クリスタ無双(30)

*ハイスクールD×DのOVAのとあるお話が元ネタです。パロディやります。
*女子訓練兵達がえらいことになります。エロとか触手ネタ苦手な方は注意!
*一部の男子(アルミン)もえらいことになります。アルミン受が苦手な方も注意!
*男子訓練兵達のイメージが崩れる可能性大です。
*ぶっちゃけみんなスケベになるので、イメージ崩壊注意!






今日は兵站行進の訓練の日だ。

地図を見ながら、決まったコースを時間以内に移動する訓練だが…

このままだと時間以内にゴールにたどり着かないかもしれない。

最後尾のグループが、先頭グループを遂に見失い、愕然とする。

アルミン「まずい…このままだと、全員脱落する…!」

ライナー「どうする? いっそ近道使うか?」

アルミン「そうだね…コースの修正をするしかない。でも…」

確か、地図の中での最短距離は…

教官から前もって「女子のいる班はこの道を決して通るな」と言われていた。

アルミン「近道は出来るけど…ここは通るなって教官が言ってた…」

ライナー「そんなこと言ってる場合じゃねえだろう! いいよな!」

ミーナ「そうね…このままだと…全員アウトだもんね」

ハンナ「いいよ! いきましょう!」

今回の班は、男子二人女子二人の計四人を一斑とした小さいグループでの移動だった。

アルミンが遅れていたので、どうしてもこの四人が最後尾になってしまったのだ。

アルミン「ごめん…みんな…(ちくしょう)」

ミーナ「いいって! こっちからいける道があるんだよね? いきましょう!」






しかし、それが、地獄の始まりだった。







うあああああああああああ……






エレン「なんだ? 今の声」

アルミンらしき声と、女子の叫び声が後ろから聞こえてきた。

ミカサ「アルミンに何かあったのかもしれない……(戻らないと)」

エレン「そうだな…今の叫び声は尋常じゃなかった。いってみるか!」

ミカサ「ええ!」

ジャン「おい! まだゴールしてねえんだぞ! 人のことかまってる場合か!」

サシャ「でも…今のはまるで断末魔のような声でしたよ?」

ミカサ「サシャの言う通り。もしかしたら、獣に襲われたのかも」

ジャン「そうだとしても、アルミンの班にはライナーもいるんだし…」

エレン「つべこべ言ってねえで行ってみるぞ!」

ミカサ「ジャン、あなたはここに残っててもいい」

ジャン「いかねーなんて言ってねえだろ! くそっ…10分だけだからな!」




そして、エレン、ジャン、ミカサ、サシャの班は、アルミンの絶叫を頼りに逆走した。




その先にはなんと……



一同「「「「?!」」」」




アルミン、ミーナ、ハンナの三名は、木の枝(のような触手?)に捕まって…捕獲されて身動きが取れない状態でぶら下がっていたのだ。



エレン「なんだ…これ…?」



エレンが驚くのも無理はない。

こんな植物、見たことがない。

ライナーは鼻血を出して倒れて気を失っている。

ミカサ「ライナー起きて…一体何があったの…?」

ライナー「(我に返る)ハッ…ミカサか。すまない…俺としたことが」

ミーナ「皆! 誰か助けて…! ああっ…(赤面)」

にゅるにゅる…

ハンナ「よく…分かんないんだけど…ああ! そこはダメええええ!!」

さわさわ…

アルミン「なんで僕まで…ちょっと…やだっ…待って!」

ごそごそ…



エレン「………(な、なんだこのエロい光景は)」

ジャン「………(木の枝が触手みたいな動きしてやがる。体をまさぐって何やってるんだ?!)」



二人共、一筋の鼻血を垂らしてその光景を目に入れてしまった。

ライナーは再び、それを見て気絶してしまう。勿論、鼻血を吹いて。

ミカサ「ライナー!!!!(出血した!)」

ジャン「そうか…ここって教官が「女子は通るな」って前もって言ってた場所か」

エレン「恐くな……なんて変態植物なんだ。でもなんでアルミンまで襲われてるんだ?」

ジャン「女子と間違えてるんじゃないか?」

エレン「ありうるかもな」

サシャ「冷静に観察している場合じゃないですよ! 三人を助けないと!」

立体機動に移り、サシャは飛び出していったが…



サシャ「?! なんですかこの枝…! 切っても切ってもキリがない…! ああっ!(絡め取られた)」


今度はサシャまで捕獲されてしまった。

なんてエッチな植物なのだろう。

サシャ「やだ…そこ…触らないで…くださいっ…! いやああああ!!!(赤面)」



エレン「……………」

ジャン「……………」


下半身が疼いて、全く動けないエレンとジャンだった。

ミカサ「何二人共、ぼーっとしているの。助けないと…!」

エレン「まて! ミカサ! 下手に動くな! こいつはどうやら女子、もしくは女子に似ている男子にしか興味がねえみたいだぞ」

試しにジャンが一歩近づいてみたが…枝が逃げていく。

ミカサ「本当だ」

エレン「ミカサが近づいたら、サシャの二の舞になるのがオチだ。ここは一旦、退却だ。ミカサはひとりでキース教官をここに連れてくるんだ」

ミカサ「エレンは?」

エレン「俺はここに残る…!(`・ω・´)」

ジャン「俺もここに残る…!(`・ω・´)」

二人の心が初めてシンクロした瞬間だった。

下心満載の返事にミカサはキレた。

ミカサ「ダメ…エレンも一緒にくる! (ごスっ☆」

ずるずるずる……



ミカサに無理やり気絶させられ、退却させられたエレン。

美味しいのは、ジャン一人だけだった。

(*ここから先はしばらくの間、ジャンの視点映像(クズ視点)をお送りいたします)

ジャン(くそ…! ミーナもハンナもサシャも喘ぎまくってるなんて…天国かここは!)

ミーナの小ぶりな胸の中に入っていく枝。

枝の先は、その小さな先端を吸い上げるように侵入している。

脈動を打つ度に、あがる嬌声。

汗が流れて、服がびしょびしょだ。

女子は全員、顔を真っ赤にしてその快楽と闘っている。

アルミンは男だから除外するとして…その三人だけでも十分美味しい。

アルミン「ジャン! 見てないで助けてくれよ!」

ジャン「無理だ! 下半身が立体機動に移ってて……操作出来ねえよ!」

アルミン「さいてーだな君は!! だったらせめて僕だけでも助けてくれよ! あっ…(赤面)」

その瞬間、アルミンは顔を真っ赤にして喘いだ。

アルミン「まって…乳首はやめて…あ…下半身も…そんな…僕はこんなところでいきたくない…」

ジャン「ぶーっ…!」

ミーナやハンナやサシャと負けず劣らず、色っぽい声で喘ぐアルミンにジャンは一瞬、イケナイ感情を覚えた。



だが、その瞬間……


そのエッチな木は何か、怒り出したように暴れだし、アルミンだけ投げ捨てた。

投げ出されたアルミンを、ジャンが慌てて受け止める。

ジャン「なんだ?! 途中で投げ出したぞ?!」

アルミン「僕の股間を触ってようやく男だって認識したみたいだよ…(がくり)」

どうやら男はノーサンキューということらしい。

間違えて襲ったことで、そのエッチな木は怒り狂い、残った女子三人に更なる快楽を与えた。

サシャ「ああ…だめええ…やめてえ…お嫁にいけなくなる…あん…」

ハンナ「フランツ…助けて…」

ミーナ「ああ…気持ちいい…もっと…!(*既にトリップ中)」

ジャンは「あ、やっぱりミーナはドМだったんだ」なんてのんきな事を思った。

アルミン「……………ずっと見ていたい光景だけど、やられる不快感も知ってるからここは切り落とすよ!!(ジャキン!)」

ジャン「待ってくれアルミン! せめてキース教官がこっちに来るまでは…」

アルミン「尚更ダメだよ! 教官が来るまでに決着をつける!」

アルミンは息を整えて突進していったが…

アルミン「くそっ…逃げるの早い! こいつ、僕が男だって分かったから容赦ないな!」

アルミンの技量では、小枝を切り落とすので精一杯だった。

アルミン「やっぱり上位成績者の技量じゃないと、倒すのは難しそうだ。ジャン! 頑張って理性を取り戻してこいつを倒してくれよ!」

ジャン「うおおおおお…無理な相談だ!!!!」

ジャンもやっぱり、男の子であった。

ジャン「こんな…男の子の夢を実現したようなエッチな植物を倒すなんて…俺には出来ない(`・ω・´)キリッ」

アルミン「でも、このままだとサシャもミーナもハンナも死ぬかもしれないんだよ?」

ジャン「え……」

アルミン「あの植物、どうやら歯のような硬い先端で、皮膚を噛んでくる。僕も何箇所が噛まれたし…そういう系統の植物だとしたら、毒が回ってもおかしくない! 命の危険も十分ありうるんだよ!」

ジャン「そ、そうか…」

アルミンの指摘にようやく我に返ったジャンは立体機動に移る準備をしたが……


サシャ「ああああああ……だめえええええ…!!!」


サシャのひときわ大きい喘ぎ声に、再び撃沈したジャンだった。

ジャン「あれ、聞きながら立体機動に移るのは至難の技過ぎる…(´;ω;`)」

と、その時、ようやく戻ってきたミカサとエレン。

そしてキース教官だった。

アルミン「エレン! ミカサ!」

エレン「アルミン! おまえ助かったんだな!」

アルミン「うん! 僕のことが男だって分かったら、投げ捨ててきた」

エレン「女にしか反応しねえのか…アルミンは間違われただけだったのか」

無理もない、と思うミカサだった。

ミカサ「みんなを助けなきゃ(ジャキン)」

キース「まて、アッカーマン。近寄るな。これは男子だけで殲滅するしかない」

キース教官は渋々、説明した。

キース「この植物は…とある貧乳の富豪が作らせたものだ。他の女子からエネルギーを奪い、自分を美しく若くなる為にな。女子を遅い、エネルギーを蓄え、「モモ(桃)」と呼ばれる実をつける。それを食べれば、胸が大きくなると言われている」

エレン(な、ナンダッテー!! じゃあ…それをミカサに食べさせれば…おおおおおおお!!!)

一瞬、巨乳のミカサを想像したエレンとジャンはその場で出血した。

ミカサ「エレン…? 今、何を想像したの?」

エレン「な、なんでもありません!(思わず敬礼)」

キース「男子全員で、枝を全て切り落とせ! 安全に女子を救助せよ!」

男子一同「「「はっ…!」」」

今日の兵站行進はもはや中止である。

今は全力でこいつに取り掛からないとどうしようもない。

捕まっていない他の女子はとりあえず、枝が届かないと思われる位置まで下がって貰い、避難してもらうことになった。

だが……

サシャ「あ……皆が…見てる…(やだ…恥ずかしい…)」

その状態に更に羞恥心が増し、体が濡れてしまった。

サシャ「コニーもいる…やめて…見ないで…下さい…コニー!」

コニー「む、無茶言うなよ!!!(顔真っ赤)」

非常にやりづらかった。

喘ぐ女子を尻目に男子は闘うが、その機動力は半分以下に落ちていた。無理もない。




その時、そのエッチな木は、固まって避難している女子の方に注意を向けた。

そしてなんと、枝の間から新しい枝を生やして伸ばし、そっちに手を伸ばしていったのである。

エレン「まずい…! (ミカサ!)」

ミカサ「皆、逃げて!!!!」

ミカサは一人で囮になり、他の女子を逃がした。

ミカサは何度も何度も枝を振り払い、切り落とす。

そのスピードは他の男子の比ではなかったが、

まるでそれに萌えているように木の枝は、やる気を出している。

ミカサ(くそっ…しつこい!)

50mも離れていたのに、これだけ急成長するなんて!

巨人並みの再生能力である。

ミカサ「あっ…!(しまった)」

ガスの吹き出し口を抑えられ、機動力を失ったところを狙われた。

遂にはミカサまで捕獲されてしまったのである。


エレン「ミカサああああああ!!!∑(゚д゚lll)」

ちょっと一気に書きすぎて疲れた…。休憩するわ。
なんて酷いパロディだ…これ…自分で書いてて泣けてくるわ。

需要あるのか分からんが、こういう馬鹿っぽいの好きなの(`・ω・´)
同士がいなくても続けるよ!

>>1 最高です!!

>>14
あ、一人読んでくれてる方がいた。ありがとん。
あなたの為に書き続けるよw

ミカサの両手首、両足首は枝に絡め取られ、ブレードも落としてしまった。

ミカサは葉で噛みちぎろうと苦戦するが、その口ごと、猿轡を噛ませるように防がれてしまう。

ミカサ「ん…んんんー!!! ん…ん…んんん…」

ん…しか言えなくなったミカサの反応に気をよくしたそのエッチな木が、10本くらい一気にミカサに襲いかかる。

枝の先は胸の先を執拗に舐る。脇腹、股間の間も、縦横無尽に服の中に侵入していく。

ミカサ(やっ…あ…やだ…こんな…やめて…ああん…!)

ミカサが崩れた直後、今度はアニ、ユミルも捕まった。

ユミルは、寸前でクリスタを突き飛ばす!

クリスタ「ユミル!」

ユミル「逃げろ…! とにかく遠くへ! あ…っ(赤面)」

被害がどんどん拡大していく。

女子の捕獲の数が増える度に、木の成長度も二乗的に早くなっていく。

エレン「ミカサ…!」

ミカサのピンチに、枝を掻い潜ってエレンは助けに向かうが、阻まれて前になかなか進めない。

視線が絡む。ミカサは眉を顰めた。

こんな醜態をエレンの前で見せたくなかった。

思わず、涙が零れる。





それを見た瞬間、エレンの中で何かが切れた。





エレン「てめえええくそ!!!!!!」





エレンはミカサの涙を契機にその枝を一気にブレードで叩き切った。

だが何分、数が多すぎて追いつかない。

しかしそこにジャンも加勢に加わり、なんとかミカサの救助に成功する。

エレンに抱き抱えられる形で一度地面に着地する。

猿轡の枝は、案外呆気なく外せた。

エレン「ミカサ…俺に暫くしがみついておいてくれ」

ミカサ「エレン……?」

エレン「あのエッチな木は男には反応しねえ…多分、俺と一緒にいれば、手を出したくてもたせない筈だ」

現に今、木の枝の動きには迷いが見れた。

ミカサに近づきたいのにエレンが邪魔で手が伸ばせない。

そんな感じである。

エレン「もっと早くこうすりゃ良かったか…悪い。なんか頭に血が登ってて冷静じゃなかった」

ミカサ(……本当、その通りね)

ミカサはちょぴりそんな風に思ったが、口には出さなかった。

まあでもいい。今はこれでいい。

ミカサはエレンに抱えられる形になる。よいしょっと。

エレンが再び、そのエッチな木と対峙したその時……



何故か、クリスタがこっちに投げ出された。



ジャン「え?!」

降ってきたクリスタを慌ててキャッチするジャン。

ジャン「クリスタ?! 大丈夫か? って、あれ? おかしいな。なんでクリスタは投げ捨てたんだ???」

クリスタ「わ…分からないの。私だけじゃない。何人かの女子は、捕まっても、すぐに放り投げられたの」

見てみれば、女子全員が襲われているわけではないようである。

>>16
訂正

ミカサは歯で

葉→歯

ジャン「どういう事だ…?」

エレン「分からねえ…」

ジャンとエレンは疑問符を浮かべて一度、様子を見た。

捕まってしまった女子は、サシャとミカサとアニとユミル。クリスタだけ除外。

よく、交互に観察してみる。

ジャン(まさか…)

エレン(そんなことって…あるのか?)

ひとつの結論に達した。

クリスタ「よく分からないけど、私は除外されているみたいね! だったら勝機はあるわ!」

クリスタは立体機動に移動しようとする。

ジャン「どうする…?」

言うべきか、言わざるべきか。

恐らくは、言わないほうがいいことなんだろうけど。

その時、残酷なセリフを、言った奴がいた。

ミカサ「もしかして…胸の大きさかしら?」

エレン&ジャン((ば…馬鹿! 言うな! ミカサ!))

ピタッ

その瞬間、クリスタは動きを止めた。

クリスタ「どういう意味? ミカサ」

ミカサ「狙われていない女子の胸は皆、AAサイズの胸の子ばかりな気がする…」






ピシャーン……






その時、クリスタの背後に雷が落ちたように見えた。

ミカサ「確か、ユミルはB、アニはC、私も一応、Bサイズはあるので…共通点はそれくらいしか思いつかない…」

クリスタ「……………へえ、なるほど」

エレンとジャンはその直後、

クリスタが天使から戦乙女(ヴァルキリー)に変化する様を目の当たりにする。

クリスタ「貧乳には用がない……と。そう言いたいわけなのね。この木は…うふふ…ふふふ…(´∀`*)」

クリスタの笑顔が怖いと思ったのは、生まれて初めてだった。

すると、その話を聞いていた他のAAサイズの胸の女子がクリスタの後ろに集まって、彼女と同じように笑い始めた。




クリスタ一同「「「うふふふふふふふ…(´∀`*)」」」




エレン&ジャン((木逃げて…! 超逃げて…!!!))

クリスタ「うおおおおおおおおおおおお!!!!!!!!」


ざしゅざしゅざしゅざしゅざしゅざしゅざしゅざしゅざしゅざしゅ…!!!!!!!!


クリスタと胸の小さな女の子の一同が参戦すると、あっという間に木の枝は全滅していった。

実のなっていた部分は全て地面に落ち、無残な姿に変えていく…

クリスタ「胸の大きさで女の価値は決まらないわよおおおおおお!!!!」

貧乳女子一同「「「「そのとおりだあああああああああ!!!!」」」」

まるで今までの恨みを全て晴らすかのように、クリスタはオーバーキルを続ける。

枝を全て削ぎ落とし、最後に木の本体の胴体部分に斬りかかる。

キース「まて! クリスタ=レンズ! 木を切り倒してはいけない! ここの木は…!」

クリスタ「知るかああああああああ!!!!(暴走)」

クリスタと貧乳女子一同の力によって、その木は完全に削ぎ落とされた。




ドシーン……



木の枝から完全に解放された女子たちは安堵の息を漏らしていた。

その反動か、男子は一斉に沈黙し、エッチな木に対して何故か黙祷を捧げていたのだった。

キース「…………」

キース教官は頭を抱えていた。

キース「レンズ…貴様、なんてことをしてくれた…」

クリスタ「すみません…ですが!」

キース「ここはとある富豪商人の私有地なのだ。勝手に侵入した挙句、貴重な木を伐採してしまったとあれば、その弁償金も計り知れない…」

一同「「「「え…」」」」

一斉に青ざめてしまう一同だった。

キース「だから、ここの道を通るなと前もって言ったのだ。一部分だけだが、ここは私有地なのだ。この事が見つかったら、罰せられるのは我々の方になる」

クリスタ「し、しかし…この場合は…!」

キース「まあ…こうなった以上、やることはひとつだ。全員、撤退準備!」

一同「「「「はっ…!」」」」

キース「事が露見する前に逃げるぞ…! 証拠を入念に回収したのち、全員撤退!!!」




もう、逃げるが勝ちだと思ったキースだった。

そして翌日……



サシャ「もうお嫁に行けません…(´;ω;`)」

ハンナ「フランツの馬鹿…どうして助けてくれなかったの…」

ミーナ「あの味を忘れられない…(*´д`*)」

アニ「最低の気分だ…ヽ(`Д´)ノ」

ユミル「まあ…クリスタが無事で良かったよ」

クリスタ「………(喜べばいいのか悲しめばいいのか)」



女子の一同は朝飯を食べながらずっと意気消沈していた。

怒りを溜める者。別の世界を得てしまった者。羞恥心で泣きたい者…

それぞれが傷つき、泣いていたと言える。


男子一同(…………)


男子はただ、罪悪感しか残っていなかった。

何故なら、昨日の光景が目に焼きついて離れず…

ついつい昨晩のオカズにしてしまった奴らも多いからである。

男子一同(正直、最高だった…)

クリスタがエッチな木を切り倒さなければ、事態は収まらなかっただろうとは思うけど…

惜しいやつを亡くした…

と、黙祷を捧げたい気持ちで一杯だったのである。

ミカサ「エレン…」

エレン「(ギクッ)な、なんだよ」

ミカサ「昨日のことは忘れて欲しい(じーっ)」

エレン「わ、忘れるに決まってるだろ!(無理だけどな!)」

ミカサ「本当に? 誓える? 昨日の私のブラの色は?」

エレン「水色だったな…(あ、やっべ!)」

ミカサ「やっぱり覚えてる…嘘つき…(´;ω;`)」

エレン「ごめん! い、今から忘れる! もう忘れるから!!!」

エレンとミカサですらこうである。

他の女子の心の傷の大きさは、言わずもがなである。

そ、その時、

キース「女子は揃っているか?」

キース教官が何やら大きな籠に果物を入れて食堂に運んできた。

キース「昨日は大変申し訳ないことをした。女子一同には今から一個ずつ、普通のモモを配ろうと思う。これで傷が癒されるとは思わないが…わしからの謝罪を受け取って欲しい」

そう言って教官は一同に頭を下げるという前代未聞の行動に出たのだ。

その態度に、男子は立ち上がった。

訓練兵男子1「キース教官! 頭を上げてください! 教官は何も悪くないです!」

訓練兵男子2「そうです! 我々は教官のおかげでここまで強くなれた。昨日のことは事故としか言えない! 教官に責任はありません!」

そのやりとりを一番、胸を傷めて聞いているのはアルミンだった。

キース「いや、事態を甘く見て、兵站行進の訓練を施行したのは私だ。今回の責任はわしにある。次からはこのようなことがないよう、コースについては念入りに決め、皆、同じコースを進む方式に変える。この失敗を教訓にしたいと思うのだ」

男子は心の中で血の涙を流していた。

キース「アッカーマン。代表して受け取ってはもらえまいか?」

ミカサ「承知いたしました」

ミカサは教官に呼び出され、形式的にそのモモを頂いた。

キース教官が食堂を出て行くと、女子一同はミカサのもとへ集まった。

アニ「はあ…ε=(・д・`*)ハァ…こんなもんで気が晴れるわけじゃないけど(かぷり、あ、美味し)」

ユミル「皮ごと食べるのかよ。私は皮は要らない。こうやってペリペリっと剥がして食べる方が美味しいぜ?」

サシャ「そうなんですか?(もぐもぐ)皮ごとでも十分美味しいですよ(あまーい!)」

クリスタ「甘い…汁が落ちてくる。珍しい果物だね」

ミーナ「美味しい!」

ハンナ「本当!」

わいわい、モモにありつく女子を見ていると…

どうやら機嫌は幾分か晴れたようである。

エレン「アルミンは食べないのか?」

アルミン「僕はいい…それより罪悪感で胃が痛い」

エレン「しょうがねえよ…もう今更言っても。それに…」

エレンはアルミンにそっと耳打ちした。

エレン「今回のことは、男子全員が感謝してると思うぜ? 当分、オカズには困らねえって」

アルミン「そうだといいけど…はあ…(ため息)」

アルミンは複雑だった。男としていろいろと。





アルミン(僕ってМっ気があるのかな…認めたくないけど。正直、木をなぎ倒したクリスタに痺れちゃったんだよね)





と、心の中でだけ呟くアルミンだった。





(クリスタ無双 おしまい☆)

クリスタって、本当は実力で十分、10番以内に入ったんじゃね?

という妄想してたらこうなった。クリスタつえええええ!(笑)

ちなみに元ネタの話は、これよりもっとエッチでした。
元ネタも是非見てみてね! 面白いっすよ!(宣伝してみる)


第104期訓練兵団を、10番で卒業したにすぎない、クリスタ・レンズが、無想はない。
という、見解も。

綴りがわからん こいつの名前。

>>27
いや、クリスタは、結構強いっすよ。
まあ、10番以内に入れたのはユミルのおかげだとは思うけど。
あんま過小評価しないでやって欲しいという願望から妄想した。
何故なら、50話でクリスタ結構、頑張ってたからね!
(*まだ最新話読んでなかったらすんません)

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