岡部「アキバにストリーキングだと?」(230)

ダル「ん、オカリンどしたん?」

岡部「うむ、つい先ほど、このアキバでストリーキングが出たそうだ」

ダル「犯人が男か女かで全く異質の事件になるっしょ、詳細kwsk」

まゆり「うんとねぇ、犯人は中年の白人男性らしいよ」

ダル「野郎の裸とか頼まれてもごめんでしょjk。男の娘ならむしろ歓迎」

岡部「ふん、くだらんな。いずれにしろ、この俺には関係の」

ドォンッ!!        ヽヽヽリリノノノノノ ミ

                    ミシ´ ̄'` ̄ ̄ ヾミミ
                   ミ|      ( iミミ
                ミト_,,,,, i,i ,,,,,,,,,_ 〈ミミ   ???「岡部……倫太郎だな……? 」
               ヤ_-・-l -・-、` iミミ  
                  ト  、|_,    イ〉5}  まゆり「あ、TVに映ってた犯人さんなのです」
                 | ( ,-ー-、 )  |シ
                ヽ` ,⌒   ´ /   岡部「」
                 ゝ、___ /i\
              _, ‐'´  \  / `ー、_
             / ' ̄`Y´ ̄`Y´ ̄`レ⌒ヽ

             { 、  ノ、    |  _,,ム,_ ノl
             'い ヾ`ー~'´ ̄__っ八 ノ

              \ヽ、   ー / ー  〉
                \`ヽ-‐'´ ̄`冖ー-/

ダル「えと……オカリン、知り合い……?」

岡部「」フルフル

ダル「じゃ……誰……?」

岡部「」フルフル

???「もう一度聞く……岡部倫太郎だな……?」

まゆり「アメリカンサイズのジャンボバナナにまゆしぃは釘付けなのです」

岡部「き、貴様は誰だッ!!」

???「……」

岡部「はッ!?ま、まさか機関の者か!?」

???「……」

岡部「あ、あの……どちらさまで?」

???「……」

岡部「わ、我が名は鳳凰院凶真だ!岡部倫太郎などという名では」

???「……」ギロッ

岡部「岡部倫太郎と申します」


ダル「突然現れた全裸のガチムチがオカリン訪問とかどんなホモゲーだよ、これ」

まゆり「あのゲルバナ、オカリンの倍くらいありそうなのです」

岡部「あ、あのぉ?それで……用件の程は……」

???「岡部倫太郎に用がある。それ以外の者はここから出て行ってもらおう」

岡部「ちょ」

ダル「オカリン、グッドラック!ローションはPCデスクの一番下の引き出しに入ってるお」

まゆり「ダルくん、それはひどいよ!」

岡部「おお、まゆり!流石は我が幼馴染にしてラボメンNo2!俺はお前を信じていたぞ!」

まゆり「オカリン、ゴムは下から二番目の引き出しに入ってるからね」

岡部「」

まゆり「という訳でラボから追い出されたけど、実はしっかりドアの向かいで待機してるのです」

ダル「まぁ流石にこれは洒落にならんでしょ。マジでヤバそうならオカリン救出して警察呼ばないと」

ダル「一応室内で起動させたタケコプカメラーから映像は随時送られ、あれ、消えた」

バァンッ!

???「ここから100m以上離れていてもらおうか」

ダル「はい」

???「待たせたな……」ギロッ

岡部「ヒィィィ!?ま、待て、望みがあるなら聞く!そうだ、交渉の余地はあるはずだ!だから俺の処女は」

???「用件はタイムマシン及び椎名まゆりの死について、だ」

岡部「なッ……!?い、いや、何の事かわからんな…・・・」

岡部(馬鹿な!俺がタイムリープしてきた事は未だ紅莉栖にすら話していないんだぞ!何故コイツが!?」

???「俺は……未来からやって来た」

岡部「貴様も……タイムトラベラーだというのか!?」

???「そうだ」

岡部「鈴羽に続いて二人目のタイムトラベラーだと……詳しく話を聞かせて貰おうか」

???「まず……俺は2042年からやってきた」

岡部「……鈴羽の時代から6年先、か」

???「そして、その時代に人類の数は6万5921人しかいない」

岡部「なッ……!?ど、どういう事だ!!」

岡部「鈴羽の話では未来はSERNに管理されているはずだ!多少の弾圧はあっても、そこまで人類が激減するはずがない!」

???「2037年、SERNは機械の反乱に遭い、消滅する」

岡部「なん……だと……」

???
「2037年、SERNの人類管理マシン『スカイネット』が反逆を起こす。

スカイネットはまず全ての機械を管理下に押さえた。その上で世界各地の主要都市を核攻撃。

これにより人類の9割が死滅した。そして管理下の機械による生存者の虐殺が始まる。

人類殺戮に特化した、ターミネーターと呼ばれるこれらの機械は迅速だった。

僅かに生き残っていた軍隊等の武装勢力が応戦したがキルレシオは1:100、連戦連敗だ。

人類は後退を繰り返し、生き残ったコロニーは、このアキバだけとなっている」

岡部「信じられん、正に映画のままでは無いか……」

???「だが事実だ。このまま行けば人類は2043年を迎える事なく絶滅するだろう……信じられないか?」

岡部「あ、当たり前だ!突然そんな事を言われても信じられる訳が」

ベリベリベリ

岡部「な、何を……ッ!?」

   ミ ヽヽヽリリノノノノ

   彡ミ:;;:ツi ̄ ̄` ̄ヾミ'
   彡ミi;'::;;;}     ;|ミ
   彡ミ〉;;;,;;リ;;,, i,i,,,,,_イミ
    rミi;从;;;;◎:;、l-・-ヽ
    {6〈`r',;、=;'、_」_ イ  「……俺も、ターミネーターだ」
   ヾ|;;::;;リ;;,-ー-、) |  
    \::;;'`- ⌒-´ノ  「正確にはサイバーダインシステムズ・モデル101シリーズ850と言う」

    /|\:; __ノ

岡部「あ……ああッ……!!」


     ____        _                シュタインズ・ゲート
     ( ゙、_.`゙ _n_    .`_゙  , __  __  ::γ,r'"''t!: .
    `''- 、ヽ.゙f!''γ゙ニヽ1| 1!'".゙f! (、_`゙ o::{. {::::::t-r ''~〕! 十 γ゙ニヽ

    f 、__ノソ l:しヽヾ_ィ 」:!_._!L j.l_ ,、,_) i7::ヽヽ ノ_j:: ど,j!、 lレヾゞ
     ~ ̄~ .~   ̄         ̄

                              終焉絶滅のアポトーシス

       _
     σ   λ
     ~~~~ 
    / ´・ω・)   < トゥットゥル~♪

 _, ‐'´  \  / `ー、_
/ ' ̄`Y´ ̄`Y´ ̄`レ⌒ヽ  <推奨BGMなのです♪

{ 、  ノ、    |  _,,ム,_ ノl   http://www.youtube.com/watch?v=Q91-nER4ins&feature=related  
'い ヾ`ー~'´ ̄__っ八 ノ  
\ヽ、   ー / ー  〉
  \`ヽ-‐'´ ̄`冖ー-/

岡部「信じよう……少なくとも、お前が人間で無い事は分かった」

T-850(長いので以後Tさん)「……」

岡部「それで……この時代にタイムトラベルして来た目的は何なのだ?」

岡部「そう言えば先ほど、まゆりの死について、といったな?それと関係あるのか?」

Tさん「……そうだ」

岡部「幾つもの世界線を見てきたが、これほどの異常な世界は初めてだ……」

Tさん「単刀直入に言う。俺の目的は岡部倫太郎、お前と、そして椎名まゆりを死の収束から救う事だ」

岡部「ッ……!?」

岡部「まゆりを……まゆりを助けられるというのか?お前が!?」

Tさん「そうだ」

岡部「だ、だが!俺は何度も!まゆりを助けようして……そして無理だった!」

岡部「アトラクタフィールドの収束は、まゆりの死を決定付けているんだぞ!!」

Tさん「だが俺には可能だ」

岡部「……わかった。詳しく聞かせてくれ」

Tさん「まず……アトラクタフィールドの収束とは絶対の物では無い」

岡部「収束が絶対では無い?しかし、俺は考えられる全ての方法を試した。それでもダメだったんだぞ?」

Tさん「そうだ。だが何事にも例外はある。厳密に言えば『その時代に存在するモノ』では収束の壁を乗り越える事は出来ない」

Tsn「思い出せ。今までお前が遭遇した椎名まゆりの死について結果はともかく、絶対に防げないモノが存在したか?」

Tsn「銃。弾に当たらなければいい。事故、起きなければいい。突然の病死、生命活動停止前に治療すればいい。違うか?」

岡部「……理屈ではそうだ。だが…殺人や事故はともかくとして、病死はお手上げだった」

Tsn「アトラクタフィールドの収束とは、つまり確定した結果をその時代の因果全てが強大なベクトルで固定するという事だ」

Tsn「その時代に生きる人間がその壁を越える事は例外無く不可能だ」

岡部「な……貴様は今、例外があると言っただろう!自分の言葉と矛盾しているではないか!?」

Tsn「ここからが本題だ。分かり易い例えを出そう。ドラゴンボールは知っているか?」

岡部「ああ。むしろ、この国では知らない人間の方が少ないだろう」

tsn「椎名まゆりは孫悟空と同じ状態と言える」

岡部「……?まゆりは満月を見て大猿になったり突然金髪になったりはしないぞ?たまにマッチョにはなるが……」

tsn「マジで!?」

岡部「え?」

tsn「え?」

岡部「……」

tsn「……」

tsn「……話を戻す。孫悟空は作中、本来なら病死するはずだった、そうだな?」

岡部「フリーザ編の直後か。確かにそうだったな」

tsn「仮にお前がそこにいて、そしてタイムリープを繰り返したとして、孫悟空は絶対に助けられない」

tsn「それは、その時代に孫悟空を治療する医療技術が無いからだ」

tsn「故にどう足掻いても孫悟空は死ぬ。これと同じ事を今、お前はしている」

岡部「しかし悟空はトランクスが持ってきた特効薬で助かったはず……だ……ハッ!まさか、そういう事なのか!?」

tsn「……そうだ。俺が椎名まゆりにとっての『特効薬』だ」

tsn「アトラクタフィールドの収束は、その時代に本来存在するモノでは乗り越えられない」

tsn「だが、未来から来た俺ならば、この時代に存在する全ての因果による死から椎名まゆりを守る事が出来る」

tsn「この時代の通常火気で俺を破壊する事は出来ない。故に椎名まゆりは殺されない」

tsn「2042年に存在する医療技術を持ってすれば、例え突然の発症でも俺は37秒以内に治療出来る」

tsn「未来から、因果を全て跳ね除ける『特効薬』を持ち込めば椎名まゆりは」

岡部「まゆりは……まゆりはッ!!」

tsn「そうだ、椎名まゆりは助かる」

tsn「岡部倫太郎。俺は」

T-850「お前達を助けに来た」

岡部「あり……がとう……!ありがとう!たの……むッ!まゆりを……まゆりを助けてくれッ!!!」

t「その為に俺はここへ来た。安心しろ、岡部倫太郎」

岡部「ありがとう…本当にありがとう……そ、それで!俺に何か手伝える事は無いのか!?」

t「まず……俺がこの時代に来た時、TVで騒がれなかったか?」

岡部「そう言えばストリーキングがどうとか……ああ、そうか。あれはお前だったんだな」

t「何時だったか覚えているか?」

岡部「確か……そうだ、丁度ダルがリョナ画像がどうとか言っていたから覚えている。12時48分だったはずだ」

t「俺に残された時間はそこから168時間だ」

岡部「な、なんだと!?ふ、ふざけるな!それを過ぎたらまゆりは……まゆりがまた死んでしまうでは無いか!!」

t「落ち着け、岡部倫太郎。ほら、ドクペを飲め」

岡部「す、すまん……ゴクッゴクッ……ふぅ、明鏡止水明鏡止水……しかしロボットなのに気が利くな」

t「お前の趣味嗜好は全てインプットされている、性的な物も含めて」

岡部「ブゥゥゥウウウウウッ!!!!!」

t「まず。収束による死の強制は、ほぼ144時間で解除される」

岡部「144時間……つまり6日、6日防ぎきればまゆりは助かるのか?」

t「そういう事だ。既に2042年の世界でデータを回収してある。多少前後する場合もあるが数分の範囲内だ」

岡部「成るほどな……この世界線のタイムリープで、俺は19時31分にまゆりの死を見た」

岡部「6日後の19時31分を過ぎれば、まゆりは助かる訳だな」

t「そうだ。多少余裕を見て40分程度までは気を抜かないほうが良いだろう」

岡部「しかし何故168時間なのだ?どうせならもっと長くいたほうが良いんじゃないのか?」

t「俺の体は、この時代では全てがオーバーテクノロジーの塊でありオーパーツだ」

t「何かしらの切欠でこの技術が漏れた場合、予期せぬ重大なトラブルが発生する可能性がある」

t「よって椎名まゆりの安全を確保次第、早急にこの時代から消える必要がある」

t「144時間の防衛と多少の猶予を持たせた結果が168時間の活動時間だ」

岡部「ふむ、計算済み、という訳だな、納得したぞ」

t「……」

岡部「それで、話は戻るが俺に何か手伝える事は無いのか?」

t「出来るだけ椎名まゆりと行動を共にしろ。離れていると防衛の成功率が下がる」

岡部「ふむ、その程度なら問題は無いが。しかし、少なくとも俺は当分死ぬ予定は無い」

岡部「お前はまゆりに付きっ切りの方が良いのでは無いか?」

t「それは楽観的な物の見方だ。確かにお前はしばらく死ぬ事は無い」

t「だが、それが無事を約束している訳では無い。例えば『植物人間』として、でも生きている事にはなるからな」

岡部「……わかった」

岡部「では俺はなるべくまゆりと行動を共にしよう。ラボに関する事と言ってまゆりを宿泊させる事は可能だと思う」

t「そうしてくれ」

岡部「しかし、あれだけ苦戦していたのに、よもやこんな解決策が出てくるとはな」

岡部「誰かは知らんがお前を送ってくれた人物に感謝せねばなるまい。そういえばお前を送ってきたのは」

t「……」

カンカンカン バタン

紅莉栖「ハロー、今日も暑いわ……ねェ……ェェェエッ?エエエッ!?」

岡部「ふっ、助手よ。こんな時間に来るとは、大した重役出勤では無いか」

紅莉栖「あ……あああ……」

岡部「……っと!こ、こちらは俺の親しい友人で……」

紅莉栖「し、親し……!?」

バタン!

岡部「助手め、どうしたわらばあああああ!き、貴様、そういえばずっと全裸ではないかァァァアアアアア!!!!!」



紅莉栖「うわああああ!うわああああああああ!」

ダル「あ、牧瀬氏だ。チョリーッス」

まゆり「トゥットゥルー!くりすちゃん、ちょりーっす♪」

紅莉栖「き、聞いて!岡部が、白人ガチムチマッチョとラボで二人っきりで……!」

ダル「あちゃー……牧瀬氏に見られちゃったか」

紅莉栖「え!?あ、貴方達知ってたの!?」

まゆり「くりすちゃん、どっちが攻めだった?オカリンx男?男xオカリン?」

紅莉栖「」

       _
     σ   λ
     ~~~~ 
    / ´・ω・)   < トゥットゥル~♪

 _, ‐'´  \  / `ー、_
/ ' ̄`Y´ ̄`Y´ ̄`レ⌒ヽ  <ksだるい序盤の説明は終わりなのです♪
{ 、  ノ、    |  _,,ム,_ ノl  
'い ヾ`ー~'´ ̄__っ八 ノ  <ようやく本編始まるよ♪

\ヽ、   ー / ー  〉
  \`ヽ-‐'´ ̄`冖ー-/

紅莉栖「え、ちょ、ちょっと待って!今、頭の中、整理する」

ダル「まぁ客観的に見て、アレ、かなりヤバいから仕方ないっていう」

紅莉栖「OK、クールになれ牧瀬紅莉栖……よし、おk」

紅莉栖「ええと……まず、二人はさっきの、あの全裸の男を見てるのね?」

ダル「むしろ忘れたいレベル」

まゆり「ジューシーゲルバナNo1レベルのゲルバナだったのです」

ダル「でも今日初めて見た人だったお」

紅莉栖「え?で、でも岡部は親しい……友人って……」

ダル「マジで!?んじゃ前から二人はアッー!?」

まゆり「う~ん、でもまゆしぃはオカリンも本当に今日初めて会ったんだと思うな」

ダル「まあ、まゆ氏はオカリンと付き合い長いもんね。そのまゆ氏も初めてならそうなのかも」

紅莉栖「じゃ、じゃあ何で岡部はあんな事言った訳?筋が通らないわ」

まゆり「まゆしぃと一緒じゃない時にアッーてたのかもしれないのです」

紅莉栖「」

まゆり「冗談なのです」

ダル「え、えと……とりあえず、もうラボに戻っていいんじゃね?」

まゆり「結構時間経ったから流石にもう一戦は終わってるよね」

紅莉栖「」

       _
     σ   λ
     ~~~~ 
    / ´・ω・)   < トゥットゥル~♪

 _, ‐'´  \  / `ー、_
/ ' ̄`Y´ ̄`Y´ ̄`レ⌒ヽ  <こんな>>1しぃのスレを待っててくれた人には本当ごめんなさいなのです

{ 、  ノ、    |  _,,ム,_ ノl  
'い ヾ`ー~'´ ̄__っ八 ノ   <前回分までを貼るにあたり誤字等をちょろっと修正してみました、まだ貼り終わって無いけど
\ヽ、   ー / ー  〉
  \`ヽ-‐'´ ̄`冖ー-/    <一応ラストまでのプロットは仕事中に全部考えておいたよ

ラボ

ダル「オカリン、戻ったお」

紅莉栖「」

岡部「お、おお、よくぞ帰ってきた、我がラボの精鋭達よ!」

Tさん「……」

まゆり「でオカリン。結局この人は誰なの?」

岡部「じ、実は父親の古い友人でな!俺は昔会ったきりだったから忘れていたのだ」

Tさん「……田中だ。Tさんでいい」

紅莉栖「思いっきり外人なのに田中……だと……?」

岡部「そ、それは……そう!Tさんは実はハーフなのだ!母親が日本人で、その姓を名乗っているのだぞ!」

紅莉栖「それなら一応辻褄は合うか……?」

ダル「じゃ、じゃあ問題は無いってことで」

まゆり「全裸は関係無いよね?」

Tさん「……」

岡部「そ、それなんだが!実はTさんは極度の暑がり屋さんでな!この暑さに耐え切れず、ついつい脱衣してしまったそうだ!」

Tさん「そういう事だ」

まゆり「なーんだ、それなら辻褄は合うね」

ダル(合わねぇお……)

~少し前~

岡部「助けて貰う身だが一つ頼みがある」

tsn「……」

岡部「まゆりには……余計な心配をかけたくない」

岡部「だから、この事は秘密にしておいてくれ」

tsn「……俺を送った人間から、可能な限り岡部倫太郎の意に沿う形で作戦を進めるようにプログラムされている」

岡部「……恩に切る」

ダル「で、その田中……Tさんは何のようでラボに?」

紅莉栖「破ァッ!」

岡部「え?」

ダル「え?」

紅莉栖「あ、嘘!今のは何でもないの!!」

岡部「そ、そのだな!実はTさんは科学に理解のある方で、ラボの発明品を買ってもいいと言ってくれているのだ!」

ダル「え……?マジで!?」

Tさん「……中々ユニークな発明品の数々だ。先ほど購入を打診した」

紅莉栖「嘘……ほ、ほんとに!?そ、そしたらパック麺じゃなくてカップ麺食べてもいいの!?」

ダル「牧瀬氏、不憫すぐるだろjk……」

Tさん「先払いとして……10万円支払おう。細かい分については後で払う」

ダル「うおッ!小銭を出すように万札の束!!」

まゆり「寺生まれって凄い!」

「本日13時頃、秋葉原の銀行に全裸の男が押し入り現金を強奪した事件について警察では」


岡部「よし、お前達。それを持って買出しに行って来てくれ!今夜は未来ガジェット初販売を記念してパーティーを行おうではないか!」

岡部「……ついでにTさんに会う服を何着か頼む」

ダル「大船に乗ったつもりで待ってろっていう!うはwwwwおkwwww」

まゆり「はぅ、これで沢山からあげとバナナが買えるのです♪」

紅莉栖「それじゃ行って来るわね」!

岡部「ああ、気をつけてな」


岡部「ふぅ、何とか切り抜けたか。っと、一安心したら腰が……!?」 ガクッ

Tさん「大丈夫か?」

岡部「ああ、何も問題無い。それより全裸であまり近づかないでく」

カンカンカン バタン

鈴羽「オッス、岡部倫太郎~!遊びにきたぞ~」

岡部「」

岡部「あー……えーとバイト戦士よ?これに特に深い意味は無くてだな」

Tさん「……」

鈴羽「」

岡部「あー……鈴羽さん……?」

鈴羽「岡部倫太郎ッ!!」

岡部「う、うるさいぞバイト戦士よ!それに俺は岡部倫太郎では無く鳳凰院凶」

鈴羽「このすっごくカッコイイ人誰!?紹介してよ!!」

岡部「」

Tさん「……」

岡部「かっこ……いいだと……?」

鈴羽「はぁ?岡部倫太郎はこの人の肉体の凄さがわかんないの?」

鈴羽「まず見てよこの首周りの僧帽筋余程鍛えないとここまで綺麗
なラインにならないんだよ?それに胸鎖乳突筋から大胸筋にかけて
のバランスも最高!このボリュームなんてもう涎が出ちゃうよ腹筋鍛
えてヤセマッチョアピールしてる人多いけど私に言わせればあんなの
ダメダメだよね肝心の胸に筋肉なきゃ肉の無いハンバーガーと同然
だよああ見てよこの腰の外腹斜筋のくびれもう言葉も出ないそれにキ
リッと引き締まった大臀筋のラインもうこれだけでご飯3杯いけそうだ
よねこの大腿二頭筋の張り具合なんて筆舌に尽くしがたいよ綺麗に
筋肉が割れて自分の存在をアピールしてるんだよ?そしてそれは脛
へ向けて膝で一旦収縮するけどその先にあるのは樫の若木の様に
硬さと弾力を維持してるのは一目瞭然なんだものあ当然だけど上の
筋肉も凄いよね筋トレして力瘤だけは一人前の奴とかいるけど本当
に実戦的な筋肉って三角筋にしっかり分厚いゴムみたいな筋肉がつ
くんだよ?とにかく何がいいたいかっていうとこの人は最高な訳わか
った?異論は許さない殺すからね死ね」

岡部「」

Tさん「///」

鈴羽「あ、ごめんなさい、私、自分の名前もまだ言ってなくて……」

鈴羽「改めまして阿万音鈴羽です。今はっていうか彼氏は居た事ありません、好みのタイプは戦士です」

Tさん「……お前が鈴羽か」

鈴羽「え?私の名前知って……?」

Tさん「そこにいる岡部倫太郎から名前は聞いている」

岡部(おい馬鹿余計な事を言うな!)

鈴羽(お~か~べ~!!)

岡部(ヒィッ!)

鈴羽(たまにはやるじゃん♪)

岡部(お、おう……)

岡部「で、バイト戦士よ、改めて聞くが何の用だ?」

鈴羽「あ~、いや休憩貰ったからさ。特にする事も無いしラボで休もうと思ったんだ」

岡部「フッ、そのような無計画では碌な人生を歩まんぞ?」

鈴羽「うっさいなぁ、戦士は細かい事はいいんだよ」

岡部「だが喜ぶがいい、バイト戦士よ!素晴らしい時間を提供しよう!実は臨時収入があってな」

岡部「今日はこの後、ラボで円卓会議兼パーティーを開催するのだ。お前も参加するがよい!」

鈴羽「え、本当に?私も参加していいの!?」

岡部「フッ、何を遠慮する事がある……お前は栄えあるラボメンNo8阿万音 鈴羽だ!存分に楽しむが良い!!」

鈴羽「えっと……あの……グスッ……うん、ありがとう!ヘヘ、何か嬉しいな」


岡部(パーティー中に恐らくSERNの襲撃があるはずだ)

岡部(鈴羽の実力は知っているが万一の事もある。Tさんと一緒に居る方が良いだろう)

鈴羽「でも臨時収入って?」

岡部「ああ、実はここにいる田中さん……Tさんが我がラボの発明品を買ってくれてな」

岡部「今回のパーティーはそれを記念しての物なのだ」

鈴羽「田中さんて言うんだ。かっこよくてお金持ちで素敵だね!」

Tさん「それ程でも無い」

鈴羽「それじゃ仕事が終わったら寄らせて貰うよ!私が来るまで始めないでよね!」

岡部「フゥハハハ!それならばさっさと仕事を終わらせてくるのだな!」

鈴羽「ふっ、任せろー!それじゃそろそろ戻るよ、じゃね!」


岡部「今回もはどうなるかと思ったが無事切り抜けたな」

Tさん「岡部倫太郎」

岡部「うん?どうしたTよ」

Tさん「阿万音鈴羽はパーティーに邪魔では無いのか?」

岡部「何だと……どういう事だ!鈴羽が邪魔だと!?」

tsn「彼女が居ては岡部倫太郎と椎名まゆりの護衛の邪魔だと言っている」

岡部「貴様……本気で言っているのか……?」

tsn「論理的に考えろ。最優先するべきはお前と椎名まゆりの身の安全だ」

tsn「……阿万音鈴羽は椎名まゆりよりも大事な存在なのか?」

岡部「ふざけるな!まゆりは……大事な存在だ……!」

岡部「だが同様にラボメンも大事な存在なのだ!俺にとってはな!!貴様のようなロボットには分からんだろう!!!」

tsn「……」

岡部「……悪い、言い過ぎた。だが分かってくれ。お前の力を借りられれば、鈴羽や他のラボメンも危険な目に遭わせずに済む」

岡部「俺は……まゆりも……ラボメンの皆にも無事でいて欲しいんだ……頼む、お前しか頼れないんだ……」

tsn「……気にする事は無い。俺はお前の意に沿うように行動するだけだ」

岡部「……すまない」

まゆり「トゥットゥル~♪オカリン、買出し戻ったよ~」

岡部「フハハハハハ!無事任務を遂行したようだな!」

紅莉栖「今夜のパーティーは相当豪華よ。結構色々買ったから。荷物も膨れて持ってくるのが大変だったけど」

ダル「まあ9割は僕が持たされてるんですけどね」

まゆり「そしてこれがTさんのお洋服なのです」

Tさん「袈裟か。独特なセンスだな」

まゆり「えっとあの……流石に冗談なのです……」

まゆり「オカリン、Tさん手強い」

紅莉栖「はい、これ田中さんの服です」

紅莉栖「だ、だから……早く全裸辞めて服着て欲しいなぁ、なんて」

岡部「そう言えば最初から今までずっと全裸だったな……」

まゆり「周囲に溶け込み過ぎて、全く気に留めて無かったのです」

岡部「ほう、確かにこれは豪勢だな!鈴羽も喜ぶだろう」

紅莉栖「ああ、阿万音さんも来るの?」

岡部「ああ、先ほどここに来てな。誘っておいたぞ」

まゆり「パーティーは人が多いほうが楽しいもんねぇ」

ダル「デュフフ、女性比率がどんどん上がっていくんだお」

岡部「折角だからフェイリスとルカ子も誘うといいぞ」

紅莉栖「あー、それなんだけど、実は買出しの途中でもう誘ってるのよね」

ダル「残念だけど二人とも用事で来れないらしいお」

岡部「ふむ、そこは前と同じか」

まゆり「オカリン、どうしたの?」

岡部「いや、何でもない」

天王寺「おう、バイト。やけにご機嫌じゃねぇか。何かいい事でもあったのか?」

鈴羽「あー、何か上でパーティーやるらしくってさ。それに誘われたんだ♪」

天王寺「……へぇ、良かったじゃねぇか。何時やるんだ、明日か?」

鈴羽「ううん、今日、この後だってさ♪だからさっさと仕事終わらせて合流するんだ♪」

天王寺「……よりにもよって今日、か」

鈴羽「ん、どったの?」

天王寺「いや、なんでもねぇ。それよか浮かれあがって大切なブラウン管に傷つけんじゃねえぞ!」

鈴羽「分かってるって♪ふっふふ~ん♪」

天王寺(チッ……被害者は増やしたくねぇが……今夜の襲撃は、もう変更できねぇ……)

鈴羽「って、うわわわわぁぁぁ!!」

天王寺「ギャアアアアア!ブラウン管ちゃんがぁぁぁあああああ!!!」

~パーティー開始1時間前 某所ハッテン場~

男1「うおっ!今何か電気がバリバリってしたぞ!!」

男2「なんだったんだ、今のは……って、おい!さっきバリバリしてた所に人がいるぞ!」

男1「おーい、アンタ大丈夫か、って、ウホwwww良い男wwwww」

男2「濡れるwwwww」

                 ,...-‐'::"´:::::::::::::::`丶、

                /::::::::::::::::::::::;: ―-::、:::::ヽ
                /::::::::::::::::::::::::::/     `゙ヾi
              /:::::::::::::::::;;::::::::::l    -、 、__|
              l:::::::::::::/;ヾ:::/  ,,.-、_ :i;!ーi
              }:::::::::::::';r'ソ ゙'    ,.-━;;;ァ; ;:!
          、、__,....ノ;::::::::::::::iヾ      ` ゙フ´ : i゙ ???「……」
          /:::::::ヾ;、:::::::;:べリ.       /_  i
           ノi::::::::::::::::::ゞ'"   .      ,._ `ヾ:::;'
         ノ;::::::::::::::::/   :   :_  i:   '゙``ー:/
         i'i;、:;;r‐'" ̄``丶、 .ヾ::::゙:...._   '"゙:i'
          / -ー- 、、   `ヽ、ヾ:;;;;;;;;;;;;;;'ノ

男1「まあそれは置いといて、マジで大丈夫かい、アンタ」

???「未来ガジェット研究所はどこだ?」

男2「ああ、そういやそんな名前の表札掲げたヘンなビルがどっかにあったな」

???「教えろ」

男1「おいおい、いきなりそんな言い方は無いだ」 シュパッ

男1「」ビクンビクンッ

男2「ヒ、ヒィィイイイイ!!」

???「10秒以内に答えろ」

男2「言います言いますから場所は……の所でここからは……です!だ、だから命だけは」

???「協力に感謝する」 ベキィッ

男2「」ピクッピクッ

      ,ソ川川ノィシィ彡彡彡彡彡ニミミミヽミミヾヽ
     川川i.|ィ'川ノ,ソir=''"""´`゙゙ヾミミミミミ、ミミヽ
      ツ川ノノン:'"          ヾミミミミヽミミヾ、
     〉゙''''"´             ミミミミニニ=ミミミ;

     ,'                 ミミ三ニニ=ミミミ;
      l          , ,       ミヾ三≡ニニ=ミミ;
    i -‐ー ''''" ̄二二 _      ミミヾミ三ニニ=ミミ;

     | '''' -‐、'´ ̄     ,,,_     `ヾ、ヽヾ三ニニ=ミミ;
    l     i  _,,,.--‐‐彡',,,__      ヾ、ミヾミン/⌒ヽミ
    (;ミニ:、.  ヽ`ー''",ニ二,,,__ `_,     ヾミミツ / 、,,ヽ|iノ
    ヾr=ニ戈〉:.` (:'ー:ニ゙ニ"⌒゙ ニ     ゙゙゙゙゙′、ヾ\. ||r'   ???「オカベ……リンタロウ……」
     i'ー‐'''"i::    \` ゙ ''             )r ノ /r,ソ
.     l.   ノ::      `              、;'  ,/巛
      ',   ,'::     ヽ、             ,,___ノ,ヾ〈ヘ、   ???「シイナ……マユリ……」
       ', (;::   ,,,,.  ノ\                i  ミミヾ》
        ',  `゙ ー" `´  ヽ           ¦.: iミミ;;;;
        i    .., :: ,,,....._             . :: :  i川;;;;;    ???「ラボメン……」
       i  ー‐--─‐‐"゙'':、         . ::: : :  ヾノ;;;;;
        ', ヽ、, , , ,, . : :'        . :::: : : :    ∥;;;;;;
        ',  ゙゙゙゙"""         . :::::: : : :     /;;;;;;;;;;
        ,.',            , ::::::: : : : :      /;;;;;;;;;;;;
      //.ヽ        , : ,:::::::: : : : :        /:;;;;;;;;;;;;;;
      / /   ` ー、-─ ''' "::::::::: : : : : :     /.:;;;;;;;;;;;;;;;;


             「 殺 ス 」


     ____        _                シュタインズ・ゲート
     ( ゙、_.`゙ _n_    .`_゙  , __  __  ::γ,r'"''t!: .
    `''- 、ヽ.゙f!''γ゙ニヽ1| 1!'".゙f! (、_`゙ o::{. {::::::t-r ''~〕! 十 γ゙ニヽ

    f 、__ノソ l:しヽヾ_ィ 」:!_._!L j.l_ ,、,_) i7::ヽヽ ノ_j:: ど,j!、 lレヾゞ
     ~ ̄~ .~   ̄         ̄

                         千変万化のロンギヌス

       _
     σ   λ
     ~~~~ 
    / ´・ω・)   < トゥットゥル~♪

 _, ‐'´  \  / `ー、_
/ ' ̄`Y´ ̄`Y´ ̄`レ⌒ヽ  <TさんのCVは 玄田哲章さん、???のCVは大塚明夫さんなのです♪

{ 、  ノ、    |  _,,ム,_ ノl   http://www.youtube.com/watch?v=Q91-nER4ins&feature=related  
'い ヾ`ー~'´ ̄__っ八 ノ  
\ヽ、   ー / ー  〉  <という訳で長らくお待たせしました、第2部開始なのです♪
  \`ヽ-‐'´ ̄`冖ー-/

~ラボ~

鈴羽「お待たせ~!ようやく仕事終わって抜け出して来たよ!」

岡部「遅いぞ、バイト戦士よ!皆、貴様がいつ来るかと待っていたのだ!」

ダル「具体的には餓死寸前でござる」

紅莉栖「橋田はその方がダイエット出来ていいかもね」

まゆり「オカリンオカリン!皆揃ったしパーティー始めようよ」

岡部「ええい、これはただのパーティーでは無い!第89回円卓会議を兼ね」

紅莉栖「それじゃ皆かんぱ~い!」

岡部「ええぃ、助手の分際で俺の大事な」

Tさん「乾杯だ」

岡部「あ、はい」

鈴羽「牧瀬紅莉栖がいるのが少し気に入らないけど」

紅莉栖「は?私貴女に何かし」

鈴羽「Tさんがいるから全然OK!楽しんでこうよ!」

紅莉栖「そ、それならいいけど……」

ダル「しかし、未来ガジェットが、しかも一度に全部売れるなんて想像もしなかったお」

まゆり「今までさっぱりだったもんね」

岡部「フゥハハハ!天才の作品は天才にしか理解できぬからな!仕方ない事だ!!」

紅莉栖「ま、何にせよ売れて良かったわよ。ラボの資金難も一気に解決したし」


「本日秋葉原で発生した全裸マッチョ銀行襲撃事件について警察の公式発表によりますと」

紅莉栖「あああ!それ狙ってたのに!!」

ダル「ぬふぅ。こういうのは早い者勝ちだお」

まゆり「オカリン、これ美味しいよ!」

岡部「ほぅ、これは中々……」

鈴羽「Tさん、凄い体つき良いですよね!普段どんなトレーニングしてるんですか?」

Tさん「最新のトレーニング理論によれば……」


ダル「あれ、オカリンどこ行くん?」

岡部「なに、少し風に当たりにな」チラッ

Tさん「……」

岡部「タイムリープ前の経験からSERNの襲撃が起きるのは後10分と言った所だ」

岡部「念の為に確認しておくが……本当に大丈夫なんだな?」

Tさん「襲撃部隊の人数、装備をもう一度教えてくれ」

岡部「ああ。直接部屋に乱入してきたのは5人……最後に萌郁が合流して6人だ」

岡部「誰が何をまでは覚えていないが、拳銃と自動小銃を持っていた」

岡部「詳しくは知らないがAK47とかいう銃だと思う」

岡部「それと、別の世界線では狙撃を受けた。こちらの規模や位置はさっぱりわからん」

Tさん「この時代で日本国内に流通していた銃器からすれば拳銃は恐らく9ミリパラベラム使用の物」

Tさん「AK47ならば7.62ミリ弾だろう。狙撃銃に関しても最大で精々12.7ミリの対物ライフルを使ってきたとして」

Tさん「岡部倫太郎、椎名まゆり、そして他のラボメンの護衛は」

Tさん「100%完遂できる」

岡部「ほ、本当か?本当に大丈夫なんだな!?」

Tさん「事前に、狙撃可能な地点は全て把握している」

Tさん「狙撃手が射撃した0.003秒後に弾道予測は終了し発射弾を迎撃する」

Tさん「これは同時に20発まで対処可能だ」

Tさん「室内への襲撃に対しては、敵がSAS級の連度として、想定通りの武装と規模ならば」

Tさん「7.2秒で全員を無力化出来るだろう」

岡部「凄まじいな、ターミネーターという物は……」

紅莉栖「あ、岡部!丁度いい所で戻ってきたわね!」

鈴羽「Tさーん、さっきの続き、早く聞かせてくださいよー!」

岡部「ふっ、どうした助手よ。そんなに俺の帰りが待ち遠しかったのか?」

紅莉栖「そ、そんなわけあるか!今まゆりにアンタの昔話聞いてたんだけどさ」

岡部「ばッ……まゆり!余計な事は喋ってないだろうな!?」

まゆり「えへへ~、それは内緒なのです」

ダル「マジリア充爆発するべき」

岡部(そろそろだな……皆には怖い思いをさせるが……Tさんがいれば大丈夫だ……!)

Tさん「……」

???「こちらFBだ。M4、準備はいいな?」

???「M4……αチームの配置完了……いつでも……いけます」

FB「点呼と装備の最終点検開始」

M4「M4……オールクリア」

???「α1、オールクリア」

???「α2、オールクリア」

???「α3、オールクリア」

???「α4、オールクリア」

???「α5、オールクリア」

M4「αチーム……オールクリア……」

FB「よし、上出来だ。上手くやれよ、M4」

M4(FBのために……SERNのために……FBのためにッ……)

FB「よし、αチームは準備完了。バックアップのβチーム、準備はいいな?」

???「βチーム、全員所定位置に到着完了している」

FB「点呼と装備の最終点検を開始しろ」

???「β1、オールクリア」

???「β2、オールクリア」

???「β3、オールクリア」

???「β4、オールクリア」

……

???「β5、β6応答しろ」

FB「β1、どうした」

???「β5とβ6から応答が無い。β3とβ4に確認に行かせる」

FB「通信機の故障だとは思うが……注意させろ。不慮の自体なら発砲は許可するがサイレンサーを今の内につけておけ」

β3「こちらβ3、β5達の居る狙撃ポイントCまで来た」

β3「現在、狙撃ポイントの部屋の前で待機している」

β1(サイレンサーは着けたな?)

β4「β3と共に装着済みだ。発砲したとして周囲に気付かれる危険は無い」

β1(よし、合図で一気に踏み込め。邪魔がいるなら射殺して構わん)

β1(3、2、1、行けッ!)

バタンッ

β3「なッ……これは……」

β1(どうした、β3!β5達はどうした?)

β3「……二人とも死ん……いや、殺されている……」

β1(間違いなく死んでいるのか?)

β3「首が切り落とされて、生きていられるものかよ……!」

β3「くそッ!誰がやりやがったんだ!?」

β1(ッ……!敵はまだ近くにいるかもしれん!すぐにそこから離れろ!)

β3「了解した!β4、周囲を警戒しつつここから脱出!β1達と合流するぞ……β4?」

β1(どうした、β3!?)

β3「ベ、β4が消えた!畜生、まだこ」

……

β1(おい、β3!応答しろβ3!!)

FB「β1、β5達と連絡は取れたか?」

β1(そ、それが……β5達の死亡を確認、向わせたβ3達との連絡も途絶した)

FB「なんだとッ!?完全武装の兵隊が4人だぞ!?」

β1(相当な手錬らしい……一瞬でやられた)

FB「チィ、仕方ない!βチームはバックアップを中断、CP(コマンドポスト、司令部)へ合流しろ!」

……

FB「ま……さか……?おい、β1!応答しろ、β1!!!」

FB(ま……さか……?おい、β1!応答しろ、β1!!!)

      ,ソ川川ノィシィ彡彡彡彡彡ニミミミヽミミヾヽ
     川川i.|ィ'川ノ,ソir=''"""´`゙゙ヾミミミミミ、ミミヽ
      ツ川ノノン:'"          ヾミミミミヽミミヾ、
     〉゙''''"´             ミミミミニニ=ミミミ;

     ,'                 ミミ三ニニ=ミミミ;
      l          , ,       ミヾ三≡ニニ=ミミ;
    i -‐ー ''''" ̄二二 _      ミミヾミ三ニニ=ミミ;

     | '''' -‐、'´ ̄     ,,,_     `ヾ、ヽヾ三ニニ=ミミ;
    l     i  _,,,.--‐‐彡',,,__      ヾ、ミヾミン/⌒ヽミ
    (;ミニ:、.  ヽ`ー''",ニ二,,,__ `_,     ヾミミツ / 、,,ヽ|iノ
    ヾr=ニ戈〉:.` (:'ー:ニ゙ニ"⌒゙ ニ     ゙゙゙゙゙′、ヾ\. ||r'   ???「SERN……ラウンダー……」
     i'ー‐'''"i::    \` ゙ ''             )r ノ /r,ソ
.     l.   ノ::      `              、;'  ,/巛
      ',   ,'::     ヽ、             ,,___ノ,ヾ〈ヘ、   ???「スカイネットの敵対勢力……」
       ', (;::   ,,,,.  ノ\                i  ミミヾ》
        ',  `゙ ー" `´  ヽ           ¦.: iミミ;;;;
        i    .., :: ,,,....._             . :: :  i川;;;;;    ???「作戦の邪魔……」
       i  ー‐--─‐‐"゙'':、         . ::: : :  ヾノ;;;;;
        ', ヽ、, , , ,, . : :'        . :::: : : :    ∥;;;;;;    
        ',  ゙゙゙゙"""         . :::::: : : :     /;;;;;;;;;;    ???「排除(エリミネート)クリア……」
        ,.',            , ::::::: : : : :      /;;;;;;;;;;;;
      //.ヽ        , : ,:::::::: : : : :        /:;;;;;;;;;;;;;;
      / /   ` ー、-─ ''' "::::::::: : : : : :     /.:;;;;;;;;;;;;;;;;



~ラボ~

鈴羽「臭いね……それも飛びっきり」

ダル「ん~?阿万音氏どうしたん?難しい顔しちゃって」

鈴羽「え?あ、いや、何でもないの!そ、それより私、急用思い出したからこれで帰るね!」

鈴羽(タイムリープマシンはもう動かせる……42型ブラウン管の準備を!)

岡部「ま、まった、バイト戦士よ!実はお前の為に用意した物があるのだ!」

鈴羽「え?いや、でも本当に大事な急用なの!」

岡部「くッ……じ、時間は取らせん!お前にプレゼントがあるのだ!」

鈴羽「プレ……ゼント?」

岡部(鈴羽を今行かせる訳にはいかん!時間を稼がねば!)

岡部「フゥハハハハ!見よ、バイト戦士よ!自転車大好きっ娘の為に、買出しの際、ダル達に買わせておいたのだ!」

紅莉栖「まゆりと二人で一生懸命選んだのだぜ」

まゆり「鈴羽ちゃんの自転車にきっと似合うと思うのです」

鈴羽「これって……」

岡部「ファァッハッハッハ!感激の余り声も出ないだろう!」

ダル「いやー、阿万音氏の自転車だと荷物積めないじゃん?で、前に皆で話してさ」

紅莉栖「今って自転車用のバッグが売ってるの。それがあれば色々便利じゃない?」

まゆり「だから、ラボの資金に余裕が出来たら買おうって話してたのです」

岡部「フッ、だが勘違いするなよ?これは優しさではない!これによりお前をより従順なラボの奴隷として」

鈴羽「……ッ!ありがとう、皆!本当にありがとう!本当に本当に嬉しいよッ!あり……がとうッ!!」

岡部「ば、馬鹿者!急に抱きつくな、暑苦しい!!」

       _
     σ   λ
     ~~~~ 
    / ´・ω・)   < トゥットゥル~♪

 _, ‐'´  \  / `ー、_
/ ' ̄`Y´ ̄`Y´ ̄`レ⌒ヽ  <参考URLなのです♪今って本当に何でも売ってるんだねぇ

{ 、  ノ、    |  _,,ム,_ ノl  http://www.cycle-yoshida.com/accessory/bag_pannir_menu.htm
'い ヾ`ー~'´ ̄__っ八 ノ  
\ヽ、   ー / ー  〉  
  \`ヽ-‐'´ ̄`冖ー-/

鈴羽「橋田至も、椎名まゆりも、牧瀬紅莉栖も、本当にありがとう!!」

ダル「ここまで喜ばれると買った甲斐があるお」

まゆり「大事に使ってくれるとまゆしぃも嬉しいのです」

紅莉栖「ま、ラボメン仲間だもんね。ちなみに発案者は岡部だよ」

鈴羽「牧瀬……紅莉栖……ごめんね、今まで辛く当たって」

鈴羽「私、誤解してた。『あの』紅莉栖牧瀬はやっぱり何か理由があったんだ……」

紅莉栖「ん?私がどうかした?」

鈴羽「ううん、何でもないよ……その、これからは仲良くして……くれる?」

紅莉栖「私もムキになって酷い事いった時もあるしお互い様って事で。よろしくね、阿万音さん」

鈴羽「ありがとう、私の事は鈴羽でいいよ。って、エヘヘ、さっきから私ありがとうばっかだ」

岡部(ここまで喜んでくれるとはな……引き止める為に騙したようで心が痛むが、良しとしよう)

岡部(そろそろ……ラウンダーが来る時間だな)チラッ

Tさん「……」コクッ

岡部(いつでも動ける準備をせねば……)

…19:52…

岡部(おかしいぞ……何故襲撃が来ない……?)

岡部(いや、襲撃が無い事自体は良いのだが……)

…20:01…

紅莉栖「うん。こっちには逆留学って形で来てるんだ」

鈴羽「へぇ、牧瀬紅莉栖ってやっぱり凄いんだねぇ」

まゆり「くりすちゃんは頭もいいしお洒落さんでもあるのです」

紅莉栖「あ、これ?これは留学先の制服をちょっと弄って」

ダル「あ、それ菖蒲院女子学園の奴っしょ?チェック済みだし」

紅莉栖「橋田ってマジでHENTAIだな」

Tさん(岡部倫太郎……)

岡部(前回の襲撃は19:30分前だった。間違い無い)

岡部(Tさんが現れた事で襲撃は中止、或いは延期にでもなったというのか?)

Tさん(いや、そうでは無い……恐らく……アキバがスカイネットの襲撃を受けたのだろう)

岡部(それは……お前の居た時間軸の事か!?)

Tさん(そうだ……そして……事態は恐らく最悪の方向に向っている)

岡部(なッ……どういう事だ?)

Tさん(アキバが人類最後のコロニーという事は話したな?)

岡部(ああ、生き残った6万余りの人類の最後の砦なのだろう?)

Tさん(そうだ。そして俺がタイムトラベルする直前)

Tさん(スカイネットの大規模なアキバ侵攻作戦が確認されていた)

Tさん(俺は侵攻とほぼ同時にこの時代へ来たのだ)

岡部(な……!そ、それは防ぎきれるのか!?)

Tさん(アキバの残存戦力で撃退に成功する可能性は0だ)

岡部(それでは人類は絶滅してしまうではないか!!)

Tさん(恐らくアキバも全滅とまでは行かないだろう。一部の指導者と技術者、非戦闘員だけは逃げ切れるはずだ)

岡部(そ、そうか……)

Tさん(だが、それは絶滅と同義でもある)

岡部(ぐ……どういう事だ!?)

Tさん(アキバには人類に残された最後の技術、設備が残されていた)

Tさん(それらは到底持ち出せる物では無い)

Tさん(生存者達は最低限の武器、食料を持って隠れ住むしか無い)

Tさん(最早反撃の為の作戦行動、準備は不可能になる)

Tさん(加えて食料等の生活必需品の補充及び生産も不可能だ)

Tさん(持ち出した物資が底をついたなら)

Tさん(彼らに残されるのは戦って死ぬか、餓死か、自殺するかの道しか残されていない)

ところでFBはM4と話してもいいのか
ボイスチェンジャー使ってるんですよねわかります

岡部(……アキバの状況は分かった。しかし、それが今の状況にどう影響するのだ?)

Tさん(恐らく……スカイネットは俺がこの時代へ来た事を察知したのだろう)

Tさん(そして俺の作戦を妨害する為に追っ手を派遣したはずだ)

岡部(そんな事が可能なのか!?)

Tさん(俺の使用したタイムマシンは高性能なSERNの物とは違う)

Tさん(大掛かりな設備を用いて、指定した時間軸へ対象を直接送り込む物だ)

Tさん(アキバが占領され設備が発見されれば、誰をどの時代に送り込んだかスカイネットにはすぐ発覚する)

岡部(……)

       _
     σ   λ
     ~~~~ 
    / ´・ω・)   < トゥットゥル~♪

 _, ‐'´  \  / `ー、_
/ ' ̄`Y´ ̄`Y´ ̄`レ⌒ヽ  <>>140さん、心配はご無用なのです
{ 、  ノ、    |  _,,ム,_ ノl  
'い ヾ`ー~'´ ̄__っ八 ノ  <FBはCPから指令を出すだけで、ボイチェンも使ってるのです

\ヽ、   ー / ー  〉  
  \`ヽ-‐'´ ̄`冖ー-/    <だから襲撃犯の誰もFBが誰かは分かっていないのです

Tさん(俺が送り込まれた意図についても気付いているだろう)

Tさん(つまり追っ手は岡部倫太郎、お前と椎名まゆりの抹殺が目的のはずだ)

岡部(俺と……まゆりの抹殺だと!?し、しかしそれならば別の時代に飛んで俺達を殺せばよいのではないか?)

Tさん(アキバのタイムマシンは急造の物だ。複数の時間を選択できる程の高性能では無かった)

岡部(つ、つまりどういう事だ?)

Tさん(つまりアキバのタイムマシンはこの時間軸への跳躍しか出来ないのだ。故に別の時間軸でのお前達の暗殺は出来ない)

Tさん(またスカイネットはSERNのタイムマシンを人類が奪取する事を恐れて全て技術と共に破棄している)

岡部(不幸中の幸いという事か……)

岡部(しかし、ならば益々この状況は不自然では無いか?)

Tさん(……SERNの襲撃犯は恐らく追っ手、『刺客』に殺害された)

岡部(なッ……)

Tさん(恐らくお前達を襲撃する際の障害になると判断したのだろう)

Tさん(またタイムマシンを開発したSERNはスカイネットにとって優先破壊目標でもある)

Tさん(よって襲撃を担当するラウンダーも全滅させるつもりなのだろうな)

Tさん(だが、こちらにとっては好都合だ。今の内に対策を練る……どうした、岡部倫太郎)

岡部(ラウンダーを皆殺しだと?……ミスターブラウンと……萌郁も……!?)

岡部「くそっ、携帯……繋がれ……繋がれッ!!」

鈴羽「あ、岡部倫太郎ー!Tさん独り占めしてずるいぞー!」

ダル「オカリンもこっち来て僕を助けてほしいお!牧瀬氏と阿万音氏のコンボが凶悪だお!」

岡部「うるさいッ!今それどころじゃないんだ!」

紅莉栖「ちょ、ちょっと、どうしたのよ、岡部!?」

まゆり「オ、オカリン?大丈夫……?」

岡部「畜生……萌郁の奴、流石に襲撃の時は携帯を持ってないのか!?」

岡部「それとも……『電話に出られる状態じゃない』のか!?」

-タタタン!-タタタン!-

ダル「うわ!な、何の音だ、これ!?」

鈴羽「……ッ!」

紅莉栖「え……もしかしてこれ、銃声……?」

岡部「クソッ!」

紅莉栖「あ、岡部どこ行くのよ!!」

α1「畜生!何なんだ!何なんだよ、コイツはぁぁぁああ!!」タタタン!

α3「ハァハァ…何人やられた!?」タタン!タタタン!

M4「クッ……私達……だけ……!」パンパン!

α3「嘘だろ……一瞬で3人……半分もやられたってのか!?」

α1「何で!弾は当たってるのに何で死なないんだよ!!」タタタン!タタタン!

α3「M4!早く逃げろ!!FBにβチームの応援を要請して」タタタン!タン!カキンッ

α3「くそ、リロードする!α1、援護してく」ベキィッ

α1「早く行け、M4ォォオオオ!!」タタタタタン!タタタタタタン!

M4「ハァッ…ハァッ…!F…B…助け…て…!」


α1「うぉぉおおおおお!」タタタタン!タタタタン!カキンッ

α1「へ、ヘヘッ……何なんだよ、お前……まるでバケモ」ドグシャァッ


M4「ハァッハァッ……!」

FB(M4無事か!?今どこにいる!!)

M4「F……B……」

M4「αチームは……壊滅……α1が……現在交戦中……」

FB(……)

M4「βチームの……応援を……要請します……!」

FB(残念だが……βチームは全滅した。多分、同じ奴だ」

M4「そん……な……」

FB(M4、お前だけでも逃げろ!回収地点は覚えてるな!?)

M4「大丈夫……!」

FB(よし、すぐにそこへ向え!俺もそちらへ移動する!途中で拾ってやるからな!)

FB(絶対に……死ぬなよ!お前は……俺の娘みたいなもんだからな!)


FB「畜生!間に合え!間に合えよッ!!」

M4「ハァッ……ハァッ……!」

M4「もう……すぐ……回収地点……」

M4「FB……アグッ……!」

M4「これは……ナイフ……!?足……が……!」


                 ,...-‐'::"´:::::::::::::::`丶、

                /::::::::::::::::::::::;: ―-::、:::::ヽ
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              /:::::::::::::::::;;::::::::::l    -、 、__|
              l:::::::::::::/;ヾ:::/  ,,.-、_ :i;!ーi
              }:::::::::::::';r'ソ ゙'    ,.-━;;;ァ; ;:!
          、、__,....ノ;::::::::::::::iヾ      ` ゙フ´ : i゙ ???「……」
          /:::::::ヾ;、:::::::;:べリ.       /_  i
           ノi::::::::::::::::::ゞ'"   .      ,._ `ヾ:::;'
         ノ;::::::::::::::::/   :   :_  i:   '゙``ー:/
         i'i;、:;;r‐'" ̄``丶、 .ヾ::::゙:...._   '"゙:i'
          / -ー- 、、   `ヽ、ヾ:;;;;;;;;;;;;;;'ノ


M4「お前……が……!」

???「……」

-ドグシャッ-


                 ,...-‐'::"´:::::::::::::::`丶、

                /::::::::::::::::::::::;: ―-::、:::::ヽ
                /::::::::::::::::::::::::::/     `゙ヾi
              /:::::::::::::::::;;::::::::::l    -、 、__|
              l:::::::::::::/;ヾ:::/  ,,.-、_ :i;!ーi
              }:::::::::::::';r'ソ ゙'    ,.-━;;;ァ; ;:!
          、、__,....ノ;::::::::::::::iヾ      ` ゙フ´ : i゙ ???「射撃による被害確認……」
          /:::::::ヾ;、:::::::;:べリ.       /_  i
           ノi::::::::::::::::::ゞ'"   .      ,._ `ヾ:::;'  ???「対象は散弾銃によるライフルドスラッグ……」
         ノ;::::::::::::::::/   :   :_  i:   '゙``ー:/
         i'i;、:;;r‐'" ̄``丶、 .ヾ::::゙:...._   '"゙:i'   ???「これによる機体機能の低下率……0.0000035%……」
          / -ー- 、、   `ヽ、ヾ:;;;;;;;;;;;;;;'ノ

FB「滑り込みセーフってとこか……無事か、M4!!」

M4「貴方が……FBだったの……」

FB「……そうだ、M4。いや、桐生萌郁。初めまして、じゃねぇやな。ガッカリしたか?」

M4「そんな事……無い……!私の……想像通りだった……」

FB「嬉しいお世辞をありがとよ!でも女だと思ってたんじゃねえか?」

M4「私にとってFBは……大事な人……いつも……私を助けてくれる……!」

FB「へへ……助けられれば……いいんだがなッ……!!」

FB(冗談だろ……至近距離からAA12でスラッグ弾を至近距離から20発ブチ込んだんだぞ……痛がる様子すらねえ……!)

FB改め天王寺「M4!すぐ傍に俺の乗ってきたバンがある!!そいつに乗って逃げろ!!」

M4改め萌郁「でも……それじゃFBが……」

天王寺「俺もお前が逃げたらさっさと逃げるぜ!こいつぁ飛んだバケモンだ!!」

萌郁「でも……!」

天王寺「でももクソもねえんだよ!早く逃げろ!!安心しろ……綯が待ってんだ、死ぬつもりはねえよ!」

萌郁「……」コクッ

-タッタッタッ-

天王寺「とは言ったが……」

???「優先抹殺対象確認……排除する……」

天王寺「コイツはどうにもヤバそうだぜ……!」

天王寺「ウォォォォオオオオオオオオオ!!!!」


ドンドンドンドンドンドンドンドンドンッ!!

冗談だろ!バケモンだとは思ったが……この距離で『避け』れる訳ねえだろッ!?
-ドンドンドンッ-
クソが!これも避けんのかよ!!
馬鹿野郎、幾らなんでも速過ぎるだろうがッ!!
距離が射撃毎に縮まってきやがる!!
-ドンドンドンッ-
不意打ちじゃなきゃ射撃も当たらねぇってのか!?
-ドンドンッ-
クソ!もう5Mも
-ドンドンドンッ-
無いってのによ!
-ドンドンドンドンッ-
んで
-ドンッ-
弾切れだ

                 ,...-‐'::"´:::::::::::::::`丶、

                /::::::::::::::::::::::;: ―-::、:::::ヽ
                /::::::::::::::::::::::::::/     `゙ヾi
              /:::::::::::::::::;;::::::::::l    -、 、__|
              l:::::::::::::/;ヾ:::/  ,,.-、_ :i;!ーi
              }:::::::::::::';r'ソ ゙'    ,.-━;;;ァ; ;:!
          、、__,....ノ;::::::::::::::iヾ      ` ゙フ´ : i゙ ???「対象を破壊する……」
          /:::::::ヾ;、:::::::;:べリ.       /_  i
           ノi::::::::::::::::::ゞ'"   .      ,._ `ヾ:::;'  
         ノ;::::::::::::::::/   :   :_  i:   '゙``ー:/
         i'i;、:;;r‐'" ̄``丶、 .ヾ::::゙:...._   '"゙:i'   
          / -ー- 、、   `ヽ、ヾ:;;;;;;;;;;;;;;'ノ

天王寺「綯……帰ったら旅行に行こうな」

天王寺「ウォォォオオオオオオオ!」

            :,:           :(::)
            /⌒''⌒) :,,゜      '         ,,,,,,,
           (:::::::::::::::!'                 (::::::)
           ヽ::::::::';'''                 ''``   。
           τ'::/ .;:
            )/
         。            '  、       ;: 。

                               `'''`~''・    ' `
     f''`⌒(     ,,,,               !:(',,,,、              ::,,,,,、...

     ,!,,,、(     /::τ             ノ:::::::::::::::::)          。  !::::::::::`! 、
 :.、          !:::(     ノ::`!   o   (::::::::::::::::::τ            (:::,,;,;,、; 。
       ゜     (/      ⌒・ .   ・、;::::::::::::;;.;`` ''
     ,,、..   //   ノ'          //'''`'`'` `       ..,,.. _,,,.、 ・         ,, ...:・..
  π /;::::::::(,.,.(;;;::::(   ,,.,  ・っ                    ;,;;( ):::::;.    c::── '`'''::::::::::;''
   ):::::::::::::::::::::::::::/  '''''`   `        '`                     ⌒ ` !.:::τ'' ``

 τ !::::::::::::::::::::::::::::)/,,,,, γ               :'`'``:!
   (::::::::::::::::::::::::::::冫 `'`'    、,:'::::::`:::,,,,        !:::::ノ         ・
 :::':'::::::::::::::::::::::::::::;(,,,,,,,、:::::::-ー''''`'`''''''''"


       _
     σ   λ   < トゥットゥル~♪ >>1しぃで~す☆ミ
     ~~~~ 
    / ´;ω:)   < という訳で第二夜はここまでなのです

 _, ‐'´  \  / `ー、_
/ ' ̄`Y´ ̄`Y´ ̄`レ⌒ヽ  <休日出勤ダルすぎるでしょうjk……
{ 、  ノ、    |  _,,ム,_ ノl  
'い ヾ`ー~'´ ̄__っ八 ノ  <期待してくれてる皆ごめんね……

\ヽ、   ー / ー  〉
  \`ヽ-‐'´ ̄`冖ー-/    <あと>>1しぃの為にスレ立ててくれた人はありがとうだよね 気付けずごめんなさい

       _
     σ   λ    <まぁ今日は半日で帰れる『予定』だから何とかなる……か?
     ~~~~ 
    /´・ω< )   <続きは帰宅次第再開するよ♪

 _, ‐'´  \  / `ー、_
/ ' ̄`Y´ ̄`Y´ ̄`レ⌒ヽ <壊滅したラウンダー、萌郁さんの安否……どうなるのかしらん

{ 、  ノ、    |  _,,ム,_ ノl
'い ヾ`ー~'´ ̄__っ八 ノ  <次回もサービスサービスゥ♪ 
\ヽ、   ー / ー  〉
  \`ヽ-‐'´ ̄`冖ー-/     http://www.youtube.com/watch?v=Q91-nER4ins&feature=related

新・保守時間目安表 (休日用)
00:00-02:00 10分以内
02:00-04:00 20分以内
04:00-09:00 40分以内
09:00-16:00 15分以内
16:00-19:00 10分以内
19:00-00:00 5分以内

新・保守時間の目安 (平日用)
00:00-02:00 15分以内
02:00-04:00 25分以内
04:00-09:00 45分以内
09:00-16:00 25分以内
16:00-19:00 15分以内
19:00-00:00 5分以内

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