結衣「疲れた…」(452)

~朝~

結衣「はぁ…昨日は京子の宿題の手伝いで疲れた…」

結衣「…ってもうこんな時間か。少し急がないと…」

結衣「…準備完了。京子を迎えに行くか。いってきまーす!」ガチャッ

結衣「…お母さん?」

結衣(…あ、いま一人暮らしだっけ…未だに慣れない)

結衣「急がないとな…」

~京子宅~
ピンポーン

結衣「おーい京子ー!急げー!遅刻しちゃうぞー!」

京子「あ、きたきた。おーっす!いま行くーっ!」ガチャ

結衣「時間ヤバイから早くあかりの家に行くぞ!急げ!」

京子「え、いま何時?」

結衣「わたしが家を出た時にはもう八時だったな…」

京子「ええっー!?ヤバイじゃん!!」

結衣「だから言ってるだろ!?ほら、行くよ!」

京子「いっつも結衣に任せればいいからさー!」

結衣(…お前の手伝いしてて寝坊したんだけどな)

結衣(ま、いつもの事か…)

京子「よーっし行くかぁーー!!」バビューン

結衣「あっ、京子…ったくイキナリ…」ダッ

~あかり宅~
ピンポーン


あかり「はーい!今日は遅かったねー?」

京子「そうなんだよーー!結衣が寝坊しちゃってさぁー!」

結衣(…)

結衣「ほら、いくぞ、二人とも。」

あかり「あっ、うん!」

結衣「はぁっ、これ間に合うのか…!?」

京子「いけるってーー!」

あかり「うう~疲れたよぉ~」

ちなつ「おはようございますー!」

京子「あ、ちなっちゃーーん!」ダキッ

ちなつ「ちょっ、やめて下さい!遅刻しますよぉ!?」

結衣「おい京子…こんな事やってる場合じゃないだろ…」

京子「そうだけどさー!ちなっちゃんが可愛いのが悪い!」

ちなつ「結衣センパイけてぇー!」

結衣「…」

結衣「やめろって!!!!!」ガァッ

ちなつ&京子「ひっ…!?」

あかり「あ…結衣ちゃん…?」

結衣「あ…ああ、えっと、こんな事してる場合じゃないだろ。ほら、行くよ。」

京子「あぁ…うん…」

ちなつ「はい…」

結衣(…何で大声出しちゃったんだ…いつもの事じゃないか…)

~学校~
あかり「じゃあねー二人とも!」

ちなつ「放課後に会いましょうね涙 ~結衣センパイ!」

結衣「う、うん。またな、二人とも」

京子「まったねー!」バビューン

結衣(わたし、疲れてるな…)

~二年教室~

京子「おいっーーすっ!!」ガラッ

結衣「おはよう」

綾乃「きたわね…!歳納京子!!プリントよ!!!」

千歳「二人ともおはよう~」

京子「おう、ほら!ちゃんとやってきたもんねー!」ニシシ

綾乃「あ…ホントだ…」

結衣(…それ、私がやったんだけど…まぁいいか。いつもの事…)

千歳「たまらんなぁ~」ドバドバッ

綾乃「あ、あるなら良いのよっ!」

京子「へへ~ん」

千歳「またまた~もっと歳納サンと喋りたいんやろ~?」ニヤニヤ

綾乃「違うわよーっ!じゃあね、二人ともっ!」バッ

千歳「あっ、せっかくの絡みがもったいない~待ってや~綾乃ちゃん~」

京子「綾乃、悔しそうだったなぁーー!」
ニシシ

結衣「…はあ、私がやったんだぞ?あのプリント…」

京子「わかってるってー!」

京子「次もよろしくね~結衣」

結衣「…まったく、しょうがないな京子は…。」

京子「頼みますよ奥さん!」ニシシ

結衣(…ありがとう、とか無いのか…?)

先生「席につけーっ!!!」

京子「うわっ、座らないと」ガタン

結衣(…)

~放課後~

京子「さ、部活いこうか結衣!」

結衣「ああ、そうだな。」

京子「さーって、今日はちなっちゃんと何しょうかなー♪」

結衣「…ちなつちゃんも困ってるんだからいい加減やめとけよ?」

京子「えー?本気で嫌がってんのー?あれ」

結衣(…私が疲れるんだよ)

~ごらく部~

京子「おいーっす!」バンッ

ちなつ「あ!きた!!!」

あかり「きたね~」

結衣「二人とも早いね」

ちなつ「はい!!結衣センパイに会いたくて!!!!」

結衣「あ、あっはは…」

京子「ああ~ん、ちなっちゃぁーん」ダキッ

ちなつ「またですか!?やめてくださいってばー!」

京子「ちなっちゃあーん!」

ちなつ「結衣センパイ!助けてぇ」

結衣「…勝手にやってろ」

京子&ちなつ「…え?」

結衣「…勝手にやってろって」

京子「ええ?調子狂うなぁ…まぁいいや!」

ちなつ「きゃあーーっ!」

あかり「…結衣ちゃん…」

結衣「…何?あかり。あかりも止めろって?」

あかり「あ、あのね…」

あかり「も、もしかして疲れてる?」

結衣「…え?」

あかり「結衣ちゃん、朝からイライラしてるし…いや、違うなら良いんだけどぉ…」

結衣(…あかりぐらいだ、そんなこと言ってくれるのは…)

あかり「だ、大丈夫?」

結衣「…うん、心配させてゴメン。ありがとう」

あかり「ホント?どういたしましてえ
」エヘヘ

結衣「…よし」

結衣「おい、京子!やめろ、ちなつちゃん、困ってるだろ?」

京子「…ぶっちゃけ、その言葉を待ってた!引き際がなぁ…」アハハ

ちなつ「もぅ~!結衣センパイ、いつも通り助けて下さいよぉ~!」

結衣「あ、ああ。ゴメンね…」

あかり「結衣ちゃん、疲れてるんだよ?無理させちゃ悪いよ~」

京子「あ、そうなの?ゴメンね?」

ちなつ「す、すみません…」

結衣(…いつも、ありがとう!とか…そんなコメントが欲しい…)

結衣(謝られても気を使うだけだし)

結衣「はいはい。まったく、しょうがないな。」

京子「頼りにしてますよぉ~結衣さんっ!」ニシシ

ちなつ「センパイ…かっこいいですぅ~!!」キラキラ

結衣(…まあ、許してしまうんだけど。)

あかり「結衣ちゃんが部長サンみたいだね~」

~結衣マンション~

結衣「ただいまー」

結衣「ああ~疲れた~…!」バタッ

結衣(あの後、ちなつちゃんの相手をしたり、また宿題手伝ったり…)

結衣「…風呂に入ろう。」

ピンポーン

結衣「…!誰だよ…こんな時間に…!」

京子「京子だよん」

結衣「…なに?なんなの?」

京子「泊まりに来ましたーーっ!」

結衣「はぁ!?イキナリだな!」

京子「だって~ヒマだし~結衣しか頼りが…」

結衣「…わかった、入っていいよ…」

京子「わぁーい!」

京子「ご飯!腹へっててさぁ~!」

結衣(…風呂に入ろうと思ったのにっ…!!)イライラ

京子「…結衣?どうしたの?私も手伝うからさ」

結衣「い、いや…。しょうがないな、ちょっと待ってろ。」

京子「おす!何かしなくていいの?」

結衣「いいよ、別に。」

結衣(京子が手伝うと逆に…てゆーか何でご飯って前提なんだよ…)

京子「おす!お待ちしてます!」

結衣「…」イライラ

結衣「はい、出来たよ。オムライス。」

京子「…うん。うん。じゃあね」ガチャ

結衣「…!何で勝手に電話使ってんだ!?」

京子「二人じゃ寂しいだろー?ちなっちゃんとあかりも呼んだんだー!」

結衣「あ…はぁ…?何で勝手に…」

京子「だからーオムライス追加!なんてねー!」ニシシ

結衣(…もう呼んじゃったんだよな…仕方ないか…)イライラ

結衣「しょ、しょうがないな…たくっ…」

京子「さっすがー♪」

ちなつ「お邪魔しまーす!」ガチャ

あかり「お邪魔するねー」

京子「おうっ!ようこそー!」

結衣「ちょっ、二人ともうるさい…近所迷惑だろ…?てかインターホン…」

ちなつ「ガマンできなくて!結衣センパイ! 」

結衣「…そ、そっか…」

京子「ちなつちゃあーん!」

ちなつ「あっ、またですかー!?」

ドタバタドタバタ

結衣(そっ…うるさい…うるさい…!)

あかり「…結衣ちゃん」

結衣「…あかり…」

あかり「いきなり良かったのかな?お邪魔しちゃって…」

あかり「京子ちゃんが、許可は取った!!って言うからね…」

結衣(…いつもの事…いつもの事…)

結衣(そう…あかりが気にかけてくれてるんだ。充分じゃないか…)

結衣「ありがとう。大丈夫だよ。」ニコッ

あかり「ううん、こちらこそありがとう!」ニコッ

結衣(…あかり…)

京子「よし!ちなつちゃんもイジッた事だし!オムライスパーティーだな!」

結衣(…!誰が作ると思ってるんだ…オムライス…)

ちなつ「はやく食べたいですぅ~結衣センパイのオ・ム・ラ・イ・ス♪」

京子「はらへったー!」

結衣「ちょっと…待っててね…?」プルプル

あかり(…ホントに大丈夫なのかなぁ)

結衣(…よし!あかりの為に美味しい物を作るぞ!!)

~数分後~

結衣「出来たぞー」

あかり「わぁ~おいしそうだね~」

京子「うむ!満足である!」

ちなつ「センパイ…♪」

結衣(…食欲ないな…疲れた…)

……………

京子「ふぅー!食った食ったー!」げふっ

結衣(京子が何するか分かんないから風呂も急ぎで入ってしまった…)

ちなつ「おいしかったです!センパイ!」

あかり「わたし、食器あらうね?」

ちなつ「あっ、わたしもー!」

結衣「あ、ありがとう。」

結衣(…やっと休め…)

京子「結衣ぃ?対戦ゲームしない?」

結衣(…)

結衣「…見てわかんない?ちょっと疲r…」

京子「まぁまぁゲームぐらい!ほら、やろうぜー!」

結衣(誰が疲れさせたんだ誰が疲れさせたんだ誰が疲れさせたんだ誰g)

京子「結衣ぃ?」

結衣「あっ、ああ…はいはい…」

京子「そうこなくっちゃ!」ニシシ

結衣「くっ…負けた…」

結衣(集中できるワケないって…!)

京子「よっしゃぁー!結衣、腕が落ちたのではないか!?」ニシシ

結衣「…」

京子「ちょっ、結衣?」

結衣「…ちょっと黙れ」

京子「…あ、ごめんなさい…」

あかり「皿洗い終わったよー!」

ちなつ「終わりましたー!」

京子「おう!お疲れ!」

結衣「ありがとうな。二人とも」

あかり「うんうん!気にしないで!お邪魔してるのは私達だよ~」

ちなつ「結衣センパイ…!ピカピカに洗いましたからねっ!愛を込めて…!」

結衣(…今はちなつちゃんがメンドクサイ…)

結衣(…あかりは優しい言葉しか言わないなホント…あかり…)

京子「よーっし!最後の大イベントーーっ!!!」

京子「まっくら投げーー!!」

結衣「はぁ!?いま!?」

京子「そのとーりです。結衣さん。」

ちなつ「そ、それは流石に…」

京子「いいんだよーちなっちゃぁーん!!!結衣の枕だよ?」

ちなつ「え!!ホント!!!」

あかり「ちょっ、やめようよぉ…」

京子「いいんだよ!それでh…」

結衣「…おい」

結衣「三人とも今日は帰れ。いいな?」

京子「えっこれからなのn…」

結衣「帰れ!!疲れてるんだ!!!!!頼むから帰ってくれないか!?」

ちなつ「えっあの…」

結衣「いますぐに!!!!」

京子&ちなつ&あかり「!」ビクッ

あかり「…帰ろう?二人とも。結衣ちゃんに悪いでしょ?」

あかり「結衣ちゃん、今日はありがとう…邪魔してごめんね?…」

京子&ちなつ「…ご、ごめ…」

結衣「…帰ってくれよぉ…」ポロポロ

バタンッ

結衣「…」グスッ

結衣「…わたし、最低だ…!三人に割るぎはないのに…!!」

結衣「うう…ついにキレてしまった…我慢できなかった…」ポロポロ

結衣「京子も、きっと楽しませたかっただけなんだっ…!」

結衣「ちなつちゃんも、私に好意を抱いてくれてて、一生懸命…!」ポロポロ

結衣「…何より、あかりを含めて帰してしまった…傷ついてるんだろうな…」

結衣「…」グスッ

~数分後~

結衣(…泣いたら、少し落ち着いた)

結衣「はぁああああ…明日、顔を合わせにくいな…」

結衣「特にあかりには、いっぱい謝らないと…」

結衣(…もう寝よう。コントローラ片付けて…と。)

~翌日~

ジリリリリリリ…

結衣「…う~ん」

結衣「え!?もう朝…!?」

結衣(起きれなさそうで時計をセットしたんだけど…こんなに早く…!)

結衣「…うっ、体おもっ…」

結衣(…食欲もない。朝食は抜くか…)

結衣(準備…準備っと…)

ガチャ

結衣「…迎えに行かないとな。」

隣「ちょっと船見さん!お時間いいかしら!?」

結衣「…え、何ですか」

隣「昨日、あなたの部屋がとってもうるさくて、寝れなかったんです!!!」


結衣「…あ、すいまs…」

隣「気をつけてね!!」フンッ

結衣(…わたしのせいか…ははは…困ったもんだ…)

隣「じゃっ!!」ドスドス

結衣「ははは…まぁ、私も大声を出したわけだし…悪いのは私も一緒かな…」

結衣「…」グスッ

結衣「!…いくかぁ…」ポロポロ

結衣(…こんな状態でごらく部の皆会うの、嫌だな…)グスッ

結衣(…よし!)

ピンポーン

結衣「京子ー?」

京子母「あら?結衣ちゃん…京子ならもう行ったわよ?」

結衣「え!?」

京子母「結衣は疲れてるから、って…」

結衣「は、はぁ…ご連絡、ありがとうございます…」

京子母「いえいえ、学校頑張ってね。」

結衣「はい。」

結衣(…京子…どういうつもりだよ…?)

~あかり宅~

結衣「あかりー?あかりー?」

あかり「あっ結衣ちゃん…大丈夫なの?」

結衣(あ、いた)

結衣「うん。昨日はゴメンな。」

あかり「悪いのはあかり達だよ…いま行くねー」

結衣「…うん…」

結衣(うう…身に染みる…)グスッ

ガチャ

あかり「おはよーっ!」

結衣「おはよう。」

あかり「昨日はホントに…」

結衣「…!!そ、それより、京子の事、知らないか?朝、居なかったんだ」

あかり「え?あ、ええっと…その言葉なんだけどぉ…」

結衣「?」

あかり「あのね…」

あかり「京子ちゃん、10分前ぐらいに、ここに来たんだ。」

結衣「え…それホント…」

あかり「…でね、京子ちゃんが言うにはね…」

「結衣は疲れてるから、今日は1人にしてあげよう…」

あかり「…って。本気の目だったよ」

結衣(…あいつ…気の使い方、間違ってるって…)

あかり「けど、あかり、それは違うって思って…」

結衣「…あかり…」

あかり「あかり、逆に結衣ちゃんの側にいるべきだと思って…」

結衣「…」

あかり「め、迷惑だったかな?」アセアセ

結衣「…いや、合ってるよ…」グスッ

あかり「!」

結衣「ううっ…ありがと…あかり…」

あかり「…うん、こちらこそ。遅刻してもいいから、満足するまで泣いていいよ…」

結衣「うっ…うああああ…あああ…疲れたんだぁ…あかり…」ポロポロ

あかり「…うん。」

結衣「だからぁ…ヒドイこと言っちゃったんだあ…今までの分…我慢できなくてっ…!!」ポロポロ

あかり「…うん。」

結衣「私が悪いのかよぉ…私もっ…悪いのか…!?尽くしたあげく、近所に怒られてさぁ…!」ポロポロ

あかり「…ごめんね。結衣ちゃんはわるくないよ」

結衣「…」ポロポロ

~5分後~

あかり「…落ち着いた?結衣ちゃん、大丈夫?」

結衣「ああ…大丈夫。学校、いこっか」涙フキフキ

あかり「や、休んだ方がいいんじゃ…?」アセアセ

結衣「それはだめだ。」キッ

あかり「…!わかったよ。」

結衣(…にげちゃいけない…何より)

結衣「…あかりに心配はかけたくない」ボソッ

あかり「え!?」

結衣「あ!?いや、なんでもない!とにかく行こう!!」

この結あかはいい結あかだ
もっと読みたい

あかり「う…うん…。あっ、京子ちゃん、ちなつちゃん家にも行ったから、」

あかり「今日は多分、いないよ」

結衣(…すこしホッとしてしまった自分を殴りたい…逃げちゃダメだって…)

あかり「じゃあ、今度こそ行こう!遅刻しちゃうよぅ!」ダッ

結衣「あっ、ああ…」ダッ

~学校~
あかり「…じゃ、大丈夫?あかり、行くよ?」

結衣「…あかりに心配されなくても、大丈夫だよ。ほら、早く行かないと。」

あかり「…うん、ちなつちゃんには私から言っておくね。」

結衣「ありがと。じゃあ放課後に。」

あかり「うん!!」ダッ

結衣(…友達なのに、これから闘いに行く気分だ…)

結衣「…あかりに心配はかけない。そして、逃げない。」

結衣「よし!行くか…!すごくダルいけど…」

~二年教室~
結衣「…」ガラッ

京子「…!結衣…」

結衣「京子…何で先に行ったんだよ。」

京子「…結衣g」

結衣「…あかりから聞いたよ。…でもな、その気の使い方は間違ってるんだ。」

京子「え…?」

結衣「一瞬、無視されたのかと思ったよ。いきなりだk…」

京子「え…!?え…!?」

結衣「…京子?」

京子「…だって結衣、帰れって言ったじやまん。私達が嫌いになったんでしょ…?」

結衣「…あのな。そういうk」

京子「そういうことじゃあん!だって…!!帰れって…!言ったからじゃあん!!!」ポロポロ

結衣「…逆ギレか…?」イライラ

京子「…私は!!」

京子「わたしは!結衣が大切で!!!だから!!」

結衣「…はあ…!?私、電話ももらえなかったんだぞ…?朝n」イライラ

京子「だって!!気まずいじゃあん!!結衣に…迷惑かけたく…なくて…」ポロポロ

結衣「…頼む!!話しを聞け!!」ガァッ

京子「あ…ほら!怒るじゃん!!ねぇ、嫌いなんでしょ!?」

結衣(何いってるんだ…気まずいのはコッチだって一緒…大体、迷惑かけたって反省してるなら話を聞けよ…)イライラ

結衣(てゆーか、一回怒っただけでこれかよ…私だって叫びたいのに…)イライラ

結衣「…」イライラ

京子「…!今度は黙るんだ…!!嫌いなんだぁ…!」ポロポロ

結衣(…一回、キツく言ったほうがいいな…嘘でも…)

結衣「ああ、今の態度がなかったら良かったんだけどさ…嫌いになった。反省s」

京子「…!!」

クラスメイト「…ヒドイ」ざわざわ

こういう時の傍観者のウザさは異常

結衣(…ん?)

綾乃「船見さん…あなたが来るまで…歳納京子…ずっと泣いてたのよ…?」

結衣「…え、あの、今のは」

綾乃「それで、今ガマン出来なくて泣いてるの…それをあなたは!!!」

結衣「は…?ちょっt」

綾乃「許さないから!!わたし…歳納京子が泣いてるの止められなくて…!!」

綾乃「あなたが頼りだったのに…!!」

結衣(…また、頼り…)

クラスメイト「…あ、綾乃さんまで」
「今までの歳納サンを見てないから、あんなこと言えるんだよね…船見サン」

京子「結衣ぃ…嫌いにならないで…。おねがいだからぁ…頼りたいなんだよ結衣ぃ…」

綾乃「わたしからも…お願いよっ…!!くやしいけど、歳納京子の心の頼りはっ…!!」

結衣(え、なにこれ…)

クラスメイト「…」ざわざわざわざわざわざわざわざわざわざわざわざわざわざわ

結衣(…なぁ、おかしいだろ…明らかに…)

結衣(泣いてる歳納サンを見てないって…お前ら、泣いてる私を見たのか…?)

結衣(…分からないよなぁ。見たのはあかりだけだから…。)

結衣(ははは…お前らも、隣のババアと一緒だなぁ…)

結衣(自分が見たもの、聞いたものばっかり信じやがって…!!しんじやがって…!!)

千歳「船見サン…ウチからもお願い」

結衣(なんだよ…千歳っ…!!全て分かったような感じで…!!私の事をわかってくれてるのは…!!)

結衣(あかり…だけだっ…!!!)

クラスメイト「…」ざわざわざわざわざわざわざわざわざわざわざわざわざわざわ

結衣(くそっ頼り…?頼り…!?またかよ…!!くそっくそっ…)

結衣(損ばっかだ…損ばっかだ…つくしてきたのに…こんなっ…!)

綾乃「…黙ってちゃ分からないわ!!!歳納京子を安心感させてあげてよ!!」ポロポロ

千歳「…そうやで。船見サン…」

京子「ううっ…結衣ぃ…!」ポロポロ

クラスメイト「…」ざわざわざわざわざわざわざわざわざわざわざわざわざわざわざわざわざわざわざわざわざわざわ

結衣「…ごめんな」ボソッ

京子「…え?」

結衣(…)プルプル

結衣「…ごめんな。嫌いっていうの、嘘だよ。言い過ぎたな…京子っ…!」プルプル

京子「…ホント…!?」

結衣「だから…言ってるだろ…?嘘だって…ごめん…なっ…」ポロポロ

京子「…!!ううん、泣かないで!!こっちこそ、ゴメン!!」

綾乃「…良かった」

千歳「綾乃ちゃん。良かったねぇ~?」ニヤニヤ

綾乃「…茶化さないでよね///」

結衣(…泣いてるのは悔しいからだ…!!あかりじゃないのに、分かった風にしやがって…!!)

結衣(…くそ、キレそう…)

京子「ありがとーっ!結衣ぃ!!」パアッ

結衣「」

京子「反省するからなーっ私!!」

結衣(元気になってる…!!いや、ガマンガマン…京子も悪気はない…京子も悪気はない…)プルプル

すまん保守たのむ。10分ぐらいで戻ってくる。

あと、安心感とか、誤字おおくてスマン。
では…

ほぬるぽ

キーンコーンカーンコーン

京子「ん、授業か!!今日も張り切って行こうぜーっ結衣ぃ!!!」

結衣「…はいはい」

綾乃「…ホッ」

千歳「どうやら、完全版に元通りやねぇ~」ニヤニヤ

クラスメイト「よかった、よかったーー!!」
「ホッとしたよーだって歳納サンさぁ…」

結衣(…これ以上、喋ってたら我慢出来なかったかも…)

結衣(…誰か私を見てくれよ。本当の思い、受け取ってくれよ)

結衣(嫌いじゃないけど、ホントは京子に叫びたくて仕方ないんだ。今までの私をみてみろきっと分かる…)

結衣「…あかり…」

~放課後~

結衣「…京子。起きろ。ごらく部に行くぞ。」

京子「ん…?ああ、結衣。流石だね!!便りになるわーー!」ニシシ

結衣「…ったく。さぁ早く…」

京子「わーっかってるって!!いこう、いこう!!」バビューン

結衣(…)フラッ

結衣(…あ…くそ、昨日の夜から何も食べてないから…心もズタズタだしな…)

京子「…結衣ー?行こうよー?」

結衣「…わ、わかった」フラフラ

~ごらく部~
京子「おっーーっす!二人とも!!」

結衣「はぁっ…走るの早いって…」

ちなつ「あ…結衣センパイ…」

あかり「…ちなつちゃん。分かってるよね。」

ちなつ「わ、わかってるよぅ…」

ちなつ(まさか、あかりちゃんに怖気つかされるなんて…)

結衣「?」

ちなつ「…あのー」

結衣(…そうか…ちなつちゃんとも話をつけないとな…)

結衣(…京子の件もホントは納得してないけど)

ちなつ「…ごめんなさい!!わたし、結衣センパイの気持ち全然理解してなくて…!!」

結衣「え」

ちなつ「昨日も、今日も、わたし、空回りでしたよね!?ごめんなさぃ…!」

結衣(…あれ?なんか許せるぞ…)

ちなつ「あかりちゃんから聞きましたぁ!!ごめんなさぁい!!」

ちなつ「好きすぎて…!!ああぁ、ごめんなさぁい!!!」

結衣「も、もういいって…あはは…」

残るは京子か

結衣(…どうやら、あかりが話をつけてくれたみたいだな…)

ちなつ「これからは、もっと尽くしますから!!迷惑かけませんから!!」

結衣(…ははは…疲れてるから話を終わらせて欲しい…)

ちなつ「すみませんでしたぁ!!」

結衣「う、うん。分かったから。ありがとう、ちなつちゃん。」

ちなつ「うぅ…センパイ…」

結衣「…ふぅ」






京子「…ちょいちょい」

結衣(…おわっただろ今ので…)

京子「結衣、ちなつちゃんはアッサリなんだなぁ…」

結衣「…なにが言いたいの?」

京子「いや、私の時はエライ時間かかったなぁ~って。」

結衣「は???????????」

京子「…ん、まぁいいか。よし、部k…」

結衣「…おい、待て。」

京子「ん?」

ああ^~修羅場の予感じゃぁ^~

結衣「何、今の?我慢したつもりなの?」

ちなつ「ま、まぁまぁ…」

結衣「なぁ、京子。いま、我慢したつもり???まさかなぁ…反省…してるよなぁ?????」

京子「ん?ああーうんうん。わかるよ。結衣の気持ち。じゃ、部k…」

結衣「我慢してるのは私だっ!!!」

あかり「ゆ、結衣ちゃん…」

結衣「おまえの今のガマンよりな!!!私の今までの苦労の方が百倍デカイんだっ!!分かってる!?」

京子「…私こそ!昨日、どれだけ悩んだか…」

結衣「私は、ずーーーっとだ!!!!!意識し始めたのは最近だけどな!!」

京子「…!結衣…」

結衣「ずーーっと!!たよられて!!たよられて!!ここまで来たんだっ!!」

結衣「それなら、まだいいよ!!けどな、その苦労も知らずに、感謝せずにワガママこねたりするのは…」

結衣「いっちばん、腹が立つんだつっっっ!!」

京子「…結衣のバカ!!」バッ

バタンッ

あかりちゃんが好き過ぎて生きるのが辛いお…(´;ω;`)ブワッ

結衣「あいつ…バカだって…?うそだろ…それをいい残して逃げるのか…?違うだろ…言うこと他にあるだろ…?なんだよ…不平等だっ…!!!」

ちなつ「はわわわ、センパイ…」

あかり「ゆ、結衣ちゃん…あかり、分かってるから…」

結衣(…くそっ、止まらない…)

結衣「うるさいなぁ!!」

ちなつ&あかり「」びくっ

結衣(…あの夜の二の舞だぞっ…!!)

結衣「わかるもんか…!!わかるもんか…!!誰にも…!!!」

あかり「…」

結衣(…あかりは分かってくれてるって…!!!落ち着け…!!)

結衣「もう…疲れたんだっ!!!月光にも…!!!」

結衣「…ごらく部にもなっ!!!!」

ちなつ「ご、ごめんなさぁい!!!これこらは、私達が支えますからぁっ…!」

あかり「…結衣ちゃん、分かってる、分かってるよ…」

結衣「…もう辞めてやる!!こんな部活!!学校も!!あんなクラスメイト…ごめんだっ!!!」

結衣「ラクにさせてくれっ…!!」バッ

バタンッ

あらあら結衣ちゃん厨二になってもうた

>>236月光→学校
これは流石にヒドイな

次からつづき

              -―v//―        /

        /⌒>: : : : : : : : : : : : :\^ヽ   /
     rvr、 /: : , ': : : :--==: : :==-: : : : :\:Y⌒\   よ い や
.   ._{ .! |.{: :./: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : :V:: //  く  じ め
   \ /-レ: : : : : : : : : : : : : : : ヽ: : : : : : :V: :\.  な め ろ
    /-=彡: :/: : :/|: : : : : : : : : : :|: : : :ヽ: : :V./  い は .l
    〈 /ハ: :/: :\.八: : : : :|ハ: : :ト: : : : :.): : :.|:\, ぞ    !
     \!: :/: :./,≦\ \: ::.| x≦厂ハ: :/: : : :|:/  ぉ
      ∨:.从 !.{::しr}.  \|,ィ爪ノハ V: : : : .ハ\. !
       乂/. 弋ノン      .{:::しr} 灼: :ハ/<
.          ハ圦.     '     .弋ノン: : :.イ /: : !/
          ハゝ   r⌒ヽ  厶イ--': 八: :.!\
.         /: {⌒>>=`┬ <.  .^ヽ: : : : .V  \/\/\
        //{ /三.>…-v'      .ヽ: : : :\

       ノ   〈三/    ハ          V: : : :.\
.           `¨ヽ    {   /    V: : \: :\
              \,__  __/.       }^\ハ厂
                 7^ヽ          |
                 ′          `
                     i            \

月光仮面!

>>243
ペロペロ

>>243
ペロペロ(^ω^)

結衣「はぁ…はぁ…!」ダダッ

結衣「ううう…!ごめん、ごめんな、あかりっ…!!」ポロポロ

結衣「私はっ…!!耐えられなかったよっ…!!!!」

結衣「私は弱いからっ…!!あかりみたいに強くないからっ…!!!無理だよ…!!もう…!!」

結衣「うわああああーー!!」ポロポロ

ダダーッ

頼むからこのまま結衣×トラとかはやめてくれ……

>>251
>>252
おまえら同士でペロペロしとけ(`・ω・´)

>>257
ペロペロ(^ω^)
ちゅっちゅ(^ω^)

~部室~

ちなつ「はわわ…どうしよぅ…」グスッ

あかり「…結衣ちゃん…」

ちなつ「わたしは、距離を縮めたくて…」ポロポロ

あかり「ちなつちゃん、言い訳は…良くないよ。」

ちなつ「…!あかりちゃんも、結衣センパイに頼ってたくせに…」

あかり「うん。私も立派な原因だよ。だから…」

あかり「…責任は取ろうよ。」

ちなつ「…だね。あかりちゃん、良いこと言うね!」

あかり「そ、そうかなぁ…」エヘヘ

あかり「さあ、行くよ。」

ちなつ「うん!」

あかり「…待っててね。結衣ちゃん。」

>>259
ペロペロ(^ω^)

~京子宅~

京子「…」

京子「…」

京子「…」

京子「…結衣ぃ…」

>>263
んっ……スレのおにいちゃんにみられちゃうよ

結衣「…誰にも会いたくない。」グスッ

結衣(…かと言って、マンションに帰ったら絶対あかりは来る…)

結衣(…実家に行こう。)

結衣「お父さん、お母さんは…きっと、黙って受け入れてくれるはず。」

結衣「…ちょっと遠いけど…」

結衣(金もないしな…)

結衣「…走ろう」ダダッ

結衣「はあっ…はあっ…」ゼーハー

結衣「はぁっ、こんなに疲れやすかったか、私…!?」フラフラ

結衣「はぁっ、歩こう…はぁっ…」フラフラ

結衣「…あれ」フラッ








結衣「…あれ?」バタッ

結衣(体が…あれ…?)






結衣「ああ、そうか…」






結衣「…もう…限界かぁ…」スー…




隣「…あら?船見さん…?た、倒れてる!?」

隣「救急車ぁ!」


ピーポーピーポー

結衣「…」

結衣「…ん、ここは…?」

医者「…病院です、船見さん…」

隣「私が連絡先しました!!じゃあ帰りめすね私!!!忙しいの!!」バタンッ

結衣「あ、ありが…おぇぇ…」

医者「…とりあえず、点滴で栄養を取って下さい。話は後です」

結衣(…わたし、たおれたのか)

結衣(…まぁ、ここなら1人になれるな)

結衣(そうかぁ…わたし限界だったか…)

結衣「…やっぱり、無理してるのは私だったんだよ」ボソ

医者「はい?」

結衣「…いえ」

結衣(けど…落ち着いた今なら…はっきり分かる…)

結衣(私は、あかりが好きだ。会いたい。会いたい。会いたい。

結衣「…寝よう」

~捜索中のあかりとちなつ~

あかり&ちなつ「はあっ、はぁっ…」

あかり「…待って!」

あかり「…京子ちゃんの家だ」

ちなつ「…寄る必要あるの?結衣センパイ、京子センパイに会ったら、また、冷静さを失っちゃうんじゃ…」

あかり「…私が、させないよ。結衣ちゃんは逃げさせないし、京子ちゃんにも」

ちなつ「…はいはい、分かったから」

あかり「…ありがとう、ちなつちゃん」ニコッ

ちなつ「なっ…///じゃ、インターホン押すね!?」

あかり「…うん」

誤字が多いのは、急いで打ってるから、予測変換とか押し間違えちゃうんだ

次から余計な事を言わずに、再開

ピンポーン

京子「…結衣!?…いや、ないない」タッ

京子(…やっぱりか)

京子「なに?今、わたし1人に…」

あかり「京子ちゃん、出てきて」

京子「だからさぁ…」

あかり「お願い。大事な…大事な話しだから。」

京子「…わかった。」

ちなつ(…こんなにオロオロしないあかりちゃん何て…み、認めたくない…///)

ガチャ

      /
 わ あ  \
 ん か   )――……― 、
 わ り  /          > 、

 ん    く           ( {三>
 だ     \二^ヽ . /  <;;;>\―''\
 |      )三.} } /   人,,イ_|__\
 !    /ミニソ !二コ~ |  |\:.:.:.:.:\|
\    く       /|:.:.:.:.乂_ノ:):.:|:.:.:.\:.|
/三三へ_>  /|:.:.:.!:.:.:.::|:.:.:.:.:.:/ート:.:.:.:.:r}
i三三/    .イ:.:.:.ヤ丁~Vヽ:.:.:./ >=ミv:.:.:.:|ム
.三三{   .イ:.|:.:.:.:i|≫≠ミ 人/ ハノ;;}〉:.:.:.:!三!
.三三{  ./:.:|:.:|:.:.:.:.|Λノ;;;,}`   弋ソ }:|ハ|三}
.三三{ .7.:.:.:.:.ト、:.:.:|! 乂.ソ      ,,, |:.:.:|ノニノ
ハ三ハ |ミ:.|:. !:.ヽ:.:\ ,,,   _ '  .ィ'|:.:.:!リ
   く  >リヽ\:.\:.:フ  ( ノ  ィ<ノ:ノ|
    Y^ィ^t\:.:.:\:.ヽ≧==≦ヲ /ヽ

    ヘ| / //)-.…\ヽ  >厶    ' r-、r-、
  /三ニヽ  /       /○ \     \/i三i}
 ./三三三)ニ)     /  | |   \ ⊂/三三}

>>318
地上に舞い落ちた天使(*´Д`)ハァハァ

あかり「…ありがとう京子ちゃん…」

京子「…何?早く…」

あかり「いい加減にしてね」

京子「なんだ…あかり…?あかりも、私が悪いって…?私だけじゃない、悪いのは」

あかり「…そうだね、でも、辛い大きさは、結衣ちゃんの方が大きいよ」

あかり「それこそ、京子ちゃんの百倍」

京子「…わたしを責めにきたの…?」

>>228
そうだな

うん、間違いない

そうだな!

>>324
一人暮らしは寂しいもんな!

あかり「ちがうよ。まぁ確かに言いたい事は京子ちゃんにはいっぱいあるけど…」

京子「…」

あかり「あかりは2人に言いたいんだ」

あかり「…逃げないで。長いこと、あかり達は結衣ちゃんに頼ってきたよね」

あかり「あかり達は、それを認めなきゃいけない。謝らないといけない。感謝しないといけない。」

あかり「…結衣ちゃんは」

あかり「私達を頼らないといけない。今までの関係が壊れるのを恐れちゃいけないんだよ。」

あかり「…これも、結衣ちゃんからしてみたら、何だよ!って感じだけど」エヘヘ

京子「…」

あかり「結衣ちゃんは、あかり達から見つけられたら逃げちゃいけない。」

あかり「けど、追いかけるのは、あかり達の役目だよ?」

あかり「…だから…京子ちゃん!」ニコッ

京子「…」

京子「…泣かせてくれるなぁ…」ポロポロ

あかり「…ありがとう、京子ちゃん。」

ちなつ(あかりちゃん、そこまで結衣センパイのこと…)

ちなつ(…私って、惚れたらスグに恋愛が成就しなくなるよね)

京子「…わたし、長いこと結衣に頼りすぎて…歪んでたんだなぁ…」ポロポロ

あかり「…そんなことないよ。京子ちゃん、分かってくれたから。」ニコッ

京子「…ありがとう…」グスッ

あかり「…その言葉、次は結衣ちゃんに伝えよう!!」ニコッ

京子「…」コクコクッ

ちなつ(…今となっては、私のセンパイへの思いは、感謝だけ…)

ちなつ(あかりちゃん…ずるいよ)

あかりかっこよすぎ濡れた


                  {   _,. -─- .
                X⌒´  -─=ミ 、>'⌒ヽ
              /'⌒_  {/⌒ヽ  `'く⌒ソ }
          , -==ァ' /          丶 くミ.
 フ      { (⌒{/)┐:′:  |  :ト、    Vヘ ヽ
  ッ      人 _∨ //)i: :.  ト、 :∟斗    } V´
        /:/   う|入 、 |⌒:{  ,Y     }    このあかりんはたぶんこんな顔
.          ⌒〉  爪{ヘ|  \ト{  -=彡|i   } V
         rァ′ / !小 -=彡  ,    '' |i ハ/ jハ
         |:\ .ハ 从 ヽ ''     _ ノ ノ/ /}八{
         |.:.:.:.\}:V \>==- . __ . イ > //∧
 (⌒  ノ  |:.:.:.:.:.:.:7` <{///////><//////∧_
 {_ノ    |:.:.:.:.:.:/_r==vヘ//////////////////,ハ

京子「よしっ、レッツゴー!」

あかり「オー!!」

ちなつ「はい!!」

ダダーッ

・・・・・・・・・・
・・・・・・・・
・・・・
・・

京子「…と言っても」

あかり「み、見つからないね…」ハァハァ

ちなつ「あ、あかりちゃん頑張って…」

ちなつ(…普段こんな感じだから、あかりちゃんの強さに気付かない)

ちなつ(はぁ…くやしいなぁ…)



キキーッ!!

あかり母「あ!!いたいた!!!」

あかり「…え、お母さん?」

あかり母「はやく!!病院に行きなさい!!」

あかり「えっ、ええ!?」

あかり母「結衣ちゃんが倒れるのを見たの!!あかり、友達でしょ!?」

あかり「…クルマに乗せて!!お母さん!!!」ガチャ

あかり母「あ、ああそうね!気が動転してた…!」

京子「おねがいします!」ガチャ

ちなつ「す、すみませんね~」ガチャ

あかり母「えっ、せまい」

あかり「お母さん!!!」

あかり母「全速力でいくわ!!」

女性の全速力運転は怖い……

~病院、14号室~

医者「…少し落ち着いたようですので、私はこれで…」バタンッ

結衣(あの医者、迷惑そうな顔してたな…そりゃそうか、緊急で来られて付きっきりだもんな…)

結衣「…ん、メス?」

結衣(あの医者…忘れていったぞ…)

結衣(なんか、刃物を見てるとへんな気分になってくる・)

結衣ちゃん危ない!刃物なら俺が引き受けるから!

結衣「…いずれ、あいつらも来るだろうな…ここに」

結衣(…あかりが、京子や、ちなつちゃんも連れて。あいつらとは、会いたくない…)

結衣(…あいつらといても、私はまた、限界が来て、こんな風に…)

結衣「…耐えられるか?そんなの…」

結衣「無理…だよな…私ぃ…?」

結衣「このメス…よく切れそうだ」

結衣「…」スッ

おいやめろ






やめろ

結衣「…うん。大丈夫そうだ。手首…だったっけ。」

結衣(…ゴメンなあかり…)

結衣(頼られるのは疲れた…そして、私は自分の思いを伝える事さえ叶わない…)

結衣(…ならいっそ…)ボーッ

結衣(…あかり…)

結衣(…いちばん、好きだったよ)








結衣「…」スッ

ンアッーーー!!!(慟哭)

~病院、受付フロア~

あかり「お母さん!!手続済ませて来て!!はやく!!結衣ちゃんに会いたい…!!!」

母「えっ、疲れた」

あかり「…」

あかり母「全速力!!!」

京子「…結衣、なんか嫌な予感がする…何か寒い…」

ちなつ「わ、わたしも…」

あかり(…あかりも)

あかり母「ほらぁ!!行ってきなさいよぉ!!!14号室!!」グスッ

あかり「ありがと!」ダダーッ

京子「どうもーっ!」ダダーッ

ちなつ「どうも…」








結衣「痛っ…」

結衣を傷つけるのはもう勘弁してくれよなー、頼むよー(結衣スレ民の総意)

~14号室~
バンッ

あかり「結衣ちゃん!!」

京子「結衣!」

ちなつ「結衣センパイ!!」

結衣「くそっ、最後の最後であかりの顔が…動脈を外した…!」

あかり「…!!やめて!!結衣ちゃぁん!!!」

結衣「…あかりぃ…あかりぃ…ゴメンな…」

ちなつ「…聞こえてないよ!夢中になってる!!!」

あかり「あかりはここにいるよ!!結衣ちゃん!!!」ギュッ

結衣「うわっ!何だ!?邪魔…」

結衣(…あったかい?)

あかり「結衣ちゃん!」

結衣「あ、あかり…」

結衣さんは天使に救済されました

あかり「結衣ちゃん!いるから!!私、ここにいるから!!」

結衣「あ、あかり…?あかり…」

あかり「…だからやめて!」ポロポロ

結衣「…あかりぃ…あかりぃ…」ポロポロ

ちなつ(…良かった…)

京子(…あかり。強いな。だから…)

京子(私もキッチリ終わらせる…!)

京子「…結衣。」

結衣「京子…!お前も…!なんだよ…帰ってくれ…!」

あかり「…結衣ちゃん。京子ちゃん変わったから」

結衣「…」

京子「わたし…バカだから…こんな事しか言えないけど…」

結衣「な…なんだよ」

京子「結衣…今まで」

結衣(大体想像できる…許s)

京子「ありがとうありがとうごめんなさいごめんなさいありがとうありがとうごめんなさいごめんなさいありがとうありがとうごめんなさいごめんなさいありがとうありがとうごめんなさいごめんなさいありがとうありがとうーーーっ!!」

京子「はぁっ…はぁっ…」

結衣「」

京子「すぅーっ…」

京子「ありがとうありがとうごめんなさいごめんなさいありがとうありがとうごめんなさいごめんなさいありがとうありがとうごめんなさいごめんなさいありがとうありがとうごめんなさいありがとうーーっ!」

京子「はぁっ…はぁっ…」

京子「すぅーっ…」

結衣「うわぁ!!分かった!もういい!」

あかり(…真っ直ぐな…京子ちゃんらしいな)

ちなつ(バカ正直というか何というか…)ハァ

京子「いや…まだまだ!!」

結衣「もういい!!私を殺す気か!!」

京子「あっゴメン…」

あかり「…ふふっ」

結衣「…ったく…もういいよ。許す」

京子「え!?こんな簡単でいいの!?まだまだ土下座とか…」

結衣「逆に疲れるよ!!許す!!許すから!!」

京子「…ゆ、結衣…ありがとう…」

結衣(…はは、だからもういいって…)ははは

結衣(…京子らしいな)

気合いだーーーーー!!!!!!!!

あかり「…あかりからも。」

結衣「…」

あかり「結衣ちゃん。好きだよ。」

結衣「…?」

あかり「好きだよ。」

結衣「~!?///」

結衣「なっ、何いきなり!?」

あかり「…」

結衣「…わたしも。好きだよ。あかりが一番…」

京子(…結衣…)

ちなつ(…あかりちゃん…)

あかり「…結衣ちゃん。恋人同士だね」

結衣「…だな」

あかり「…恋人のルールがあるんだけどね」

結衣「ん?なに?」

あかり「頼ってね。もっと、もっと。あかり達を。」

結衣「…ああ。ありがとう…」ポロポロ

あかり「…救われたのかな?結衣ちゃんは…」ニコッ

結衣「…ははっ当たり前だろ…あかりと恋人になれて…悩みも消えてさぁ…」ポロポロ

ちなつ(…恋人同士…)

京子(…そりゃ、そーか)


         /▲    LIVE中継
         ▼/       木間
         /▲
         ▼/  __
  .___   /▲ |□□|

  |□□|   ▼/ |□□|
  |□□|   /▲ |□□|
  |□□|   ▼/ |□□|

 木間市タワー [Kima City Tower]
     (1990竣工 日本)

ギュルルルルルルル…

結衣「…あ」

あかり「?」

結衣「腹、減った。食欲が急に…」

あかり母「あかりー…結衣t」

あかり「お母さん!!食べもの買ってきて!!!」

あかり母「えっ、疲れた」

あかり「…」

あかり母「全速力ね!!!よしっ!!!」ダダーッ

京子「…はは。あははははは!!!」

結衣「…まったく」

あかり「…よかったね」ニコッ

ちなつ(…嬉しさ半分…あと半分は…)グスッ

~二週間後~
ピンポーン

あかり「…はーい!」

結衣「あ、あかり…遊びに来たぞ」

あかり「…あはは、緊張しなくていいよ」

結衣「…そうだな。あかり、甘えさせてくれ。」ギュッ

あかり「えっ!?うん…///」

結衣「…落ち着くなぁ。」

結衣「ここまできたら…」

あかり(…ドキドキ)


チュッ

結衣「…」

あかり「…」

結衣「…ずっと一緒だ…///」

あかり「…うん///」

・・・・・・・・
・・・・・
・・・
・・

~一ヶ月後~

結衣「…幸せだ」

京子「どしたの結衣?」

ちなつ「センパイ?」

あかり「…結衣ちゃん?」

結衣「ん、ああ…これだけ言わせてもらうよ」

結衣「とにかく幸せだ!!」




おしまい!

とりあえず、一段落した…
もう皆、寝ただろ

てゆーかアニマル見てくれてたヤツいて
吹いたwwwwwwww

>>439
あんなインパクト強いの見たら忘れないだろうよwww

J( 'ー`)し おつ

このSSまとめへのコメント

このSSまとめにはまだコメントがありません

名前:
コメント:


未完結のSSにコメントをする時は、まだSSの更新がある可能性を考慮してコメントしてください

ScrollBottom