伊波「山田さんマジウザい、おらぁ!!」山田「ごふ!?」(402)

―倉庫―

伊波「何回言ったらわかるの?これはちゃんとここに書いてっていったじゃない」

山田「いや、それすごく面倒ですよ。それに書く必要がよくわから―――」

伊波「口答えするんだ―――せいっ!!」

ドゴォ!!

山田「ごっほ!?!」

伊波「これは決まりなの。仕事なんだからちゃんとやってね?」

山田「お、おなか……いた……」

伊波「返事」

山田「は、はい……」

山田「いた……ぃ……」

佐藤「何やってんだ、山田?これ2番テーブルに運べ」

山田「い、いや……いまはちょっと調子がわるく―――」

佐藤「さぼんじゃねえ。早くしろ」

山田「で、ですから山田は今、お腹のちょ―――」

佐藤「いい加減にしろ、殴るぞ?」

山田「ひぃ!?」

佐藤「体調管理も仕事のうちだ。言い訳するな」

山田「うぅ……」

佐藤「早く運べ」

山田「は、はい……」

山田「お、おまたせしました……」

ぽぷら「葵ちゃん、ちょっと」

山田「な、なんですか?」

ぽぷら「トイレ掃除はやってくれた?」

山田「あ、まだです。今から―――」

ぽぷら「もう私がやっておいたよ」

山田「あ、そうなんですか」

ぽぷら「他に言うことは?」

山田「え?」

ぽぷら「他に言うことは?」

山田「あ、いや……えと……」

ぽぷら「葵ちゃん、もう何もしなくていいよ。いるだけなら屋根裏で寝ててよ。邪魔だよ」

山田「種島、さん……?」

山田「な、なんですか、みんなしてまるで山田が邪魔者みたいじゃないですか」

杏子「八千代、パフェ」

八千代「はぁーい」

山田「店長だってただパフェを食べてるだけじゃないですか」

相馬「店長はあれでもちゃんと経理の仕事とかやってるからね」

山田「相馬さん……」

相馬「君とは違うよ?一緒にするだけ店長に失礼だよ?」

山田「あの……」

相馬「もうそんなこと言わないでね?流石に俺もキレるから」

山田「え……」

相馬「わかった?」

山田「……」

相馬「返事は?」

山田「はい……」

小鳥遊「先輩、これの処理誰がやったんですか?全く計算が合わないんですけど」

ぽぷら「え?これ葵ちゃんに任せてて……」

小鳥遊「また山田ですか」

ぽぷら「困ったね」

小鳥遊「はぁ……俺から言っときます」

ぽぷら「お願い」

伊波「どうしたの?」

ぽぷら「また葵ちゃんがミスしてて」

伊波「そうなんだ。早くクビにしたらいいのにね」

ぽぷら「音尾さんが拾ってきた手前、捨てるわけにはいかないんじゃない?」

伊波「迷惑だよね……本当に」

ぽぷら「仕事が無駄に増えるだけだもんね」

佐藤「山田、もってけ」

山田「はい」

小鳥遊「山田、それ運んでからでいいからちょっと休憩室にきてくれ」

山田「え?」

小鳥遊「休憩室にきてくれ」

山田「いや、でも、これを運ばないと」

小鳥遊「それを運んでからでいいって言っただろ」

山田「あ、よくきこえな―――」

小鳥遊「料理が冷める!!早く運べ!!」

山田「は、はい……」

小鳥遊「ったく」

―休憩室―

小鳥遊「山田!!何回言ったらわかるんだ!!これはちゃんと確認してから処理してくれないと二度手間になるんだ!!」

山田「しましたよ」

小鳥遊「なら、なんで計算が合わないんだ?」

山田「しりませんよ」

小鳥遊「山田……」

山田「な、なんですか?」

小鳥遊「お前、もう掃除だけしてろ」

山田「な、なんでですか?」

小鳥遊「お前が働いてると、忙しくなる」

山田「な、なんですかその言い方は。山田だって頑張って―――」

小鳥遊「頑張ってるなんて言うな。仕事を覚えようとしない奴が」

山田「お、覚えようとしてますよ……」

小鳥遊「もういい。空いてる卓の片付けに専念しろ。いいな?」

山田「……」

山田「なんですか……山田だって一生懸命にやってますよ……」

八千代「ふんふーん」

山田「あ、八千代さん」

八千代「ん?どうかした?」

山田「聞いてください」

八千代「手を止めないでね?」

山田「あ、はい……」

八千代「それでどうかした?」

山田「あの、みんなが苛めるんです」

八千代「そうなの?」

山田「はい。八千代さんからも何かいってやってください」

八千代「うーん……い・や♪」

山田「……」

八千代「早く卓の片づけしてね。5番テーブルもおねがいね」

山田「はい」

山田「……」

ぽぷら「葵ちゃん!!いつまで卓の片づけやってるの!?」

山田「え……でも……」

ぽぷら「お客さん多くなってきてるの見て分からない!?空気よみなよ!!」

山田「でも、小鳥遊さんに……」

伊波「早く運んで!!」

山田「わ、わかりましたよ……」

ぽぷら「台拭きかたずけて!!なにやってるの!!」

山田「あ、すいません……」

ぽぷら「こういう小さなことがクレームに繋がるって最初にいったよね!?」

山田「はい……」

ぽぷら「はいっていわれたらこっちは理解したんだって思うんだからね!分からなかったら分からないって言ってよ!?」

山田「わかりました……」

ぽぷら「早く料理運んで!!」

山田「はい……わかりました」

山田「こ、これですね」

佐藤「おい!手の消毒はしたのか!?」

山田「ま、まだでし―――」

佐藤「どうしてそんなことも癖付けできないんだよ」

山田「すいません」

佐藤「忙しいんだからそんなことを一々注意させんな」

山田「はい……」

佐藤「早くしろ」

山田「わかりました……」

佐藤「相馬!!そっちは!?」

相馬「できたよー」

ぽぷら「オーダーはいりまーす!!」

―閉店―

伊波「お疲れ様でした」

ぽぷら「またねー」

小鳥遊「じゃあ、帰りましょうか、伊波さん」

伊波「は、はい」

相馬「おつかれ、佐藤君」

佐藤「おう」

八千代「杏子さん、帰りましょう?」

杏子「おう」

山田「……」

杏子「山田」

山田「はい?」

杏子「戸締りたのむぞ」

山田「はい」

杏子「お疲れー」

―屋根裏―

山田「はぁ……今日も疲れました」

山田「……」

山田「わかってますよ……伝票も打てないし……まだ仕事もきちんと覚えてませんし……」

山田「でも、だからってあんな怒り方しなくても……」

山田「ちゃんと教えてくれないと、覚えられませんよ」

山田「そうです。みなさんの教え方が悪いんじゃないですか」

山田「山田は一生懸命です。山田は悪くありません」

山田「みなさんが適当に教えるから山田は仕事ができないんですよ」

山田「教えてくれれば山田だってやれますよ」

山田「……ねよ」

―翌朝―

杏子「八千代、とりあえず掃除から始めてくれ」

八千代「はぁーい」

杏子「……山田。おきろー」

ガタン

山田「あ、おはようございます」

杏子「顔、洗ってこい。開店準備始めるぞ」

山田「あ、はい」

杏子「……」

八千代「杏子さん、ゴミ捨てはいいですか?」

杏子「ん?ああ、山田の出したゴミがあるからそれを―――」

八千代「……?」

杏子「あ、いい。これはあたしが出しとく」

八千代「そ、そうですか?」

山田「はぁ……」

杏子「山田、ちょっとこい」

山田「はい、なんですか?」

杏子「レジ、やってみろ」

山田「え?」

杏子「レジの練習だ。そろそろお前もレジぐらいはやれ」

山田「あ、はい」

杏子「まずはここを押してだな……」

山田「……」

杏子「山田。メモはとらないのか?」

山田「え……あ、書くモノないです」

杏子「よし、ボールペンとメモ帳かしてやる。これに書け」

山田「どうも」

杏子「いいか、まずな―――」

山田「はい」

杏子「――覚えたか?」

山田「はい」

杏子「そうか。じゃあ、これからはレジもやれ。いいな?」

山田「わかりました」

杏子「じゃあな」

山田「はい」

八千代「……」

山田「な、なんですか?」

八千代「……別に」

山田「……」

山田「レジ……」

山田「えっと……まずはこれを押して……」

ガシャン!!

山田「うわ!?開いちゃいましたよ!?なんでですか!?」

ぽぷら「おっはよー!!」

小鳥遊「先輩、おはようございます」

伊波「おはよう」

山田「あ……おはようございます」

小鳥遊「今日はお客さんの入り、どうでしょうね?」

ぽぷら「どうかな?」

伊波「少ないといいなぁ」

山田「ちょっと、無視しないでください」

小鳥遊「山田。トイレ掃除したのか?」

山田「あ……」

小鳥遊「挨拶する暇があるならやれよ、自分の仕事ぐらい」

山田「わ、わかってますよ。少し忘れていただけで」

小鳥遊「忘れてもらったら困るんだ」

山田「……」

ぽぷら「伊波ちゃん!!4番テーブルおねがい!!」

伊波「うん!!」

小鳥遊「チーフ、すいません。7番にお水を」

八千代「はーい、ただいまー」

「すいませーん、お会計おねがいしまーす」

山田「あ……えと……」

「あのー」

山田「は、はい……今行きます!!」

「お願いします」

山田「は、はい……えと……ま、まずは……こうして……ここを押して……」

「……」

ガシャン!!

山田「あ、あれ……?」

「早くしてくれないですか?」

ぽぷら「―――なにやってるの、葵ちゃん!!どいて!!」

ぽぷら「すいません、お待たせしました!」

「どうも」

ぽぷら「またのおこしをお待ちしております!」

山田「……ます」

ぽぷら「……葵ちゃん」

山田「な、なんですか?」

ぽぷら「何もしないで」

山田「え……」

ぽぷら「葵ちゃんがいると仕事が増えるの!!」

山田「で、でも……店長にレジをやってもいいって……」

ぽぷら「……杏子さん!!」

杏子「ん?どうした?」

ぽぷら「葵ちゃんに仕事を教えないで!お客さんに迷惑かかっちゃうから!!」

杏子「そうか、すまん」

山田「……」

―休憩室―

小鳥遊「店長、新しいことを教えるのは今の仕事ができるようになってからにしてください」

杏子「すまん。山田もレジぐらいならできるかと思ったんだ」

伊波「できませんよ。伝票もろくに打てないのに」

杏子「そうか」

ぽぷら「杏子さんも余計なことしないで!」

杏子「なんかすまん」

小鳥遊「全く……いきましょう」

ぽぷら「うん」

杏子「……はぁ」

八千代「……」

山田「あの……休憩はいります……」

八千代「……働いてないのに、休憩するんだ?」

山田「え……いや……働いてますよ……」

八千代「……あっそう。あれで?ふーん」

>>89
俺の職場にこんな奴いるけど可愛いからオールオッケーって感じだけどな

杏子「八千代、腹減った」

八千代「あ、はーい。少し待っててくださいね」

山田「はぁ……」

杏子「山田」

山田「は、はい!?」

杏子「悪かったな。レジ、失敗したんだってな。あたし、教え方があまりうまくなくてな」

山田「あ、いえ……」

杏子「これからは種島や小鳥遊に教えてもらえ」

山田「わ、私は店長に教わりたいです」

杏子「すまん。あたしも今、怒られたばかりなんだ」

山田「そ、そうなんですか?」

杏子「ああ」

山田「……」

八千代「―――杏子さん、どーぞ♪」

杏子「よし。これ食いながら雑務でもするか」

―事務所―

杏子「……めんど」

八千代「杏子さん……」

杏子「どうした?仕事しろ」

八千代「いつまでここに置いておくつもりですか?」

杏子「山田のことか?」

八千代「はっきり言って、邪魔です」

杏子「……」

八千代「今日だって杏子さんが丁寧にレジのやり方を教えていたのにメモも殆ど取らないし、お礼も言いませんでした」

杏子「そうだな」

八千代「ああいう子がいると私達のモチベーションも下がるんです」

杏子「そうか」

八千代「どうか考えておいてください」

杏子「わかった。音尾が帰ってきたら話してみる」

八千代「お願いします」

小鳥遊「山田!!」

山田「は、はい……」

小鳥遊「卓の片づけ、やれって俺言ったよな?!」

山田「あ……今すぐに――」

小鳥遊「もう伊波さんがやった!!」

山田「そ、そうですか」

小鳥遊「分かってないなら分かったなんて言うな!!」

山田「……い、いそがしくて」

小鳥遊「忙しいのはみんな一緒だ!!お前だけが忙しいわけじゃない!!」

山田「それは……」

小鳥遊「ちっ……もういい。仕事に戻れ」

山田「はい……」

小鳥遊「ったく……疲れるな」

―事務所―

音尾「あ、ただいまもどりました」

杏子「おう」

音尾「はい、これ。お土産です」

杏子「おお、お菓子か」

音尾「じゃあ、早速仕事を……」

杏子「音尾、少し話がある」

音尾「はい?」

杏子「山田のことだ」

音尾「山田さんがなにか?」


山田「全くもう……これぐらい自分で運んでくださいよ」

音尾『―――そうですか』

山田「あ!音尾さんの声だ!!帰ってきたんですね!!」

杏子『でだ、山田を辞めさせたい』

山田「!?」

杏子「――とみんなが言ってる」

音尾「そうですか……」

杏子「あたしは山田なりに頑張ってるから、置いておいてもいいと思っているんだが」

音尾「……」

杏子「どうする?このままじゃあ種島や伊波が辞めかねない。それだけは避けたい」

音尾「杏子さんはどうします?」

杏子「そうだな……山田は決して悪い奴じゃない。ただ、周りが嫌というなら考えないといけないとは思う」

音尾「そうですね……」

杏子「……」

音尾「ちょっと、山田さんと話してみましょうか」

杏子「わるいな。仕事があるのに」

音尾「こういうのも仕事のうちですから」

杏子「そうか」

山田「……」

伊波「山田さん!!」

山田「なんですか?」

伊波「ちゃんと仕事してよ!お皿の片づけ頼んだよね!?」

山田「……伊波さんがやればいいじゃないですか」

伊波「な……!?」

山田「山田はもう仕事をしません」

伊波「何言ってるの!?」

山田「伊波さん、山田に注意する暇があるならお皿を片付ければいいじゃないですか」

伊波「……っ」

山田「ほら、早くしたほうが―――」

伊波「ちょっと、きて」

山田「な、なんですか……やめてください」

伊波「いいから!!」

―倉庫―

伊波「なんなの、その態度?」

山田「……」

伊波「目を見て」

山田「もう山田は仕事をしても意味が―――」

伊波「ふっ!!」

ドゴォ!!

山田「かっ……!?」

伊波「どうしてそんな態度とるの?本当にウザいんだけど」

山田「うぐ……だ、だって……や、まだ……は……」

伊波「なに?」

山田「……伊波さんには関係……な―――」

伊波「ふっ!!」

ドゴォ!!

山田「おっ!?……ごほっ……ぉえ……ごほっ……」

伊波「ねえ、答えてよ?」

山田「ぐ……」

伊波「……」

山田「……い、なみさん……はやく……しごとにもど――」

伊波「らぁ!!」

ドゴォ!!

山田「ごぶぅ!?……ご……うぉ……」

伊波「もういいよ。今日はここで寝てれば。その方が楽だし」

山田「うぅ……うぐ……」

伊波「泣かないでよ。鬱陶しい」

山田「ぐすっ……や、まだ……は……悪く、な……いです……うぅ……」

伊波「この―――」

音尾「あの……その辺で」

伊波「!?」

音尾「あとは任せてもらないかな?」

伊波「……」

音尾「ほら、仕事に戻って」

伊波「はい」

音尾「……」

山田「ごほっ……ごほっ……うぇ……うっ……うぅ……」

音尾「山田さん、大丈夫?」

山田「お……とお……さん……?」

音尾「はい。ただいま」

山田「うぅ……音尾さん……お、とう……さん……うぅ……ひっく……」

音尾「立てる?」

山田「は……い……」

音尾「じゃあ、事務所にいこうか」

山田「……はい」

―事務所―

杏子「……山田、どうした?」

山田「なんでも……ありません」

杏子「そうか」

音尾「ここに座って」

山田「……」

音尾「山田さん、あのね……」

山田「分かってます……クビですよね?」

杏子「……」

山田「今までありがとうございました。荷物をまとめてでていきます」

杏子「まて。お前、辞めるのか?」

山田「え……?」

音尾「辞めるにしてもあと一か月は働いてもらわないと、シフトのこともあるしね……」

山田「でも……あの……」

杏子「別にまだクビにするだけの理由はない。ただ、お前が辞めたいっていうなら辞めさせてやる」

山田「……」

音尾「辛い?」

山田「……はい」

杏子「音尾、どうする?」

音尾「もう辞めたいのかな?」

山田「それは……でも、みなさんは私に辞めてほしいって思っているんですよね?」

杏子「そうだ」

音尾「そんなはっきり!?」

杏子「隠してもかわらん。山田は感づいてるだろ」

山田「な、なら……辞めます」

音尾「いいの?」

山田「……音尾さんと会えなくなるのは寂しいですけど」

杏子「そうか」

音尾「じゃあ、これに名前を書いてもらえる?」

山田「……はい」

山田「……書きました」

音尾「ありがとう」

杏子「よし。一か月、働くか?」

山田「……いいえ、すぐに荷物をまとめます」

杏子「なんだ、つれない奴だな」

山田「すいません」

杏子「音尾、その書類すぐに持って行くのか?」

音尾「あ、いいですか?」

杏子「構わん。山田の荷物の片づけはあたしが手伝う」

山田「え……い、いいですよ」

杏子「やらせろ。あたしも偶には動かないと、また怒られる」

山田「え……」

杏子「怒られるのは、誰だって嫌だからな」

山田「店長……」

音尾「じゃあ、ちょっと出かけてきますね」

杏子「こんなもんか」

山田「すいません」

杏子「謝るな。礼を言え」

山田「……ありがとうございます」

杏子「それでいい」

山田「……」

音尾「――ただいま」

杏子「どうだった?」

音尾「うん、なんとかなりそうです」

山田「音尾さん……今まで本当に―――」

音尾「じゃあ、行こうか。家まで案内するよ」

山田「え?」

音尾「ごめんね。中々、養子縁組の申請が通らなくて、だいぶ待たせてしまったね」

山田「音尾さん……!」

杏子「……八千代、パフェー」

養子縁組→これで思う存分レイプできる、やったねタエちゃん

こうだろ

―翌日―

相馬「山田さん、辞めちゃったね」

佐藤「いいんじゃねーの。あいつには向いてなかったからな」

相馬「そうだねえ」

佐藤「なんか嬉しそうだな?」

相馬「ちょっとね」

ぽぷら「オーダーでーす!!」

小鳥遊「山田がいないと仕事がスムーズですね」

ぽぷら「そうだね」

伊波「一人減って楽になるって変な感じだけどね」

杏子「伊波、いるか?」

伊波「はい?」

杏子「ちょっとこい」

伊波「な、なんですか?」

相馬「……ふふ」

小鳥遊と杏子ってどっちが強いんだろ

山田「……あっ………ぁ…あぁっあ…」ギシギシ


山田「こっちの方が稼げますね……あっん」アンアン

―事務所―

音尾「……あ、どうも」

伊波「あ……え?」

杏子「伊波、何か言いたいことはあるか?」

伊波「なんのことですか?」

杏子「今日、こんな動画があたしの携帯に送られてきた」

伊波「え……?」

伊波『ふっ!!』

『ドゴォ!!』

山田『かっ……!?』

杏子「なんだこれは?」

伊波「え……いや……」

音尾「……昨日ね、山田さんが見せてくれたよ。体中、酷い痣だったんだ。まるで殴られたようなね」

伊波「……」

杏子「伊波、お前、山田になにしてきたんだ?」

田中

>>95
それなんてワグナリア?

伊波「あの……その……」

音尾「先輩として仕事を教えること、失敗を窘めることは立派なんだけど、これはやりすぎじゃないかな?」

伊波「ちが……」

杏子「伊波、今なら解雇だけで穏便に済ますつもりだ。正直に話せ」

音尾「山田さんも伊波さんを訴えるつもりはないっていってたから」

伊波「そ、そんな……わたし……は……」

杏子「伊波……」

音尾「伊波さん……」

伊波「し、らない……私……こんなこと……」

相馬「――それは嘘だね」

伊波「!?」

杏子「相馬」

相馬「だって……伊波さんが山田さん殴ってる動画が俺の携帯にこんなにもあるんだし」

伊波「な、んで……!?」

相馬「俺からしてみれば伊波さんもかなりウザいよ?男性客の接客はしないし、よく殴られるし。いい加減、辞めてくれない?」

相馬さんを称えるなww
流れ的にただの陰湿な奴だぞ

>>236
闇のマーケットに人身売買だろ

伊波「……っ!!」

相馬「うわ!!暴力反対!!」

杏子「伊波!!やめろ!!」

伊波「私じゃ―――ない!!!」

パシッ

伊波「え……?小鳥遊くん……?」

小鳥遊「伊波さん……俺の携帯にも同じ動画が送られてました」

ぽぷら「わ、私も……」

佐藤「俺にもだ」

伊波「小鳥遊くん……ちがう……ちがうの……これは……」

小鳥遊「確かに山田は態度も悪いし仕事ができなかったけど、伊波さんのやったことは許せません」

伊波「あぁ……あの……」

杏子「伊波、警察を呼びたくない。今すぐ名札と制服を置いて出ていってくれ」

伊波「い、いや……わた、し……」

音尾「……クビです」

小鳥遊「先輩は今日も可愛いなあ。」

種島「かたな…小鳥遊君、いい加減気持ち悪い。私やめるね。」

小鳥遊「先輩がいないならこんなところやめます。」

佐藤「俺も辞めるわ。八千代のせいで胃が痛い。」

八千代「よかった。杏子さんに厳しい人がいなくなるわ。」

>>307
邪魔だ死ね

伊波さんの次は店長パフェしか作らないで銃刀法違反の八千代さんがクビだな

>>310,311
保守だよ^^

―数日後―

ぽぷら「はー!!忙しいなぁ!!もう!!」

小鳥遊「先輩、2番お願いします!!」

ぽぷら「はーい!!」

八千代「佐藤君、追加ね」

佐藤「わかった」

相馬「あはは、すっごい忙しそうだね」

佐藤「伊波が抜けた穴はでかいな」

相馬「あっれー?怒ってる?」

佐藤「いや」

相馬「まあ、新人が入ってくるって話だし、いいじゃん」

佐藤「使えるやつならいいんだけどな」

相馬「……そうだねえ」

杏子「佐藤、新人だ。世話してやってくれ」

佐藤「キッチン担当かよ……え?」

殴ろうとしてる伊波ちゃんを思いっきり抱きしめたらどうなるのっと

シンデレラってこんな感じだよね

なんか軽いネタを書いただけで叩かれまくりなんだけどwウケるw

じゃあ俺もひとつ


小鳥遊「先輩は今日も可愛いなあ。」

種島「かたな…小鳥遊君、いい加減気持ち悪い。私やめるね。」

小鳥遊「先輩がいないならこんなところやめます。」

佐藤「俺も辞めるわ。八千代のせいで胃が痛い。」

八千代「よかった。杏子さんに厳しい人がいなくなるわ。」

養子縁組ならもう山田じゃないだろ

山田「これからキッチンでがんばる音尾葵です!!」

佐藤「な……に……!?」

杏子「たのんだぞー」

佐藤「まて!!なんで山田がいるんだ!?」

杏子「音尾と相馬の頼みだ。仕方ないだろ」

佐藤「なに!?」

相馬「いやぁー、山田さんにキッチンで働いてほしいなってずっと思ってたんだよね」

山田「はい!相馬さんに色々教えてもらいます!!」

相馬「あはは、佐藤君に全部きいてね」

山田「では、佐藤さんに聞きます!!」

佐藤「ふざけんな!!」

相馬「いいの……俺に逆らっても?」

佐藤「ぐ……わかった……山田は皿洗いでもしてろ!!」

山田「山田はもう山田じゃありません!音尾葵です!――これからよろしくお願いします!」
 

おしまい。

可愛いと言われるだけで腰が抜けちゃう伊波ちゃんが抱きしめられたりしたらヤバイだろ

>>1
おつんこ

小鳥遊「あれカツラが取れない・・・」

小鳥遊「ん?これパットだよな・・・なんでこんな密着感が」

小鳥遊「まぁいいかシャワー浴びるか」

小鳥遊「って、えええええええええええええ、ない!ないいいいい!?!?!?!?」

小鳥遊「どうしよう、女になっちまった・・・」

じゃあ次は俺ね

小鳥遊「先輩は今日も可愛いなあ。」

種島「かたな…小鳥遊君、いい加減気持ち悪い。私やめるね。」

小鳥遊「先輩がいないならこんなところやめます。」

佐藤「俺も辞めるわ。八千代のせいで胃が痛い。」

八千代「よかった。杏子さんに厳しい人がいなくなるわ。」


山田は強い子

客「君可愛いね~」

山田「いやっ…やめてください」

客「そんなに嫌がらなくてもいいじゃん」

山田「誰か!誰か助けて」

八千代「お客様大変申し訳ないのですが…」

客「なっなんだよ なんだチミは」

山田(はふぅ…助かりました)

八千代「この者をお好きにしても結構ですので店内では騒がないで下さい」

客「お… ホテル連れてってもいい?」

八千代「お構いなく ですが私に気持ち程度でよろしいので…」

客「あぁチップね はい さて行くよ~」

山田「ふぇぇ…」

>>361
はぁ?死ね



ID:5WPjx9160「なんか軽いネタを書いただけで叩かれまくりなんだけどwウケるw」

ID:k28kMgQR0「ID:5WPjx9160君、いい加減気持ち悪い。私やめるね。」

ID:GovnxYvN0「 ID:k28kMgQR0がいないならこんなところやめます。」

ID:goNgEEkc0307「俺も辞めるわ。 ID:5WPjx9160のせいで胃が痛い。」

ID:5WPjx9160「よかった。ID:5WPjx9160さんに厳しい人がいなくなるわ。」

>>370
面白いと思ったの?

ID:5WPjx9160
は、せめて専ブラのsageくらい外してからこいよ

>>364
え… お前に叩かれるの? 無いわ…

>>378
基本どのスレもsageろよ、情弱

>>382
VIP初めてか?

>>384
うん…優しくしね…

客「おい!お客様は神様じゃねーのかよ!!」

小鳥遊「鎮まれ…! 鎮まりたまえ!!
    さぞかし名のある山の主と見受けたが、なにゆえそのように荒ぶるのか!!」

客「はぁぁ!?意味わかんねーよ!!!」


ドガッ!!(店員が客の目に矢を射る音)


客「ギャアアアアアアアアアアアア!!!」

八千代「いずこから来し荒ぶる神とは存ぜぬも、かしこみかしこみ申す。
     この地に塚を築きあなたの御霊を御祭します。恨みを忘れ、静まりたまえ……」

客「汚らわしい人間どもよ 我が怒りと憎しみを知るがいい……」


ブジュウウウゥゥゥゥゥ……(客が溶けて腐り落ちていく音)

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