P「どうしたんだ?そんなに慌てて」
響「とにかく私のマンションに来てくれ!!今すっごく大変なんだ!!」
P「いや、だから何がたいへ…」
響「いいから早く!!」
P「(響がここまで慌てるなんて…)」
P「(まさか響の身に何かあったんじゃ…)」
P「わ、分かった…!すぐ行くからな!!」ピッ
小鳥「ちょっ…どこ行くんですかプロデューサさん!!」
P「ちょっと出掛けてきます!!」
響の部屋
P「響!!大丈夫か!?」バン!
響「あ、プロデューサ!!」
P「響は…無事だな…」
響「私は無事だけど大変なんだ!!」
P「何がだ?強盗に入られた訳でもなさそうだし…」
響「ハム蔵が…ゴキブリホイホイに捕まっちゃったんだよぉ!」
P「は?」
数10分後
P「これで…よし」
響「おぉっ!!ハム蔵!大丈夫だったか!?」
ハム「ちゅー」
P「全く…ゴキブリホイホイに引っ掛かるハムスターなんて初めて見たよ…」
響「うぅ、ありがとう!プロデューサ!!」ダキッ
P「うおっ!?響!?」
響「全部プロデューサのおかげだぞ!」スリスリ
P「ちょっ…響!駄目だって!」
響「なんくるないさー!」
響「これは感謝の気持ちなんだから有り難く受け取るといいぞ!」スリスリ
P「(胸が…胸が当たる…)」
響「へへぇ…プロデューサ…」
P「響!分かった!分かったから!」
響「えー、まだやろうと思ったんだけどなぁ…」
P「駄目だ、俺にはまだ仕事があるからこんな所でじゃれてる場合じゃない!」
P「(それに、これ以上抱き着かれると俺の息子が立派なマイクになってしまう…)」
P「という訳でじゃあな!オフの日だからゆっくり休めよ!」バタン
響「あ!プロデューサ!」
響「…いっちゃった……」
響「……プロデューサの体…あったかかったな…」
響「もっかいハム蔵をホイホイに入れれば、また抱き着けるかな…」
響「……プロデューサ…」
次の日
P「何!?またハム蔵が!?分かったすぐ行く」
また次の日
P「またか…あぁわかったすぐ行くよ」
そのまた次の日
P「それ、自分で出来ないか?」
P「何?勝手がわからない?」
P「しょうがない…ちょっと待ってろよ…」
春香「……」
そのまたさらに次の日
P「はい、もしもし……響か…」
P「分かった、もう何も言うな今から行く…」
春香「あの…プロデューサさん…」
P「どうしたんだ春香?今日はオフの日じゃなかったか?」
春香「今日はたまたまここに来ようって気になっただけです」
春香「それより、最近ずっと響ちゃんの家に行ってるみたいですけど何をしてるですか?」
P「それがさぁ、響のペットのハム蔵がここ最近ゴキブリホイホイが気に入ったらしくて…」
P「それを外してくれって響に呼び出しをくらってるんだよ…」
春香「…へぇ」
春香「…それだけですか?」
P「…え?」
春香「…本当にそれだけですか?」
P「どうしたんだよ春香…なんか様子が…」
春香「いいから答えてくださいッ!!」
P「!?」
P「(まずい何故か春香が怖い…下手したら殺されそうだ…)」
P「いや、ただ感謝してもらうだけだぞ?」
春香「…本当ですか?」
P「も、もちろん」
春香「だったらいいんです」ニコッ
春香「ほら!早く響ちゃんのところ行ってあげないと!」
P「お、おう…そうだな…行ってくるよ(一体何なんだ?)」
書き溜め尽きた……
ここからどうしよう…
安価か、また書くか、誰かにバトンタッチするか…
ガンダムage
age
とりあえず頑張ってみる響の部屋
P「ふぅ…これで終わりだ…」
響「ありがとう!プロデューサー!」ダキッ
P「うおっ!またか響!」
P「どうしてすぐそうやって抱き着くんだ!!」
響「ちゃんと感謝したい時はこうするといいんだぞ!」スリスリ
P「ハァ…全く…」
響「いやぁ、プロデューサーは抱き心地いいよ」スリスリ
P「そりゃどうも…」
ピンポ~ン
P「おい、お客さんだぞ」
響「えー、まだこうしていたいぞ…」スリスリ
ピンポ~ン
P「ほら、早く出なきゃ」
響「はぁい…」
キタ―――(。Δ゚)―――!!
ブフッwwww
ピンポ~ン
響「はぁ~い、どちらさ…」ガチャ
春香「こんにちは!響ちゃん!」
響「春香?どうしたんだ?」
春香「私、響ちゃんに聞きたいことがあって…」
響「聞きたいこと?」
春香「ねぇ響ちゃん…プロデューサーさんと何してたの?」ニコニコ
響「…何もしてないよ」
春香「とぼけないで!!」
響「…!!」ビクッ
( `・ω・)
(´・ω・)
P「なんだ!?どうした!?」
春香「あ、プロデューサーさん」ニコッ
P「春香…どうしてここに?」
春香「ちょっと響ちゃんが何やってるか気になって…」
P「そうか、用が済んだら一緒に帰えらないか?」
響「…!」
春香「本当ですか!?プロデューサーさん!」
P「今、俺の用事も終わったしな」
春香「私は元気な響ちゃんが見れたのでもう帰りましょう!」
(´゚ω゚)
(´ ω ) ゚゚
やべぇ、文脈とか響の一人称おかしいwwwww
P「よしっ!帰りにファミレスでも行くか!奢るぞ!」
春香「本当ですか?いやったぁ!」
P「響はどうする?」
響「…自分…行かない」
P「でも…」
響「行きたくない!!」バン!
P「響!」
春香「響ちゃんは行きたくないみたいですね!」
春香「なら、私 達 だ け で 行きましょ!」
P「あ、あぁそうしようか」
春香「よぉし!!今日は二人っきりですね!」
春香「まるでデートみたいです!」
P「よしてくれ照れるじゃないか…」
響の部屋
春香「私達二人だけで行きましょう!」
響「え?」
春香「まるでデートみたいですね!」
響「……ッ!」ダン!←床を叩く音
響「プロデューサーどうして……」
響「どうして自分じゃなくて春香なんだ……」
響「……」
響「そうか……」
響「春香が……春香が自分のプロデューサを惑わしてるんだ……」
響「プロデューサーが最近自分が抱き着いた時一瞬嫌そうな顔してたけど…」
響「あれは…春香がプロデューサーに何かしたからなんだよね…」
楓「空鍋って知ってる…?」ウフフ…
シラナーイ
∧_∧
_((´・ω・)_
/\  ̄ ̄ ̄ \
`(\※\__|丶ニニ丶
\\※ ※ | |==B=|
\`ー―-|_|_◎_|
 ̄ ̄ ̄|_|__|
(⌒⌒)
∧_∧ ( ブッ )
(・ω・`) ノノ~′
(⊃⌒*⌒⊂)
/_ノωヽ_)
響「そうだ、きっとそうだ」
響「じゃないと自分のプロデューサーがあんな顔するはずない…」
響「…プロデューサー」
響「待ってて…今助けてあげるから…」
響「プロデューサーは誰にも渡さないからね…」
響「その為に…」
響「まずは…春香にはプロデューサーが誰のものか教えてあげないとね…」
響「大好きだよ…プロデューサー」
age
(⌒⌒)
∧_∧ ( ブッ )
(・ω・`) ノノ~′
(⊃⌒*⌒⊂)
/_ノωヽ_)
次の日
響「プロデューサー!」ダキッ
P「うわっ!?響!」
響「会いたかったぞぉ~!」
あずさ「あらあら、お二人ともお熱いわねぇ」
P「からかわないでくださいよ!」
響「えへへ…プロデューサー」
あずさ「…あまり抱き着いても迷惑ですから響ちゃんは一旦離れましょうね」
あずさ「代わりに私が…」
P「うわっ!?あずささんまで!?」
亜美「おっ!何やら面白いもの発見!!」
真美「総員突撃ィ!!」
P「うわぁあ!!苦し…」
∧_∧
_((´・ω・)_
/\  ̄ ̄ ̄ \
`(\※\__|丶ニニ丶
\\※ ※ | |==B=|
\`ー―-|_|_◎_|
 ̄ ̄ ̄|_|__|
いままで黙ってたけど・・・
俺実はPなんだ・・・
(⌒⌒)
∧_∧ ( ブッ )
(・ω・`) ノノ~′
(⊃⌒*⌒⊂)
/_ノωヽ_)
響「ちょっ…押さないで!」
あずさ「こういうのもたまにはいいですよね?プロデューサーさん……キャッ!」
亜美「隊長!ヤシの実を発見しました!」
真美「よし、次はにーちゃんの膝の上を…」
美希「あー!!ズルイの!」
美希「ここはミキの特等席なのぉ!」
貴音「なんと面妖な光景でしょう」
貴音「とりあえず、私も…」
ワーワー、オサナイデーキャー
小鳥「すみません、壁殴り代行ですか?120分コースでお願いします」
小鳥「あ、はい、トッピングはメリケンで」
( ∩ω・)
∧_∧
(・ω・`)
/_ノωヽ_)
(⌒⌒)
∧_∧ ( ブッ )
(・ω・`) ノノ~′
(⊃⌒*⌒⊂)
/_ノωヽ_)
∧_∧
(・ω・`)
/_ノωヽ_)
ここでシて…///
∧_∧
(・ω・`)
/_ノωヽ_)
春香「おはようござ……」
春香「何やってるんですか!!」
P「は、春香!助け………」
春香「プロデューサーさん!」グイッ
P「うおっ!」
P「た、助かった…」
あずさ「あらあら、いいところなのに…」
貴音「…残念です」
P「もう疲れたから終わりな!」
響「プロデューサー、春香なんてほっといて遊ぼうよぉ」グイグイ
P「いや、でも仕事が」
春香「そうだよ響ちゃん…」
響「春香…!」
春香「だから諦めていい加減その手離そうねッ!!」
響「うわっ!」
P「響ッ!!」
( ゚Д゚)ageろやゴルァ!
春香「…ハァハァ」
響「ッつつ…」
P「大丈夫か?響?」
亜美「修羅場?」
真美「修羅場だね!」
小鳥「はいはい、子供はあっち行ってましょーね」
飯落ち
後は乗っ取るなり煮たり焼いたりしてください
もし奇跡的にスレが残ってるなら続きを頑張って書きます
ケケケ…
落ちろ
ありがとうございます
これで書けます。
春香「…ちょっと質問があるんですけどいいですかプロデューサー…」
P「それより今のはちょっと厳し過ぎ…」
春香「いいから私の質問を聞いてください!!」
P「あ、あぁ…分かった…」
P「(春香…一体どうしたんだ…)」
春香「…場所を変えましょう…」
P「…わかった」
P「響…いこう…」
響「……うん」ギュッ
春香「……ッ!!」
春香「(響ッ!クソッ!クソッ!!私のプロデューサーさんをッ!!)」
やよい「うっうー!!うっうー!!!」
P「そのうーうー言うのをやめなさい!」バチン
事務所裏
P「こんなところで一体何を…」
春香「ただの質問ですよ」
P「それが終わったらちゃんと響に謝るんだぞ」
春香「はい、この質問の返答次第では謝ります」
P「(顔は笑ってるのに目は笑ってない……本当にどうしたんだ…)」
響「プロデューサー自分怖い…」ギュッ
P「大丈夫だ…響」
春香「…では、質問です」
春香「どうして私に嘘をついたんですか?」
P「な、なんのことだ…?」
春香「ふふっ、とぼけても無駄ですよ?」カチッ
『どうしてすぐそうやって抱き着くんだ!!』
『ちゃんと感謝したい時はこうするといいんだぞ!』
P「おい、これって…」
響「あ、あぁ…」
春香「はい、プロデューサーさんと響ちゃんの会話を録音したものです」
春香「プロデューサーさんのポッケに忍ばせておいて正解でした…」
P「どうしてこんな事したんだ!!」
春香「どうして?」
春香「ふふっ…あっはははははははははははははははは!!!」
春香「貴方が浮気するのがいけないんでしょ!!」
こわいけどかわいい
P「おい…春香?」
春香「いつも私を愛してるなんて言っておいて……」
春香「あれは嘘だったんですか…」
P「俺は…」
春香「プロデューサーさんは私をほっといて雌豚と抱き合ってるの?」
春香「私だけを愛してくれるんじゃなかったの?」
P「俺は…」
春香「まぁいいよ許してあげる…」
春香「そのかわり、もうそこの雌豚と接触しな……」
P「聞け春香、俺はお前に愛してるなんて一言も言ってないぞ…」
P「全部…お前の…」
春香「黙れ!!!!」
P「春香!!聞いてくれ!!」
春香「うるさい!!元はといえばコイツが…コイツが全て悪いのよ!!」
響「…自分」
春香「アンタがいるから私のプロデューサーさんがたぶらかされるのよ!!!」
響「違う!!自分は悪くない!!」
P「おい!もう充分だろ!!」
春香「どうして……どうしてそいつの肩を持つのプロデューサさん…」
春香「ねぇ…どうして…どうしてなの!!!」
P「…春香」
春香「あ、そうか…まだプロデューサーさんは知らないんだっけ…」
P「何をだよ…」
しえんた
春香「わたしが妊娠したってこと」
P「」
響「」
春香「ねぇ、プロデューサーさん…」
春香「どうして響ちゃんのハム蔵は毎回ホイホイに引っ掛かるか分かる?」
響「!?」
P「そりゃ、狭いところが好きだからだろ…」
春香「フフ…違うよプロデューサーさん」
春香「動物って結構賢いの…」
春香「だから、二回も三回も罠に…」
春香「しかも同じ罠に引っ掛かるなんてまず有り得ないの…」
響「…やめて」
春香「響ちゃんが悪いんだよ?私のプロデューサーにちょっかいかけるから…」
響「…やめてよッ!!」
春香「私が思うに…きっと響ちゃんは…」ニヤニヤ
響「やめてぇえええ!!!!!!!」
春香「プロデューサーさんに構ってもらう為にわざとハム蔵を罠にかけたの」ニッコリ
P「ウソ…だろ…?」
P「響…」
響「…あ、あぁ…」
響「あぁ……あああああああああああああああああああああああああああああああ!!!!!!!!!!!」
P「響ッ!?」
春香「図星だったみたい…あんなに泣きながら逃げるなんて…」
春香「ほんとおっかしい…キャハハハハ!!!」
P「響!!」
春香「どこいくんですか?プロデューサー」ガシッ
やべぇ、人がいない…落ちる
P「離せ!!」
春香「いえ、離しません…」
春香「それよりもプロデューサー」
春香「邪魔物はいなくなったしさっさと戻りましょう♪」
P「春香ァ!!」
春香「あれ?そんな態度とっていいんですか?」カチッ
『どうしてすぐそうやって抱き着くんだ!!』
『ちゃんと感謝したい時はこうするといいんだぞ!』
春香「これをネットで広めれば確実にプロデューサーはクビですよね?」
P「クッ……」
春香「さ、行きましょ♪」
春香「(これで完全にプロデューサーは私のもの……)」
閣下こわい
P:船越英一郎
>>105
ザザー(断崖絶壁の岬)
船越「春香さん、謀略で愛を得ても誰も喜ばない」
春香「はい…間違っていました…手錠を…」
船越「貴方のような美人に、手錠は似合わない」
………
……
…
亜美「は~面白かった」
真美「『貴方のような美人に、手錠は似合わない』」
律子「ほら~休憩は終わり!」
三日後
春香「さ、プロデューサー一緒に帰りましょ♪」
P「あ、あぁ」
P「(あれから三日…)」
P「(響は事務所に全く顔を出さないし様子を見に行こうとする度に春香に脅される……)」
P「(携帯のアドレス帳からも響のだけが消えていた…)」
P「(ただ…響からのメールは送られてくる…)」
PPPP!
P「メールか…」
春香「また響ちゃんですかね?」
P「…そうみたいだな」
P「(これで今日43件目…)」
春香「見ないんですか?」クスクス
P「あぁ…」
P「(響からのメールの内容いつも決まっている)」
差出人:響
件名:ごめんなさい
内容
ごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさい
ごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさい
こんなに見てる人がいるとは…俺涙目
P「……響」
春香「毎回毎回同じメールばかりでよく飽きませんねぇ~」
P「…ッ!」
春香「ちょっと顔が怖いですよプロデューサーさん♪」
春香「もっと楽しくいきましょう!」
P「帰る…」
春香「…録音」
春香「ねぇプロデューサー、私あそこのファミレスで夕飯食べたいなぁ?」
春香「もちろん、プロデューサーの奢りで」
P「……分かった」スタスタ
春香「ありがとうございます♪プロデューサーさん大好きですよ♪」
明日まで残って欲しいな
寝る
ファミレス
春香「わぁ~おいしそう!」
P「…そうだな」
春香「プロデューサーも一口どうですか?」
P「いらない…」
春香「そんな遠慮しないで!」
春香「ホラッ、あ~ん♪」
P「……」ぱくっ
春香「キャー!あ~んしちゃった!」
春香「今日は二人で初めてのあ~ん記念日ですね!」
春香「で、どうですか?どうですか?お味は?」
P「…普通だ」
春香「もう!照れちゃって!」
春香「でもそんなプロデューサーもカッコイイ!」
春香「あ、この箸で私が食べたら間接キッスですね!」
春香「もったいないなぁ持って帰りたい!」
>>128お休みなさい。俺も眠い。せめて画像があればチラッチラッ
春香「あぁ~お腹一杯ですね」
P「…そうだな」
春香「もうすっかり外は暗いですね」
春香「わーイルミネーションがキレイだなぁ~」
P「あぁ…本当に綺麗だ…」
P「(そういえば、一年前くらいにまだアイドル駆け出しだった響と一緒に見たっけ…)」
P「(あの時の響の顔はいつもより何倍も輝いてたな…)」
春香「プロデューサー!ボーっとしてないで帰りますよ!」
P「あ、あぁ…今行く…」
P「(そうか…あのクリスマスからもう一年になるのか……)」
『うわぁ…凄い、凄いぞ!』
『ピカピカって光ってとっても綺麗だなぁ…』
『おいおい、そんなにはしゃぐと転ぶぞ』
『だってクリスマスの沖縄にこんな景色ないんだもん!』
『だからいっぱい見ておきたいんだぞ!』
『そうか…ならもっとクリスマスらしいことしなきゃな!』
『クリスマスらしいこと?』
『そうだ、例えばプレゼントとか!』
『何!?くれるのか!!』
いいよぉ、凄くいいよぉ!
『今はお金なくてたいしたものあげられないけど…』
『いつか響達が有名になったらスッゴいプレゼントをクリスマスにあげよう!!』
『ホントか!?プロデューサー!』
『あぁ、プロデューサーは嘘はつかない!』
『いやったぁ!なら指切りだ!』
『ゆびきりげんまん、うそついたら』
『はりせんぼんの~ます!ゆびきった!』
『よし、これで約束は完了だ』
『楽しみに待ってろよ!』
『うん!スッゴいプレゼント期待してるよ!』
P「(響……)」
春香「もう!プロデューサーさん!」
P「おぉ!すまん、ちょっと立ちくらみが…」
春香「大丈夫ですか?どこかで休みます?せっかく今日はクリスマスなのに倒れたらいけませんしね…」
P「いや、いいよ」
P「さ、帰ろう」
P「(響…お前は有名になったけど…スッゴいプレゼント渡せそうにない………)」
P「(ごめんな…)」
画像の力ってすげー
春香「あ、そういえば響ちゃん今頃何してるんでしょ?」
P「…」
春香「今日はクリスマスなのに部屋に篭りきりでしょうね…あぁかわいそう」クスクス
春香「でも私達は違いますもんねー」ギュッ
P「お、おい…」
春香「いいじゃないですかぁ、あまり人もいないし…」
春香「それにプロデューサーは逆らう権利なんてないんですよ?」
P「……」
春香「…ほら抱き締めて…」
P「…」ギュッ
春香「…プロデューサーさんあたたかいですね…」
春香「響ちゃんが夢中になる訳です…」
しえんてぃ
春香「ずっと…こうしていたい…」
P「…でも人が来るかもしれないぞ」
春香「……まだ捨て切れてないみたいですね響ちゃんを…」
P「え?」
春香「プロデューサーさんの目をみればわかります…」
春香「ずっと、響ちゃんのこと考えてたでしょ?」
P「……」
春香「…そうですねぇプロデューサーさんから毒を抜く去るには…」
春香「やっぱり…体に教えないと駄目ですね…」
P「…何をする気だ」
春香「…無難にキスとかでしょうか?」
P「キス…」
春香「はい、何度も夢の中でしてくれた…」
そろそろラストです
春香「ねぇ、プロデューサーさん…」
春香「キスしましょ」
春香「もちろん、断れません…」
P「(もう…いいか…)」
P「春香…」
P「(俺はよく頑張った…)」
春香「プロデューサーさん…」
P「(諦めたって罰は当たらないさ…)」
P「…いくよ」
P「(こんな決断したって…)」
春香「…はい」
P「(もう楽になっても…)」
P「(誰も文句は言わないよな?)」
P「(なぁ、みんな)」
P「(そろそろ諦めてみようと思うんだ)」
P「(辛いことから目を背けてみようと思うんだ)」
P「(俺はこの選択を間違えたとは思わない…)」
P「(むしろ初めからこうするべきだったんだ)」
P「(だってほらよく言うだろ?)」
P「(長い物には巻かれろ…)」
P「ただし!!」バッ
春香「キャッ!」
P「自分の意思にそぐわない奴には巻かれるな!!ってさ!!」
P「じゃあな!春香!俺は一足先に帰るわ!!」タッタッ
春香「え…?」
P「(俺はもう充分耐えた…)」タッタッ
P「(だから諦めよう…)」タッタッ
P「(自分の気持ちを無視して春香にヘコヘコするのは…!)」タッタッ
P「(俺の身なんてどうでもいい…)」タッタッ
P「(俺は響がいればそれで…)」タッタッ
P「……まってろ…響…」タッタッ
響の部屋の前
P「はぁっ…はぁっ……」
ピンポ~ン
P「はぁっ…響!開けてくれ!」
P「(返事が無い…)」
ピンポ~ン
P「響!鍵を……って空いてる?」
P「入るぞ!」ガチャ
P「どこだ!響!」
P「響!」
P「真っ暗でよく見えないな…電気、電気…」カチッ
P「なんだよ…これ…」
P「(部屋中にごめんなさいと書かれた紙が散らばって…)」
P「どこだ!響!」
P「(まさか…自殺でもしたのか…)」
?「…な、い……なさい」
P「!?押し入れか!」
P「響!!」ガラッ
響「ごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさい」
P「おい、人形なんか握ってどうしたんだよ!」
P「(こんなにやつれて痩せて…)」
P「おい!しっかりしろ!おい!」
響「…ぷろ…でゅー」
響「うああああ!!!!」ガタガタ
響「ごめんなさい!ごめんなさい!ごめんなさい」ガタガタ
P「やめろ!俺はもう許したんだ!」
P「そもそも怒ってない!」
響「ごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさい」ガタガタ
P「くそっ!止めてくれない…」
P「こーなったら…」
P「響!こっち向け!」
響「ごめんなさいごめんなさいごめんな……んんん!」
P「んん……」
響「ん…ちゅ…」
P「っぷはぁ、どうだ…少しは落ち着いたか?」
響「……」ポケー
P「いや、そのイキナリやってしまったことは謝る」
響「……」
P「その、ここまで来たのは響を責めるわけじゃなくてだな…」
P「その、あの…なんというか…」
P「俺も自分の気持ちに気付けたっていうか…」
P「その…」
P「………」
響「………」
P「(やべぇ!告白ってすげー恥ずかしい!!)」
P「(いや、くじけては駄目だ…まだ希望はある…)」
P「(全国津々浦々の童貞の皆…俺に力をくれ!)」
P「響!!」
響「う…」
P「あ、驚かせるわけしゃないぞ」
響「……」
P「あー、コホン」
響「……」チラッ
P「(うぉおお!恥ずかしがって頬染めながら上目遣いキター!)」
P「(って落ち着け…落ち着くんだ…)」
P「(落ち着いて深呼吸だ…)」
P「響…俺…お前のこと…」
春香「やっぱりここにいたんですねプロデューサさん♪」
P「春香ッ!!」
響「…」ギュッ
春香「いやぁ、台所の包丁見つけるのに手間取っちゃって…」
P「お前…何で来たんだよ…」
春香「それはもちろん」
春香「響を殺してプロデューサさんを半殺しにする為ですっ!」
響「…う…あ」
P「響!!!」バッ
春香「あらぁ?プロデューサさんどうしたんですかぁ?」クスクス
P「ぐっ…がっ……」
響「あ…あ…」
春香「あ~あ肩から沢山血が出てますねぇ…」
春香「フフ…アハハハハハ!!!」
春香「プロデューサーさんがいけないんですよぉ!」
春香「私以外の女といちゃつくからぁ♪」
春香「はぁ~おっかし…」
P「これで…気は済んだか…」
春香「プロデューサーさん顔怖いですよぉ」
春香「もっと明るくね!ごまえーごまえーって!キャハハハハハ」
P「ふざける、なよ…」フラフラ
春香「ふざけてなんかいませんよ…」
春香「それを今から証明してあげます」
春香「さぁて、今度は外さないよ…」
春香「ひ び き ちゃん♪」ブン!
P「響!!!」
響「……ッ!」
P「(駄目だ…間に合わない…)」
ザクッ
春香「キャァアア!!!足がぁぁあ!」
ハム「ちゅー!」ガブガブ
P「でかした!ハム蔵!」
ハム「ちゅー!」(ここは俺に任せろ!)
P「いいか春香!よく聞いとけ!!」
春香「このっ!離れなさい!」
P「俺が好きなのはお前じゃない…」ギュッ
春香「ヒッ…」
春香「来ないで…来ないでぇえええ!!!!」
P「我那覇響だぁぁあああああああ!!!!!」バキィ!
春香「」ドサッ
P「ハァっ…ハァっ…」
P「正当…防ハァ…衛だよな…」
響「プロ、デューサ…」
響「プロデューサー!!!」
P「…響!!」
P「大丈夫か?怪我とかないか?」
響「プロデューサこそ!血が…」
P「大丈夫大丈夫こんぐら…イテテ!!」
響「ほら!すごい痛そうだぞ…」
P「そんなことより…返事を聞かせてくれないか…」
響「え?」
P「さっきの聞いてなかったのか!?」
響「うん、あまりよく……」
P「なら、もう一度言うぞ…」
ハム「ちゅー(さてと、俺は舞台から退場しますかねっ…と)」
P「響…」
俺はもう一度あの言葉を言おうと口を開く…
肩がズキズキと痛み気を抜けば失神してしまいそうだ
P「俺は…」
だが、今ここで言わずにいれば一生言えない気がした。
響「……」
響は俺の言葉をただ黙って待っている。
少しやつれた顔にボサボサになった髪の毛。
普通の人が見たら酷いと思うような容姿が、今はどんなものよりも美しく綺麗で愛おしいものに見えた。
P「お前が…」
だから言おう…
三文字の言葉で伝えよう
今まで内に秘めていた気持ちを伝えよう
そう、ただ一言
P「好きだ」
好きだと
響「はわっ!わっ!」
響はあわてふためき顔を真っ赤にしながらオロオロとしている。
これはこれで眺めていて
飽きないのだが今はもっと大切なことがある
P「…響」
響「ひゃっ!ひゃい!!」
俺が呼び掛けると小動物 のように体をピクッとさせた
P「返事を聞きたいんだけど…」
響「あぁ!うん!そだね!」
響「うん!そうだ!そうだ…」
響「…うぅ…」
P「で?どうだ?」
響「…だよ…」
響は何故か正座で俯き小さく何かを呟く
顔は耳まで真っ赤で今にも沸騰してしまいそうだ
P「え?何?」
よし、もっかいこい!今度は聞き逃すもんか!
響「じじ、自分……」
P「自分?」
響は涙目で顔を真っ赤にしながら身をのり出す
P「うおっ!」
俺は響に押し倒される
響の顔が間近にあり荒い息がかかる
響「自分…」
響は深呼吸をする
響はハッキリと元気よく言葉を紡ぐ…
響「プロデューサーがずっと好きだったぞ!!」
眩しかった、やっと聞けた念願の言葉
響はダムが決壊したように泣きじゃくる。
いつかの時のように 抱き着き俺の胸に顔を埋めて
俺はそんな響をそっと抱きしめる
そんなに恥ずかしかった響…なら今からもっと恥ずかしいことをしてやろう
P「響…顔を上げてくれ…」
響「ん?グスッ、どうしたんだ?」
響が泣き止むのを待ってから俺は切り出す
P「覚えてるか?去年クリスマスの日にした約束…」
響「もちろんさー!確かスッゴいプレゼントくれるんだよな!」
P「あぁ、プロデューサーは嘘はつかない」
P「だからプレゼントもちゃんと用意してきた」
響「本当か!?どこ?どこだ?」
響は涙をぬぐうと辺りをキョロキョロと見渡す
P「それはな…」
俺は響の頭を捕まえ
P「メリークリスマス…響」
響「え?……ん」
強引に唇を奪う
P「ん…ん…ちゅ…」
響の口はとても温かく幸せな気分になれた
響「む…ん…れろ…ちゅ…んん」
響の全てが愛おしい
小さな舌も唇も性格も唾液も何もかも…
P「ぷはっ…どうかなこのプレゼント…」
響「……よかったぞ」
俺の彼女は恥ずかしそうに、でも嬉しそうに笑う
一生この笑顔を見ていたい。一生この笑顔を守りたい。一生傍にいたい。
そう思った
響「プロデューサー、」
P「なんだ?響」
響「実は自分からもプレゼント…あるんだよね…」
P「なんだ?どこにある?」
響「目をつぶって…渡すから…」
P「わかった…」
何も見えない真っ暗なこの状況…
俺の額に柔らかいものが触れる
目を開けると彼女は太陽のように笑っていた
響「メリークリスマス、プロデューサー」
あぁ、そうか俺はこんなにも彼女が…
響「…プロデューサー大好きだよ」
響が大好きなんだ
数年後
「んー!」
俺はデスクワークを一段落させると軽く伸びをする。
今は765プロを離れ新たな事務所のプロデューサーとしてキリキリ働く毎日だ。
いずれは新たな事務所を作ってやろうと狙っている
「プロデューサー!お電話です!」
「あ、はい!」
また響だな
そう思った。
最近の機械は難しいと嘆いてたからまた何かやらかしたのかもしれないな
響は可愛いし家事はできるし料理もうまいんだけどなぁ
というか何で俺にかけてくるんだ?
「はい、もしもし」
『プ、プロデューサ!!大変なんだ!!』
「どうした?」
「うん、うん…」
「はぁ~、分かったすぐ行く」
「ちょっ、どこいくんですかプロデューサーさん!」
「ちょっと、ホイホイに捕まったハムスター助けに行ってきます」
おわり
長くなってしまいすみませんでした…
初めてで変な箇所もあると思いますが大目に見てくれると助かります…
沢山の画像ありがとうございました!
明日の高校も頑張って登校できそうです!
朝までこれが残っているようにと言って寝てしまった人へ
すみません、多分これはあなたが目覚めた時には落ちているでしょう。
次からは日付が変わるまでに終了させますので
次回も見かけたらレスしてやってください
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