橘「美也を相手に告白の練習でもするか」(334)

立ったら書く

橘(何だかんだ言っても僕ももう高校生だ…)

橘(いつまでもお宝本ばかり読んでるだけじゃ
いつか好きな人が出来た時にうまく告白出来ないぞ…?)

橘「よし、美也相手に告白の練習でもするか!」

橘(…とは言っても、美也に「告白させてくれ」と断った後に言ってもな…)

橘(やっぱりいきなり切り出す方が相手の素直な反応も見られるよな)

橘(よし、そうと決まれば…!)

橘「ただいまー」

美也「あ、おかえりにぃにー!」

橘(おっ、美也がもう帰って来てるじゃないか!)

橘(じゃあ早速捕まえて…ってあっ!)

七咲「お邪魔してます、先輩」

橘「な、七咲…来てたんだ…いらっしゃい」

橘(さ、さすがに七咲もいる前で告白するのはまずいよな…)

>>18は俺ね


橘(七咲が帰るまでは大人しく自分の部屋で待っておこう…)スタスタ

橘(さて、と…)

橘(でも七咲が今居るのは美也の部屋だし、
この僕の部屋の中で告白の練習をするぶんには
問題ないんじゃないか?)

橘「よし、予習の予習だ!今から美也への告白の練習をするぞ!」

――美也の部屋――

美也「でねー逢ちゃんーそれでねー!」

七咲「うんうん」

美也「あっちもこっちもにっちもさっちもなんだー!」

七咲「そうなんだ、すごいね」

七咲「…あ、ごめん美也ちゃん、ちょっとトイレ借りるね」

美也「へぁ?いいよー!!」

七咲「ふぅ…」スタスタ

七咲(相変わらず美也ちゃんの語彙の拙さには驚かされるな…)スタスタ

七咲「トイレインターバル無しではちょっと聞けないよ…」スタスタ

「…なんだ!」

七咲「えっ」クルッ

七咲「今…何か声がしたような…」

七咲「橘先輩の…部屋から…かな?」

七咲(ちょ、ちょっと覗いてみようかな…?)コソコソ

七咲(年上の男の人の部屋なんて見た事ないから…ちょっと緊張しちゃうな…)ソー

橘「美也、好きなんだ!」

七咲(えっ?)

橘「うーん、これじゃありきたりでイマイチ気持ちが通じないかな…」

七咲(先輩…な、何を…言って…?)

橘「愛してる、美也」

橘「隠そうとしても駄目なんだ…溢れてくるんだ…もう抑えられないんだ!」

七咲(あ、デジャブ…)

七咲(嘘…!兄妹で…そんな…!)ガクガク

七咲(ああっ、あまりにものショックで膝が笑ってしまってる…!)ガクガク

七咲「うぅっ、どうしよう…あ、歩けない…」ガクガク

七咲(だ、駄目だ…このままじゃ先輩の部屋の前で失禁してしまう…!)ガクガク

七咲(一体どうすれば…!?)ガクガク

七咲「塚原先輩…助けて…!」ガクガク

七咲「そっ、そうだ!」ガクガク

七咲(い、一度うつ伏せになって…)ペタン

七咲(クロールの要領で手を動かせば…足が動かなくても前へ進めるはず…)ガクガク

七咲「」バタバタ

七咲「す、進んだ!やった!」バタバタ


こうして七咲は失禁する事なく無事トイレを済ませる事が出来たが、
あの橘の言葉が頭から離れず、その日はトイレから出た後
そのままクロールで帰宅してしまった

橘「…よしっ、練習完了!これなら多分大丈夫だ!」

美也「にぃに、入るよー」ガチャ

橘「み、美也!?入る時はノックしろって言ってるだろ!」ワタワタ

美也「あーっ、ごめんごめん!ところでさ、逢ちゃん何処に行ったか知らない?」

橘「えっ?さっきまで美也と遊んでたんじゃないのか?」

美也「それがさ、トイレに行くって言ったまま居なくなっちゃったんだよ」

橘「そ、そうか」

橘(チャンスだ!)

橘「み、美也」

美也「ん、なにー?」

橘「その…話が、あるんだけど…」

美也「ふんふん、何の話?」

橘「あのな美也」

美也「ふんふん?」

橘(いや、待てよ…?こんなロマンチシズムの欠片もない
僕の部屋で告白ってどうなんだ?)

橘(まずちょっと小洒落た所へ移動するべきだ!)

橘「ちょっと行きたい所があってさ、ついて来てくれないか?」

美也「へ?美也も行くの?」

橘「な、七咲が帰ってどうせ暇なんだろ?」

美也「にしし、まあねー」

橘「じゃあ早速…」

美也「あ、先にトイレ済ませてくるから待ってて!」

橘「あ、ああ…」

橘(よ、よし…今のところ全て順調に進んでいるぞ…!)

橘(あとは何処で告白するか、だけど…)

橘(…駄目だ、良い場所が思いつかない…)

美也「いやあああああああああああああ!!!!!!」

橘「!?」

橘「どっ、どうした美也!?」ダダダダ

橘「ってなんだ臭いぞ!」

美也「こ、これ…」

橘「べ、便器が小便まみれじゃないか…!」

橘「…」

美也「…」

橘「間に合わなかったのか?」

美也「違うよっ!みゃーじゃないよ!」

橘「一体誰が…?」

美也「も、もしかして逢ちゃん…?」

橘「そう言えばトイレに行ったっきり戻って来なかったんだよな…?」

美也「逢ちゃん…」

そう、七咲は確かに失禁直前に便所に入る事は出来た。
しかし足が言う事を聞かない為うまく便器に座る事が出来ず、
結果便器に小便を撒き散らす事になってしまったのだ。

橘「とにかく掃除しよう…」ガサガサ

美也「う、うん…」

橘(七咲、何て事をしてくれたんだ…美也のテンションがLOWになってしまったじゃないか…)フキフキ

美也「…」フキフキ

美也「ねぇ、にぃに」フキフキ

橘「ん?」フキフキ

美也「にぃにはさ、嫌じゃないの?」フキフキ

橘「えっ、何が?」フキフキ

美也「こうやって逢ちゃんの、つまり他人の尿を掃除するなんて…」フキフキ

美也「みゃーは友達だから構わないけど、男の人なら本当なら嫌がるはずだよ?」フキフキ

橘「いや、七咲だってもう高校生なんだよ。
どうしようもない理由があって、こんな事になってしまったんだよ」


橘はもっと邪推しても良かった。
自分の部屋を覗かれ、告白の練習などという
自分の恥ずかしい姿を目撃された挙げ句、
泣きっ面に蜂を体現せんと言わんばかりにその橘の家で小便を
ぶちまけたのだから。

美也「そ、そーだよね」フキフキ

橘「だから七咲をあんまり責めるなよ、美也」フキフキ

美也「…」ピタ

橘「美也?」フキフキ

美也「前から思ってたんだけどさ、にぃにって
逢ちゃんに…優しいよね?」

橘「え…?」ピタ

橘「そ、そうかな?美也の友達なんだし、少しくらいは仲良くするけど…」

美也「ううん、優しい…すっごく、優しいよ」

橘「美也…?」

美也「優しいにぃには好きだけど…逢ちゃんに優しいにぃには…やだな…」

橘「えっ?それってどういう…?」

美也「は、はいっ掃除終わりっ!早く出掛けないと夜になっちゃうよ!」


.                          ム `ヽ
. ╋╋┃┃                 ,イ  l > x ヘ ー- 、
.  ┃                   rク!/「 ムl>〉ヽ::::::::::、

 ━┓.                 /乂{.个トv'´::::`ヽ/r〉:::::::ヘ
 ━┫                 }Y⌒l.  }.{::::::::::::::} /::::::::::::}
 ━┛                 `!::::::!ミ彡.、::::_ノミヘ::::◇::!

 ━┓┃┃              、ゝァ'ト 彡 `< ∧ヽ〉ー ,.个 、     
 ━┛                  ヾムl! Y ヽ /`ヽヘ、_./. 个、 ヽ   
  ┃.                   ム7!|  ヽ/. / /:. :!:. :ヽ ヽ

  ┃                     ヽヘ  ̄ ヽ/ /:. :. :.:!:. :. :.ヽ ヽ
. ┃ ┃.                     ¨ ヾア /:. :. :. :. :.!:. :. :. :ヽ ヽ

 ・.  ・.                       / /:. :. :. :. :. :. :!:. :. :. :. :ヽ ヽ
.                          ,r./ /:. :. :. :. :. :. :. !:. :. :. :. :. :ヽ
                         / / ム、:. :. :. :. :. :. !:. :. :. :.. ィ

.  Yrァ―- 、ァ-┐               / / /    >  、:. :. !:. :.:,.ィ
. r'./::/::/::::::ゝ'┘.              /. ムム、       Y ´   ,.ィァ
. }/::/::/::/ /.ヽ              / L L _.       !  /. /
. {::/::Y:::l.◎! /、`ー - 、 ._       /      )::::、: ̄ ``ヽ、!,.rく  /,. イ
  `ヾ:l:::::!. l. ! !. ヽ   ヘヾヘ > 、   ヽ``  r.'、:::::::::::::::::::::::::::ヽ.ヽヽイ{ r彳
    ! l◎! ! ! l 〉  ヘヾヘ  ヘ77`くヽ 「 ̄``ヽ。、:::::::::::://)フ二-_  ̄
    ート、」 ヽム`ヽ   ヘヾヘ  ヘ/  ヽヽ{! ̄◎ヽ◇、:::ヽ/_ ] [ ̄] ヽィ
     .¨>.r‐、┐Lヽ__/」 ヾヘ  ヘ  、 Y  ̄`` 、゚ 。 ゚ヽ.イ==== 彳

        \.|rァ―、┐ ヾヘ  ヘ  ヾ  ̄`ヽ、 ヽ ◎」::::::::::::::::::::::::::::::

郁夫は楽しみにしていた。

何故なら今日は最愛の姉がイナゴマスクのベルトを
買って帰ってくれると約束した日だったからだ。

あまりに楽しみなせいで、彼は家の玄関を言ったり来たりしていた。

その時、玄関のドアの鍵がゆっくり開く。

待ち兼ねたと言わんばかりに郁夫はドアノブを満面の笑みで回した。

そこにあったのは砂利と尿でひどく汚れた倒れた姉の姿であった。

橘(結局いつもの公園に来てしまったな…)

橘(もともとロマンチックな場所なんて知らないしな…)

美也「にぃにの行きたい所って公園だったの?」

橘「ま、まぁね」

美也「つまんないの!もっと凄い所かと勘違いしちゃったよー」

橘「うん…」

橘(よし、言うぞ…言うんだ…!)

美也「でもみゃーはここ嫌いじゃないよ」

橘「え?どっちだよ…」

美也「昔、よくこの公園で遊んだもんね」

橘「あ、ああ…そう言えばそうだな…」

美也「みゃーはね、子供の頃にぃにとここに来るのが楽しみだったんだ」

橘「僕もだよ」

美也「あの頃みゃーにとってのにぃにはヒーローだったんだよ」

美也「すっごく…格好良かったんだよ…」

橘「あの頃の僕にとっての美也は、可愛らしい妹だったよ」

美也「にししし!」

橘「そして、今も」

美也「ほ、本当にー?そっ…そんな事言っても何も奢ってあげないからね!」

橘「美也」

美也「な、なに…」

橘「」キュッ

美也「ふぇっ!?…に、にぃに、何で手を繋ぐのかなー」

美也「…なんちって///」

美也「え…えっと」

美也「何で黙ってるのー!?な、何か恥ずかしいのだ///」

橘「美也、僕は」

美也「はっ、はいっ!!」

「ぅわお!!!!!」

橘「えっ!?」ササッ

美也「なに!?」

はるか「橘君じゃない!…っと、そこに居るのは美也ちゃん!?」

橘(森島…)

はるか「憧れの美也ちゃんはっけーんwww」タッタッタッ

橘(う…さすがに今邪魔されるのは嫌だな…)

橘「に、逃げよう、美也!」タッタッタッ

美也「えっ?う、うん!」タッタッタッ

はるか「うぅぅわぁお!!!!何処に行くの???」ダッ!!

ダンッ!

ダンッ!

ダンッ!

はるか「わおっ!わおっ!わああああああお!!!」ダァンッ!

橘(な、何だあの走り方!?両足で跳び跳ねながら迫ってくるぞ!)タタタタ

橘(しかもめちゃくちゃ速いし…!)タタタタ

橘「み、美也っ!森島先輩を怯ませる物を何か持ってないか!?」タタタタ

美也「えっ?さ、さっき逢ちゃんが部屋に忘れていった
ヒーローベルトしかないよ!」タタタタ

橘「な、何でそんな物持って来たんだよ!」タタタタ

美也「も、もし外で逢ちゃんに会ったら渡そうと思って…!」タタタタ

橘「くそっ、仕方ない」タタタタ

橘「森島先輩に投げつけよう!悪霊退散!」ポイッ

美也「ああっ、逢ちゃんのヒーローベルト!」タタタタ

はるか「わお!」パシッ

はるか「…」ピタッ

はるか「わお…」ジー

はるか「わおぉ…凄いなこれ…」ブツブツ


何かにとりつかれたかの様に走っていた森島先輩は
何かにとりつかれたかの様にベルトに見入っていた。

その隙に何とか森島先輩から逃げおおせる事が出来たのであった。

橘「はぁ…はぁ…」

美也「はぁ…はぁ…」

橘(も、もうとてもじゃないが美也に告白するどころじゃなくなったな…)

橘(空も暗くなってきた事だし、とりあえず家に帰ろう…)

橘「そ、そろそろ帰るか…美也」

美也「う、うん…」

橘「…」テクテク

美也「…うぅっ」ブルッ

橘「寒いのか美也?僕の上着を貸すよ」サッ

美也「あ、ありがとにぃに…」

橘「実はな、美也」

美也「えっ?」

橘「僕は美也に謝らなくちゃいけないんだ…」

美也「えっ?」

橘「うん…」

橘(美也を連れ回した挙げ句、七咲のヒーローベルトまで
無くしちゃったんだ)

橘(そろそろ本当の事を話して、素直に謝ろう)

橘(告白の練習台にしようとしてごめん)

橘(そうちゃんと謝ろう…)

美也「なーんか変な日だったねー」テクテク

橘「うん…」テクテク

美也「逢ちゃんはお漏らしするし、森島先輩は追いかけてくるしさ」テクテク

橘「ああ…本当にごめ」

美也「でも楽しかったなー!」テクテク

橘「え…?」テクテク

美也「こーやってにぃにと二人でお出掛けしたり、
走り回ったり。子供の頃みたいですっごく楽しくて」テクテク

美也「…懐かしかったよ、にぃに!」ニコッ

橘「美也…」テクテク

橘(こんな純粋な妹を騙して、振り回して…
尿の掃除までさせて、何をやってるんだ僕は!)

橘(謝るんだ…)

橘(よし…)

橘「美也」ピタッ

美也「んー?」ピタッ

橘(謝ろう…)

橘「あのな」

美也「ふんふん」

橘(謝る…)



橘「好きだ」

美也「え…?」

橘「あ、いや、違っ…」

橘(何を言ってるんだ僕は!?謝るんだろ!?何で今更告白の練習なんか…)

橘「は、ははっ!い、今のは忘れてくれ!」スタスタ

美也「にぃに!」

橘「な、何」ドキドキ

橘(何でドキドキしてるんだ…?)

美也「み…///」

橘「み…?」ドキドキ

美也「みゃーもにぃにが大好きなのだ!///」

橘「えっ!!?」

美也「へ…変な意味じゃないよ!?」

橘「あ、当たり前だろ!ななっ何言ってるんだよ…!」

美也「」キュッ

橘(あ、美也から手を繋いで…)ドキドキ

美也「変な意味じゃないのだー!///」ドキドキ

橘「お、おう!兄妹なんだからな!当たり前だろ!」ドキドキ

橘「帰るか…」

美也「うん…///」

ちょっと休憩
残ってたら続き書く

現在の状況

・橘 純一…美也と無事帰宅。今から就寝

・橘 美也…純一と無事帰宅。就寝中

・七咲 逢…小便をぶちまけた事を美也にどう釈明しようか検討中

・森島 はるか…研究所で定期メンテナンス

橘「ふぁぁ…今日は何だか疲れたな…」

橘(最初は美也に告白の「練習」をするつもりだったのに
何故か本気で告白してしまった…)

橘(まさか僕は本当に美也を好きになってしまったんじゃ…?)

橘(…ってまさか!兄妹なんだからそんな事ある訳ないか…)

橘「きっと頭の中も疲れてるんだ、もう寝よう…」

美也「すー…すー…」

美也「ううっ」ブルッ

美也「布団が冷たくてなかなか寝付けないよ…」ブルブル

美也「仕方無い、今夜もにぃにのベッドに入ろうっと」ムクリ

スタスタ

ガチャ

美也「にぃにー」

橘「すー…すー…」

美也「あ、もう寝ちゃってるんだ。んじゃ布団に入ろうっと」モゾ

橘「すー…すー…」

美也(な、なんか落ち着かないよ…)

美也(か、顔が…近いよ…)ドキドキ

美也(お、おかしいな…?昨日まではドキドキしなかったのに…)ドキドキ

美也(こ、これじゃ余計眠れないよ!///一旦布団から…)ガサガサ

ガシィ!!

美也「!?」

美也「に、にぃに!?」

橘「かー…かー…」ギュー

美也(眠ってるの!?抱き枕と勘違いされちゃったよ!)

美也(いつもなら蹴っ飛ばしてやるところなんだけど…)

美也(だけど…)

美也(…にししし)

美也「にぃに」ツン

美也「にぃに」ツンツン

橘「んー…美也…?」ムニャムニャ

橘「…ってまたお前!自分の布団で寝ろよ!」

美也「にぃにが離してくれないんだもん」

橘「えっ!?何で僕は美也を抱き締めて…?」

美也「ねえ」

橘「えっ!?な、何だよ!?」

美也「落ち着かないね///」

橘「お、落ち着かないな…///」

橘「ほ…ほら、離したから早く自分の部屋に戻れよ…」

美也「やだ」

橘「何でだよ…」

美也「みゃーの布団冷たいもん」

橘「あのな…」

美也「手も冷たいよ。ほら」キュッ

橘(だから何でドキドキしてるんだ僕は!)ドキドキ

美也「て、手だけじゃないよ…?」ズィッ

橘「お、おい!こっちに寄って来るなって…」ドキドキ

美也「にぃに」

橘「な、何」ドキドキ

美也「またさっきみたいに、ギュッてして欲しいな…」

橘「なん…だと…!?」

橘「そ、それじゃ…落ち着かない…っていうか…」ドキドキ

美也「寒いよー冷たいよーあっためて欲しいよー」

美也「…にし…しし///」アセアセ

橘「」ギュッ

美也「んっ!」ビクッ

七咲「はぁ…はぁ…」タタタタ

七咲「やっと着いた…美也ちゃんの家…!」

七咲「ヒーローベルトを忘れたせいで郁夫が怒って
寝てくれないなんて…予想外だったわ…はぁ」

七咲「さて、チャイムを鳴らして…」スッ

ピタッ

七咲「でもこんな夜遅くにチャイムを鳴らしたら
美也ちゃんのご家族に迷惑だよね…」

七咲「そうだ、窓から忍び込めれば問題ないはず…」

七咲「うーん、鍵が開いてる窓がないな…」

七咲「あ…」ピクッ

七咲「二階の窓が少しだけ開いてる!あそこからお邪魔しよう…」

七咲「でも駄目だ…私は壁を登れない…そんな忍者じゃあるまいし」

七咲「あっ」ピコーン

七咲「このパイプを登り棒の要領でよじ登れば二階へ行ける!」

こうして七咲の水泳で鍛えぬかれた腕力と脚力によって、
橘家の二階へ忍び込む事が出来たのであった。

七咲(…さて、と。確か美也ちゃんの部屋はここ…)コソコソ

七咲(部屋の鍵は…開いてる!よし、こっそり入ろう…)ギィィ

七咲「…あれ?誰もいない…。どういう事?」


この時七咲の脳裏に昼間の光景が鮮明に浮かび上がったのである。

「愛してるよ、美也」

美也「んっ…にぃに、ちょっと痛いよ…」

橘「ご、ごめん…。これぐらいの力加減か?」ギュッ

美也「にししし、にぃにの腕の中、あったかい…」ドキドキ

橘「あ、ああ…」ドキドキ

橘(し、しかしこれだけ美也の顔が近いと…)

橘「美也…」

美也「え…」

橘(ほんの少しだけ…。ほんの少し触れるだけだ…あくまでキスの練習だ…)ドキドキ

美也「にぃに…駄目…だよ…みゃー達は…兄妹…///」ドキドキ

ガタッ!

七咲の悲劇は繰り返される。

昼間目に焼き付けさせられた光景以上のものを
その二つの眼で捉えてしまったのだ。

七咲(く…暗かったからよく見えなかったけど…)ガク

七咲(今美也ちゃんと先輩…同じ布団に入って…)ガクガク

七咲(抱き合ってたよね…!?)ガクガクガク

七咲(ああっ、また膝が笑ってしまってる…!どうしよう?)ガクガクガクガク

七咲(どうしよう…!また歩けない…!)ガクガク

七咲(仕方無い、昼間と同じ様にクロールで…!)ペタン

七咲(…駄目だわ、こんな夜更けにクロールなんて始めたら
騒音でご家族に迷惑がかかってしまう…!)ピタッ

七咲(どうしよう…!)ガクガク

橘「今、ガタッて物音がしたよな…?」

美也「う、うん…」

橘「ちょっと外を見てくるから、美也はここで待ってるんだ」ガサガサ

美也「わ、わかった」

橘(あ…危なかった…。もう少しで美也にキスを…
まったく何をやってるんだ僕は…)スタスタ

橘「よっと」ギィィ

七咲「ヤ、ヤッホー」ガクガク

橘「な…七咲、か…?!」

七咲「えっ…そう…でしょうか…?」ガクガク

橘「あ、ああ…七咲だよな…」

七咲「は、い…お邪魔…してます…」ガクガク

橘「こ、こんな所で…何を、やってるんだ…?」


七咲は口が裂けても言えなかった。

弟へのプレゼントを返して貰う為に、二階の窓から侵入し、
あまつさえ橘兄妹の痴情を覗いていたら足が言う事を聞かなくなりました

等と、とてもじゃないが言えなかったのである。

しかし七咲はこのような状況下でも冷静だった。

七咲「せ…先輩こそ、さっき美也ちゃんと何をしてたんです…?」ガクガク

橘「えっ!?」

七咲「私見ちゃったんです。先輩が…美也ちゃんと…」ガクガク


話題をすり替える事でこの窮地を脱しようと試みたのである。

流石七咲。膝は笑えど顔は決して笑わずに、冷静さを保っていた。

橘「いや…それは、その…」

橘「違うんだ七咲!美也は寒がりだから、
時々こうやって僕の部屋の布団に入って来て…その…」ブツブツ

七咲(今だ!)チャキッボシューー!!

橘「な、七咲!?今のは何!?」

七咲「もしもの時の為の自作の信号弾です…」ガクガク

橘「し、信号弾って…」



響「あれは…七咲!」

ピンポーン

ピンポーン

橘「な、何だこんな時間に?」

スタスタ

橘父「はい、どちら様です?」

響「塚原です」

橘父「はい?」

響「塚原響です。橘純一君に用があってきました」

橘父「えっ」

塚原「失礼します!」ダダダダ

橘父「おい、あんたちょっと勝手に…」

塚原「七咲!何処ォ!?」ダダダダ

七咲「二階です塚原先輩!!」ガクガク

ドタタタタタ!!

塚原「いた」シュザッ


塚原響は七咲を勢い良く担ぎ上げると、
再びその俊足で夜の闇に消えていった。

美也「い、今の…逢ちゃんと塚原先輩だったよね…?」

橘「あ、ああ…。一体何だったんだ…」

橘(しかしマズイぞ…。これで少なくとも
七咲と塚原先輩に誤解を与える結果になってしまった…)

橘(美也と僕の間には特別な関係が無いって事を話さないと…)

ちょっと休憩
残ってたらまた書く

出して欲しいキャラがいたらおせーて

――翌朝――

橘「ふぁぁ…昨晩はあんまり眠れなかったな…」テクテク

橘(美也とあんな事してるのが露見したんだ
おちおち寝てもいられないよ…)テクテク

橘(美也もあの後は自分の部屋で寝たし、やっぱりびっくりしたんだろうな…)テクテク

橘(確か開いていた二階の窓に歯形がくっきりとついていて…)テクテク

橘(七咲があれをやっただなんて思いたくもないよ…)テクテク

橘「あ…森島先輩だ」テクテク

橘「森島先輩、おはようございます」タッタッタッ

はるか「あら橘君、おはよう!」ノッシノッシ

橘「って先輩…何の背中に乗ってるんです!?
四つん這いになってるこの男の人は…?」

はるか「ギャラガーよ!知らないの?」ノッシノッシ

橘(知るわけないだろ…)

はるか「ダーツ対決で勝ったからね、ペットにしたの!」ノッシノッシ

橘「そ、そうなんですか…」

はるか「じゃあ私先に行くね!じゃあね橘君!セイッ!!」ビシィッ

ドタドタドタドタ…!!

橘(まるで馬の様に操ってるな…)

ドンッ

橘「痛っ!…って何だよ美也か」

美也「ふん」

橘「…何怒ってるんだ?」テクテク

美也「…仲良いんだ」テクテク

橘「えっ?」テクテク

美也「森島先輩と…」テクテク

橘「いや、僕はもう先輩にフラれてるからな…」テクテク

美也「ふーん…みゃーはどうでもいいんだけどね!」タッタッタッ

橘「あっおい美也!」

――1限目終了――

橘(何だろうなあ…ああやって美也に冷たくされると
何だか凄く落ち込んでしまうな…)

薫「何暗い顔してんのよ、純一!」

橘「何だ薫か…」

薫「何だとは失礼ねー。あんたがいつも以上に暗い顔してるから
この私が声掛けてやったんじゃない!」

橘「」ジー

薫「な…何よ?人の顔じっと見つめて…」

ペロン

薫「ひゃあ!あ、あんな何いきなり人のスカートめくってんのよ!?///」

橘(薫のスカートをめくっても何の感慨も起こらないのに)

薫「ちょっと!黙ってないで何とかいいなさいよ!」ドキドキ

橘(何故美也の手を握っただけで、あんなにドキドキしてしまったんだ…)

薫「いくら悪友ったってねぇ、やっていい事と悪い事があんのよ!」ドキドキ

橘(…薫の手を握ったら、美也の時みたいにドキドキするのかな?)

薫「いい加減に話を…!」

ガシッ

薫「ええっ!?」

薫「な…何でいきなり…手を…握ってんのよ…///」ドキドキ

橘(…)ギュッ

薫「じ、純一ってば…っ!」ドキドキ

橘「薫を見てると」

薫「ふえっ!?///」ビクッ

橘「焼きそばを食べたくなるよ」

ゴッ!

――2限目終了――

橘(そうだ、七咲のクラスに行って昨晩の誤解を解いておこう…)ガタッ

スタスタ

橘「えっと、七咲のクラスはここか…」

紗江「し…しぇんぱぁぁい…」

橘「ああ、仲多か」

紗江「な…なかたぁあ…?」ビクッ

橘「あ、ああ、ごめんね紗江ちゃん!」

紗江「あのぉ、しぇんぱぁい、どぉして…その…ここにぃ…?」モジモジ

橘「あ、うん。七咲に用があって来たんだ。七咲居るかな?」

紗江「七咲さんならぁ…さっき…トイレにぃい…」モジモジ

橘「そうなんだ。ありがとうね、仲多」タッタッタッ

紗江「な…かた…」

七咲「駄目だ…」バシャバシャ

七咲(昨晩の事を思い出すと、便意が止まらなくなる…)バシャバシャ

七咲(やっぱりショックなのかな…私)バシャバシャ

七咲「私…やっぱり先輩の事が…」バシャバシャ

コンコン

七咲「あ、入ってます」バシャバシャ

コンコン

七咲「あの、まだ入ってますから」バシャバシャ

コンコン

七咲「まだ出てますから!聞こえるでしょうバシャバシャって音が!」バシャバシャ

美也「逢ちゃん、美也だよ」

七咲「え…美也ちゃん…?」バシャバシャ

美也「うん…昨晩の事で…ちょっと」

七咲「あ…うん」バシャバシャ

美也「簡潔に話すね。みゃーはね、多分にぃにが好き」

七咲「ええっ!?」ガクガクバシャ

七咲(ううっ!また膝が笑ってる…!便座にうまく座ってられない!)ガクガクバシャ

美也「にぃにと美也は兄妹だっていうのは分かってるの。」

美也「でも昨日、気付いちゃったんだ…にぃにを本当に好きなんだ、って」

七咲(姿勢が崩れる!こっ、転んでしまう!!)グラグラバシャ

美也「逢ちゃんがにぃにを好きな事も知ってるよ」

七咲(えっ…!?)グラグラバシャ

美也「でもみゃーは、逢ちゃんににぃにを渡したくないの」

美也「みゃーだけのにぃにになってもらいたいから!それじゃ!」タッタッタッ

七咲(がはっ!!)ズデーン


二時間後、七咲はトイレの個室で尿まみれの状態で倒れているところを
塚原先輩によって救出された。

――昼休み――

橘(結局七咲には会えず終いだったな…)

橘(取り敢えず食堂で昼飯でも済ませよう)

橘「あ、美也」

美也「にぃに…」

橘「…と仲多か」

紗江「はい、仲多です…」

橘「ぐ、偶然だな…」

美也「う、うん」

橘「…」

美也「…」

橘「…せ、折角だし、一緒に食べるか…?」

美也「う、うん!うん!」


その次の瞬間紗江はバックステップで後ろへ飛び、
素早く食堂の人混みの中へ身を隠し、音もなく消えていった

橘「…」モグモグ

美也「…」モグモグ

橘(な…何を話せばいいんだ…)モグモグ

美也「き、気持ち良い天気なのだ!」

橘「お、おう!穏やかな晴れ空だよな!」


天候:曇り

橘「な、なあ…美也…」

美也「な、なに?」ドキドキ

橘「いっ…一度二人きりでゆっくり話したいんからさ…」

美也「…う、うん」ドキドキ

橘「放課後…ポンプ小屋で…会わないか…?」

美也「ポンプ小屋…?」ドキドキ

橘「あ、ああ…」

美也「いい…よ…///」ドキドキ

――5限目終了――

橘(よし…美也と二人きりで話すチャンスが出来たぞ!)

橘(家には七咲が忍び込んで来る可能性があるし、
一目に着く場所だと森島先輩がからんでくるし…)

橘(ポンプ小屋なら、絶対誰も邪魔しないはずだ!)

橘「気持ちを…伝えるんだ…!」

裡沙「ぬう…ううう…!!!」ベキベキ

裡沙「何で美也ちゃんと仲良くしてるのオオ!!???」バギィ!!

男子生徒A「また松の木が縦に真っ二つに引き裂かれてる…」

男子生徒B「今日で4本目だぜ、信じらんねえ…!」

裡沙「コノママ放ッテオケナイヨ…!」ザッザッ

裡沙「実ノ妹ト付キ合ウナンテオカシイヨ…私ガ何トカシナイト…!」ザッザッ



絢辻さん「あの子が?」

男子生徒B「そうです裏表のない絢辻さん」

絢辻さん「ねえ、ちょっと待って?」

裡沙「…誰ですか?」

絢辻さん「絢辻詞っていいます。」

裡沙「何か用ですか…?」

絢辻さん「唐突でごめんなさいね。
あなたかしら?さっきから木を薙ぎ倒してる人、って」

裡沙「だったら何だって言うんですか?」ピキッ

絢辻さん「学校に迷惑だし、危険だからすぐに止めて欲しいの」

裡沙「出来ません」

絢辻さん「どうして?」

裡沙「…」

絢辻さん「理由を、教えて欲しいの」

裡沙「うるさいな…」ボソッ

次の瞬間、裡沙は絢辻さんの懐に潜り込んでいた。

裡沙「ぬぅん!!」

豪鬼ばりの気合いと共に絢辻さんの腹に一閃。

しかしどうした事か、目の前には男子生徒Bの姿。

裡沙が呆気にとられ、男子生徒が倒れ込むその瞬間、

絢辻さん「ふっ!」

吐息の様な小さな掛け声を背後で聞いた裡沙は、その場に倒れ込んだ。


絢辻さん「処理しておいて。」

男子生徒A「はっ!」

――現在の状況――

・絢辻 詞…危険分子を処分。実行委員の職務に戻る

・上崎裡沙…保健室に運ばれる。意識を失っているが、
破損した箇所を高速で事故修復中。

・七咲 逢…保健室にて意識回復。橘への再接触を図る。

・仲多 紗江…未だに食堂でコソコソしてる。

・森島 はるか…研究所で再メンテナンス中。

・橘兄妹…共に別ルートでポンプ小屋へ移動中。

ウー!ウー!

ウー!ウー!(サイレン)

研究員A「駄目です!こちらではもう押さえられません!」

研究員B「被験体は隔壁を破って当室内に侵入…だ、誰か助け…!!」グシャッ

ダンッ

ダンッ!

ダンッ!!

研究員C「ラ…ラブリー…お前は…何処へ…うっ!」ガクッ


はるか「ぅわお!!!」ダダダダ

橘(さて、もうすぐポンプ小屋だぞ…)テクテク

橘(例えフラれたって構わない…そもそもそれが当然なんだ…)テクテク

橘(自分の気持ちに正直になる…
それが今の僕にとって大事なことなんだ!)テクテク

橘(待ってろよ、美也!)テクテク



七咲「あ、先輩…?」

七咲「先輩!」

橘「あ、七咲…」

七咲「ど、どこに行くんです?」

橘「うん…」

七咲「先輩…?」

橘「み、美也に会いに行くんだ」

七咲「美也ちゃんに…」

七咲「美也ちゃんと会って…どうするんです?」

橘「えっ、ど…どうするって…」

七咲「美也ちゃんは…」

橘「…七咲?」

七咲「美也ちゃんは先輩の妹なんですよ!?」

橘「…」

七咲「血が繋がった兄妹なんですよ!?
そんな美也ちゃんと…どうなるつもりなんですか…っ!?」ウルッ

橘「七咲…」

七咲「私は…先輩が好き!」

七咲「美也ちゃんなんかよりも!ずっとずっと、先輩が大好きなんです!!」グスッ

橘「七咲…」

七咲「うう…うわあぁぁん…な…何て事言わせるんですか…先輩…っ!///」

橘「ありがとう、七咲」

七咲「ううっ…!ぐすっ…!」

橘「でも僕は」

七咲「分かってます…っ。先輩は…エグッ…美也ちゃんの事が好きなんですよね…?」グスッグスッ

橘「…ごめんな、七咲。七咲の気持ちは凄く嬉しかったよ…」

ありがとう

凄く嬉しかった


普段の七咲ならばとっくに失禁しても可笑しくない
これらの刺激的な言葉に耐え、七咲はひたすら橘の言葉を受け止め続けた。


橘「そ、それじゃあまたな、七咲…」テクテク


ライフリー Mサイズ おしっこ四回分 自立歩行が可能な方向け

塚原先輩が七咲を迎えた時には、予め穿いたそのオムツから
彼女の金色の涙が溢れ、滴っていたのであった。

橘(七咲…)テクテク

橘(僕悪い事しちゃったのかな…)テクテク

橘(あんなに純真な後輩を泣かせてしまうなんて…)テクテク

橘(でも…キープなんて酷い事をする男にはなりたくない!)テクテク

橘(さあ、行くぞ!目ざすはポンプ小屋だ!)



夕月先輩「やめろお!!!」

橘「な、なんだ!?あの巨大な肉塊は!?」タッタッタッ

夕月先輩「梨穂子!もう食べるのは止めるんだ!!」

愛歌先輩「駄目…制御不能…」

橘「こ…これが梨穂子だって…!?全長10メートルはあるぞ…!?」

夕月先輩「おお、丁度良かった!」

橘「夕月先輩、これは一体!?」

夕月先輩「以前から兆候はあったんだが…
今遂に梨穂子のライフワークが【食べる】のみになってしまったんだ!」

橘「じ、じゃあ梨穂子はもう食べる事しか出来ないんですか!?」

愛歌先輩「生命維持に必要な事は…している…けれど…」

橘「な、何とかしないと…!」

夕月先輩「まずは梨穂子から食べ物を奪うんだ!」

橘(で、でも…どうやって…?)

橘(全長10メートルの梨穂子の頭部までジャンプ出来て…)

ダンッ!!

橘(あの巨体から無理矢理食べ物を取り上げて…)

ダンッ!!

橘(尚且つ梨穂子の食を強制的にセーブさせる事が出来る人なんて…)

はるか「ぅわお!!!」

橘「居たっ!」

その日、その時、その場所での出来事を絢辻詞はこう語る。

絢辻さん「こう、何て言うのかしら。ひとの形をした人じゃないものがね
バーッと猛スピードで走って来たのよ」

絢辻さん「ああ何だろうなあれ、って思った時には
桜井さんから食べ物を取り上げてすぐに貪ってたわ」

絢辻さん「当然桜井さんは怒ったわよ。食べ物を取られたんだから」

絢辻さん「でもその人じゃないものは臆する事なく
巨体の桜井さんを張り倒し、見事討伐に成功したのよ」

そろそろクライマックスですがちょっと休憩
残ってたらまた書く

橘「何とか一段落着いたみたいだな…さて、ポンプ小屋に向かおう!」


――一方その頃の美也――

美也「紗江ちゃん、大丈夫?」

紗江「ご…ごめんねぇ…美也ちゃん…」

このSSまとめへのコメント

このSSまとめにはまだコメントがありません

名前:
コメント:


未完結のSSにコメントをする時は、まだSSの更新がある可能性を考慮してコメントしてください

ScrollBottom