神原「そんな・・・!今回のアニメ化では私の登場シーンがほとんど無いじゃないか!!」
神原「ああ、あんまりだ!こんなのってないよ!酷すぎるよ!」
神原「と、いうわけで阿良々木ハーレムの女子たちにセクハラをしようと思う」
神原「うん。我ながらまったくと言っていいほどとばっちりだな!」
神原「まあいいや。>>5にセクハラしてみよう」
神原「安価は女の子、もしくは阿良々木先輩を指定して欲しいぞ!」
八九寺の母
神原「八九寺ちゃんの母親か!」
何一つ接点が無いな!
神原「ふむ。しかしこれはどうしたものか?」
阿良々木先輩から伝え聞いた話によると、その子の母親はすでにどこかに越してしまっていたはずだ
神原「探偵でも雇って捜索すべきなのだろうか・・・」
いや、そこまでするような話ではないだろうと自分にツッコミつつ、ある考えが浮かんだ
神原「そうだ!>>10に聞けばいいんじゃないか!」
阿良々木の息子
神原「阿良々木の息子!」
神原「阿良々木の息子とな!?」
神原「いや、これは単に阿良々木先輩の事を指している言葉なのかもしれないが・・・ハハッ!」
神原「阿良々木の息子と言ったのか!?」
神原「これはもう!絶対に阿良々木先輩のもとを訪ねないわけにはいかなくなったな!」
神原「阿良々木先輩の息子に訪ねて、もとい阿良々木先輩の息子に訊ねてみようではないか!」
神原「俄然ヤル気が出てきたぞ!私は!」
神原「まっていろよ阿良々木先輩!そして阿良々木先輩の息子!!」
そう叫んで私は走り出した
神原「やあ!阿良々木先輩!」
阿良々木「何だよ神原?突然飛び出して来て。轢かれるかと思ったぜ」
神原「阿良々木先輩にお願いがあって来たんだ!まずは私の願いを聞いて貰えないだろうか?」
阿良々木「願いってのは・・・お前の言葉としてはえらく大袈裟だな」
阿良々木「まあ、いいぜ。聞くだけならな。後輩の話くらい、いつでも聞いてやるよ」
神原「それはありがたい。やはり阿良々木先輩は頼りになるな!」
阿良々木「いいから言えよ。お前が僕に頼みたい事ってのは何なんだ?」
神原「阿良々木先輩の息子さんに面会したいのだ!!」
阿良々木「・・・ん?」
神原「阿良々木先輩の息子さんに面会したいのだ!!」
阿良々木「・・・ん?」
阿良々木「ん?」
阿良々木「・・・ん?」
神原「阿良々木先輩の
阿良々木「いや、いい神原。聞こえなかったわけではないんだ」
神原「そうか!いいんだな?」
阿良々木「そのいいじゃない!まずは経緯を説明しろ神原ー!」
神原「かくかくしかじかで」
阿良々木「まるまるうまうまなわけだな?」
阿良々木「うん。全然わかんねえ!」
阿良々木「そもそも、お前が八九寺の母親にセクハラを試みとこから意味わかんねえし、
その母親の居場所を僕に訊かれたってわかるかよ!」
神原「ははっ、それこそ阿良々木先輩の息子が知っているのでないのか?」
阿良々木「僕が八九寺のお母さんに何か良からぬ事をしたと誤解されるような表現はやめろ!」
神原「失礼、噛みました」
阿良々木「全然噛んでねえだろ!?」
神原「かみまみた!」
阿良々木「今初めて噛んだ!?」
神原「噛みますか?」
阿良々木「何を噛むつもりなんだよ・・・」
神原「そりゃあ、阿良々木先輩の息子を?」
阿良々木「怖ええよ!どんなプレイをご所望なんだよ、その僕は!?」
神原「ハハッ!その阿良々木先輩の息子を噛む私は、さしずめ『噛原駿河』とでも改名すべきかな?」
阿良々木「お前、全然上手いこと言ってねえのにそのドヤ顔をやめろ・・・」
神原「と、言うわけで。阿良々木先輩の息子さんを噛む前に」
阿良々木「待て神原!僕の息子を噛む事が前提の話なの!?」
神原「噛む前に、まずは阿良々木先輩の息子さんに面会させてくれないか?」
阿良々木「噛まれるのがわかっててさせるか!」
神原「おっと、言質を取ったぞ阿良々木先輩!
今の言葉は、噛むつもりがなければ面会させて頂けると取ってよろしいな?」
阿良々木「よろしくないし、まったく言質を取れていないし、そのドヤ顔もやめろ神原!いや、噛原!」
神原「見たい見たい何でもいいから阿良々木先輩の息子さんが見~た~い~!」バタバタ
阿良々木「急に駄々をこねるな!そんなんで見せるわけねえだろうがー!!」
神原「ううっ、阿良々木先輩は後輩女子の願いならば聞いてくれる人だと信じていたのに・・・」
阿良々木「後輩女子だからだ!いくら後輩に請われたところで、むやみに息子を見せるわけがないだろ!」
神原「むう、ならば誰ならば見せてくれると言うのだ?」
阿良々木「そりゃあ、妹とかなら?」
神原「おう」
ドン引きである
あまりのドン引きっぷりに、私は阿良々木先輩からダッシュで逃げてきた
いや、私の移動はたいていダッシュなのでそこまで逃げて来たかのようなニュアンスではないのだが
神原「うーむ。最悪、力ずくでも阿良々木先輩の息子さんを拝むつもりでいたのだが、逃げてきてしまった」
阿良々木先輩がそれを見越して、狙って私をドン引きさせたのだとしたらなかなかの策士である
・・・素で言ったんだろうなー
策士策に溺れると言うよりは、阿良々木先輩は別の何かに溺れていそうであった
吸血鬼妹に溺れる
嫌なことわざが誕生してしまった
神原「しかし、これでは当初の目的を達成出来たとは言い難いぞ」
神原「ううむ困った。セクハラもまったく出来ていないし、八九寺ちゃんのお母さんの行方もわからず終いだ」
神原「まったくセクハラ出来ていないなー。うん!」
神原「とりあえずは、>>35に聞いてみようか。ついでにセクハラも」
神原「ついでに、だ」
阿良々木の竿
神原「阿良々木先輩の竿か!」
神原「釣り上げられた怪異は数知れず!」
神原「いやあ、まったく良い竿をお持ちだな阿良々木先輩は!」
阿良々木「・・・今度はなんだ、神原」
神原「阿良々木先輩の竿を使わせて欲しいのだ!」
阿良々木「さっきより露骨になっている!?」
神原「私を釣り上げてくれ阿良々木先輩!」
阿良々木「放流されてしまえ!」
神原「しかし、どうしたものかな」
阿良々木「むしろこっちの台詞だが、何がどうしたものかなんだ神原?」
神原「あらかたチンコネタでの阿良々木先輩いじりはさっきやってしまったぞ?」
阿良々木「ついにチンコとか言っちゃった!?」
神原「阿良々木先輩のチンコいじりはさっき終えてしまったぞ」
阿良々木「誤解を招く言い方をするな!と言うか、普通に下品だー!」
神原「チンコはチンコだろ。別に他の言い方をする必要はないではないか」
阿良々木「さっきまでの息子とか竿とかの流れを全否定!?」
神原「阿良々木先輩、私にチンコぶっ込んでみないか?」
阿良々木「僕の後輩、下品過ぎだろ!!」
神原「阿良々木先輩の大好きな処女だぞっ!」
阿良々木「僕に妙な性癖を付け加えるな!
つーか、戦場ヶ原に殺されるぞ・・・こんな会話聞かれたら・・・」
戦場ヶ原「そうね」
神原「・・・。」
阿良々木「・・・。」
戦場ヶ原「あら、どうしたの二人とも?」
戦場ヶ原「私なんか気にせず、どうぞ会話を続けていいのよ?」
阿良々木「・・・どこから聞いていた?」
戦場ヶ原「あら?それは私に聞いているの?神原に聞いているのかしら?」
阿良々木「お前しかいないだろうが戦場ヶ原!」
戦場ヶ原「怒鳴らないで頂戴。チンコぶった切るわよ阿良々木君?」
阿良々木「すみませんでした!」
阿良々木先輩が限りなく土下座に近い姿勢で戦場ヶ原先輩に跪いた
うむ、いつ見ても美しい光景だな!
戦場ヶ原「阿良々木君に質問があります」
阿良々木「はい。なんでしょうか戦場ヶ原様」
戦場ヶ原「神原にチンコチンコ言わせて喜んでいた阿良々木君に質問があります」
阿良々木「それは誤解だー!」
戦場ヶ原「は?誰が頭を上げていいと言ったのかしら?」
阿良々木「すみませんでした!」
神原(さすがは戦場ヶ原先輩!頭を下げろと言ったわけでもないのに頭を上げさせない!)
戦場ヶ原「阿良々木君。どうして神原にセクハラをはたらいていたのかしら?」
阿良々木「だから誤解だって!どうして僕が神原にセクハラするんだよ!?」
戦場ヶ原「だまらっしゃい。いいわけは聞きません」
阿良々木「どうして質問したの!?」
戦場ヶ原「神原」
神原「はい戦場ヶ原先輩!」
戦場ヶ原「神原。何を阿良々木君にセクハラされているのよ」
阿良々木「そして神原が責められる!?」
神原「すみません戦場ヶ原先輩。つい阿良々木先輩の目に止まってしまったようでして」
戦場ヶ原「まぁ・・・」
阿良々木「おい神原。僕が目についた女子に片っ端からセクハラをしているかのような発言をやめろ」
戦場ヶ原「それは阿良々木君が悪いわね。目を潰しましょう」
阿良々木「不当判決すぎるだろ!?」
神原「ついでにチンコも切っちゃいますか?」
阿良々木「なんでお前が僕を処罰する側にまわってるんだよ!?」
戦場ヶ原「ダメよ神原。チンコは私のだから切ってはもったいないわ」
阿良々木「そして何を言っているんだお前はー!!!」
戦場ヶ原「それにね神原。女の子があまりチンコチンコ言うものではないわよ?」
神原「すみません戦場ヶ原先輩」
阿良々木「いや、だったらお前は何者なんだよ戦場ヶ原?」
戦場ヶ原「阿良々木君に聞かれたらどうするの?」
阿良々木「僕、チンコチンコ言ってる女の子が好き、みたいな特殊な性癖はないからな?」
神原「迂闊でした。すみません」
阿良々木「そしてやっぱり僕はスルーされる!」
神原「次からセクハラする時には、>>75にセクハラする事にします!」
戦場ヶ原「ええ、それがいいわね」
阿良々木「おい、今こいつ自白したぞ?なあ」
忍
神原「今度セクハラする時は、忍ちゃんにします」
阿良々木「殺されるわ!」
戦場ヶ原「そもそも、都条例でアウトね」
神原「世知辛いですね。非実在青少年」
戦場ヶ原「東京都以外の方たちのみでお楽しみください。という注釈が付いた本が販売されるようになるのかしらね?」
神原「あらぬ事を妄想する人も処罰されるようになるのでしょうか?」
戦場ヶ原「あり得なくはないかもしれないわね」
阿良々木「いや、あり得ないだろ、それは」
>神原「あらぬ事を妄想する人も処罰されるようになるのでしょうか?」
神原「非実在青少年がダメなら、あらぬ事を妄想する人も処罰されるようになるのでしょうか?」
戦場ヶ原「でも神原。非実在青少年という存在を法が容認する事にもメリットがあると言う新説があるのよ?」
神原「なんと!それは是非お聞かせ願いたい話ですね!」
戦場ヶ原「今日はその分野の第一人者を呼んであるわ」
神原「さすがは戦場ヶ原先輩!用意が良すぎて恐れいったぞ!」
戦場ヶ原「紹介するわ。非実在青少年研究の第一人者・阿良々木暦学士よ」
阿良々木「・・・ご紹介に預かりました。阿良々木です」
戦場ヶ原「阿良々木学士、いつまでも土下座をしていないで神原にこの前話していた妄言・・・
もとい、新たな学説を聞かせてあげたらどう?」
阿良々木「僕、まだ土下座してたんだ!?」
戦場ヶ原「そうよ阿良々木学士。文章をよく読みなさい
文中にあなたが土下座をやめた描写があったかしら?」
阿良々木「行間を読んだんだよ!」
神原「文章のみではわからない事実もあるものだな」
戦場ヶ原「そうね。絵が見えない以上は想像するしかないものね」
阿良々木「その見えない物にまで規制をかけられたらたまったもんじゃないぜ」
戦場ヶ原「さて、こちらの阿良々木学士は非実在青少年に関する分野で、修士課程を修めた程の研究者よ」
神原「バカロリート!これは期待出来そうですね!」
阿良々木「非実在青少年の研究は日夜進歩しています。
今宵皆さんに新たな学説を発表出来る事を嬉しく存じます」
神原「すごい・・・!とても幼女の妄想をしているだけの人間とは思えない自信に満ちた振る舞いだ!」
阿良々木「皆さんは非実在青少年の規制についてどうお考えでしょうか?」
戦場ヶ原「この男、本当に演説を始めたわね・・・」
阿良々木「非実在青少年という概念を法が認め、その人格や人権を保証する。
皆さん、これはまさしく吉報ではないでしょうか?」
神原「ど、どういう事なのだ阿良々木学士!?」
戦場ヶ原「自分で振っておいてなんだけど、あなたたち食いつきが良すぎるでしょう?」
阿良々木「法で人権が認められる、それはすなわち、
非実在青少年との結婚だって可能となる可能性を秘めているのではないでしょうか!!」
神原「な、なんだってー!?」
阿良々木「そうです!非実在青少年の存在を認め、人権を保護する以上は!
非実在青少年の他の権利だって認められてしかるべきなのです!!」
神原「何という新説!」
阿良々木「非実在青少年には結婚の自由を認めるべきです!
そして、結婚をした以上はどこでその非実在青少年とイチャイチャしようとも、他人にとやかく言われる筋合いはない!!」
神原「最高だ阿良々木先輩!!いや阿良々木学士!!」
戦場ヶ原「どう考えても破綻した論理だけれどね。ロリだけに」
阿良々木・神原「非実在青少年万歳!非実在青少年万歳!」
神原「と、言うことは阿良々木先輩!」
阿良々木「なんだ同志神原後輩?」
神原「私と忍ちゃんを結婚させてくれるというわけなんだな!?」
阿良々木「お前になんか忍を嫁がせるわけあるかー!!」
神原「な、なんだってー!?」
おしまい
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