のっぽくん「という具合にもう一度押すとこうしくんのことを思い出します」

ハム太郎「余計な機能までつけてしまうのがのっぽくんのいけないところなのだ」

のっぽくん「そうですね、ではハム太郎くんだけはこうしくんを認識出来るけど声は届かないように改良します」ｷﾞｭｲｨｨｨｨﾝ

のっぽくん「出来ました！」

ハム太郎「さすがのっぽくん！仕事が早いのだ」

のっぽくん「すいません、ハム太郎くんだけあのブチ野郎のことを忘れることが出来ないなんて…」

ハム太郎「ほんとは顔も見たくないけど声が聞こえなければまだ耐えられるのだ」

のっぽくん「くれぐれも悪用しないでくださいねー」

翌朝

ハム太郎「清々しい朝なのだ。あ！スイッチを押すのを忘れていたのだ」ﾎﾟﾁ

ハム太郎「これで朝から気分が悪くなることもないのだ」

こうしくん「んヘァ～ムターロすわぁ～んｗｗｗｗｗｗｗ」

ハム太郎「今日も地下ハウスにいくのだ」

こうしくん「ファ～ムターロすわぁ～んｗｗｗｗｗｗｗｗｗ
おはようございむわぁ～すｗｗｗｗｗｗｗｗ」

ハム太郎(やっぱり姿が見えるだけでも不快なのだ)ﾃﾁﾃﾁ

こうしくん「ﾊﾑﾀﾛｻｧﾝ…？」

こうしくん「ﾊﾑﾀﾛｻｧﾝ…？きこえないんですかぁ～？」

ハム太郎(なんとなく何言ってるかわかるのが腹立つのだ)

ハム太郎「あ！りぼんちゃーん！はむはーなのだ！」

こうしくん「りぼんちゅわぁ～んｗｗｗｗｗｗｗｗｗおはようございま～すｗｗｗｗｗｗｗｗ」

りぼんちゃん「はむはー！でちゅわハム太郎くん」

こうしくん(！？)

こうしくん「ﾘﾎﾞﾝﾁｭｧﾝ…？」

こうしくん「…」ｼｮﾎﾞﾝ

ハム太郎(効いてる効いてるのだｗｗｗ)

こうしくん「ハムタロサァン…きこえないんですかぁ…？」ｸﾞｽｯ

ハム太郎(なｗｗｗいｗｗｗてｗｗｗるｗｗｗ)

りぼんちゃん「ハム太郎くぅん？どうして笑ってるんでちゅの？」

ハム太郎「なんでもないのだ！」ｸｼｸｼ

ハム太郎(もう少し遊んでやるのだ)

夕方

こうしくん「うぅ…今日は結局誰にも気づいてもらえませんでした…」

カナちゃん「ただいま～」

こうしくん「！！カナちゃんならぼくのことを無視したりしないはず…！」

こうしくん「カナちゅわぁーん！おかえりなさぁーい！！」

カナちゃん「あれ…？なにかしらこの汚いゲージ…」

こうしくん「」

深夜

こうしくん「ぼくが一体何をしたというんですかぁ…」

こうしくん「ゲージごと外に出されてしまったので今日は外で寝まぁす…」

こうしくん「ひょっとしたらみんなを怒らせるようなことをしちゃったのかもしれません…」

こうしくん「うぅ…寒いですねぇ…」ﾌﾞﾙﾌﾞﾙ

こうしくん「…」ｸﾞｩ～

こうしくん「お腹空きましたぁ…」

こうしくん「明日はきっと良い日になりますよね…ハムタロサァン…」

やっぱスレタイをのっぽくんにしたのは失敗だったか