唯「温泉旅行&カニちゃん食べ放題!?」(160)
ガラガラガラガラ
赤玉「ふひwwww」
店員「残念おばあちゃん、はいティッシュ」
とみ「いらないからもう一回やらせて」
店員「駄目」
とみ「お願い」
店員「駄目」
とみ「どうしても?」
店員「駄目です」
とみ「はあ、帰ろうかね」
店員「また来てね」
とみ「死ね」
店員「次の方どうぞ」
ガラガラがらがら
金玉「きんたま」
店員「出ました一等賞!温泉旅行&カニ食べ放題4名様ご招ーたーい」
和「和ーい」
---第1話:ラッキー少女真鍋和
-平沢ホーム-
憂「お茶どうぞ」
紬「和ちゃんモンブラン好きよね」
和「ありがとう二人とも」ニコッ
梓「ニンジャストライク発動、伊賀の幻ハンゾウを召喚します」
唯「わあん!あずにゃんが勝たせてくれない」
澪「唯はマナだけバカみたいに溜めて自爆するからな」
律「来た!私の切り札メテオドラゴンだ、攻撃するとパワー10000になるんだぞ!すげーだろ」
澪「お、お前・・・」
紬「和ちゃんはデュエマっていうのしないの?」
和「あんなものスパイラルゲートが制限された時点で糞よ」
憂「皆さんもお茶にしませんかー」
唯澪律梓「わーい」
---第2話:和ちゃんは水単速攻
ピーー
唯「ん?」
律「何の音だ」
澪「ごめん私だ」ゴソゴソ
梓「たまごっちですか」
澪「部屋の整理してたら見つけてさ、懐かしいなあって思って」
澪「ごはんかな」
澪「し、死んでる」
和「さっきの音は断末魔だったのね」
律「私は弟いたしデジモンだったな」
梓「デジヴァイスですね」
憂「クワガーモンってすぐ死にますよね」
唯「学校から帰ってくるとウンコまみれで死んでるのはお約束」
和「万歩計にデジタルゲームを搭載するっていうのは当時は画期的だったわね」
「うんうん」
紬(みんな何の話をしているのか全然わからないわ・・・)
---第3話:ムギちゃん
和「クワガーモンであれ思い出したんだけど」
和「クリーミー事件」
梓「何ですかソレ」
和「あれは私がまだ小学生の頃、平沢姉妹とカブトムシの幼虫を採りに行ったときのこと----」
~
幼唯『和ちゃん!私虫取りなんて初めてだよ楽しみ!』
幼憂『私も!』
幼和『成長すればかっこいいカブト虫になるんだよ』
幼唯『よーしえいっ」ザクッ
幼唯『あ』
幼和『唯ちゃーんいたー?』
幼唯『う、うんいたことにはいたんだけどね』
和「勢いに乗った唯のシャベルは鋭い刃物となってちょうど埋まってた幼虫の体を真っ二つ」
和「断面からはジューシーなクリームシチューが
澪「ひいいいいいいいい」
紬「・・・」←レアチーズケーキ食べてた
---第4話:ムギちゃん2
律「でもカブト虫採りって和けっこうやんちゃだったんだな」
唯「缶蹴りとか鬼ごっことか
憂「比較的外で遊んでましたよね」
紬「元気な女の子だったのね」
唯「和ちゃん小学生の時の夢トレジャーハンターだったしね」
幼和『私の将来の夢はトレジャーハンターになることです!成人した暁には
日本を飛び立ち、世界のありとあらゆるお宝をいただ金貨して===』
唯「ほら未だに夢を捨てきれずに七つ道具が入ってる」ゴソゴソ
和「ちょっと人のカバン漁らないでよ」
律「あれ?6つしか入ってないぞ」
梓「残りの一つはどうしたんですか」
澪「なくしたとか」
和「バカね、なくすわけないでしょ
最後のひとつ、それはどんな困難にも挫けない」
和「鋼の“心”よ」ニッ
唯律澪梓「」ゾッ
---第5話:真鍋和のゾッとする話
唯「憂はケーキ屋さんだったよね」
憂「そうだったかな」
澪「憂ちゃんらしいな」
梓「憂ならケーキに限らずなんでも作れそうですけどね」
唯「あれは憂が家事に目覚める前の小学生の頃、
家庭科の調理実習で作ったケーキが偶々上手くできたらしくて===
~
幼純『憂ちゃんすごーい!』
先生『ほんと、憂ちゃん上手ねえ』
『うーい!うーい!うーい!うーい!!』
幼憂『そんなこと~えへへ~』
幼憂『私の将来の夢はケーキ屋さんになることです!』
~
唯「珍しく憂が図に乗ってね」
憂「お、お姉ちゃん」
紬(調子に乗る憂ちゃんかわいい)
---第6話:憂ちゃん
唯「憂リモコン取ってー」
憂「はい」
ピッ
ヴゥン
ぁん・・・んっ・・だめ・・・・
紬「・・・」
澪「・・・」
律「・・・」
唯(どうしよう)←チャンネル変えると意識してるんじゃないかと周りに思われるのが嫌なタイプ
律「そういえば私子どもの頃ヨーヨー得意でさ、ループ・ザ・ループって知ってるか?
グルグル回すやつ両手でできたんだよね、
思えばあれが今になってドラム叩くのに役立ってるのかな」←口数が多くなるタイプ
澪「・・・ふぁ」←あくびして興味ないふりするタイプ
梓「・・・・」チキチキ←携帯いじってる振りして画面に反射させて見てるタイプ(ハイレベル)
和「・・・」←気にしないタイプ
憂「皆さんお茶のおかわりいかがですか持ってきますね」←逃げるタイプ
紬「憂ちゃん私も手伝うわ」←便乗するタイプ
---第7話:ごめんよ僕のファイヤーボール
唯「そ、そうだドラマでも見る?仁先生録画してたような」
紬「仁先生?」
梓「ペニシリンドラマですよ」
澪「ペニシリンがあれば大体病気は治せるっていう」
和「毎回頭痛で唸るところもポイントよ」
律「薬効ありの回見せてくれよ」
唯「はーい」
仁先生『美味しいんですよ咲さんの揚げだし豆腐』ニッ
澪「今日は土曜日か」
和「めちゃイケあるわね」
唯「エガちゃん出る?」
和「どうかしら」
仁先生『咲さ・・っ!?がぁっ・・・・・!!っ』
澪「あの人面白いか?」
梓「江頭さん面白いじゃないですか」
澪「うーん」
律「澪はああいう芸人毛嫌いしてるからな」
唯「でもめちゃイケ最近面白くないよね」
澪「色取り忍者やらなくなったし」
律「バイクに乗ってブンブンいうのおもしろかったのに」
和「全部スモウライダーのせいよ」
太った人『薬効ありー!』
仁先生『ピースピース』
紬「わあ・・・」パチパチ
---第8話:ムギちゃんは真剣にドラマに見入るかわいい
~仁先生CM中~
TV『まっまっ満足、一本満足』
憂(はっ)
TV『まっまっ満足、一本満足』
憂(はっ)
TV『ぼくまんぞく』
梓「憂はどう思う」
憂「えっ」
梓「めちゃイケ」
憂「えーとやべっち寿司は安定してると思うよ」
梓「なるほどー」
憂「えへへ」
レクエイム
---第9話:エラ骨の鎮魂歌
紬「唯ちゃん次の回も見ていいかな」
唯「ムギちゃんはまったね」
『龍馬さーん』
『しぇんしぇー』
梓「このコンビ腐女子という子たちの間ではすごく人気らしいですよ」
律「げぇ」
唯「うんたん♪ うんたん♪」
憂「うるせぇぞ… 飯は黙って食え…」
唯「はいぃ…」
梓「で、聞いたことあるんですけど左利きの人って同性愛者が多いらしいです」
和「」スッ
澪「おい」
梓「」ススッ
澪「おい」
唯「」スススッ
澪「なぜ私から離れていく」
---第10話:澪ちゃん
唯「というか何で今日は集まったの」
律「和が唯の家に来いっていうから来たんだけど」
澪「私も」
梓「純はどうします?呼びましょうか」ピッポッパ
和「いいわ、私あの子とあまり話したことないから」
梓「そうですか」プチッ
純『もしもガチャ』ツーツー
和「これを見て頂戴」
唯「んー?」
澪「温泉旅行&
梓「カニ食べ放題!?!!!」
律「お前マジか」
和「商店街の福引で当てたの」
紬「和ちゃんすごーい」
和「ここに四枚あります」
和「と言っても一枚は自分のだけど」
唯「へ、へぇ・・・」
澪「和、二年のときはよく二人でお弁当食べたな」
唯「私は10年以上の付き合いの大親友」
律「クリスマス会誘った」
梓「私は部活の先輩の友達というグランドクロスの関係であって
紬「私はえーとえーと」
和「とりあえず憂は連れてくわ」
唯「なんで!」ガタン
和「可愛いから」
憂「いいんですか和さん」
和「ええ」
唯「ちょっと待ってよ、憂はお姉ちゃんと一緒じゃなきゃ嫌だとかそういうのでしょ」
憂「ご、ごめんねお姉ちゃん私もカニ食べたい・・・」
=十年前~憂7歳=
-某道楽-
幼唯『ハサミ欲しい!ハサミ欲しい!』
平沢パパ『ハハッ唯たちはカニ食べるの初めてだったか』
幼唯『ちょっきんちょっきん』
平沢パパ『よーし記念にビデオを撮っちゃおう』
平沢パパ『かわいい愛娘、カニ初体験の巻』●REC
平沢ママ『憂ちゃんあーん』
幼憂『あーん』
幼憂『うんまあああああああああああああああああああああああいいい!!!!!!』
平沢パパ『 キャアアアアアアアアアアアアア』レンズガシャーン
~
憂ちゃんはカニが大好きだった
澪「律って確かカニアレルギーだったよな」
律「そうなの?」
唯「あずにゃんがカニ食べたら共食いに
梓「なりませんて」
和「ムギ、ちょっとこっちに来なさい」コイコイ
紬「?」
和「むぎゅ」ムギュ
紬「わっ」
和「むぎゅむぎゅ」ムギュムギュ
紬「和ちゃん?」
和「うえっうえっ」スリスリ
和「クリア」
唯「今の絶対胸で決めたでしょ!」
澪「じゃあ最後の一人は私で決まりだな」
和「澪のは何か違うのよね」
和「チゲっぽいというか」
澪「なんでだよ」
和「まあ憂とムギが来てくれるなら後は誰でもいいわ」
唯「・・・」
梓「・・・」
澪「・・・」
律「・・・」
唯「憂、うちにドンジャラってあったかな」
憂「ドラえもんのならあったと思うけど・・・」
=======
ドンドンじゃらじゃら
ドンドンじゃらじゃら
澪「ジャイアン×3スネ夫×2オールマイティ1使用のびパパのびパパのびパパ」
唯「うわあああああああああああああああああああああああ」ガシャーン
梓「のびパパアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア」ガシャーン
律「だめだ、澪のナムル責め※には勝てないや」
※ゲリラ戦法
澪「和!勝ったぞ」ズイッ
和「近い近い」
澪「律、唯、梓、お土産は買ってきてやるからな」
唯「わあああああああああん私も行きたかったよおおおおおおお」
梓「わあああああああああん」
和「じゃあ明日出発だから」
澪「早」
唯「わああああああああああああああ」
梓「わああああああああああああああ」
憂(お姉ちゃん・・・)
紬(梓ちゃん・・・)
律「・・あー」
律「唯、梓、私ん家泊まり来ないか」
唯「えっ」
律「温泉もカニもないけどさ」
律「徹夜でゲームでもして楽しもうぜ」
梓「いいんですか!」
律「ああ」
唯「わあいりっちゃん家にお泊りお泊りー」
梓「聡君ボコりましょうよ!」
律「四人って時点で居残り組ができるのは分かってたことだし」
律「こいつらの面倒は見ててやるから楽しんでこいよ」
紬「ごめんねりっちゃん」
憂「すいません律さん、姉のことよろしくお願いします」
律「気にすんなって、よく考えたら確かに私カニアレルギーだったし」
---第11話:りっちゃんはいい奴
-夜~お風呂-
唯「りっちゃんの家に泊まるのは楽しみだけど」
唯「やっぱり温泉に行けないのはくやしいなあ」
唯「憂が私よりカニをとるなんて」
唯「・・・憂のくせに」
唯「何か恥を掻かせてやりたいよ」
唯「うーん・・・」
唯「温泉かあ」
ピーン
唯「そうだ!」ザバーン
~
憂「お姉ちゃんおやすみ」
唯「はいおやすみ」
バタンっ
唯「・・・」スッ
ピッピッピ
プルルルルル
唯「もしもしほむらちゃん?夜遅くにごめんね、突然なんだけどあの時間止められるやつ
貸してくれないかな?タジャスピナーみたいなの」
唯「大丈夫だよー大した事には使わないから」
唯「うんうん、ありがとー」
唯「キュベレイ?ほむらちゃんなかなか渋いガンダム知ってるね」
超面白い
大支援
======
唯「借りてきました」
唯「かっこいい~」
唯「えーとここで時間を止めてここが四次元ポケットで」
パラパラ
唯「ピンク色の髪をした子の写真がいっぱい出てきた」
唯「まあいいや」
>>44お前のIDホームラン
唯「では本題に戻って」
唯「えいっ」カチッ
フィィィイイイイイイイイイイイイイイイイイン
しーん
唯「・・・」
唯「止まった・・かな?」
時計「しーん」
唯「止まってる!成功したよ」
=憂の部屋=
ガチャ
唯「こんばんわー」
憂「すやー」
唯「よしよし、寝てる寝てる」
唯「失礼しまーす」
ズルッ
唯「オ、オレンジ色・・イメージカラーをちゃんと守ってる」
唯「律儀な子・・・」
唯「よいしょっと」
プチッ
スルッ
唯「・・・おぉ」
唯「我が妹ながら天晴れ」
サワサワ
唯「何か私のよりやわらかい感じがする」
唯「・・憂のくせに」
唯「そんな生意気な妹には---、、
時計「しーん」
唯「や、やってしまった」
憂「すやー」
唯「あははははは憂ったら恥ずかしーお子ちゃまみたーいwww」
唯「ゴクリ」
~
唯「・・・ふう」
唯「ついでに目覚ましも少し遅らせてあげよう」
唯「それじゃおやすみ憂」
唯「よい旅を」
---第12話:平沢唯の陰謀
時計「ppppppppppp」
憂「ん・・・」カチッ
憂「・・・」ボー
憂「あれ7時?6時にセットしたつもりだったけど」
憂「まあ仕度はしてるから大丈夫だけどね」
階段トントン
トントン
唯「ちゃお」
憂「おはようお姉ちゃん、早いね」
唯「そっスか?」
憂「えらいえらい」ナデナデ
唯「へへ」
憂「じゃあご飯食べちゃおうか、麦茶もって来るね」
唯「ついでにごはんですよも取って貰えますか」
憂「はーい」
唯「ども」
憂「いただきまーす」
唯「まっス」
憂「もぐもぐ」
唯「ふんふん」グッグッ
憂「ぐびぐび」
唯「ふうっ・・・・ふっ」グッ
憂「貸して」
唯「すんません」
憂「・・・・んっ」パカッ
唯「和ちゃんに貰った海苔、お徳用だから全然減らないね」
憂「なくなりそうになると和ちゃんすごい笑顔で補充しに来るから」
唯「でも」
唯「何でごはんですよってこんなにおいしいんだろうね」
憂「本当だね」
「「ご馳走様でした」」
憂「ちょっとトイレに行ってくるね」ヨイショ
唯「!?」
スタスタスタスタ
バタン
唯「憂ごめーん、うんこだから2時間はかかるかもー」
憂「そ、そうなんだ」
憂(あっちに行ってからでも大丈夫かな)
憂「お姉ちゃん私そろそろ行くから鍵よろしくねー」
唯「はーい私ももう少ししたらりっちゃん家いくからー」
憂「スイカ玄関に置いておいたからもって行ってねー」
唯「はーい」
ガチャン
---第13話:朝
憂「んーいい天気」
憂「気持ちいいなあ」
憂「思わずスキップしたくなっちゃう」
憂「・・・」キョロキョロ
スキップ
スキップ
スキップ
憂「痛た、足挫いちゃった」
憂「部活も何のスポーツもしてなかったし少し落ちちゃったかな」」
憂「きっとこれは警告だよね」
憂「気をつけないと」
~
憂「確か9時に桜ヶ丘駅前のバス停、、(あっ紬さん来てる)」
憂「紬さーん」
紬「!憂ちゃんおはよう」
憂「おはようございます早いですね」
紬「電車の時間に合わせてこないといけないから」
憂「そうでしたか、澪さんと和ちゃんはまだきてないんですか?」
紬「ううん、さっきまでいたんだけど聡君、、りっちゃんの弟さんを見つけて走って行っちゃったわ」
澪「やあ久しぶりだな聡」
和「うぇーいwwwww」
聡「ど、どうも姉がお世話になってます」
和「ドゥクシwwwドゥクシwwww」
澪「今度律の家に遊び行くからさ、また一緒にゲームやろうな」
和「ドゥクシwwwドゥクシwwwww」
聡「は、はい(何でパンチしてくるんだろう)」
澪「じゃあな聡」
和「律にもよろしくって言っといて」
友A「聡の姉ちゃんの友達美人なのに面白いな」
聡「はは」
和「ムギ一人待たせちゃってるし早く戻らないと」
澪「あっ憂ちゃん来てるぞ」
和「憂ームギー」
憂「和ちゃん!澪さんもおはようございます」
澪「おはよう憂ちゃん」
和「これでみんな揃ったわね」
澪「あとはバスが来るのを待つだけだ」
---第14話:聡くん
澪「憂ちゃんは」
憂「?」
澪「プライベートだと和 ちゃん なんだな」
和「いいでしょ、先輩後輩なんて下らない上下関係に囚われない幼馴染の特権よ」
澪「いいなあ、憂ちゃん私も澪ちゃんってよんでくれよ」
紬「わ、私もムギちゃんって呼ばれたい!」
憂「えっと」
澪「澪でもいいぞ」
和「やめなさい」グイッ
和「憂は同学年の子さえも呼び捨てしないくらい礼儀正しいのよ、
そんな年下の子にいきなり澪なんて言われてみなさい」
和「死ぬわよ」
澪「ガクガクぶるぶる」ブルガリア
憂「あはは・・・バスまだですかね」
紬「あと10分くらいかしら」
和「ジュースでも買ってくる?」
和澪紬憂「じゃんけん、、、---」
澪「どれにしようかな」
和「暑いし炭酸のがいいと思うわ」
澪「でもムギがお腹壊すかもしれない」
和「ムギって胃腸弱いの?」
澪「いやそんなことはないと思うけど体の弱いお嬢様って可愛くないか」
和「何となく分からないこともないけど下痢症っていうと微妙ね」
澪「あ、100円のがあるこれでいいや」スッ
和「!!」
和「危ないっ!!!!」ドンッ
澪「ぎゃひい」ドサッ
和「はあはあ」
澪「痛いな!何するんだよ和」
和「馬鹿っサンガリアのジュースに100円も出すなんてあんた正気!?」
澪「サ、サンガリア!?そんなわけ」
澪「ほんとうだ・・・サンガリアだった」ガクガク
和「まったく、私がいなかったら今日で2回死んでるわよ澪」
澪「ああ、助かったよ和」
---第15話:澪ちゃんの回避
和「もう普通に紅茶でいいんじゃないの」
澪「毎日ムギの持ってくる高級紅茶飲んでるから一般のがゲロに感じちゃうんだよね」
澪「舌が肥えちゃったのかな」
和「肥えてるのは果たして舌だけかしら」
澪「やめろつまむな」
和「あんたこれはちょっとやばいわよ」
澪「和だって尻の辺りのお肉が」バッ
和「触らせないわ」サッ
澪「ふんっ」
和「触らせないわ」ササッ
澪「この」
和「触らせないわ」サササッ
澪「このぉ!」
和「捕まえてごらんなさい」
澪「待てー」
---第16話:澪ブー
和「おまたせ」
澪「ムギ、憂ちゃんコーラ買ってきたぞ」
紬「コーラ!コーラ!」
和「かわいい」ナデナデ
憂「みなさーんバスが来ましたよー」
---第17話:よく考えたらこのメンバーみんなデブー
=バス内=
澪「そういえば替えの下着とかは持ってきたけど、どこの温泉に行くの?」
和「山形県の銀山温泉よ」
澪「聞いたことないな」
和「山形県はこれといって有名な泉地はないけど
数でいったら日本一なのよ」
澪「へえ、私山形県っていえばサクランボくらいしか思いつかないなあ」
憂「将棋も有名ですよね」
紬「スキーとかも」
和「山形県民だからって必ずしもみんながスキーできるわけじゃないのよ」
澪「未だにソリしか乗れない人もいるしな」
紬「コーラおいしいね」
憂「おいしいですね」
---第18話:山形県
=バス内=
オエー
オエー ウップ
ゲロゲロ
澪「随分バス酔いしてる人が多いな」モグモグ
澪「キムチ食べるかムギ」モグモグ
紬「う、ううんいらないわ」ニコリ
澪「憂ちゃんは」モグモグ
憂「私も結構です・・・」ニコッ
澪「もしかして二人までもか、だらしないなあ」モグモグ
和「あんたが芳ばしい香り充満させてるからでしょ!!」ゴンッ
澪「いたっ!」
澪「痛いじゃないか!!」
和「すいませんみなさん、この子日本に来たばかりで常識とかマナーというものを
よく知らないんです、どうか許してやって下さい」
澪「おい!」
和「ほらチュさん謝って」
澪「嫌だ!謝るもんか!!私はキムチを食べてただけだし
列記とした日本人だ!!!」
澪「なんだみんなしてたった一人のか弱い女子高生いじめて
楽しいか!?!!!」
澪「ハイエナめ!!このハイエナ共め!!!!」ニダニダ
和「澪ったらまた暴れて・・・憂」
憂「でも、、」
澪「한국 만세좆같은 일본!!!!!!!!!」
和「このままじゃせっかくの旅行が台無しになってしまうわ、大丈夫私が許可を取るから」
憂「は、はい!」ヒュン
シュン
憂「澪さん失礼します!」トンッ
澪「うっ」ドサッ
和「確か澪の声は・・・」キリキリキリキリ
和「アー アー あー、これね」←七つ道具の一つ(コナン君のよりいいやつ)
和<澪「ご迷惑をお掛けして申し訳ありません私がうんこチンパンでした」
和「一件落着」
---第19話:憂ちゃんは瞬時に背後に回り首トンで気絶させられるかわいい
澪「ん・・・はっ」ムクリ
憂「澪さん温泉着きましたよ」
澪「あれ私いつの間に寝てたのかな、あと何か首か痛い」
トットット
和「んー空気がおいしいわ」
憂「やっぱり東北は暑いですね」
澪「首がものすごく痛いんだけど」
和「気のせいよ」
澪「気のせいじゃないんだなこれが」
憂「ごめんなさい澪さん」
澪「?なんで憂ちゃんが謝るんだ」
憂「い、いえ・・あのハンカチ濡らしてきたのでよかったら使ってください」
澪「おおっさずが憂ちゃん気が利くな、ありがとう」
ヒタッ
澪「おぉう」
憂「さすりさすり」サスサス
澪「あぁ、、、んっ」
憂「澪さん?」
和「澪はうなじが性感帯だからね」
澪「余計なこと言うな!」
和「それよりムギはどこ?見当たらないんだけど」
憂「おかしいですね」
和「ムギーーーーー」
=バス内=
紬「すやー」
バス「ブウウウゥゥゥン」
ブゥンー
~~~
紬「ごめんなさい、ウトウトしてたら熟睡しちゃってて、、」
和「すぐに気がついてよかったわ」
澪「危うく日本一周するところだったな」
和「つまらないんだけど」
澪「首が痛いから調子出ないんだ」
和「とにかく----
山形県とうちゃーーーーーーーく」
紬・憂「「わあー」」
澪「うおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお」
---第20話:到着
和「まずは泊まる旅館に行かないとね」
澪「おい、出店で何か売ってるぞ」
憂「玉こんにゃくって書いてあります」
玉こんにゃく・・醤油で煮込んだ球状のこんにゃくを
割り箸または串に刺したもの 山形県民の主食
澪「一本100円だって」
和「四つ刺さってるし試しに一本買ってみましょう」
「まいどー」
和「もぐもぐ」ハッケヨウイ
澪「もぐもぐ」ノコッタ
憂「もぐもぐ」ドスコイ
紬「もぐもぐ」ドスコイ
和「うん」
澪「醤油で煮込んだこんにゃくの味がする」
和「おいしいけど」
澪「一人一本じゃなくてよかったな」
和「カニ食べにきといてこんにゃくでお腹満たしちゃうなんて洒落にならないわ」
澪「危ない危ない」
---第21話:玉こんにゃく
=旅館内=
和「昨日電話した真鍋一族ですけど」
「お待ちしておりましたこちら部屋の鍵になりまして====」
澪「売店もあるな」
憂「お土産もここでかえますね」
紬「後で見にきましょう」
~
和「○○○番・・・ここね」
【ツンドラの間】
和「変な名前」
ガチャ
ギギィ
澪「中は普通だな」
和「まあ商店街の商品だしこんなもんでしょ」
憂「ポットにお湯は・・・入ってますね、お茶入れます」
和「悪いわね憂」
憂「いえいえ」チョロロロ
紬「たたみー」タミタミ
澪「ムギ畳好きだもんな」
和「そうなの?」
紬「うん、お家に畳の部屋ってないから憧れてたのー」
和「このお嬢様が!」ウイウイ
紬「いやーん」
澪「和の家はオール畳&砂壁のデュアルコンボだからな」
憂「お茶入りましたよー」
和澪紬「わあい」
---第22話:部屋
憂「夕食は何時からなんでしょうか」
和「聞いてみる?」
電話ガチャガチャ
プルルルルルルr
和「もしもし、ツンドラの間の真鍋一族ですけど夕食は何時からでしょうか」
澪「あ、火垂るの墓やってる」
紬「アニメ?」
澪「ジブリ作品だけど・・・ムギ見たことないのか?」
紬「じ、じぶり?・・・あっトトロなら小さい頃に見たことあるかな」
澪「トトロもいいけど私のお勧めはやっぱりゲド戦記だ、かっこいいぞ」
和「はいありがとうございました」ガチャン
和「7時からだって、後ゲド戦記はウンコだから見ないほうがいいわ」
澪「面白いだろ」
和「オナニーの歌だし」
澪「やめろ!」
紬「憂ちゃん憂ちゃん」
憂「何ですか?」
紬「あれは何をやっているのかしら」
憂「空になった飴の缶に水を入れて振るんです、
そうすると水が甘い気がするジュースになるんですよ」
紬「水がジュースに!?どうして!」
憂「えーと、恐らく缶の中に残ってる飴の欠片とか粉が溶けて甘くなるんじゃないかと」
紬「まあ!!」
紬「それじゃああの缶があればいつでもジュースが作れるってこと?!」
憂「そ、そういうわけじゃ・・・」
紬「まあまあまあまあ!」
紬「憂ちゃん」ズイッ
憂「は、はい(顔近い!)」
紬「どこに行けば売ってくれるのかしら!いくら?」
憂「普通にスーパーで、、150円くらいです」
紬「150えん!?たった150えんで飲み放題なの!?」
紬「すごい!」
紬「もしかして価格破壊ってこういうこと?」ズイズイ
憂「あうぅ(ああ…紬さんの目がすごいきらきらしてる・・・どうしよう)」
和「こーころオナニーにオナニーにオナニーに
澪「やめろって言ってるだろ!首痛いなもお」
憂「和ちゃーん澪さーん…」
~
澪「なるほど」
和「そろそろテレタビーズ大好き芸人をやってほしいと」
澪「お前は何を聞いていたんだ、てか缶の飴だったら
さっき売店見たときあった気がするけど」
紬「ほんとに!?」
澪「うん、私見てきてやろうか?あったら買ってきてやるよ」
紬「ありがとー澪ちゃーん」
憂「お気をつけてー」
紬「たのしみー♪」
和「あの太陽の赤ちゃんって今どうなってんのかしら」
憂(お姉ちゃんもかわいいけど紬さんもかわいいなあ)
---第23話:澪ちゃんは今走っておる
澪「ただいま、ムギ喜べ」
澪「あったぞ」
紬「わあ!」
澪「まずは飴を全部食べないとな」ガラガラ
憂「食事前に大丈夫でしょうか」
和「平気よ飴の10個や20個くらいおえええええええええええええええええええええええええええええええ」
憂「和っち!」
和「な、何これ?玉こんにゃくドロップス!?」
玉こんにゃくドロップス・・派生産物
しょうゆ味 こんにゃくの味はしない 一缶30粒入りと妙に多く脅威の350円
和「ふざけたもの買ってくるんじゃないわよ」
澪「悪い悪い、ちゃんと普通のも買ってきたって」
和「まったく」
澪「全部缶から出してっと」ガラガラ
憂「結構入ってるんですね」
和「ムギも食べない?」
紬「ううん缶見てる」じー
和「そう」
紬「中はどうなってるのかしら」
紬「わあ真っ暗で何も見えなーい!」
~
憂「ハッカだけ余りましたね」
和「澪食べときなさいよ、あんたキムチ食べてたし」
澪「ちぇ」パクッ
和「時は満ちたわ」
紬「はい!」
和「まずは水を入れます」ジョロジョロ
紬「入れます」
和「蓋を閉めます」ペコン
紬「閉めます」
和「振ります」ジャコジャコ
紬「ふります」
和「シェイクwwwシェイクwww」ジャボジャボ
紬「ああん和ちゃんやらせてやらせて!」
澪「かわいいって得だな」
憂「澪さんだってかわいいですよ」
澪「そ、そうか?」
紬「シェイクシェイク!」フンフン
和「ドンドコドンドコ」
和「コップに移してと」
紬「出来たわ!」
澪「四人分にすると少なくなっちゃうな」
紬「大丈夫よ澪ちゃん!何回でも作れるんだから」
和「では」
「「「「いただきます」」」」
ゴクゴク
ゴクゴク
和(何か微妙ね…ぶどうの皮の味がするわ)
澪「・・・」ゴクゴク
憂「・・・」ゴクゴク
和(二人も何ともいえない顔してるわね)
和(おもひでぽろぽろのパイン食べて気まずくなるシーンみたいじゃないの・・・清太さんの嘘つき!)
紬「おいしい!」
和「えっ」
紬「すごくおいしいわ」
澪「よかったなムギ」
紬「うん!そうだ澪ちゃんにお金返さないと」
澪「いいよ、ムギのそんな嬉しそうな顔見たらお金なんて取れないって」
紬「でも」
澪「いいからいいから」
紬「澪ちゃん・・・・うん」
紬「私、この缶ずーっと大事にする!」
澪「ああ」ニコッ
紬「憂ちゃんも教えてくれてありがとう」
憂「はい」ニコッ
紬「りっちゃん達にも飲ませてあげなきゃ、よろこぶかなあ」
和(ま、いっか)
紬「斉藤と菫ちゃんにも・・・ふふっ♪」
---第24話:ただの水でもムギちゃんの真心が凝縮されておる
森三中「妻の愛情が入っておる」
和「夕食は7時からなわけだけど」
和「まだ一時間弱はあるわね」
澪「温泉行こうよ、汗かけばお腹も減るだろうし」
憂「私も温泉入りたいです」
紬「入りたいでーす」
和「じゃ温泉に行くとして、旅館に来たんだし」
和「まずは浴衣に着替えましょ」
キガエキガエ
紬「うーんうーん」
憂「ちょっとお腹周りが」
澪「帯短くない?」
和「これだからデブは・・・」
和「帯はもっと緩めなさい」シュル
澪「ふう苦しかった」
和「最近の人たちはくびれを強調したがるけど、着物とか浴衣っていうのはもともと
ずん胴体系の日本人に合わせて作られたものなのだから」
和「円筒上になるように着るのが常識なのよ」
澪「へえ」
紬「和ちゃん物知り」
和「っておばあちゃんが言ってたわ」
澪「和のおばあちゃんやさしいよな裂きイカくれるし」
キガエキガエ
憂「できました」
澪「憂ちゃんはポニーテールだからうなじが見えてセクシーだな、私もやろうっと」
和「ムギの金髪浴衣もなかなかね」
澪「和は浴衣着るとイケメンになるな」
和「チラ見せ鎖骨」チラッ
澪「わっ///」
和「オープン鎖骨」バッ
紬憂「きゃーーーーー///」
=浴場=
和「さて旅の汚れを落として心を清めましょう」
澪「バスに乗ってきただけだけどな」
紬「見て、温泉の効能が書かれてあるわ」
憂「こういうのって見てるだけで効いてる感じがしますよね」
和「肉体疲労、筋肉痛、捻挫、打撲、その他・・・」
澪「首の痛みもとれそうだな、早く入ろう」
和「はっ」スッポンポン
澪「はっ」スッポンポン
紬「はっ」スッポンポン
憂「よいしょ」ヌギッ
憂「」
憂「」スッ
憂「」
‐憂の脳内‐
リポーター憂「私は今ゲルマン人の住むバルト海沿岸地域に来ています!」
ドンドコドンドコ
ドンドコドンドコ
お祭り憂A「前方後円墳!前方後円墳!」
お祭り憂B「大宝律令!!大宝律令!!」
お祭り憂C「甲午農民戦争!!!甲午農民戦争!!!!」
観客憂「「「「「はい!!はい!!!!!!」」」」」」
ドンドコドンドコ
ドンドコドンドコ
======
憂(・・・毛が・・)ブルブル
憂(毛がなああああああああああああああああああああああああああああああああああああああいいい!!!!!!!!!)
---第25話:平沢憂の叫喚
憂(なんで・・・昨日はあったのに)
和「とつげきー」
紬「おー」
憂(なくなってる・・・・)
澪「憂ちゃんどうしたの」
憂「毛が…毛が……」
澪「毛ガニ?」
この人
梓「さわ子先生のメガネを叩き割ったら泣いた」
の人じゃね?
/ ̄ ̄ ̄ ̄\
l (itノヽヽヽヽl
ノリ(l| x"q("#・ノi <ゆい、きずだらけ …
(_x_x_+ _ )
(__x__x_)
ブリッ ( |゚゚| ノ
ε≡ ∪ ̄ ̄ ̄ ̄∪
猿さんくらってた保守支援してくれた人ありがとう
>>132違う
ガラッ
澪「憂ちゃん毛ガニ好きなんだってよー!」
和「そうだったの?じゃあ夕食に出たら私の分あげようかしら」
紬「憂ちゃん毛ガニ好きだったのね、私のもあげるわ」
バタンッ
憂「はっ(服を着なきゃ)」サササッ
澪「?早く行こうよ」
憂「じ、じつは急にお腹が痛くなっちゃって、あはは、、後で一人でゆっくり入ることにしますね」
澪「腹痛にも効くって書いてあるぞ」
憂(こ、この万能温泉め)
澪「まあまあ、一人で入ってもつまらないだろ」
澪「背中流してあげるから、行こ」グイッ
憂「あやややややややや」
澪「脱いだ脱いだ」ポーイ
憂「あぁっ(タオルタオル…!)」サッ
澪「どうせお風呂入るんだからさ、タオルなんて取ってしまえ」グイッ
憂「いいです大丈夫ですっ」
澪「なんだ見られて困るものでもあるのか?」グイグイ
憂「や、やめて下さい澪さん…」
澪「大丈夫、大丈夫だからとりあえずタオルは取ろう?ね!!」
憂「やぁん!」
澪「はあはあ(なんだか興奮してきだぞ!)」
カコーン
カーーーーーッぺ
シャワー「しゃわしゃわ」
和「のどカーーーーーーーッぺ」
和「ふう」
ドタドタ どたどた
和「?」
澪「痛くないからっ!優しくするから一回だけ!」
憂「やめてぇな!やめてぇな!」
ガラッ
和「やめなさい澪!!」
憂「和はーん」タタタッ
澪「あれっ私は一体何を」
~
和「・・・」
澪「・・・」
紬「・・・」
憂「い、いつの間にかなくなってたんです・・・」
和「なくなったって」
澪「抜け落ちるなんてことはないし」
和「どうやったかは知らないけど、犯人一人しか思いつかないんだけど」
澪「あの黄色いヘアピンしてる奴、平沢ゆ何とか」
和「ゆき、ゆか、ゆう・・・ゆうじゃない?平沢ゆう」
澪「少し違うなもっと弓っぽい響きだったような」
和「ゆみ、ゆみ、ゆみ・・・・・」
憂「あの、唯です」
和澪「それだっ!」
憂「でもお姉ちゃんがそんなこと」
澪「いや、あいつならやりかねない」
和「うちのこたつの脚折ったし」
紬「そうだとしたらどうしてその…憂ちゃんのごにょごにょを」
和「きっと悔しかったのよ旅行にこれなかったのが」
和「その腹いせね」
澪「腹いせで妹のごにょごにょに悪戯するなよ…」
和「憂もそんなに気にしなくて大丈夫よ」
和「そのうち自然に生えてくるだろうし」
憂「そう願います」
和「にしても唯はほんとにしょうがないわね」
和「何かお土産でも買っていってあげましょ」
澪「悪戯するだけかわいいってもんだ」
憂「律さんと梓ちゃんの分もですね」
澪「さわ子先生はどうする」
和「温泉饅頭とかでいいんじゃない」
澪「ババくさいって言われそうだな」
紬「へっくし」プシッ
澪「ムギ風邪か?」
紬「ううん、ちょっと寒くなってきただけ」
和「あ」
澪「そういえば私たち裸だったな」
・・・・・
和澪紬憂「寒ーーい!!」
---第26話:純「最近目が潤む」
カコーン
澪「生き返るー」
紬「あたたかーい」
憂「気持ちいいです」
シャワー「しゃわしゃわ」
和「やっぱり温泉は違うわね」
シャワー「しゃわしゃわ」
澪「和」
和「なに」
澪「お風呂入らないのか」
和「実は私、潔癖症なのよね」
澪「というと」
和「人の入ったお湯とか無理」
澪「ええ!?」
和「だって赤の他人が入ってるのよ、絶対へんな体液浮いてるし」
和「知らん顔しておしっこする人もいるらしいじゃない」
澪「ムギや憂ちゃんのだとしたら」
和「なるほど」ジャボン
和「!?」
紬「澪ちゃんっ」
澪「ごめんごめん」
和「くあぁっ!!!!!!!!!」
和(何これ超気持ちいいんですけど)
和(温泉ってこんなに温かいものなの?ぬくい、ぬくいわ!
特別なお湯だから?いやそれだけじゃないわ
木製の浴槽から漏出される微かながらも芳しい檜の香り、
目前には緑樹満載の美麗たる山々、
樹林同士が掠り奏でる快音と小鳥のclear singing voiceによるコーラス、
極めつけのこの詳しいことは知らないけど身体を内部からじんわり温めてくれる秘湯
嗅覚、視覚、聴覚、肌身から込み入る統べての感性が私の身内を駆け巡り侵食してゆく
これが温泉…この凄艶なるユートピアを私は・・・
否、そんなことは全て過去の戯言
今日から私は温泉大好き和ちゃんよ!!
わーいわーい温泉ルールルー)ジョロロロロロロロ
紬「和ちゃん温泉気に入ったみたい」
憂「よかったね和ちゃん!」
---第27話:入浴
澪「首の痛みが和らいでゆく」
紬「憂ちゃん憂ちゃん」ヒソヒソ
憂「何ですか紬さん」
紬「前に唯ちゃんがいくら食べても太らないって言ってたのだけど、
やっぱり憂ちゃんが栄養バランスとかを考慮した食事を作ってるからかな?」
憂「はい、一応簡単なカロリー計算とかもしてるんですよ」
紬「唯ちゃん羨ましいわ」
憂「えへへ」
紬「でもそれだと憂ちゃんも同じ物を食べてるってことよね」
憂「う、そうなんですけど…
実はお姉ちゃん結構好き嫌いが激しくてですね
嫌いなものはよく残したりするんですよ
それで勿体無いと思って残った物食べちゃうから・・・
その…余計なカロリーが///」
紬「私も最近お米がおいしくておいしくてつい箸が進んじゃうのよ」
憂「夏なんですけどねえ」
紬「夏バテしないわねえ」
憂「はあ・・・」
紬「憂ちゃん・・・・何㎏太った?」
憂「ええっ!?」
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