小鷹「また変なもんを…」
理科「あれぇ?反応薄くないですか?もっと『えぇ!』とか『らめぇ!』とかあるでしょう?」
小鷹「あるわけないだろ…最早それくらいじゃ驚かなくなってきた…」
理科「ちぇ、興味本位で作りましたが意味なかったですね…まぁいいや帰ります」バタン
小鷹「薬置いて行きやがった…ま、こんな怪しい瓶に入った液体飲む奴もいないか…置いて帰ろう…」バタン
ー1時間後ー
ガチャ
マリア「あのウンコババアめ…」
マリア「ん?これは…」
マリア「ジュースなのだ!」ゴクゴクッ
ー翌日ー
小鷹「うーす」
理科「ない…ない…」
小鷹「どうした理科?眼鏡でも落としたか?」
理科「違いますよそんな古典的なことはしません!それに眼鏡は伊達です!」
小鷹「おおぅ…で、何がないんだよ?」
理科「薬ですよ!昨日ここに置いて帰った薬!まさか盗まれた…?最悪です!興味本位で作りましたがあれが世に出たらノーベル賞ものですから!」
小鷹「なんでそんなもんを興味本位で作ってしかもここに置いて帰るんだよ…」
理科「うぅ…とにかく探さないとヤバいです…」
ガチャ
マリア(20)「お兄ちゃ~ん!!」ギュゥ
小鷹「!?」
マリア「昨日はどこに行ってたのだ?お兄ちゃんの弁当が食べれなくて寂しかったぞ!」グリグリ
小鷹「あ…あ…あ…」
マリア「…?なんなのだ?」
理科「………どなたです?」
マリア「むむっ!隣人部顧問の高山マリアシスターだぞ!」
理科「…まさか…飲みました?瓶の…」
マリア「昨日のアレか?苦くて不味かったけど全部飲んだぞ!」
理科「なるほど…」
理科「これはヤバい!!!」
小鷹「んなこと分かってるよ!治せるのか!?」
マリア「??…なんの話をしてるのだお兄ちゃん?」スリスリ
小鷹「と、とりあえずマリア…俺の膝から降りてくれないか…?」
マリア「??」
飯食ってる
マリア「どうしたのだ?お兄ちゃん」クルリ
小鷹「頼む…絵面的にもヤバいから…」
理科(グラマラスな銀髪の美女が小鷹先輩と向かい合う形で座っている…)
理科「これは…ありかな…」ゴクリ
小鷹「理科も突っ立ってないでここをどくように言ってくれ!」
理科「分かりました!とりあえず一枚撮ってからでいいですか?」
小鷹「ポテチをあげたら膝から降りてくれた…」
理科「中々降りないから苦労しました…」
小鷹「それで?この人はマリアでいいんだよな…?」
理科「そのようですね…姿もなんとなく面影ありますし、それに脳年齢までは変わってないみたいです」
小鷹「にしてもマジであの薬に効果があったとは…10歳ってことは…20歳か?」
理科「ですね、理科達よりお姉さんになってしまいました」
マリア「~♪」バリボリ
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