阿笠「ぐわおおおおお！わしの眉毛が潰れたああ！！」

光彦「非人道行為は許しませんよ！」

コナン「まて、光彦！これは、お前が生き・・・」

光彦「まだ持ってたんですか！」ﾊﾞｯ

コナン「あっ、お前それをどうするつもりだ！？」

光彦「捨てるんですよ！！」ﾌﾞﾝ　ｸﾞﾁｬｯ

阿笠「ぎゃああああああ！！わしの眉毛に当たったああああ！！」

コナン「なんてことを・・・」

光彦「……え？…」

コナン「いっ…てて…」

光彦「これは……」



光彦「……ケーキ？」


阿笠「ああ…せっかく作ったバースデーケーキが台無しじゃ…」

光彦「な…なんですか、これは…バースデー…誕生日…？」

コナン「なにって、決まってんだろ。まさか自分の誕生日も忘れちまったのか？」

光彦「……あ…あ…」

あ、乗っ取りですか
それならそれでかまいませんけど

たまには光彦が幸せになってもいいと思って立てたんですよ

光彦「すみません……僕……」

阿傘「やれやれ、いったい何だというんじゃ」

コナン「まあ、しゃあねえさ。こう毎日のように事件が続いてるんだ。疲れることもあるだろ？」

阿傘「そうじゃの。疲れた時には甘いケーキじゃ！ちょっと潰れてしまっておるが……」

光彦「僕……食べます！ちょっとくらい潰れてたって、二人の好意は変わりません！」ﾎﾟﾛﾎﾟﾛ

コナン「よし！じゃあ、この包丁で切り分けてくれよ」

光彦「はい、よころんで！」ｻｸｯ　ﾎﾟﾁｯ

コナン「ちなみにちょっとしたサプライズとして」

阿傘「ケーキの中には光彦君の絶頂が5分おきに訪れる装置のスイッチが仕込まれておるぞ」

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光彦「っ！！！」ガバッ

光彦「…夢？」

>>21
諦めんなよ
そんなん無視して続けてくれ

コナン「明日は光彦の誕生日だから、今日のうちにバースデーパーティーの準備をしてたんだ」

光彦「ぼくのために…？」

コナン「博士と俺でケーキを作って、その間に元太と灰原が会場の準備。歩美ちゃんはプレゼントを選んでる」

光彦「なんで…なんでそんな…だって今まで、コナンくんと、特に阿笠博士は、僕をさんざん酷い目に…」

コナン「いや、本当に何言ってんだよ…そんなことするわけねぇだろ」

阿笠「そうじゃぞい。わしもコナンくんも、勿論他のみんなも、光彦くんのことを大切に思ってるんじゃ」

光彦「あ、ああ…あ…｣ﾎﾟﾛﾎﾟﾛ

コナン「大方夢でも見てたんじゃねーか？夢と現実を間違えるなんて、いつも冷静な光彦にしては珍しいなw」

阿笠「そうさのうw」

光彦「夢…じゃあ、僕は…僕は、なんて酷いことを…」

コナン「まあ、気にすんなよ。確かに少し残念だけど、ケーキなんてまた作り直せばいいんだ」

阿笠「材料もまだ残っておるしの！」

光彦「コナンくん…阿笠博士…｣ｸﾞｽｯ

コナン「勿論、今度はお前にも手伝ってもらうぜ！」

光彦「はい…喜んで！」

コナン「じゃあ俺はクリームと飾りの準備をするから、博士と光彦はスポンジを焼いてくれ」

阿笠「わかったぞい」

光彦「任せてください！」

………


光彦「ふぅ、そろそろ焼きましょうか」

阿笠「あ、待ってくれ光彦くん。仕上げがまだ済んでおらん」

光彦「仕上げですか？」

阿笠「これじゃよ」

光彦「茶色い小瓶？なんですかそれ」

阿笠「これはのう」






阿笠「バニラエッセンスじゃ」

光彦「あ、なるほど。それじゃあこれを数滴入れて……はい、じゃあ焼きましょう！」

阿笠「待つんじゃ光彦くん、まだまだ仕上げは終わっておらんぞい」

光彦「え、そうなんですか？」

阿笠「うむ、あとはこれも入れんといかんのじゃ」

光彦「なんですかそれ」

阿笠「これはのう｣ｴｰﾄ





阿笠「バニラエッセンスじゃ」

光彦「え、でもさっき入れたはずj」

コナン「おーい博士ぇ！！！そろそろ焼き始めてくれぇ！！」

阿笠「そうじゃのう！！！焼き始めるかのう！！！｣ﾄﾞﾊﾞｯ

光彦「うわ！全部入っちゃいましたよ！大丈夫なんですか！？」

阿笠「なにがじゃ！！！？」

光彦「いや、その、バニラエッセンス…」

阿笠「大丈夫じゃよ！！！」


阿笠「光彦くん！！！」


阿笠「大丈夫じゃ！！！」

光彦「あ、なるほど。それじゃあこれを数滴入れて……はい、じゃあ焼きましょう！」

阿笠「待つんじゃ光彦くん、まだまだ仕上げは終わっておらんぞい」

光彦「え、そうなんですか？」

阿笠「うむ、あとはこれも入れんといかんのじゃ」

光彦「なんですかそれ」

阿笠「これはのう｣ｴｰﾄ





阿笠「バニラエッセンスじゃ」

翌日

歩美「光彦くん！お誕生日！」

皆「おめでとー！！！｣ﾊﾟﾁﾊﾟﾁﾊﾟﾁ

光彦「あ、ありがとうございます！こんな僕のために、みんな、本当に…！｣ｸﾞｽｯ

コナン「おいおい、主役が泣いてちゃ締まらないだろ？歩美ちゃん、光彦にプレゼント渡してあげて！」

歩美「うん！えっと、お店に行ったのは私だけどね、皆で一生懸命考えたの！喜んでもらえたら嬉しいな！」

光彦「ありがとうございます！なんだろう………っ！！」


光彦「こっ、これは>>60！！」


すいません大学でご飯食べてきます！
待ち切れなければ乗っ取っていただいてかまいません！

爆弾