犬娘「ご主人様!」 (763)

前々スレ 犬娘「わふっ」
犬娘「わふっ」 - SSまとめ速報
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前スレ 犬娘「ふみゅ」
犬娘「ふみゅ」 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1367487075/)

キャラクター紹介




20代半ばで夢を追いかける為に勤めていた会社をやめ、今は貯金と音楽活動からの多少の報酬で暮らしているが持たないと判断してついにアルバイトを始めた。見た目は爽やかな好青年。最近そこそこイケメンであることが発覚。エロゲとかもやるけど心は純粋。女装も似合う事が判明したのでこれから機会が……

わんこ

冬の初めほどに突如として柴犬から人間となった犬耳美少女。ロングヘアーでおっぱいでかいしスタイルもよくてかわいい。ご主人様一筋でご主人様が全て。大飯食らい。純粋すぎるが故にエロイベントをよく引き起こす。人前でわんこと呼ぶのは犬っぽくてまずいという男の心遣い?から人前では犬娘(いぬこ)と呼ばれている。最近アルバイトを始めた。男装もイケる(ハスキーボイス

ジョン

ブロンドのショートヘアな外国人。しかし実はゴールデンレトリバーで犬耳。いつも純白のスーツと靴を履いている。紳士で美形。男の恋敵だったがある事件をきっかけに男とわんこを見守っている。めちゃくちゃ金持ちで多分なんでも出来る。企業家で国家レベルのプロジェクトにも参加しているとか。そのくせチワワの店でも働いてたり

チワワ

チワワ。角刈りの見た目ヤクザだが本当にヤクザ。犬耳。町内会は血割破組の領地。ヤクザとは言ったものの地元の町おこしをしたりエロゲメーカーだったり。変態、セクハラ、ろくでなし。だけど義理に厚い親分肌。みんなに忘れ去られたり鬼ごっこしてただけで突然銃撃されたり怨霊に取り付かれたりナンパに失敗したり曲芸を無視されたり踏んだり蹴ったりな事が多い。男が働く犬耳執事メイド喫茶のオーナーでもある



男の家の近くで花屋を営んでいる。ショートヘアーで活発な女性。綺麗。意外とおっぱいがある。なんだかんだあって男達とは仲がいい。百合、エロい

サクラ

花屋の看板秋田犬…だが人間にもなれる。セミロングの着物美人でおっぱいおっぱい。犬耳。おしとやかで可憐そう。楓が大好きで百合百合している

ユキ

チワワとの壮絶なバトルの末引き取られたシベリアン・ハスキーの少女。クールな設定だが今の所クールっぽい所は見えていない……?チワワに溺愛されている。みんなのロリ

ウルフ

名前を持たない流離いの走り屋…通称『白銀のオオカミ』愛車のエボⅢと峠で賞金を稼ぎ生活している。エロいお姉さん、とにかくエロい。痴女であるとかないとか。ど変態。愛称はうーさん

裕二郎

血割破組の幹部。優しくて気のいいおっさんだが見た目も中身も仁義無き本物のヤクザっぽい。運送業を営んでおり、愛車の『羅刹丸』(デコトラ)に乗って今日も夜の高速を走る。ピンチになるとデコトラ軍団を召喚してくれる。意外と付き合いもいいし面倒見もいい

ルカ

わんこが熱海の海岸で出会ったのが初登場。見た目は完全にかわいい女の子だが実は男。つまり男の娘。頑張り屋で女の子よりも女の子らしい

桐枝

セミロングでスタイル抜群、いつもメイド服を着ている。ジョンのメイド隊の隊長だがチワワの喫茶店でメイド長もしている。なんでも出来る万能型



男の高校時代の彼女。死んだと思われていたが実はピンピンしていた。男がまだ大好きでいつでも奪還しようと目論む。アホの子

サブキャラ



男の友人。バンドを組んでおり音楽活動仲間でもある

ギター、ベース、ドラム

友のバンドのメンバー

執事

ジョンの執事。色々と万能である


近所のおばさん

ジョンの飼い主。おしゃべり。いい人

おばあちゃん

タイムサービスという名の戦争を勝ち抜いてきた歴戦のツワモノ。男とは戦友であり好敵手でもある

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1381413036

スレの概要・・・主人公である男と犬耳美少女わんこがわふわふぱたぱたするのを生暖かく見守りましょう。なおふみゅふみゅしてしまうとスレが終了してしまうのでふみゅふみゅするギリギリのラインで生殺しにされます


前回のあらすじ……


死んだと思われていた女が実は生きていた!メイド姿でキュルンとする男と奇跡的な再開をし、なんだかんだで家の場所がばれた

ある日男とわんこが家に帰ると押し掛け妻よろしくご飯とお風呂を準備していた女。仕方ないのでわんことお風呂に入るが突然曇った扉が開く!

そこにいたのは裸の女で……女は男の身体に手を回すと……


なんだかんだで3スレ目行きまして、ここまでお付き合いいただいたみなさんには本当に感謝の気持ちでいっぱいです。本当にありがとうございます。まじでみなさんのレスとか、読んでくれてるのが励みになって毎日更新(休みは除く)出来てます

そんな訳でまだのんびりダラダラ続くと思うのでどうぞよろしくお願いします!

男「……」

女「うふふ……やっぱりかっこいいしかわいい……」

男「あのさ……」

女「それに……こんなに大きくなってるよ……?」

男「!!?」

女「また欲しいなぁ……男くんの……」

わんこ「ご主人様……」

男「ううん……」

男(頭痛くなってきた……)

男「女」

女「なぁに?」

男「そういう事するなら一緒に風呂入らないぞ」

女「!!??」

男(これで最悪の事態は避けられる……はず)

女「……男くんと一緒にお風呂に入るか入らないか……これはどう考えても前者」

女「あれ?そういう事するならお風呂一緒に入らないって事はお風呂入らなければそういう事してもいいって事?」

男「はい!?」

女「……ベッドで待ってるね//」

男「うちベッド無いし……あ」

わんこ「どうしたんですか?」

男「今ベッドで待ってるって言ったな」

女「うん……///」

男「それじゃあベッドで待っててくれ、絶対に」

女「あ……わかったよ///」

男「ただし、俺の家にベッドは無いから他の家のベッドでな」

女「!!!???」

男「ん?今絶対にって念押してそれでうんって言ったよね?」

わんこ「ふみゅ……」

女「そ、そんなぁ……」

男「自分の家のベッドでもいいぞ?ん?ただ俺は行くとは一言も言ってないけどな」

女「う、うわあああん!!」

男(バカだなー……)

女「何もしないのでどうか一緒にお風呂に入らせて下さいお願いします」ゲザァ

男「はいはい……」

お仕事です

女「背中流させてよ」

男「えぇ……」

女「変な意味じゃないし純粋に流したいだけだよ!」

男「まぁ……いいけど」

わんこ「それじゃあ私は女さんの背中を流しますね!」パタパタ

男「……それじゃあわんこの背中洗うか」

ゴシゴシ

男(なんとなく背中洗ってるけどなんでこんな狭い所で輪になって背中洗いあってんだろ)

女「男くんの背中……やっぱり大きいなぁ……あ、わんこちゃんそこ!そこが気持ちいい……」ゴシゴシ

わんこ「ここですかー?」ゴシゴシ

男「……」ゴシゴシ

わんこ「ご主人様……とても上手ですよー」ピクピク

男「まぁいいか。そろそろ流すぞ」ザー

男「ほら、早く頭洗えよ」

女「ちょっと待って!」ワシャワシャ

わんこ「ふみゅ」ワシャワシャ

男「……」ザー

女「あー……ありがと」

男「さっさとあったまって出るからな」

女「えー、ゆっくりしようよー」


ザパー

男「……」

わんこ「……」

女「……」

男(狭い!!)

男(しかもなんで俺が真ん中なんだよ……)

女「狭いねー…」

男「そりゃ一人で入っても足伸ばせないような浴槽に3人も入ればな」

わんこ「くっつかないと入れませんよー!」ギュッ

女「そうだよね!私が男にくっつくのもお風呂が狭いせいだもんね!」ギュッ

男「……」

男(両側からおっぱいが……)

わんこ「えへへ、ご主人様///」ピクッ

女「男……ふへへへ///」ギュゥ

お仕事です(´・ω・`)

男「……」

わんこ「ご主人様ー…///」ピクッ

女「男の身体……いいなぁ…///」スリスリ

男「お前さっきなにもしないって言ってなかったか……?」

女「なあんにもしてないよー。ちょっと狭いからくっついちゃってるだけだもん……///」

わんこ「私も狭いからくっつきますよー///」

男「……」

男(正直男としては結構きついぞこの状況……)チャプッ

男「むぅ……」ブクブク

女「あっそんなに顔沈められたら私までぶくぶく……」

わんこ「ぶくぶく」ピクピク

あっ……完全に寝落ちしてました(´・ω・`)

そういえばそれとなくですけど完結(2回目)へと向かってます。そろそろ終盤

男「そろそろ上がるぞー!」

わんこ「ふみゅっ!」

女「えー…もう出るのー?」

男「お腹空いたし……」

女「そういえばご飯作ったはいいけど食べてなかったね」

わんこ「私もお腹空きましたよー…」

男「そういう訳だ。さっさと出るぞー」


男「寝巻きはわんこの使えよ」

女「ありがと」

男「ところでなんでスーツなんだ?」

女「私だって頑張ってるんだよ?もうちょっと頑張れば重役にだって……」

男「父親の……」

女「本当は私だって男と一緒に音楽やって…なんて思ってたけどね。仕方ないよね」

男「……」

女「私本当に頑張ってるんだよ!ここまで来たのだってコネじゃなくて実力だと思ってるし」

男「そうか……そういえば今はどこに住んでるんだ?」

女「一人暮らしだよ。私も……お父さんとお母さんは嫌い」

わんこ「嫌いなんですかー…?」

女「うん……いろいろあったからね」

わんこ「ふみゅ……きっとすぐ仲直り出来ますよー!」ナデナデ

女「男……わんこちゃんすごくかわいい」

男「あぁ……」

女「わんこちゃん?」

わんこ「なんですか?」

女「えい!」ギュー

わんこ「ふみゅっ!?」

女「えへへ///いい匂い……柔らかい……」スリスリ

わんこ「んみゅぅ……//」

女「はぁ……堪能した」ツヤツヤ

わんこ「ふみゅぅ……」

男「満足そうで何よりだけどまじで腹減ったよ」

女「あ、ついわんこちゃんに夢中に……これは男が好きになる訳あるわ……」

男「……」


女「栗ご飯とお吸い物!サンマの塩焼きね」

男「材料は?買ってきたのか?」

女「そりゃあ勝手に上がって勝手に材料まで使っちゃったらねぇ」

男「それはありがたいけど……そういえば戸締りしてたのにどうやって入ったんだ?」

女「そんなのピッキ……あ、空いてたよドア!!」

男「……そうか」

男(今ピッキングって言いかけなかったか?)

わんこ「美味しそうですよ……」

女「食べましょうか!」

男「うん。いただきます」

わんこ「いただきます!」ハグッ

わんこ「んみゅ~♡」ピクピク

わんこ「美味しいですねぇ……栗がホクホクですよ」ハグハグ

男「本当だ……美味い。お吸い物も優しい味だな」

女「家事だって全部自分でやってるんだから!ほぼニートの男くんだって養えるよ」

男「せめてフリーターにしてくれよ……それとヒモになるつもりは無いからな」

女「私は男くんにヒモになって欲しいなぁ……養いたい、すっごく養いたい!」

わんこ「ふみゅ?」モキュモキュ

男「お断りだ」

女「えぇー」

わんこ「ひもってなんですか?」

男「女にばっか働かせて自分はなにもしない男の事だよ」

わんこ「そうなんですかー…」

女「違うよ!ひもって言うのは大好きな人からご飯を食べさせてもらったりいろいろしてもらう男の人の事だよ!」

女「つまり仮に男がヒモになったらいろいろお世話しなきゃ……ふへへ」

わんこ「ご主人様!ヒモになってもいいですよ!」パタパタ

男「変な事教えんな!!」

仕事です

男「ごちそうさま」

わんこ「ごちそうさまでした」パタパタ

女「お粗末様、片付けするね」

男「いいよ。片付けとかはやるから」

わんこ「女さんはゆっくりしてて下さいねー」

女「うん、ありがと。ところで男……」

男「ん?」ジャー

女「今日悪いんだけど泊めてもらえると……」

男「それは構わないよ。この時間に帰ったら仕事だってキツいでしょ」

女「さっすが!」

男「ただし、変な事すんなよ」キュッキュ

女「はーい……」

男「という訳で、寝るけど……」

男「布団一枚しかないから二人で入れよ。俺はその辺で寝るから」

女「大丈夫だよ!一緒に寝よ!」

わんこ「そうですよー!それにお布団の外は寒いですよー…」

女「最近急に寒くなってきたからねー」

男「いや、そうだろうけどさぁ……」

女「はいはいこっちこっち」グイッ

男「うおっ!」ボフッ

女「男が真ん中ねー」

わんこ「また狭いからぎゅーってしますね」ギュッ

女「私も抱きつかないとお布団に入りきれないなー」

男「……」

女「はぁ……あったかい」ギュゥ

わんこ「ふみゅ……」パタパタ

男「く、苦しいんだけど……」

女「我慢我慢♪」

わんこ「……でもご主人様が苦しいなら私はやめますよ……」

男「……」

わんこ「ふみゅ……」

男「いや、あったかいしこのままでいいよ」ナデナデ

わんこ「えへへ///」ピクピク

女「あ!その手があったか!」

女「……ふふ」

男「……ん?」

女「なんか懐かしいなと思って」

男「……そうだな」

わんこ「なんの話ですか?」

男「昔のな」

わんこ「昔ですか」

女「……戻ればいいのになー」

男「……戻ったら今までの事全部無駄になるぞ」

女「それでもいいよ。その方が……」

わんこ「……?」

女「寝ようか」

男「そうだな……」


女「……」スースー

わんこ「んみゅぅ……」スースー

男「……」

男「暑い……」

お仕事ですー

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男「ん……」

わんこ「……」スースー

男「……」ポリポリ

男「女がいない」

男「仕事か……早いんだな」

男「……」ナデナデ

わんこ「……みゅふ」

男「もう少し寝るか……」モゾモゾ

ガタンゴトン


男「……」

犬娘「……」

男「ふぅ……」

犬娘「あとどれくらいですか?」

男「もうちょっとだな……」

犬娘「楽しみですよー」

男「そうだなぁ」

『次はー、大森。大森です』

男「次で降りるからな。その後は少し歩くけど大丈夫だろ?」

犬娘「大丈夫ですよ!」

男「よし、いくか!」

犬娘「わふっ!」

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犬娘「ここですかー…」

男「そそ、ここが流通センター」

男「ここでやるのが音楽イベント、M4なんだ!」

ザワザワ...

犬娘「人が沢山並んでますよ?」

男「本当だったら俺たちもあそこに並ばなきゃいけないんだけど……今回は出す側だから別のところからいくぞ」

犬娘「そういえばCDはどこにあるんですか?」

男「ん、チワワが先に入ってるはず。あいつに頼んだからな」

犬娘「そうなんですかー」ピクピク

男「あと、耳と尻尾は気をつけてくれよ」

犬娘「ふみゅ」

男「ここコスプレ禁止だから誤魔化せないんだよ……」

犬娘「ふみゅー……広いですねー!」

男「だけどサークルでみっちりになるからあんまり広くは無くなるけどな」

犬娘「人も沢山ですか?」

男「コミケ程じゃないけどなー……と、いたいた」

チワワ「お、来たか」

男「悪いな。運んでもらって」

チワワ「どうせ暇だったからな。今日は俺も適当に回ってみるか……」

犬娘「このテーブルに並べるんですか?」

男「そそ、んまぁ……とりあえずテーブルクロスとか敷いて綺麗に見せるか」

犬娘「綺麗にしましょう!」

ついに来たM4!果たして男とわんこのCDは売れるのかッ

私もふみゅふみゅしたいです

男「CDを並べて……看板だな」

犬娘「いくらで売るんですか?」

男「一枚500円くらいかな。二枚で800円。三枚なら1000円」

犬娘「ふみゅ!安いですね」

男「これでも高い方だよ……お金はお布施でCD持ってってもらうくらいの気持ちでやらないと……」

男「一番最初は10枚も売れなかったしなぁ……」

犬娘「そうなんですか……」

男「んま、今回はこれでやってみよ」

男「今回わん…犬娘と一緒に録ったやつが30枚。他3種類がそれぞれ20枚ね」

犬娘「楽しみですよー」

男「そうだなぁ」

犬娘「他の人達も沢山来ましたね」

男「もうそろそろだな……」

友「……あれ?男じゃん」

男「ん、友か?お前も来てたのか」

友「あったりまえだぜ!んでお前は彼女さんと参加か」

男「まぁな……」

犬娘「こんにちはー」

友「こんにちは、男に変な事されてない?」

男「しねえよ!!」

友「んま、お互い頑張ろうぜ。じゃあなー」

男「おー」

男「……」

犬娘「お友達も来てたんですねぇ」

男「そうだな……って、あいつがどこの場所に出してるのか聞くの忘れたな……」

犬娘「今なら匂いで追いかけられますよ?」

男「……なんか久々に犬っぽい事聞いたけど。んまぁ大して重要な訳でもないしいいや」ナデナデ

犬娘「んみゅぅ//」

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男「お、始まったぞ」

犬娘「始まりましたね」

男「とりあえず座って待ってるか」

男「M4はCDの試聴スペースなんてのもあるからそこで聴いてもらえればもしかしたら結構来てくれるかもな」

犬娘「そうだといいですねー」

男「……」

犬娘「……」

男「お、そういえばあとで試聴スペースに行く為にCDプレーヤー持ってきてたんだった」ガサゴソ

男「これも置いてCDを聴いてもらえるようにしよう」

犬娘「聴いてみないとわからないですもんね」

男「そうそう」

男「つっても最初は大抵の人が企業とか人気の所に行っちゃうから暇なんだよな」

犬娘「そうなんですか……」

男「んまぁ……気長にな」

犬娘「わふ!」


男「……」

犬娘「……」

「えっと確か……」

男「お?」

犬娘「ルカちゃん!」

ルカ「あ、男さんに犬娘さん!こんにちは」

犬娘「こんにちは!」

男「へぇ……こういう所来るんだね」

ルカ「いえ……店長に聞いたので……たまたまお休みでしたから」

犬娘「そうだったんですか」

ルカ「はい!」

ルカ「これが男さんと犬娘さんの歌ってるCDですか……他は?」

男「一応俺のやつだな……」

ルカ「それじゃあ……全部下さい!」

男「お、ありがとう!」

ルカ「い、いえ……//」

男「?」

男「折角だしいろいろ見てみるといいよ」

ルカ「そうします。ありがとうございました!」

男「こちらこそー」

「あの……男くんですか?」

男「はい?あれ……」

女性客1「こんにちは……//」

男「お店に来てくれてる……」

女性客1「はい。お店で男くんがここに出るって聞いたから……」

男「そうなんですかー」

男(もしかしてチワワか……?)

女性客1「他に男くんの推しの人とか犬娘ちゃん推しの人も来てるよ」


男性客4「いた!犬娘ちゃん!」

男性客5「はぁ……私服の犬娘ちゃんもかわいいなぁ……」

ゾロゾロ

男「れ、列が出来てる……」

男(見た事ない人も並んでる辺りこの列につられたのかな……)

女性客1「それじゃああの……全部一枚ずつ下さい」

男「は、はい!ありがとうございます!」

犬娘「ありがとうございます!」

「あの……男さんですよね?」

男「そうですよ」

「友さんのライブいつも来てて男さんのファンなんです!」

男「ほ、本当に!ありがとうございます!」

犬娘「ありがとうございます!」


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男「なんという事だ……」

犬娘「全部売れちゃいましたね……」

男「あぁ……しかもこんなに早く」

男「信じられない……かも」

犬娘「すごいですねー!」

男「あぁ……」

男「……」

犬娘「……」

男「片付けるか……」

犬娘「わふ!」

祝!完売!

しかし現実にやってみると完売どころか在庫の山に埋れてしまうのがデフォという……

男「さて……とりあえず荷物はまた送ってもらうとして……」

執事「こんにちは、男様に犬娘様」

男「あれ…ジョンの執事……」

執事「完売おめでとうございます。つきましてはそのお荷物をお預かりさせていただこうかと」

男「致せり尽くせりだな……」

執事「申しつかっていますから」

執事「では……お預かりいたします」

男「……」

犬娘「……ふみゅ」

男「さて……いろいろ見てみようか」

犬娘「そうですね!」

男「お。それとはぐれるとまずいから手繋いでおくぞ」ギュッ

犬娘「んみゅ、ありがとうございます//」ギュッ

男「……」

犬娘「えへへ//」


男「……ん」

犬娘「どうしたんですか?」

男「すいません、試聴してもいいですか?」

男店主「あ、どうぞ」

男「どうも……」スチャッ

犬娘「……」

男「……」

男「いいですね!一枚いただいてもいいですか?」

男店主「ありがとうございます!」

男「んまぁ……こんなかんじでCD買ったりね。知り合いに顔見せにもいかなきゃ」

男「ここだ」

男性「あれ、男さんですか?」

男「どうも、お久しぶりです」

男性「新譜、さっきいただいてきましたよー」

男「え、そうなんですか!?気がつかなかった……」

男性「代わりの人間に頼みましたから……楽しみですよ」

男「それじゃあ……俺ももらっていっていいですか?」

男性「ええ、どうぞどうぞ。差し上げますよ」

男「いえいえ!ちゃんと買わせて下さい」

男性「ははは!わかりました!」

犬娘「……」

男「……もう用事は済んだかな」

犬娘「大変ですねー…」

男「意外とそうでもないんだけどな」

犬娘「?」

男「あとは……」

友「お、おい!こっちこっち!」

男「あ、なんだ友か……」

友「そっちの調子はどうだよ?」

男「完売御礼だよ」

友「え!?嘘だろ……やるなぁ……」

友「俺なんか結構あまりそうだぜ……」

男「まぁ……まだ時間はあるしな」

友「……で、どうするんだ?もう帰るのか?」

男「用事も済んだしな……試聴でもしてから帰るわ」

友「そっか、それじゃあなー……」

男「おー……」

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男「んで、試聴コーナーだ。入る時には自分で持ってきたCDプレーヤーか貸し出ししてるのを借りないといけない訳だ」

犬娘「ご主人様は持ってますね」

男「だから借りなくても入れるぞ。貸し出しの順番待ちなんて普通にあるから基本的には持ってきた方が絶対いいな」

犬娘「そうですか……」

男「うんうん。という訳でいろいろ聴いてみよう」

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犬娘「楽しかったですね!」

男「そうだなぁ……」

犬娘「あのCDの音楽もすごくよかったですよ」

男「ちゃんと買っておいたしな」

犬娘「ふみゅ!ありがとうございます!」

男「それじゃあ帰るか」

犬娘「わふ!」

という訳でさらっとM4終了です

他にもサークルの映像上映コーナーとかあったり面白いですよ。ゲーム系歌手の人とか声優の人とかも出店してたりするので是非オススメ

わんこ「お茶入りましたよー」トテトテ

男「お、ありがとう」

わんこ「どうぞー」コトッ

男「おつまみも出すか」

わんこ「おせんべいとスルメがいいですよ!」

男「スルメね。ちょっと待って……」ガサゴソ

わんこ「……」パタパタ

男「ほい」

わんこ「んみゅ」モヒモヒ

男「……最近寒くなってきたな」

わんこ「そうですねー…」モヒモヒ

男「もうちょっとしたらこたつの時期だな」

わんこ「こたつ!」

男「そういえば去年は出さなかったっけ……」

わんこ「ほかほかのぬくぬくですよね!」

男「そうそう。一度入ると出られなくなるんだよな」ズズッ

男「ん……ほかほかか……」

わんこ「?」ピクッ

男「そういえばサンマとかは食べてるけど芋食ってないな……」

わんこ「おいもですか!食べたいですよー……」ジュルッ

男「焼き芋に蒸かし芋……さつまいもは定番だけどじゃがいもも美味いんだよな……」

わんこ「ふみゅ……」パタパタ

男「俺も食べたくなってきた……」

わんこ「食べましょう!」

男「……よし!蒸すか!」

わんこ「わふっ!」パタパタ

男「という訳でまずはじゃがいもを蒸かそう」

わんこ「じゃがいも大好きですよ!」パタパタ

男「使うじゃがいもはちょっとこだわりを……」ガサゴソ

わんこ「いつものじゃがいもですよね?」

男「んまぁ、じゃがいもはじゃがいもなんだけどね。これはキタアカリっていう品種のじゃがいもなんだ」

わんこ「キタアカリですか?」

男「そそ。これめちゃくちゃ美味いんだよ……普通のじゃがいもとこれを食べ比べてみると全然違うし」

わんこ「早く食べたいです……」

男「それじゃあパパッと作ろう」

男「まずはじゃがいもを綺麗に洗う。芽が生えてると大変な事になるからよく見ながらね」

わんこ「私がやりますよー!」ジャー

男「軽く指でこすりながら。簡単にでいいぞ」

わんこ「……」コシコシ

男「その間に俺は新聞紙を……」

わんこ「出来ましたよ!」

男「そしたら次にこの新聞紙を使うぞ!」

わんこ「ふみゅ?」

わんこ「なんで新聞紙なんですか?」

男「まず新聞紙を濡らすだろ……これでじゃがいもを包むと上手く蒸かせるんだよ」

男「水分が逃げないからパサパサにならないんだな」

わんこ「そうなんですかー」

男「と、その前に。じゃがいもに一工夫」スッ

スーッ

男「こうやってじゃがいもに十字の切れ込みを入れると後で食べる時に楽なんだ」

わんこ「それじゃあつつみますね」

男「頼んだ」

わんこ「わふ!」

男「新聞紙で包めたらその上からラップでさらに包む」

わんこ「こうですか?」ペリー

男「そうそう。それであとはお皿に乗せて電子レンジでチンするだけ。うちの電子レンジは750Wだから3分半くらいかな?」

わんこ「お皿に乗せて……電子レンジ!」ガチャン

ピッ

ピーッピーッ

わんこ「出来上がりですか!!」パタパタ

男「まだなんだよな。下になってた面を上にして今度は2分温めるぞ」ガチャ

男「そうしないとまだ固い所が……あつつっ!」チョンチョン

わんこ「大丈夫ですか!?」

男「大丈夫大丈夫。ひっくり返して……2分」ピッ

ブゥーン

わんこ「……」ピクピク

男「……」


ピーッピーッ

男「出来た!」ガチャ

わんこ「んみゅぅ……じゃがいもの美味しそうな匂いですよー……」クンカクンカ

男「んで、ラップと新聞紙を剥がして皿に…あっつ!?」

わんこ「私も……ふみゅんっ!?」ビクッ

男「あつっ!でもこれを剥がさないとっ!あつつっ」

わんこ「んみゅっ!ふみゅっ!」

男「よ、よし……なんとか……」

わんこ「それじゃあ早速……!」

男「ちょっと待った」

わんこ「まだだめですか?」

男「もっと美味しくしよう。まずさっき切れ目を入れただろ。そこから少し開いて……」

ホクホク

わんこ「んみゅ~」パタパタ!

男「そこにバターを乗せ!」

わんこ「!!」

男「とろけるチーズを贅沢に一枚乗せてまた電子レンジで10秒」

男「よし。食べよう!」コトッ

わんこ「美味しそうですよ……」ジュルッ

男「蒸かしたじゃがいもの香りにとろけたバターの香りもプラスされて格別な匂いに」

わんこ「チーズがとろとろで……んみゅぅ~」パタパタ!!

男「さらにそこに塩コショウをちょっと多めに振りかけて……」

男「いただきます!」

わんこ「いただきます!!」

わんこ「はふはふ!」

男「よし……あつっ!はふ!」

わんこ「んみゅぅ~♡」ピクピク

男「……美味い」

わんこ「じゃがいもが甘いですよ……!」

男「だからキタアカリにしたんだよなー。これほんのり甘みがあって美味しいんだ」

わんこ「それにバターの甘さととろとろのチーズが絡まって……」

男「最高だな」

わんこ「最高ですよ……」パタパタ

ピーッピーッ

わんこ「はふっ♡」

男「よし、こっちも出来たか」

ガチャ

わんこ「これはなんですか?」

男「これはデザートのさつまいもだぞ」

わんこ「さつまいも!」

男「調理方法はさっきと同じ!温める時間はまず5分でひっくり返し3分ね」

男「あつつっ!このさつまいもは本当に美味しいからな……」ペリリッ

わんこ「ごちそうさまでした!」パタパタ

男「もう食べたのか!」

わんこ「美味しかったですよー」

男「んまぁ…丁度いいか」コトッ

わんこ「ふみゅ」

男「調理方法はさっきと同じ!温める時間が最初が5分でひっくり返して3分」

男「新聞紙をまずむいてな」

わんこ「わふ!」ペリリ

わんこ「ふみゅ、丸い形なんですね。それに色がむらさきじゃないですよ」

男「さつまいもって言ったら長いイメージだけどな。これは丸いさつまいもなんだ。色が薄いのも特徴かな」

男「これは鹿児島の安納芋って言うさつまいもで普通よりちょっと高いかな…」

わんこ「……ふみゅ」

男「どうした?」

わんこ「普通のおいもより柔らかいですよ」

男「そそ。その安納芋、指が簡単に入りそうなくらい柔らかいんだよな」

男「割って食べてみ?」

わんこ「いただきますね!」

ホクッ

わんこ「ふみゅ!中身がつやつやのオレンジ色ですよー!」

男「なんでオレンジ色なのかは食べてみればわかるよ」

わんこ「匂いも……んみゅ、甘くていい匂いです……」クンカクンカ

わんこ「はふっ♡んみゅぅ~♡」パタパタ

わんこ「はふ、甘々で柔らかくて…さつまいもじゃないみたいです」ハフハフ

男「なんでオレンジ色なのかっていうと甘い蜜がたっぷり詰まってるからなんだよな。普通のさつまいもはホクホクでしっかりしてるけどこれはなめらかで舌で触ると裏ごししたみたいで……」

わんこ「本当にデザートですねぇ」

男「喉にまで甘さが伝わってくる。そのくせ砂糖みたいにしつこい甘さじゃなくて優しい甘さ」

男「多分最強のさつまいもだな……」

わんこ「えへへ…幸せですよー」

男(はふはふしながらいも食べてるわんこもかわいいな……)

男「って……アレ?俺の分は?」

わんこ「……ごめんなさい」

男「……いいんだ。また買ってくれば……」

わんこ「ふみゅぅ……」

お腹が空いたのでお芋のお話でした。この二種類本当に美味しいので是非やってみて下さい!

こち亀ほど深くはネタに入りこめないですけどねー…あれはすごいわ……

という訳で

わんこ「~♪」パタパタ

男「……」カタカタ

男「……ここはこうした方がいいか」カチッ

男「わんこ、ちょっと聴いてみて?」

わんこ「わふ!」

~♪

わんこ「……」

わんこ「……ここの下の音がちょっと…それと……」

男「うんうん……なるほど」

男「わんこは耳も良いし助かるなぁ」ナデナデ

わんこ「そんな事ないですよー//」パタパタ

男「……確かによく聴いてみるとちょっとアレだな……少し変えてみよ」カタカタ

男「……これで納品出来るだろ!」

男「あとはこれを送って……」カタカタ

男「完了!」

わんこ「お疲れ様ですよ」パタパタ

男「ん、ありがとう」

わんこ「ご主人様!遊びましょう!」

男「ん?そうだなぁ……なにがいい?」

わんこ「ふみゅ……」

男「……将棋のリベンジするか!」

わんこ「将棋!やりましょう!」ピクピク

パチンッ

男「……ここは、銀を動かして……」パチンッ

わんこ「ご主人様…強いですよー…」

男「それなりに練習したからな」

わんこ「……!」パチンッ

男「ん……これは……金を上げるしかないか」パチンッ

わんこ「ここです!」パチンッ

男「!?」

男「……どうすんだこれ……」

わんこ「……」パタパタ

男「……と、投了で」

わんこ「勝ちましたよ!」ピクッ

男「強いなー…」

わんこ「えへへ//」

男「ふぅ……頭使ったら疲れたな……ん?」

わんこ「どうしたんですか?」

男「なんかメールが来てるな……」カチッ

男「……」

わんこ「……」パタパタ

男「まじか……」

わんこ「どうしたんですか?」

男「……」

わんこ「?」

男「白雪ソフト…って……あの白雪だよな」

わんこ「ソフトクリームですか!」パタパタ

男「え?あ、違う違う。白雪ソフトっていう有名なゲームメーカーがあるんだけどさ」

男「そこから一度お話出来ませんかってメールが……」

男「う…嘘だろ?これが本当なら……」

男「俺もプロの仲間入り……か?」

わんこ「……!!」


ーーーーーーーーーーーー
ーーーーーーーーー
ーーーーーー
ーーー


男「ここが本社か……」

男「えっと……」

男「ゲーム企画部の……」

男「……わんこには留守番を頼んじゃったけど。大丈夫だよな」


わんこ「……頑張ってください。ご主人様」

男「あの……すみません」

受付嬢「はい」

男「ゲーム開発部の……」

「あ、もしかして男さんですか?」

男「え、はい」

担当「あ、私先日メールさせていただきました担当と申します。本日はわざわざお越しいただきましてありがとうございます」

男「いえ、こちらこそ。メールをいただきまして、ありがとうございます」

担当「ええ。それでは……こちらへ!」

男「はい」


ガチャ

担当「どうぞおかけ下さい」

男「あ、どうも……」

担当「今飲み物なんかお持ちしますので、少々お待ち下さい」

男「ありがとうございます」

男「……」

>>79 修正


男「あの……すみません」

受付嬢「はい」

男「ゲーム企画部の……」

「あ、もしかして男さんですか?」

男「え、はい」

担当「あ、私先日メールさせていただきました担当と申します。本日はわざわざお越しいただきましてありがとうございます」

男「いえ、こちらこそ。メールをいただきまして、ありがとうございます」

担当「ええ。それでは……こちらへ!」

男「はい」


ガチャ

担当「どうぞおかけ下さい」

男「あ、どうも……」

担当「今飲み物なんかお持ちしますので、少々お待ち下さい」

男「ありがとうございます」

男「……」

担当「あ、どうぞどうぞ」

男「ありがとうございます」

担当「えっと……今回メールさせていただいた理由なんですけど」

担当「今までは白雪ブランドでは専属のコンポーザーに作曲等をお願いしていたのですが、昨年退社されてしまいまして」

担当「外部の方に発注しているのが現状でして……今回のテーマにあった音作りが出来る方を探していて男さんの楽曲を聴かせていただいたんですね」

担当「そうしたらまさにぴったりで。個人的にもグッと来てしまって。企画部の中にも男さんを知られている方もいまして」

男「は、はい……」

担当「単刀直入に言いますと、今回このゲームの作曲全般をお願いしたいんです」

お仕事へー

男「ぜ、是非に!」

担当「本当ですか!ありがとうございます」

担当「それでは現状で決定している所の説明もしてしまいますね。それと資料の方も……」


ーーーーーーーーーーーー
ーーーーーーーーー
ーーーーーー
ーーー


担当「と、このようなかんじですね。明確な内容やイメージなどについてはまた後日お話したいです。ゲームの資料をお渡ししたり、契約書も書いていただかないといけないので」

男「はい。わかりました」

担当「それでは、本日は忙しい中ありがとうございました」

男「いえ……こちらこそ。ありがとうございました」

男「……そうだ!出来れば私からもお願いがありまして……」

担当「なんでしょう?」

男「……なんですけど」

担当「なるほど。そうですか……理由もとても素敵だと思います」

男「サンプルも用意しておくので……」

担当「ええ、お願いします。この場で答える事は出来ませんが是非検討させて下さい」

男「ありがとうございます!」


ーーーーーーーーーーーー
ーーーーーーーーー
ーーーーーー
ーーー

男「ただいま……」

わんこ「お帰りなさいませ!」パタパタ

男「ありがとう」ナデナデ

わんこ「ふみゅ…///」

わんこ「お風呂がちょうど沸いたのでどうぞ!ご飯はもう少しかかりそうですよー…」

男「ん、わかったよ」


ザプ...

男「……」

男(これがもし上手くいけば……)

男(いや、このチャンスを逃せば……絶対にやらなきゃ……)

男「……」

男「白雪のエロゲ結構好きだしな……」

ガララッ

男「……」スッ

わんこ「ご主人様!ご飯出来ましたよー!」

男「そうか、それじゃあ食べようかー」

わんこ「わふっ!」


わんこ「んみゅ…美味しく出来ましたよ」モッキュモッキュ

男「本当にわんこは料理が上手になったな」

わんこ「ありがとうございます//」パタパタ

男「洗濯掃除も完璧。これならもううちを一人で任せても安心だな」

わんこ「ふみゅ!一人ですか……?」

男「ん、いや例えだから大丈夫だよ」

わんこ「そうですか……」

男「ただこうして今日みたいに一人で出掛けなきゃいけない時もあるからさ……」

わんこ「……ちゃんとご主人様が帰ってきてくれるなら私はお留守番しますよ」パタパタ

わんこ「またお風呂とご飯を用意して待ってます」

男「そっか……ありがとな」

男「よし、寝るか!」

わんこ「寝ましょう!」

男「布団も敷いてあるんだな……」

わんこ「すぐに寝ると思ったので」パタパタ

男「そうか……」

バサッ

男「……」

わんこ「……」ピクピク

男「……ふぅ」

モゾモゾ

わんこ「んみゅ」ギュッ

男「ん……」ナデナデ

わんこ「……//」ピクッ

わんこ「ご主人様……」

男「……」

チュッ

わんこ「ん……」

男「っ……」

わんこ「んん……ちゅるっ……」

男「……」

わんこ「くちゅ……ちゅう……っ」

わんこ「んは……えへへ///」ピクピク

お仕事ですー

男「……」ギュッ

わんこ「んみゅぅ……ご主人様……」スリスリ

男(やばい……今日の昼間の事もあってなんかテンションが……)

男「わんこ、後ろ向いて?」

わんこ「わふ」モゾモゾ

男「……」ガバッ

わんこ「っ……//」ピクピク

男(わんこの耳……)

ハムッ

わんこ「ふみゅっ……ふぁ……」ピクッ

男(……)

わんこ「ふぅ……んんっ……」

男(わんこのいい匂いがして……やばいぞ本当に……)

男「……」

サワッ

わんこ「んぁっ!……ぅぅん……///」ビクンッ

男(わんこのおっぱいも柔らかくて気持ちいいな……)

男「……あったかい」

わんこ「ご主人様の手もあったかいですよ…///」

男「……そうか」

クリッ

わんこ「あぅっ……んみゅ……」

男「……ずっとこうしていたいな……」

わんこ「ずっと触ってても……んっ……いいですよ……」

男「でもずっと触ってるとありがたみがなくりそうだよな……」

わんこ「そうですかっ……?」

男(実を言うと結構眠かったりするんだよな……)

男「だから……」スッ

チュクッ

わんこ「っ…!!」ビクッ

男「すぐ気持ちよくしてあげるからな……」

わんこ「ご主人様の指……気持ちいい……です」

男「……」

ツププ

男(指がどんどんわんこの中に入ってく……温かくて……とろけそうだ……)

わんこ「ひぅっ……ぅぁ……んんっ…」

チュクチュク

わんこ「んぁぁっ!はぁ…はぁ……」

わんこ「もっと……ご主人様……」

男(すぐにこんなとろとろに……)

男「……」

男「わんこ?」

わんこ「なんですかぁ……」

男「……自分で動かしてみて?」

わんこ「んみゅ……?」

男「俺の指使っていいから……自分で動かしてみて?」

わんこ「……こう…ですか?」ギュッ

クチュクチュ

わんこ「あぁっ……んっ……んぅ……」ビクッ

男「それなら……自分の気持ちいい所探して弄れるでしょ?」

男(って、俺は何を言ってるんだ!!?)

わんこ「ご主人様の指……んっ…私のあそこ……もうとろとろで……ん」

わんこ「やぁ……好きですよ……ご主人様……っ!」

男「俺も好きだよ……」フゥー

わんこ「ふみゃぁっ……はっ…はっ……好きっ!ご主人様っ!ああぅ……!」グチュッ

男「……いつでもイっていいから……」

わんこ「ご主人様っ…ご主人様!……うくぅ……んみゅっ……」

わんこ「ふぁ…ふみゃああああんっ!」ビクビクッ


ーーーーーーーーーーーー
ーーーーーーーーー
ーーーーーー
ーーー

わんこ「……」スースー

男「……」

男(いくらテンションが上がってたとはいえ……)

わんこ「んみゅ……ん」スースー

男「……はぁ」

ちょっと本編が堅苦しくかんじだったので久々のエロでした

わんこ「お買い物ですか?」パタパタ

男「そうそう。頼みたいんだけどさ……」

わんこ「大丈夫ですよ!」

男「それならよかった……今メモ渡すからその通り買ってきてくれよ」

わんこ「わふ!」

男「俺の用事もちょっと時間かかるから寄り道してきていいからな」

わんこ「いいんですか?」ピクピク

男「あぁ。あんま使いすぎなきゃ……はい」スッ

わんこ「ふみゅ」

男「なんか買ってもいいから」

わんこ「……」パタパタ

犬娘「お買い物ですよ!」パタパタ

犬娘「最初はどこに行きましょうか……」

犬娘「~♪」


犬娘「結局コジャスに来てしまいました」パタパタ

犬娘「めもめも……お肉にニラにしょうが……」

犬娘「……お肉」ジュルッ

犬娘「早く買いましょう!」トテトテ

犬娘「んみゅ……お肉がたくさんですよ」

犬娘「めもには豚バラ肉と書いてありますね」

犬娘「豚バラ……ありました!」

犬娘「ふみゅ……100ぐらむで78円ですか……沢山買えますね」

犬娘「……んみゅ?」スッ

犬娘「国産黒豚……んみゅ」

犬娘「お、美味しそうですよー……」パタパタ

犬娘「で、でもちょっとだけなら使ってもいいと言っていましたし……」

犬娘「……」

犬娘「だ、だめですよ!無駄遣いしたらー……」チラッ

【松坂牛切り落とし3800円】

犬娘「……」

犬娘「……えへへ」スッ

犬娘「ふみゅ!?」ガサッ

犬娘「……気づかないうちにカゴに入れてしまいました」

犬娘「ここは危ないですねー……早く入れて次へ行きましょう」ジュルリ

犬娘「ニラに…しょうがに……」

犬娘「これで終わりですねー。レジへ行きましょう」


犬娘「すぐに終わってしまいましたねー……どうしましょうか?」

犬娘「……!」

犬娘「うぃんどぅしょっぴんぐしましょう!」

犬娘「うぃんどぅしょっぴんぐならお金もかからないですし」

犬娘「~♪」

お買い物ですよ

犬娘「……」トテトテ

犬娘「……ふみゅ!」

犬娘「かわいいお洋服ですよー…」

犬娘「これも……」ピクッ

犬娘「ご主人様と一緒にお洋服を着てお出掛け……」


男『わんこ、今日は楽しいな』

わんこ『そうですね!』

男『その洋服、すごく似合ってるぞ』

わんこ『ふみゅ…///』パタパタ

男『そんなわんこはこれから高級焼肉店に連れて行ってあげよう』

わんこ『本当ですか!!』

男『もちろん。焼肉を食べた後はホテルでわんこも……』

犬娘「えへへへ/////」

犬娘「んみゅぅ~~~」

犬娘「うぃんどぅしょっぴんぐは楽しいですねー」

犬娘「……」トテトテ

犬娘「……ふみゅ」

犬娘「これは……うぇでぃんぐどれすですね」

犬娘「……綺麗ですね」

犬娘「……私もいつかご主人様と……」


チワワ『辛い時や苦しい時も、お腹が空いた時や眠い時にも、お互い助け合い、永遠に共に歩んでいく事を誓いますか?』

男『……誓います』

わんこ『誓います』

チワワ『それでは、誓いのキスを……!』

男『わんこ……』

わんこ『ご主人様……!』

ギュゥ

男『ん……』

わんこ『んっ……』

チワワ『いい!いいよ!最高だね!他のアングルも行ってみようか!』パシャパシャ

犬娘「ご主人様と結婚……」

犬娘「んみゅぅ~~~♡///」

犬娘「みゅふふ///」

犬娘「ふみゅ……ご主人様……」

犬娘「満足しました。そろそろ帰りましょう」


ーーーーーーーーーーーーー
ーーーーーーーーーー
ーーーーーーー
ーーーー

男「お、おかえり」

わんこ「ただいまです!」パタパタ

男「ん……食材と、他はなにも買わなかったのか?」

わんこ「今日はうぃんどぅしょっぴんぐだったので」

男「ウィンドウショッピング?」

わんこ「そうですよー!」パタパタ

男「そっか……ならしょーがないな」

わんこ「んみゅ」

というお話でした

男「……」

わんこ「……」パタパタ

テレビ『なんでや!!』

男「ふふ」

わんこ「みゅふっ」ピクッ

テレビ『お前そんなんに……うわぁ!?』ドンガラガッシャン

男「ははは!」

わんこ「みゅふふふ!」パタパタ

ピンポーン

男「はい」ガチャ

チワワ「邪魔するぜ」

男「なんだチワワか」

わんこ「チワワですか」

チワワ「なんだとはなんだ。それよりも……」

チワワ「坊主、白雪の次回作に抜擢されたそうじゃねえか」

男「なんで知ってるんだよ」

チワワ「向こうにも知り合いがいてな……うちで作曲とかしてもらったのも理由にあるらしいぜ」

チワワ「一応これでもメーカーだしな」

男「そうか……」

チワワ「本当はうちで専属やってもらってもいいけどよ、それはちょっと優遇しすぎだよな。身内だし」

男「まぁな……」

チワワ「ちなみに次回作って言えば……」

男「やっぱりあれか」

チワワ「アレしかねえな」

男「ソードシリーズか」

チワワ「そうだろうな……時期的にも新作が出てもおかしくはないしな」

男「白雪の古株だしな」

チワワ「なんせ80年代からのシリーズだからな……エロゲ最初期から続いてるのって中々ねーだろ……」

男「前回が8だから今回はソード9になるんだな」

チワワ「そうだな。んまぁ、これだけ有名作品に抜擢されりゃあ……」

男「……そう上手くいけばいいけどな」

チワワ「こういう時はテンション上げて上手くいくって思ってた方がいいぜ」

男「……そうだな」

わんこ「なんの話をしてるんですか?」

チワワ「坊主の仕事の話だよ……ん、そういえば俺なにしに来たんだっけ?」

わんこ「用が無いなら帰って下さい」

チワワ「ひでえ!!」

チワワ「お、思い出したぞ。坊主の仕事祝いも兼ねてみんなで鍋でもやろうと思ってな」

わんこ「お鍋ですか!」パタパタ

チワワ「あぁ……」

男「どこでやるんだ?」

チワワ「たまには坊主のうち貸せよ」

男「いくらなんでも狭すぎるだろ。それに騒いだら近所迷惑だ」

チワワ「だよなぁ……んまぁいつも通りジョンの奴が用意してくれてるからよ。今夜な」

男「今夜か……」

チワワ「場所は後で地図でも送るぜ。それと食材を嬢ちゃんと坊主で一つずつ持ってきてくれよ」

男「闇鍋でもするのか?」

チワワ「さーどーだかなぁ……んまぁとにかく頼むぜ」

男「あぁ……」

バタンッ

わんこ「ご主人様?」

男「ん?」

わんこ「やみなべってなんですか?」パタパタ

男「中に何が入ってるかわかんない鍋を食う……事かな」

わんこ「そうなんですかー!楽しそうですねー」

男「そうか……?」

男「まぁ……適当に持ってくか」

男「んー……」ガサゴソ

わんこ「私はこれがいいですよ!」

男「それじゃあ俺はこれにするか」

女「それじゃあ私これ!」

男「お前はそれかー……んまぁこんなもんで……」

男「あ゛!?」

女「どうしたの?」

男「いつからいたんだよ!!」

女「エロゲの話から」

男「ほっとんど最初じゃねえかよ……」

女「でもすごいね……男くん。本当に夢叶いそうじゃない」

男「……」

女「私の分まで頑張ってもらわないとね!」

わんこ「女さん!こんにちは!」

女「わんこちゃん!」ダキッ

わんこ「ふみゅっ!?」

女「はぁ……柔らかくて気持ちいい……」ギュムギュム

わんこ「んみゅぅ……//」

男「……」

時期的にはちょっと早いですけどお鍋です

個人的には牛鍋とキムチ鍋が好きです

ブォォォン

男「……」

女「男くんって車運転出来たんだね」

わんこ「ご主人様は運転がすごく上手なんですよー!」パタパタ

女「へぇー」

男「さっさと行くぞ。わんこは地図見て頼むぞ」

わんこ「わふ!」

男「……」ギュッ


ブァァァァッ!!

女「うっひゃああああああ!!!???」

わんこ「ふみゅー!」

女「は、ははは速すぎない!?」

男「こんなもんだろ?」

わんこ「次の次で曲がりますよー」

男「おう」ガチャ

キュルッ

女「!?!?」

男「あ、間違えてドリフトしそうになった」

女「ドリフトってそんな故意的にするようなものなの!!?」

男「ここか」

わんこ「ここですねー」

女「……」ボロッ

わんこ「大丈夫ですかー……?」ナデナデ

女「だ、大丈夫だよー……」

ジョン「みなさんお待ちしてましたよ」

わんこ「ジョンくん!」

男「おっす」

女「あ、すごいイケメン」

ジョン「……そちらの方は?」

男「俺の連れ……というか勝手について来たというか……」

女「だって男くんが着いてきてくれなきゃーなんていうから」

男「いつそんな事言ったんだよ」

ジョン「面白い人なんですね。それではこちらへ」

ガラッ

チワワ「お、やっと来たな」

ウルフ「みんな待ってたのよ?」

楓「男くんにわんこちゃん!」

サクラ「……知らない方もいますね」

祐二郎「俺も来てよかったのか?」

ユキ「みんなで食べた方が美味しいよ」

ジョン「全員揃いましたし早速始めましょうか」

チワワ「とりあえず生中な!」

男「居酒屋かよ」

「「「乾杯!」」」

祐二郎「ユキはオレンジジュースだぞ」

ユキ「分かってるよ」ゴクッ

チワワ「ごくっ……ごくっ……かー!うめえ!」

ジョン「たまにはビールもいいものですね」

男「普段は何飲んでるんだ?」

ジョン「ワインが基本でしょうか?」

ウルフ「で、男くんとはどういう関係なの?」

女「実はー」

楓「なんか久しぶりだね!」

わんこ「そうですねー」

サクラ「わんこちゃん、たまには遊びに来てね」

わんこ「わかりました!」パタパタ

ガラッ

桐枝「お鍋をお持ちしました」

執事「本日は神戸牛のすき焼きでございます」

チワワ「すき焼きか!焼酎も頼むぜ!」

わんこ「いい匂いですよー……」パタパタ

ジョン「ご飯と卵も勿論用意しているので遠慮しないで沢山食べて下さいね」

女「美味しそう……」

チワワ「そういやお前は飲まないのか?」

男「俺は車で来てるからな……」

わんこ「ん~♡」ピクピク

楓「美味しいね!」

サクラ「はい……」モクッ

チワワ「タレの染み込んだ肉に卵を絡めて食った後に焼酎で流す……最高じゃねえか」

ウルフ「すき焼きなんて久しぶりに食べたわ」

やっぱり全員集合すると大変や……

お仕事です

そうだ。誰か好きなキャラクターの名前あげてもらえると嬉しいです。そのキャラと男の絡み書きます

よろしくお願いします(´・ω・`)

安定のハブられるチワワww

流石に多すぎるのでこの中から書きますね

わんこ「美味しいですねぇ……」モッキュモッキュ

男「わんこは……そこそこ飲んでも大丈夫か」

わんこ「ふみゅ?」

男「入れてあげるから。飲みな」

わんこ「ありがとうございます」パタパタ

男「……」トクトク...

わんこ「んみゅ」ゴクッ

わんこ「ん~~~」ピクピク

わんこ「お肉とお酒って合いますね」

男「そりゃあな」ゴクッ

わんこ「おねぎとお豆腐も食べますよ」スッ

わんこ「はふはふ♡」

男「……ん、空か」

わんこ「私が注ぎますよ!」

男「お、ありがとう」

トクトク...

わんこ「でもオレンジジュースでいいんですか?」

男「流石に酔っ払って運転する訳にもいかないしな……まぁそれに肉と合わない訳でもないし」

わんこ「そうですかー…」

わんこ「今度は一緒にお酒飲みましょう」パタパタ

男「そうするよ」ナデナデ

わんこ「んみゅ//」

ウルフ「私はお酒飲んでも車で帰るわよー」

男「おい」

ウルフ「冗談よ」パタパタ

わんこ「うーさんも空ですね!私が入れますよー」

ウルフ「あら、ありがとう」

わんこ「どんどん飲みましょう!」ピクピク

ウルフ「そうしようかしら」

男「……」モグモグ

楓「男くん!」

サクラ「……」ピクピク

男「楓にサクラか」

楓「本当に残念。一緒に飲みたかったな」

男「……なぁジョン」

ジョン「車なら置いていってもらっても大丈夫ですよ。私が送りますし車も届けさせますよ」

桐枝「私が男さんの家まで車を届けますので、安心してお飲み下さい」

桐枝「という訳で追加のお酒をお持ちしました」ドン

楓「それじゃあのもー!」

サクラ「注ぎますよ」

男「ありがとう」

トクトク...

楓「それじゃあ改めて、乾杯!」

サクラ「乾杯……」

男「乾杯」グイッ

楓「お、一気にいくね」ゴクッ

サクラ「……」チビッ

男「結構我慢してたからな」

楓「みんな飲んでるのに飲めないとねー…」

お仕事です

番外編-犬の日



男「今日は犬の日だってな」

わんこ「そうなんですか?」

男「ペットフード協会ってのが決めたらしいな」

わんこ「なんで今日が犬の日なんですかねぇ?」

男「犬の鳴き声がわんわんだから11月1日なんだってさ」

わんこ「そうなんですかー」

男「そうそう……」

わんこ「それじゃあ1月1日と11月11日も犬の日なんですね!」パタパタ

男「うーん……それはまた違うんだよな……」

わんこ「ふみゅ……」

わんこ「でも毎月29日はお肉の日なのに変ですね」

男「それは焼肉屋とか限定だろ……」

わんこ「お肉の日になったら焼肉に行きましょう!」パタパタ

男「毎月行ってたら破産しそうで怖いんだけど」

わんこ「食べ放題なら大丈夫ですよー!」

男「お、おう……」

わんこ「そういえばお肉の日はお肉が安くなりますけど犬の日はどうなるんですか?」

男「確か……犬の事を沢山勉強して沢山可愛がる……日だったな」

わんこ「沢山可愛がるですか……///」パタパタ

男「んまぁ……でもわんこはもう人間だしなー」

わんこ「ふみゅ!?」

男「……」

わんこ「んみゅぅ……」シュン

男「でも犬耳だからよし」ナデナデ

わんこ「ご主人様……///」ピクピク

わんこ「今日は沢山可愛がって下さいね///」

わんこ「みゅふふっ……んみゅ///」パタパタ

男(かわいい……)

男「いつも散々可愛がってる気がしないでもないけど、まぁいいか……」ナデナデ

わんこ「ご主人様ぁ……」ギュッ

男「よしよし」ナデナデ

わんこ「首の下もなでなでして欲しいですよー…///」パタパタ

男「ん……」ナデナデ

わんこ「んみゅ/////」パタパタ

男「……」

わんこ「ふみゅ……ありがとうございます」ピクピク

男「んまぁ……折角だから今日はして欲しい事言いなよ」

わんこ「いいんですか!」

男「あぁ……」

わんこ「それじゃあ……」パタパタ

わんこ「ご主人様と一緒にお昼寝したいですよ」パタパタ

男「それでいいのか?」

わんこ「なでなでしたりぎゅーってされながら、もふもふしてもらいたいです//」

男「……//」

男「わ、わかった……」

わんこ「ありがとうございます!」

キュゥゥ

わんこ「ふみゅ!?」

男「どうした?」

わんこ「お腹がすいてしまいました……」

男「……焼肉行こうか」

わんこ「本当ですか!ありがとうございます!!」

男「……」

という訳で、今日は犬の日です。おうちに愛犬がいる方は沢山可愛がってあげましょう

ところで犬の鳴き声はわんですけどわんこはわふだからわんこの日は12月12日になるんでしょうか

(´ ; ω ; `)

男「肉と合うなぁ……」

楓「そうだよねー」

サクラ「……」モクモク

男「んまぁ…折角だからそこそこには飲ませてもらうか…」

楓「じゃんじゃん飲もう!」

男「……」グイッ

ウルフ「男くぅん」ガバッ

男「おあ!?」

ウルフ「もっと飲みましょうよ一緒に」グデー

男「お、重い……てか結構酔っ払ってるみたいだけどどんだけ飲んでんだよ」

ウルフ「ちょっとよちょっとー」

チワワ「ウイスキーのボトル一本空けてるけどな」

男「……」

ウルフ「まだまだいけるわよぉ?」

男「わかった!わかったから!」

ウルフ「仕方ないわね」スッ

男「……」ゴクッ

ウルフ「あー……美味しい」ゴクッ

男「ふぅ……」

ウルフ「でもいいわね。こうやってみんなと飲むのも」

男「そうだな……」

ウルフ「でも男くんをからかいながら飲むのも楽しくていいわ!」

男「……」

また寝落ちしました(´・ω・`)

ウルフ「男くんも楽しいでしょぉ?」ギュゥ

男「あぁ!?」

ウルフ「んー……」チュッ

男「!!」

祐二郎「ユキにはまだ早いな」サッ

ユキ「え、なに?」

チワワ「お前らユキの前でなにやってんだ!」

わんこ「ふみゅ!?だめですよぉー!」ギュッ

男「うぇっ!?」

わんこ「私もちゅーします!」チュッ

男「……わんこも酔っ払ってんのか」

楓「なんだかんだわんこちゃんも結構飲んでたよね」

サクラ「ゆっくり飲みましょう」チビチビ

ウルフ「うふふ……わんこちゃんもかわいいわね」

わんこ「ふみゅ!」

ウルフ「押し倒しちゃえ」ドン

わんこ「んみゅっ!」ドサッ

ウルフ「ん……」ギュッ

わんこ「ふみゅぅ……」

祐二郎「まだ見ちゃダメだからな」

ユキ「なんで目隠しされてるの?ねぇ?」

ジョン「元気ですね」

チワワ「ユキの教育に悪いぜ!」

男「……」サッ

祐二郎「随分モテるじゃねえか」

男「好きでやってる訳じゃないけどな」

祐二郎「嫌じゃねえだろ?」

男「……//」

祐二郎「まぁ、楽しめるうちは楽しんでおいた方がいいぜ。後にやろうとしてももしかしたら手遅れになってるかもしれねぇし」グイッ

男「そうだな……」グッ

祐二郎「いい飲みっぷりじゃねえか!しっかし……ヤクザもんと運び屋以外とこうやってじっくり飲むのも久しぶりかもしれねぇな」

男「いつもは誰と飲んでるんだ?」

祐二郎「そりゃあ一番は組長だし、隣のシマの幹部とかよ」

男「随分……物騒な話だな」

祐二郎「そんなもんだろ」

ユキ「まだ?」

祐二郎「もうそろそろいいか……」キュポン

ユキ「ん……あれ?お兄ちゃんいつからいたの?」

男「耳栓までしてたのかよ」

チワワ「ユキを変態にするわけにゃいかねーだろ!!」

男「それならお前からどうかしなきゃ意味なくないか?」

チワワ「俺はいいんだよ……エロ本読みてぇし」

男「……」

ユキ「お兄ちゃんも一緒に食べよう?」

男「あぁ…そういえば全然食べてないな」

ユキ「しらたきときのこも美味しいよ」モグモグ

男「なんでも食べるんだなぁ」

ユキ「残したらかわいそうでしょ?犬だっておおかみだって食べる分しかえものを取らないし」

男「……そうだな」

チワワ「……」ドヤッ

男「……」

桐枝「追加をお持ちしました」コトッ

男「あ、ありがとうございます」

わんこ「ふみゅ、桐枝さんはお酒飲まないんですか?」ピクピク

桐枝「いえ、私は仕事があるので……」

わんこ「そうですかー……」

ウルフ「そんな固い事言わないで、いいじゃない?」

楓「そうだよー!」

サクラ「……」ピクピク

桐枝「うーん……困りましたね」

ジョン「たまにはいいんじゃないですか?」

桐枝「そう仰られるなら……」

執事「職務は私に任せて行ってきなさい」

桐枝「ありがとうございます」

わんこ「えへへ、みんな一緒の方が楽しいですよー」

朝に投下出来なかったので今に

最近わんこをもふもふしたくてやばい

わんこ「どうぞー!」トクトク...

桐枝「ありがとうございます」ゴクッ

ウルフ「ほら!お肉もどんどん食べるのよ!」

桐枝「あ、ありがとうございます」

男「酔っ払いに絡まれて大変だなぁ……」

わんこ「酔っ払いですか?」

ウルフ「全然酔っ払ってなんかないわよー」

桐枝「やっぱり楽しいですね、久しぶりの感覚です」ニコッ

男「……」

男「まぁ…楽しいならいいか……」


ーーーーーーーーーーーー
ーーーーーーーーー
ーーーーーー
ーーー


男「い、一旦離せっ!な?な?」

わんこ「みゅふふふふ」ギュッ

ウルフ「男くんっていい匂いがするのね……」ギュゥ

桐枝「いいじゃないですか少しくらい、いやもう少し」ギュムギュム

男「く、苦しい……」

楓「面白そうだから私たちも混ざろうか?」

サクラ「私は主様がいいです」ギュッ

楓「さ、サクラ!」ギュッ

チワワ「よっしゃあ!!俺も人肌脱ぐか!!」

ユキ「なにするの!?」

チワワ「皿回しだってなんだって出来るぜほれほれ!」クルクル

祐二郎「組長……」

ジョン「なんだか…すごいことになって来ましたね」

男(お、おっぱいで窒息死しそう……)

桐枝「どうですか?柔らかくて気持ちいいですか?」

男「も、もごもご!」

桐枝「そうですかもっとしてくれと、では……」ギュウギュウ

男(そんな事言ってねえええええ!!)

わんこ「ご主人様……」スリスリ

ウルフ「楽しくなって来たわね」

男「っ…ぷは!死ぬかと思った!」

桐枝「死ぬほどよかった?」

男「あぁ……本気で死にかけた……ってそれはいいけど一旦落ち着けよ!」

ジョン「そろそろお鍋でもやりましょうか」

楓「あれ?今やってるのとは違うの?」

ジョン「みなさんに食材を持ってきていただいたじゃないですか?」

チワワ「おっ、やるのか!お前ら全員席につけー」

わんこ「桐枝さん!私の隣にどうぞ!」パタパタ

桐枝「ありがとうございます」

執事「お持ち致しました」キュィィン

ウルフ「なんでそんな双眼鏡みたいなのつけてるのかしら」

執事「これは暗視ゴーグルでございます」

男「それが問題の鍋か」

わんこ「匂いは普通のお鍋ですねぇ」クンカクンカ

バチンッ

わんこ「ふみゅ!」

男「暗闇だな」

チワワ「それじゃあ今から闇鍋大会を始めるぜ!!」

という訳で闇鍋大会です

ジョン「食材はもちろんみなさんが持ってきてくれたものを使います」

チワワ「順番に食べていこうぜ」

ジョン「あ、ちなみに私は準備の手前中身を見てしまっているので不参加と言う事で……」

ウルフ「あら?もしかして食べたく無いほどおぞましかったとか?」

ジョン「そ、その辺りはノーコメントで……」

男「……」

わんこ「楽しみですねぇ……」

ウルフ「そうね……って、そういえば何か忘れてる気がするけど……」

楓「気のせいじゃない?」

サクラ「……」チラッ


女「ふへへ……」スピー

チワワ「最初に食う奴は誰だ?」

楓「はい!」

ジョン「それでは最初はミス楓から」

楓「どの辺りにしようかな……」ツンツン

男「入ってるものがわからないと意外に怖いな」

わんこ「そうですか?」

楓「これ!」パクッ

楓「……うん。美味しいよ?」

ユキ「味はどうなの?」

楓「苦い葉っぱだけどこれはどこかで食べた事あるなぁ……おひたしとかそんなかんじで……」

祐二郎「春菊とかじゃねえか?」

楓「そうそれ!」

男「あ、それは俺が持ってきたやつだな」

楓「次サクラね!」

サクラ「はい」スッ

サクラ「……」モキュ

楓「どう?」

サクラ「白滝です」モキュモキュ

チワワ「今の所当たりの食材が多いな……」

祐二郎「ユキも食うか?」

ユキ「うん」

祐二郎「それじゃあ俺が取ってやろう……これだな」

ユキ「いただきます」モグッ

ユキ「お豆腐だ」モグモグ

ウルフ「それは私が30円で買ったお豆腐ね」

男「それどこで買った?」

ウルフ「駅前の……」

男「あぁ……あそこか……今度行こう」

チワワ「次は俺が食うぜ!」ヒョイ

チワワ「こんだけ当たりが多けりゃハズレ引く確率だって低いだろ!」パクッ

チワワ「ブッふぉッ!!!???」ガタンッ

チワワ「げほっげほっ!!おえっ」

男「ハズレか?」

チワワ「な、なんだこれぇ……」

チワワ「アボガドかぁ?仕込まれたぜ……」

男「アボガド……?」


女『それじゃあ私はこれ!』


男「……」

女「……」スピー

祐二郎「俺も貰うか……」モグッ

祐二郎「……」

ユキ「どう?」

祐二郎「さつまいもだな……」

男「今度もセーフか」

ウルフ「次は私よ!」パク

わんこ「どうですかー?」

ウルフ「!!?」

男「……」

ウルフ「お肉じゃない!しかも美味しい……」

ジョン「それは私が用意した神戸牛ですね」

ウルフ「も、もっといただくわね!」ヒョイヒョイ

ウルフ「……」モキュモキュ

ウルフ「ごふッ!!?」

わんこ「うーさん!?」

ウルフ「お、お鍋に入ったアボガドってこんなにもまずいのね……」フルフル

チワワ「だろ?」

わんこ「ご主人様はどうしますか?」パタパタ

男「わんこが先でいいぞ」

わんこ「ありがとうございます」ピクピク

わんこ「ふみゅ……これにしましょう」スッ

わんこ「いただきます!」パクッ

男「……」

わんこ「ん~♡」ピクピク

わんこ「私もお肉ですよー!」

わんこ「春菊も美味しいです」モキュモキュ

男「最後が俺だな」ヒョイ

男「とりあえずアボガドさえ引かなきゃ……」モグッ

男「ガハッ!!!???」

男「はっ!?ま、まずッ!!?」

わんこ「大丈夫ですか!?」

男「に、苦いし中身もドロっとしたと思ったらまた苦い粒が……?」

男「お、おえっ……」

チワワ「……くくく、くはははは!」

男「!?」

チワワ「どうやら坊主は俺の用意したアケビを食べたみたいだな」

男「アケビ!?」

祐二郎「そりゃあクソ不味そうだな……」

男「ひ、酷すぎる……」

ジョン「とりあえずみなさん一周しましたね」

チワワ「もう一周やるぜ!」


その後なんだかんだで盛り上がったそうな


女「ふへっ………男くんの……じゅる……」スピー

闇鍋大会でした

男「正式にゲーム音楽制作を受けた訳だが」

わんこ「おめでとうございます!」パチパチ

チワワ「よかったじゃねえか」

男「全23曲で納期は半年後だ」

チワワ「結構ギリギリじゃねえのか?」

男「あぁ……1曲辺り1週間ちょっとしかないからな」

わんこ「大変ですねぇ……」

男「ただ新人コンポーザーに払う報酬にしては多めにしてくれたし」

男「やらなきゃな……」

チワワ「イメージとかはあるのか?」

男「前作まではseedさんが担当してて、退社されちゃったから今回俺がやる訳だけど……」

男「前作までの雰囲気を残して作りたい」

チワワ「特徴的というか、本当に凄い音楽を作る人だったからな。根強いファンも大勢いるだろうしな」

男「実際ソードシリーズはseedさんじゃないとダメだ!なんて意見もあるしな……」

わんこ「むずかしいんですね」

男「そうそう……」

男「だからなるべく雰囲気とか曲の質感を似せて作ってみる」

男「個性を出すのもいいけど時と場合を選ばないとウケないしな」

チワワ「あの人はギターが特徴的だったよな」

男「そうだな。正直あれを自分で作れって言われるとかなりむずかしいんだよな」

男「それに作ったとして弾ける人間が周りにいない」

チワワ「それなら一人だけ心当たりがあるぜ」

男「まじか!」

チワワ「今ここに呼んでやるよ」

祐二郎「なんですか組長……急用って」

チワワ「まぁ座れよ」

男「……」

わんこ「ふみゅ……」

チワワ「この曲、お前が弾いたやつだよな」

祐二郎「そりゃあ組長からやれと言われたからやったやつですよ」

チワワ「流すぞ」

~♪

男「!!」

わんこ「……」ピクピク

男「こ、これならいけるぞ……!!」

お仕事へ

ーーーーーーーーーーーー
ーーーーーーーーー
ーーーーーー
ーーー


男「よし!頑張るぞわんこ!」

わんこ「頑張って下さい!」パタパタ

男「さて、早速打ち込みを……」

わんこ「私はご主人様が集中出来る様に家事は全部やっておきますね!」

男「ありがとうわんこ」ナデナデ

わんこ「えへへ//」

男「でも全部任せるのはこう……ダメ亭主みたいで嫌だな」

わんこ「そうですか……?」

男「……」カタカタ

わんこ「コーヒーが出来ましたよー」トテトテ

男「お、ありがとう」

わんこ「どうぞ!」コトッ

男「……」ズズッ

男「……うん、美味い」

わんこ「よかったです」パタパタ

男「よし、続きも頑張るか」

わんこ「頑張って下さいね」

男「……」カタカタ

わんこ「んみゅ……みゅふふ」スースー

男「……」カタカタ

わんこ「……ご主人様ぁ」スースー

男「ん?」チラッ

男「……今日はこれくらいでいいか」

また寝てしまいました(´・ω・`)

続きはかえりにでも

男「流石に床に寝かせるのはまずいなぁ」

わんこ「……」ピクッ

男「……わんこの寝顔も改めて見ると……」

男「……//」

わんこ「……んん……」スースー

男「……」ツンツン

プニプニ

わんこ「んむ……むぷ……」スースー

男(ほっぺ柔らかいな……)

男「耳も……」サワサワ

わんこ「……」ピクピク

男(ふかふかしてて気持ちいいな……)

わんこ「……んん」モゾッ

男(そろそろ起きそうかな……?)

男「尻尾も……」サワッ

わんこ「んみゅっ!」パチッ

男「お、起きたか」

わんこ「ご主人様……?」

男「……」サワサワ

わんこ「尻尾触ったら……んみゅぅ//」パタパタ

男「はぁ……堪能したぞ」

わんこ「音楽はもういいんですか///」

男「ん、そうだな……わんこも眠いだろ?もう寝ようか」

わんこ「お布団敷きますね」トテトテ

男「……」


わんこ「どうぞ!」

男「よっ……」モゾモゾ

わんこ「んみゅ……」モゾモゾ

男「……」

わんこ「……//」ピクピク

男「最近は急に寒くなってきたなぁ……」

わんこ「そうですね……」

男「わんこが人間になった時も寒かったな……」

わんこ「もう少ししたらですね」

男「そうだなぁ……」ギュッ

わんこ「ふみゅ…///」

男「わんこが犬だった時もこうやってると暖かかったな」

わんこ「今も暖かいですか?」

男「うん」ナデナデ

結局また寝てました\(^o^)/

どうでもいいけどパッとわんこが寝てる所思い浮かんだからあいぽんでささっと描いたら画力ェ……鉛筆で描いても似たようなもんですけど

今回描いたのはマジで誰だ状態になってしまったので見送りの方向で(´ ; ω ; `)

ヒュォォォ...

男「寒いなぁ……」

わんこ「そうですね……」

男「そろそろ本格的に冬物の服出さないとな……」

わんこ「それとこたつですね!」パタパタ

男「こたつか……こたつならすぐに出せるし、帰ったら出すか!」

わんこ「わふ!」

男「ただいま」

わんこ「ただいまですよー…」ピクピク

男「さて、こたつだなこたつ」

わんこ「こたつ!」

男「さらに今季は奮発して……」ガサゴソ

ドン!

わんこ「なんですか?」

男「ホットカーペットだ!」

わんこ「ホットカーペット?」

男「電源が付いてて、これを入れるとカーペットが暖かくなるんだ」

わんこ「これが暖かくなるんですか!凄いですねー」

男「つってもまだ電源入れる程寒く無いから敷いておくだけな」

わんこ「ふみゅ……」

男「ホットカーペットって本当便利なんだよなー。こたつとか布団を上に敷いておけばそれだけでぬくぬくだし」

わんこ「ぬくぬくですか!」

男「ぬくぬくだ」

男「こたつなら入ってればある程度保温されるし、電気代も節約出来ていいんだよな」

わんこ「早くぬくぬくしたいですよー…」

男「もう少し寒くなったらな」

男「いや……少しだけならいいか」

わんこ「本当ですか!」パタパタ

男「それにしたってまずは敷かないとな」

わんこ「わふっ!」


男「こんなもんか」

わんこ「出来上がりですね」パタパタ

男「ホットカーペットにこたつ」

わんこ「みかんにお茶もありますよ!」

男「ちょっと早すぎる気もするけどいいだろ。ホットカーペットの電源入れるぞ」

わんこ「楽しみですね」ピクピク

カチッ

男「んでこたつの中へ……」モゾモゾ

わんこ「ふみゅ……」モゾモゾ

男「……ふぅ」

わんこ「まだ温かくないですね」

男「つけたばっかだからな。お茶でも飲んで待ってよう」ズズッ

わんこ「スルメも食べていいですか?」

男「いいよ」

わんこ「ありがとうございます」モヒモヒ

わんこ「温かくなってきましたねぇ……」パタパタ

男「いいかんじだな……」

わんこ「みかんも美味しいですよー…」モクッ

男「あぁ……動きたくない」

わんこ「んみゅ」モゾモゾ

わんこ「ふみゅ……///」ピクピク

男(こたつから顔だけ出してる……)

わんこ「気持ちいいですねー……」

男「……」

こたつのお話です

こたつ……恐ろしい子!

わんこ「温かくて……眠くなってきますねぇ……」パタパタ

男「こたつはその中で寝そうになるから怖いんだよな……」

わんこ「んみゅぅ……」モゾッ

男「んで、寝ちゃうと大抵風邪引いてたりな」

わんこ「ふみゅっ!?」

男「こたつは気持ちいいけどこわいぞ」

わんこ「風邪は引きたくないです……」

男「猫なんかはやっぱりこたつ好きなんだろうな」

わんこ「タマちゃんもこたつは好きって言ってましたよ!」

男「えっと……わんこの友達だっけ?」

わんこ「そうですよー!」

カリカリ

男「ん?なんか窓から音が……」

わんこ「ふみゅ!」トテトテ

ガラッ

猫「にゃー」

男「え、猫!?」

わんこ「タマちゃん!遊びに来たんですかー!」パタパタ

猫「にゃー」

男「……友達ね」

わんこ「こんにちはって言ってますよ!」

男「え、あぁ……こんにちは」

わんこ「わふわふ、ふみゅ」

猫「にゃぁ」

わんこ「こたつに入らせて下さい、だそうです!」パタパタ

男「ん、まぁいいんじゃないかなぁ……」

タマ「にゃう」モゾモゾ

男「……」

わんこ「タマちゃん、どうですかー?」モゾッ

男(今度は頭だけこたつに入ってる……)

タマ「にゃー」

わんこ「温かくて気持ちいいですか!よかったですよー」

男「ねーこはこたつでまーるくーなるー……か」

わんこ「?」

男(本格的に冬になったらわんこと外で遊んでやらないとなぁ……)

男「さむ」モゾモゾ

猫「にゃ」ヒョイ

男「ん?」

わんこ「ご主人様の膝の上も温かくて気持ちいいそうですよ」

わんこ「私もこたつよりご主人様がいいです!」ギュッ

男「うおっ!」

わんこ「えへへ//」スリスリ

男「……」

こたつの話でした

ギュォォォン

ウルフ「うふふ、ホームで抜かれる訳ないじゃない」

ウルフ「最も、私を抜かせる人って滅多にいないけど」


ドライバー「は、早すぎる……」

ドライバー「あのハンドルさばき……いや、車体自体が自分の一部みたいに動いてやがる……」

ドライバー「……ッ!」ガチャ

キュルルッ


ウルフ「……中々粘るわね。面白くなってきた」ニヤッ


ーーーーーーーーーーーー
ーーーーーーーーー
ーーーーーー
ーーー

ガチャ

ウルフ「ま、こんなもんね」

ドライバー「これが……オオカミ……」

ウルフ「狙った獲物は必ず仕留めるのよ。という訳で……」

チャリン

ウルフ「また挑戦してくれていいからね」ガチャ

バタン

ドライバー「……」

ーネカフェー


ウルフ「ただいま」

店員「おかえりなさい……っていうのもおかしい気がするけど」

ウルフ「いいじゃない、ほとんど住んでる様なものだもの」

店員「家借りろよ」

ウルフ「だってこんなに安くてシャワーと飲み物には困らなくて、ネトゲまで出来るなんていたせりつくせりな物件無いわよ」

店員「まぁいいけどさ……んで、ご飯は?」

ウルフ「カレーにしようかしら。山盛りでね」

店員「はいはい……」

ウルフ「はぁ……今日も疲れたわぁ」

客「お、おかえり!今日はどうだったんだよ」

ウルフ「余裕よ余裕」

客「あの峠で勝てる奴は中々いねえよな」

ウルフ「そうね……もう少し骨があってもいいと思うんだけどね……」

客2「あんたが強すぎるんだろ」

ウルフ「あら、今日は来てたのね」

客2「こっちは仕事で帰れなくて仕方なくだけどな」

店長「あ、うー!帰ってたの?」

ウルフ「今しがたねー…」

店長「さ、今日は飲みに行くからね!」

ウルフ「なにかいい事でもあったのかしら?」

店長「自分で忘れてるの?今日で通算500勝でしょ?」

ウルフ「そういえばそうだったかしら」

客「そりゃあめでたいな!行くか!」

ウルフ「もちろん奢ってくれるんでしょうね?」

店長「今日は特別だからね」

客「俺も行くぜ、お前も来るんだぞ」

客2「はぁ?俺は明日仕事で……まぁいいか」

店長「それじゃあ行こう!留守番はよろしく」

店員「はいはい……あ、カレーどうするの?」

ウルフ「食べていいわよー」

店員「……」

ーーーーーーーーーーーー
ーーーーーーーーー
ーーーーーー
ーーー


ウルフ「はぁ……今日は楽しかったわ……」ゴロン

ウルフ「……」

ウルフ「私はいつまで走ればいいのかしらね」


~~~~~~~~~~~~~


狼犬「……」

狼犬父「まだだ……息を殺せ……」


鹿「……」


狼犬父「……今だ」ダッ

タタッタタッ!!

鹿「!?」ダッ

狼犬父「ガウッ!!」ガブッ

ドサッ

狼犬父「獲物は静かに疾く仕留める。これは絶対だ」

狼犬「父さんはすごいね。どうしてそんなに速く走れるの?」

狼犬父「俺はまだまだ遅いさ……そりゃあつい最近まで人間に育てられてたんだ。今こうしてみると、随分ヌルい世界だと思ったさ」

狼犬「……」

狼犬父「お前は誰よりも疾くなれ。俺よりも、人間よりも」

狼犬「人間は速いの?」

狼犬父「速くて狡猾で……恐ろしい」

狼犬父「どうやら人間の何人かは俺たちを探してるらしい」

狼犬父「疾くなければ生き残れない」

狼犬「……」


ーーーーーーーーーーーー
ーーーーーーーーー
ーーーーーー
ーーー


狼犬父「逃げろ!!遠くまで!!」

狼犬「で、でも!」

狼犬父「俺の言う事を聞け。いいか、例え俺が死んでも人間を恨むな。強い者が勝つのは自然の理だ」

狼犬父「だが俺たちは人間よりも疾く走れる!強い者よりも疾く……」

狼犬父「誰よりも疾くなれ。そして生きろ」

猟師「いたぞ!」

狼犬父「さぁ、行け!!これが父が最後にお前に教える事だ!!」

狼犬父「ガウッ!!ガウッ!!」ダッ

猟師「あっちに行ったぞ!!」

狼犬「……父さん」ダッ

ズダァンッ!!


~~~~~~~~~~~~

ウルフ「……」

ウルフ「速さの方向性を間違えてるのかしら」

ウルフ「それでも私は……」

というわけでうーさん外伝です

こたつでわふわふはまた別にやる予定なので出し惜しみしました(´・ω・`)

男「今度は裸じゃないんだな」

ウルフ「あの時はおどかそうとしたからだしもう寒いからやめておくわ」

ウルフ「でも男くんが暖めてくれるなら考えてもいいわよ?」

男「遠慮しとくけどこたつ出してるからそっちで暖まってくれよ」

わんこ「ぬくぬくで気持ちいいんですよー!」パタパタ

ウルフ「それじゃあお言葉に甘えようかしら」

ウルフ「はぁ……本当ね」パタパタ

わんこ「ふみゅ……」ピクッ

男「饅頭と……せんべいがあるな」

ウルフ「飲み物は温かいお茶でいいわよ」

男「はいはい……」


ウルフ「ふぅ……」コトッ

わんこ「美味しいですね」パリッ

男「そうだなー」

男「んで、今日は何の用?」

ウルフ「遊びに来ただけよ」

男「あ、そう……」

ウルフ「そういえば……私たちが会ったのって割と最近なのよね」

男「ん、そうだな……あのチワワのアレの時だしな」

~~~~~~~~~~~~


ウルフ「……」

ブォォッ

ウルフ「高速で走るのって久しぶりかも」

ウルフ「今日は空いてるし楽勝ね」チラッ

ウルフ「300mは離したかしら?」

ゾクッ

ウルフ「!?」

ウルフ(なに……今の感覚……)

ゥ゛ォォォォ

ウルフ「……?」

ウルフ「……なにあれ?」

ウルフ「あの黒い車……どんどんこっちに近づいてくる……」

ウルフ「……」グッ

ブォォォンッ

ウルフ「速い……!!」

ウルフ(最高速度負けもしてる……けど、何あの動き……)

ウルフ(まるで一本の糸の上をなぞって走ってるような……)

ウルフ(抜かれるッ!?)

ブォッ!!

ウルフ「……」

ウルフ「……」

ウルフ(……)


狼犬父『誰よりも疾くなれ』


ウルフ「よくわからないけど……上には上がいるって事なのかしら」

ウルフ「ッ!?」グッ

ウルフ「しまっ……」

ウルフ(前を見てなかった!?違う……気がついたら景色が急に変わった!!)

ウルフ「ぶつけるわけにはいかないわ!」グッ

キュルルルルルルルッ!!!!

グルングルンッ

ウルフ「うあっ!!」

ウルフ(遠心力で飛ばされる!)

バスンッ

ウルフ「タイヤが!!」

ガリガリガリガリッ!!

ウルフ「大人しく止まりなさいッ!!」

ガコンッ

ウルフ「っ!!」

ウルフ「……」

ウルフ「……ふぅ」

ウルフ(なんなの……アレ?)

ウルフ「抜かされて動揺したのかしら……でもそんな事は……」チラッ

ゴォォォォ

ウルフ「……車が燃えてる」

ウルフ「あれって……私の対戦相手の……?」

ウルフ「……」

ーーーーーーーーーーーー
ーーーーーーーーー
ーーーーーー
ーーー


カチカチッ

ウルフ「……黒い悪魔」

ウルフ「そういえばそんな都市伝説あったような……」

ウルフ「なに……走り屋の前に現れては猛スピードで追い抜いていく。追い抜かれたドライバーは必ず事故に合う……」

ウルフ「迷信じゃない……」

ウルフ(けれどそしたらあの時のはどう説明する?)

店長「うー、カレー出来たよ」ガラッ

ウルフ「あら、ありがとう」

店長「この間は災難だったね」

ウルフ「もしかしたら私、都市伝説に会ったのかもしれないわ」

店長「……そういうの信じるタイプ?」

ウルフ「冗談よ。たまには私だって不注意になる時があるって事じゃない?」

店長「それってそれなりにマズくない?」

黒い悪魔編のちょっと裏側です

ウルフ(でも確か……走り屋の間で有名な話ってあった気がするわね……)モグモグ

ウルフ(それに……犬がこうして人間になれるんだから怨霊や祟りがあったっておかしくはないわ)

ウルフ「……」

ウルフ「明日少し聞いてみようかしらね」


ーーーーーーーーーーーー
ーーーーーーーーー
ーーーーーー
ーーー


走り屋の男「あ、確かにそういう話はあるな」

ウルフ「本当?」

走り屋の男「昔からこの話はあったけど、最近になってみんな言ってるぜ。特に神葉高速の辺りであるってな」

ウルフ(私が見たのもあそこだったわね」

走り屋の男「俺は都市伝説の化け物でも祟りでも無いと思うな」

ウルフ「そう?」

走り屋の男「ある訳ないだろ、そんな非科学的なもん。あれは悪意のある何もんかがやってるんだ……」

ウルフ「あれは……って事は……」

走り屋の男「俺も見たぜ。そんで……友達がやられた」

走り屋の男「俺はなんとか事故らずに済んだけどな……」

走り屋の男「その時見えたんだよ。あの『黒い悪魔』が通り過ぎた瞬間、男の顔が」

走り屋の男「笑ってやがった……俺は……絶対に奴を……!!」

ウルフ「……そう。ありがと」

ウルフ「参考になったわ。またいろいろ聞いてみるわね」

走り屋の男「あぁ……」

ウルフ(結局その後も聞いて回ったけど、みんな同じ事を話していた)

ウルフ(黒い悪魔。神がかり的なテクニックで事故を誘導する何者か……)

ウルフ「……だとしたら、許す訳にはいかないわ」

ウルフ(やられたみんなの為にも。被害者をこれ以上出さない為にも。絶対に)


ーーーーーーーーーーーー
ーーーーーーーーー
ーーーーーー
ーーー


店員「コーヒーとケーキのセットでよろしいでしょうか?」

ウルフ「お願いします」

店員「かしこまりました」スタスタ

ウルフ「……」

ウルフ(あの後、もう一度黒い悪魔と接触した。けれど……まるで敵わなかった)

ウルフ(どうすればいいのかしら……)

ウルフ「……ん?」ピクッ


男「ーーーーー」

ユキ「ーーーーー。ーーー」

祐二郎「ーーー、ーーーーー」


ウルフ「……」


男「けれどもし……あいつが『黒い悪魔』だったとして……どうするんだよ」

裕二郎「黒い悪魔を運転していたドライバーの怨念…もしくはそれが取り憑いてるってんだろ?そしたら成仏させてやらなきゃな……」

男「なんにせよ抜いて勝たなきゃいけないって事か」

裕二郎「そうなるな……よし。少し俺がその線で調べてみるぜ。なにか進展があれば連絡するからよ、それまで絶対勝手な事するなよ、いいな」

ウルフ(あの話……本当なら……!!)

ウルフ「……」チラッ

男「……」スタスタ

わんこ「……」トテトテ

ウルフ「……ごちそうさま」スクッ


~~~~~~~~~~~~


ウルフ「あの時は助かったわ」

男「いや……」

わんこ「うーさんが手伝ってくれたからですよ!」

ウルフ「みんなで頑張ったからね」

男「で、最近も賞金稼いで?」

ウルフ「そうねー……それで生計立ててるかしら」

ウルフ「でも最近挑戦してくる人が減ってきてね。ちょっとピンチかもしれないわ」

わんこ「そうなんですか……」

ウルフ「もしお金が無くなったら男くんに養ってもらいたいわぁ」ギュッ

男「ば、バイトしろよバイト!」

ウルフ「アルバイトね……」

ーーーーーーーーーーーー
ーーーーーーーーー
ーーーーーー
ーーー


男「じゃあな」

わんこ「また来て下さいねー!」パタパタ

ウルフ「わかったわー」


ウルフ「……」スタスタ

ウルフ「今日の日替わりのカレーってなんだったかしら……?」

「ちょっと失礼」

ウルフ「?」

紳士風の男「貴方が……オオカミ?」

ウルフ「挑戦者の方かしら?」

紳士風の男「そう……そうだね。腕前を見せてもらいたい」

ウルフ「……」

ウルフ「いいわ。すぐにでも始めましょう」

という訳でお仕事に

紳士風の男「ここがオオカミの縄張り」

ウルフ「そう。ここで獲物を狩るのよ、もちろん獲物が逃げればそこでも狩るけど」

紳士風の男「いや、僕は逃げないよ。むしろ、狩られるのは貴方だ」

ウルフ「オオカミを狩るなんて、怖いもの知らずなのね」

紳士風の男「それは僕の台詞だ。いや、言うなら井の中の蛙だな」

ウルフ「どっちが蛙なのかはっきりさせる必要があるわね」

紳士風の男「……」スタスタ

ガチャン

パサッ

ウルフ「……」

紳士風の男「僕が負けたら100万払うよ」

ウルフ「条件は?」

紳士風の男「ドリフトなんて小細工は無し。正々堂々戦おう」

ウルフ「……いいわ」

紳士風の男「決まり。始めようか」

ウルフ「……」

紳士風の男『いくよ、3、2、1……』

ウルフ「スタート!」

バォンッ!!

ウルフ(出だしは好調ね)

ブォォォォ

ウルフ(向こうは後ろにピッタリ着けてる……)

ウルフ「そんなんじゃ……抜けないわよ!」ガチャ

ウルフ(ドリフトは禁止……と)

ブゥゥン

ウルフ「……」

紳士風の男『流石に速いなぁ……アウトインもしっかりしてる……けど……』

ウルフ「……」チラッ

紳士風の男『まだまだ』

ウルフ「……!!」

ウルフ(横に着けられた!?スピードを落としすぎたの……?)

紳士風の男『おっと……またカーブだね。一旦下がるよ』

ウルフ「……」

ブォォォォン!

ウルフ「……!」グッ

ブゥゥン

ウルフ「!!」

ウルフ(し、しまった……!!踏みすぎた……)

紳士風の男『もらった!」

ウルフ「っ!」グッ

キュルッ

ウルフ(インコースを取られた……)

ちょっとだけ

紳士風の男『カーブはこうやって走るんだ』

ウルフ「す、スピードが落ちてない!?」

ウルフ(く……一気に差がついた……)

紳士風の男『……』

ウルフ「……」ガチャ

ウルフ(直線で抜きに行く!)

ブォォォォン

紳士風の男『やぁ』ヒラヒラ

ウルフ「……」

ウルフ「……っ!」ガチャッ

ブォォン

ウルフ(やっぱり抜けない……)


ーーーーーーーーーーーー
ーーーーーーーーー
ーーーーーー
ーーー

紳士風の男「いい勝負だったよ。僕の勝ちももらえたし」

ウルフ「貴方、どこの走り屋なの?」

紳士風の男「走り屋……といえば走り屋なのかな?どこのって言われるといろいろあって難しいかも」

ウルフ「?」

紳士風の男「実を言うとね。僕はレーサーなんだ」

ウルフ「……」

紳士風の男「君はもっと速く走りたくはないの?ここで満足してるのかい?」

ウルフ「どういう意味かしら?」

紳士風の男「……いや」クルッ

紳士風の男「今日は賞金は要らないよ。走り屋界隈で有名なオオカミと走ってみたかっただけだから」スタスタ

ウルフ「そう……」

紳士風の男「もし、君がもっと速くなりたいのなら」

ウルフ「……」

紳士風の男「super GTで待ってる」

ウルフ「……!!」

ここまでうーさん外伝でした

番外編-わんこの添い寝CD?-


わんこ「みゅふふ、一緒に寝れるなんて嬉しいですよ…//」パタパタ

わんこ「んみゅぅ……なでなでしてもらうと…んん///」

わんこ「……ぎゅってしてもいいですか?」

わんこ「ありがとうございます!」ギュッ

わんこ「暖かくて……気持ちいいですよ」

わんこ「胸からとくんとくんって音がしますね……」

わんこ「……どきどきしてるんですか?」

わんこ「私もどきどきですよ///」

わんこ「ふみゅ……」スリスリ

わんこ「んみゅっ!」ピクッ

わんこ「ぎゅってされると気持ちいいです…」

わんこ「ん……ちゅっ……ぷは」

わんこ「えへへ……///」

わんこ「ふみゅぅ……そこ…さわられると……はう…//」ビクッ

わんこ「もっと……してもいいですよ//」

わんこ「んんっ……ちゅるっ……ちゅぷっ……」

わんこ「くちゅ……んぁ……好きですよ…大好きです……」

わんこ「はぁ……はぁ…んっ……」


チワワ「っていうの作ったら売れると思うんだけどどうよ?」

男「ダメに決まってんだろうがこのアホ!!」

番外編でした

添い寝CD意外と好評?っぽいですねww

本編が中途半端になったり時間が余ったりしたらまた

チワワ「ああん!?出来ねえってどういう事だよ!!」

組員「す、すいません!けどこりゃあちょっと流石に……」

チワワ「馬鹿野郎!!てめえは……」

組員「ヒッ」

チワワ「祭りにゃ花火が付き物って事がわからねえのか!」

組員2「市街地でぶち上げたら騒音と防火が心配なんですよ!」

チワワ「なんとかならねえのか……」


男「おっす」ガチャ

わんこ「こんにちはー」

チワワ「お!お前ら丁度いいところに来たじゃねえか」

男「どうした?」

チワワ「今度の冬の祭り、ほら毎年駅前でやってるだろ?あれで花火をやりてぇんだけどよ……」

男「花火ね……近くに土手があるんだからそこから上げればいいんじゃないか?」

チワワ「けどよ…高いビルが多くて見えにくいだろ。土手でやるならいっそ会場を土手にした方がいいし」

男「あれは商店街の祭りだもんな」

チワワ「そこなんだよ……」

男「まぁ……無理してやる事ねーだろ。また別な時にやればいいんだし」

チワワ「やっぱそうなるかぁ……仕方ねぇかなぁ……」

組員「男さん、ありがとうございます!」ヒソヒソ

組員2「助かりました……」ヒソヒソ

男「えっ、あ、あぁ……?」

チワワ「おめえらはさっさと戻れ!」

組員、組員2「は、はい!!」

ガチャ

ユキ「チワワおじさん……あれ?お兄ちゃんにお姉ちゃん?」

わんこ「ユキちゃん!遊びに来ましたよー!」パタパタ

チワワ「まぁいいか……ユキと遊びに来てくれたのか?」

男「そんなとこだな」

チワワ「折角来たんだからよ、飲んでけよ」

男「今日車なんだよな」

チワワ「気にすんなって!後で若い奴に送らせるからよ」

男「まぁ…そこまで言うなら」

チワワ「とりあえずテキーラでも煽るか」ガチャガチャ

チワワ「ほれ」チョボボ

男「ん」グイッ

チワワ「ごくっ……かーッ!!効くぜ!」

わんこ「ユキちゃんは上手ですねー」

ユキ「ありがとう//」

男「……そういえばさ」

チワワ「ん?どうした」

男「お前はなんで人間になったんだ?」

チワワ「なんで……聞きたいか?」

男「別にいいや」

チワワ「お前話振っといていいってどういう事なんだよ!」

男「長くなりそうだったから」

チワワ「そりゃあちょっとは長くなるけどよ……」

男「折角だから聞いてもいいか」

チワワ「さんきゅー坊主って……あれぇ?」

~~~~~~~~~~~~


老婆「今日もいい天気だねぇ」

チワワU・ω・U「きゃん!」

老婆「あらわんちゃん、おはよう」

チワワU・ω・U「きゃん(今日も元気みてぇじゃねえか)」

老婆「さて、朝ごはんでも作るかね。わんちゃんも待っててね」

チワワU・ω・U「きゃん(いつもわりぃな婆さん)」


老婆「いただきます」

チワワU・ω・U「ガツガツ(うめぇ!うっめぇ)」

老婆「ふふ、よく食べるんだよ」

老婆「なんだか……やっぱり息子が出来たみたいでいいわねぇ……」

チワワU・ω・U(よせよ、俺は犬だぜ?)

老婆「わんちゃんが来てから、私も元気になった気がする!まだまだ頑張れるわよ」

老婆「さてと……薬はどこに……」

チワワU・ω・U「きゃん!(しょーがねーなー、ちょっと待ってろよ!)」ダッ

トテトテ

チワワU・ω・U「……(ほら、取ってきてやったぜ)」ポトッ

老婆「あら、ありがとうわんちゃん。助かるわ」ナデナデ

チワワU・ω・U(照れんじゃねえか)パタパタ

老婆「わんちゃんは本当に賢くてお手伝いもしてくれていいわねぇ……」

チワワU・ω・U「…(そりゃあメシ食わせてもらってるからな。当たり前だろ)」

チワワU・ω・U(婆さんのとこに来てから随分世話になってるからな……もう少し手伝ってやりてぇけど……犬ってのは意外に不便だな)

老婆「それに私やお家まで守ってくれるんだもの……」


泥棒『……』コソッ

チワワU・ω・U『きゃん!(てめぇ、なにしてやがる!)』

泥棒『!』ブンッ

ヒョイッ

チワワU`・ω・´U『…(んなもんきかねえぜ!)』

老婆『誰だい!?』

泥棒『……』サッ

老婆『……わんちゃんがいなかったら危なかったわ』

ーーーーーーーーーーーー
ーーーーーーーーー
ーーーーーー
ーーー


老婆「ごめんね……わんちゃん……」

チワワU´・ω・`U「……(ゆっくり休めよ婆さん。病気持ちだったなんて知らなかったぜ……)」

老婆「ご飯……用意しないとね」グッ

老婆「はぁ……」トサッ

チワワU´・ω・`U「……」

チワワU´・ω・`U(このままじゃあ婆さんも持たねぇか……)

チワワU´・ω・`U(近所に世話してくれる人間もいねえしよ……さみしいじゃねえか。こんなに沢山人間が居るんだろ?)

チワワU´・ω・`U(なのによ……)

誰得チワワ外伝

そういう事って考えると寂しくなりますね。悲しみはすれど後悔はしない様に今のうちに出来る事したいです

チワワU`・ω・´U(いや…俺が面倒見てやらなきゃいけねぇな。今までたっぷり世話になってんだ)

チワワU・ω・U(犬にだって出来る事はあるはずだぜ…)


ーーーーーーーーーーーー
ーーーーーーーーー
ーーーーーー
ーーー


チワワU`・ω・´U「きゃいん!(次はなんだ?洗濯物か!取り込むなら任せろよ!)」

老婆「わんちゃんは……本当にすごいねぇ……本当に」

チワワU・ω・U(んなこたぁねーよ……)

老婆「お手伝いはもういいから……今日はもう休みましょう……」

チワワU´・ω・`U「……」

チワワU´・ω・`U「……(このままじゃあ……どうすりゃいいんだ……)」

チワワU´・ω・`U(日に日に弱って……動けなくなってるじゃねえかよ……)

チワワU´・ω・`U(なんも出来ねぇなんて……情けなくなってくらぁ)

チワワU´-ω-`U(まだ死ぬなよ……きっと俺が……)


「ん……んん……」

「もう……朝か……あぁ!?」

チワワ「な、なんだこりゃぁ……人間になってるじゃねえか?」

チワワ「……これなら、これなら婆さんを……!!」

チワワ「と、とりあえず……服着なきゃまずいよな……確か……あった」ガサッ

チワワ「死んだ爺さんの浴衣……つってたな。少し借りるぜ」

チワワ「しっかし……ものの見事に人間だな……」

チワワ「耳と尻尾はそのままなんだな……」ピクピク

チワワ「とりあえず……婆さんを起こしにいくか」

老婆「……」

チワワ「婆さん、朝だぞ。起きろー」

老婆「……ん」

チワワ「ゆっくり寝れたか?今薬持ってきてやるからな」

老婆「貴方は……誰?」

チワワ「え……あっ」

チワワ(し、しまったぁ……人間になってんだから誰だかなんてわからねえじゃねえか!?)

老婆「……」

チワワ「いや……言ったら……おかしな話だと思うんだけどよ、実はよ…俺は……」

老婆「わんちゃん、だろう?」

チワワ「……わかんのか?」

老婆「わかるわよ。ずっと一緒にいてくれたものね……そう……人間になっちゃったのね……」

チワワ「……これで、婆さんの事ちゃんと世話出来るだろ?なんでも俺に言えよ」

老婆「ありがとう……その浴衣……」

チワワ「あ、これか……借りちまったぜ。わりぃな……」

老婆「よく似合ってるわよ。その浴衣、わんちゃんにあげるわ」

チワワ「い、いいのか?爺さんのやつなんだろ?」

老婆「いいのよ。着てあげた方が浴衣も喜ぶわ」

チワワ「そうか……ありがとうな」

ーーーーーーーーーーーー
ーーーーーーーーー
ーーーーーー
ーーー


チワワ「メシ、炊けたぞ」

老婆「ありがとう……」

チワワ「ちゃんとよく噛んで食えよ。薬もあるんだからな」

老婆「はいはい……」クスクス

チワワ「ん?」

老婆「なんだか……本当に楽しくて、幸せだわ」

チワワ「そりゃあよかった」

老婆「最近流行りの『いけめん』だしねぇ。髪型も顔もアイドルみたいよ」

チワワ「な、なんだよそれ!確かにちょっと伸びてる気はするけど……」

老婆「……本当に……いい、息子が出来たみたい……」

チワワ「……なんなら息子になってもいいぜ」

老婆「え……?」

チワワ「息子みたい……じゃなくてよ。息子だと思ってくれてもいいんだぜ……?いや、犬だから無理かぁ……」

老婆「……ありがとう。わんちゃん。嬉しいわ……」ポロポロ

チワワ「お、おいおい……なにも泣くこと……」

老婆「こんなに嬉しかったの……あの人と結婚した時以来だわ……」

チワワ「婆さん……」

チワワ「そうだ、折角息子になったんだ!もっと俺の事頼れよな!」

チワワ「婆さんの行きたい所だって、どこだって連れてってやるし、なんだってしてやるから!」

チワワ「だから……長生きしろよ?すぐ死なれたらなにも出来ないからな」

老婆「そうだねぇ、頑張らないとねぇ」

チワワ「そうそう!早速明日なんだけどよ……」


チワワ「ん、もうこんな時間か……」

老婆「楽しいと時間があっという間に過ぎてくわね……」

チワワ「そうだな。でもまた明日もあるしよ、早く寝ようぜ」

老婆「そうしようかしら」

チワワ「ほら、布団ももう敷いてあるし。暖かくして寝るんだぞ」

老婆「えぇ……」

老婆「わんちゃん……」

チワワ「ん、どうした?」

老婆「……ありがとう」

チワワ「……あぁ」

ーーーーーーーーーーーー
ーーーーーーー
ーー


チワワ「……朝か」

チワワ「そうだ……今日は婆さんと出掛けるんだったな」

チワワ「いろいろ見て回って、うまいもん食って……元気になってくれるよな」

チワワ「起こしにいくか」


チワワ「婆さん、起きろー」

老婆「……」

チワワ「いつまで寝てるんだ?早くしないと遅れるぜー」

老婆「……」

チワワ「なぁ、婆さん?」

老婆「……」

チワワ「婆さん……おい。起きろよ……」

チワワ「なんで……寝てるんだよ。な、早く……ご飯食べてさ、行こうぜ」

老婆「……」

チワワ「なぁ……婆さん、なぁ……起きて……くれよ」

老婆「……」

チワワ「し、仕方ねえなぁ……俺が起こしてやるから。手握るぞ?」

ギュッ

老婆「……」

チワワ「……」

チワワ「……」

チワワ「……」

ポロッ

チワワ「ばあ……さん……なんでだよ……」ポロポロ

チワワ「出かけるって……言ったろ?なんだってしてやるって……俺が世話してやるって……長生き……しろって……」

チワワ「折角……折角……婆さんに恩を返せるって……思ってたのによ……」

チワワ「なぁ……ばぁさん……もう一回だけでいいからよ……起きてくれよ、頼むよ……」

チワワ「これじゃぁ……悔いばっかで……どうすりゃあいいんだよ……ダメ息子じゃねえかよ……」

チワワ「頑張るんだろ!!?頑張って生きるんだろ!!!なぁ!!!なぁ……」

チワワ「うぁぁああああああああああああああああああああ!!!!!!!!!!!!!!!」

チワワ「……」

チワワ「あれから……もう2年か」

チワワ「婆さん。元気でやってるか?」

チワワ「墓掃除に来てくれる奴なんか俺しかいねえもんな。さみしいよな」

チワワ「婆さん……俺よ。もう婆さんみてえな奴がいなくなるように頑張ってみるぜ」

チワワ「町同士で、隣さん同士で助け合えるような、そんな町内を作ってやるから」

チワワ「そうすりゃあ、寂しくないだろ?」

チワワ「折角婆さんがイケメンって言ってくれたけどよ。髪の毛バッサリやっちまった。髭も生やしてみたぜ」

チワワ「敵はまずここにのさばってるヤクザ共だ。あいつらが俺たちを苦しめてる」

チワワ「それを倒して、乗っ取って。俺のもんにする、そしたら今度はみんなに好かれるヤクザに作り変えてやる」

チワワ「だからさ、見ててくれよ。息子が頑張るんだから応援しててくれよ」グスッ

チワワ「……婆さん」ゴシゴシ


~~~~~~~~~~~~


チワワ「あれから……もっともっと長い時間が経って、今みたいになったんだ。頑張ってんだぜこれでもよ?」

男「……」

チワワ「おっと、しんみりさせちまったな。んまぁこういう訳よ」

男「なんか……悪かったな」

チワワ「おいおいよせよ。なにも同情してもらう為に話した訳じゃねえしな」

男「あぁ……ところでお前の着てるそれって……」

チワワ「ん?このボロい浴衣か?」

チワワ「……そうだ。これが俺が婆さんに貰った大事な浴衣だ」

男「そうか……」

チワワ「まぁそんな訳で、俺はこれからもっと頑張らないといけないんだ。だからよ」

チワワ「たまには手伝ってくれよな」

男「出来る範囲でな」

チワワ「よっしゃ!そうと決まったら今日はガンガン飲むぜーーー!!」

という訳でチワワ外伝でした。書いてる途中で自爆して鼻水すすってたのは内緒

わんこ「お腹が空きましたねぇ……」パタパタ

男「なんかあったかな……」ガサゴソ

わんこ「スルメがいいですよ!」パタパタ

男「スルメはもうないな……」

わんこ「ふみゅ……」

男「でも代わりにこれ」

わんこ「なんですかこれ?」

男「干し芋って言うんだ」

わんこ「干し芋ですかー」

男「そそ、そのままだけどさつまいもを干したやつ」

わんこ「でも……なんだか黒いですし白い粉が付いてますね」

男「色は干すとそうなっちゃうんだよ。白い粉は確かさつまいもから出た糖分だったと思う」

男「まずこれをそのまま一枚食べてみるか」

わんこ「ふみゅ……いい匂いがしますね」クンカクンカ

男「いただきます」

わんこ「いただきます!」パクッ

わんこ「ん~♡」ピクピク

わんこ「外は少し固いんですけど中はもちもちで美味しいですよー!」

男「さつまいもの風味もいいし優しい甘さだな」

男「しかもビタミン豊富で食物繊維も凄いから身体にいいしな」

わんこ「ならもっと食べましょう!」

男「お、それはまだダメだぞ。それに干し芋って結構高いんだよな……」

男「まずはオーブンで焼き目がつくくらいに焼いて食べよう」

わんこ「干し芋っていろいろ食べ方があるんですね」

男「バリエーションも沢山あるからな。折角だからいろいろやってみるか!」

わんこ「わふ!」


男「とりあえずオーブンで焼けたのがこちら」

わんこ「ふみゅ!またさっきとは違う匂いですね」

男「美味しいから食べてみな」

わんこ「いただきます!」ハムッ

わんこ「んみゅぅ♡」

わんこ「カリカリで甘々ですよ」

男「干し芋は熱を入れると甘みが増すからな」

男「香ばしい表面ともっちりとした食感から匂いと風味が口一杯に広がります」

男「っと、それもいいけど」カチッ

わんこ「フライパンも使うんですか?」

男「あと二種類の作り方も伝授しよう」

わんこ「ありがとうございます」パタパタ

男「まずはフライパンから。まずはバターを敷いて溶かします」

男「個人的にはひとかけよりもふたかけの方がスイーツっぽくて好き」

トロー...

男「溶けたらここに食べやすい大きさに切った干し芋を入れて炒めます」ジュゥゥゥ

わんこ「あまあまでいい匂いですよー…!」パタパタ

男「程よい焼き目が出来て香ばしい匂いが出来上がりの合図だな。ちょっとこれ見ててくれ」

わんこ「わふ!」ジュージュー

男「次はこれ」

わんこ「油ですねー」

男「揚げ干し芋!」

男「180℃くらいまで熱した油にスティック状に切った干し芋をそのまま」ジュワァァァ

男「こっちも色が変わるまで揚げて出来上がり!」

わんこ「楽しみですよー…」パタパタ

男「割とすぐ出来るからな」


男「今日はちょっと面白い盛り付けにしてみるか。まず大きなお皿を用意します」

わんこ「どうぞ!」コトッ

男「中心を囲む様な盛り付けがいいな。焼き干し芋…炒め干し芋…揚げ干し芋!」

わんこ「匂い!すごく美味しそうですよー!」ジュルッ

男「あと少し待ってくれよ」

男「まず炒め干し芋には塩を振る。揚げ干し芋には砂糖」サッサッ

男「焼き干し芋には……!溶かしたチョコレート!」トロッ

わんこ「~~~♡♡♡」パタパタ

男(み、身悶えしてる……かわいい)

男「中心にはバニラアイスを乗せて。出来上がり!干し芋プレート!」

わんこ「食べましょう!早く食べましょう!!」パタパタ

わんこ「いただきます!!」ハグハグ

わんこ「ん~♡」パタパタ

わんこ「炒め干し芋……美味しいですよー」

わんこ「外はちょっとカリカリで中がもっちもちで……バターが絡んで匂いも甘さも……♡」ハグハグ

男「塩を掛けたおかげでさらに甘みも感じるしちょっと大人なかんじに、冷たいアイスと一緒に食べると冷たいのと熱いのが混ざり合って不思議な感覚に」

わんこ「塩バニラアイスと一緒に食べてるみたいですよー」

男「バターとの相性も最高でお互いに甘さと旨味を引き立てる」

わんこ「スイーツですねぇ……」

男「揚げ干し芋も美味しいぞ!」

わんこ「もちもちふかふかの芋けんぴみたいです」

男「香ばしい香りに溶けた砂糖の甘い香りが混じって……甘いなぁ」

わんこ「アイスと一緒に食べてもすごく美味しいです……」ピクピク

男「しかもこの揚げ干し芋は冷めてからも美味しいという」

わんこ「すごいですねぇ……」ハグハグ

男「チョコレートソースを掛けた焼き干し芋。シンプルだけどやっぱり美味い」

わんこ「二つより落ち着いてますね」

男「だなぁ。けどここでアイスも一緒に食べるとまたスイーツっぽさが出て美味しいんだなぁ」

わんこ「干し芋……すごく美味しかったです」

男「すごく……カロリーも摂取してしまった気がする」

男「……散歩にでも行って運動するか!」

わんこ「わふ!」パタパタ

しんみりした後には美味しい話を。という訳で干し芋でしたー

恒例のネタ切れモード突入しました(´・ω・`)

わんこの頭をナデナデする権利あげるので許してください

おお…感想にネタまでありがとうございます。早速目玉焼きネタ使わせてもらいます

スペック需要あります?あるなら書きますけど。あくまで自分のイメージになるのでみなさんはみなさんの理想のイメージで想像して下さいね

男「朝ごはんだぞー」

わんこ「楽しみですよー!」パタパタ

男「今日はトーストに目玉焼きとベーコンを乗せたやつね。わんこはいっぱい食べるだろうから二つにしておいたぞ」

わんこ「ありがとうございます!」ピクピク

男「よし、食べるか。いただきます」

わんこ「いただきます!」

男「さてと……俺はマヨネーズを掛けて」

わんこ「私もマヨネーズ掛けます」

男「おー……そういえば目玉焼きっていろいろ調味料使うよな」

わんこ「ふみゅ、そういえばそうですねぇ……」

男「今はパンだからマヨネーズとか洋風な調味料になるかな」

わんこ「マスタードも美味しそうですよ」

男「お、マスタードも付けるか」

わんこ「ご飯と一緒に食べる時にはマスタードは付けませんねぇ…」

男「ご飯の時はやっぱり醤油とか塩?」

わんこ「そうですねー」

男「他になんか付けるのある?」

わんこ「ふみゅ……ケチャップ?」

男「ケチャップに……塩掛けるならコショウもアリだな」

わんこ「味の素!」パタパタ

男「あー味の素かー。それもあるなぁ」

男「味の素は卵かけご飯の時に使うと美味いんだよな。卵にかけて混ぜて使うの」

わんこ「卵かけご飯……」ジュルッ

男「卵かけご飯もいいけどまずはそれを食べような」

わんこ「わふ!」ハグハグ

わんこ「美味しいです」モキュモキュ

男「……」モグモグ

男「なんか……目玉焼きの話してたらもう一品なにか作りたくなってきた」

わんこ「食べますよ!」パタパタ

男「まぁ…でもお昼だな」

わんこ「私もお手伝いしますよー」

男「おー」

男「という訳でお料理のコーナーだな」

わんこ「今日はなにを作るんですか?」

男「今日はガパオライスにしてみようと思う」

わんこ「がぱお……?」

男「ガパオってのはバジルの事だな。タイ料理で最近結構流行ってるみたいだけど」

わんこ「そうなんですかー」

男「わんこもいろいろ手伝い頼むぞ」

わんこ「わふ!」

ガパオライス(2人前)

材料


米 600g
ひき肉 200g
赤緑ピーマン それぞれ1/2個
空芯菜 1束
スイートバジル 10~20枚(好みで)
卵 2個

ニンニク 1かけ
青唐辛子 1~2本

ナンプラー 大さじ1
オイスターソース 大さじ1
塩 少々
サラダ油 適量





男「早速作っていくぞ。ご飯は炊いて保温してるからよし」

わんこ「まずはどうしましょうか?」

男「目玉焼きを作るぞ。フライパンに油を敷いて……卵を落とす。まぁ普通に目玉焼きを作ればいいかな」

男「その間にわんこには野菜を切ってもらいたいな」

わんこ「わかりました!」パタパタ

男「ピーマンは細い短冊切りに、空芯菜は食べやすい大きさにザク切りにしよう。唐辛子は輪切りでニンニクはスライスで頼むぞ」

わんこ「わふ!」

男「……」ジュー...

わんこ「~♪」トントン

男「なんだか包丁使いがプロみたいになってきたな」

わんこ「そんな事ないですよー///」トントントントン!!

男「……」

男「目玉焼きが焼けたら一旦別の場所に移して……ガパオ炒めを作るぞ」

わんこ「お野菜も切れましたよー!」

男「よしよし」ナデナデ

わんこ「えへへ///」パタパタ

男「まず熱したフライパン、さっき目玉焼き焼いたやつにサラダ油を垂らす。そしたらそこに青唐辛子とニンニクを入れて香りが出るまで炒める」ジュゥ...

わんこ「私が炒めますよ!」

男「それじゃあ頼もうかな。香りが出てきたらひき肉を入れて軽く色が変わるまで炒める」

わんこ「わふ!」ジュージュー

男「そうそう。ほぐしながら焦げ付かないようにね」

わんこ「頑張ります」ジュージュー

男「……」

わんこ「~♪」パタパタ

男「色が変わってきたらそこに野菜を入れてナンプラー、オイスターソース、塩を入れてしんなりするまで炒めよう!」

わんこ「いい匂いがしますよー」

男「腹減る匂いだよな」

男「……お、いいかんじになってきたな」

わんこ「美味しそうですよー…!」

男「そしたらそこにバジルを入れて軽く炒めたら完成!」

男「あ、もちろんバジルは生バジルね。乾燥は使っちゃだめ」

わんこ「出来ました!」

男「そしたら盛り付けよう!」

男「皿にご飯を盛って……ガパオ炒めを掛ける」

わんこ「わふ!」サッ

男「仕上げに目玉焼きを乗せて完成!」

わんこ「お腹が空きました」

ーーーーーーーーーーーー
ーーーーーーー
ーー


男「いただきます」

わんこ「いただきます!」ハグハグ

わんこ「ん~♡」ピクピク

わんこ「不思議な味ですけど美味しいですよー」

男「辛い味付けがご飯と合うな。肉の旨味と野菜のシャキシャキ感がたまらない」

わんこ「オイスターソースとナンプラーも美味しいです」

男「この独特の風味とコクがいいな」

男「これを醤油と豆板醤に変えて中華風にしても美味しそう」

わんこ「目玉焼きも混ぜて食べるんですか?」

男「黄身は半熟の筈だから混ぜて食べると美味いぞ」

わんこ「ふみゅ……」マゼッ

男「……うん。美味い」

わんこ「ふみゅぅ♡」パタパタ

わんこ「黄身がお肉と絡んで美味しいです!白身もポロポロ混ざって食感が変わります」モキュモキュ

男「バジルの風味も独特で癖になりそう」

わんこ「不思議ですねぇ……」モキュ


男「……うまかったな」

わんこ「ごちそうさまでした!」

わんこ「目玉焼きってたくさんのお料理にもなるし色々な食べ方があって面白いです!」

男「またなんか作ってみるか」

わんこ「わふ!」

という訳で目玉焼きからのお料理コーナーでした

イケメンつってももう20年くらい前の話でしかも厳つい系ですけどね

それはお楽しみですねー

ー都内、某所ー


「例の案件、どうなってます?」

「えぇ……わかりました」

「これは必ず成功させなければ」


ーーーーーーーーーーーーー
ーーーーーーーーーー
ーーーーーーー
ーーーー


ジョン「ただいま戻りました」

近所のおばさん「おかえり!お仕事疲れたでしょう?今ご飯の用意するからね」

ジョン「私もお手伝いしますよ」

おばさん「あら、ありがとうね」

おじさん「お、帰ってたのか」

ジョン「つい今しがた」

おじさん「一緒に飲もう!準備はあいつに任せてこっちにこい!」

ジョン「よろしいのですか?」

おばさん「行ってあげて」ニコッ

ジョン「それでは……お言葉に甘えて」

おじさん「ほれ」トクトク...

ジョン「すみません、いただきます」

おじさん「なぁ?そんなに遠慮しなくてもいいんだぞ?お前は俺たちの家族なんだから、な!」

おばさん「そうよー、私たちの大事な家族ですもの」

ジョン「本当に…ありがとうございます」ニコ

おじさん「よしよし、飲もう」

ジョン「しかし…元は主たちを手助けしたくて人間になったのに……もっと私に出来る事があれば言って下さい」

おじさん「……俺たちはよ、お前がいてくれるだけで嬉しいし助かってるんだぜ?」

おじさん「二人で暮らしてた時も楽しかったけど、お前がうちに来てからもっと楽しくなった」

おばさん「あなたが人間になってくれた時はもっともっと嬉しかったわよ」

おじさん「隠してないで教えてくれればよかったのにな!まさか自分の家の犬が企業の社長やってるなんて思わねえよな」

おばさん「さぁ、出来たわよー!」

おじさん「今日も美味そうだな!」

おばさん「沢山食べてまた頑張って!」

おじさん「俺もジョンほどの仕事じゃねえけどよ、頑張るぜ!」

ジョン「……ふふ」


ーーーーーーーーーーーー
ーーーーーーーーー
ーーーーーー
ーーー

ジョン「おはようございます」

秘書「本日の予定は……」

ジョン「わかりました。次の移動までは時間がありますね。少々用事があるのでいつもの場所で待っていて下さい」

秘書「かしこまりました」


ジョン「……」スタスタ

「やぁ、待っていたよ」

ジョン「どうも、お待たせしまして」

「いや、それほど待っていた訳ではないからね。まぁ掛けたまえ」

ジョン「失礼します」

ジョン「……例の件、どうですか」

「順調だよ、これが成功すれば君の願いも叶うし私も潤う」

ジョン「……」

「犬の為……か。確かにそういう者達がいるなら是非これは成功させなければいけない」

ジョン「慎重に、ばれないように」

「そうだな。まだ知られる訳にはいかない」

ジョン「頼みます、田中議員」

というかんじで短めのジョン外伝でした

男「……」

男「腹減ったなぁ……なんか作るか?」

男「でもわんこは出掛けてるし一人分気合い入れてつくってもなぁ」

男「なんかあったかなぁ……」ガチャ

男「……お?チョコレートがあんな」

男「……いつか買って食べ忘れてたのか?」

男「……」

男「今日はこれにしておくか……」バタン


男「美味かった。空腹ではあるけど」

わんこ「ただいまです!」パタパタ

男「おかえり」

わんこ「えへへー///」ギュッ

男「ん」ナデナデ

わんこ「んみゅ///」

わんこ「そうだ!ご主人様!」

男「どうしたー?」

わんこ「冷蔵庫に美味しいのがあるんですよー」トテトテ

わんこ「一緒に食べましょう!」ガチャ

男「……」

わんこ「……?」パタパタ

男「どうした?」

わんこ「ふみゅ……ここに入れておいたと思うんですけど……んみゅぅ……」

男「……どんなやつ?」

わんこ「チョコレートですよー…」

男「……!?」

男(お、おう……もしかして俺が食べたのって……)

男「わんこ!」ガタ

わんこ「どうしたんですか?」ピクピク

男「……その、ごめん」

わんこ「なんで謝るんですか?」

男「そのチョコレート……多分俺がさっき間違えて……食べたかもしれない」

わんこ「!!」ピシャーンッ

男「……」

わんこ「……」

男「……」

わんこ「……」

わんこ「そうですか……」シュン

男「……ごめん」

わんこ「だ、大丈夫ですよー!」パタパタ

わんこ「ご主人様と一緒に食べるの楽しみでしたけど……また今度にしましょう……」

男「……」

わんこ「……ふみゅ。ちょっと出掛けてきますね」

男「わ、わんこ?」

わんこ「……」ガチャ

男「お、おい……」

バタン

男「……」

男「……」

男「……」

男「……」

男「……はぁ」

男「……」ポリポリ

男「……俺も出掛けるか」ガチャ


男「……」スタスタ

女「あれ、男くん?」

男「おう……」

女「なんか随分元気無いね」

男「そうか?」

女「うん」

男「そうかぁ……」

女「だ、大丈夫?話聞くよ?」

男(……わんこも女の子だし女に聞いてもらった方がいいか)

男「頼む……」

女「うん!」

女(あれ……これ男くんもしかしてデレ期?ワンチャンある???)

ー喫茶店ー


男「という訳なんだけど」

女「そっかぁ……わんこちゃんと喧嘩したんだ」

男「どうすれば機嫌直してくれるのかな、と。どうもやっぱり男の感覚と女の子の感覚って違うと思うし」

女「うん……えっとねぇ……」

女(ここで男くんを慰めて優しくしてあげれば……!)

女「ふへへへ」

男「……お前よく人が悩んでんのに笑えるよな」

女「はッ!?いやこれは違くて……!」

女「そ、そうだよ。笑っちゃうなぁ……ははは」

男「……はぁ」

女「だってそんなに気にする事ないのに」

男「……え?」

女「そんなに気にして落ち込んでも仕方ないじゃない。もう一回謝ればわんこちゃんだって許してくれると思うけどな」

男「……そうは言ってもなぁ……」

女(今だ……!!)

女「でも……やっぱり辛いよね。うん」

女「大丈夫だよ、きっと」ギュッ

男「お、女……」

女「しばらく私の胸貸してあげるから、ね?」

男「……」

男「……ありがとう」ギュ

女(ッシャァァァ!!!!)

女「……」ナデナデ

女(男くんかわええ……ああん!もう!たまんね!)

女「……」ギュゥ

男「……」ギュッ

女(でもなんでだろ、傷心してる男くんを利用している罪悪感が……)

女「……」

女(で、でも。女くんとラブラブハッピーエンドになる為にはこうするしかないの!)

女「……男くん」

男「……?」

女(ここで一気に決めるッ!!)

女「……好き」ギュッ

男「……」

女「好き……だからね。もしよかったら……その……」

女「わ、私と……えっちな事して……辛い事忘れよ?///」

男「……」

女「……」ドキドキ

男「……」

女「……」ドキドキ

男「それは……要らないかな」

女「……はい」

女「……」シクシク

男「……なんで泣いてるんだ?」

女「な、なんでもないのぉ……」

男「???」

女「うぅ……」

男「なんだかよくわからないけど……元気出せよ」ナデナデ

女「お、男くん……!」

女(あれ?立場逆転してね?)

男「……ふぅ。女のお陰で少し冷静になれた。ありがとうな」ナデナデ

女「……う、うん///」

女(ま、まぁこれでもいいかぁ……うへへ)

ーーーーーーーーーーーー
ーーーーーーーーー
ーーーーーー
ーーー


男「……落ち着いたのはいいけどどうしようかなぁ……」

男「謝るのは謝るけどそれだけでなにもなしってのも」

男「うーん……」

ウルフ「あら、男くんじゃない。どうかしたの?」

男「え、あぁ……まぁ」

ウルフ「なんだかパッとしないわね……折角だし私に話してみたら?」

男「……」

ネタもらっちゃいました。と言ってもガチ喧嘩する所は想像出来なかったのでこれくらいですけど……

という訳で、男はわんこと仲直り出来るのか!?

>>317
ここで女が女とハッピーラブラブしようとしてるぞ

>>322

あっ本当だwww個人的にはガチレズ好きですけどここじゃまずいですよね、自分同士だし

>>317 修正


男「……ありがとう」ギュ

女(ッシャァァァ!!!!)

女「……」ナデナデ

女(男くんかわええ……ああん!もう!たまんね!)

女「……」ギュゥ

男「……」ギュッ

女(でもなんでだろ、傷心してる男くんを利用している罪悪感が……)

女「……」

女(で、でも。男くんとラブラブハッピーエンドになる為にはこうするしかないの!)

女「……男くん」

男「……?」

女(ここで一気に決めるッ!!)

ーーーーーーーーーーーーー
ーーーーーーーーーー
ーーーーーーー
ーーーー


ウルフ「そうなの……」

ウルフ「まぁ……食べ物の恨みは恐ろしいって言うけど……」

男「……」

ウルフ「でもわんこちゃんがそれだけの事でそこまで怒るとは思わないわねー……」

男「……」

ウルフ「それにしたって怒ってる怒ってない関係なく謝るのは大切よね」

男「どうしたらいいんだろうか……」

ウルフ「なにかお詫びに買っていくか……やっぱり手作りが一番かしら?」

男「そっか……手作りでなにか……」

ウルフ「どうでもいいけど」

男「?」

ウルフ(落ち込んでる男くんかわいいわね。こう…いつものかんじじゃない所がたまらないわ)

男「なにか」

ウルフ「なんでもないわ」

男「……」

ウルフ「立ち話もなんだしどこかいかない?」

男「あぁ……」


ウルフ「と言っても公園に来ただけだけど。ベンチに座りましょ」スタスタ

男「……」スッ

ウルフ「……それで、どうするの?」

男「なにか手作りで作ってみようと思う」

ウルフ「そうね。それがいいと思うわ」

男「なにを作ればいいんだろ……クッキーとかでいいのかな」

ウルフ「いいんじゃない?わんこちゃんの喜ぶものってなに?」

男「わんこの喜ぶもの……」

男「……スルメ?」

ウルフ「……スルメは一日じゃ作れないんじゃないかしら」

男「だよなぁ……」

ウルフ「他には?」

男「なんでも喜んで食べてくれるからな……特に好きなものって……」

ウルフ「それじゃあよっぽどじゃない限り本当になんでもいいんじゃないの」

男「なんでもいいのか……」

ウルフ「……」ウズウズ

男「……」

ウルフ「……」

男「……ありがとな。助かった」

ウルフ「ええ、いいのよ。その代わりに……」

ガバッ

男「!?」

ウルフ「少し男くんを堪能させてもらおうかしら?」ギュッ

男「な、なな……」

ウルフ「さっきからモジモジ弱気で、いつもの正反対よ男くん。そこがたまらないんだけど」ペロッ

男(み、耳……//)

ウルフ「いつも通り、しゃっきりした方がいいわ。そんな姿、本当は誰にも見せたらだめなのよ?」ペロペロ

男「ん……」

ウルフ「……」

ウルフ(どうしよう……なんだか興奮してきた)

ウルフ「……」チュッ

男「んんっ!?」

ウルフ「じゅるっ……ちゅっ……」

男「んぅ……」

ウルフ「……はぁ。うふふ」

男「ぅ……//」

ウルフ「男くんがかわいいからいけないのよ」

男「どういう事なんだよ……」

ウルフ「さぁ?」ナデナデ

男「……」

ウルフ「しばらくこのままでいる?」

男「……どっちでも」

ウルフ「それじゃあもう少し堪能させてもらうわぁ」ギュムッ

男「……」ギュッ

ウルフ「あら……うふふ」

男「……」

ウルフ「このままえっちでもする?」

男「……それは遠慮しとく」

ウルフ「嘘吐き」サワッ

男「!!?」

ウルフ「こんなにしておいてなに言ってるのかしら?」ナデナデ

男「そ、それは……」

ウルフ「別に身体だけの関係もいいんじゃない?いや……彼女が二人いたっていいと思うわよ」

男「……」

ウルフ「いっそわんこちゃんと私、両方お嫁さんにしてみる?……そうしたら私の事抱いてくれるのかしら」

男「さっきからなに言って……」

ウルフ「気づかない?普通ならこんな事しないわよ?」

男「……」

ウルフ「……冗談よ♪」

男「……」

ウルフ「そろそろ行かないと、なにか作る時間もなくなっちゃうわよ」

男「あ、あぁ……ありがとう」

ウルフ「また今度ね」

男「おう……」スタスタ

ウルフ「……」

ウルフ「男……くん」

ーーーーーーーーーーーー
ーーーーーーーーー
ーーーーーー
ーーー


男「……よし、焼けた」

男「……」パクッ

男「……これならいいだろ。あとはわんこが帰ってくるのを待つだけだな」

男「……ご飯でも炊いておくか」


男「……」


男「……」


男「……」

男「……遅い、遅すぎる」

男「まさか……」

男「……家出……?」

男「……!!!!」


黒服の男『こんばんわ、お嬢さん』

わんこ『げほっ!ご主人様!!ご主人様ぁ!!』


男「わ、わんこ!!!!」ガチャッ

バタンッ


男「はぁ……はぁ……ここにもいない!?」

男「また……あんな事になったら……」

男「クソ!!!」ダッ

男「わんこーーー!!」

無事にわんこは見つかるのか!!

男「……どこにもいない」

男「一体どこに……?」

男「……」

男「……」ダッ

男「わんこー!わんこー!!」


男「ここか!?わんこ!!」ダッ

男「はぁ……はぁ……ここにもいない」

男「……」


わんこ『えへへ///』パタパタ

わんこ『ご主人様…///』


男「……」

男「……コーヒーでも買うか」

ピッ

ガコン

男「……」

カシュッ

男「ん……はぁ」

男「……」

男「そこまで楽しみにしててくれたんだな……」

男「……一旦帰ろう」


男「……」ガチャ

男「本当にどうしたらいいんだ……」

わんこ「ご主人様!おかえりなさいませ!」パタパタ

男「……え」

わんこ「ふみゅ…ご飯だけ出来ていたのでおかずを作りましたよ。出来たてなので早く食べましょう!」

男「……」

わんこ「それともお風呂に入りますか?私もご主人様と一緒に入りたいですよー///」ピクピク

男「……」ジワッ

わんこ「ふみゅ!?ご主人様!!どこか痛いんですか!?お怪我してるなら早くしないと!」

ギュッ

わんこ「んみゅっ」

男「……一体どこに行ってたんだ?」

わんこ「ご主人様と一緒にチョコレートを食べようと思ってましたけど無くなってしまいましたのでまた買ってきてたんですよー」

わんこ「楓さんに教えてもらったお店で、ちょっと遠かったんですけどチョコレートも買えましたし」

わんこ「うぃんどうしょっぴんぐも出来たので良かったです」パタパタ

わんこ「でも遅くなってしまいました……ごめんなさい」

男「……昼間の事怒ってないのか?」

わんこ「ふみゅ!なんでご主人様の事を怒らなきゃいけないんですか?ご主人様はなにもしてないじゃないですか」

男「だってほら…わんこのチョコ……」

わんこ「間違えちゃったのなら仕方ないですよー!それにご主人様に食べてもらいたかったので良かったです」パタパタ

男「……そ、それじゃあ今までの事全部無駄だったのか……」

わんこ「?」

男「でも……良かった……」ギュゥ

わんこ「んみゅぅ///」ギュッ

ーーーーーーーーーーーー
ーーーーーーー
ーー


わんこ「ふみゅ!そうだったんですか……ごめんなさい……」

男「……」ギュ

わんこ「ご主人様……」ギュッ

男「……」スリスリ

わんこ「ありがとうございます、ご主人様」パタパタ

わんこ「大好きですよ///」

男「……!!」

男(わんこ……)

チュッ

わんこ「んんっ……」ピクッ

男「ん……」

男(安心感と解放感と愛情と……ごちゃごちゃになってなんだかよくわからないな……)

男(とりあえず今一つだけわかるのは……)

わんこ「んっ……ちゅう……」

男(わんこと離れたくない……!)


ーーーーーーーーーーーーー
ーーーーーーーーーー
ーーーーーーー
ーーーー

というかんじでした

今日は通勤中退勤中ぐっすりだったので書けませんでした(´・ω・`)

なんか今まではパッと話が思いついてたのに今は捻っても中々出ないしむつかしいですねぇ…

あ、思いつくには思いつくんですけど。わんこ一武闘会とかムチムチわんこレスリングとか鬼畜わんことかもうわけわかんないのしか出てこなくてもう助けてください\(^o^)/

なんだかんだでもうすぐ1年ですからねー…ほんとお付き合いいただいて嬉しいです

ネタいただきますね!ありがとうございます。その前に一つ思いついたのでそれを

男「うおおおおおおお!!!!」ダダダダッ

わんこ「ふみゅー!」ダダダダッ

男「うおおおおおおおおお!!!!」ダダダダッ

わんこ「みゅふふ!楽しいですねー!」ダダダダッ

男「ひっ…ヒィ……た、楽しっ…!」ダダダダッ

わんこ「ふみゅ?」ダダダダッ

男「はぁ……はぁ……す、ストップ!ストップ!……」ゼェゼェ

わんこ「どうしたんですか?」ピタッ

男「あ゛ー……疲れた……」ハァハァ

わんこ「大丈夫ですか?」

男「わ、わんこはまだ大丈夫なのか……?」

わんこ「まだ走れますよー!」パタパタ

男「そ、そう……」

~~~~~~~~~~~~


男「寒いな」

わんこ「寒いですねぇ……」

男「でもこうやってこたつに入り続けてるのもダメな気がする。ていうか本格的に出られなくなるぞ…」

わんこ「ふみゅ……それならおさんぽの時に沢山運動しましょう!」

男「うーん……そうだなー。健康的でいいかもな」


~~~~~~~~~~~~


男「んで全力でマラソンか……も、もう走れない…かも」

わんこ「そうですか……」

男「……ボール遊びでもするか」

わんこ「ボール!やりましょう!」パタパタ

男「ちょうど持ってきたし。キャッチボールするか」

わんこ「楽しみですよー…」パタパタ

男「いくぞ!」

わんこ「どうぞ!」

男「すぅ……ふん!」シュッ

わんこ「ふみゅ!」パシ

わんこ「今度は私ですねー!いきますよー」

男「おーう」

わんこ「……」ビュッ

男「!?」パシィンッ

男「いっ!?」

男(なんだ今の剛速球……)

男「今度は俺だな……せいっ!」ブンッ

わんこ「ないすぼーるですよー!」パシ

わんこ「んみゅ」ビュッ

男「おう!?」パシィンッ

男「な、中々やるな……」

男(手がヒリヒリする…)

わんこ「えへへ//」パタパタ

ーーーーーーーーーーーーー
ーーーーーーーー
ーーー


男「ただいま」

わんこ「ただいまです!」

わんこ「楽しかったですね!」

男「そうだなぁ……」

わんこ「身体もポカポカですよー」

男「俺は……いてて……」

わんこ「ご主人様!?」

男「……運動不足も深刻かも」

わんこ「大丈夫ですか…?」

男「ちょっと動いて痛いだけだから大丈夫だよ」

わんこ「そうですか……」

わんこ「それなら私がマッサージしますよ!」

男「いいの?」

わんこ「ご主人様の身体が痛いままじゃだめですから」

男「そっか、ありがとう。ていうかマッサージ出来るの?」

わんこ「この間うーさんに教えてもらったんですよー!」パタパタ


ウルフ『いい?マッサージっていうのはこうやって……』

わんこ『ふみゅ…///』

ウルフ『気持ちいいでしょ?』

わんこ『気持ちいいです///』

ウルフ『それじゃあもっといい事教えてあげる』パタパタ


男「そ、そうか……」

わんこ「頑張りますよー!」

わんこ「痛い所ってどこですか?」

男「とりあえず、太ももとか脛とか……あと肩の腰のコリがやばい」

わんこ「わかりました!早速もみもみしますね。寝っころがってもらっていいですか?」

男「おーう……うつ伏せね」ゴロ

男(お、目の前に姿見があるからわんこの事も見れるな)

わんこ「それじゃあまず腰の上に乗りますね」

男「ん?」

わんこ「そうしないと肩がもみもみ出来ませんから」

男「あぁ……そうか。いいよ」

わんこ「ありがとうございます」

わんこ「んしょ」スッ

男「おうっ」

男(わ、わんこの股間の温もりが腰に……ていうかこれ程よく体重も掛かって気持ちいいぞ……?)

わんこ「始めますね」

男「頼む」

わんこ「んみゅ」モミモミ

男「お、結構上手いぞ」

わんこ「気持ちいいですかー?」

男「うんうん。気持ちいい気持ちいい。もうちょっと力入れて……というか体重掛けてもらってもいいかな?」

わんこ「わふ!」グッ

男「あー……丁度いい。解れてるかんじする」

わんこ「続けますね!」

男「ありがとう」

グッグッ

男(はぁ……こんなに上手いならたまに頼もうかなぁ)

男(いかんせんPCとにらめっこが多いからどうしても凝るんだよなぁ……)

男(ていうか……)

わんこ「んっ……んっ……」グッグッ

男(体重掛ける度にわんこの腰が動いてその……腰も気持ちいいなこれ)

男(……姿見でみるとなんだかわんこが腰の上で跳ねている様な……)

男「……//」

わんこ「どうしたんですか?」グッグッ

男「いや、なんでもないぞ!」

わんこ「そうですか!」グッグッ

男「……」

腰痛い……今日はここまでで

男「はぁ……気持ちいい……」

わんこ「もっともっと気持ちよくなってもらえるように頑張りますね!」

男「お、おう。頼んだ……」

男「……」

わんこ「んっ…」グッグッ

男「ふぅ……」

わんこ「そろそろ次の所をやりますね」

男「お願い」

わんこ「わふ!」

男「うおっ!?」

わんこ「んみゅ」グイッ

男(腕がまずい方に引っ張られてる!?)

男「あ、あぁー……の、伸びる……」

わんこ「伸びてますか?」グイッグイッ

男「いいかんじいいかんじ。ストレッチみたいでいいや」

わんこ「よかったですよー!もっと頑張りますね」グイッ

男「いだッ!!??」ゴキッ

わんこ「ご主人様!?」

男「お、おぅ……腕外れたかと思った……」

わんこ「ごめんなさい……」

男「だ、大丈夫だから。次はちょっと気をつけてやってね」ナデナデ

わんこ「わかりましたよー…」


わんこ「次は背中ですね!」グッグッ

男「あぁ……」

男(もうなんか整体師みたいだな)

わんこ「んっ…んっ…」グッ

男「背骨の近くね。結構凝ってんだなぁ……はふ……」

わんこ「ご主人様はいつも頑張ってますから」パタパタ

男「ありがとうな」

わんこ「ふみゅ//」グッグッ

男「あぁー……やば……気持ちいい……」

わんこ「腰が一番疲れてるんですねー」

男「なにかとなー。あぁ……このなんとも言えないかんじ……やばいな……しばらく続けてもらえる?」

わんこ「わふ!」グッグッ

男「ふぅ……もうなんか……ジジイみたいだな……へへ」

わんこ「みゅふふ……ご主人様の顔、かわいいです」

男「んー?」チラッ

男「あ、本当だ……随分だらしなく緩んでんな……」

わんこ「うーさんがそういう顔になったらとても満足してもらえてるって言ってました!」

男「もしかして走り屋兼マッサージ師とかなのか?」

わんこ「そうなんですか?」パタパタ

男「どうだろ……」

わんこ「どうですか?」

男「かなりいいかんじ」

わんこ「よかったです。そろそろ脚にいきますね」

男「おーう……」

わんこ「んみゅ」グッ

男「いたい!?」

わんこ「痛いですか!?」

男「痛いけどちょっと気持ちよかったな……もう少しやってみて」

わんこ「わふ」グッグッ

男「あだだだだだ!!?」

わんこ「だ、大丈夫ですか!!?」

男「大丈夫…大丈夫…」

わんこ「ダメだったら言って下さいね……?」

男「おう……」

わんこ「ふみゅ……」グッグッ

男「ヒッ!ヒィ!……うぉぉぉ……」

わんこ「脚を伸ばしますよ」グッ

男「これは知ってるぞ。ケツの所で脚をクロスさせるのな。伸びてる伸びてる……」

わんこ「今度は痛くないですか……?」

男「大丈夫。伸びてて気持ちいい」

わんこ「よかったです」パタパタ

わんこ「んっんっ……」グッグッ

男「あぁ……これも気持ちいいなぁ……」

わんこ「これが終わったら最後ですね」

男「いいよーやっちゃって」

わんこ「それじゃあやりますね」スッ

男「今度は足かー……足?」

わんこ「よいしょ」グイッ

男「……わんこさん。なんで俺足キメられてんの?」

わんこ「痛がって暴れるかもしれないから、と」

男「ま、まさか……」

わんこ「それじゃあ……」グリッ

男「~~~~~ッ!!?」ガタッ

わんこ「んみゅ!」グリッゴリッ

男「いでででででで!!!???」

わんこ「頑張ってくださいご主人様!!」グリッグリッ

男「ストップ!!!ストップ!!!」

わんこ「これは……たとえ暴れてもやめてと言われても絶対にやりきらなきゃいけないんだと教えてもらったんですよー……」

男「あ、あのやろぉぉぉ!!!いだッ!?ヒィ……!!」

ーーーーーーーーーーーー
ーーーーーーー
ーー


男「……」

わんこ「終わりました」

男「……はい」

わんこ「ご主人様……」ギュッ

男「だ、大丈夫。大丈夫……」

男(あぁ……最後の最後で酷い目にあった……)

男「でもおかげで……」スッ

男「なんか、だいぶ身体が軽くなったぞ」

男「スッキリしたというか……なんというか」

男「ありがとうな、わんこ。疲れただろ?」

わんこ「ご主人様に喜んでもらえたならよかったです。手は少し疲れましたけど」パタパタ

男「そっかそっか」ナデナデ

わんこ「んみゅ///」

マッサージ回でした

お、ネタ提供ありがとうございます。順を追って書いていきますよー

男「……」カタカタ

わんこ「~♪」トントン

男「……」カチッ...カチッ

男「うーん……ベースラインがいまいち……」

男「もっと音程上げるか?」

わんこ「もうすぐ朝ごはんが出来ますからねー!」ジュー

男「おー……」

男「……ん」チラッ

男「……」スッ

男「……」

男(なんとなく机の上を指で謎ったらすげーホコリついてきた…)

わんこ「出来ましたよ!食べましょう」パタパタ

男「お、食べようか」パンパン

わんこ「なんで手をはたいてるんですか?」

男「あれだ。大掃除しよう」

わんこ「おおそうじ?」

男「今年のホコリを払って、綺麗な新しい気分で来年を迎えようって言う意味があった気がする」

わんこ「そうなんですかー」

男「年末急かされてやるのも嫌だし今のうちにやっちゃおう」

わんこ「やりましょう!」パタパタ

男「その前に朝ごはんだな。いただきます」

わんこ「いただきます!」


男「……」キュッ

わんこ「……」チャキッ

男「いくぞわんこ」

わんこ「お掃除しましょう!」

男(バンダナにエプロン、掃除用具も装備して完璧だな)

男(……かわいいな)

わんこ「頑張りますよー……」ピクピク

男「まずは俺たちがいるリビングからだな。わんこ、窓開けるぞ」

ガラッ

わんこ「んみゅ…寒いですねー」

男「こうやって換気しておかないと落としたホコリが部屋の中に充満して大変な事になるからな……」

男「とりあえずどかせるやつはどかしちゃおう。コタツとかカーペットはどかせるかな」

わんこ「床掃除ですね!」パタパタ

男「そそ、床掃除。クイックワイパーがあるからそれで床をサッと掃除しよう」

男「んじゃ、一旦どかすからなー」


わんこ「~♪」スー

男「その調子で床を綺麗にしてね」

わんこ「わふ!」

男「その間に俺は壁の掃除だ」

男「よく絞った濡れタオルで拭く、と」ゴシゴシ

男「カビとかがあったらカビ取りで細かくて……」

>>369 修正


男「まずは俺たちがいるリビングからだな。わんこ、窓開けるぞ」

ガラッ

わんこ「んみゅ…寒いですねー」

男「こうやって換気しておかないと落としたホコリが部屋の中に充満して大変な事になるからな……」

男「とりあえずどかせるやつはどかしちゃおう。コタツとかカーペットはどかせるかな」

わんこ「床掃除ですね!」パタパタ

男「そそ、床掃除。クイックワイパーがあるからそれで床をサッと掃除しよう」

男「んじゃ、一旦どかすからなー」


わんこ「~♪」スー

男「その調子で床を綺麗にしてね」

わんこ「わふ!」

男「その間に俺は壁の掃除だ」

男「よく絞った濡れタオルで拭く、と」ゴシゴシ

男「カビとかがあったらカビ取りで細かく……」

わんこ「終わりましたよー!」

男「こっちも終わった。そしたら次は小物とか部屋に置いてあるやつの掃除ね」

わんこ「わふ!」

男「濡れタオルで拭いてやればいいかな。証明にタオルに……カーペットとかコタツ布団はベランダではたくよ」

男「あとは自分のデスクだな」

男「PCのキーボードとかにもホコリ溜まるし念入りにやらなきゃ」フキフキ

わんこ「本棚も綺麗にしますか?」

男「うん。一旦本とか全部出して棚の中を拭いて戻すんだ」

わんこ「わふ!」スッ

わんこ「ふみゅ?」

男「うぅん……ここも汚い……」

わんこ「レイプ専用車両、夜勤病院…」

男「ブッ!!?」ガタンッ

わんこ「装甲悪鬼村雨、わふわふオルタナティ…」

男「す、ストップ!!!!こ、ここは俺が掃除する!!な?わんこはコタツ布団とかはたいてくれ!!」

わんこ「?わかりましたよー」

男「……」

男「なんだかんだあったけど一通り綺麗になった?」

わんこ「綺麗になりました!」

男「そしたら……畳を敷くぞ」

わんこ「畳ですか?」

男「うちはフローリングだけどやっぱり畳の方がいいでしょう。ホームセンターで敷く薄い畳買ったからそれ敷こう」

わんこ「わふ!」


ーーーーーーーーーーーーー
ーーーーーーーー
ーーー


男「部屋の物も全部戻して終わり!」

わんこ「次はどうしますか?」

男「台所かなぁ」

わんこ「やりましょう!」パタパタ

男「つっても、普段から綺麗にしてるからあんまり掃除する所はないな」

男「水垢落とすのと、コンロの掃除かなー」


男「この洗剤、きゅきゅっとを使えば水垢は簡単に落とせるんだよな。スポンジでささっと」ゴシゴシ

わんこ「コンロはアルミの敷物を外して……汚れの所に洗剤を掛けて置いておくんですよね」

男「あとでそこをゴシゴシっとすると良く汚れが落ちると思うよ」

男「換気扇はこの間掃除したからいいけど」

男「お風呂くらいの温度のお湯に洗剤を入れて、羽はそこに漬けておくといいよ」

男「油汚れは油落としが売ってるからそれで」

男「ここもいいな」

わんこ「次はどうしますか?」パタパタ

男「トイレだな」


男「まずは床をクイックワイパーで拭く。便器の後ろまでねー」

男「ブルーレッド置くだけ使ってると便器の掃除も楽でいいなぁ……」

男「ない人はCMとかでもやってる、シュッとして放置しておくやつ使うと便器の中の掃除が楽かも」

男「便座も洗剤含ませた布で拭こう」

わんこ「わふ!」フキフキ

男「トイレは任せていいかな?風呂場の掃除をしてくるよ」

わんこ「任せてください!」


男「風呂場の掃除はすごい簡単だぞ」

男「ひたすら洗剤をつけたブラシとスポンジでこするッ!!」ゴシゴシゴシゴシ

男「完全に肉体労働だわ……」

男「パッキンは洗剤のカビデストロイヤーで。パッキンに泡をシュッとして放置」

ーーーーーーーーーーーー
ーーーーーーーーー
ーーーーーー
ーーー


わんこ「終わりましたよー……ふみゅ!?」

男「うおおおおおおお!!」ゴシゴシゴシゴシゴシゴシゴシゴシ

男「……」ゴシゴシゴシゴシ

男「はぁ……終わった……」

わんこ「お疲れ様です」パタパタ

男「あとはシャワーで流すから、少し待ってて」

わんこ「わふ!」

男「…風呂場の窓も開けてしっかり換気しないとな」

男「むしろうちだったらほぼずっと空いてるからアレだけど」シャー

男「蒸れてカビの原因になるからな…」シャー

という訳で大掃除です

ところで関係無いですけど、最近のお話見てるとうーさんの出演回数が増えてる辺り割とお気に入りキャラかもしれないです

ーーーーーーーーーーーー
ーーーーーーーーー
ーーーーーー
ーーー


男「次は押入れとクローゼットだな」

わんこ「どうしますか?」

男「まずは全部出しちゃおう」

男「とりあえずクローゼットから」


わんこ「お洋服に……小物ですね」

男「あー……昔使ってたアクセサリーだなぁ……」

男「イヤーカフスにネックレスとか……仕事で自分の時間が取れなくなっていくうちに使わなくなったんだ」

わんこ「そうなんですかー……」

男「……たまには付けてみてもいいかもな」

わんこ「きっと似合いますよ!」パタパタ

男「それにこいつら意外に高価だしな!」

わんこ「あとは……スーツにネクタイとかベルトもありますね」

男「現状スーツはほとんど使ってないけどこれも捨てるものじゃないな」

男「……今は服もあんまり無くてスカスカだけど。いつか歌手になれた時に、歌手として仕事が出来ていたら……」

わんこ「……」ピクッ

男「衣装でいっぱいにしてやりたいな」

わんこ「きっと大丈夫ですよ!」

男「ありがとう」ナデナデ

わんこ「んみゅ……//」パタパタ

男「とりあえず掃除機で吸うか」

わんこ「わふ!」カチャ

ブォォォ

わんこ「~♪」サッサッ

男「そしたら絞った濡れタオルで拭いて戻すだけ」


男「押入れも同じだな。全部出して、要らないものは捨てて、中を綺麗にして戻す」

男「物にホコリが被ってたりしたらそれも落として、カビが生えそうなら防カビ剤と一緒にしまおう」


ーーーーーーーーーーーー
ーーーーーーーーー
ーーーーーー
ーーー

男「次は玄関だな」

男「うちは下駄箱がないからラックに乗せてるけど……」

男「下駄箱がある家はまず靴を全部出して、掃除機と濡れ拭きで綺麗に。終わったら湿気を防ぐ為にスーパーとかで売ってる備長炭のやつを置いておくのがオススメ」

男「湿気が篭ると臭くなるからね」

わんこ「どうしましょうか?」

男「玄関も掃除機と濡れ拭きで十分綺麗になるからそれでやろう」

男「こびりついた汚れは中性洗剤で。ささっとね」

わんこ「わふ!」


男「……」フキフキ

わんこ「……」フキフキ

男「……こんなもんだな」

わんこ「次はどこですか?」パタパタ

男「最後はベランダかな」

男「サッシの所とかはホコリが溜まりやすいからガンガン掃除しよう。使い終わった歯ブラシとかを使うのがオススメ」

男「あとは某タレントさんが考案した松居棒なんかもいいかな。割り箸にティッシュ巻きつけて輪ゴムで留めるだけ」

男「ベランダもサッとはくだけ」


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ーーーーー
ーー


わんこ「綺麗になりましたねー!!」パタパタ

男「これで十分新年を迎えられるだろ」

わんこ「お掃除楽しかったです」パタパタ

男「あとは定期的に綺麗にして維持しないとなー……」

わんこ「頑張りますよ!」

お掃除回終了です

番外編-うーさんの添い寝CD?-


ウルフ「今日もお疲れ様。ふふ、私と寝る?」

ウルフ「そう……それじゃあたっぷり可愛がってあげないといけないわね……♡」

ウルフ「……」モゾモゾ

ウルフ「暖かい布団で寝るのって久しぶりかもしれないわ」

ウルフ「誰かと寝るのは初めてよ?」クスクス

ウルフ「……緊張してるの?可愛いのね…」フゥ...

ウルフ「うふふ、耳に息掛けられて気持ちいい?」

ウルフ「……恥ずかしい。そう……」

ウルフ「ならもっとしてあげる♡」フゥ...

ウルフ「顔真っ赤よ?これで最後まで持つのかしら」

ウルフ「そんなに緊張しなくてもいいのに……」

ウルフ「ここも……緊張してるわね」サワッ

ウルフ「ピクンって跳ねて気持ちいいの?もっと触って欲しい?」

ウルフ「きゃっ!」ビクッ

ウルフ「いきなり抱きついて来たらびっくりするわよ」ナデナデ

ウルフ「おっぱい……どう?柔らかい?」

ウルフ「いい匂い……?そう……//」

ウルフ「顔なんか埋めちゃって……本当にかわいいのね」ギュッ

ウルフ「んっ……あんまり顔動かされたら……」

ウルフ「んんっ……はぁ……」

ウルフ「んっ……ちゅるっ……くちゅ……」

ウルフ「……はぁ。貴方の唇…美味しい♡」

ウルフ「ぺろっ……ちゅっ……」

ウルフ「はぁ……はぁ……ん……」

ウルフ「舌が絡んで……すごくえっちね……楽しいわぁ……」

ウルフ「ん……ちゅう……ちゅう……ぐちゅっ……」

ウルフ「はぁ……このまま……本番もしちゃいましょうか?」

ウルフ「うふふ、一滴も出ないくらいに気持ちよくしてあげる……」サワサワ


ウルフ「ていう添い寝CD作ったらもらってくれる?」

男「いや……え、遠慮しとくかな」

ウルフ「わかったわぁ、聴くだけじゃなくて本当にしたいのね?いいわよ」スルッ

男「いや、だから違……」

添い寝CD第2弾でした

ところで明日から火曜日辺りまで会社のアレコレで更新出来なくなってしまいます申し訳ないです(´ ; ω ; `)

週末はCDの先を想像しながら待機していて下さい(´・ω・`)

続きを見たい方はプレミア登録!(ゲス顔

怒涛の忘年会ラッシュを乗り切ったのでまた再開しますよー。まぁ今日も忘年会あるんですけど……(´・ω・`)

楓「おはよう……」ゴシゴシ

サクラ「おはようございます」

楓「ん……」チュッ

サクラ「……」ギュッ

楓「……はぁ。よし、今日も頑張ろう!」

サクラ「はい」ピクピク

楓「それじゃあ浴衣脱いで、着付けてあげるから」

サクラ「お願いします」スルッ

楓「……」

サクラ「……どうしました?」

楓「やっぱり白くて綺麗だなぁ……」

サクラ「主様の方がお綺麗です……//」

楓「サクラ…//」

楓「……これでよし!」キュッ

サクラ「ありがとうございます」

楓「朝ごはん食べたらまたお花の様子を見て、仕入れの準備もしないとね」

サクラ「主様、今日は私お昼は外出したいのですが……」

楓「お出かけ?いいよー!そのかわり……」ギュッ

サクラ「っ……」

楓「夜はたっぷり……ね?」ボソッ

サクラ「……はい///」

サクラ「朝食の準備をしてきます」スッ

楓「お願いね!私はお花の水を変えてくるから」


楓「……」チャポン

楓「ふぅ……これでよし」

楓「痛んだり売り物にならなそうなお花も取り除いたし……」

サクラ「主様、朝食が出来ましたよ」

楓「本当?早く食べよう!」

サクラ「……」パタパタ

楓「今日も美味しそう……」

サクラ「主様に不味いものはお出ししません」

楓「たまには失敗しても可愛いと思うよ?」

楓「……わざと失敗するのは無しね!今のままでも可愛いし」ナデナデ

サクラ「///」

楓「本当に可愛い……///」

楓「ごちそうさま!それじゃあお店開けようか」

サクラ「主様……その……」

楓「どうしたの?」

サクラ「お店を開ける前に……///」

楓「……折角着付けたのに乱れちゃうよ?」ニヤニヤ

サクラ「それでも……お願いします……///」ピクッ

楓「仕方ないなぁ……」グッ

トサッ

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ーーー

楓「いらっしゃいませ。どのようにお花はお使いですか?」

客「プレゼント用に」

楓「なるほど、それでは何かもうお決まりのお花はありますか?なければ私がコーディネートもいたしますが……?」

客「あ、お願い出来ますか?」

楓「ありがとうございます。それでしたら……」

サクラ「その相手の方はどのような方ですか?出来ればでいいので教えていただけませんか?」

客「えっと……恋人なんですけど……」

サクラ「それでしたらこれと……これがいいと思います」スッ

楓「それじゃあそれで花束をお作りします」

楓「今日はいい出だしだね」

サクラ「そうですね……」

わんこ「こんにちはー!」トテトテ

楓「わんこちゃん!こんにちは!」

サクラ「こんにちは……」パタパタ

わんこ「サクラちゃんと遊びに来ましたよ」パタパタ

楓「お出かけってわんこちゃんとだったんだね。行っておいで」

サクラ「はい、それではしばらく失礼します」

わんこ「行きましょう!」

百合百合しい……

なんだかお別れをしている方が多いようで……(´ ; ω ; `)

楽しかった思い出が残ってたらそれでいいんだと思います

サクラ「どうしましょうか……」

わんこ「駅前に美味しいソフトクリーム屋さんがあるんですよー!一緒に行きましょう!」パタパタ

サクラ「楽しみですね」パタパタ


楓「……」

楓「一人だとつまらないなぁ……」

楓「サクラ……」


わんこ「私はチョコレートですよ!」

サクラ「私はストロベリーにしました…」

わんこ「いただきます!」ペロッ

わんこ「ん~♡」ピクピク

わんこ「冷たくて甘くて美味しいですよ」パタパタ

サクラ「寒いけど美味しいですね」ペロペロ

わんこ「寒かったら一緒にくっつきましょう!」ギュッ

わんこ「ご主人様に買ってもらったマフラーもありますから一緒に巻きましょう」クルッ

サクラ「あ……」

わんこ「みゅふふ、これでぽかぽかですよー」

サクラ「……//」

サクラ「それではお礼に私のソフトクリーム、食べてもいいですよ」

わんこ「本当ですか!ありがとうございます」パタパタ

サクラ「どうぞ」スッ

わんこ「いただきます♡」ペロッ

わんこ「ストロベリーも美味しいですよー……」

わんこ「私のもあげます!どうぞー」

サクラ「いただきます……」ペロ...

サクラ「美味しい……」

わんこ「よかったです……」パタパタ

ーーーーーーーーーーーー
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ーーーーーー
ーーー


サクラ「主様にお土産も買いましたし。そろそろ戻りましょうか」

わんこ「また今度お出かけしましょうね」

サクラ「はい//」パタパタ


サクラ「ただいま戻りました」

楓「おかえり、楽しかった?」

サクラ「はい、とても」

サクラ「主様にお土産もお持ちしています」スッ

楓「あ、本当?ありがと!」

楓「それでサクラ……」

ドサッ

楓「私もう我慢出来ないみたい……」ギュッ

サクラ「ん……主様……」

楓「はぁ……サクラぁ……」チュッ

サクラ「ん……んん……っ」


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楓「……」

サクラ「……」

楓「……」ナデナデ

サクラ「主様……」

楓「お風呂入ろうか」

サクラ「そうしましょう」

お仕事マンです

そうだったんですね……

なんだかこう……いろんな人が見てくれてるんだなと。改めて思いました。書き始めた頃からは想像も出来ないですねー……

あと一月で一年経ってしまうっていうのもまた早いなと、思います。時間ってあっという間なんだなぁと改めて……なんて。なんかもう自分で何が言いたいのかわからなくなったのでちまちま書いていきます

チャプ...


楓「……」

サクラ「……」

楓「ふぅ……温まるねー……」

サクラ「そうですね……いい湯加減です」

楓「……ふふ」ギュッ

サクラ「ん……//」

楓「……///」

サクラ「……そういえば」

楓「どうしたの?」

サクラ「生け花……」

楓「生け花がどうかしたの?」

サクラ「北海道に有名な先生がいるそうですね……」

楓「へぇ……そうなんだー……」

楓「都内でも展示会とかやってる有名な人はいるよね」

サクラ「そうなのですけど……その先生の作品を一度拝見した時にとても心打たれてしまいまして」

楓「そんなに凄いんだぁ……」

サクラ「今度一緒に見に行きませんか?すぐ近くで展示会をしてらっしゃるらしいので……」

楓「そうだね、行ってみようか!」

サクラ「ありがとうございます……」ギュッ

楓「近くに住んでたら通わせてあげてもよかったんだけどね……北海道じゃあ遠いなぁ……」

サクラ「……」ピクッ

サクラ「……主様。私……」

楓「ん?」

サクラ「……いえ。なんでもありません」

楓「サクラは生け花……やりたい?」

サクラ「はい。常にお花を触らせていただいてますから」

サクラ「……もしお花で人の心を動かせるのなら。沢山の方にあの気持ちを感じていただく事が出来るのなら」

楓「そっか……」

サクラ「……」

楓「……」

サクラ「……」

楓「ん……」チャポン

ブクブク

楓「ぷは」ザパッ

サクラ「……?」

楓「そろそろ逆上せちゃうかな?お風呂上がろう!」

サクラ「そうですね」

楓「……」ゴシゴシ

サクラ「……」フキフキ

楓「それじゃあ。ベッドまで行こうか」

サクラ「お着替えは……」

楓「そのままでいいから」

サクラ「……」


ドサッ

楓「はぁ……はぁ……」

サクラ「ん……」

楓「サクラぁ……」ペロ...

サクラ「ぅん……はぁ……」

楓「サクラのここ……美味しいよ……」

サクラ「あっ……んんっ……主様……音……」

ピチャッ...チュルッ

楓「大丈夫、聞いてるのは私だけだから……」

楓「サクラのここは私だけのものなの……」スッ

チュク...

サクラ「んぁ……あそこ……重なって……」

楓「サクラ……好きだよ……」ズッズッ

サクラ「っ……!!」ビクンッ

楓「ふふ、腰が浮いちゃってるよ?これからもっと気持ちよくなるんだよ……二人でね?」

サクラ「はぁ…はぁ……ああっ…!」

楓「サクラ……ふぁっ!……サクラぁ!!」ズリュッグチュッ

サクラ「主様っ……!私……主様と……」

楓「繋がってるっ……繋がってるよぉっ!!」ビクンッ

ーーーーーーーーーーーー
ーーーーーーーーー
ーーーーーー
ーーー


楓「……」

サクラ「……」

楓「サクラ……」

サクラ「主様……」

楓「……」

サクラ「……」

楓「……」スー

サクラ「……おやすみなさい」

レズって素晴らしい

番外編-サクラの添い寝CD?-


サクラ「添い寝……ですか?」

サクラ「いいですよ。では一緒に眠りましょう」

モゾモゾ

サクラ「……」

サクラ「……ん、どうかしましたか?」

サクラ「私の顔……そんなにおかしい…ですか?」

サクラ「かわいい……///嬉しいです」ピクピク

サクラ「……」

サクラ「こうして貴方といるだけで、幸せです」

サクラ「貴方はどうですか?」

サクラ「幸せ……一緒ですね……//」

サクラ「……これだけで十分なんだと思います」

サクラ「貴方とこうして……一緒のお布団に入れるだけで」ギュッ

サクラ「これほどまでに幸せを感じてしまうのですから」チュッ

サクラ「……」

サクラ「ん……頭を撫でてくれるのですか……」

サクラ「暖かい……優しい手です……」

サクラ「……んっ…そこは……//」

サクラ「……ダメではないですよ。ただ……」

サクラ「ゆっくりと、お願いします///」

サクラ「着物もすこしずつ……脱がせてくださいね……」

楓「っていう添い寝CDを作って欲しいんだけど」

わんこ「ふみゅ」

男「いや無理だろ流石に」

添い寝CDシリーズ第3弾でした

犬と話せたらきっと楽しいですよねー

男「んん……」

男「なんか身体が重いな……」

男「わんこは……まだ寝てるのかぁ……」ムクッ

男「……ふぁ」ゴシゴシ

男「あ、あれぇ……」トテトテ

男「なんか目線が……ていうかこれいつかもあった気がしないでも……」

男「か、鏡」ピョンッ

男「やっぱり届かない!」


男「……」

男「風呂場の椅子を置いて……」スッ

男「……あぁ……やっぱり……」

ショタ男「一体何が原因でこんな事になってんだ本当に……」

ショタ男「……」

ショタ男「とりあえずわんこを起こさな……」

わんこ「ごしゅじんさまー!」トテトテ

ショタ男「!?」

わんこ「ごしゅじんさま!おはようございます!」パタパタ

ショタ男「お、おぉ……わんこ?」

わんこ「ふみゅ?」

わんこ「またちいさくなっちゃったんですね!」

ショタ男「そ、そうなんだよ……ていうかわんこも……」

わんこ「?」パタパタ

ショタ男「小さくなってる……」

ロリわんこ「ふみゅ!そういえばそうですねー!」

ショタ男「な、なんなんだ本当に……」

ショタ男「服も一緒に小さくなってるし……」

ロリわんこ「なんででしょうねー?」

ショタ男(しっかし……小さくなったわんこもかわいいな……)

ロリわんこ「ごしゅじんさま!まずはあさごはんをたべてからかんがえましょう」

ショタ男「そ、そうするか……」


ショタ男「……台所が壁に見える」

ロリわんこ「ふみゅ……」ピクピク

ショタ男「前は確か……抱っこしてもらいながらやったんだよな」

ロリわんこ「まただっこしましょうか?」

ショタ男「や、やってみるか……」

ロリわんこ「いきますよー!」ガシッ

ショタ男「……」

ロリわんこ「ふみゅ!」グッ

ギリギリ

ショタ男「お、お腹に腕が食い込んでるッ!!あだだだだ!」

ショタ男「しかもッ…後ろに反り返ってるせいで全然届いてないしッ!!」

ロリわんこ「だめでしたか……?」

ショタ男「全然だめ」

ロリわんこ「どうしましょうかー……」

ショタ男「……そ、そうだ!」トテトテ


ズリズリ

ショタ男「風呂場の椅子最強!」コンッ

ショタ男「これの上に乗れば……」

ロリわんこ「届きましたねー!」パタパタ

ショタ男「早速料理するぞ!」


ショタ男「……」トントン

ショタ男「若干やっぱりやりにくいんだよなぁ……」

ショタ男「野菜切るのはいいけどコンロ使う時は一回降りて椅子を動かさなきゃいけないし」

ロリわんこ「なにかおてつだいはありますか?」

ショタ男「そうだなぁ……」

ショタ男「とりあえず布団の片付けとかお願いしていいかなぁ」

ロリわんこ「わふ!」

ショタ男「この……フライパンもめちゃくちゃ重いな……」ゴトッ

ショタ男「もう少し……もう少し……」


ショタ男「で、出来たぁ……」ゲッソリ

ショタ男「盛り付けて……よし」

ショタ男「あとは持ってくだけ……」

ロリわんこ「みゅふふふ!」

ショタ男「ん……?」

ロリわんこ「みゅふふ!」バタバタ

ショタ男「!?」

ショタ男(ふ、布団と戯れてる……)

ロリわんこ「たのしいですよー!」ゴロゴロ

ショタ男「……」

ロリわんこ「ごしゅじんさまもいっしょにやりましょう!」パタパタ

ショタ男「片付け頼んだんじゃなかったっけ?」

ロリわんこ「ふみゅ!そうでした!」ムクッ

ロリわんこ「たたみますよー!」バフッ

ショタ男(かわいい……)

かわいい

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ーーーーーー
ーーー


ロリわんこ「ごちそうさまでした!」パタパタ

ショタ男「それじゃあ洗い物手伝って」

ロリわんこ「わかりました!」

ショタ男「食器持ってくよー…」カタカタ

ロリわんこ「それじゃあわたしが洗いますねー」

ショタ男「お願い」トテトテ

ロリわんこ「~♪」ゴシゴシ

ショタ男「はぁ……寒いなぁ……」

ロリわんこ「おゆがでるからあったかいですよー」

ショタ男「いいなぁ……次変わってよー」

ロリわんこ「もうおわりました!」ピクピク

ショタ男「……」

ショタ男(小さくなってもそういうスキルは変わらないのか……)

ショタ男「はぁ……こたつあったかい……」ヌクヌク

ロリわんこ「そうですねー……」パタパタ

ショタ男「みかん食べよっか」

ロリわんこ「たべます!」

ショタ男「よいしょ……よし」ゴロゴロ

ロリわんこ「んみゅ」ムキムキ

ショタ男「……」ペリペリ

ロリわんこ「あーん♪」モキュッ

ロリわんこ「あまくておいしいですよー!」

ショタ男「うん、美味しい」

ロリわんこ「もういっこー」

ショタ男「そんなに急いで食べなくてもいっぱいあるからゆっくり食べなよ」

ロリわんこ「んみゅ?」モゴモゴ

ショタ男「……」

ロリわんこ「ごしゅじんさま!」

ショタ男「んー?」

ロリわんこ「おそとにいきましょう!」パタパタ

ショタ男「あー…散歩かぁ……」

ロリわんこ「はやくいきましょー!」

ショタ男「あーわかったからー……」


ロリわんこ「~♪」トテトテ

ショタ男「……」トテトテ

ロリわんこ「こうえんにいきましょう!」タッ

ショタ男「あ、ちょっと待って!」タッ

ロリわんこ「みゅふふふ!」

ショタ男「早っ……もう待てったら!」

ロリわんこ「こっちですよー!」パタパタ

ショタ男「……子供だなぁ」

ロリわんこ「こうえんつきましたね!」

ショタ男「うん……」ゼェゼェ

ロリわんこ「ごしゅじんさま!こっちにいきましょー」

ショタ男「……」トテトテ

ロリわんこ「ぶらんこですよー♪」スッ

ロリわんこ「んしょ……」トテトテ

ロリわんこ「ふみゅー!」キコキコ

ショタ男「楽しそうだなぁ……」

ロリわんこ「ごしゅじんさまもやりましょー!」キコキコ

ショタ男「ブランコなんて何年振りなんだろ……」キコッ

ショタ男「ふん!」グッ

ロリわんこ「ふみゅ?」キコキコ

ショタ男「これは立ち漕ぎって言ってこうやって前後ろに自分で振れて……」ブン

ロリわんこ「すごいですねー!」

ショタ男「てい!」ブォンッ

ロリわんこ「ふみゅー!ごしゅじんさまが飛んじゃいますよー!」ピョンピョン

ショタ男「大丈夫大丈夫!」ブォンッ

ショタ男(一回だけ吹っ飛んで痛い思いしてるけど……)

ショタ男「地面と平行になる辺りが一番怖い……」ブォンッ

ショタ男「空に飛ばされそうになってめちゃくちゃ……心臓に悪い!」ブォンッ

ロリわんこ「わたしもやりますよ!」グッ

ショタ男「うわあああああ!?」ブォンッ

ロリわんこ「んみゅ!」ブォン

ショタ男「こ、ここ怖いけど……ははは!」ブォンッ

ロリわんこ「ふみゅ!」ブォンッ

ロリわんこ「ふみゃあああ!?」ブォンッ

ロリわんこ「みゅふふふ!楽しいですよー!」ブォンッ

ショタ男「ははは!」ブォンッ

ショタ男「はぁ……疲れた」キコキコ

ロリわんこ「つぎはしーそーをやりましょう!」

ショタ男「シーソーも懐かしいなー」


ロリわんこ「いきますよー!」キコッ

ショタ男「よっ!」キコッ

ロリわんこ「もっともっといきますよー!」キコッ

ショタ男「うわっ!」ピョン

ショタ男「び、びっくりした……飛ぶかと思った……」

ロリわんこ「みゅふふ」キコッ

ショタ男「ははは!」キコッ

大きくなるにつれてこういう単純で簡単なものを面白く感じる事が出来なくなるっていうのはちょっと残念というか、子供が羨ましくなりますね。小さい頃なんか電子機器なんてなくても十分遊べたのになぁ

ところで余談ですがシーソーで調子乗ってるとある所で身体浮いたかと思うと急降下で玉に大ダメージ食らった覚えがある人多分いるはず

ロリわんこ「ごしゅじんさま!あっちにすべりだいもありますよー!」トテトテ

ショタ男「ま、待ってよ!」

ロリわんこ「んしょ……」コンコン

ロリわんこ「すべりますよー!」パタパタ

ショタ男「おーう」

ロリわんこ「ふみゅー!」スルルルー

ロリわんこ「みゅふふ、楽しいですねぇ」

ショタ男「お、俺も滑るぞ!」コンコン

ショタ男「てい!」スルルルー

ロリわんこ「どうですか?」パタパタ

ショタ男「……もう一回やろう!」

ロリわんこ「わふっ!」


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ーーーーーー
ーーー

ロリわんこ「ただいまです!」トテトテ

ショタ男「ただいま……」

ロリわんこ「おててあらいましょう」ジャー

ショタ男「……」

ロリわんこ「~♪」ゴシゴシ

ショタ男「俺も一緒にあらう」ゴシゴシ

ロリわんこ「きれいにしましょうねー」


ロリわんこ「……ふみゅ」ピクピク

ショタ男「……」

ロリわんこ「こたつは暖かいですねー」

ショタ男「外が寒かったからなぁ……」

今日は2レスだけですがこれで……

ところでこの後来客が来るのですが誰がいいか多数決でお願いします。メインキャラから

ロリわんこ「ごしゅじんさま」

ショタ男「んー?」

ロリわんこ「んみゅ」ギュッ

ロリわんこ「ぎゅーってするともっとあったかいですよー//」パタパタ

ショタ男「そうだなー//」ギュッ

ロリわんこ「えへへ…//」

ピンポーン

ショタ男「ん……誰だろ」

ロリわんこ「でますねー!」

ショタ男「あ、ちょっと待って」

ロリわんこ「ふみゅ?」

ショタ男「流石にこのまま出て知らない人だったら怪しまれるし危ないからこのままでいよう」

ロリわんこ「わかりましたよー」

ピンポーン

ロリわんこ「……」パタパタ

ショタ男「……」

カチャカチャ

ショタ男「……え?」

ロリわんこ「……なんでしょうか……?」

カチャカチャ…カチャカチャ

ショタ男「まさか……開けようとしてる!?」

ロリわんこ「ふみゅ!どうしましょう……」

ショタ男「泥棒かもしれない……こたつに潜って隠れよう」

ロリわんこ「わふ」

モゾモゾ

ショタ男「しゃべったり動いたらダメだよ」

ロリわんこ「……」ギュッ

ショタ男「……」ギュッ

カチャカチャ...

ガチャ...

ショタ男「……!」

キィィ...

ショタ男「……」

ロリわんこ「……」

「……誰もいない」

「今のうちに……」

ガサゴソ

ショタ男「……」

ロリわんこ「……」

ショタ男(なにやってるんだろう……こたつの布団の下から少し覗けないかな……)

チラッ

「とりあえずこれがあれば……ふへへ」

ショタ男「……」

ロリわんこ「私も見ますよ」ヒソヒソ

ロリわんこ「……ふみゅ」

ショタ男「……」

ポフッ

ロリわんこ「おんなさん!」ピクピク

女「ヒッ!?こたつから首!?」

ショタ男「なにやってんだ」ポフッ

女「……」

ロリわんこ「あそびにきてくれたんですねー!」トテトテ

ショタ男「……」モゾモゾ

女「こ、子供……しかもなんか男くんに似てる……」

ロリわんこ「んみゅぅ」ギュッ

女「あ……かわいい///」ナデナデ

ロリわんこ「///」パタパタ

女「ってこの娘はわんこちゃんに似て……」

女「ま、ましゃか!!?」

ショタ男「な、なんだよ……」

女「男くんの隠し子!!!!!?????」ピシャーン

ショタ男「ちっげーよ!!!」

ーーーーーーーーーーーー
ーーーーーーーーー
ーーーーーー
ーーー


女「へぇ……縮んじゃった……というか若返った?」

ショタ男「そうなるな……」

ロリわんこ「んみゅ」スリスリ

女「わんこちゃんは中身まで小さくなってる気がするけど男くんはそうでもないよね」

ショタ男「今のところはなぁ……」

女「なにか関係あるのかな?」

ショタ男「……ていうか女」

女「なに?」

ショタ男「なんかお前も小さくなった……というか若くなってね?」

女「あ!わかった?実は私も高校生くらいになってるみたいなの!」

ショタ男「もうなんだかわからねえわ……」

女「一体なにが原因なんだろうね……」

ショタ男「さぁ……ところでもう二つくらい聞きたいんだけど」

女「なんでも聞いて!」

ショタ男「どうやって入ってきた?」

女「うぐっ……」

ショタ男「……」

ショタ男「まさか……ピッキングしたんじゃあ……」

女「そ、そんな訳ないじゃない!な、ななにを言ってるんだか」

ショタ男「だけど鍵は確実に掛かってたし合鍵渡した覚えはないし鍵は俺とわんこしか持ってない。でもお前は玄関から入ってきたよな?」

女「うぐぐ……」

女「か、勘違いだと思うんだけどなぁ……」

ショタ男「今認めれば俺のTシャツを何枚かやるぞ」

女「すいませんでしたぁッ!!!!」ゲザァッ

ショタ男「最初から認めればいいのに……次やったら絶交だからな」

女「ヒッ!それは嫌だよぉ……」

ショタ男「それじゃあもう二度とするなよ」

女「はい……」

ショタ男「あと俺のパンツを返せ」

女「ふぇっ!?」

ショタ男「さっき俺のパンツ盗んだだろ」

女「ぬ、盗んでなんかないよー…」

ショタ男「絶k…」

女「私が盗みました大変申し訳ありませんでしたあああ!!!」

女「男くんのパンツの匂いを嗅ぎながら毎晩げほんげほん」

女「唯一の楽しみだったのに……」

ショタ男「お前今までそんな事してたのか……」

女「だってぇ……」

ロリわんこ「……」パタパタ

ショタ男「……このまま話してたらわんこが置いてけぼりになっちゃうな」ナデナデ

ロリわんこ「んみゅ///」パタパタ

女「……な、なにこれぇ……すごく興奮する」

ショタ男「……はい?」

女「だ、だって小さくなった男くんとわんこちゃんがいちゃいちゃしてるってただでさえなんか萌えるのにそんな事されたら……」

女「ふへへへへ」

ロリわんこ「どうしたんですか?」

ショタ男「気にしなくていいぞー」

女「ところでお昼は食べたの?」

ショタ男「あぁ……まだだな」

女「台所は……朝ごはん作ってそのまま?」

ショタ男「届かないから洗い物も料理もキツいんだよ」

ロリわんこ「ふみゅ」パタパタ

女「……よし。それじゃあ私が作ってあげる!」

ロリわんこ「ほんとうですか!?」

女「さっきのお詫びも兼ねてね。冷蔵庫の勝手に使うよー」

ショタ男「あぁ……頼むよ」

ロリショタ編が意外と長くなりそうです

ーーーーーーーーーーーー
ーーーーーーーーー
ーーーーーー
ーーー


女「出来たよー!ミートソースのスパゲッティにオニオンスープ」

ロリわんこ「ふみゅ!おいしそうですよー…」パタパタ

ショタ男「ほんとだ。うまそう」

女「へへ、そりゃあ愛する男くんのためだもん美味しいの作るよ」

女「もちろんかわいいわんこちゃんのためにもね」

ロリわんこ「ありがとうございます//」ピクピク

男「愛するって……まぁいいや」

女「さ、食べよー」

ロリわんこ「いただきます!」

ショタ男「いただきます」

女「いただきまーす」

ロリわんこ「んみゅ」チュルチュル

ロリわんこ「……おいしいですよー!」モキュモキュ

ショタ男「うん。美味い」モグモグ

女「上手に出来て良かった」

女「あ、ちゃっかり自分の分まで作っちゃったけどいいよね?」

ショタ男「別に構わないよ。作ってもらった訳だし」

ロリわんこ「みゅふふ」モキュモキュ

女「あ、わんこちゃん口にソースが付いてる」フキフキ

ロリわんこ「んみゅ……ありがとうございます//」

ショタ男「……」

女「なんだかお母さんになったみた……い」

女「ハッ!?」

ショタ男「……どうした」

女「このまま男くんのお母さんになればあんな事やこんな事まで……ふへへへ」

ショタ男「多分明日になったら戻ってると思うけどな」

女「えー、つまんない」

ショタ男「面白いとかそういう問題でもないだろ」

女「ところでこの後はどうするの?」

ショタ男「特にやる事も無いけど……なんか眠いなぁ……」

ロリわんこ「わたしもねむいです……」ゴシゴシ

女「そっかお昼寝かー……」

女「それじゃあ私が寝かしつけてあげる」

ショタ男「えー……」

女「どっちにしろ今日は私がいないとまずいんじゃない?」

ロリわんこ「おんなさんも一緒にねましょう」パタパタ

女「そうしましょう」


女「お腹ぽんぽんしながら寝かしつけてあげるからねー」ポン...ポン

ショタ男「い、今更そんなんで眠くなるわけ……」

ロリわんこ「みゅ……」スピー

ショタ男「……」

女「私もなんか眠くなってきちゃった……」

ショタ男「お、俺も眠くなって……」

ショタ男(あれ、そういえばいつかもこんな事になった時……)

ショタ男(昼寝してたら思考までガキになってたような気がするんだけど……)

ショタ男(あぁ!寝たらやばい!やばい!また黒歴史がああああ!?)

ショタ男「……」スピー

女「うへ……」スピー


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ーーーーーー
ーーー

ウルフ「さて、また男くんをからかうとしましょうか」ピンポーン

ウルフ「……あら、留守なのかしら」ガチャ

ウルフ「空いてる……?」

ウルフ「お邪魔するわよー」

ウルフ「!!?」

ロリわんこ「……」スースー

ロリ女「……」スピー

ショタ男「えへへ……」スースー

ウルフ「……どういうことなの」

ウルフ「まさか……男くんの隠し子!!?」

ロリわんこ「んみゅぅ……」ピクピク

ロリわんこ「ふぁぁ……」ノビー

ロリわんこ「……」パタパタ

ショタ男「う、うん……」パチッ

ショタ男「あれぇ、うーさん?」

ウルフ「……」

ロリわんこ「うーさん!あそびにきてくれたんですね!」

ウルフ「???」

ロリ女「んん……」ムクッ

ロリ女「……あ、あれぇ。わたしまでちいさくなってる!?」

ロリわんこ「うーさん!」ギュッ

ショタ男「えへへ」ギュッ

ウルフ「……?」ナデナデ

ロリ女「あ、うーさん。きてたの?」

ウルフ「貴方達と面識無いわよね……?大体隠し子なんて今知った訳だし……」

ロリ女「実は……」

ウルフ「へ、へぇ……そうだったの……」

ウルフ「子供に戻るなんてあり得るのかしら……」

ウルフ「……いや、犬が人間になったり怨霊が出たりするんだからあっても不思議じゃないわね……」

ショタ男「ねぇ、うーさん?」

ウルフ「……なあに男くん」

ショタ男「……なんでもない//」ギュッ

ウルフ(なにこのかわいいの!?)

ウルフ(普段クール?な男くんがこんなになっちゃうなんて……)

ウルフ「興奮するわね」

ロリ女「でしょう?」

ウルフ「というか貴方は中身は普通なのね」

ロリ女「男くんもお昼寝するまではそうだったんだけど……」

ウルフ「そう……」

やっぱり冬至ネタやりたいのでちょっと駆け足で

ショタ男「おいかけっこしよ!」

ロリわんこ「いいですよー!」パタパタ

ショタ男「ぼくがにげるー!」バタバタ

ロリわんこ「まてー!」バタバタ

ロリ女「は、はしったらだめ!」バタバタ

ドタバタ

ウルフ「……」

ウルフ「幼稚園みたいね」

ウルフ「はいはい、一旦とまってー」パンパン

ショタ男「えー…」

ロリわんこ「ふみゅ」

ロリ女「ほら、おこられちゃうよぉ」

ロリ女「……ハッ!?」

ロリ女「今完全に子供になってなかった?気のせい?」

ウルフ「多分気のせいじゃないと思うわぁ」

ウルフ「どうしたらいいのかしらね……」

ショタ男「そとであそぼうよ!」

ロリわんこ「おりがみもたのしいですよー」

ロリ女「わたしはおままごとがいいー!……じゃ、じゃなくて!おままごとが一番無難でいいんじゃないかなーって…」

ウルフ「じゃあ……とりあえずおままごとにしとく?」

ウルフ「というかなんで私まで遊ぶ設定になってるのかしら」

ロリわんこ「うーさんも一緒におままごとするんですよね!」

ショタ男「みんなでするならおままごとでもいいよ……」

ロリ女「それじゃあけってい!」

ウルフ「仕方ないわね」

ショタ男(夫)「ただいま、いまかえったよ」

ロリ女(妻)「あら、おかえりなさい。ばんごはんならできてるわよ」

ショタ男「いや、きょうはかいしゃのじょうしとたべてきたからいらないよ」

ロリ女「そう……またなの……」

ショタ男「すまない。いつもいつもめいわくをかけてしまって」

ロリ女「いいのよ、だってあなたをあいしているもの」


ウルフ「……随分本格的なのね」

ロリ女「あら……これはなにかしら」

ショタ男「あ、そ…それは……」

ロリ女「だれのめいしなの?かいしゃのかんけいしゃのわりにはみょうにきかざってるわね」

ショタ男「そういうひとなんだよ……」

ロリ女「それじゃあこのでんわばんごうにでんわしてもいいわよね」

ショタ男「うぐ……」

ロリ女「へぇ……わんこっていうの……」ぷるるる

わんこ「あら!おとこさん!もうすぐあなたのいえにつくのよ!」

ショタ男「えっ!?」

わんこ「うふふ、あなたのことおどろかせようとおもって……どくしんっていってたでしょう……だったらわたしが……ここね」がちゃ

わんこ「!?」

ショタ男「わ、わんこ……」

ロリ女「このおんな、ずいぶんかってにしゃべってくれたわ……」

ロリ女「そういうことだったの……」

ショタ男「ちがう、これはごかいで……」

わんこ「おとこさん、あのひとはだれなの……」


ウルフ「……怖いわね」

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ーーー


ウルフ「というか結局私の入るところなかったわね」

ロリわんこ「たのしかったですねー!」

ロリ女「ねー!」

ショタ男「あんまりおもしろくなかったよ……」

ウルフ「だと思ったわ」


ウルフ「そろそろ晩御飯の時間じゃない?」

ロリ女「わたしおむらいすがいいー!」

ロリわんこ「わたしははんばーぐ!」

ショタ男「ぼくはなんでもいいよ」

ウルフ「それじゃあ男くんの意見を尊重してカップ麺にしましょ」

ロリわんこ「かれーうどんはありますか!?」

ロリ女「わたしはたぬきね!」

ウルフ「両方あるわよー」

ウルフ「……」ズルズル

ロリわんこ「……」チュルルッ

ロリ女「……」モキュモキュ

ショタ男「……」ゴクッ

ウルフ「……」

ロリわんこ「……」ピクピク

ロリ女「……」

ショタ男「……」

ウルフ「片付けましょうか」

ショタ男「はーい」

その後なんだかんだあって翌日には元に戻ってたそうな


男「……」

わんこ「?」

ウルフ「いいもの見せてもらったわ」パタパタ

男「うわあああああああ!!!」

女「私も……」

なんか無理矢理感ある終わらせ方で申し訳ないです(´・ω・`)

今年も残すとこ少しですねー。年末は超激務で更新出来るかわかりませんがよろしくお願いします

今更なんですけど今年の冬至って22日なんですね……(´・ω・`)

完全に20日だと思ってました

明日は多分冬至ネタ投下するので22日は是非真似してみて下さいね

男「あぁ……寒い寒い……」スタスタ

男「まさかぱらっとだけど雪が降るなんてなぁ……」

男「おかげで……はぁ……」

男「あー……早く帰りたい」


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ガチャ

男「た、ただいまー……」

わんこ「おかえりなさいませ!」パタパタ

男「家の中は多少マシだな……」

わんこ「お掃除とかお洗濯は全部やっておきましたよー」

男「ありがとー……」

わんこ「今あったかいお茶も淹れますね」トテトテ

男「それじゃあ俺はこたつに……」モゾモゾ

男「はぁ……あったかぁ……」ヌクヌク

わんこ「どうぞ」コトッ

男「お、ありがと」ズズッ

男「はー……」

わんこ「お疲れ様でした」ギュッ

男「ん……わんこもあったかくて気持ちいいなぁ……」

わんこ「ふみゅ……//」パタパタ

わんこ「そういえばご主人様?」

男「ん?」

わんこ「お買い物、なにを買いに行ってたんですか?」

男「あぁ……これだよこれ」ガサゴソ

わんこ「かぼちゃに……」

男「柚子だよ」

わんこ「ゆずですか」

男「そそ。今日は冬至だからなー」

わんこ「とうじ?」

男「一年の中で一番昼が短くて夜が長いんだよ」

わんこ「そうなんですかー!」

男「昔からの風習で、冬至には『ん』のつく物を食べて、柚湯に入るといいんだ」

男「柚湯に入ると風邪をひかないし『ん』がつく食べ物を食べると長生きする……らしい」

わんこ「そうなんですね!それじゃあこれからは毎日『ん』の食べ物を沢山食べましょう!」パタパタ

男「多分冬至限定なんじゃないかなそれは……」

男「柚湯の方は実際に血行促進効果とかあるらしいけど」

男「という訳で今日の晩御飯はうどんとかぼちゃの煮物にしよう」

わんこ「……ふみゅ?ご主人様?」

男「どうした?」

わんこ「かぼちゃに『ん』はついてないですよ?」

男「あぁ……かぼちゃは他にも『南京』って呼び方があるんだよ」

わんこ「なんきん!ちゃんと『ん』がついてますね」パタパタ

男「そうそう。とりあえずお風呂沸かしてご飯の準備しようか」

わんこ「わふ!」

お仕事です

男「とりあえずかぼちゃ切るか」

わんこ「お風呂沸かしてきましたよー」

男「お、ありがとう」ドン

わんこ「かぼちゃって硬いですよね……どうやって切るんですか?」

男「今日は玉で買ってきたからなぁ……普通の包丁じゃ無理だけど……」スッ

男「このでっかい鉈みたいな包丁なら切れるぞ」

男「まずかぼちゃをヘタの方を上にして置く」

男「そしたらこの包丁の取っ手に近い所の刃をかぼちゃに入ってる縦線にあてがって……」

わんこ「線に当てると切れるんですかー」

男「いや、わかりやすいってだけ。白かぼちゃとかは線が入ってないけど同んなじかんじでやれば切れるよ」

男「ヘタのとこにも刃を当てるだろ?丁度かぼちゃを一刀両断する位置でね」

男「そしたらヘタに当てがって辺りを上からドンとそんなに力を入れないで叩く」ドン

男「何回かやればこうやって……」ドンドン

男「刃が入るはずだから……ここから一気に体重を全体に掛けて」スッ

ズドンッ

わんこ「ふみゅ!切れましたねー!」パタパタ

男「あとは同んなじ方法で半分に切ったかぼちゃの身の方を上にして……」

ストンッ

男「楽に切れるよ」

わんこ「私もやっていいですか?」

男「危ないから気をつけてね」

わんこ「わふ」

わんこ「まず刃を……」

男「切ったかぼちゃの角になってる所に当てる」

わんこ「ふみゅ……」

スッ

わんこ「当てただけで刃が入っちゃいましたねー」

男「中身はそんなに硬くないからな。そのままあてがったまま刃先の方を下に下ろして…」

わんこ「こうですね」スッ

男「軽く体重をかける」

わんこ「ふみゅっ」ストンッ

わんこ「切れました」パタパタ

男「これで1/4カットの出来上がり。あとは種を取ってちょうどいいサイズに切ろう」

わんこ「わふっ!」

男「と。切る作業はわんこに任せて……」

わんこ「~♪」トントン

男「鍋に砂糖、醤油、みりん、だしを混ぜて…そこに水を入れる」

男「はい。これであとはかぼちゃを煮るだけ」

わんこ「切れましたよー」

男「ありがと。そしたらかぼちゃを入れてふたをしたら15分くらい中火で煮る」ゴロゴロ

男「……よし。あとはうどんをすぐ作れるように野菜切ってだしも作っておこうか」

わんこ「また私が切りますね」

男「それじゃあお願い。人参としいたけと万能ネギとレンコンとさつまいもと……」

わんこ「~♪」トントン

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男「かぼちゃ煮えたかなー」カパッ

わんこ「いい匂いですねぇ……」クンカクンカ

男「蓋開けて放っておこうか」

わんこ「冷めちゃいますよ?」

男「冷めた方が味が染みて美味しいんだ」

わんこ「そうなんですね!」

男「風呂も沸いたみたいだし入ろっか」

わんこ「入りましょう!」パタパタ

男「その前に……」ガサゴソ

男「今日は柚子を5個買ってきたけど、3つは輪切りにしちゃおう」トントン

男「残りと合わせてお湯に浮かべたら柚湯の完成」

わんこ「楽しみですよー…」ピクピク

次回はわんこと柚湯です

ガラッ

男「はぁ……さむさむ」

わんこ「寒いですねぇ……」トテトテ

男「あ、そういえばわんこは怪我とか傷はないよな?」

わんこ「ないですよー?」

男「そっか、ならよかった。そういうのあると柚湯染みて痛いからさ」

わんこ「そうなんですか……」

男「ま、とりあえず……」ポイポイ

男「こんな感じで柚子を適当に浮かべておいて……」

男「先に身体洗おう」

わんこ「洗いましょう!」パタパタ

男「……」ゴシゴシ

わんこ「~♪」ゴシゴシ

男(しっかし毎回思うけど……)

男(あわあわぬるぬるのわんこ……え、エロいなぁ……)

わんこ「?」

男「……」ゴシゴシ

すいません。ちょっと眠気がマッハなので続きは夜に…

わんこ「……」パタパタ

男「……//」

わんこ「……ふみゅ」

わんこ「大きくなってますね……///」ピクッ

男「……お風呂出たらにしよ」

わんこ「わふ//」


男「さて、浸かるかー」

わんこ「ゆずのいい匂いがしますよー…」

男「身体も芯まであったまるからなー。ゆっくり浸かっておこう」

わんこ「そうしましょう」

チャプ...

男「あー……あったかい……」

わんこ「みゅ……」

男「輪切りの柚子とかも浮いてるとオシャレだよな」

わんこ「そうですねぇ……」

男「ふぅ……」

わんこ「気持ちいいですよー……」

男「あ、それとわんこ」

わんこ「なんですかー?」

男「お湯目に入らないようにしろよ。すっごい痛いから」

わんこ「わかりました……」

男「はふ……癒される」

男「柚湯ってそういえば風邪予防もそうだけど冷え性とか腰痛に効くんだよなー」

男「血管広がって血が巡るんだからまぁ当然なんだろうけど」

男「冬は結構冷えるからなー」

わんこ「もし寒くなっても私が暖めますよ!」

男「ありがとう」ナデナデ

わんこ「ふみゅ……//」

あ、イヤホン断線しちゃったんでいろいろ物色してました(´・ω・`)

知り合いにオススメされたのでSE215ポチり。男も音楽やってるしイヤホンもこだわってるのかなーと思ったり思わなかったり

続きはまた明日書きますのでみなさん柚湯に入りながら頭の中でわんことわふわふしてお待ち下さい

わんこ「……」チャプ...

男「……」

わんこ「……」

男「……」チラッ

わんこ「……みゅ」

男「……」ギュッ

わんこ「んみゅ……//」

男「……」

男(あ、やば……なんか興奮してきた)

わんこ「……ご主人様」ギュッ

男「……そろそろ出るか」

わんこ「そうしましょうか」


男「……」フキフキ

わんこ「……」パタパタ

男「……」

わんこ「お洋服は……」

男「わんこ。着なくてもいいよ」グッ

わんこ「ふみゅっ…」

男「布団、入ろう?」

わんこ「……ご主人様///」パタパタ

ドサッ

男(わんこの匂いと柚子のいい匂いが一緒に……)スー

わんこ「そんなに匂い嗅いだら……んみゅぅ///」ピクピク

男「……」ナデナデ

わんこ「大好きですよ、ご主人様」

男「俺も好きだ」


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冬至編はここまでです。えっちぃのは来年全力で書く予定なのでそこでよろしくお願いします

男「……はぁ」

男「案外早く打ち合わせ終わったな」

男「……」スタスタ

男「そういえば明日はクリスマスか……」

男「……」

男「そっか……今年はわんこがいるのか……」

男「今までは……お察しというか。イルミネーションだの飾りとかカップルが目に入るたびさみしい思いをしてたけど……」

男「そっかぁ……」

男「折角だから今年はいろいろ買って揃えるか」

男「ケーキも今から予約出来るかな……」

男「えっと……ワインにチーズに……」


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男「ただいま」

わんこ「おかえりなさいませ!」パタパタ

男「はぁ……重かった」ドサッ

わんこ「ふみゅ、そんなにどうするんですか?」

男「明日はクリスマスだろ?だからなー」

わんこ「クリスマスですか」

男「そそ。クリスマス」

男「元々はキリストの誕生日だろ?静かに祝うべきだと思うけどどうしてこうなったんだろうな……」

男「ほんとは違うんだけど……日本だと……ちょっとしたお祭りだな」

わんこ「お祭りですか!」パタパタ

男「友達とか……好きな人と一緒に楽しく過ごすんだ。まぁ、仕事で無理だったり……これ以上は言うまい。なんて人もいるけどな」

男「んで!クリスマスの夜には遥々アイスランドからサンタさんがやってきて……」

わんこ「さんたさん」

男「いい子にはプレゼントをくれるんだ。寝てる間にくるから姿は確認出来ないんだけど」

わんこ「そうなんですかー。私もプレゼント楽しみですよ」パタパタ

男「わんこはきっといい子だからプレゼント貰えるな」ナデナデ

男「まー……あとは美味しいもの食べて……駅前のイルミネーションでも見に行くか」

男「今年は頑張ってるみたいだし」

わんこ「みゅふふ、ご主人様とクリスマス……」パタパタ

男「……」

男(今年は悲しい思いしないで済みそうだな)

自分で書いておいてあれなんですけど物凄い悲しくなってきた……(´ ; ω ; `)

どうせくりぼっちだよぅ!!

おまけ


男「わんこが人間になって随分経つけど……」

男「わんこのあの独特の言葉?をちょっと解読してみた」


ーわんこ語大事典ー


わふっ:「はい」の意味で使われる事がほとんど。他にも「わふ」「わふ!」「わふっ!」などの派生もあるがこれも意味はほとんど同じ

ふみゅ:どんな状況でも使える万能な語。「ふみゅ?」のようにすれば疑問の形として。「ふみゅ!?」とすれば驚いた時など。多分わんこの口癖であると推測される
派生で「ふみゅっ」「ふみゅぅ」「ふみゅん」などもある

んみゅ:「ふみゅ」とほぼ同じだとは思われるが、こちらは声が少し籠っていたり口を広げて発音されていない。主に口にご飯が詰まっている時や恥ずかしくてボソボソっとなってしまった時などに出てくる
派生で「んみゅぅ」「んみゅ?」などがある

みゅ:特に意味は無いと思われる。息と一緒に意識せずに発してしまった場合などに使われる
例:お風呂で一息ついた時、寝言など

みゅふ:小笑い。クスッときた時など。「みゅふっ」とちょっと勢いがつくこともある

みゅふふ:微笑み。ウフフ。わんこかわいい

みゅふふふ:結構ウケてる。中笑い。「みゅふふふ!」となると大笑いであり、「ふ」の数が増えたり「っ」がつくことによってさらに爆笑指数が増加する

ふみゃあああああ:強い衝撃を受けた時などに発せられる。絶叫として使われる事も
例:バイクに二人乗りして猛スピード出された時、とんでもない絶叫マシンに乗せられた時、イッた時(意味深)など
「ふみゃあああああん」となったり、「!」が付いて強調されることもある

※これはあくまで男から客観的にみてでの考察であり、実際には違う意味で使われる事もあるので注意

と。ちょっと今更ですけど考察してみました

ところでまた申し訳ないのですがクリスマスプレゼントの内容を募集したいと思います。出来れば男からのプレゼント、サンタさんからのプレゼント。二つお願いします

ー翌日ー


男「はー……さむさむ」

犬娘「今日はどこへいくんですか?」

男「ん、まずはお昼だな。レストランにでも行くか」

犬娘「レストラン!楽しみですよー」

男「たまにはいいとこで食べないとな。バイトでお金も溜まってるから」ナデナデ

犬娘「んみゅ///」


男「ここね」

犬娘「……」パタパタ

店員「いらっしゃいませ」

男「あ、予約した男ですけど…」

店員「少々お待ち下さいませ」

店員「こちらへどうぞ」

男「いこっか」

犬娘「わふ!」


男「えっと……じゃあこのコースで」

店員「ご一緒にワインなどもいかがでしょうか?」

男「それじゃあ……これを」

店員「かしこまりました」

犬娘「えへへ、ご主人様と一緒にレストラン。嬉しいですよ」

男「そっか、よかったよかった」

これから買い出し行ってくるのでしばらくお待ち下さい。もしかしたら明日になるかも……

店員「お待たせしました。こちら前菜になります」コトッ

店員「ワインも注がせていただきます」

男「あ、どうも」

犬娘「ありがとうございます」

男「……」

犬娘「……」

男「とりあえず乾杯しようか」

犬娘「そうですね」

男「乾杯」

犬娘「乾杯ですよー」

コツン

男「……うん。美味い」

犬娘「美味しいですね」

男「……」

犬娘「……」

男「なんか、こう高いお店にくると妙に礼儀正しくなっちゃって盛り上がらないな」

犬娘「そうですねー……」

男(これは焼肉とかの方がよかったかもしれないな)

男「んまぁ……ゆっくり食べようか」

犬娘「わふ」

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ーーーーーー
ーーー


男「次はどうしようか」

犬娘「どこへ行きましょうか」パタパタ

男「うーん……」

男「なんか、いろいろお店でも見て回るか」

犬娘「そうしましょう!」


男「……ふぅん」

犬娘「みゅ……かわいいですねー」

男「こういうのが流行ってるのか」

犬娘「……」パタパタ

男「これ欲しい?」

犬娘「ふみゅ……これよりもお料理の本が欲しいですよー……」

男「ん?」

犬娘「もっと沢山お料理を覚えてご主人様に食べてもらいたいです//」

男「そっか……わん…犬娘は優しいな」ナデナデ

犬娘「んみゅ///」

男「それじゃあそれも買わないとなー」

男「折角のクリスマスだし、なにか欲しいのってないの?」

男「アクセサリーとか洋服とか」

犬娘「……」

犬娘「あんまり思いつかないですねー」

男「そっか」

男「それじゃあそろそろ……」

犬娘「どこかへいくんですか?」

男「ちょっとね」


店員「いらっしゃいませ」

男「あの……頼んでおいた……」

店員「かしこまりました。少々お待ちいただけますか」

犬娘「?」

店員「こちらですね。中身の確認も……」

男「はい、大丈夫です」

店員「ありがとうございました」

男「……」スタスタ

犬娘「なにを買ったんですかー?」パタパタ

男「ん、一応俺からのクリスマスプレゼント……かな?」

男「つっても……ただのペアリングなんだけど。つけてみて」スッ

犬娘「……」

犬娘「ぴったりですねー」

男「そっか、それで……その。どうかなぁ?」

犬娘「ふみゅ///ご主人様とお揃い……嬉しいですよ/////」ギュッ

男「よかった……」

犬娘「大切にしますね……」パタパタ

男「あぁ……」

男「次は書店にいくか」

男「料理本だよな」

犬娘「お料理本です!」

男「んー……じゃあいこう」

犬娘「わふ!」

お仕事へ

犬娘「この本!」ペラッ

犬娘「ふみゅ……」ペラッペラッ

男「……」ポリポリ

犬娘「……」ペラッ

男「犬娘ー、しばらくその辺見てるか?」

犬娘「いろいろ見てみたいですね」

男「んじゃそこにいて。俺もなんか見てくるよ」

犬娘「わふ!」

男「さて……」


男「……ふぅん」

男「DTM指南本、いままでなんとなく避けてたけど……」

男「意外とためになるかも……」ペラッ

男「歌手に必要な5つの成分……」

男「これも買っておくか」

男「……」ペラッ

男「ううん。これもいいなぁ……」

男「お……」

男「復漢航路の極厚版……」

男「これもいれとこ」


男「……やっぱりここも来ちゃうんだよなぁ……」

男「……絶頂メイドライフ」

男「犬耳娘とのエロエロな日々……」

男「……」チラッ

男「これも」

男「ふぅ……買うもん買ったし……」

男「わん……犬娘は……」

犬娘「……」ペラッ

男「……」

犬娘「みゅ……」ペラッペラッ

男「犬娘?」

犬娘「ふみゅっ!?」ビクッ

男「よっぽど集中してたんだなー。俺も結構見てたけど」

犬娘「ごめんなさい、お待たせしてしまいました」

男「いいよ。もう欲しいの決まった?」

犬娘「これと……これもいいですねぇ……」

男「じゃあ両方。これも見てたみたいだしこれも」

犬娘「ありがとうございます!」

男「はぁ……さむさむ」ハァ...

犬娘「息も真っ白ですね」

男「そうだな。それしてももう夜か」

犬娘「ご主人様と一緒にいるとすぐに時間が経っちゃいますよ」パタパタ

男「俺も犬娘と一緒だと楽しくて時間がわからなくなるな……」

男「イルミネーション見にいくなら丁度いいし行こうか」

犬娘「行きましょう」ギュッ

男「手は繋いでおいた方が暖かくていいな」ギュッ

犬娘「みゅふふ//」


犬娘「わぁぁ……」

キラキラ

男「……」

犬娘「綺麗ですね……」

男「そうだな……」

犬娘「……」

男「……」

ギュゥ

男「……」

犬娘「……」

男「なぁ……犬娘……」

チュッ

男「……」

犬娘「えへへ///」

男「……」ナデナデ

犬娘「んみゅ///」

男「続きは家でやろうか……」

犬娘「そうですね……//」パタパタ

男「ただいま」

わんこ「ただいまですよー」

男「すぐご飯の準備しよう。ケーキも準備してあるからなー」

わんこ「ケーキ!楽しみですよ」パタパタ

男「えっと……フランスパンにチーズに……」


男「よしよし。食べよう」

わんこ「おしゃれですねー!」

男「そそ。今日は特別だからな」

男「ワインも開けるぞ。スパークリングだから蓋飛ばないようにしないと……」ググッ

キュポンッ!

男「成功」

わんこ「……」ピクピク

コポポポ...

男「……乾杯」

わんこ「乾杯ですよ」

チンッ

男「ん……」ゴクッ

わんこ「ん……美味しいですね」

男「やっぱり辛口だな。チキンとかも食べなー」

わんこ「いただきます!」ハグッ

わんこ「ん~♡」ピクピク

わんこ「これも美味しいです」モキュモキュ

男「スモークサーモンにオリーブオイルを掛けたやつがあるから……」

男「チーズと一緒にフランスパンに乗せて」パクッ

男「うん。これは外れないな」モグモグ

男「……あと少しで今年も終わりか」

わんこ「そうですねぇ……」

わんこ「来年もよろしくお願いします」ピクッ

男「俺も、よろしく」

わんこ「みゅふふ、来年も楽しいといいですねー」

男「そうだなー」


男「で、ケーキな」

わんこ「ふみゅ!大きいですよー!」

男「ホールケーキ二人で食べるってのも中々あれだけどわんこなら食べられるだろ?」

わんこ「たくさん食べちゃいますよ!」パタパタ

男「それじゃあ食べようか」

わんこ「わふ!」

ーーーーーーーーーーーー
ーーーーーーー
ーー


男「ま、まさか……一人で3/4も食べるとは思わなかった……」

わんこ「美味しかったです」パタパタ

男「ならよかったけど……」

おおう……まだ終わらない

明日から大晦日まで鬼の様なキツイ業務になりますけど出来る限り更新したいです。年越しネタもやりたいですし

男「あ、それとこれも……」

わんこ「?」

男「これ、あげるよ」

わんこ「ふみゅ!スルメですよー!」

男「意外と家で作れるみたいだし作ってみたよ。下準備だけだったな大変なの」

わんこ「これもクリスマスプレゼントですねー!えへへ///」パタパタ

男「んー……まぁそういうことにしとくか」

男「炙ってあるからもう食べられるよ」

わんこ「本当ですか!いただきます!」

わんこ「ん~♡」モヒモヒ

わんこ「ご主人様の手作りスルメ美味しいです」モヒモヒ

男「……まぁ手間賃考えても買った方が安いから今度は買ってくるけどね」

男「たまにはいいかもしれないな」

ーーーーーーーーーーーー
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ーーーーーー
ーーー


わんこ「んみゅ」モゾモゾ

男「ん」

わんこ「サンタさん。来るといいですねぇ」

男「きっと来るよ。だからぐっすり寝な」ナデナデ

わんこ「ふみゅ///おやすみなさいませ」

男「おやすみ」


男「……」

わんこ「……」スースー

男「よし」モゾッ

男(今のうちに買っておいたマフラーを……)

HOHOHO!

男「……ん?」

男「今なんか聴こえなかった?」

男「……」

男「まさかなぁ……子供じゃああるまいし……」

HOHOHO!

男「……oh」

バタンッ

男「!?」

「GO!GO!」

「クリア!」

「クリア!対象を発見、オールグリーン」

男「……え、えぇ……」

コツコツ

屈強そうなサンタ「良い子のみんな、メリークリスマスッ!!」キラッ

男「!!?」

男(真っ赤な軍服の厳つい男だ!?!?)

男(しかも何人もいるし構えてるの小銃だよね!)

屈強そうなサンタ「そこの君ィ!!良い子にしてたかい?」

男「お、俺?まぁ…悪い事はしてないけど……」

屈強そうなサンタ「グレィトオオオ!!!そこの君はァ!?」

わんこ「ふみゅ……」ゴシゴシ

わんこ「どうしたんですか……ふみゅっ!?」

わんこ「サンタさんですか!」パタパタ

屈強そうなサンタ「そうだ!!俺がサンタだッ!!」

男(絶対違うッッッ!!)

屈強そうなサンタ「お嬢さんッ!!君は良い子にしてたかい!?」

わんこ「良い子にしてましたよー!」パタパタ

屈強そうなサンタ「グレィトオオオ!!素晴らしいッ!!」

屈強そうなサンタ「本当によかった……もし悪い子がいたら……」スッ

屈強そうなサンタ部隊「……」チャキッ

屈強そうなサンタ「こうなっていた所だよ」

男「……」ゾワッ

わんこ「プレゼントを貰えるんですよね!」

屈強そうなサンタ「む、そうだともッ!!良い子の二人には飛び切りのプレゼントと……」

屈強そうなサンタ「今ならプロテインもつけよう!!」

男(いらねーーー!!)


屈強そうなサンタ「では、メリィィィックリスマスッッッ!!」

バタンッ

男「……」

わんこ「ふみゅー!サンタさん来てくれましたね」パタパタ

男「えっ?あ、あぁ……そう…だなぁ……」

わんこ「中身はなんでしょう……」ゴソゴソ

わんこ「手袋!お揃いの手袋ですよご主人様!」パタパタ

男「……プレゼントはまともだった」

わんこ「ふみゅ?ここにもなにかありますね……」ゴソゴソ

わんこ「こっちはマフラーですよー!」

わんこ「ほんのりご主人様の匂いがします…//」

男「……」

わんこ「ありがとうございます、サンタさん」パタパタ

男「……このプロテインどうしよ」

ー翌日ー


男「てな事があったんだけど」

チワワ「あぁ、あれ面白かっただろ!」

男「は?」

チワワ「うちの組じゃ足りないからよ、海外から傭兵を呼んでプレゼントを配ってもらったんだよ」

男「な、なんだそりゃあ……」

チワワ「いいじゃねえか、楽しんでくれただろ?」

チワワ「しかも傭兵サンタに限っては許可してくれた家にしか送ってないし」

男「俺は許可してねーぞ」

チワワ「え、そうだっけ?まぁいいや」

男「……」

おまけ


サクラ「……」スースー

楓「メリークリスマス、サクラ」ナデナデ

楓「手袋手編みしたの、喜んでくれるかなぁ……」

HOHOHO!

楓「!?」


店長「うー、これ」

ウルフ「あら、プレゼントなんて珍しいのね」

店長「折角のクリスマスだもの。きっと喜んでくれると思うけど」

ウルフ「それは楽しみね」ゴソゴソ

ウルフ「……カレー無料券に駅前のサウナの割引券」

ウルフ「もっと夢のあるものはなかったのかしら?」

店長「そういうのの方が喜ぶでしょ?」

ウルフ「よくわかってるじゃない」

チワワ「町内会プレゼント大作戦!これは流行る!」

ジョン「明らかにおかしいのがまじってましたけどね」

チワワ「いいんだよこまけぇこたぁ!」

祐二郎「ユキへのプレゼントはどうすんだ?」

チワワ「それは決まって……」

ユキ「んん……まだ起きてたの?」ゴシゴシ

チワワ「ゆ、ユキ!起きちゃったのかぁ…そうかぁ……」

ユキ「サンタさん、遅いね」

祐二郎「……」

ジョン「……サンタさんなら今来てましたよ?」

チワワ「!?」

ユキ「本当?」

ジョン「ただ、ユキちゃんが起きてしまったから後はよろしくと。プレゼントだけ置いていかれました」

ユキ「そっか……残念」

ジョン「サンタさんは子供に見つからないようにするのも仕事ですから」

ユキ「お仕事頑張ってるんだ……それでプレゼントは?」

ジョン「これですよ」スッ

ユキ「わぁ…!セーター、ありがとう…」パタパタ

ジョン「ありがとうは来年、サンタさんに言わないといけないですよ」

ユキ「うん」

ユキ(本当はチワワおじさんが準備してたの知ってるけどね)

ユキ(ありがとうみんな)ピクピク


桐枝「今日はクリスマスなのでクッキーを焼きました。お客様にお配りして」

ルカ「はい!」

女性客1「今日は男くんは休みなんだ…」

男性客4「犬娘ちゃんも休み…」

桐枝「二人にも家の事情はあるでしょうから、その分次来た時は頑張ってもらいます」ニコッ

男性客7「桐枝さん……天使や……」

こんなかんじでやっとこさクリスマス終了です。みなさんはどういう風に過ごしました?

明日からは大晦日ネタで

男「大晦日だな」

わんこ「大晦日ですね」

男「なんか……あっという間だったというか。なんというか」

わんこ「あっという間でした」パタパタ

男「……いろいろあったなぁ……」

わんこ「私が人間になれました!」

男「そうそう。知り合いも沢山増えて……」

男「わんこの事を好きになって……」

わんこ「ふみゅ…//」

男「旅行にも行ったな」

わんこ「楽しかったですねー」

男「そうだな」

男「車で爆走したり」

わんこ「アルバイトも始めました!」

男「企業から音楽を任されたし」

わんこ「本当に……いい年でしたね」

男「あぁ……」

わんこ「ご主人様」

男「んー?」

わんこ「ありがとうございました」パタパタ

わんこ「来年もよろしくお願いしますね!」パタパタ

男「よろしくな」ナデナデ

わんこ「んみゅ…///」

男「という訳で年越しなんだけど」

男「今日は晩御飯には蕎麦食べるぞ。年越し蕎麦」

わんこ「年越し蕎麦……?」

男「蕎麦って結構簡単に切れるだろ?だから今年の厄を断ち切るって意味で食べるらしいぞ」

わんこ「そうなんですかー!」

男「足りなかったらお餅もあるしそれ食べよう」

少ないですがここまでで…

男「本当はコミケにでも行きたかったけどチワワに頼んであるしいいか」


チワワ「……始発でもこんだけ並んでるって……」

チワワ「徹夜するやつなんとかならないの?」

ジョン「排除してみます?」

チワワ「次から頼むわ……」


わんこ「……」ヌクヌク

男「ふぅ……」モゾモゾ

男「ゲームでもやるかー」

わんこ「やりましょう!」パタパタ

男「そういえば久しぶりに三國志シリーズやりたいな……」

わんこ「三國志ですか」

男「そーそー……曹操軍でヌルゲーでもいいけど弱小勢力で頑張るのも楽しいんだよな」

男「今日は……劉備辺りで頑張るか」


ーーーーーーーーーーーー
ーーーーーーーーー
ーーーーーー
ーーー


わんこ「ご主人様」

男「んー?」

わんこ「ここのひょうろうが少ないですからここからゆそうした方がいいんじゃないですか?」

男「そうだなー。一回の戦争なら凌げるくらいはあるけど余裕があってもいいか」

男「……あ。呂布に攻められた」

男「りょ、りょ呂布強……攻撃してもダメージ皆無でこっちが無駄に兵力削られるとか」

わんこ「けいりゃくでなんとか出来そうですよー」

男「そうだなぁ……簡雍を呂布に張り付かせて錯乱させておいて」

男「主力は他の部隊を攻撃させよう」

男「つっても高順も張遼も強いし陳宮がいるから張飛が潰されそうだけど……」

わんこ「ご主人様!大丈夫ですよー!」

男「ん……あ、そうか。関羽は知力もそこそこあるから陳宮は任せて、他でなんとか……よし」

お仕事です

男「そろそろ晩御飯か」

わんこ「お蕎麦作りましょう!」パタパタ

男「そうだな。んじゃあ……ネギとかき揚げと……」

わんこ「めんつゆもですね」

男「そそ。お湯も沸かして……」


男「いただきます」

わんこ「いただきます!」

男「ん……」ズルズル

わんこ「んみゅ」チュルルッ

男「いいかんじに出来てるな」

わんこ「美味しいですね」

男「そうだなー」

テレビ「松本、アウトー」デデーン

わんこ「みゅふふふ!」パタパタ

男「ははは!」

わんこ「毎週やって欲しいですねー」

男「大晦日の特番だからなぁ」

男「……歌合戦も見たくなってきた」

わんこ「進撃の犬娘ですね!」

男「あれはなんかすごい流行ってるよなー。アニメも面白かったし」

男「奈々様も出るから是非見たいけど」

男「録画してるしいいか」

男「おっと、蕎麦が伸びる」ズルズル

わんこ「ふみゅ」チュルルッ

男「お餅も焼こう」

わんこ「おしょうゆとのりと……きな粉も!」トテトテ

男「……よし。後は焼けるのを待つだけ」

わんこ「準備ばっちりですね!」

男「うん。もう食べ終わった?」

わんこ「わふ!ごちそうさまでした!」

男「よしよし……今のうちに洗い物しとこ」

わんこ「私がやりますよー」

男「ん、それじゃあお餅の様子でも見てるよ」

ジリリリ...チン!

男「焼けた焼けた……」

わんこ「ふみゅ!膨らんでますね」

男「うっすら焦げ目もついて美味しそうだな……あちち」ヒョイッ

男「よし、食べよう」コトッ

わんこ「おしょうゆをつけて……のりを巻いて……」

男「いただきます」

わんこ「いただきます!」

男「おっ…伸びる伸びる」ミョーン

わんこ「ふみゅー!」ノビー

わんこ「美味しいですねぇ……」モキュモキュ

男「こたつに入ってお餅なんか食べてたら本格的に外に出たくなくなるな」

男「初詣でもいかなきゃいけないからアレだけど」

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ーーーーーーー
ーー


わんこ「ごちそうさまでした」パタパタ

男「後は年が明けるまでゆっくりしよう」

わんこ「わふ!」

男「……」

わんこ「……」ピクピク

テレビ「ぷくくく……山崎、アウトー」デデーン

わんこ「みゅふふふっ!」

男「はははは!」

わんこ「みゅふっ……お腹が痛くなってきました……」パタパタ

男「笑いすぎなんだな」ナデナデ

せめて大晦日くらいはゆっくりしたかった……お仕事行ってきます

男「みかん食べる?」

わんこ「食べます」パタパタ

男「ん……」

わんこ「ありがとうございます」ムキムキ

男「美味いなぁ……」

わんこ「美味しいですねぇ」モキュ

男「川上みかんとか夢未来とかいろいろ試して食べてみたけどこの真穴みかんが一番美味いな」

わんこ「甘くていいですね」

男「そーそー。一番甘くて美味しいよ」

男「高いけど」

男「わんこの勢いだとあっという間になくなりそうだな」

わんこ「ふみゅ?」モキュモキュ

男「……」ナデナデ

わんこ「んみゅ…///」パタパタ

男「年明けたら初詣でだろ……あとはおせち食べて、まったりして」

わんこ「おせち!楽しみですよ!」

男「いろいろ買ってあるからな……」

ん…安定の通勤寝落ち

仕事納めしてきます

男「それに多分みんな集まって新年会もやるでしょ」

わんこ「新年会!それも楽しみです」パタパタ

男「……本当に早いなぁ……」

わんこ「……もう11時ですね」

男「あと1時間で来年か」

わんこ「……」ピクピク

男「わんこといちゃいちゃしてたらあっという間に来年になってそう」ギュッ

わんこ「みゅふふ、ご主人様……」ギュッ

男「……」ナデナデ

わんこ「ずっとご主人様とこうしていたいですよー……」

男「そうだな……」

男「……」

わんこ「……」

男「そろそろ神社にいくか」

わんこ「初詣で!」

男「ついた頃には丁度年明けでいいんじゃないかな?人もあんまりいないし」

わんこ「着替えますね」パタパタ

男「俺も着替えよう。寒いからあったかい格好でな」

わんこ「わふ!」


ガチャ

男「はー…寒いなぁ……」

犬娘「ご主人様にぎゅってしてれば暖かいですよ」

男「それじゃあ……腕にぎゅってしてる?」

犬娘「んみゅぅ…///」ギュッ

男「ついたな…」

犬娘「そうですね」

男「なんだかんだもう年越しそうだぞ……えっと」

男「あと1分」

犬娘「ご主人様?」

男「んー?」

犬娘「今年はありがとうございました。また来年もよろしくお願いします」

男「よろしく」

男「お……3、2、1……」

わんこ「……!!」

男「明けましておめでとう」

犬娘「明けましておめでとうございます!」

犬娘「今年もよろしくお願いします、ご主人様」チュッ

明けましておめでとうございます。今年もよろしくお願いします

>>557 修正


男「お……3、2、1……」

犬娘「……!!」

男「さて……新年も迎えたし」

犬娘「そろそろ私たちの順番ですね」

男「はい、100円玉」スッ

犬娘「くれるんですか!」パタパタ

男「違う違う。それはお賽銭だよ」

犬娘「おさいせん…?」

男「神様に感謝の気持ちを込めて少しだけお金をあげるんだよ。あそこに箱があるだろ?」

犬娘「あそこに入れるんですね」

男「そういうこと」

男「という訳で俺たちの順番だ」

男「まずはお賽銭をあそこに投げていれる」チャリン

犬娘「ふみゅ」チャリン

男「次にお辞儀を2回」ペコッ

犬娘「お辞儀を2回!」ペコッペコッ

男「そしたら手を2回叩く」パンパン

犬娘「叩きますよ」パンパン

男「手を合わせたまま目をつむって、去年のお礼と今年のお願いをする」

犬娘「お願い……」

男(今年も去年と同じようにわんこと一緒に頑張れますように……それと一流のコンポーザーと歌手になれますように)

犬娘「お願い出来ました」

男「そしたらもう1回お辞儀して終わり」ペコッ

犬娘「ありがとうございました」ペコッ

男「よし、これでいいな。横に抜けよう」

犬娘「わふ!」

>>562 修正

男「という訳で俺たちの順番だ」

男「まずはお賽銭をあそこに投げていれる」チャリン

犬娘「ふみゅ」チャリン

男「次は鈴があるだろ?これをならす」カランカラン

犬娘「縄を動かせばいいんですね」カランカラン

男「次にお辞儀を2回」ペコッペコッ

犬娘「お辞儀を2回!」ペコッペコッ

男「そしたら手を2回叩く」パンパン

犬娘「叩きますよ」パンパン

男「手を合わせたまま目をつむって、去年のお礼と今年のお願いをする」

犬娘「お願い……」

男(今年も去年と同じようにわんこと一緒に頑張れますように……それと一流のコンポーザーと歌手になれますように)

神社の人「お神酒をどうぞ」

男「ありがとうございます」

犬娘「ありがとうございます!」

犬娘「これはどうすればいいんですか?」

男「飲むだけでいいよ。神様と同じものをいただくんだよって意味があるんだ」グイッ

犬娘「そうなんですかー」グイッ

神社の人「これもどうぞ、ありがとうございました」

男「あ、どうも」

犬娘「みかんですよー!」

男「あとで食べよっか」

犬娘「わふ!」


ーーーーーーーーーーーー
ーーーーーーーーー
ーーーーーー
ーーー


男「ただいま」

わんこ「ただいまです!」

男「さて、あとは初日の出が見れればいいな」

わんこ「初日の出!」パタパタ

男「さっき撮った歌合戦でもみるか」

犬娘「見ましょう!」


テレビ「~♪」

わんこ「上手ですねー」

男「だなぁ……」

わんこ「ん……みゅぅ……」グッ

男「眠い?」

わんこ「まだ起きれますよー…」

男「そんな無理しなくたっていいよ。初日の出の頃になったら起こすから」

わんこ「がんばって起きてます」

わんこ「……」スースー

男「……」ナデナデ

男「俺はもう少し頑張るかな」


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ーーーーーーーーーー
ーーーーーーー
ーーーー

男「……」ウツラウツラ

男「……ハッ!?」

男「……外は?」チラッ

男「お、もうすぐだな……わんこ。起きろー」

わんこ「んみゅ……ご主人様?」ムクッ

男「初日の出見れるぞ」

わんこ「初日の出!早く見ましょう!」パタパタ

男「窓から見ようか」

わんこ「わふ!」


男「……」

わんこ「空が赤いですね……」

男「だな……お!見えた!」

わんこ「本当ですね!……綺麗ですよー……」

男「……」

わんこ「……」ギュッ

男「ん……」ギュッ

わんこ「……」パタパタ

男「……うん。見れてよかった」

わんこ「よかったです」

男「あとは初夢だなー…」

わんこ「初夢?」

男「1日から3日までに見れた夢が初夢。これで昔の人は占いしたらしいけど」

男「富士山と鷹と茄子が夢に出てくると縁起がいいんだって」

わんこ「……変な夢ですねぇ」

男「俺もそう思う」

男「一富士二鷹三茄子。まぁ、珍しくてありえない組み合わせがいい……んじゃなかったかな」

男「俺は自分が嬉しい夢が見れたらそれでいいと思うけど」

男「なんかお腹空いてきたし餅でも焼くか」

わんこ「お餅!」パタパタ


男「……」ノビー

わんこ「……」モキュモキュ

ピンポーン

男「ん?」

わんこ「私が出ますよー!」トテトテ

ガチャ

ウルフ「あら、わんこちゃん。明けましておめでとう」

わんこ「うーさん!明けましておめでとうございます!」パタパタ

男「なんだ。うーか」

ウルフ「なんだなんて失礼ね。明けましておめでとう」

男「おめでとう。んで?どうしたんだ」

ウルフ「実は……なんだかいい匂いがするわね」

わんこ「お餅を焼いてたんですよー!うーさんも一緒に食べましょう!」パタパタ

ウルフ「誘われちゃったら仕方ないわよね。お言葉に甘えていただくわ」

男「……」

ウルフ「……」モチモチ

男「おしるこでも作るか……」スタスタ

ウルフ「大盛りでもいいのよ?」

男「はいはい……」

わんこ「私も大盛りがいいです」ピクッ

男「俺の分無くなるんじゃないか……」

男「まぁ……沢山買い溜めしてるからいいけどさ」

わんこ「磯辺焼き美味しいですよ」モキュモキュ

ウルフ「お餅はお腹に溜まるからいいわね」

ウルフ「あ……そうそう。今日はあんまり溜めない方がいいわよ」

わんこ「ふみゅ?」

ウルフ「これからみんなで新年会やるらしいから呼びに来たのよ。おせちも沢山用意してるみたいだし」

わんこ「おせち!」

男「それじゃあおしるこ要らないか……」

ウルフ「それは頂くわ」

わんこ「私もおしるこ食べたいです」

男「……大盛りは無し」

ウルフ「……」ズズッ

ウルフ「あつっ!」

男「そりゃあ出来たてだし……」

わんこ「ふーふー……」ズズッ

わんこ「甘くて美味しいですよー……」

ウルフ「でも落ち着くわね……」

男「そうだな……」ズズッ

男「あちち」

ウルフ「自分で言っててそれなのね」

男「出来たてだし仕方ない」

わんこ「お餅も美味しいですよー」

ウルフ「もうなんだか動きたくなくなってきたわ……」

男「あぁ……こたつにおしるこって……」

わんこ「みゅ……」ピクピク

三が日はゆっくり過ごせましたか?

バタンッ

チワワ「おい!いつまでゆっくりしてるんだよ!」

ウルフ「あら、おしるこでも飲む?」

チワワ「なんでおしるこなんか飲んでるんだよ……」

わんこ「なにしに来たんですか」

チワワ「新年会やるから呼びに来たのによ。外でずっと待ってんのに来ないと思ったら……」

チワワ「とりあえず一杯くれ」


チワワ「ふぅ……落ち着くな……」

男「ごっそさん」

わんこ「ごちそうさまでした!」パタパタ

ウルフ「も、もう一杯…」

男「もうねーよ」カラン

わんこ「お餅ならまだありますよ」ピクピク

ウルフ「それじゃあお餅を」

チワワ「お前らあとでどんだけ食うかわかってんのか!?」モグモグ

ウルフ「冗談よ冗談♪」

男「んま、洗い物したらいくか」

ーーーーーーーーーーーー
ーーーーーーーーー
ーーーーーー
ーーー


男「もう見慣れたもんだな」

ジョン「みなさん、明けましておめでとうございます」

わんこ「ジョンくん!明けましておめでとうございます!」

男「あけおめ。もうみんな集まってんのか?」

ジョン「他の皆さんはもう中にいらっしゃいますよ」

ウルフ「楽しみね」

チワワ「今日もガンガン飲んでやるぜ!」


女「男くん!明けましておめでとうおめでとう!」

楓「あけおめー!」

サクラ「明けましておめでとうございます」パタパタ

ユキ「あけましておめでとう」

祐二郎「随分遅かったじゃないですかい」

チワワ「いろいろあってな……」

桐枝「みなさんお集まりですか?」

執事「そろそろ料理の準備を……」

ジョン「お願いします。お酒は既に揃えてあるのでお好きなものを」

男「みんな明けましておめでとう。そうだ、ユキちゃんにはお年玉あげないとな」

ユキ「いいの?」

男「子供の時はこれが随分楽しみだったしな。あんまり沢山はあげられないけど」スッ

ユキ「ありがとう…//」パタパタ

ウルフ「私からもあるわよ」スッ

チワワ「結構ギリギリの生活してんだろ?大丈夫なのか?」

ウルフ「これくらいなら平気よ」

女「私たちはもうあげたからねー」

わんこ「私もアルバイトしてるのでユキちゃんにあげますよー!」パタパタ

ユキ「みんなありがとう」

チワワ「……本当によかったな。ユキ」ナデナデ

男「わんこにも用意してあるぞ」スッ

わんこ「ふみゅ!ありがとうございます…//」

チワワ「お年玉終わったならそろそろ始めようぜ!」

執事「お持ち致しました」カラカラ

わんこ「ふみゅー……」

ウルフ「す、すごいわね……」

男「鯛の活け造りに伊勢海老……カニも」

チワワ「定番のやつもあるな」

ユキ「くりきんとん食べたい」

桐枝「まだまだたくさんありますからどうぞ」

女「桐枝さんも一緒にね?」

執事「行ってきなさい。私は……」

ジョン「執事も桐枝さんも今日は無礼講で飲みましょう。ね?」

執事「……ではお言葉に甘えましょう」

ジョン「チームα」

兵士達「……」ザッザッ

男「!?」

ジョン「頼みましたよ?」

隊長「サー!総員!料理を運び片付け!宴会のサポートを!」

兵士達「イエス!サージェント!」ダッ

短いですが

たまには自分で書いたのを読み返してみるのも面白いですね。なんとなく恥ずかしくなるけど

チワワ「という訳で。新年明けましておめでとう!乾杯!」

「「「乾杯!」」」

男「ん……」ゴクッ

男「ふぅ……」

桐枝「一気に一杯とはやりますね」

男「え?そうかな……桐枝さんのグラスも空だけど」

桐枝「これくらいならまだまだ」

執事「どんどん飲んで下さい。桐枝も遠慮せず」コポポポポ

男「あ、すいません」

桐枝「ありがとうございます」

執事「こういう宴会事は私も好きですよ。皆さんの本当の顔が見れて」

男「本当の顔……」

執事「随分おもてになられているみたいで。羨ましいですね」

男「?」

桐枝「……」

執事「折角だからほどほどに酔ってしまいなさい。チャンスですよ?」

桐枝「な、なななにを!?」

男「???」

桐枝「まぁ……折角ですし。うん。どんどんお注ぎしますからね」

男「ありがとうございます」

わんこ「これはなんでしょう?」モキュッ

楓「それは八つ頭じゃないかな?」

わんこ「八つ頭…?」

楓「里芋よ里芋」

わんこ「里芋なんですかー」

サクラ「……」モキュモキュ

楓「サクラは伊達巻き好きだよねー」

サクラ「甘くて美味しいですから…」

わんこ「私も伊達巻き食べますよ!」

祐二郎「……」カリカリ

チワワ「……」カリカリ

ユキ「……?」モグモグ

チワワ「ほら、蟹もたくさんあるから食べるんだぞー」

ユキ「うん」

祐二郎「……」モグモグ

チワワ「なんで蟹食ってるとみんな黙るんだろうな」

祐二郎「美味いけどあんまこういうとこじゃ向いてないのかもしれませんね」

チワワ「そうだなぁ……美味いんだけどなぁ……」

ウルフ「ほら!もっと飲みなさい!」

ジョン「え、いやもう頂いてるので……」

ウルフ「いいじゃないもっともっと!」

ジョン「よ、酔うのが少し早すぎるんじゃないでしょうか……」

女「あー……美味しい……おかわり!」

兵士「ハッ!いかがいたしましょうか?」

女「適当に持ってきて!」

兵士「て、適当……」

女「というか貴方も飲みなさいって!ね!」

兵士「いや私は仕事が……」

女「いいから!!」

兵士「ヒィ…!」

男「結構盛り上がってるみたいだな」

桐枝「そうですね。あ、これ……」

男「ん?」

桐枝「この栗きんとん…私が作ったのですがよろしければ」

男「あ、そうなんですか。それじゃあ……」モグモグ

桐枝「……」

男「美味しい」

桐枝「よかった……」

桐枝「もっと飲みましょう!ね!」

男「は、はい!」

執事「……よかったですね」

ジョン「……」

チワワ「お、どうした?」

ジョン「いや…あまり慣れないものを一気に飲むものじゃないですね」

チワワ「……酔っ払いか」

ジョン「酔っ払いです」


男「……」

桐枝「さ、どうぞ」

男「どうも……」

桐枝「私もいただきます」ゴクッ

桐枝「……」

桐枝「今ならどうとでも出来そうな気がしますね」

男「はい?」

ガバッ

男「!?」

桐枝「うふふ……」

男「な……なに!?」

桐枝「ん……」チュゥ

男「ん、んん……」

桐枝「はぁ……」ナデナデ

男「なにがどうなってるんだ……」

わんこ「ふみゅ!ずるいですよー!」ギュッ

男「おうっ!?」

ウルフ「面白そうじゃない……私も混ぜなさい!」

楓「またやるの!いいわよ!」

サクラ「あ、主様……」

楓「サクラ!早く早く!」

男「う、うぉぉぉ……し、死ぬ……」

わんこ「えへへ///」ギュッ

桐枝「んん……」スリスリ

ウルフ「このまま剥いちゃいましょうか?」ナデナデ

チワワ「ユキの前でなにやってんだ!」

祐二郎「また目隠しか……」スッ

ユキ「ど、どうしたの?」

お仕事へ

おぉ、なんか久しぶりに乙もらった気がします。ありがとうございます

男「ま、またこのパターンか!」

わんこ「ご主人様ー♪」

桐枝「男さん……」

楓「楽しいね!」

サクラ「……」


裕二郎「……」

チワワ「ったくよ。羨ましいぜ」

ジョン「まぁ……いいじゃないですか」

ユキ「なにがどうなってるの」

チワワ「ユキは気にしなくていいからなー」

執事「……少しやりすぎな気がしないでもありませんが」

ーーーーーーーーーーーー
ーーーーーーーーー
ーーーーーー
ーーー


男「なんだかんだいつも通りの飲みだったなぁ……」

わんこ「そうですねぇ……」パタパタ

男「そういえばあれが終わった後……」


男『帰るかー』

わんこ『帰りましょう!』

楓『あー……男くん。ちょっといい?」

男『ん?』

楓『明日うちに来てよー。いいもの見せてあげるからぁ』

サクラ『主様…大丈夫ですか?』

楓『大丈夫大丈夫!全然酔っ払ってないよー』


男「……」

わんこ「なんでしょうねー。楽しみですよー」

男「そうだなぁ」

なんか専ブラあぷでしたら送信すると固まってエラー吐き出されてるんですが……書き込みは出来てるみたいなのでいいですけど。いちいち送信するたび専ブラ落として開くってやらないといけないから捗らない……(´ ; ω ; `)

ー翌日ー


男「来たぞー」

楓「いらっしゃい!」

わんこ「こんにちはー!」パタパタ

サクラ「こんにちは」

楓「という訳で早速いいものを見せたいと思うけど」

男「なんなんだそのいいものって?」

サクラ「わんこちゃんはこっちに来て下さい…」

楓「男くんはしばらく外でウロウロしてて!」

男「え?」

楓「はいはいまた後でねー!」ピシャッ

男「……えぇ……」

男「ウロウロしててって言われてもなぁ……」

男「……」

男「ん?」

女子高生「きゃー!かわいい!」

女子高生2「なんでここにチワワがいるのー?」

女子高生「抱っこしてあげるね!」

チワワU*・ω・U「きゃい!」パタパタ

男「……」

男「別のとこいこ」スタスタ

男「……」

男「……」

男「そりゃ正月だもんなー……どこもやってねぇよなー…」

男「どうしよ」

男「……」

男「うぅん……」


男「……そろそろいいだろ」ピンポーン

楓「おかえり」

男「ただいま。って…なんだったんだよ一体」

楓「それはね……これだよ!」

わんこ「ご主人様…//」パタパタ

男「お……oh…」

ちょっと今日はここまでで。新しい専ブラ探さないとなぁ……

読んでいただいてるだけでも当然嬉しいんですけど、こう一人で黙々とやってるかんじだとちょっとさみしくなるなーと(´・ω・`)

お、さっき電車で書こうと思って書き込みしたらまたダメだったので諦めたのですがおうちからだと書けるなぁううむ……今までこういう事ほとんどなかったんですけど

という訳でまた明日の朝に投下すると思います

セクハラチワワ懐かしいですねぇ。チワワがそこそこわんこ達と仲良くなったせいであそこまでのは出来なくなっちゃいましたし

男「着物……かぁ……」

わんこ「どうですかー?」クルクル

男(めちゃくちゃかわいいし……)

男「よく似合ってるよ」

わんこ「えへへ//」パタパタ

楓「着物が何枚か余ってたからちょっとわんこちゃん用に調節しちゃった」

わんこ「お揃いですねー!」

サクラ「そうですね…//」

男「ありがとう…でもよかったのか?着物って高いだろ…」

楓「持て余してるより着てもらった方がいいもの」

わんこ「ありがとうございます!」パタパタ

サクラ「大切に着てね」

わんこ「わふ!」

楓「折角だし写真でも撮ろうよ!」

男「そうだなー」

楓「はいはい、二人とも並んでー」

わんこ「ふみゅ」

サクラ「……」

男「俺のとそっちので2回撮る?」

楓「後で写真送ってよ」

男「ん、それじゃあ撮るぞー」

男「はい、チーズ」

パシャ

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ーーーーーーーーー
ーーーーーー
ーーー


男「着物……やっぱり似合ってるな」ナデナデ

わんこ「ありがとうございます//」パタパタ

男「着付けの方法も聞いたし次もちゃんと着れるな」

わんこ「着物来てお出かけもしたいです」パタパタ

男「そうだな……」

男「ところで着物と言えば……」

わんこ「やりましょうか!」

グイッ

男「よ、よいではないかー!」

わんこ「ふーみゅー!」クルクル

男「こ、これも楽しいな……」グイグイ

わんこ「そうですねぇー!」クルクル

パサッ

男「ふふ、その着物を脱いだら全て丸見えであるな」

男(まぁ…下着は着てるんだろうけど)

わんこ「お、お代官様ぁ~」ピクピク

スルッ

男「……!?」

わんこ「ふみゅぅ……///」

男「は、裸……だと!?」

わんこ「昔の人は着物の下は裸だったんですよね//」

男「そ、そうだけどさ。下着は?」

わんこ「着物に着いてた巾着に入ってますよ」

男「そっか……」

男(はだけた着物の下からわんこの肌と……大事なとこが……)

男(え、エロい……)

わんこ「ご主人様……」

男「わ、わんこ!」


ーーーーーーーーーーーー
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ーーーーーー
ーーー

すいませんここはキンクリで(´ ; ω ; `)

という訳で今日で丁度1年です。長い間本当にありがとうございました。いよいよクライマックスを迎えます

わんこ「……」

男「……わんこ」

わんこ「わふ」

男「今日で……丁度一年なんだな」

わんこ「そうですね…」

男「わんこが人間になったあの時から……なんかいろいろ変わったよ」

わんこ「……」ピクピク

男「わんこももうほとんど人間らしくなったし。俺は夢を諦めないで済んだ」

男「わんこがうちに来て、人間になって、恋人になって……」

男「人生……なにがあるかわからないな」

わんこ「……私もですよ。ご主人様に拾ってもらえなかったら。ご主人様を好きじゃなかったら、きっとさみしいままでした」

わんこ「ご主人様がいてくれなかったら……」

男「……わんこ」

わんこ「なんですか?」パタパタ

男「もしさ……今度のゲームで……」

男「俺が主題歌を歌ってたら!……」ゴクッ

男「け……」

わんこ「……け?」ピク

男「……け、結婚。してほしい」

わんこ「……!!」

男「お願いしたんだ。一番最初に会社に呼ばれたときに……」

担当『と、このようなかんじですね。明確な内容やイメージなどについてはまた後日お話したいです。ゲームの資料をお渡ししたり、契約書も書いていただかないといけないので』

男『はい。わかりました』

担当『それでは、本日は忙しい中ありがとうございました』

男『いえ……こちらこそ。ありがとうございました』

男『……そうだ!出来れば私からもお願いがありまして……』

担当『なんでしょう?』

男『ゲームの主題歌、担当させてはいただけないでしょうか』

男『昔からの夢だったんです。今はコンポーザーとしてここに呼んでいただいて、それだけでも嬉しいです。これからももっといい楽曲を作れるように頑張りたいです』

男『でも、本当の目標は一流コンポーザーじゃないんです』

男『一流の歌手になる事。ゲーム、アニメ、いろいろなところで活躍する歌手になりたい』

男『その第一歩として、このゲームの主題歌を歌いたいんです』

担当『チャンスなら他にいくらでもありますよ?』

男『今でなければ、いけないんです』

男『白雪さんの様な大手に呼んでいただく事ももしかしたらこの先無いかもしれない』

男『……大好きな人がいて。もし今回のチャンスを掴めたらその時は……結婚したいと思ってるんです』

男『彼女がいたからここまで曲制作することが出来ました。彼女がいたから夢をまた思い出せた』

男『彼女と……一緒に戦い始めてから初めてのチャンスなんです』

男『お願いします』

担当『なるほど。そうですか……理由もとても素敵だと思います』

男『サンプルも用意しておくので……それを聞いて、判断して下さい』

担当『ええ、お願いします。この場で答える事は出来ませんが是非検討させて下さい』

男『ありがとうございます!!』

男「もしダメだったら……長い間待ってもらうかもしれない」

わんこ「……」

男「……結婚してくれ」

わんこ「……みゅぅぅ」ポロ

ギュ

わんこ「ご主人様のお嫁さんになれるんですね……ご主人様と……ずっとずっと一緒にいられるんですね……!!」ポロポロ

男「ずっとずっと一緒だ……」ギュッ

わんこ「うわあああああん!!」

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それから。長い、長い時間が経っていた。作曲しながらみんなと遊んで、わんことの時間を過ごして……

気がつけばあっという間にまた一年が過ぎていた


男「はぁ……さむさむ」

わんこ「楽しみですね」

男「そうだなー。遂に……どういう仕上がりになってるのか」

わんこ「早く帰りましょう!」

男「そうしようか」

男「ただいま」

わんこ「ただいまです」

男「さて。開けるぞー!」ガサゴソ

わんこ「これが……!」

男「そう、ソードⅨ!白雪ソフトの最新作!」

男「わんこには伝えてなかったからな……主題歌はどうなってるか」

男「ソフト、入れてみようか」

わんこ「……」


男「インストール終了。始めるぞ」

わんこ「……」

~♪

わんこ「ふみゅ!ご主人様が作ってた曲ですよ!」

男「うん……」

わんこ「……」ピクピク

わんこ「……」

わんこ「ふみゅぅぅ……」グスン

わんこ「ご主人様の……声ですよぉ……」ポロポロ

わんこ「ご主人様の……ご主人様の……」

男「そういう訳だ」

男「やっと……やっとプロの仲間入りが……出来たんだ」

わんこ「ご主人様……」

わんこ「覚えてますか?」

男「覚えてるよ。しっかりと」

男「結婚しよう、わんこ」

わんこ「わふっ……!!」

男「それと、もう一つ。わんこには言ってなかった様な気がするけど」

わんこ「ふみゅ……?」ポロポロ

ギュッ

男「目標を達成したら、わんこと最後までしようって……決めてたんだ」

わんこ「みゅ……」

男「……しよっか」ナデナデ

わんこ「……」ギュゥ

次回は最後の本気エロだと思います

あいぽんお水にポシャったあああ!!復旧まで少々お時間いただきそうです…

あいぽん復活!ってまぁ本体の交換したんですけど

という訳でちまちま

男「……」

ドサッ

男「わんこ…」ナデナデ

わんこ「ご主人様……」ギュッ

チュッ

男「ん……」

わんこ「ちゅ……ちゅる……」

男(いつにないくらいわんこが積極的……な気がする)

男(舌を絡ませて吸い上げて……)

わんこ「ちゅくっ……こくっ……」

男(唾液が飲まれてく……かわいい)

わんこ「んんっ……えへへ///」ピクピク

男「……」ナデナデ

ハムッ

わんこ「んぁ……耳……」

男「ちゅっ……はむはむ」

男(わんこの耳……ピクピクって動いてかわいいなぁ……)

わんこ「んみゅ……」ペロペロ

男「っ……」ハムハム

男(首筋……くすぐったい)

わんこ「れろっ……ちろちろ」

男(……)ナデナデ

男(わんこの身体も…柔らかくて…華奢だけどもっちりしてるところもあるし)

わんこ「なでなで……気持ちいいですよー……」

男「……」

サワッ

わんこ「んみゅっ」ビクッ

男(わんこのおっぱい……柔らかくて気持ちいい……それになんだか初めての時よりも大きくなってるような……)ハムハム

わんこ「もっと……触って下さい……ちろちろ」

男(ふにふにしてるの楽しいな……)

男(……ここも触ってあげなきゃ)クリッ

わんこ「みゅ……んん……」ビクンッ

男「ちゅう……気持ちいい?」

わんこ「気持ちいいです……」

男「それじゃあ……」

男(指で押して……撫でて……たまに乱暴に……)

わんこ「んあっ……ふみゅ……」

男(すごい興奮してんな……俺)

わんこ「ご主人様っ……んみゅ……」

サワッ

男「っ……」

わんこ「もうこんなに大きくなってますね…//」

わんこ「んみゅ……ぺろ……」ナデナデ

男(触られて撫でられただけなのに結構やばい……)

男(服の間から触るのも楽しいけどそろそろ……)

男「……脱ごうか」

わんこ「……わふっ」

スルッ

男(お互いに手伝いながら脱がせて……)

わんこ「……///」ピクピク

男(わんこの肌……白くて綺麗だな……)

男(少し汗ばんでる……?)

わんこ「ご主人様……」ピトッ

男「わんこ……」ギュッ

男(本当にかわいい……こう…なんとも言えない何かがこみ上げてきて……)

男(こういうのを愛情って言うんだろうな……)

チュッ

わんこ「ふみゅっ……おっぱい……気持ちいい……」

男(わんこのおっぱい……美味しい……)

わんこ「みゅふふ……やっぱり赤ちゃんみたいですよ///」ナデナデ

男「……今だけは赤ちゃんでもいいよ」

わんこ「みゅぅ……///」

仕事です

男「……」

クチュ

わんこ「ん……みゅう……」

男「すごく濡れてる……」スリスリ

わんこ「ご主人様も……先っぽがぬるぬるになってますよ」

男「……舐め合いっこしようか」

わんこ「わふ……」


わんこ「ん……ぺろっ……ぺろっ……」

男(先っぽから一番いいところまで……すごい気持ちいい……)

男(わんこのあったかい舌がどんどん唾液を絡めてくる)

男「ちゅ……」

わんこ「ぁ……ううん……」

男(わんこのあそこ……すごい……どんどん溢れてくる)

男(舌を中に入れるときゅっと締め付けてきてそれもかわいいし……)

わんこ「はぁっ……気持ちいい……ですよー……」

わんこ「私もご主人様の事気持ちよくしてあげますからね……?」

わんこ「じゅぷっ……ん……ちゅう…ちゅう……」

男(わんこの口の中…!あったかいのに包まれてるだけでもすごいのに舌でちろちろしてきて……)

わんこ「じゅぷっ…じゅぷっ……ちゅぷ……ちろちろ」

男「ん……」

男(わんこの一番気持ちいい所も舐めてあげなきゃ……)

ペロッ...

わんこ「んみゅっ!はぁ……はぁ……じゅぷっ」

わんこ「ちゅる……くちゅ……じゅぷっじゅぷっ」

男(や、やば……まじで気持ちいい……このまま続いたら……)

わんこ「んっ……ちゅぱっ……はぁ…はぁ…」

男(こ、このままでも全然いいんだけど……今日はな)

男「わんこ……?」

わんこ「なんですか……?」

男「こっち側に向いて…」

わんこ「ふみゅ……」

わんこ「えへへ……ご主人様///」スリスリ

男「……」ナデナデ

男(わんこのに俺のが当たってる……)

わんこ「ご主人様……」

チュッ

わんこ「ん……ちゅ……くちゅ……ぷは」

男「……かわいいなわんこは」ナデナデ

わんこ「ありがとうございます///」

男「……」

男(そろそろ……)

グッ

ドサッ

わんこ「……」

男「わんこ……」

男(早く……わんこと……)

男(いやでも!きっと痛いよな……少しづつ……少しづつだな……)

男「そろそろ……挿れるぞ……」

わんこ「お願いします……」

男「もしかしたら痛いかもしれないけど……我慢してくれよ?」ナデナデ

わんこ「大丈夫ですよー……ご主人様と……みゅふふ」

男「……それじゃあ」

ツンッ

わんこ「……っ」ビクンッ

男「……いい?」

わんこ「私の中……来て下さい……/////」

男「……」

お仕事へ

男「……」

ツププ...

わんこ「ご主人様のが……」

男「……一気に挿れる?ゆっくりの方がいい?」

わんこ「……ご主人様が好きなのでお願いします//」

男「……」

グッ

わんこ「っ…!!」ビクンッ

男「わんこ!」

わんこ「……えへへ///全部入っちゃいましたね……」ピクピク

男「……」ギュッ

男(わんこの中……あったかくて気持ちいい……)

男(とろとろで隙間もないくらい奥まで密着して……きゅって締め付けてくれる)

わんこ「奥まで届いてますよ……奥まで……//」

男「……動くよ」

ヌプッ...ズプッ

わんこ「んぁっ…!気持ちいい……もっと動いて下さい……っ」

男「わかった」

ズッ...ズッ

男「う……」

わんこ「ご主人様は…気持ちいいですか?」

男「……かなり」

わんこ「よかったですよー……」

ズッズッ

わんこ「あぅっ…早くなって……んみゅぅ」ビクッ

男「わんこ……」

わんこ「ご主人様……」

チュッ

わんこ「んん……ちゅう……じゅる……」

ズッズッズッ

男「……」

男(やばい……こんなに気持ちいいなんて……)

男(絡みついて…愛撫されて……これすぐに……)

男(……まだしてたいな)

男(いろんな動き方もしてみよう)

わんこ「ちゅ……くちゅ……」

男(円を描く様にかき回して……)

ジュプックチュッ

わんこ「っ……ぷは」

わんこ「はぁ……ああっ……」

男(わんこの気持ちよさそうな顔もかわいいなぁ……目がとろんとしてて…ほっぺが赤くなってる)ナデナデ

わんこ「ご主人……さまぁ……」

男(小刻みにも動いて……一番気持ちいいところも刺激して……)

ジュプジュプ

わんこ「ふみゃぁっ!はぁ…っはぁ…っ……ご主人様……すごいですよ……」

男「……oh」

男(やばい……もう出そうなんだけど)

わんこ「ご主人様……もう来て……」

男「一回止まるぞ」

ギュッ

わんこ「はぁ……はぁ……」

男「はぁ……んっ……」

わんこ「幸せ…ですよ。ご主人様とこうやって……一つになれて」

男「……俺もだよ」

わんこ「ふみゅ……///」

男「これからもこうやって一つになろう。何回でも…」

わんこ「わふ…///」

男「……そろそろ大丈夫かな」

わんこ「……」ギュッ

男「……」

グッ

わんこ「んみゅ……っ」

男「最後まで……行こう」

わんこ「ご主人様と一緒に……!」

パンパン

わんこ「はっ…!あぅっ……んん……」

男(気持ちいい……腰の動きをもう止めたくない……)

男(一気にいこう)

パンッパンッ

わんこ「ごしゅ…じんさまっ……もう……私…っ」

男「俺もやばい……」

わんこ「一番最初ですから……中で……このままっ」

男「わんこがしたいなら俺は何回だって中にするぞっ……」

男「子供が出来たら思いっきり可愛がってやる!」

わんこ「私もっ……ご主人様の赤ちゃん……かわいがりますっ……!」

わんこ「ふみゅっ!も、もう……来ちゃいますよ……」

男「俺も……いくからっ!」

わんこ「ご主人様……ご主人様……っ!」

男「わんこっ!わんこ……」

男「く……ぅぁ……っ」

わんこ「んんっ…はっ…はっ……」

男「う……うぁっ……!」ガクガク

わんこ「はぁっ!はぁっ!…ふみゃあああああん!」ビクビクッ

男「はぁ……はぁ……」

わんこ「はぁ……えへへ///」

わんこ「ご主人様の……全部……私のお腹に……」

男「わんこ……」ナデナデ

わんこ「ご主人様……」ギュッ

男「……愛してる。これからも……本当にずっと……ずっと一緒だからな」

わんこ「……わふ!」




おわり

という訳で終わりです。本当にお付き合いいただいてありがとうございました

なんかずっと続いてたものが終わってしまうのはさみしい気もしますけど。ここまで書けてよかったです。これも読んでくれた方がいたからこそだと思います

本当に本当に、ありがとうございました

男「……」

わんこ「……」パタパタ

男「……わんこ」

わんこ「なんですか?」ピクッ

男「……俺の実家に挨拶に行こうと思う」

わんこ「実家……ですか?」

男「あぁ……まぁ、いつかはとは思ってたけどさ。結婚するならまず挨拶しておかないとな」

わんこ「ふみゅ……」

男「……」ポリポリ

わんこ「ご主人様?」

男「ん……」

わんこ「嫌なんですか……?」

男「嫌……なのかな。気まずいのはあるけどさぁ……」

男『会社、辞めた』

父『お前……どういう事だよ。なんで急に辞めたりしたんだ』

男『歌手になりたいから。このまま仕事を続けて一生終えるなんて俺は御免だ』

母『老後はどうするの?年金だってもらえないかもしれないわよ?再就職だって難しいのに。お嫁さんをもらったって養えないし』

父『……お前の人生なんだから俺はなにも言わない。けれどどんな風になっても手助けは絶対にしないし、責任は全部お前が取るんだぞ』

母『あなた……いいの?こんな夢なんかで仕事辞めちゃったのよ。早く次の仕事を見つけさせなきゃ……』

男『こんな夢ってどういう事だよ!!そりゃあ簡単に出来るなんて思ってないけどさ、そういう言い方はおかしいだろ!!』

母『夢で食べていけるなんて思ってるの!?絶対無理よ!!そうやっていつもいつも後先考えないで……』

男『俺の勝手だろ!!苦しい思いして長々生きてくくらいなら楽しい思いしてさっさと死んだ方がマシだ!!』

男『もうこれ以上は話す事ないよ。そういう訳だから、じゃあな』

母『ちょっと、待ちなさい!!』

父『……』

男「あれ以来……だからなぁ……」

わんこ「……ご主人様」

男「まぁ……考えても仕方ないよな……」

わんこ「大丈夫ですよ。私がご主人様のそばにいますから」ギュッ

男「ありがとな」ナデナデ

わんこ「んみゅ…//」


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ーーーーーーーーー
ーーーーーー
ーーー

男「……」

わんこ「ここがご主人様の実家ですか」

男「……久しぶりだな」

男「あ、そうそう。家に入ったら犬娘って呼ぶからな。それとその……ご主人様って呼び方もまずいから……男とか男さんとかそういう呼び方に変えてもらえるかな?」

わんこ「わかりました」

男「それじゃあ……押すぞ」

わんこ「……」

ピンポーン

男「……」

わんこ「……」

母「はい……」ガチャ

男「おう」

犬娘「こんにちは!」

母「男!……久しぶりね。隣の女の子は?」

男「えっと……俺の彼女。上がってもいい?」

母「ちょ、ちょっとまってね!」バタン!

「あなた!男が帰ってきたわよ!彼女まで連れてきてるのよ!」

犬娘「ふみゅ……」

男「丸聞こえじゃねーか……」

母「お、お待たせ。上がっていいわよ」ガチャ

男「いこうか」

犬娘「わふ」


男「……」

犬娘「……」

母「……」

父「……」

男(や、やっぱり気まずいな……)

父「調子はどうなんだ。結局あれ以来なんにも連絡無しだったろ」

母「心配してたのよ!」

男「えっと……一応プロデビューは……した」

母「……本当?」

男「嘘ついてどうするんだよ」

母「そう……!よかった……」

男「……」

父「プロデビューはいいけど。それで安心するなよ?歌手なんて定期収入が安定してる訳じゃないんだから」

男「わかってるよ。やっとスタート地点に立っただけなのは」

父「……まぁ。好きにやれよ。その代わり中途半端には辞めるなよ」

男「あぁ」

母「連絡もたまにはしなさいよ!ね!」

男「わかった……」

母「で、隣の彼女さんの話だけど」

犬娘「初めまして!犬娘って言います。よろしくお願いします!」

母「男の母親です。よろしくね」

父「えーっと……男の父親です。よろしく」

母「男にはもったいないくらいかわいい彼女さんね!」

本編、外伝後日談を書いていこうと思います。本編終了だけだと中途半端だもんね!

男「彼女がいたおかげでプロデビューにも成功したんだ」

母「あら、そうなのー。それならいつか二人でたもさんの隣に座ってテレビに映ってたりするのかしら」

男「……そういうのとはまた路線が違うからなー……」

母「でもよかったじゃないの。大切にしなさいね」

男「あぁ……んでその事で話が……」

父「ん、おい。結婚の挨拶とかならする前でいいんだぞ」

男「ブッ」

犬娘「……」パタパタ

男「えっと……その……結婚の……挨拶なんだけど」

母「……ねぇ聞いた?聞いたわよね?」

父「ん、あぁ……」

母「そう!結婚するのー!そうなのー!」

男「な、なんだよにまにまして」

母「いいじゃない!こんなにかわいい子がお嫁さんにねー……」

父「家事とかは出来るんですか?」

犬娘「最初は出来なかったんですけどご…男さんに教えてもらいました!」

父「お、そうなのか」

男「で、一応聞くけど……どうよ」

犬娘「……」

父「別にどうもしねーよ。お前がしたいなら好きにしろよ」

母「早速犬娘ちゃんのご両親にも挨拶しないとね!」

男「……ハッ!?」

犬娘「ふみゅ!?」

男(し、しまった……そこまで考えてなかったぞ……!!)

男(わんこのご両親って……全くどこにいるか検討も付かないんですけど……)

父「あ、あとさ。家の中なんだから帽子とって楽にしなよ」

男「……」ダラダラ

父「……なんでお前汗なんかかいてるんだ?」

母「ちょっと暖房が効きすぎなのかも」ピッ

男(や、やばいやばい……)

男(どどどどうしよう!!?)

犬娘「それじゃあお言葉に甘えて取らせてもらいますね」

男「!?!?」

男「わ、わん……犬娘!?」

スッ

男(やべえ……やべえってこれえええ!!!)

犬娘「……」ピクピク

男「oh...」プシュー

男(お、終わった……)

母「あら……」

父「……」

犬娘「?」

男「」

…………

母「あら、そう……そうなのね……!」

父「……ふふ。そういう事か」

男「いや、あのこれにはいろいろ訳が……」

父「いろいろ訳がありそうだな」

母「もしかして尻尾もついてるのかしら?」

犬娘「ついてますよー!」パタパタ

男(も、もう言い逃れするとかそういう次元のあれじゃない……)

男(最悪俺がそういう趣味だったって事にするしか……)

母「犬娘ちゃんのご主人様はとってもいい人かしら?」

男「!?」

犬娘「ふみゅ!ご主人様はとてもとてもいい人ですよ!」

男「!!??」

父「どうした?随分胃の痛そうな顔してるけど」

男「実際痛い……」

母「そろそろいいかしらね?」

父「まぁ……構わないんじゃないか」

男「これ以上いたぶってなにになるんですか……」プルプル

母「ちょっと待ってなさいね」スタスタ

男「もう帰ってもいいですか」

父「いいから待ってろ」

母「えっとたしか……あったわ」スタスタ

コトッ

男「……なにこの桐箱」

母「開けるわよ」カパッ

男「!?!?!?」

犬娘「!?」

男「こ、これは一体……」

母「見てわからない?」

男「いや、わからないとかじゃなくて……」

犬娘「……犬の耳と…尻尾ですね」

母「これ、私のなの」

父「……」

男「えっ?えっ?嘘?まさか?へっ!?」

父「お前、人と犬のハーフだぞ」

男「え、ええええええええええ!!!???」

ーーーーーーーーーーーー
ーーーーーーーーー
ーーーーーー
ーーー


母「へぇ、本当はわんこちゃんって言うのね」

わんこ「そうですよー!」

母「犬みたいに無邪気な子なんだなって見た時に思ったけどやっぱりそうだったのー」

わんこ「私もここに来た時犬の匂いがすると思ったんですよー」

男「はは、ははは……」ガクッ

父「いつまで項垂れてるんだよ」

男「項垂れたくもなるだろ!どうして隠してたんだ……」

父「じゃあお前言って信じたのかよ」

男「そ、それは……」

父「それに来たときわんこちゃんが犬だっての隠そうとしてたんだしおあいこだろ」

男「ぐぬぬ……」

わんこ「でも……なんで取っちゃったんですか?私は取りたくないですよー……」

母「私たちの時代は厳しかったから……今は取らなくても生きていけると思うわ」

男「ま、まて。俺がハーフだってんなら……」

男「耳生えたりするのか……?」

父「お前はお母さんの犬要素をほとんど受け継いでないからな……」

男「た、確かに人並みには過ごしてきてるけど……」

父「気合いで念じたら出るんじゃないか?」

男「そ、そんなまさか……」

男「……」

男(生えろ生えろ生えろ生えろ生えろ生えろ生えろ生えろ生えろ……)

ポンッ

男「……oh」ピクピク

わんこ「ふみゅ!ご主人様!!」

男「な、なんてこった……」パタパタ

_人 人 人人 人_
> 衝撃の事実 <
 ̄Y^Y^Y^Y^Y ̄


というかどうしてこうなった……

男「……」ポンッ

男「もう絶対出さないからな」

わんこ「ふみゅ、ご主人様似合ってましたよー!」パタパタ

男「いいとしこいた男が犬耳って恥ずかしすぎるだろ!」

父「まぁ……そりゃあそうだろうな」

母「私はいいと思うけど」

男「俺がダメなんだよ」


ーーーーーーーーーーーー
ーーーーーーーーー
ーーーーーー
ーーー

男「なんだかんだで上手く行った…のか?」

わんこ「よかったですね」

男「とんでもないことが発覚したけどな」

わんこ「ご主人様……」スリスリ

男「……」ナデナデ

俺たちもこうして進展していたが他のみんなも先へ進んでいた


ドライバー「調子は?」

ウルフ「バッチリよ」

ドライバー「今日の試合、勝てば全日本だからな」

ウルフ「私を誰だと思ってるのかしら?」

ドライバー「それだけ勝つ気があるなら大丈夫だな」

ウルフ「勝つ気……ね」

ウルフ「むしろこんな所で負けるはずがないわ」ガチャッ

ドライバー「……」

ウルフ「私が目指すのはF1だもの」バタン

ブォン...

紳士風の男「……ふふ」

紳士風の男「待っているよ」

キャー

ジョン「……」ニコッ

ジョン「よろしくお願いします」


ジョン「私がこの選挙区から立候補したジョンと申します。みなさん以後お見知りおきを」

ジョン「この国をよりよくするために、全身全霊を持って挑みたいと思います」

ジョン「どうかみなさん、本日は私の演説を少しだけ聞いて下さい」

チワワ「市長になる!」

裕二郎「大丈夫なんですかい?俺たちヤクザもんですよ?」

チワワ「大丈夫!周りのやつらヤクザだと思ってないみたいだしな!完璧じゃねえか!」

裕二郎「……」

チワワ「んまぁ……それに町内でもいろいろ言ってくれてはいたみたいだしな」


チワワ『……わかった。市長に立候補してみる』

おじいちゃん『流石!やってくれると信じてたよ!』

おじいちゃん2『町内の全員チワ坊の応援しとるからな』

おばあちゃん『これ!!飴ちゃんあげるからみんなで食べなさいね!!おせんべいもあるわよ!!』

おばあちゃん2『みんなで後援会を作って応援しましょう!』


チワワ「それにいつかはやらなきゃと思ってたからな」

チワワ「この町内を、市を変えるなら一番偉くならなくちゃいけねぇ」

裕二郎「組はどうするんですかい」

チワワ「んなもんいつも通りよ!ただ仕事が増えるだけの話だ」

楓「……行っちゃうんだね」

サクラ「はい。やはり生花を学んでもっとこのお店を美しく出来る様に頑張ってみたいです」

サクラ「大丈夫です。ほんの少し……何年かすれば戻ってきます。必ず戻ってきます」

楓「……サクラぁ」ポロポロ

サクラ「主様……」グスッ

楓「応援…してるからね!頑張って……きて……」

サクラ「……はい……!!」

男「……」

女「お父さんが死んだ」

男「え……」

女「ごめんね、急に。これで私……お父さんの跡を継がなきゃいけなくなっちゃった」

男「女……」

女「もしかしたらほとんど男に会えなくなるかもしれない」

男「そうなのか……」

女「……嫌だよ!男に会えなくなるなんてぇぇ……」ポロポロ

女「折角……折角また会えたのにもうお別れなの?」

女「男の事諦められなくて……こんなに好きなのに……!!」ギュッ

男「……」ギュッ

女「……なんてね!仕方ないもんね!また時間を作れば会えるよきっと!」

男「そうだな……またどこか遊びにでもいこう」

女「うん!それじゃあいくね!」

男「あぁ……」


「うわああああん!!!!」


男「……」

「「「な、なんだってえええええ!?!?」」」

ルカ「犬娘さんと男さん結婚するんですか!おめでとうございます!!」

女性客1「男くん……おめでとう……!」シクシク

男「あ、ありがとう……」

男性客4「俺たちの犬娘ちゃんがああああああ」

男性客5「きっと……!きっとあいつなら犬娘ちゃんを幸せにしてくれる!!」

男性客6「お店にもまだまだ来てくれるっていうし、俺たちで応援しよう!」

犬娘「嬉しいですよー//」

男性客4「犬娘ちゃんかわええ!!!」

桐枝「おめでとうございます」ニコッ

男「ありがとうございます」

桐枝「嫁の枠は奪われたとしても、家政婦の座は絶対に手に入れますからね」

男「へ?」

というかんじで外伝その後+αでした

どうでもいいけど最近職場でわんこPOPを作って遊ぶのが趣味になってきてるどうしよ
http://i.imgur.com/4SmEIRB.jpg

男「……」

わんこ「……」

男「結婚か……」

わんこ「んみゅぅ///」パタパタ

男「それはいいんだけどまた一つ問題が……」

わんこ「なんですか?」

男「戸籍、わんこは持ってないんだよな……」

男「婚姻届を書かなくても生活は出来る。けどもし子供が出来た時には……」

男「子供が生まれていない事になる」

わんこ「どういうことですか……?」

男「元々いない人間が子供を産める訳ないって事。戸籍っていうのはその人が日本に生きてますよって証拠になるから」

男「それがないならいない事になる」

わんこ「ふみゅ……」

男「他にも保険とかいろいろ問題もあるしな……」

男「……そういえばなんで母さんは戸籍あるんだ?」

ピンポーン

わんこ「出ますね」トテトテ

ガチャ

ジョン「こんにちは、ミスわんこ、ミスター男」

わんこ「ジョンくん!こんにちは!」パタパタ

男「お、どうした?」

ジョン「たまには遊びにこようかと……なにか困った様な顔をしていますね……」

男「めちゃくちゃ困ってる」

ジョン「なるほど。戸籍ですか」

男「あぁ……」

ジョン「それならなんとかしますよ」

男「本当か!!」

わんこ「ふみゅ!よかったですねー!」

ジョン「……私が他に人間として生きている犬の為になにかしようと思ったのにはまず訳がありまして」

ジョン「私の師に当たる方がそういう活動をしていたからなのです。犬の為の戸籍取得もその活動の一つでした」

ジョン「今では私がその活動を引き継いでおこなっていますから。ミスわんこの戸籍もなんとか出来ます」

男(あぁ……母さんが戸籍持ってた理由はそれか)

男「頼めないか?」

ジョン「お任せ下さい」ニコッ

男「……それともう一つだけ」

ジョン「はい」

男「わんこの両親も探してもらいたい」

ジョン「……」

わんこ「……!!」

男「きっと娘が結婚するなら、幸せに暮らしてるってわかるならきっと喜ぶだろ」

男「本当は真っ先になんとかしなきゃいけなかったんだろうけどな……」

わんこ「ご主人様……」

男「なにか覚えてないか?」

わんこ「……お父さんとお母さんとは私が小さい頃に離れ離れになっちゃったんですよー……匂いは……覚えてますけど見た目はもう……」

ジョン「……わかりました。それもなんとかしてみましょう」

ジョン「ただそちらの方は確実に見つかるとは言えませんがよろしいですか?」

男「あぁ……頼む」

わんこ「会いたいですよ……」

ジョン「出来る限りの努力はしてみるつもりですから、しばらく待っていて下さい」

ジョン「まずは戸籍からですね」

男「頼んだ」

ジョン「えぇ……それでは早速」

わんこ「ジョンくん!今からお茶を淹れますから飲んでいってください!」

男「そうだな……折角来てくれたんだしゆっくりしてけよ。ていうか元々の目的はそっちだろ?」

ジョン「……そうですね。それではお言葉に甘えて」

男「というか腹減ったしメシでも作るか。なにがいい?」

ジョン「なんでも構いませんよ」

男「んじゃあ今日はパスタにするか」

わんこ「パスタ!楽しみですねぇ……」パタパタ

という訳でお仕事へ

ーそして数ヶ月後ー


ジョン「これがミスわんこの戸籍です」

男「……」

わんこ「……」パタパタ

男「……あれ、血縁のとこ。両親の名前……」

わんこ「お父さんとお母さん!!見つかったんですか!!」

ジョン「ええ、意外と近くで」

男「どこにいたんだ?」

ジョン「私の会社で勤務していたんですよ。それでも探し出すのに時間は掛かってしまいましたが」

男「そっか……ありがとうな」

ジョン「いえ、ミスわんこの力に慣れたのなら」

わんこ「よかったですよー!」パタパタ

ジョン「ところで……もう連れて来ているのですが良かったでしょうか?」

わんこ「ふみゅ!」

男「まじか!」

ジョン「ご両親も早く娘に会いたいと仰っていたので」

わんこ「……」ピクピク

男「大丈夫か?」

わんこ「大丈夫です」

ジョン「それでは……」

ガチャ

わんこ父「お邪魔します」

わんこ母「失礼します」

男「……」

わんこ「……!!」

わんこ父「……娘か?娘なのか!?」

わんこ母「……あぁ……この匂い…間違いないわよ」

わんこ「お父さんとお母さんの匂い……おんなじですよ……!!」

わんこ父「娘!」

わんこ「お父さん!」

わんこ母「会いたかったわ……!」

わんこ「お母さん!」

わんこ「私も会いたかったですよー……」パタパタ

男「しばらく表にいるか」

ジョン「そうしましょうか」

ーーーーーーーーーーーー
ーーーーーーーーー
ーーーーーー
ーーー


わんこ父「娘がお世話になったようで、本当にありがとうございます」

男「いえ……大した事はしてませんし……」

わんこ母「聞けば結婚するそうですね。娘があれだけ貴方の事を愛しているのなら私たちは反対しません」

わんこ父「いつまでも娘を大切にしてやって下さい」

男「……はい」

わんこ「……」ピクピク

わんこ父「それと……たまにでいいので娘に会わせて下さい」

男「それはもちろん。折角親子再会出来たんですから」

わんこ「ご主人様……」パタパタ

わんこ母「本当に……いいご主人様でよかったわね」

わんこ「わふ!」

感動の両親との対面のところでお仕事

次回!!ついに本気の最終回!!の予定。いろいろ考えておくのでしばしのお待ちを……

わんこと別れるの辛い(´ ; ω ; `)

ーさらに時が流れてまた冬ー


ジョン「みんな揃うのは久しぶりな気がしますね」

チワワ「そうだな……みんな忙しいみたいだしな」

ウルフ「でも今日は忙しくても休めないわよね」

楓「そうだね!サクラも来てくれたし!」

サクラ「……」ピクピク

ユキ「この洋服似合ってるかなぁ…」

チワワ「最高だぞユキ!あぁ……おしゃれしてもかわいいなぁユキは」

裕二郎「しかしあいつらまで読んで良かったんですかい?」

カタギに見えない男4「男さんにはそれはお世話になりましたから!!」

カタギに見えない男5「来ない訳にはいかないですぜ」

チワワ「人が多い方がいいだろ?それじゃあそろそろ行こうぜ」

女「あ、待ってー!」

ウルフ「あら、随分遅かったわね」

女「ごめんね。どうしても片付けなきゃいけない仕事があって……」

桐枝「私が送ってきたんです」

執事「これで全員そろいましたか?それではこれで……」


友「まさかこんな日が来るなんてなぁ……」

ギター「うらやましいぜ畜生…!」

ベース「今日は盛り上げてやらないとな」

ドラム「そうだな……」

友「そろそろ入ろうぜ。待たせちゃ悪いしな」

ーーーーーーーーーーーー
ーーーーーーーーー
ーーーーーー
ーーー


神父「……」

神父「これより男、犬娘の挙式を始めたいと思います」

神父「まずは新郎の入場です」

~♪

男「……」

父「やっと、お前も結婚か」

男「待ってたりしたのか?」

父「当たり前だろ」


ウルフ「あら、新郎が真っ白なんて珍しいわね」

チワワ「折角だから目立つ様にするなんて言ってたけどな。そういう事だったのか」

ジョン「私がコーディネートしたんですよ」

楓「ジョンくんはいつも白スーツだもんね」


コツコツ

男「……」

父「……」

神父「……」

父「あんま緊張するなよ?」ボソッ

男「あぁ……」

男「……」

男(やっと……この時が来た……のか)

男(長かった様な、短かった様な……)

神父「続いて、新婦に入場していただきます」

~♪

ガチャ

犬娘「……」

わんこ父「……」

男「……!」

男(わんこのウエディングドレス……やっぱり似合ってるなぁ……)

男(……あぁ……見惚れそうだ……)


ユキ「わんこお姉ちゃん……凄く綺麗」

女「似合ってるね……すごく……二人とも」

わんこ父「いこうか」

犬娘「わふ」

スッ

男(本当に……本当に綺麗だ……)

男(……やばい、もう涙が出そうだぞ……)

犬娘「……」

犬娘(ご主人様……私はご主人様に出会えて本当に嬉しいですよ……)

犬娘(ずっと……ずっとご主人様のそばに……)

あかん脳内で映像とセリフが再生されて泣きそう……本当にずっと書いてきて思い入れがあるんだなと改めて感じてます

画力があれば……!この絵を描いて残せるのに……(´ ; ω ; `)

わんこ父「……」

犬娘「……」

わんこ父「……」グスッ

犬娘「お父さん……?」

わんこ父「ん……なんでもないよ。なんでも……」


わんこ母「……お父さん」


わんこ父「……」

犬娘「……お父さん、ありがとうございます」

わんこ父「……あぁ」スッ

男「……」

犬娘「……」

神父「賛美歌斉唱。みなさんご起立下さい」

ガタ...


いつくしみ深き 友なるイェスは

罪科憂いを 取り去り給う

心の嘆きを 包まず述べて

などかは下ろさぬ 負える重荷を


いつくしみ深き 友なるイェスは

我らの弱きを 知りて憐れむ

悩み悲しみに 沈めるときも

祈りに応えて 慰め給わん


いつくしみ深き 友なるイェスは

変わらぬ愛もて 導き給う

世の友我らを 捨て去るときも

祈りに応えて 労り給わん


http://m.youtube.com/watch?v=d_ZHBmexctc


神父「ありがとうございました。ご着席下さい」

神父「それでは。ここで聖書の中から少し、朗読させていただきます」




「愛は決して滅びない。預言は廃れ、異言はやみ、知識は廃れよう、わたしたちの知識は一部分、預言も一部分だから。完全なものが来たときには、部分的なものは廃れよう」

「幼子だったとき、わたしは幼子のように話し、幼子のように思い、幼子のように考えていた。成人した今、幼子のことを棄てた。わたしたちは、今は、鏡におぼろに映ったものを見ている」

「だがそのときには、鏡と顔とを合わせて見ることになる。わたしは、今は一部しか知らなくとも、そのときには、はっきり知られているようにはっきり知ることになる」

「それゆえ、信仰と、希望と、愛、この三つは、いつまでも残る。その中で最も大いなるものは、愛である」

祈祷、祝辞は省略


神父「夫たる者よ。汝、健やかなる時も、病める時も、常にこの者を愛し、慈しみ、守り、助け、この世より召されるまで固く節操を保つ事を誓いますか」

男「誓います」

神父「妻たる者よ。汝、健やかなる時も、病める時も、常にこの者に従い、共に歩み、助け、固く節操を保つ事を誓いますか」

犬娘「誓います」

神父「では、指輪の交換を」スッ

男「……犬娘」

犬娘「……ご主人様」

神父「……それでは、誓いのキスを」

男「……」

男(なんかこう……改めて人前でやるのって……恥ずかしいな……)

犬娘「ん……」

男「……」

男(ウエディングドレス姿でキス待ち顏なんて……卑怯なくらいかわいいじゃねーか……)

男「……」スッ

チュッ

お仕事へ……

髪の毛についてもちゃんと設定作ってたり。犬耳登場人物の髪の毛…というか毛の色は一応犬だった頃の毛色と同じなんですよ

ジョンは薄い金髪、サクラは薄茶色。チワワは白髪……じゃ可哀想なので銀髪ですが黒染めしてます。わんこは茶色ですね

一応読んでる方に好きに想像してもらうため設定はあんまり公表してない……はず。実は作り込んでます

犬娘「……//」

男「……」

神父「それでは、この結婚証書に署名をお願いします」

男「……」サラサラ

犬娘「……」カキカキ

神父「……わたしは、お二人の結婚が成立したことを宣言いたします」

神父「お二人が今わたしたち一同の前でかわされた誓約を神が固めてくださり、祝福で満たしてくださいますように」

神父「ご列席の皆さん、お二人の上に神の祝福を願い、結婚の絆によって結ばれた このお二人を神がいつくしみ深く守り、助けてくださるよう祈りましょう」

神父「宇宙万物の造り主である父よ、あなたはご自分にかたどって人を造り、夫婦の愛を祝福してくださいました」

神父「今日結婚の誓いをかわした二人の上に、満ちあふれる祝福を注いでください。
二人が愛に生き、健全な家庭をつくりますように」

神父「喜びにつけ悲しみにつけ信頼と感謝を忘れず、あなたに支えられて仕事に励み、困難にあっては慰めを見いだすことができますように」

神父「また多くの友に恵まれ、結婚がもたらす恵みによって成長し、実り豊かな生活を送ることができますように」

神父「わたしたちの主イエス・キリストによって」

神父「アーメン」

「「「アーメン」」」

神父「新郎新婦の退場です。皆さん、暖かい祝福を」

~♪

男「いこうか」スッ

犬娘「わふ…///」ギュッ

パチパチ

楓「おめでとー!」

友「お前ら幸せになー!」

チワワ「くっ……泣けてくるじゃねえか……」

ユキ「よしよし」ナデナデ

チワワ「ユキは優しいなぁ……!」ギュッ

父「……」

母「……」グスッ

わんこ父「む、娘があんなに綺麗に……うぅ……」

わんこ母「よかったわね本当に……」

父「俺たちもいくぞ」スッ

母「えぇ……」

わんこ父「ぐすっ……いこう」

わんこ母「いきましょう」


ーーーーーーーーーーーー
ーーーーーーーーー
ーーーーーー
ーーー

女「ブーケトスの時間だあああ!!」

桐枝「まぁ、ここでいただくのは私ですけどね」

楓「いいや、私が取ってサクラと……!!」

サクラ「主様……」

ウルフ「一応狙ってみようかしら?」

ユキ「私も頑張る」

チワワ「ユキー!頑張れよー!」

裕二郎「……気迫がよぉ」

ジョン「中々これは面白そうですね」

犬娘「いきますよー!」

女「来いやあああ!」

犬娘「ふみゅ!」フッ

チワワ「しっかしあれだよなー」

裕二郎「……あれ、組長」

チワワ「あん?」

パサッ

チワワ「……」

裕二郎「……」

女「あ……」

ユキ「……おじさん」

桐枝「……」

ウルフ「ぷふっ」

楓「な、なによそれー!」

サクラ「……」

犬娘「……ふみゅ」

男「……」

チワワ「あれ。え、え?俺……次の花嫁?」

男「んな訳あるか!!」

おめでとう チワワは ヤクザから はなよめに しんかした!

という訳でお仕事へ

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ーーーーーー
ーーー


ガヤガヤ

ジョン「次は披露宴ですね」

女「でも披露宴が挙式の後っていうのも珍しいかも」

チワワ「酒飲んでメシ食った後だといろいろアレだからって言ってたな」

楓「楽しみだねー」

サクラ「そうですね」

ウルフ「エスパー佐藤とか来るのかしら」

桐枝「芸人だとかは呼んでなかった気がしますよ」

裕二郎「なんで知ってるんだ?」

桐枝「一応多少はお手伝いしたので」

ユキ「わんこお姉ちゃん綺麗だったな…」

チワワ「また出てくるからな」

チワワ「さてと、俺は仕事があるから行くぜー」

ジョン「緊張しないで下さいね」

チワワ「する訳ねーだろ」


友「いや、楽しみだな!」

ベース「思えば結構人も集まってるよな」

ギター「腕が鳴るぜ」

ドラム「鳴らすのは弦だけにしとけ。あんま気合い入れてるとドジるぞ」

チワワ「あー、あー、マイクテストっと」

チワワ「みなさん。本日はお忙しい中お集まりいただきありがとうございます」

チワワ「今回の披露宴の司会を務めさせていただくチワワです」

チワワ「あ、ちなみに市長選に立候補するんでよろしくお願いしまーす」


友「え、あの人……どこかでみた事あると思ったら」

ギター「随分すごい知り合いがいるんだなあいつ」


チワワ「んでま、それもいいんですけど。まずは新郎新婦に入場してもらいます。みなさん拍手でお出迎え下さい」

チワワ「それでは。新郎新婦、入場」

パチパチ

披露宴もあります。ではお仕事で

~♪

男「……」

犬娘「……」


父「……」

母「随分かっこよくなったと思わない?」

父「どうだかな」

わんこ父「綺麗だな」

わんこ母「そうね……」


チワワ「……はい。これより、男、犬娘の結婚披露宴を始めたいと思います」

チワワ「二人の結婚も無事成功しました。先ほどご参列いただいた方々には深く感謝を述べたいと思います」


ウルフ「……なんか気持ち悪いわね」

楓「ま、まぁ……普段と全然違うからね」

女「あ、こっち見てるよ?」

裕二郎「多分今の聞こえてたな」

チワワ「新郎、男は音楽の制作業を。新婦、犬娘はえー…専業の主婦として現在お互いに支えあっています」

チワワ「折角なんで簡単に二人の生い立ちから馴れ初めまでを少し紹介したいと思います」

チワワ「正面のスクリーンにご注目下さい」


パシャ

チワワ「まずは男から。彼はここかなみ市で産まれました」


女「あ、これ男くん?かわいい!」

ウルフ「赤ちゃんは誰でもかわいいものよね」


パシャ

チワワ「小さな頃はいたずら好きでよく怒られていたそうな。創作意欲というのもこの小さな頃からあったようで、よく折り紙で遊んだりお絵描きをしていたそうです」

チワワ「もちろん友達と外で泥だらけになったりも」


ーーーーーーーーーーーー
ーーーーーーー
ーー

チワワ「音楽への興味は高校生の時に芽生えたそうです。きっかけは友人にバンドに誘われて」

チワワ「最初はからっきしダメだったそうですが、しばらくすると彼は作詞作曲、キーボードにヴォーカルまで担当する事に」

チワワ「この時の熱意は今でも彼に残り続けています」

チワワ「プロも目指す覚悟でいたそうですが訳あって夢を諦める他ありませんでした」

チワワ「中規模の企業に就職をするとそこで働きづめの日々が彼を待っていました」


男「なんだか……恥ずかしいよな」

犬娘「そんな事ないですよ。ご主人様は今まで頑張ってきたんですから」

男「ありがとな」

犬娘「ふみゅ…//」

チワワ「そんな中でも彼はヴォーカルスクールに通ったり、独学で作曲を続けたりと努力は惜しみませんでした」

チワワ「しかし業務は過酷になっていき次第に時間も取れなくなっていきます」

チワワ「彼の夢が消えかけました」

チワワ「彼は夢を諦めました。安定した仕事をしていく事が一番なんだと言い聞かせて、彼は仕事にうちこんでいきます」

チワワ「ここで犬娘さんの生い立ちも紹介しましょう」


犬娘「楽しみですねー」

男「……」

男(そういえばどうやって紹介するんだ……まさかペットショップで売られててしかも捨てられたとか……とか言えないだろ)

男「ううん……」

チワワ「彼女もまたこのかなみ市で産まれ育ちました」

パシャ

チワワ「幼少の彼女はとても元気で運動も大好きでした」


男「……」

男(スクリーンに映ってんの誰だ!?)

男(ってまぁ……捏造するしかねーよな……)

チワワ「頭も良く小学校でも成績はトップクラス。それは大学生になっても変わりませんでした」


わんこ母「上手く合成してくれてるわね」ヒソヒソ

わんこ父「そうだな」

お仕事へー

ーーーーーーーーーーーー
ーーーーーーー
ーー

チワワ「彼女と出会い、彼は変わります」

チワワ「仕事を辞め、曲作りに打ち込みます」

チワワ「そして本当の彼の夢……ヴォーカリストになる事。それをも彼女は呼び起こし、ついには叶うまでに至りました」

チワワ「彼と彼女は強い絆と愛情で結ばれています……と。こんなもんか?」

パチパチ


男「……///」

犬娘「恥ずかしいですね///」

男「だろ……?」

チワワ「えー……次に新郎のお父様からの祝辞です」

母「頑張ってよ」

父「あぁ……」


父「えー……本日は息子の結婚式に来ていただきありがとうございます」

父「とてもよい女性に恵まれて息子共々感謝と喜びを感じています」

父「ご親戚の皆様、友人の方々、その他関係者の皆様。これからも二人を見守り、時に助けてやって下さい。ありがとうございました」

パチパチ

チワワ「ありがとうございました。それでは次に……ウエディングケーキの登場です」

カラカラ

執事「お持ちしました」

犬娘「ふみゅ!私と同じくらい大きいですよ!」

男「7段もあるのか……」

ウルフ「すごいわねー」

楓「実際に見ると迫力あるね……」


チワワ「ケーキ入刀です。写真撮りたい方は前にどうぞー」

楓「私撮ってくるね」スッ

裕二郎「ユキ、写真欲しいか?」

ユキ「撮ってくれるの?」

裕二郎「いいぜ。待ってろ」

友「俺も撮るか」

ギター「あとでくれよ」

ガヤガヤ

チワワ「はいはい静かにー。そんじゃケーキ入刀ー」

男「わん……犬娘、一緒にこれ持って」

犬娘「こうですか?」

男「そそ、いくぞ……」

スッ

パシャパシャピピッ

ここまでで

雪積もってすごいですねー。関東では20cm積もるとか。雪のお話とか書きたかった

ーーーーーーーーーーーー
ーーーーーーーーー
ーーーーーー
ーーー


チワワ「では、これよりお食事の時間とさせていただきます。みなさん、グラスをお持ち下さい」

チワワ「乾杯!」

「「「乾杯」」」

ガヤガヤ


チワワ「ふぃー……慣れない事すると疲れるぜ」

男「お疲れ」

犬娘「お疲れ様ですよー」

チワワ「おう。んまぁ俺にかかればこのくらいちょろいもんよ」

チワワ「で。これから席回るんだろ」

男「そうだな」

チワワ「俺も席戻るからよ。またそこでな」

男「ゆっくり食っててくれ」

チワワ「そうさせてもらう」

男「さて。犬娘、席回ろうか」

犬娘「いきましょう」


男「今日は来ていただいてありがとうございます」

白雪ソフト関係者「いえいえ、こちらこそ呼んでいただいてありがとうございます」

担当「ようやくあの時話してくれた事が叶ったんですね」

男「本当に、あの時の俺のお願いを聞いていただけたからここまで漕ぎ着けたんです。ありがとうございました」

白雪ソフト関係者2「いいえ、僕も男さんの声が欲しいと思ってたので。よかったです」

担当「それにしてもかわいいお嫁さんですね」

犬娘「ありがとうございます//」

担当「これからも仲良く夫婦でいて下さい」

男「ありがとうございます」

犬娘「ありがとうございます!」

男「おっす」

友「おう!おめでとう!」

犬娘「みんな来てくれてありがとうございます」

ギター「いいなぁ……かわいいな」

ベース「おいおいまさか人の嫁さん狙ってんのかぁ?」

ギター「アホか!彼女いるってんだ!」

ドラム「え。彼女出来たのかよ」

友「お前の彼女の話はいいだろ、今は男と犬娘ちゃんの話しようぜ」

男「おーう」

ウルフ「あら、おめでとう」

楓「おめでとー!」

ジョン「おめでとうございます」

ユキ「おめでとう!」

女「おめでとう」

サクラ「おめでとうございます」

裕二郎「おめでとう」

犬娘「みんなありがとうございます」

チワワ「しかしよかったなー。こんな日が来るとは思ってたけどよ」

裕二郎「組長は結婚とかしないんですかい」

チワワ「やめろ、悲しくなる」

ユキ「チワワおじさん……」

桐枝「おめでとうございます」スタスタ

ウルフ「どこに行ってたの?」

執事「人出が足りなかったので手伝っていただいておりました。お飲み物はよろしいですか?」

チワワ「ユキにオレンジジュース注いでやってくれ」

執事「かしこまりました」

桐枝「二人共お似合いですね」

男「ありがとう」

犬娘「ふみゅ…///」

桐枝「もしお金に余裕が出来たら私を雇って下さいね」

男「えっ」

ジョン「それ雇い主の前で言っていいんですかね……」

桐枝「これは失礼いたしました」

ーーーーーーーーーーーー
ーーーーーーーーー
ーーーーーー
ーーー


チワワ「おっと……そろそろいかなきゃな」


チワワ「えー、お食事をお楽しみの皆様。ここで新郎新婦がお色直しで退場します」

チワワ「その間祝電が来ているので一部読ませていただきます」

お仕事です

このお仕事ですもあと何回言えるんでしょうか……

ーーーーーーーーーーーー
ーーーーーーーーー
ーーーーーー
ーーー


チワワ「新郎新婦の再入場です」

チワワ「みなさんテーブルにキャンドルはありますか?」

チワワ「新郎新婦の着火に合わせてテーブルのキャンドルも火を付けて下さい」

チワワ「では、新郎新婦の入場です」

パチパチ

男「……」

犬娘「……」


ユキ「お色直ししても綺麗……」

女「男くんもかっこいいなぁ……」

男「これに火をつければいいんだな」

犬娘「一緒にやりましょう」

男「そうだな」

チワワ「では、お願いします」

カチッ

男「……」

犬娘「……」

ポッ...

パチパチ

チワワ「ありがとうございます。続きまして来賓の祝辞です」

ジョン「では、行ってきますね」


ジョン「本日はこのような特別な式に呼んでいただきありがとうございます。お二人共末長く幸せでありますように、心から願っております」

ジョン「ここに来ている方もみんな新郎新婦を祝福しています。もし困る事があれば遠慮せずに声を掛けて下さい。きっと誠心誠意助けてくれるはずです」

ジョン「以上、来賓祝辞でした」


パチパチ

チワワ「はい。ありがとうございました」

チワワ「ここでまたしばらく歓談の時間とさせていただきます。みなさんゆっくりとくつろいで下さい」

ガヤガヤ


チワワ「疲れた」

ウルフ「あと少しじゃない。頑張りなさいよ」

チワワ「あぁ……」


友「……そろそろだな」

ギター「いくか?」

ベース「やってやろうぜ!」

ドラム「だな」


友「ここからは余興の時間だぜ!!みんな俺の歌を聴けえええ!!」

ギュィィィンッ!!

友「キーボード、空いてるぜ?」

男「……仕方ないな」ガタッ

犬娘「ご主人様!頑張って下さい!」

男「おう」ナデナデ

犬娘「んみゅ///」

お仕事へ

ーーーーーーーーーーーー
ーーーーーーーーー
ーーーーーー
ーーー


チワワ「……では。余興もお楽しみいただけたと思いますが、ここで新婦からご両親に向けて手紙を読んでいただきたいと思います」

犬娘「頑張りますね」

男「うん」

わんこ父「……」

わんこ母「……」

犬娘「……」ペラッ

犬娘「お父さん、お母さん。私はやっと大好きな人と結婚することができました」

犬娘「お父さんとお母さんが私を産んでくれたから、私は幸せになれました。本当にありがとうございます」

犬娘「小さな時、お父さんとお母さんは私に沢山愛情を注いでくれました。今でもちゃんと覚えてます」

犬娘「離れ離れになって、悲しい思いもしました。ひとりぼっちで泣いた事もありました。けれど……」

犬娘「私の大好きな人にあって、それからは幸せいっぱいで……」

犬娘「……」クスン

わんこ父「……」

わんこ母「……」ポロポロ

犬娘「こうしてお父さんお母さんともまた会えて……これからはずっと一緒ですよ……」

犬娘「小さな時、私を愛情いっぱい育ててくれたように……私がお母さんになったときには……赤ちゃんを育てていきます」

犬娘「今までありがとうも言えなくて、お返しも出来なかったけど、これからはお父さんお母さんに沢山沢山……お返しします」

犬娘「沢山思い出を作って……沢山笑って……」

犬娘「……ふみゅぅ」ポロポロ

わんこ父「……」クスン

男「……」

ウルフ「……」

楓「わんこちゃん……」


チワワ「くっ……いい話だぜ……」

犬娘「……大好きですよ。お父さん、お母さん」

パチパチ

チワワ「ありがとうございます。次に新郎新婦からそれぞれのご両親へ花束の贈呈です」

男「……」スッ

父「……ほら、いくぞ」

母「えぇ……」


男「……ありがとう。これからもよろしく」スッ

父「おう……」

母「あんまりお嫁さんに迷惑かけちゃだめよ……」

男「わかってるって」

犬娘「どうぞ」スッ

わんこ父「ありがとうな」

わんこ母「沢山お婿さんと思い出作るのよ」

犬娘「わふ……っ!」

ーーーーーーーーーーーー
ーーーーーーーーー
ーーーーーー
ーーー


チワワ「これで、披露宴を閉会したいと思います。ご参列いただいた皆様には感謝を述べると共に、これからも二人をどうぞよろしくお願いします」

チワワ「それでは、新郎新婦の退場です」

パチパチ

男「……」スッ

犬娘「……//」ギュッ


楓「おめでとう!」

サクラ「おめでとうございます」

ユキ「お兄ちゃんにお姉ちゃんおめでとう!」

裕二郎「おめでとう」

ジョン「おめでとうございます」

ウルフ「これからも仲良くするのよー」

桐枝「素晴らしい披露宴に挙式でした」

女「幸せにねー!」

友「畜生!うらやましいぜ本当に!」

ギター「お前には一生あんなかわいいお嫁さん出来ないだろうな」

友「どういう意味だよ!」

ベース「お幸せにー」

ドラム「……」

ガチャ

男「……お」

わんこ「ふみゅ……ご主人様」

サァァァ...

男「雨だな……」

わんこ「そうですね……」

男「……俺たちが初めてあった時も雨だった」

わんこ「私は雨、好きですよ」

男「そうなのか?」

わんこ「きっと雨がご主人様に会わせてくれたんです。雨だったからご主人様は……」

ギュッ

男「……雨じゃなくても拾ってたさ。きっとな」ナデナデ

わんこ「……」

男「……ん、あそこ……雲の切れ間だ」

わんこ「ふみゅ……!」

キラキラ

男「日が覗いて雨が光ってる」

わんこ「虹!虹も出てますよ!」

男「本当だ……」

男「……」

わんこ「……みゅふふ」

男「ん……?」

わんこ「ご主人様……大好きですよ」

男「俺も大好きだ」

わんこ「……幸せです」

男「俺も…幸せだ」

わんこ「一緒ですね」

男「これからもきっとずっと一緒だ。幸せだって、悲しい事だって」

男「きっと一緒に感じるんだ」

わんこ「ご主人様と一緒なら……悲しい事も大丈夫です」

男「そうだな……」

男「……」

わんこ「……」

男「……わんこ」

わんこ「……ご主人様!」




fin...

これで全て消化しました。今までお付き合いいただいた皆様、本当にありがとうございます。続編はまたいつか書くと思います。似たようなタイトルで建てると思うのでもし見かけることがあればまたよろしくお願いします

現行でも書いてるのでそちらも見かけましたらよろしくお願いします。しばらくしたらHTML出すので、それまでに質問とかいまいちわからなかった事などあれば

それでは、本当にありがとうございました

自分もわんこと離れ離れになるのは悲しいの……(´ ; ω ; `)
続編のストーリーは実は出来上がってるので一旦今書きたいものを書いてから新スレ建ててやるつもりなのです

今やってるの見ててくれてる人が既に…ありがとうございます

サラリーマン「お前は一人じゃない!!」 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1390943755/)

こんなんとか

コーヒーショップ 魔王 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1385161662/)

こんなのも犬娘と並行で書いてました

次も今書いてるのと並行で一本書こうと思ってるんですけど、またほのぼのラブラブするか多数決ありの戦記物書くか悩んでます

このSSまとめへのコメント

1 :  SS好きの774さん   2014年01月28日 (火) 13:01:44   ID: vwmee97O

出来れば楓さんも入れてハーレム展開などどうでしょう
てか、お願いします‼︎

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