古泉「詳しく教えてください！」

ハルヒ「いいわよ！」

キョン「あっ！俺もわかったぞ！」

ハルヒ「さすがキョンね！やるじゃない！」

キョン「照れるぜ！」

ハルヒ「いいわ！アンタが古泉くんに教えてあげなさい！」

キョン「任せろ！」

キョン「昨日は何の日だったか覚えてるか？」

古泉「確か週に１度の朝比奈さんからの友達料の回収日…」

キョン「あのときの朝比奈さんの様子は？」

古泉「バイトの給料が入るまで待って欲しいと泣きながら土下座していましたね」

キョン「それで？」

古泉「あなたがそんなの待てるかと言い四人で朝比奈さんの家へ乗り込むことになりました」

キョン「通帳の残高0にしてそれでも足りなかったから家電を全部売ってやったよな」

古泉「なるほど！つまりこれが原因で！」

ハルヒ「全然違うわよバカキョン！」ﾍﾞﾁｰﾝ!

キョン「あいた！」

ハルヒ「確かに昨日私たちが帰る直前泣きながら死にたい死にたいってﾌﾞﾂﾌﾞﾂ言ってるみくるちゃんを見たわ！」

ハルヒ「でも違うの！本当の原因は…」

古泉「そういうことですか…なるほど！」

ハルヒ「古泉くん！もしかしてわかったの！？」

古泉「ええ！先ほどの涼宮さんを見て全てが繋がりました！」

ハルヒ「さすが副団長ね！どこかの出来の悪い団員とは大違いだわ！」

ハルヒ「仕方ないわね！バカキョンには古泉くんから教えてあげなさい！」

古泉「お任せください！」

古泉「２日前はどんな日だったか覚えていますか？」

キョン「確か雨が降っていてハルヒの思いつきの放課後駅前探索が中止になったんだよな」

古泉「ええ、それで次に涼宮さんが閃いたイベントは？」

キョン「朝比奈さん腹パン大会」

古泉「その通りです」

キョン「途中床中ゲロまみれにして大泣きしながらもうやめてくださいって土下座しながら言うから顔パンに変更したんだよな」

古泉「歯が全部折れるまで続けました」

キョン「そうかわかったぞ！これが原因で！」

ハルヒ「全然違うわよ古泉くん！」ﾍﾞﾁｰﾝ!

古泉「ぐぇっ！」

ハルヒ「確かに２日前のみくるちゃんは血まみれでゲロまみれでしかも骨折まみれだったから見れたもんじゃなかったわ！」

ハルヒ「私たちが帰る直前部室の隅で殺してやる殺してやるってﾌﾞﾂﾌﾞﾂ言いながら消しゴムをカッターで切り刻んでるみくるちゃんを見たのも事実だけど」

ハルヒ「でも違うの！もっと直接的な原因になったことが…」

ハルヒ「あーもう！こうなったら私が説明するわこのポンコツ団員！いい！？一回しか言わないから心して聞きなさい！」

ハルヒ「３日前何したか覚えてる！？」

キョン「確か朝比奈さんの体がいくらで売れるかを確めに怪しい路地裏に行ったんだよな」

ハルヒ「そう！みくるちゃんには何も伝えずに連れてきたからいきなり服を脱がそうとしたらすごい暴れて困ったのよね！」

古泉「彼女をなだめるためにこれから何をするか説明すると恐怖のあまり失禁しながら全裸土下座でそれだけは勘弁してくださいと泣きわめいていました」

キョン「うるせーから失神パンチで黙らせて両手足を縛ってその場に放置したな確か」

ハルヒ「空き缶の側にお気持ちでって貼り紙を置いてしばらく時間をあけてからまた確めに来たでしょ！？」

ハルヒ「でも１円も入ってなかったの！確かにみくるちゃんは複数回犯されたみたいだったのに！」

キョン「両太ももが正の字だらけだったからな…はっ！」

古泉「なるほど！そういうことですか！」

ハルヒ「そうよ！つまりこういうこと！」

ハルヒ「みくるちゃんは自分に女としての価値がないことを自覚てショックを受けて自殺した！」

キョン「な、なんだってー！」

古泉「そういうことなら３日前我々が帰る直前なぜか血の涙を流しながら殺して…誰か今すぐ私を殺して…とﾌﾞﾂﾌﾞﾂ言っていた朝比奈さんにも納得出来ますね！」

キョン「全然わからなかったぜ！さすがハルヒ！」

ハルヒ「えっへん！」

長門「違う」

古泉「！！」

ハルヒ「有希！？」

キョン「いたのか！」