マミ「お友達料金なんてダメだって言ったでしょう?暁美さんに返してきなさい」
まどか「なんでマミさんがわたしに命令するんですか?
ぼっちさんがわたしにっておかしいです~」
マミ「そういう事をいってるんじゃないのよ…鹿目さんに友達が多くても私には関係ないの」
マミ「それぐらいはわかって」
まどか「仕方ないな~どんなお友達紹介すればお説教やめてくれるんですか~?」
まどか「あ、もちろん割安ですから安心してね☆」
まどか「お嬢様な仁美ちゃんなんかどうかな?お金持ちだから仲良くなれればお得だよ~」
まどか「今月だけで十万円ももらっちゃった♪便利なお友達でお勧めだよマミさん」
マミ「お金が欲しいんなら私があげるから」
マミ「そんなことばかりしてたら辛くなるわ…」
まどか「独りよりは百倍マシです」
マミ「……何がそんなに不満なの?」
まどか「マミさん自体だよ」
マミ「……何を直せばいいの?……努力するわ」
まどか「じゃあ家にお友達連れてきて、わたしのお友達の中にぼっちさんは居て欲しくないんです」
まどか「わたしの評判に傷がつくんですよ」
マミ「なら絶交してもいいから…大事なお友達をお金みたいに見るのをやめてあげて」
まどか「…は?一緒に居てくれるのって聞いてきたのマミさんだよね?」
まどか「今更離れてとか困るんですけど…」
まどか「死ぬまでマミさんはわたしから離れるのはダメだよ」
マミ「本当は私だって別れたくないわ…でも鹿目さん以外欲しくないのよ」
マミ「もう、仲良かった人達5人も殺しちゃたもの…」
まどか「なら新しい人をあげる、仲良くしてあげて」
まどか「お金の仲だから表面だけでいいよ」
マミ「仲良くなったら鹿目さんの事以外考えちゃう…」
マミ「邪魔だって思うわ、絶対…またやっちゃう…」
まどか「なんでマミさんはそんなに堅く考えるのかな…」
まどか「わたしにとってはマミさん以外はお人形みたいなものなんだよ…?」
まどか「生きてる人形なんかに嫉妬なんかしないよ~」
マミ「鹿目さんは嫉妬するわ…私だって美樹さんや暁美さんに嫉妬してるもの…」
まどか「えー…ただの遊び友達と金づるだよ?なんで嫉妬なんかするの…?」
マミ「わからない…でも、でもね?鹿目さんが他の人達といるのをみると…苦しくなるの」
マミ「か、鹿目さんだって私が男の人と一緒だって考えて…わかるよね…?」
まどか「…別に思わないよ、わたしは」
まどか「だって、マミさんに近づいた男はみんな結界にポイ捨てするって決めてるもん」
まどか「ごめんねマミさん、ちょっとわからないです」
マミ「…そんな」
まどか「お友達って面白いんだよ~、絶対マミさんも良さがわかるよ~」
マミ「わかんない…私はわかんないよ」ギュッ
まどか「ああ~またか…泣くときはわたしの服で拭ってくださいね?」
まどか「マミさんの体液もわたしの物なんだから…」
マミ「……鹿目さんだけ傍に居て…それだけで私は幸せなの…」
まどか「……つまらないから嫌です」
まどか「…暗い顔ばっかりじゃつまらない」
マミ「笑えばいいの…?…なら」ニコッ…
まどか「……そんな作り笑顔なんて欲しくない」
まどか「わたしが欲しいのは…初めての体験コースの時に見せてくれた笑顔なの」
まどか「…遊びに行こう?何か楽しい事しに行こうよマミさん」
マミ「いい…家で二人だけがいいの」
マミ「外は嫌…赤色ばかりの外になんて行きたくない…」
まどか「……じゃあ撃たなきゃいいのに……」
マミ「なら私の前で仲良くしないで!!」
まどかの首を掴みながら押し倒す、呼吸が困難になり苦しむ
まどか「あぐっ…あっ…マミ…さん」
マミ「鹿目さんは私だけでいいじゃない!!なんで、なんで…?」
マミ「みんないらないじゃない!!!」
まどか「…いい…よ…マミさんになら…何度殺されても……いいよ…」ボソボソ
マミ「他に何もいらないのにっ!!」
まどか「」
マミ「鹿目さん…?」パッ
まどか「」バタリ
マミ「あっ…あっ……」ポロポロ
マミ「起きて…鹿目さん起きて…」ユサユサ
マミ「……良かった、息してる」
マミ「バカ…私の馬鹿…」
マミ「うぅ……」
グサッグサッグサッグサッグサッグサッグサッグサッ
近くに有ったフォークで自分の左手を刺し続ける。
マミ「ごめんね…ごめんね…ごめんね」
マミ「……許して」
数時間後
まどか「もうマミさんは……止めてくださいって言いましたよね?」
まどか「…何をされても怒らないって何度も言ったのに」
マミ「だって…だって…私が鹿目さんに酷い事したから」
まどか「酷いのはマミさんの左手だよ…早く治そう?」
マミ「いいわ…罪滅ぼしだからいいの…」
まどか「私の体だよ?……勝手な事は許さない」
まどか「…グリーフシードならみんなからもらうから気にしないでいいよ」
マミ「でも鹿目さんに……」
まどか「わたしなんかどうでもいいの!マミさんは自分の事だけ心配してて!」
チラッ
まどか「あ~あ、わたしはもう帰らないと」
マミ「…明日も会えるよね?」
まどか「うん、会わない日なんて作らないよ」
まどか「早く卒業して二人暮らししたいね、マミさん」ニコリ
マミ「うん…同じ高校に来てね…絶対に来てね?」
まどか「約束だね…」
まどか「じゃあねマミさん、お邪魔しました」
マミ「…メールするね、全部読んでね」
まどか「電話でもいいんだよ…?ううん、なんでも…マミさんの好きな方でいい」
まどか「……全部返信するよ」ニコリ
まどか宅
ポチポチ…ポチポチポチポチポチポチ……ポチポチポチポチ
詢子「まどか、ご飯だって何度言ったら来るんだ?」
まどか「…すぐ行くよママ」
詢子「さっきも聞いたぞ?」
まどか「…」ポチポチポチポチポチポチ
詢子「まどk」
まどか「まだ居たの?」チラッ
詢子「…おい」
まどか「すぐ行くって言ったよ?わたし」
まどか「……しつこいよママは」
詢子「まどか!」
マミ宅
QB「マミ、いつまでそれを弄ってるんだい?」
マミ「………」ポチポチポチポチ
QB「聞いててよ?まずは佐倉杏子が…」
マミ「………」ポチポチポチポチ
QB「で暁美ほむらの動きが…」
マミ「………」ポチポチポチポチポチポチ
QB「…聞いてる?」
マミ「うるさいわね……ミキサーはどこだったかしら」キョロキョロ
QB「台所だろ?どうしたんだい一体?」
ガシッ
QB「マミ?」
ウィーーーーーーン
QB「 」
マミ「………」パカッ
ミキサーの中身を流しに捨てた。
―翌日―
まどか「さやかちゃんおはよう」
まどか「ふぁ~」
さやか「朝からあくびなんかして、寝不足?」
まどか「うん、マミさんからのメールに返信してたら、寝るのが2時になっちゃって」
さやか「…ま、また?…メールは何通来たの?」
まどか「75通だよ」
さやか「こう言っちゃあれだけど…」
まどか「なぁに?」
さやか「マミさんとの付き合い方さ…考え直した方がいいんじゃないかな…」
まどか「……どうして?」
さやか「マミさん、尋常じゃないよ…ちょっとヤバいと思うよ」
さやか「付きまとわれたら危ない気がするんだ…あたしは」
まどか「うん、気をつける」
さやか「そうしなよ」
ほむら「ふふふ、仲良く登校なんてうらやましいわね」
まどか「ほむらちゃん」
さやか「おはよう」
ほむら「私も一緒にいいかしら?」
まどか「当たり前だよほむらちゃん、お友達だもん」ニコリ
さやか「あんた達、いつの間に仲良くなったの?」
ほむら「今月のお金よまどか」ボソリッ
まどか「ありがとう♪」
ほむら「ふふふ、ちょっとずつ仲良くなりましょうね」
まどか「わたしもそうしたいな~」ニコッ
さやか「あんまり引っ付くなよ…勘違いされるぞ」
まどか「えへへ」
ほむら「うふふ」
マミ「うぅ…うぅぅ」ジッ
マミ「鹿目…さん」
まどか「!おはようマミさん」ニコニコ
さやか「……おはようマミさん」
ほむら「おはよう、巴マミ」
マミ「鹿目さん、私と登校しましょう…」
まどか「ダメだよ、みんなと行こう」
マミ「うぅ…」
まどか「さやかちゃんのお話面白いよ♪きっと楽しくなるから」
さやか「登校って…受験も終わって三年生って今はお休みじゃないんですか?」
マミ「……自主的に来たの」
まどか「マミさんは勉強熱心だもんね~」
さやか「……まどかに会う為とかじゃないよね…?」
マミ「え…?」
さやか「…あんまりまどかに付きまとわないでもらいたいです」
さやか「度が過ぎるってわからないの?マミさん」
マミ「そんな…」
まどか「大丈夫だよマミさん、全然気にしてないよ~」
ほむら「…過ぎるとは?」
さやか「昨日さ、マミさんからまどかに75通もメールが着たんだってさ」
ほむら「75通…」
さやか「しかも就寝前からずっとだって」
ほむら「巴マミ…」
マミ「……なんでおかしいみたいに言うの?」
マミ「100通も送ってないのに…」
ほむら「行きましょうまどか」
まどか「うん、マミさんも行こう」
さやか「待って!付いてくるならマミさんは離れて歩いて」
マミ「………」
まどか「心配しないでマミさん、ちょっと勘違いしてるだけだからね?」
まどか「誤解は解いておきますから」
さやか「……誤解?」
まどか「少しずつ慣れるよマミさん」
マミ「………」
―教室―
まどか「またね~」ニコニコ
マミ「……うん」
スタスタ
さやか「あんたさ、ちょっとは身の危険とか考えなよ」
さやか「あの様子じゃストーカーされるかもしれないんだぞまどか」
まどか「ストーカー…?本当?」ニコッ
まどか「えへへ///」
ほむら「…美樹さやか、安心しなさい」
さやか「ああ、そういえばあんたもマミさんと同じ魔法少女だったね」
ほむら「力づくで来たら止めておくわ」
さやか「…もしもがあったら頼むよ」
まどか(ストーカーしくれたら素敵だなって)
先生「おや?君、授業はどうしたんだ?」
マミ「私三年生で、今日は…」
早乙女「はい、今日はここまでにしましょう!」
さやか「まどか、まどか」ツンツン
まどか(ストーカーなら下着とか盗むのかな?
シミがあった方がマミさん喜んでくるかな?)
ほむら「…?」
さやか「…授業中もこんな感じだったんだよ」
ほむら「授業は終わってるわよまどか?まどか」トントン
さやか「ダメだこりゃ」ガタッ
さやか「後は頼んだほむら」
女子トイレ
さやか(まどかって抜けてるとこあるからな…心配だよ…)
トントン…トントン
さやか「はいってま~す」
ガチャガチャガチャガチャ
さやか「ちょっ!?使用中だって!」
バキッ―キー
さやか「あ!ちょっとっ!!」
マミ「…鹿目さんに近づいたら嫌なのに…嫌なのに!」ギリッ
さやか「?……マm」
バタリ
マミ「……またやっちゃったよ」
マミ「うぅ」
マミ「………」
マミ「……粉々しないと」チラッ
マミ「騒がしくなったら鹿目さんに悪いもの」
リボンで包み込み遺体を握り潰す。
まどか「ふぁ!?」ビクッ
ほむら「また授業中に上の空だったみたいね」
まどか「……授業?」
ほむら「数学よ…まったく」クスッ
まどか「…授業はちゃんと受けなきゃ…失敗しちゃたよ」
ほむら「ノート…良かったら写して頂戴」
まどか「いいの?ほむらちゃんありがとう!」
ほむら「ふふふ、気にしないで。………まどか」
まどか「?」カキカキ
ほむら「美樹さやかがさっきの授業に出ていなかった様だけど…」
まどか「トイレじゃないの?」カキカキ
ほむら「見てきたけど、居なかったわ…」
まどか「じゃあ保健室じゃないかな?」カキカキ
ほむら「既に見てきたのだけど…」
まどか「ふ~ん」カキカキ
ほむら「………もう一度見てくるわ」
まどか「お願~い」カキカキ
マミ「…血が落ちない…」
カキカキ
まどか「あ………」ピタッ
まどか(朝の…)
ガタッ…スタスタ
校舎裏
マミ「落ちない…匂いも取れない…どうしよう、このままじゃ帰れない…」
まどか「やっぱり…またここに埋めたんですか?」
マミ「……鹿目さん」
まどか「いいですよ~夜になったら結界に捨てに行きましょうね、マミさん」ニコッ
マミ「う、うん…」
まどか「ところで誰が埋まってるの?」
まどか「……さやかちゃん…?」
マミ「…」コクリ
まどか「いいよマミさん、気にしない気にしない♪」
まどか「……一番のお友達だったけど、変わりを探すから問題ないよ」
マミ「許して…許して……許して鹿目さん」
マミ「鹿目さんから遠ざけさせられたから…だから我慢できなくて…」
まどか「友達なんていくらでも変わりがいるんだよ?
壊れちゃたら新しいのにするだけだもん♪」
まどか「……マミさんは何しても許されるんだからね?」ニコニコ
まどか「パパに頼んで代わりの服持ってきてもらうから待っててください」
まどか「今すぐケータイ持ってきますから」タタタタッ
マミ「……うん」
まどか(あ~あ…せっかく笑顔にしたかったのに)
タタタタッ
ほむら「…まどか?」
ほむら「…巴マミ?その血は一体……」
マミ「暁美さん」ビクッ
ほむら「怪我…ではないみたいね」
ほむら「何があったの…?」
マミ「……暁美さんは鹿目さんとそんなに仲良くないわよね?」
ほむら「……急に何?」
マミ「暁美さんも鹿目さんと仲良くしないで…近づき過ぎないで…」
マミ「私だってこんな事したい訳じゃないの…だから……」
ほむら「こんな事?」
ほむら「……話が見えないのだけれど」
マミ「鹿目さんに構わないで…あの子は私のものだから」
マミ「勝手に触られると嫌なの……」ジッ
ほむら「…よくわからないけどまどかを物扱いするのは止めて」
マミ「鹿目さんは私の…暁美さんも取ろうとしてるの?」
マミ「まだ間に合うわ…諦めて」
ほむら「……噛み合わないみたいね」
ほむら「最後に、美樹さやかを見掛けなかったかしら?」
マミ「……ごめんなさい、友達だったの?……ごめんね」
ほむら「……あなた、大丈夫?」
マミ「ごめんね…本当にごめんね」
ほむら「……お邪魔したみたいだから退散するわ」
スタスタ
マミ「あ!待って頂戴!」
ほむら「…いえ、もういいわ」
マミ「少し待ってて、髪の毛ぐらいなら形が残ってるから」
ほむら「?」
疑問符を浮かべるほむらを気にせず、地面を掘り始めた
ほむら(何?……深いみたいだけど)
マミ「やっぱり…顔はダメね……」
ブチッ…ブチッ…ブチッ
ほむら「一体何をしているの…?」ソー
ほむら「うっ」
マミ「血が付いてるけど、念入りに洗えば大丈夫だと思う…」
マミ「形見だけでも渡しておきたいの…」スッ
ほむら「……こ、これは?」
マミ「美樹さんの髪の毛…形見にはなると思うわ……」
ほむら「あなた…一体何をしたの…?」
ほむら「穴の中を見せてもらうわ」
マミ「…見ない方がいいわよ暁美さん……」
マミ「慣れてないと気持ち悪くなるから……」
ほむら「……どいてもらえる?」
マミ「……」
覗き込んだ先には、肌色の塊と青色の髪とビリビリに破れた制服。
ほむら「っ!?」
口を抑え、吐き気を我慢する。
マミ「もういい…?」
ほむら「うっ…」
マミ「髪…横に置いておくから」
背を向け、埋め終わるまでじっと堪える。
マミ「……お友達をこんなにしてごめんなさい、暁美さん」
ほむら「あ……あれは美樹さやか…なの?」
ほむら「あなたが…?」
マミ「………そう」
ほむら「り、理由を話して!何故あなたが美樹さやかを」
マミ「……私の鹿目さんに近づき過ぎたから」
マミ「暁美さんも近づかないで…お願いよ」
ほむら「狂ってる…あなた、おかしいわ」
マミ「狂っててもいい、鹿目さんさえ居てくれれば」
マミ「……私より鹿目さんに近づいた人は」
マミ「もう…人と見れない、ホコリを払うみたいにしか感じないの」
マミ「……だから、暁美さんは美樹さんみたいにならないで……」
ほむら「…あなたは消えた方がいい」
ほむら「あなたが居るとまどかが不幸になる……おかしくなってしまう」
マミ「邪魔もしないで……」
ほむら「無惨なことはしない、一瞬で楽にしてあげる」
マミ「私が嫌いなら嫌っていい…なにされても怒らないわ」
マミ「だから…鹿目さんとの事には関わらないで」
ほむら「まどかの為にも、あなたは要らない」
マミ「…鹿目さんの為?勝手に鹿目さんを語らないで…」
マミ「私の鹿目さんよっ!!」
まどか「ほむらちゃんも気に入らないの?マミさん」
ほむら「まどか!?」
マミ「……この子嫌いだわ、誰よりも鹿目さんを知ってるふうに言うから」
まどか「…そうなの?」
ほむら「…いえ、別に」
まどか「ふ~ん…まあいいや」ジー
まどか「マミさん、パパに電話しといたからもう大丈夫だよ」
まどか「服のサイズ、小さいと思いますけど我慢してくださいね♪」
ほむら「まどか…こいつは美樹さやかを殺したのよ」
まどか「うん、知ってるよ」
ほむら「……え」
まどか「それがどうかしたの?」
ほむら「……友達…よね?」
まどか「お友達だったよ、…さやかちゃんは無料で特別だったね」
マミ「……やっぱり、怒ってるの…?」
まどか「怒るところなんてないですよ??」
まどか「マミさんはかわいいや、くだらない事でビクビクしちゃって」ニコニコ
まどか「別にほむらちゃんも気に入らないなら殺していいんだよ?マミさん」
ほむら「…まど……か?」
ほむら「な、何を言ってるの…?」
ほむら「巴マミの自由にさせては危険だわ!」
まどか「? わたしは危ないなんて思った事は一度もないけどな~」
まどか「ほむらちゃんは心配性だね」ニコ
ほむら「美樹さやかの様な犠牲が増えるのよ!?」
まどか「さやかちゃんはしょうがないよ、マミさんを嫉妬させたんだから」
ほむら「嫉妬で…?ふざけないでまどか」
まどか「…嫉妬で人は殺せるよ?
わたしもマミさんの胸に勝手に触ったタツヤを使い魔にあげたもん」ニコッ
ほむら「……………」
ほむら「実の弟を?」
まどか「うん、あの時の気持ちの高ぶりは今でも覚えてるよ」
まどか「やってすぐには後悔したけどね~
その後からは気軽にわたしの家に遊びに来てくれる様になったからまあいいかなって」
ほむら「まどか…あなたもおかしいわ」
ほむら「魔女に操られてるんじゃ…」
まどか「そんなのがあったらマミさんが助けてくれるよ」
マミ「鹿目さんは大丈夫…誰もあなたを傷つけさせないからね」ニコッ
まどか「ありがとうマミさん♪」ニコッ
ほむら「………」
まどか「で、ほむらちゃんはどうするの?」
マミ「私、暁美さんは嫌い…鹿目さんから私を遠ざけようとしてる」
マミ「…美樹さんと一緒だわ」
まどか「ごめんねほむらちゃん、お友達料金って言い出したのわたしなのに」ギュッ
ほむら「!離れてなさい」
まどか「動かないでくれると嬉しいな~」
マミ「忠告を聞いていて帰って欲しかったわ…」
マミ「鹿目さんを私から取ろうとさえしなかったら…良かったのに」カチャリ
まどか「ほむらちゃん、恨むならわたしを恨んでね?」
ほむら「離して!!」
力一杯腕を振りまどかを引き離す
まどか「いたた…」
マミ「鹿目さんに何をするの!!?」
ほむら「…」カチッ
まどか
マミ
ほむら「狂ってる…まどかも巴マミも」
ほむら「……死ぬわけには行かない、けど巴マミを撃っては…」
ほむら「くっ」
カチッ
マミ「消え…っ!?」
ガシッ
ほむら「動かないで」
まどか「あ!?は、離れて!離れてよ!!」
ほむら「落ち着いて頂戴、まどか」
まどか「うるさいっ!!マミさんから離れてよ!!」
ほむら(考えなきゃ…やるべきか、それとも…)
まどか「離れてって言ってるの!!」タタタタッ
ほむら「動かないでまどか…」カチャリ
マミ「か、鹿目さん動かないで、お願い…あなたに死なれたら、私…」
まどか「っ…」ピタッ
ほむら「…そう、素直にしてて」
ほむら(…ベストが浮かばない)
まどか「そうだ!キュゥべえ!キュゥべえ!」
QB「もちろん居るよ、ちょっと足が動かなかったけど」
マミ「鹿目さん…?」
ほむら「ややこしいのが…」
QB「何やらすごい状態の様だね」
まどか「キュゥべえ!わたし、お願い決まったよ」
QB「そうなのかい?わかったよ、まどかは何を願うんだい」
まどか「ほむらちゃんをこの世から消して去って!」
まどか「今すぐ!!」
ほむら「え?え?え?」
QB「それでいいのかい?」
ほむら「よ、良くない!考え直してまどか!」
まどか「いいよ…お願い、キュゥべえ」
ほむら「ダメっ!!」
マミ「鹿目さん…そんな願いを叶えてはダメ」
マミ「自分為に使って…」
ほむら(不味い…不味いわ、かつてない程に焦ってる)
ほむら(ここは一旦退却……ダメだわ、願いを叶えられでもしたら)
まどか「心配しないでマミさん、自分為でもあるから…
待っててね、今助けるから」
ほむら「わかった!わかったわまどか!」
ほむら「巴マミを解放するから考え直して…まどか」
ほむら「あなたも!まどかに近づかないし、邪魔もしないから穏便に済ませて頂戴」パッ
QB「君の願いh」
QB「」
ほむら「危なかった…」ダラダラ
まどか「マミさん!怪我してない?痛くない?」
マミ「私は大丈夫…鹿目さんは…?」
ほむほむ、この世界はあきらめて次に懸けた方がw
ほむら「はぁ…はぁ…はぁ」ドキドキドキドキドキドキ
まどか「マミさん…ほむらちゃんは不思議な魔法を使ってた」
まどか「きっとまた変な事するよ」
マミ「そうね、正直…鹿目さんに銃を向けた暁美さんは許せない…」
ほむら「ままま待ちなさい!誓いをたてるから!」
ほむら「約束は忘れないから!!」
ほむら「巴マミ、あんな願いを叶えてはきっとまどかは後悔するわ」
ほむら「もっと注意するべきよ」
マミ「あなたの言葉は聞きたくない…」
まどか「聞く意味もないよ…」
ほむら「待って……」
マミ「…顔も…見たくない……」カチャリ
ほむら「無理!」カチッ
ほむら(「もう巴マミが止めてくれる事を祈るしかない)タタタタッ
カチッ
まどか「また消えた!どこに行ったの!?」
マミ「近くに気配はかんじないわ…」
ヤンデレとヤンデレが合わさり最狂に見える
1. 初恋ばれんたいん スペシャル
2. エーベルージュ
3. センチメンタルグラフティ2
4. ONE ~輝く季節へ~ 茜 小説版、ドラマCDに登場する茜と詩子の幼馴染 城島司のSS
茜 小説版、ドラマCDに登場する茜と詩子の幼馴染 城島司を主人公にして、
中学生時代の里村茜、柚木詩子、南条先生を攻略する OR 城島司ルート、城島司 帰還END(茜以外の
他のヒロインEND後なら大丈夫なのに。)
5. Canvas 百合奈・瑠璃子先輩のSS
6. ファーランド サーガ1、ファーランド サーガ2
ファーランド シリーズ 歴代最高名作 RPG
7. MinDeaD BlooD ~支配者の為の狂死曲~
8. Phantom of Inferno
END.11 終わりなき悪夢(帰国end)後 玲二×美緒
9. 銀色-完全版-、朱
『銀色』『朱』に連なる 現代を 背景で 輪廻転生した久世がが通ってる学園に
ラッテが転校生,石切が先生である 石切×久世
SS予定は無いのでしょうか?
まどか「どうしよう…どうしようマミさん…」
まどか「またマミさんに酷い事する…絶対するよほむらちゃんは!」
まどか「探そう!見つけて壊さないと恐いよ…わたし、安心できないよ…」
マミ「……場所がわからないわ、一瞬で消えてしまったから」
マミ「…見つけても逃げられちゃう、きっと」
まどか「うぅ…、キュゥべえが壊れなかったらお願いで…」
QB「…呼んだかい?」テトテト
まどか「ほむらちゃんに撃たれて死んだんじゃ…」
QB「無駄な事なんだ、いくらでも代わりはいるんだ」ムシャムシャ
マミ「……そういえば、昨日バラバラにしたのに生きていたわね」
まどか「良かった!マミさん良かったね!」
まどか「キュゥべえ、わたしのお願いを叶えて!」
QB「ちょっとだけ待ってておくれよ」ムシャムシャ
ガシッ
QB「あっ」
まどか「早く叶えて!!」
マミ「鹿目さん、そんなお願いはダメよ」
マミ「暁美さんからは私が守ってあげるから、そんなくだらないお願いしないで …」
まどか「わたしじゃない…マミさんの為にお願いするの」
まどか「死んだら…マミさんが死んだら、生きてる意味がなくなっちゃう」
まどか「ちょっとでも許さない、擦り傷だけでも…脅えさせただけでも…」ギリッ
まどか「絶対に生かしておかない……だって許せない!」
まどか「マミさんを苦しませた…マミさんの死をわたしに感じさせた…」
まどか「………ほむらちゃんを消せるなら何でもする」
なんだろう、Zeroのキャスター組に通じる狂気を感じるw
マミ「鹿目さんは魔法少女にならなくていい…ずっと傍にいてくれるだけでいい…」
マミ「ううん…ならないで、鹿目さんに戦って欲しくない」
マミ「私が死ぬまで傍に居てくれるだけがいい…」
まどか「わかってるよマミさん…死ぬ時は一緒だよ」ニコッ
まどか「だから、私も一緒に戦う、マミさんの為に、死なせない為に……」
まどか「独りの時間はつまらない…友達だけじゃ辛いよ、わたし…」
マミ「私は鹿目さんの死に怯えたくないの…お願いよ」
まどか「キュゥべえ…叶えてくれるよね?」
QB「まどかが決めた事だ、僕は構わないよ」
マミ「鹿目さんは怒られたいの…?」
まどか「怒れば?」
まどか「嫌われても、怒られてもいい」
まどか「ちょっとでもマミさんの為になるなら…」
マミ「何をしたら考え直してくれるの…?何でも…鹿目さんが望むことを何でもするから…」
まどか「要らない……わたしはマミさんの為になる事ができれば、それが幸せなの」
まどか「ほむらちゃんにも…わたしにも価値はないんだよ…?
……マミさんが怯える必要なんてない」
―ほむら宅―
ほむら「巴マミの様子なら止めてくれるはず」
ほむら「…一人では無理ね、佐倉杏子を使ってなんとかするしか」
ほむら「……巴マミは始末する、その上でまどかを止める方法を」
ほむら「そうね…そうだわ、佐倉杏子に……」
ほむら「非道な方法だけど…そのやり方ならいろいろとやりようがあるわ」
ほむら「……わ」
部屋から少女はいなくなっていた。
まどか「…叶ったの?ほむらちゃんはいなくなってくれたの?」
QB「そうだよまどか、良かったじゃないか、僕としても助かったよ」
まどか「…キュゥべえも?」
マミ「あぁ…あ゛あ゛ぁぁ」ポロポロ
マミ「嫌だって言ったのに…」
だ、大丈夫
量子力学的に他の平行世界のほむほむは生きてる筈
まどか「お願い…叶ったよ…もう大丈夫だからね」ダキッ
まどか「マミさんはわたしが守ってあげる…」
マミ「勝手ばっかり…私の鹿目さんなのに!言う事を聞いててよ!」
まどか「いいですよ…わたしのことを怒ってるんなら好きにしていいよ」
まどか「……もし、死んじゃっても、先に待ってるから安心してやってね、マミさん」
まどか「気が済むまで壊してください」ニコッ
>>289
量子力学じゃない上に後にも先にもほむほむは一人じゃ……
―数日後―
まどか「あれれ?マミさん、仁美ちゃんは?」
まどか「紅茶の話しで盛り上がってた様に見えましたけど」
マミ「少しだけ…楽しかったの」
マミ「……鹿目さん以外と仲良くしたら鹿目さんに悪いと思って…だから」
まどか「えぇ…せっかく趣味の合う友達になると思ってたのに」
まどか「……妬いたりなんかしないって言ってるのに」
まどか「ねぇマミさん?」
まどか「どうしたらあの時みたいに笑ってくれるの?」
マミ「…どんな顔か覚えてないわ、作り笑顔じゃダメなんでしょう?」
まどか「うん、やっぱりさやかちゃんみたいな人を見つけないとダメかな…」
まどか「難しいな~」
>>292
ほむほむが世界移動するときに「Aの世界にいったほむほむ」と「Bの世界にいったほむほむ」って感じで分裂は起きるはず
だからクールほむがこれで完全に終わったわけではなく「クールほむがきた世界」ってのは無数に存在するはず?
ま、まあ、クールほむがいなくなっても、メガほむはいるさ……
まどかが「全てのほむらちゃんを、生まれる前に消し去りたい。全ての宇宙、過去と未来の全てのほむらちゃんを、この手で」とか願ってたら\(^o^)/
マミ「美樹さんみたいな人…?」
まどか「そうだよマミさん、明るくて時々空気読まないけど、場を楽しくしてくれる人」
まどか「わたしがマミさん以外で顔が緩むのはさやかちゃんだけだったな~」
まどか「ほんの少しだけもったいなかった……」
マミ「明るい人…」
マミ「似てるかわからないけど…知り合いに明るい人なら…」
マミ「鹿目さんが望むなら、会ってもいい……」
まどか「…マミさんのお友達?」
まどか(わたし以外に仲良くなれればあの時みたいに…)
まどか「会いたいな~どんな人なのマミさん?」
マミ「明るい人だった…今は会ってないけど」
まどか「……お友達なんですよね?」
マミ「た、多分…」
まどか「なんて人なんですか?」
マミ「佐倉…杏子さん…」
QB「マミ、杏子から返事はもらえなかったよ」
マミ「そう…」
まどか「マミさんのお願いを断るなんていい身分なんだね~」
まどか「杏子ちゃんって人は」
まどか「……どうしても会いたくなってきちゃったな、わたし……」
マミ「直接会いに行くしかないのかしら…」
QB「マミに姿を見せたくないみたいだったよ」
マミ「……そうよね」
まどか「さやかちゃんに似てるの?杏子ちゃんは?」
マミ「明るいところとかは…」
まどか「じゃあ、さやかちゃんが怒りそうな事してみよう」
まどか「杏子ちゃんの町の使い魔や魔女を勝手に狩っちゃうの、きっと向こうから来てくれるよ~♪」
―風見野―
杏子「お前か?アタシの縄張りを荒らしてたのは」
まどか「そうだよ~、佐倉杏子ちゃんだよね?」
杏子「アタシを知ってるのか?」
スタスタ
マミ「ひ、久しぶりね…佐倉さん…」
杏子「………」
杏子「もう会わない方がいいって言ったろ…」
マミ「ええ、でも会いたくなって…」
マミ「佐倉さんに、また家に遊びに来て欲しいの…鹿目さんの為にも」
杏子「鹿目さん…?誰だそいつは」
まどか「わたしの事だよ~」
まどか「鹿目まどかです、よろしくね杏子ちゃん♪」ニコリ
杏子「うぜぇ…」
杏子「…諦めてくれ、アタシは…もうあんたとは居たくないんだ」
杏子「遊びに行ける資格なんてねぇよ…」
マミ「ご、ごめんなさい」
杏子「……謝るなよ」
まどか(杏子ちゃん…うざいな…)
ちゃうねん!杏子ちゃんはマミさんの事を想って決別の道をえらんだんや!
マミさんのことが嫌いとかじゃなくてだな……おい誰か、まどかを止めてくれ
まどか「じゃあ、マミさんの家に行こう♪」
杏子「話し聞いてろよ…行かねぇよ」
まどか「ううん、杏子ちゃんの意思なんて関係ないよ」
まどか「マミさんが来てって言ってるんだから来なきゃダメなの」
マミ「…佐倉さん」ジッ
杏子「ごめん……じゃあな」クルッ
まどか「マミさんのお願いを無視とか…死にたいの?杏子ちゃん」
杏子「さっきからなんだよ…うっとおしいなお前」
杏子「いつかアンタに相応しい仲間ができるさ」
その結果がこれだよ\(^q^)/
杏子「離せ…痛い目に合いたいのか?」
マミ「さ、佐倉さん!鹿目さんに酷い事しないで!」
杏子「……まどかっていったな?…口で言って内に離せ」
杏子「…アタシはマミといちゃいけないんだ、マミの仲間ならわかってくれ」
まどか「さんは?…なに呼び捨てしてるの?」
それでも杏子なら、杏子ならきっと……
てかもう杏子しかいないよね
杏子「悪いけど、さん呼びはしたくないんだ……」
まどか「何この人……マミさん、こんなのはお友達なんかじゃないよ」
まどか「わたしは嫌いだな…マミさんのお友達にこんな人は合わない」
杏子「うぜぇな、偉そうになんだお前は?」
杏子「どう呼ぼうがアタシの勝手だろ」
マミ「佐倉さん、鹿目さんは怒らないで…私が会いたいと思っただけなの」
マミ「ダメならもういいから…」
杏子「マミ…こんな奴と居て疲れないか…?」
まどか「さんを付けて!!わたしだって呼び捨てにした事ないんだよ!!?」
まどか「わたしよりマミさんと親しくしないでよッ!!」
このまどかって因果収束のアルティメットまどかだよね?
杏子ちゃん、はやくにげるんや
このまどっち見てると由乃思い出したw
ヤンデレっていいよね、うん
杏子「イテェな…強く掴むなよ」
杏子「マミからも何か言ってやってくれよ」
まどか「杏子ちゃん!」
杏子「うるせぇよ!こっちにも言いたくない理由があんだよ!」
杏子「しゃしゃり出てくんな!」
あんこちゃん終了のお知らせ
マミさんにとっては杏子も結構大切だと思うんだが……
まどかに病んデレてるし、もう無理なのかな……
まどか「マミさん!わたし、杏子ちゃんのこと大嫌い!こんなのマミさんに近づかせない!」
杏子「もとから近づくつもりなんてない」
杏子「…わかったら離せ」
まどか「そうじゃないよ、マミさんの中にいないで」
まどか「杏子ちゃんはここにいちゃダメなの」ニコッ
杏子「!?」ゾクッ
まどかの手を掴みうつ伏せに押さえ込む
まどか「痛い!何するの!?」
杏子「……魔法は使わせない…危険だ、お前…」
杏子ちゃん、それだけじゃダメだ……
その子は望めば神にすらなれるほどの力を……
さすがあんこだな、なにか変化がおきるかも
てかマミさんやっぱ、あんこには強くでれないんだな
杏子「お前からはすごい魔力を感じる…自由にさせる訳にはいかない」
杏子「……ソウルジェムを出せば殺しはしないでやる」
まどか「離してぇ!」ジタバタ
頭を地面に押し付ける。
まどか「痛い!イタイよ!」ウルッ
杏子「これ以上はしないから大人しくしてろ…」
杏子「暴れんなよ」
…バンッ
杏子「っ!?
……え……マ…ミ?」
脇腹貫いた弾丸はリボンに変化し縛りつける。
杏子「ぐっ」
マミ「佐倉さん、鹿目さんに何をしてるの…」
あばばばばばば^p^
まて、逆に考えるんだ! 即殺じゃなかっただけ他の子よりマシだと!
マミ「擦り傷ができてる…治してあげるからね」
まどか「いたたた」
杏子「何するんだ…マミ」
杏子「こ…答えろ!いきなり撃つやつがあるか」
マミ「佐倉さんは私の一番大切な知り合い…今もそう」
マミ「でも…でも鹿目さんを傷つける人なんかどうでもいい」
マミ「命より大切なこの子にヒドいことしないで!」ギュッ
まどか「…マミさん///」
杏子「マミ…?」ゲホッゲホッ
いったい何人死んでいくのだろうか……
詢子さんやパパは生きてたよな、まだ
杏子ちゃんからすれば、今でもマミさんは理想だろうしな
ちょっと見ないうちにこんなぶっ壊れてるとは思いもしないだろうな
杏子「ヒドい事…?勝手に絡んできたのはこいつじゃないか …」
マミ「鹿目さん、痛がってた…泣いてたわ」
マミ「罰せられて当たり前じゃない…」
まどか「うん、乱暴な人は危ないよマミさん」
まどか「……ポイしていいよね?」
マミ「佐倉さんは私の生きる希望だった……できればして欲しくない」
マミ「……でも、私は鹿目さんの望む方がいいから…」
マミ「…」フイッ
杏子「意味わかんねぇよ!?なんなんだ!?なんなんだよ!」
あんあん……助かってくれ……
まどか「あはっ、もしかして死ぬのが怖いの~」
杏子「…超うぜぇ」
まどか「杏子ちゃんは地獄かな?天国かな?」
まどか「みんなはどっちに行ったのかな?」
まどか「できれば地獄にいってね?天国は私達の行く場所だから♪」
杏子「心配しなくてもアタシは地獄行きだよ……お前もな」
杏子「おかしいよ…マミさ…」チラッ
杏子「変わり過ぎだよ、平気で人を撃つなんて…」
杏子「マミ…お前だってろくな死に方できな」
桃色の閃光が貫く。
まどか「さん……忘れないで」
まどか「さん……忘れないで」
ちょっとまどかカッコイイと思ってしまった……あんあん……
―マミ宅―
まどか「マミさん…いい加減な事を言ったりしてごめんね」
マミ「鹿目さん?」
まどか「えへへ…わたしも杏子ちゃんに嫉妬しちゃった…」
まどか「……軽く言ったりしてごめんなさい」
マミ「……いい、わかってくれただけで嬉しいわ」ニコッ
まどか「もう、お友達なんて馬鹿なこと言わない」
まどか「もうあの笑顔が見えなくてもいい……マミさんはわたしだけを見てて……」
マミ「ずっと見てるよ…私には鹿目さんしか見えないもの」
マミ「…傍にいてね」
まどか「うん…」
次に二人に邪魔になるのはまどかの生活を縛る両親あたりか…
>>381
まどかにとって「家に帰ってこい」という両親は邪魔だわな
この二人、何かに似てると引っ掛かってたがようやくわかった
郁紀と沙耶だ
QB「まあ、傾向はわかったかな」
QB「単純明快だね、要はどちらかが居なくなれば片方も道連れって訳か」
QB「問題は自害しないでもらう事か…」
QB「しばらく生きててもらえば、直に堪えられなくなるはずだろうからね」
QB「さてさて」
べぇさんが珍しく敗北フラグしかみえない件
―まどか宅―
まどか「ただいま…」
知久「お、お帰り…ご飯はどうする…?」ビクッ
まどか「できたら呼んでパパ」
知久「わ、わかったよまどか…」
知久「まどか…明日はママのお見舞いに付いて来ない?」
知久「謝ればママも許してくれるよ…」
まどか「わたしが謝るの?」
知久「そうだよまどか、まどかが突き落としたんじゃないか…」
まどか「違うよ…ママが勝手に階段で躓いたんだよ」
知久「ママから聞いたんだよ…まどかに押されたって…」
すでに詢子さんがwww
知久、それ以上はいけない
知久「ねぇまどか…何でそんな事をしたんだい?」
まどか「………」
知久「…話してくれないかな?」
まどか「……ママが……」
まどか「すぐにご飯に行くって言ったのに…わたしのケータイを取ったから」
知久「……ケータイ?」
まどか「そうだよ、携帯電話」
まどか「これは大切な繋がりなんだもん……許せないよ」
知久さんの死亡フラグが凄いんですが
知久「携帯電話なんかでママを…?」
まどか「なんか?…今なんかって言った!?」
知久「な、何でないよ…」
知久「ごめんよまどか、ママは病院でまどかは帰るのが遅くてタツヤは行方不明」
知久「心労で口が滑ったみたいだ…」
知久「ご飯は出前にしていいかな?…ちょっとだけ横になりたくなったよ……」
知久さん、気弱そうなのが幸いしたな
これが詢子さんならグイグイくるだろうからヤられてたな
バタンッ
知久「携帯電話…一体誰と…
まさか、男の子…?」
知久「いや、娘の詮索なんて良くないな」
知久「タツヤ…いつになったら帰って来てくれるんだい」
知久「みんな心配してるんだよ…」
―深夜―
まどか「スースースー」ムニャムニャ
知久「…ダメか、ロックされてる」
詢子『まどかに突き落とされたんだよ、確かに聞こえた
返してよ!ってまどかの声で、そしたら背中を押されて…』
まどか「ん~」ゴロン
知久「解約も考えるべきかもしれないな」チラッ
まどか「行ってきまーす」
知久「いってらっしゃい」
ガチャ、バタンッ
―まどかルーム―
知久「さて…」
知久「よかった…パソコンは初期パスワードから変えてなかったみたいだ」カタカタ
知久「さやかちゃんが一番多く送ってるな…後は僅差でこの巴マミって子か」
知久「…ん?」ゴシゴシ
知久「…え?」ゴシゴシ
知久「○月×日 日曜日、117通?」
知久「通算じゃない……1日での数みたいだ」
おおう、さよならパパ
知久「しかし、次の週からは送られてきてないな…」カタカタ
知久「この子とのやりとりの為に彼女を…?信じられないな…」
カタカタカタカタ
知久「内容はたいした事ないみたいだけど…」
知久「……ふむ」
―病院―
詢子「117通?本当に?」
知久「本当に」
詢子「…ヤバい子なのか?」
知久「いや、どんな子なのかをさやかちゃんや仁美ちゃんに聞こうと思ったんだけど」
詢子「そういやあの二人も行方不明になってたね…」
詢子「ああ!警察は役に立たねぇな!」
知久「病院だから静かに…」
詢子「わかってるよ!」
たぶん嗅ぎ付けてきた刑事とか既に殺されてそう
マミさんのマンションをうろうろしてんだろ?
100%まどかなら殺してる
詢子「で、当のまどかは?」
知久「まどかは…いつも通りって変な言い方だけど」
知久「タツヤの時もさやかちゃんの時も変わらなかったね」
詢子「…まどかを疑ってるのか?娘を…?」
知久「……まさか」
詢子「見つからない様にできると思うか?中学生が三人もさ…?」
詢子「……突き落としたのは反抗期みたいなものだよ」
詢子「…まどかはそんな子じゃない、いい子に育ってたんだ」
知久「…ごめん」
いい両親なんだがな……なむなむ……
―まどか宅―
知久(まどかを疑ってる訳じゃないんだ…
ただ、何か知っててくれたらって思ってるのかも)
ガチャ
まどか「お帰りなさいパパ」
知久「まままどか?今日は早いんだね…」
まどか「ううん、これから出掛けるとこだよ」
知久「そ、そうかい…あまり遅くなり過ぎない様にね」
スタスタ
まどか「待ってパパ」
知久「なんだいまどか?疲れてるから休みたいんだ…」
まどか「…勝手にわたしの部屋に入ったでしょう?」
知久「…」
まどか「入っただけならいいの…でも、パソコンをいじったよね?」
まどか「なんで?パパ」
知久「……」
まどか「答えてくれないの…?」
知久「ごめんまどか…まどかがいつもメールしてる相手が気になってて…」
まどか「なら直接聞いてよ」
知久「ごめん」
まどか「相手は学校の先輩で女の子だよ」
知久「そ、そうか!てっきり男の子と付き合ってるのかと思って気になってたんだ!」
まどか「……フォルダーオプションとかいじった?」
知久「? いや、メールしか見てないよ」
まどか「…それならいいの」
まどか「……パソコンのパスワード変えたから……勝手に見ないでよパパ」
知久「ああ、ごめんよまどか」
まどか「……その先輩の所に行ってくるから、行ってきます……」
ガチャ、バタンッ
知久「こ、鼓動が…」ヘナヘナ
私用のパソコンにUSBからデータ移す
知久「隠しフォルダーは数件あったけど…どれの事だろう」カタカタ
カタカタカタカタ
知久「」ピタッ
知久「………詢子」
血が付いた制服を着た金髪の少女に抱きつく笑顔の娘
今までのお友達
↓
さやかちゃんとのお別れの日.jpg
―数時間後―
まどか「ただいま」
知久「お帰り…まどかに話がある、そこに座りなさい」
まどか「どうしたのパパ?電気も点けないで」
知久「ああ…気がつかなかった、今付けるから座ってなさい」
パチッ
まどか「…パパ、ご飯はまだ作らないの?」
知久「今までのお友達ってフォルダーの話だよまどか…」
知久「話してくれないか?」
まどか「…………見たんだね……パパは……」
知久「あの金髪の子は? 一体なんの後の写真だ?」
まどか「………」
知久「黙ってないで答えなさい!」ドンッ
知久「あの血は何だ!!」
まどか「…」ビクッ
知久「わかってるよね?まどかとこの子には警察に行って知ってる事を話してもらうよ」
まどか「! ヤダ…マミさんは関係ないの…」
知久「マミさん?…ああ、ひょっとしてメールを沢山送ってきてた巴マミって子なんだね?この子は」
知久「……巴マミさんをここに連れて来なさい…」
まどか「ヤ、ヤダ!」
知久「いいとかの話じゃないんだよまどか!……詢子はまどかを信じてたのに」
知久さんやめるんだ
その子は範馬裕次郎みたいなもんだぞ……ッ
知久「僕だって…」
まどか「ヤダ…パパまで居なくなって欲しくないの」
まどか「見た事も読んだ事も忘れて…」
まどか「マミさんに迷惑掛けないで!」
知久「黙りなさい!人がいなくなってるんだよ…僕には痛い程ご両親の気持ちがわかる」
知久「…知ってる事を話すんだ、いいね?」
まどか「ヤダヤダ!」
知久「まどか!」バチンッ
まどか「…パ…パ…?」
知久「いい加減しろ!怒ってるのが分からないのか!」
............ ............. .. ........ ............... ............. .. ........ ............... ............. .. ............. ............. ..
:.... . ∧∧ ∧∧ ∧∧ ∧∧ .... .... .. .:.... .... ..... .... .. ............. ............. .. ...
... ..:( )ゝ ( )ゝ( )ゝ( )ゝ無茶しやがって… ...................... ............. .. .
.... i⌒ / i⌒ / i⌒ / i⌒ / .. ..... ................... .. . ............... ............. .. ...
.. 三 | 三 | 三 | 三 | ... ............. ........... . ................. ............. .. .......
... ∪ ∪ ∪ ∪ ∪ ∪ ∪ ∪ ............. ............. .. ........ ............... ............. .. ..
三三 三三 三三 三三
知久「携帯電話の履歴も見せなさい!」パシッ
まどか「ダメぇ!!返して!!」
ポチポチ
知久「…やっぱり、また巴マミって子か…」
まどか「見ちゃヤダ!返して!返してよパパ!!」
知久「大人しくしてなさい!」
まどか「返してぇー!!!」
―――
まどか「うわーん…ヒック…ヒック」ポロポロ
まどか「ごめんなさい!ごめんなさい…パパ」
マミ「………」ギュッ
マミ「片付けておくから、鹿目さんは休んでて…」
まどか「マミさん…マミさん…」ギュッギュッ
マミ「私で良かったら、いつでも慰めに使って…」ギュッ
マミ「鹿目さんは何も間違ってないよ」ニコッ
眼鏡は割れずに机に乗っていた。
―病院―
「最近、旦那さんは来ませんね。お仕事が大変なのかしら?」
詢子「家の旦那に限ってそれはないな~」
詢子「娘と揉めてるのかもしれないな」
「ふふふ、反抗期ですか?」
詢子「中学二年、難しい年頃ですから」ニコッ
詢子「素直ないい子なんですけどね……」
まどか「マミさん…今日も家に来ない?」
マミ「ええ、もちろん行くわ」
スタスタ
マミ「鹿目さん…?お母さんにお父さんが帰って来ないって言った?」
まどか「ま、まだ…」
マミ「そう、一応言っておかないと面倒な事になるわよ…」
まどか「ママとは顔を会わせ辛いの…きっと恨んでるから…」
まどか「ママも疑ってきたら……」
まどか「ママまでいなくなったら……」
マミ「鹿目さんはひとりぼっちにはならないわ…」
マミ「いつでも私は鹿目さんの傍にいるよ」ニコッ
まどか「ありがとう、マミさん…」
―翌日の病院―
詢子「…まどか、見舞いに来てくれたのか?」
まどか「…」コクリ
詢子「あはは、ビクビクするなって!何も怒っちゃいないよ」
詢子「…まあここに座れ」
まどか「…うん」
―――
詢子「…帰って来ない?……はぁ?」
詢子「じゃあなにか?まどかは一人で家に居るのか!?」
まどか「…お友達が来てくれたりは……」
詢子「……いつから?」
まどか「少し前…」
詢子「携帯には?」
まどか「家に置いたまんまだから…」
詢子「……浮気じゃないだろうな」
詢子「年頃の娘を一人にしとく訳にはいかないな」
詢子「よし!先生に相談してみるか!」
まどか「む、無理しなくてもいいんだよ?…わたしは大丈夫だよ…」
詢子「はは、強がるなって、まどかが怖がりなのは知ってんだぞ」
休憩したい!
それまで落ちませんように!
あかん、あかんでぇ、詢子はん……
今すぐ病院に戻るんだ……
家に帰ったらマジで地獄へ直行便だぞ……
詢子さん600行く前に死にそうだな
あと残ってるのはおりこ、キリカ、洵子さん、和子さん、ゆま、あと誰かいたっけか?
そういえば伝説のホスト翔さんとその後輩が残ってたな
なんだ、まだまだ死体役はたくさんいるじゃないか
見滝原も捨てたもんじゃないな
でもまあ死体がみつからないと事件にならないからな
もっとも単純で明快な完全犯罪とは死体を完璧に隠してしまうことだし、たしか
無法地帯、見滝原
だ
マミ「あら…一時帰宅の許可が出たのね」
まどか「うん」
マミ「それじゃあお暇しないといけないわね」
まどか「きょ、今日は泊まっていきますよね…?」
マミ「ええ…」コクリ
マミ「……なんだか鹿目さんったら元気がないわね」
マミ「もっとグイグイ引っ張ってくれてたのに…」
まどか「そうかな…?なんでだろう…」
マミ「私じゃダメだった…?私ならいつまでもいてあげられるんだけど」
まどか「マミさんが居れば他なんて要らない……
だからパパだって…躊躇しなかったの…」
まどか「ママだって…マミさんの事を困らせたら……いらないよ」
マミ「私も、鹿目さん以外いらないわ…私達…きっといつまでも一緒だよ」
まどか「ほっぺた触っていい…?」
マミ「いいよ」ニコッ
まどか「…柔らかい……マミさんはかわいいな…」
マミ「うふふ」
まどか「わたし…外も中身も全然だけど嫌わないでね…?」
マミ「私は鹿目さんのそういう所が大好き…いつも抱きしめたくなるの」ナデナデ
マミ「……でも自分を卑下なんてしないで…鹿目さんより素敵な人なんていないんだから…」
マミ「誰も鹿目さんを悪く言えないから安心して…私がいる限り誰も…」
マミ「私…あなたの為なら奴隷にでもなれる…なんだってしてあげる」
まどか「かわいいなぁ…ホントに…」ギュッ
まどか「壊れるまで抱きしめたいな…でも、もったいないからしないよ」
まどか「……わたしの人生をあげるから…もっと愛してね」
―翌日―
詢子「久し振りの我が家か、しっかり掃除もできてるんだな」
まどか「…これはね?先輩がやってくれたの」
詢子「しっかり者みたいだね、その先輩さんは」
まどか「うん!憧れの人なの」ニコッ
詢子「そうかそうか!なら今度紹介してくれな、まどか」
まどか「うん!」
詢子(本当にいい子だよ、まったく)ナデナデ
金も稼げず飢えて死ね
詢子「…しかし、娘や可愛い妻を置いてどこかに行く様な人じゃないんだけどな」
詢子「帰ってきたらたっぷりと説教してやらないとな!」
まどか「…うん」
詢子「? まさか、本当に喧嘩でもしてたのか…?」
詢子「想像できないな…」
まどか「し、してないよ…パパは優し…しい…ひ…人だもん」
詢子「何か隠してるな~まどか~」
まどか「え゛!?」ビグッ
なんとかしてほむらさんをもう一度この世に呼び覚ますんだ!
てかほむほむが死ぬSSを見たの初めてなんだが・・・
詢子「安心しな!無理に気いたりしないからさ」
まどか「……ママったら」ドキドキ
詢子「飯はどうしようか?やっぱ出前しかないか」
まどか「そ、そうだよね」ソワソワ
詢子「……遊びに行きたいなら行ってもいいんだぞ?」チラッ
まどか「そう…?あ、でも今日は一緒にいた方がいいって言われたから…」
まどか「メールで大丈夫だから…気にしないで」
詢子「確か女の先輩だよな?」
まどか「そうだよ…さっき話した人」
詢子「一線を越えんなよ、まどか」ポンポン
超えるどころか大気圏突入して天元突破してる
>>627 シモン「呼んだ?」
まどか「…」ポチポチ
ポチポチポチポチポチポチ
詢子(あの日のまんまか…まどかの方があれなのか?)
詢子(そんな訳ないか…何度も携帯電話が震えてるし
無理に返信する事ないんだがな…)
ポチポチポチポチポチポチポチポチ
詢子「飽きないのか…?」
まどか「うん、全然飽きないよ」
詢子「どんな話をしてるんだ…?」
まどか「……なんで聞くの?」ジッ
詢子「…どうしたまどか?怖い顔して…」
ぎゃあああああああああああ
やべえええええええ
>>599
沙耶の唄っぽいよね、この二人
こういう破滅的なカップリング好きだわ
誰かツンデレまどまどのSS書いてくれ
シモーーーーーーーン!
アニキィーーーーーーーー!
まどか「…内容は言いたくない」
詢子「悪い…冗談で聞いただけだから流しちゃってくれ」
まどか「……そうなの?」
詢子「そうなの……」
まどか「……」ポチポチポチポチポチポチ
詢子(まどかにガンとばされたの初めてだわ…)
詢子(……いい顔するじゃないか)
なんか毎回毎回ハラハラするな、このSS
いつくるんだろう、いつ死ぬんだろう、ドキドキみたいな
まどか「ママ、お風呂は入れるの…?沸かす?」
詢子「お?沸かしてくれるの、頼むよまどか」
詢子(さてさて、親子の親睦を深めますか)
詢子(…正直、今のまどかはダメだ、携帯ばっかり弄って)
詢子(叱るのはダメだってわかったからな~)
人生を賭けてでも守りたいと願ったまどかに願い事で消されるとかほむほむ不憫すぎるだろ・・・
QB「お風呂掃除かい?」
まどか「キュゥべえ、…あんまり会ってなかったね」
QB「そうだったかい?僕は気にしないからどうでもいいかな」
まどか「マミさんの所に行った?わたしの事、何か言ってた?」
QB「まどかの事しか聞いてないかな…よく話題が尽きないものだよ」
まどか「そっか///」
QB「今はあれで連絡し合ってないんだね?」
まどか「するよ、掃除が終わったらね」
魔法少女はみんな願いが裏目にでてるからな
杏子ちゃんなんて酷いもんだぜ
自分の大切な人守りたい人が次々に死んでいくという
QB「…」
まどか「…」ポチポチ
まどか「一通だけみたい…早速返信しないと」
QB「やれやれ」
>>1・・・えげつない奴だぜ全く・・・
詢子「まどかは髪を垂らしても似合うんじゃないか」
まどか「そう?じゃあ、たまには変えてみようかな…」
詢子「流すぞ」ザバー
まどか「…ふぅ」
ザブーン
詢子「うわ!染みるっ!」
まどか「ママ大丈夫?」
詢子「だ、だいじょうV」
詢子(は、早く馴染め~)
詢子さん、まだ入院してないといけないだろうに無理して……
詢子「わりぃまどか…ギブアップだわ」
まどか「うん、ママ、無理は良くないよ…」
バタンッ
詢子「ひ~」
詢子「ん?…携帯、開きっぱなしじゃないか」
詢子「水分がある所は避けろよまどか…高いんだぞ」
詢子「……消える様に設定してないのか?メールが丸見えだぞ…」
詢子「………」
詢子「」
QB「やれやれ」
まどか「あれ? まだ着替えてないの?ママ」
詢子「なぁまどか…このメールに書いてあるタツヤって家のタツヤじゃないよな?」
詢子「結界ってなんだ?…捨ててきたって書いてあるんだけど」
まどか「なんでロック番号知ってるの!?勝手に見ないでよ!」
詢子「いや、開きぱなしだったんだよ…ロックなんて掛かってなかったぞ」
詢子「……そんな事はいいんだ、それよりタツヤって違うよな?」
詢子「まどかが書いたんじゃないよな?」
ぎえええええ、これはもう無理だ……おわった……
まどか「…」
詢子「日付がタツヤが居なくなった日と…」
まどか「知らない…わたし、何も知らない…」
詢子「隠し事って…嘘だよなまどか…?」
まどか「知らない知らない知らない知らない知らない…」
詢子「いや…」
まどか「知らない!しつこいよママ!」」
>>661
魂物質化して行き着く先は砕かれるか化け物、改変前は行けないだろうな
詢子「怒らないから…素直に話してみて…」
まどか「知らないったら!」
詢子「娘の嘘ぐらい見抜けるよ…話してみて…まどか…」
詢子「怒らないから…絶対の絶対に怒らない」
まどか「…知らないよ……」
>>666
9話でさやかの影がオクタの後ろで苦しみ続けてたんだよなぁ
それに使い魔は成長すると分裂元と同じ魔女になると三話でマミさんがいってるし、
つまりそれは自分の呪いが拡散して世界にバラ撒かれていくと言うことだろうし
つまり魔女になったら未来永劫、自分の呪いに蝕まれて苦しむんだろうね
まだ砕かれて無に還る方がマシだな
詢子さんはもうこれ以上失いたくないのかな?
まどかを非難してもタツヤは帰ってこないしさ
詢子「信用できない? これでもまどかをずっと育ててきたんだよ?」
詢子「まどかを裏切った事なんかないだろう?」
まどか「うぅ」
詢子「な?」
まどかはなぜ「自分とマミさんの邪魔になるものの存在を消し去る力が欲しい」か
「私とマミサンだけの楽園で幸せに過ごしたい他の人はいらない」と願わなかったのか
ほむらだけ消してもどんずまりじゃねえか
―居間―
詢子「…まどか」
まどか「………」
まどか「…絶対に怒らない?誰にも言わないって約束してくれる?」
詢子「誰にもか…難しいな…」
詢子「………約束する、話してごらん」
まどか(ママは…余計な事をしないでくれるのかな……)
まどか「……ううん、無理だよママ」
まどか「ママはわたしを絶対に恨むし怒るよ」
詢子「信用して欲しいんだがな」
まどか「パパを殺したって言っても?」
詢子「………なんだって?」
>>682
まどっちは自分だけの力ではマミさんに自然な笑顔を呼び戻せないと気付いてるとか?
だから自分たち以外を否定しようって気はないんじゃない?
両親には流石に抵抗あるみたいだし、まどっちも
オクタの説明に「思い出だけを乗せて」とか「もう何も届かない」とか書いてあるから
頭の中でずっと思い出の回想が回ってて杏子達の声は聞こえないって感じなんじゃないだろうか
ああ、詢子さん、オワタ
まどか「もうわかってるの…そうだよね、そうなんだよね」
まどか「わたしにはマミさんが死んだって言われるみたいなものだもんね?」
まどか「怒らないとか無理だよ…」
詢子「知久さんをか?冗談だよな…?」
まどか「そうだよ、さやかちゃんも仁美ちゃんもほむらちゃんも全部」
まどか「もちろんタツヤだって」
詢子「ごめん…まどかが何を言ってるのかわからない」
まどか「みんな、みーんなわたしが死なせたんだよ…」
でもなぜだろう、まどっちとマミさんの恋が凄く純粋にみえるんだよね
まどか「やっぱりママも邪魔になるんだ…」
まどか「本当のお人形ならよかったのに…思い通りに動くお人形なら」
まどか「知らないままなら生きられたのに…」
詢子「何を言ってんだ…一つ一つ説明してくれまどか」
まどか「……あっちでは幸せになってね」
まどか「こっちにはもう居ちゃダメなの…ママは」
もう残るは先生のみか・・・
先生ってまだ生きてるよね?
>>708
まどか「とうとう先生も殺っちゃたよ……」
って感じに行間で死んでそうだなw
まどか「思い出は忘れないよ…」ポロポロ
まどか「みんなの事は覚えてる…ちゃんと記録してるから」
まどか「捨てたりしないから…恨んだって…祟っていいよ」
まどか「みんなわたしのものだから、逃がさないから」
詢子「ま、まどか…」
まどか「ママ、今までありがとう…パパにも伝えといて」
詢子「さっきからなんなんだまどか!」
まどか「誰よりも大事な人ができたの…」
まどか「その人の為なら」
バタリ
まどか「……こんな事だってできちゃうんだ」
まどか「罪なのはわたしだけがいいの……マミさんを困らせないで…」
ほむら「…という妄想で夜更かししてたら2時間寝坊したわ」
さやか「とりあえず頭にかぶってるパンツとれよ」
QB「これでまどかはマミと一緒な訳だね」
まどか「キュゥべえ…今回はマミさんを呼ばなくていいから」
まどか「わたしだけでやるから…」
QB「呼ぶも何も来てくれる訳ないじゃないか」
まどか「…え……」
QB「試しにそれで連絡を取ってみたらいいよ」
QB「繋がらないから」
QBの策略か?
まさかとは思うがほむほむが生きてたりしてな
まどか「…そんな…そんな!なんで繋がらないの!?」
まどか「こんな事、一度だってなかったのにっ!」
QB「君はマミが最も嫌っている親殺しをしたんだ、拒絶されて当然じゃないか」
まどか「嘘つかないで!マミさんは私を裏切らない!わたしもマミさんを裏切らないの!」
まどか「パパの時だって何も言わなかった!」
QB「言えなかったんじゃないかな?まどかが変だから」
QB「一種の拒否反応みたいなものとか」
まどか「嘘なんか聞きたくない!!」
そういうことか・・・
QB嘘つかない
まどか「マミさんはどこ!?居場所を教えて!」
QB「さあ、家じゃないかな?」
ダッ
QB「いいのかい?放置したままで」
まどか(ヤダヤダヤダヤダヤダヤダヤダヤダヤダヤダ)
>>735
一流の詐欺師は嘘をつかずに人を騙す
「説明を省略しただけ」「聞かれなかったからね」
まさにテンプレートですよ
あいかわらずのえげつない精神攻撃
QBってvipだとやたら被虐担当だったり、
無理やり綺麗にされたりするから原作通りは新鮮だわー
―マミ宅―
まどか「マミさん!どこ!居るんでしょ!?」
まどか「………」
まどか「居ない…何処にもいない…」
まどか「電話にも出てくれない…」
まどか「……なんで居ないの」
親殺し…親殺し…親殺し
まどか「違う…違う…違うよ…」ペタリ
まどか「誰か違うって言ってよ…」
まどか「マミさんの為にしたのに…」
QB「自分の為だろう?何を言ってるんだか」
QB「まどかは自分が責められるのが嫌だったんだよ」
QB「だから口封じしただけさ、簡単な理由じゃないか」
まどか「違うったら……さやかちゃんの時だってマミさんを庇ったよ?」
まどか「マミさんの為にほむらちゃんを消したのに…」
まどか「なんで?なんでわたしの為になるの…?」
QB「別に庇ってないじゃないか?いつもマミと2人で処理してるだろう」
QB「まどかがやった時もマミがやった時も」
QB「暁美ほむらなんて君も狙ってただけじゃないか?」
まどか「マミさんになんでもするって言った!人生をあげるって!!」
QB「口でかい?」
まどか「黙ってよ!否定しないで!!」
言ってることが正しいから困る
マミ「鹿目さん…?どこに居るの?場所を教えて」
マミ「キュゥべえ?……キュゥべえ?」
マミ「居ないの?付いてきてたはずじゃ…」
マミ「もう…こんな時に携帯電話が水没するなんて」
マミ「鹿目さん!聞こえたら返事して!」
まどか「黙ってよ!黙ってったら!」
QB「聞き流してよまどか」
まどか「助けて…助けてマミさん…そんな事ないって言って…」
QB「マミに頼んでどうするんだい?」
まどか「……ヤだよ……そんなの嫌だよ」ポロポロ
もう一度ミキサーにぶちこんでやろうかー!
間に合え……
まどか「苦しい…胸が痛いよ…マミさん…」
QB「まどか…ソウルジェムを見てごらん」
まどか「……なんで…?」
QB「まあ、好きにしていいけどね」
まどか「………」
まどか「…真っ黒…?魔法なんて全然使ってないのに…なんで…」
QB「知ってるかいまどか?君達は魔女になるんだ」
QB「ソウルジェムが濁りきった先に」
まどか「……」
QB「……今の君にはマミでさえ悪く言えるはずだよ」
まどか「……ヤ!イヤ!」
まどか「マミさんの悪口なんて考えないで!やめてやめてやめてやめて……」
QB「自分と争ってどうするんだい?」
QBが策士すぎて怖い。これで無感情とか嘘だろw
こんなエンドは認めないぞ! ほむら呼んでこい!!
まどか「とめった」
まどか「あ゛あ゛あ゛!!浮かべないで!」
まどか「そんな人じゃない!そんな事しないの!!」
QB「君はよく耐えるね…」
QB「一体、何で耐えられるんだい?」
まどか「イヤ!イヤッ!」
まどか「マミさんは私の事が好きなのッ!!」
>>775
俺が変わりに行く、お前は後方支援を!
マミまど幸せになってほしいと思いながらもQB勝利も見たい気がする…ぐぬぬ
今北産業
>>780
QB勝利だったら
ほむら「ココロのスキマお埋めします」
なんてのが
……ほむらの行動が違和感すぎるけど
>>782
お互い共依存の関係となったまどかとマミ
お互いの関係を邪魔する学友や家族を次々殺害
だが突然、マミとの連絡が途絶える
QB「おかしいな…こんなに長引く訳ないのに」
QB「僕の声はもう届いてない様子だし…」
まどか「そんな事ない!そんな訳ないよ!」
まどか「理解してる!誰よりも愛してるの!」
QB「ああ…流石にこれ以上は予想してなかった」
ガチャ
マミ「………鹿目さん?なんだ…家に来てたのね」
スタスタ
マミ「!?」
マミ「キュゥべえ?これは?」
QB「さあ」
まどか「マミさん…マミさん…居るの?」
手を握り包み込む
マミ「居るよ…」
マミ「何か怖い事でもあったの?」
まどか「マミさん…マミさん」
マミ「ん?…なぁに?」
まどか「……マミさん」
マミ「うん?」
まどか「……わたしの事、嫌いなの…?」
マミ「鹿目さん…?」
友達料からどうしてこうなった
コブラぁあああああ早く来てくれぇえええ
まどか(何を言ってるの…)
まどか「何度も呼んだんだからすぐに来て欲しかった…」
マミ「ご、ごめんなさい…キュゥべえが…」
まどか(困らせないで…)
まどか「苦しんでたのに…いつもわたしにばかりに苦労させて…」
マミ「……ごめんなさい、怒ってるの…?」
まどか(怒ってない!怒ってないったら!)
まどか「マミさんさえ居なかったら苦しまずに済んだのに…」
マミ「…か、鹿目…さん……」
まどか(喋らないで!喋らないでよ!なんで止まらないの!?)
まどか(今思ってる事を言っちゃダメ!マミさんに酷い事を言わないで!!)
マミ「ごめんね…あなたに付きまとったりして」
まどか「事故で死んでれば良かったのに…」
…パキィッ…
まど神「そろそろ出番かな?」
マミ「」ポロポロ
まどか「マミさん……マミさん…」
マミ「鹿目さんの事…好きになって……ごめんなさい…」
まどか「もうヤダ!!!」
まどか「誰か殺してよ!!生きていたくない!!!こんなの嫌だよ!!!!」
パリーン
突風に吹き飛ばされる
QB「うわっ!?」
マミ「きゃあ!?」
マミ「っ」
まどか「」
マミ「鹿目さん!」タタタタッ
マミ「鹿目さん…どうしたの鹿目さん…」
マミ「返事をして…」ユサユサ
マミ「冷たい…そんな、そんな……」
QB「それは鹿目まどかの抜け殻さマミ」
QB「見てごらんマミ、こんな魔女なんて見たことないよ…」
マミ「鹿目さん…鹿目さん…起きて、ねぇ起きてよ」
QB「やれやれ」
QB「動く気配がないな様だけど」
マミ「死んじゃダメよ…まだ2人暮らしだってしてないんだよ?」
マミ「お願いだから目を覚まして…またマミさんって呼んで……」
QB「何もしてない訳じゃないのかな?」テトテト
マミ「ここに居るよ…傍にいるんだよ?鹿目さん…」
髪を撫でる…いつまでも。
救いはないのか!?どこかに救いは!
クリームさん「わたしが皆を救わなきゃ……」
ジャック「俺は~ジャックーバウアー♪ん?」
マミ「鹿目さん・・・目を覚まして・・・」
ジャック「こいつはたまげたぜ・・・」
QB「この町を囲んでに壁みたいな物ができてるね、魔女の力だろうかな」
QB「おっと、触るのは危険かな」
QB「…マミは別にいいかな、まどかだけで十分みたいだ」
QB「?」
QB「…おかしいな」
QB「何も感じられない……他の僕達と……」
ヤンデルート・グレートヒェン
マミを思う魔女。その性質は純愛。
世界の全てを吸い上げ見滝原(天国)を維持し巴マミに生命力を与える。
全てを吸い上げると同時に世界と共に消滅し、彼女は相手を連れて行く。
誰にも取られない為に
QB「消えたのかな…僕以外皆…」
QB「困ったな…これじゃあいくらエントロピーを凌駕しようが僕たちには無意味じゃないか」
QB「魔女にする相手を間違ったかな……」
マミ「本当に死んでしまったのね…鹿目さんは」
マミ「大丈夫だよまどか…私もすぐに逝くから…」
マミ「…待ってて」
パァン…
マミ「お、おかしいな…頭を打ち抜いたのに」
マミ「なんで私、生きてるの…?」
マミ「……傷がない」
マミ「………待ってて」
パァン…
マミ「…何故?死ねない…なんで死ねないの…」
マミ「っ」
リボンで限界まで首を絞めるも苦しくない
マミ「………生きていたくないのに」
マミ「死ねない…死ねない……なんでよ……」
魔女になったまどかの願いすらマミさんを苦しめる・・・
マミ「………」
マミ「鹿目さん…」
遺体を見つめる。
マミ「ごめんね…約束したのに死ねないの…」ポロポロ
マミ「どうしたらいいのかな…?」
マミ「……鹿目さんを待たせたくないのに……」
マミは生き続ける。
見滝原以外の全てがなくなるまで…
マミは天国にも地獄にも行けない。
まどかが夢想していた作られた世界ができるまで
まどかとマミ以外は生きてる人形…そこにあるのはまどかの意志
マミにも都合のいい人々。
魔女になろうとも彼女の心は曲がらない。
マミさんの為に………
マミ ニコッ
まどか ///
―終―
長すぎてごめんよ。
ヤンデレっていいよねって書きました。
保守や支援して意味のある物になってたら嬉しいです。
バットエンドなのにすまぬ…
お疲れ様っす!!
乙っちまどまど
ギャグ過ぎてダメだと思ってやめました
↓
ヤンデルート・グレートヒデェ
では、お休みなさい。
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