むか~し むかし あるところに爺さん婆さんが住んでたそうな
爺さんは山へ芝刈りに
コニー「めんどくさい」
婆さんは川へ洗濯に
ユミル「腰がヤバイ……」
そんな時どんぶらこっこ どんぶらこっこと大きな桃が流れてきたそうな
ユミル「おお!あの桃を持ち帰ればしばらく生活には苦しまんぞ!」
婆さんは桃を家に持って帰ったそうな
ユミル「爺さん!上流から桃が流れてきたぞ!」
コニー「随分でかい桃じゃな、早速食べよう!」
婆さんが桃を切ると……
「おぎゃああおぎゃああ」
コニー「赤ん坊?」
ユミル「爺さん!これはきっと子宝に恵まれなかった私達の神からの捧げじゃ」
コニー「そうじゃな……この子の名前何にしようかのぉ~」
爺さんと婆さんはこの子にライナーと名づけ大切に育てたそうな
ライナーもその期待に答えスクスクと育ち村一番の力持ちになったそうな
~ある日~
コニー「」
ユミル「爺さん……」
ライナー「父さん………」
サシャ「大変ですっ!」
ライナー「!?……お前は村一番の食いしん坊サシャじゃないか」
サシャ「それがっ!」
ライナー「ちょっと向こうでいいか?」
サシャ「え?……おじさん!?」
ユミル「………」
サシャ「……分かりました」
ライナー「それでどうしたんだ?」
サシャ「村長が!」
ライナー「村長?」
~村長の家~
キース「今日ここに来て貰ったのは他でもない!鬼を退治して貰いたい」
サシャ「…………」
ライナー「え?」
キース「親父さんを亡くした後で辛いと思うが……どうか!この通りだっ!」
サシャ(やっぱり……)
ライナー「少し……考えさせてください」
サシャ「どうしましょうか……」
ライナー「自分で言うのも何だけど俺は分かるがお前が行ってどうなるんだ?」
サシャ「私、人一倍食べますから……村人が餓死しないように………」
ライナー「自業自得だな!………母さんに相談してくるわ」
サシャ「私は相談するまでもないと思いますけど……」
~スプリンガー家~
ユミル「………いいよ!」
ライナー「え?……本当にいいのか?」
ユミル「もう15歳だろ……旅立つ時だよ」
ライナー「けど父さんが!」
ユミル「いいんだよ……爺さんと暮らした40年……3人で暮らした15年………充実してたし」
ユミル「これ以上何か求めたら、母さん罰が当たるよ!………行っておいで」
ライナー「ありがとう………俺、絶対鬼を倒して帰るよ!」
~後日~
ユミル「大丈夫かい?夜は冷えるからちゃんと服を着るんだよ!」
ライナー「分かったよ!」
フランツ「ライナー!家の娘に何かしたら……」
ライナー「何もしませんよ!」
サシャ「やめてよ!恥ずかしい//」
ライナー「じゃあそろそろ……」
フランツ「行ってらっしゃい」
ユミル「頑張ってね」
ライナー「行ってきます」
サシャ「行ってきます!」
フランツ(ハンナ!サシャは大きく育ったよ!)
ユミル(爺さん……コニー!ライナーを見守ってね!)
キース(村は餓死しなくて住むな)
ライナー「さてと、まずは仲間集めだな!」
サシャ「そうですね!他の村に行くのはどうでしょう?」
ライナー「そうだなぁ~……確かこの山を越えてすぐに街があっt」
サシャ「決まりですね!目的地は隣の街です」
ライナー「そうだな……」
ライナー(食べ物が食べたいだけだろ!)
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