馴染「……」
男「!?」
幼馴染「……」ユラ ユラ
幼馴染「あんたが、私から男を奪った女?」
女「え……?」
女「う、奪……?」
幼馴染「……殺す」
幼馴染「殺す、殺す、殺す……」ユラ ユラ
女「ぁ、ぁ……」
男「っ!!」
男「おい、待てっ」
グッ!
幼馴染「んっ……」ピクン
男「っ!?」
幼馴染「急に脚つかむなんて、えっち……」ポッ
幼馴染「……えへへ、もっと触っていいよ?」ギュム
男「……」
男(なんだ、こいつは……)
幼馴染「男ーっ」ギュー
男「お、おい」
男(本当に、俺しか見てないのか……)
女「……」
女(逃げた方がいい?)チラッ チラッ
男(あぁ、早く行け)チラッ
幼馴染「ふふー、男、あったかいっ……」ギュッ
男「……よしよし」
なでなで
幼馴染「んぁっ……」ピクン
幼馴染「ぁ……」トロン
ぎゅーっ
幼馴染「男ぉっ」
幼馴染「幸せだよぉっ……」
男「……そうか」
なでなで
幼馴染「んっ……」
幼馴染「もっと、もっと」
男「うん」ナデナデ
幼馴染「ぁ……、男、好きぃっ……」
ちゅっ
男「!」
幼馴染「んっ……」
幼馴染「ぷは」
幼馴染「……えへへ」
幼馴染「男との、初キスだよっ」ギュム
男「あ、ああ」
幼馴染「ずっと、この日、覚えておくからっ……」ギュー
男「……」
男(幼馴染……)
幼馴染「あぁ……、幸せ……」
幼馴染「溶けちゃうっ……」ギュー
男「……」
なでなで
幼馴染「ねぇ男」
男「ん?」
幼馴染「ずっと一緒にいようねっ……」
幼馴染「好き、大好き」
幼馴染「もう、離れられないよっ」ギュム
男「……」
男(なんだ、この、複雑な……、俺の……)ドキドキ
幼馴染「男ぉっ……」ギュー
男「……」
男(何というか、安らかと言うか、気持ちいいと言うか……)
男(すごく、居心地がいい)
幼馴染「ねぇ、男……」
男「ん?」
幼馴染「……しよう?」
男「……」
男(ノー、だろ……)
男(……ノーじゃないのか、くそっ)
……
ギシッ ギシッ
幼馴染「ぁ、ぁ……」キュンキュン
男「はぁ、はぁっ……」
幼馴染「んっ……、男っ、男っ、気持ちいいっ……?」ギュー
男「……はぁ、はぁっ」パンパン
ギシッ ギシッ
幼馴染「男、男、男っ……」
幼馴染「大好き、大好き、大好きっ……」ギュー
……
幼馴染「……」ギュー
男「……」
男(やってしまった)
男(……何回も、やってしまった……)
男「……」
幼馴染「男っ」ギュー
幼馴染「もう一回しよっ、何回もしよぅっ?」
男「ぅ……」
男(ここ、女の家だぞ……)
男(何考えてんだ、俺は……)
男「……ごめん」
幼馴染「え?」
男「やっぱり、お前は、俺の一番じゃ、ない……」
男「こんなにしてからで、本当にごめん」
幼馴染「……」
幼馴染「……そっかぁ……」
幼馴染「……いいよ」
男「え?」
幼馴染「それじゃあ、またね」スクッ
男「……」
……
……
バタンッ
男「……」
男(なん、なんだ……、俺も、あいつも……)
男「……」
男(とりあえず、女に連絡しないと)スクッ
男(……うわ、シーツがぐしょぐしょだよ)
男(これだけ換えて、匂いは何とかして……)
……
……
ガチャッ
女「……」
男「……」
女「大丈夫、だった……?」
男「うん」
女「そう……」
男「……」
男(こいつは、何も深く詮索してこない)
男(俺のことを信じてくれてる)
女「もう、大丈夫なの?」
男「……」
男(もう、あいつは来ないのだろうか……?)
男「んじゃあ、バイト行ってくるわ」
女「うん」
……
バタンッ
……
女「ふー……」
女(あの子、誰なんだろう……)
女(怖かったなぁ……)
ピンポーン
女「!!」
女「……」チラッ
幼馴染「くけけけ」
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