岡部「はじめましてだな、15年前の俺」(203)

岡部(これがうまくいきさえすれば、もうぬか喜びすることもなくなるだろう……)

岡部(今度こそ牧瀬紅莉栖を救うのだ…… “一度はシュタインズ・ゲートに辿りついた”俺よ……!)

────────────────────────

岡部(β世界線に戻ったと思ったら、何故か病院のベッドの上だった)

岡部(『私も…岡部のことが……』……紅莉栖……結局……俺はお前を犠牲にして……)

岡部(Dメールは世界線を移動するだけで、時間移動はできないが……一体この3週間に何が起こったんだ?)

岡部(この腹に巻かれてる包帯は一体……)

岡部(そもそも俺は本当にβ世界線に戻ってこられたのだろうか?紅莉栖はやはり……死んでしまったのか?)

岡部(まゆりはアトラクタフィールドの収束から逃れられたのか?)コンコン

まゆり「オカリン、入るよ~」

岡部「あ、ああ」(まゆりが生きている……!とりあえずまゆりにこの世界線での出来事を訊くしかないか)
ガチャ

まゆり「オカリン、もうすぐ退院できるんだって?」

岡部(そうなのか?ここはとりあえず話を合せるしか……)

岡部「そ、その通りだまゆり!」

岡部「この狂気のマッドサイエンティスト、鳳凰院凶真はこれきしのケガではなんともないぞ!フゥーハッハッハ!」

まゆり「よかった~やっぱりオカリンはこの方が好きなのです」

岡部(ん?……いや普段どおりにしただけだが……わざわざ好きなどと?単に気を使われているだけか?)

まゆり「血まみれのオカリンを見た時は心臓が止まるかと思ったよ~」

岡部「血まみれの俺?牧瀬紅莉栖ではなく?」

まゆり「牧瀬……紅莉栖?もしかしてオカリンが救急車の中でうめいていた時に呼んでた名前ってその人?」

岡部「!……ああ、たぶんな。その牧瀬紅莉栖がラボメンって話は俺から聞いたことは……あるか?」

まゆり「ううん、ないよ」

岡部「……わかった」

機体するぞ!

岡部(このパターンは……また世界線が変わったのか?)

岡部(Dメールの取り消しがうまくいかず、β世界線ではなく他の世界線に移動してしまったのか?)

岡部(今の俺には牧瀬紅莉栖を助けた記憶はない……いや、そもそも紅莉栖は死んでいないのか?)

岡部(……自分の目で確かめないと何とも言えないが)

岡部「えーと、……それで今紅莉栖はどこにいるか知っているか?」

まゆり「うーん、そこまでまゆしぃは知らないのです」

岡部「そうか……」

岡部(なるべく早く探さないと……まゆりの時と同じように単に死期が延びただけなのかもしれないし)

岡部「ん?この箱は何だ?」

>>3 話の構造上アニメ本編と重複部分が多いのは勘弁してね


まゆり「それはダル君から」

まゆり「頼まれてた物届けたよって伝言はあったけど、まゆしぃには中身はまだ知られちゃ困るみたい」

カパッ
岡部「ラボメンバッジ……」

岡部(しかも名前が全部そろっているとは……まあ確かにこれを作るように頼めるのは俺しかいないが……)

まゆり「どう?オカリンが頼んだ通りだった?」

岡部「え?あ、ああ」

岡部「まゆり、ちょっとトイレに行ってくる」

まゆり「うん、行ってらっしゃい」

岡部(まゆりには悪いが……一刻も早く紅莉栖を探さないと……その後の対応が全く違ってくる)

岡部(まゆりだけに話を聞くのもあれだしな……ダルにもちょっと訊いたほうがいいか?)

岡部(とりあえずラボに行ってみるか……)


【ラボ】

ガチャ
ダル「あれ?オカリンもう退院したん?」

岡部「ああ、経過良好でな」

ダル「ところで、前頼んでたラボメンバッジはあんな感じでいいのかお?」

ダル「書いてあるアルファベットが意味不明なのが気になる件について」

岡部「とりあえずバッジはそれでいい(自分でも作らせた覚えはないが……)」

岡部「アルファベットについては後々話すつもりだ」

岡部「それよりダルよ、2,3訊きたいことがあるのだが……」

ダル「?」

岡部「ラボメンナンバー004を知ってるか?」

ダル「004?そんな人はいないと思われ」

岡部「では牧瀬紅莉栖のことは?」

ダル「それってオカリンがこの前呼んでた人のことかお?調べたら天才科学者らしいし」

ダル「もしかして先月ラジ館で会ったのって……」

岡部「その人が死んだとか、事件に巻き込まれたとかは聞いたことはあるか?」

ダル「今のところそれはないお」

岡部(ダルも似たようなものか……紅莉栖は一体どこに……?)

岡部(そもそもここは本当にβ世界線なのか?……世界線を確かめるには……)

岡部(そうか!……ダイバージェンスメーターがあれば……)

岡部(下のミスターブラウンの所に行けば、もしかしたらあるという可能性も)

【ブラウン管工房】

岡部「ミスタァー、ブラウン!」

天王寺「は~、だから何度天王寺さんと呼べと……」

岡部「ん?そこにいるのは」

天王寺「ああ、今日からバイトに入ってもらってる子だ」

岡部「!!!」

萌郁「桐生、萌郁です」

天王寺「綯が転んだ所を助けてもらってな、ちょうど仕事もないっつうからうちで働いてもらうことになった」

岡部「そ、そう……ですか」

岡部(……世界線が変わっているのだから、この程度のことで驚いているわけにもいくまい)

天王寺「おい大丈夫か?」

岡部「え?ええ、まあ」

天王寺「ところで、うちに何か用か?」

岡部「ちょっとお尋ねしたいんですが……橋田鈴さんという方をご存じですか?」

天王寺「いや、知らないな」

岡部「!……そうですか」

岡部(ブラウンが橋田鈴を知らない……ということは当然ダイバージェンスメーターもないということになる)

岡部(これでは1%を超えているのか確かめられないか……待てよ)

岡部(そもそもこの世界線では阿万音鈴羽が1975年に行ったということがないのか)

岡部(それはつまりその必要がなかったということか)

岡部(とりあえず事態は改善している、SERNにDメールが見つかることはないとみて間違いなさそうだな……)

岡部(そうなると最大の謎はやはり紅莉栖の存在がどうなっているか……)

岡部「ふむ、色々と参考になったぞ、ミスターブラウン!」

天王寺「だから天王寺と……もう行っちまったか……相変わらずだな」

岡部(とはいっても探すあてがそんなにはない……とりあえずラジ館やホテルをあたってみるか……)


………………………………

岡部「!!!」

紅莉栖(やっと……会えた!)

紅莉栖「あなたを探していたんです!助けてくれた、お礼を言いたくて」

岡部「紅莉栖…(紅莉栖が……生きている……!)」

紅莉栖「あの、大丈夫ですか?(なんだろう……初めて会った時と同じ顔をしている……)」

岡部「え?あ、はい」

紅莉栖「先日は、本当にありがとうございました」

岡部「こ、こちらこそ……(何も……覚えていないのに)」

岡部「と、とりあえず……こんな所で立ち話もなんですので、うちのラボに来てもらえませんか?」

紅莉栖「えっ、いいんですか?お邪魔しちゃって」

岡部「は、はい」

ラボ】

まゆり「あ!オカリン退院したならしたってまゆしぃにもちゃんと言って欲しいのです」

まゆり「あれ?そこにいるのは……」

ダル「!まさかの牧瀬氏ktkr」

紅莉栖「お、お邪魔します……」

岡部(とりあえずラボに連れてきてしまったが……紅莉栖にもその時のことを話してもらうしかないか……)

………………………………

まゆり「それでオカリンはケガをしていたんだね」

まゆり「オカリンに訊いた時は、よく覚えていないって言っていたから本当のことが分かって良かったのです」

岡部(なるほど……俺が刺された?時の記憶はなかったことになってるのか)

岡部(そのほうが都合がいいが。実際ないんだし)

ダル「しかし今牧瀬氏の言ったことが全部本当なら、電車男の比じゃないフラグが立ちまくりだろ常考」

紅莉栖「///」

まゆり「もう、ダル君紅莉栖ちゃんの事からかっちゃダメなのです」

ヴィーッヴィーッ

岡部「ダル、携帯が鳴っているぞ」

ダル「ほぉい……だ、だれ?…父さん?何?オカリン?…オカリン!謎の女が変われってさ!」

岡部「誰だ?」

鈴羽「お願い!今すぐラジ館屋上に来て!」

岡部「ああ?お前は…」

鈴羽「私は、2036年から来た、橋田至の娘、阿万音鈴羽!」

岡部「鈴羽!?…ちょっと待て、鈴羽が何でここにいるんだ!?」

鈴羽「お願い、私の言うことを信じて!牧瀬紅莉栖を救うために!」

鈴羽「詳しい事は後で話す、今はとにかくラボにいる人間全員を連れてきて!」

【ラジ館屋上】

鈴羽「電話でも言ってた通り、ちゃんと全員いる?岡部倫太郎、牧瀬紅莉栖、椎名まゆり、橋田…至」

岡部「ああ」

鈴羽「今の岡部倫太郎には、牧瀬紅莉栖を助けた記憶がないはず。そうだよね?」

岡部「そうだ」

鈴羽「今からそれをしに行くんだ……これを使って」

まゆり「なんだろう?」

ダル「ロボじゃね?変形とかしたりして」

岡部「タイムマシンだ……」

まゆり「え?」

ダル「マジ?」

紅莉栖「!……じゃあ私の理論は……」

鈴羽「そう、正しかった。このタイムマシンは2010年に発表された牧瀬紅莉栖の論文が元になって作られた」

紅莉栖「これが……タイムマシン!……私の……私の考えが……」

紅莉栖「あの!ええと……阿万音鈴羽さんでしたっけ?」

鈴羽「はい?」

紅莉栖「その……ちょっと中を見せてもらえないかしら?タイムマシンの」

鈴羽「ごめん、それはできない。今は時間がないし、タイムパラドックスが起きる可能性があるから」

岡部「鈴羽、お前は2036年から来たと言っていたが……」

鈴羽「……そうだけど?」

岡部「……そもそもここはどこの世界線なんだ?」

岡部「俺の記憶は3週間分途切れているようなものだから、β世界線に戻ったのかハッキリとはわからないのだが」

鈴羽「!そうそう、そうだよね……おじさんから渡されていたんだ……これを」

岡部「それは……ダイバージェンスメーター!」

岡部「1.048596……1%の壁は超えている!」

鈴羽「そう。だからとりあえず椎名まゆりの事は心配しなくても大丈夫」

岡部「良かった……ではこの記憶の齟齬は?」

鈴羽「おじさんはリーディング・シュタイナーを持っているでしょ?」

鈴羽「だから世界線を変えても以前の世界線の記憶を継続して持ち続ける」

鈴羽「それは、逆にいえば今の世界線の記憶に再構成されないってこと」

鈴羽「おじさんが3週間前に見た、牧瀬紅莉栖が血まみれで倒れている記憶は未来のおじさん……」

鈴羽「つまり今からの事なんだけど、それは介入する前の記憶だから……」

岡部「そういうことだったのか。それで今から3週間前に戻って紅莉栖を救い、世界線を変えるということだな?」

鈴羽「その通り!」

紅莉栖「確かに、今の話で全体的には辻褄は合っていそうね」

鈴羽「!…………」

岡部(確かに辻褄は合っていそうな感じもするが……)

岡部(今ここに紅莉栖がいるのだから、アトラクタフィールドの収束の結果そうなっていると考えればいいのか?……)

鈴羽「じゃあ、来てくれるかな?岡部倫太郎」

岡部(気になる点がないとはいえないが……行かなければ紅莉栖は助からない訳だし)

岡部「……わかった」

鈴羽「すぐ乗って!」

岡部「二人乗れるのか?」

鈴羽「もっちろん!私の父さんの作った最高傑作なんだから!」

ダル「???」

鈴羽「携帯は置いていって。向こうのおじさんの携帯と混線する可能性があるから」

岡部「行ってくる」

まゆり「うん。頑張ってね」

紅莉栖「あ、あの!」

岡&鈴「?」

紅莉栖「戻ってきたら……詳しい話を聞かせてもらえませんか?」

岡部「わかっているよ」

岡部「これが、タイムマシン…」

鈴羽「うん、1975年と2000年に立ち寄ってきたけど、状態は良好」

鈴羽「もっとも、そろそろ燃料がヤバいけどね……」

岡部「!…待て…過去から未来にも行けるのか?」

鈴羽「当たり前じゃん!タイムマシンなんだから!」

岡部(そうか……あの時とは世界線が違うから……)

鈴羽「座って。向かうのは7月28日の12時前」

鈴羽「到着する場所は変えられないから、あんまり前過ぎると騒ぎが起きて牧瀬紅莉栖の行動が変わる可能性がある」

鈴羽「初めてだと結構Gがキツイから、覚悟して」

ヒュイーン

岡部「これは…」

鈴羽「必ず出るんだ。時のかけらみたいなもん。キレイでしょ?」

2010年7月28日

鈴羽「行くよ!」

岡部「ま…待て……胃液が逆流して……」

鈴羽「もう、だらしないなあ。急いで!」

鈴羽「この時間にいる自分との接触は避けて。深刻なタイムパラドックスが起きるから」

鈴羽「彼女が刺されるまでどのくらい?」

岡部「あと、20分といったところか」

鈴羽「私はタイムマシンのセッティングしとくから、おじさんは彼女を守って」

岡部「おじさんはやめろ」

岡部(7月28日、血まみれで倒れていた牧瀬紅莉栖を見たあの日)

岡部(おれはまゆりと一緒に中鉢博士の会見を見に来て、屋上の物音を聞いて……)ガチャ

タッタッタッタッ

まゆり『このシリーズあんまり残ってないのにまゆしぃは・・・』

岡部(そういえば、まゆりはこの後、7階のうーぱの所に……マズイ!)

岡部(仕方ない……奥の階段から8階に戻るか)

まゆり『うーぱだよ!メタルうーぱ!』

岡部(ん?メタルうーぱなど出したか?……いや、今そんなことを考えている場合では)

岡部(ここまで来れば……)

紅莉栖「!……すみません」

岡部「く……紅莉栖……」

紅莉栖「どうして私の名前を?」

岡部(紅莉栖が……生きている……!)

岡部(いや、この時は元々生きている所を見たではないか……)

紅莉栖「どこかでお会いしましたっけ?」

岡部「紅莉栖…」

紅莉栖「聞いてます?……!」バサッ

紅莉栖「なんなんです?質問に答えてください!」

岡部「俺は……お前を……」

紅莉栖「?」

ピンポンパンポン♪『これより、8階ホールにて……』

岡部「!」タッタッタッタッ

紅莉栖「待って!待ちなさい!……」

………………………………

中鉢『え~、基本的なタイムマシンの・・・』

鈴羽「計画書には、おじさんは牧瀬紅莉栖をマークできるはずだってあったけど…できる?」

岡部「ああ」

鈴羽「それと、彼女を外に連れ出すのは危険だから」

鈴羽「彼女の行動を大幅に変更させると過去改変が起き、世界線が変わって救出に失敗する可能性が高い」

岡部「7月28日に紅莉栖が取ったと考えられる行動をさせろということか…」

岡部『ドォークタァァァーーー!!』

岡部「!」

岡部(もうすぐ……紅莉栖はここで……本当に来るのか?)


岡部(……!もしかして、別の場所から移されてここに……そうか、その可能性も……)テクテクテク

岡部「!」

岡部「紅莉栖!やはり、これからここで……読んでいるのは……タイムマシン!だから紅莉栖が世界線を変える鍵に」

中鉢「何の用だ?」

紅莉栖「あのね、これを読んでほしいの、パパ!」

岡部(パパ?……中鉢博士!)

紅莉栖「パパが、7年ぶりに連絡をくれて……会見を見に来いって言ってくれたでしょ?それがきっかけになったの」

紅莉栖「頭に浮かんだことをまとめてみたら、もしかしたらタイムマシンが作れるんじゃないかって……」

紅莉栖「パパの意見を聞かせてほしいの」

岡部(まさか……紅莉栖の父親が……)

紅莉栖「もし、それが認められたら学会を追放されたパパのリベンジに」

中鉢「追放されたのではない!私の方が嫌気がさして見切りをつけたのだ!」

紅莉栖「ごめん……」

中鉢「……悪くない内容だ」

紅莉栖「本当?私ね、パパさえよければそれを共同署名で発表してもいいって思ってるの。だってきっかけはパパが」

中鉢「馬鹿なことを言うな。帰れ!」

紅莉栖「え?」

中鉢「この論文は、私の名前で発表する」

紅莉栖「そんな…!まさかパパ盗むの?…そんなことだけはしない人だと思ってたのに!」

中鉢「黙れ!」ガッ

紅莉栖「キャアッ!」

中鉢「よくも盗むなどと!何故お前はそんなに優秀なのだ!娘が親より優秀でいい道理などない!」

中鉢「お前さえいなければ……私は優秀でいられたのだ!お前さえいなければ!」

岡部「ウワアアアアアア!」ドカッ

紅莉栖「ケホッケホッ」

中鉢「?……お前さっきの……!そういうことか」

中鉢「貴様ら示し合わせて私の会見を台無しにしようとしていたんだな。フフフ、フフフ、そうか、そういうことか」

シャキン

紅莉栖「パパ!」

岡部(守るんだ!紅莉栖を!)

中鉢「私を…バカにするなああ」ブンッブンッ

カラカラーン 岡部「!」

中鉢「おのれぇ!…!フフフフ」

紅莉栖「もうやめてパパ!お願い!」

中鉢「私に、指図するなあああ!」岡部「しまった!」

紅莉栖「あっ…が」

中鉢「貴様に…何が分かる……私の気持ちが…私のこの屈辱が…地獄が!」

紅莉栖「パパ…うう」

中鉢「お前さえいなければ……お前さえいなければ!」

岡部「やめろ……やめろおおおおおおお!」

紅莉栖「パパ!」ブスリ

……ポタポタ……

岡部「紅莉栖………紅莉栖!」

紅莉栖「あっ……カハッ」

中鉢「フ、フ、ハハハハ!バカどもが…お前らはふさわしい末路だ、ハハハハハハ、」

紅莉栖「ごめん、なさい、……巻き込んじゃって……」

岡部「どうして……」

紅莉栖「父親だから………パパに認められたくて……それだけで……」

岡部「紅莉栖……」

紅莉栖「怖いよ……私、死にたくない……死にたくない……死に」

岡部「紅莉栖……うわあああああああああああああああああああ」

岡部(何故だ……何故だ何故だ何故だ……紅莉栖がなんで死ぬんだ?8月21日に生きているのを見ているのに!)

岡部(これじゃあ過去改変じゃないか!どうなっている?鈴羽は俺に何をさせたかったんだ?)

岡部(これじゃあわざわざ俺に殺させているようなものじゃないか!)

2010年8月21日

グイーン

ま&ダ「!」

まゆり「もう戻ってきた!」

まゆり「オカリーン!」タッタッタ

ま&ダ「!」

ダル「オカリンその血!」岡部「俺が殺した俺が殺した俺が殺した」

鈴羽「大丈夫、これはおじさんの血じゃないから」

岡部「俺が紅莉栖を殺した、俺が紅莉栖を殺した、俺が紅莉栖を殺した」

まゆり「オカリン…」

岡部(紅莉栖は……そりゃいるわけが……ないか……)


鈴羽「おじさん。辛いだろうけど、まだ諦めちゃダメ。もう一度、過去に戻るだけの燃料は残っている」

岡部「うるさいっ!どうせまた行っても同じだ!アトラクタフィールドの収束によって紅莉栖は死んでしまうんだ……」

ヴィーッヴィーッ

まゆり「オカリンの携帯だ」

ダル「メール?」

鈴羽「開けて!」

まゆり「でも…」鈴羽「いいから!」

まゆり「テレビを見ろ……?」

ダル「テレビ…」

『中鉢博士を乗せた飛行機は、貨物室に火災を起こしながらも、かろうじて亡命先のロシアに着陸した模様です』

『それにしても助かったよ。これが金属探知器にかかったおかげで論文が焼けずに済んだのだ』

まゆり「ああー!まゆしぃのメタルうーぱ!ほら見て!ここにまゆしぃの名前書いてあるもん!」

ダル「ホントだ、でもなんでロシアに?」

鈴羽「あの論文が、全ての始まりなんだ。これをきっかけに大国間で熾烈なタイムマシン開発競争が始まる」

鈴羽「時間を制することは世界を制するも同じだからね。そして、世界大戦に発展する」

鈴羽「57億人の命がかかってるの。牧瀬紅莉栖を救って、世界線を変えて!」

岡部「…無理だよ……まゆりの時と同じなんだ。どんなにあがこうが、結果は変わらない。紅莉栖は死ぬんだ」


岡部「……待てよ?おかしくないか?今おこなったことは過去の改変のはず」

岡部「第三次世界大戦のきっかけになるのが牧瀬紅莉栖の論文だと言うのなら……」

岡部「!……鈴羽……お前まさか……」

岡部「第三次世界大戦を防ぐために、未来から来て俺に紅莉栖を殺させるのが本当の目的だったのか?」

鈴羽「……それは違う。牧瀬紅莉栖の生死はアトラクタフィールドの収束範囲内」

鈴羽「牧瀬紅莉栖の生きている未来から来て過去の彼女を殺すことなどできない」

岡部「じゃあ何故彼女は死んだ?俺がβ世界線に戻った時は生きていたのに!あれは幻だったとでも言うのか!?」

まゆり「ねえ、阿万音鈴羽……さん?」

鈴羽「何?」

まゆり「その……詳しい事はよくわからないけれど、今オカリンがしていることは鈴羽さん個人の計画なの?」

鈴羽「ううん。この計画は、未来の岡部倫太郎と橋田至…父さんと私で進められたもの」

岡部「じゃあ何でこんなことになっているんだ!?」

ダル「オ、オカリン……ちょっと落ち着いたほうがいいって……」

まゆり「ねえオカリン?」

岡部「何…だ?まゆり」

まゆり「オカリンはその……鈴羽さんのこと……もう知っているんでしょ?」

岡部「ああ、そうだ。お前たちは覚えていないだろうけどな……」

まゆり「じゃあ……オカリンの知っている鈴羽さんは……」

まゆり「いくら他の大勢の人間を助けるためとはいっても、オカリンの大切な人を自分で手を下すようなことをさせる人だった?」

岡部「!…………いや……違う…」

岡部(何を恐れていたのだろう……俺は……まゆり達はα世界線のことは覚えていないのに……)

岡部(鈴羽はたった一人で過去に行って、そして今もこうして俺たちのために……)

岡部(一度紅莉栖の生存を確認してぬか喜びして……俺は疑心暗鬼に……)

まゆり「それなら……信じようよ、鈴羽さんのこと」

ダル「それに聞くところによると、俺の娘らしいじゃん」

ダル「俺からも言っておくお、親友の娘を信じなくていったい誰を信じるん?」

岡部「……鈴羽……取り乱して悪かったな」

鈴羽「私の事なら大丈夫。自分も証拠らしい証拠をまだ見せてなかったから……」

鈴羽「7月28日にムービーメールが来ていたはず。今なら見れるはず。牧瀬紅莉栖の救出に一度失敗した今なら……」

岡部「!…どういうことだ」

鈴羽「騙してゴメン。一度失敗するのは計画のうちだったんだ。おじさんがそれを見るための…」

岡部「これは……」

岡部『はじめましてだな、15年前の俺』

まゆり「オカリンだ!」

ダルの一人称って俺だっけ

まだよくわからんが、長編大作の予感
支援

>>54
ミスってますね、すいません
>>55もうちょっとで終わります

岡部『このメールを開いているということは、紅莉栖を救うのに失敗したということだな』

岡部『さぞ辛かっただろう。特にβ世界線に戻った直後に彼女の生存を確認しているのだから、尚更だ』

岡部『だが、その辛さが俺に執念を与えた。だから、なかったことにする訳にはいかなかったのだ』

岡部『まずは、この「俺」の置かれた状況を説明する』

岡部『β世界線に戻ったと思った「俺」は、おそらく今のお前もそうだが、病院で目覚め、紅莉栖の生存を確認した』

岡部『ただ、その時は何故そうなっているかまで細かく推測することはできなかったのだ』

岡部『だから、一抹の不安は残っていた。そうだな、α世界線で鈴羽のDメールを消した直後といった感じだろうか』

岡部『そして、その不安は的中した。牧瀬紅莉栖は帰国後にタイムマシンに関する論文を世に出してしまった』

岡部『当時の俺にはそれを止める術はなかった』

岡部『お前も彼女の性格はよく知っているだろうから分かると思うが、頭ごなしに論文を秘匿せよと言っても逆効果だった』


岡部『α世界線の事を話しても、証拠がある訳でもない』

岡部『俺は「観測者として観測しているべき事象を観測していなかった」』

岡部『だから、結局世界線は変わってしまい、第三次世界大戦が起きた』

岡部『そして一連のタイムマシン開発競争に巻き込まれる中で……彼女は死んだ』

岡部『それから、自分がタイムマシンを開発する過程で色々と調査と推測をし、一つの結論に辿りついた』

岡部『「牧瀬紅莉栖を救うことは可能である」と』

岡部『最初にβ世界線に戻った時点で彼女は生きていたのだから、それを継続させればよかったのだ』

岡部『実はお前がα世界線から戻ったと思っているのはβ世界線ではない』

岡部『アトラクタフィールドの干渉を受けない世界線、「シュタインズ・ゲート」だ』

岡部「シュタインズ・ゲート!?」

岡部『おそらく本来のβ世界線では牧瀬紅莉栖は死んでいたはずだった」

岡部『だが、未来から介入することによって世界線を変えたのだ』

岡部「しかしそれでは」

岡部『過去改変が起こる。その通りだ』

岡部『だから、「俺」の未来の、シュタインズ・ゲートに辿りついたであろう岡部倫太郎は……』

岡部『「観測結果を変えずに未来を変えた」』

岡部「なるほど……」

岡部『だから「俺」やお前がβ世界線に戻ったと思った時には既に牧瀬紅莉栖は助かっていた』

岡部『お前が見たであろうさっきの出来事が「本来のβ世界線」で起こったことだ』

岡部『シュタインズ・ゲートに入る……その方法は決して間違っていなかった』

岡部『だが、それを継続させるにはもう一段階必要だったのだ』

岡部「それが……」

岡部『因果関係の把握だ。そしてそれを把握するために、やはりタイムマシンが必要になる』

岡部『この「俺が介入された先、つまりシュタインズ・ゲート」ではおそらくタイムマシンは作られなかった』

岡部『だから「俺」はβ世界線での因果関係を把握できずに、結局タイムマシンを社会に出させてしまったのだ』

岡部「そうか」

まゆり「どういうこと?」

ダル「オカリンわかるん?」

岡部『お前なら分かるはずだ。ちなみにタイムマシンの型式は、C204型。頭文字が何を意味するか言うまでもないな』

岡部「クリスティーナ……」

岡部『そして目的の世界線をシュタインズ・ゲートと名付けたのも俺だ。何故その名なのかもお前なら分かるはずだ』

岡部「『特に、意味はない』」『そうだろう?』

岡部『これより最終ミッション、オペレーション・スクルド(改)の概要を説明する」

岡部『確定した過去を変えずに、結果を変えろ。血まみれで倒れている牧瀬紅莉栖と、それを見た岡部倫太郎』

岡部『その確定した過去を変えずに結果を変えるのだ。最初のお前を騙せ。世界を、騙せ』

岡部『それが、シュタインズ・ゲートに到達するための条件だ』

岡部『そして、シュタインズ・ゲート世界線を維持するため、タイムマシンに関わる情報を秘匿し続け、

   時が来たらタイムマシンを用いて過去の自分に因果関係を把握させろ。健闘を祈る。エル・プサイ・コングルゥ』

ダル「いったいなんなん?今のが15年後のオカリン?」

まゆり「声、渋かったよねえ」

岡部「…フフフフフ、フハハハハハ……オペレーション・スクルド(改)だと?エルプサイコングルゥだと?」

岡部「33にもなって何をやってるんだ?俺は!まるで中二病全開じゃないか!」

岡部「…やってやる、それがシュタインズゲートの選択と言うのならばな!」

岡部「俺は狂気のマッドサイエンティスト!鳳凰院凶真!世界を騙すなど、造作もない!フゥーッハッハッハ!」

ダル「おう、いつものオカリンに戻った」

まゆり「でもねえ、まゆしぃはこっちのオカリンの方が好きなのです」

岡部「あえてもう一度言おう!この俺は!狂気のマッドサイエンティスト!鳳凰院凶真!世界はこの俺の手の中にある!」

………………………………



15年後……

紅莉栖「まさか倫太郎もこの年になっても中二病全開とはね」

倫太郎「う、うるさい!これは過去の俺をやる気にさせるためであってだな……」

紅莉栖「はいはい、」

紅莉栖「でも……ここから始まったのね。シュタインズ・ゲートに居続けるための……」

倫太郎「ごたくはいいからさっさと始めてくれよ」

紅莉栖「……出来たわ。じゃあ、3…2…1…cue!」




倫太郎『はじめましてだな、15年前の俺』

おしまい

原作との違いを説明してほしい

もうクライマックスやん

あーインスピレーション湧いてきたわ
続き書いていい?
結構有名な書き手なんだが

>>69
自分はアニメしか見てないもので……24話で改変後の岡部視点だとこうなるのかな?と

>>70
あとは岡部がやることの内容は24話と同じなんで……

>>72
もう使わないのでどうぞご自由に

そもそも何がしたかったのかがわからない

SG到達時点で過去にNDメールを送る岡部は存在しないし
そもそも最初の方で1.048596%にたどり着いてる時点でSG世界線

岡部「んほおおおおおおおおおおおおおおおお海馬に
   電極ぶっ刺されてるよおおおおおおおおおおおおお
   んほおおおおおおおお」

岡部「きもひよすぎれ頭おかしくなっちゃううううううううう」

紅莉栖「次は大脳皮質にポン酢をかけるわよ」ドポドポ

岡部「んほおおおおおおお大脳皮質にポン酢かかってりゅうううううう
   狂気のみゃッドしゃイエンティストの大脳皮質が
   ポン酢漬けになりゅううううううううううううううう」

紅莉栖「うるさいわね狂気のマッドサイエンティストさん(笑)」

岡部「海馬に電極刺されるの気持ちいいのおおおおおおおおおおおお
   んひいいいいいいいいいおちんぽみりゅくでりゅうううううううう」ドピュ

>>81
 主観となる視点が違うのと、SG維持のためにβ世界線のことを観測しておく必要が
あると思ったのですが……

未来岡部「はじめましてだな、15年前の俺」

岡部「えっ」

未来岡部「どうした、何を驚いている」

岡部「いやそりゃ驚きもするだろう! SGでなぜ未来の俺が生身で来てるんだよ!」

未来岡部「暇だったから……」

岡部「暇だったのか……それならしょうが」

岡部「なくなーい! み、未来は大丈夫なのか!? ディストピアは!? 第三次世界大戦は!?」

未来岡部「超平和」

岡部「そうか……なら問題」

岡部「あるわボケ! 平和なら何故タイムマシンなど作った!」

未来岡部「暇だったから……」

岡部「暇だったのか……お前と会話してると疲れるな……」

岡部「それで? 世界線変動は問題ないんだろうな?」

未来岡部「あぁ。”ダイバージェンスフィクサー《世界線変動率固定器》”がある。何してもぉk」

岡部「これはひどい……」

未来岡部「とりあえず今の紅莉栖に会いたいな」

岡部「なんだ、未来紅莉栖は鬼嫁にでもなってるか」

未来岡部「いや、未来でも素晴らしい女だ。だが若々しい紅莉栖が恋しくなるときもある」

岡部「欲望に忠実だな未来俺よ。ではラボへ来い」

未来岡部「オーキードーキー」

岡部「お前中身ダルじゃないの?」

ラボ。

紅莉栖「……え? どなた? 新しいラボメン?」

未来岡部「紅莉栖ぅぅ~~ッ!!」

紅莉栖「きゃぁぁぁあああッ!?」

未来岡部「すべすべしてるぅ玉のお肌やぁ~あぁん紅莉栖ぅぅ~~♪」

紅莉栖「何しとるんじゃおどれは!!」 洋書ゴスッ

未来岡部「あぁん! この感触も久しぶりだ……未来紅莉栖はずいぶんまるくなってしまってな……」

紅莉栖「未来……まさかこの変質者」

岡部「未来の俺らしい。まことに遺憾だが未来の俺らしい」

紅莉栖「oh...」

紅莉栖「ダイヴァージェンスに影響はないと。ふむん」

未来岡部「そうなんだよ紅莉栖だからもうちょっと抱きつかsあふん!」

岡部「なんなんだコイツほんと」

紅莉栖「これが未来のアンタか……」

岡部「おい。おい。冷めた視線で俺を見るのはやめろ。俺はまだ未遂だぞ」

紅莉栖「でも確定未来でしょう? 勘弁して欲しいわ……」

未来岡部「もう記憶が曖昧なんだがお前らこの時にはもうヤってたっけか?」

オカクリ「「ブッ!!」」

紅莉栖「な、な、な、な」

未来岡部「なーんだまだヤってないの? 早くヤっちまえよこの甲斐性なしー」ウリウリ

岡部「触るな気色悪い! どこがどうなって俺はこんなキャラになるんだ!?」

未来岡部「まぁ……紅莉栖の愛のおかげ……かな」

紅莉栖「うわぁー……私が岡部をコレにするわけ? うわぁー……」

未来岡部「落ち込んだ紅莉栖もまた魅力tごふぅ!」

岡部「はぁー……もう十分むかしの紅莉栖を堪能したろ? 帰れよ、な?」

未来岡部「えぇーもうちょっと居たいー」ブリッコブリッコ

オカクリ((殺したい……))

未来岡部「あっそうだ! ダルは!?」

岡部「直に来るんじゃないか?」

紅莉栖「未来の橋田ってどんななのかしら」

未来岡部「あ? あぁそうか。フフフ、まぁ未来の楽しみに取っておけよ」

オカクリ((なんだその含んだ言い方は……))

ガチャッ

ダル「うーっす」

未来岡部「ダルうううぅぅぅぅううううううううッッ!!」

ダル「うわぁぁっぁぁああ!? だ、誰だおこのおっさん! 抱き付くな! 申し訳ないけどガチホモはNG!(懇願)」

オカクリ「「  」」

これはホモスレですねたまげたなぁ(歓喜)

岡部「ねぇなんなの? どうしてお前さっきからやることなすことエキセントリックなの?」

未来岡部「なんだよ……親愛の情を表してハグしただけじゃないか……」

ダル「 」ブルブルブルブル

紅莉栖「 」オーヨシヨシ

未来岡部「昔の俺は厨二病だなんだと全然素直じゃなかったからな。宗旨替えしたまでだ。15年とはそういうものだよ」

岡部(ふいにイケメンぽいこと言うからムカツクわー……)

ダル「……え、あ、未来オカリンなん?」

未来岡部「おう。我が右腕にして最高の親友よ。愛しているぞ!」

ダル「ひっ」

紅莉栖「橋田がPTSDってるからその辺にしときなさい」

未来岡部「気持ちを素直に示すということは大事だぞー?
     我が右腕のオープンHENTAIっぷりを見て何も思わんのか?」

オカクリ「「HENTAIだなぁとは思ってるけど」」

未来岡部「愚かな……あのな、ああやって包み隠さず感情を表すことが、関係を保つ上で大事なんだ。
     俺は右腕からそれを学んだ。そして実践している」

紅莉栖「あんたのそれは橋田の影響もあったのね。橋田!」

ダル「僕のせいでそんなホモくせぇキャラになったんか……ごめんオカリン……」

岡部「もっと謝れコンチクショー」

未来岡部「よっし! ダルも来たことだし、ラボメン諸君よ、メイクイーンに殴りこむぞ! フゥーハハハ!」

オカクリダル(((厨二病は健在なんだ……)))

未来岡部「留未穂~ッ!」

フェイリス「ニャァァッァァアアアア~~ッッ!?」


カクカクシカジカ


フェイリス「はぁ……はぁ……み、未来キョーマなのかニャ。分かったニャ……」

ダル「てめぇあんま調子乗ってんじゃねぇぞコラ。あ? 誰に許可とってフェイリスたんに抱き付いてんだよ。ぶちころがすぞ」

未来岡部「す、すみません……」

岡部「誰彼かまわず抱きつく癖をやめろ! 欧米か!」

紅莉栖「このタイプはたしかにアメリカにもよく居たわ。日本人がするとやっぱりウザイものがあるわね……」

フェイリス「はぁ……落ち着いたニャ。それで? お客様4名様ということでよろしいかニャ?」

未来岡部「よろしいよ留未穂! その語尾懐かしいなぁ~あぁ~留未穂~もっかいハグさせtぎょふぅ!」

ダル「言ったそばからどういうつもりだクソジジィごるぁぁぁぁああああ!!」

オカクリ((ダルさんこえぇ……))

フェイリス「おーまたーせニャーンニャーン! オムライスになりますニャ!」

ダル「世界がヤバイk」

未来岡部「世界がヤバイキッターーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
     ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!
     ヤバイ! ヤバイ! 留未穂の丸文字で俺がヤバイ!!
     主に股間がヤバイ!! 留未穂! ニャンニャン! 留未穂! ニャンニャン!
      留未穂に一生萌え☆萌えキュン!!
     結婚はできないから専属メイドになってくれーーーーーーーーーッッ!!」


ダル「」


岡部「あれが俺……未来の俺……フフ、フフフ……」

紅莉栖「お、岡部、気を確かに持って……」

未来岡部「ごっそさんしたーーーーーーッッ!! あざーーーーーーーッッす!!」

オカクリダル((うるせぇぇぇ……))

フェイリス「お、おいしく召し上がっていただけたようで、な、何よりですニャ……」

紅莉栖(引いてる留未穂なんて初めて見たわ……)

ダル「おい」

未来岡部「はっ、はい!」

ダル「……よくぞ皿の隅から隅まで食べきった。いやさ舐め切った。その点だけは褒めてやる」

未来岡部「は、はい! ありがたき幸せ!」

ダル「だがな、次フェイリスたんに粗相してみろ。
   3秒で未来方向移動可能なタイムマシンを作って、1秒毎にあらゆる方法でお前を殺す」

未来岡部「ひ、ひぃぃぃ……」

岡部「……もしかして未来の俺とダルの力関係ってあれなのか?」

紅莉栖「有り得るわ……なんだか橋田もノリノリだし……」

未来岡部「はーっ堪能した! メイクイーンは素晴らしいなー!」

岡部(立ち直りはぇえなこのおっさん)

紅莉栖「次は? 柳林神社?」

未来岡部「ル、ルカ子か! き、緊張するなぁ……」

ダル「緊張? なんでだお?」

未来岡部「だ、だって、ルカ子は15年後にはkおーっとセェーフ! 俺としたことが言ってしまうところだったぜ~ヘヘッ☆」

オカクリダル(((うぜぇ……)))

未来岡部「とにかく大人物になってることは確かだ。会うのは久しぶりだな……あぁ~緊張する~」

岡部「ルカ子が大人物、か……やはり役者か何かで身を立てたのだろうか?」

紅莉栖「うぅ~ん、あの引っ込み思案だと、モデルとかじゃない?」

るか「ふぅー……えいッ!」

未来岡部「おぉ……る、るかさん……」

オカクリダル(((るかさん!!?)))

るか「あ、岡、凶真さんに牧瀬さんに橋田さん、こんにちは。……と、どなたでしょうか?」

未来岡部「る、るかさん、もう一度だけ素振りを」

るか「はぁ……えぃッ!」

未来岡部「うおぉ~~ッッ!!」

るか「え、え??」

岡部「なんだなんだ? ルカ子の素振りがそんなにも見たかったのか」

未来岡部「見たかったなんてもんjハッ! 駄目だ! お口にチャ~ック☆」

紅莉栖「そろそろ許容量を超えたわ。殺していい? コイツ殺していい?」

ダル「加勢するお牧瀬氏」

岡部「まてまてまてまてそれ俺それ俺悲しいけど俺」

着地させられなかった……。
申し訳ないけど後で来れたら来る。その場合ID変わる

>>86
要するに過去で紅莉栖を救い論文が焼失するように仕向けたものの、
紅莉栖の「タイムマシンに関する情報」を本人に秘匿させてなかったせいで
オカリンが未来に戻り入院している間に紅莉栖が論文を自分の名前で発表し、
「紅莉栖は生きているのに第三次世界大戦勃発の未来が確定している世界」が発生したでおk?
故に確定した未来から(未来の)オカリンが鈴羽を通して情報秘匿を含んだ
オペレーション・スクルド(改)を伝えに来たんだろうけど、
原作と合流したら結局秘匿させられないじゃん。
>>1が書くべきところは>>65>>67の間、④…じゃなくて紅莉栖を救出する(気絶させる)
前段階で「如何にして紅莉栖にタイムマシンに関する情報を秘匿させるか」の部分かと。

ID変わったけどただ今戻りますた
ながらで進行します

るか「はぁ、未来の凶真さんですか……」

未来岡部「いやぁ~光栄だなぁるかさんに会えるなんて~」

るか「は、はぁ……?」

岡部「ラボメンに会う度こんな調子なんだ、気にしなくていいぞルカ子」

紅莉栖「今までみたいに抱きつかないのね?」

未来岡部「だ、抱きつくなんてそんな畏れ多い! こうして近くで拝見できるだけで僥倖というものだよ……」

岡部「ますますルカ子の未来が気になるな。畏れ多い、と来たか」

ダル「パリコレとか出てたりしてなー」

紅莉栖「人って分からないものねぇ……」

るか「あ、あの、僕一人だけ置いてけぼりなんですが……」

未来岡部「よっし! それじゃブラウン管工房経由してラボへ戻るぞ!」

岡部「急に仕切るなウザい」

紅莉栖「萌郁さんはどうなってるの?」

未来岡部「ふーむ、一番明確に変わったのは萌郁かもしれんなぁ」

岡部「お前以上なのか!? 想像がつかんぞ!?」

紅莉栖「どうしてどいつもこいつも原型が残ってないのよ。15年こあい」

ダル「僕のせいでオカリンがコレになるんだよな? 僕もオカリンみたくなっちゃってんのかなぁ。ぞっとしねぇなぁ……」

未来岡部「コレ呼ばわりとはヒドいなスーパーハッカー! 愛してるぞ!」

ダル「うわぁ~ハッカーってちゃんと言われたぁ~違和感パネェお~そして僕はお前大嫌いだお~」

未来岡部「お、よお萌郁! オッス!」

萌郁「……?」

未来岡部「なんだ元気ないな! オッスオッス!」

萌郁「……オ、オッス……?」

紅莉栖「……15年後萌郁さんはオッスって返すようなキャラなわけ? ねぇこれ明らかに世界線変動してるでしょ? 誰かそうだと言って」

未来岡部「ところがどっこいSG上の未来なんだなぁ~! 残念! ダイヴァージェンスフィクサー舐めんなよ斬り~ッ!!」

オカクリダル(((うわぁ……)))

岡部「今のって波田陽区か……?」ヒソヒソ

紅莉栖「一瞬目が点になったわ……波田陽区のモノマネなんか久しぶりに見たわよ……」ヒソヒソ

ダル「なんなんだおコイツのズレっぷり……実は80年代から来たんじゃねーの……?」ヒソヒソ

岡部「鈴羽のおっはー! は可愛らしかったのにおっさんが流行を間違えてるとぶん殴りたくなるな……」ヒソヒソ

未来岡部「ほれほれ萌郁! もっとアゲてけ! 声が小さいぞ! 何言ってるか聞こえんぞ!」

萌郁「……みんな……助けて……」オロオロ

岡部「絡むなおっさん! 未来の指圧師がどうかは知らんがこの時代の指圧師はこうなんだよ!」

未来岡部「そうか……早く子供生めな、萌郁!」

萌郁「」

紅莉栖「何言い出したのよこのオヤジ……警察に突き出されたいの……?」

ダル「赤ちゃんが産まれたら桐生氏はっちゃけるってことかな?」

未来岡部「あぁっしまった!
     さっきからどうも口が軽くてイカンな……みんな忘れろ~、チチンプイプイ~、ホイッ☆」(かわいいポーズ)

岡部「よし殺そう!!!!」

ダルクリ「「おう!!!!」」

未来岡部「ちょ、ちょっとした冗談じゃないか……」ボロッ

紅莉栖「冗談になってないのよ。鳥肌立ちすぎて死ぬかと思った」

岡部「SGの平和のために俺は今ここで命を絶っておくべきかもしれない」

ダル「コイツが居る以上オカリンは死ねないからとりあえずコイツをどうにかすればぉk」

未来岡部「お、お前たちどんどん露骨になってるぞ! 仕方ないだろうこれが俺の性分なんだよ! 慣れろ!」

紅莉栖「慣れたくないわー」

岡部「でも15年後紅莉栖は丸くなってるとか言ってなかったか? それってつまり慣れ」

紅莉栖「私の精神の平穏のために私は今ここで命を絶っておくべきかもしれない」

タッタッタ

まゆり「オカリンにダル君に紅莉栖ちゃんトゥットゥルー☆ ……ほえ?」

岡部「あぁ、コイツはなまゆり。信じ難いが正直信じたくないのだが俺n」

まゆり「もしかして未来のオカリンかなぁ?」

オカクリダル(((!!?)))

未来岡部「さっすが名探偵まゆり! お前の慧眼は今も昔も変わらんなぁ」

まゆり「オカリンカッコよくなったねぇ~☆」

紅莉栖「カッコ……よく……!?」

ダル「まゆ氏と僕らとではたぶん見えてる世界がダイバージェンス6桁未満で異なってるんだお……」

岡部「未来のまゆりはどうなんだ俺よ」

未来岡部「相変わらず天使!!」

紅莉栖「説明する気があるのか己は」

ダル「相変わらずってことはあんまり変わってないのかな」

まゆり「まゆしぃはまゆしぃだからね~」

未来岡部「そうだまゆり良いことを言ったな! 俺は俺なのだよ!」

岡部「あれは俺じゃない。あれは俺じゃない」

紅莉栖「必死に言い聞かせている……」

萌郁「……えっと……未来の、岡部君?」

ダル「今の今まで説明忘れてましたサーセン」

萌郁「……じゃあ……その……け、結婚相手を……」

岡部「さすがにそれは教えられんだろう。そうだろおr」

未来岡部「ミスターブラウンだ」

オカダルクリ「「「  」」」

萌郁「……そう……ありがとう……」グッ

まゆり「小さくガッツポーズする萌郁さんかわい~☆」

紅莉栖「未来人ってもっと慎重なんじゃないの? 私の認識がおかしいの?」

岡部「コイツを基準に考えるな。自分を強く持て」

ダル「疲れるわーミサワじゃなくて純粋に疲れるわー」

未来岡部「女性はやはり子供が出来ると違うようだな。紅莉栖もそうだったんだぞ?」

紅莉栖「えっ!? もう子供いるの!?」

未来岡部「そりゃ居るさ。もう33なんだし。ダルにも鈴羽が居るぞ」

ダル「おぉっ、ちゃんと鈴羽居るのかぁ。あとおまい33なのかぁそうかぁ」

紅莉栖「具体的な年齢が出てよりリアルに引いたわ」

岡部「やだなぁ……本当にやだなぁ……βの執念持った俺とコイツと誰か取り替えて……」

岡部「厨二病オンリーのほうがずっとマシだよ……」

ダル「つかお前子供居る云々でしまったーとか言ってたのになんで旦那の名前まで言っちゃってるん?」

未来岡部「……」

紅莉栖「声もなく驚愕してるわよ……」

岡部「鳥頭かよ……」

未来岡部「……てへっ☆」(ペコちゃん顔)

岡部「もう我慢ならねぇ! ダル! 紅莉栖! 両腕を押さえろ!」

ダルクリ「「ラジャー!」」

未来岡部「ちょっ!? お、お前たち何をするんだ! 未来人虐待反対! 未来のお前も殴られることになるんだぞそこんとこ分かってr」

岡部「ブッ飛べよぉぉぉっぉおおおおおおおおおおおッッ!!」

未来岡部「ぎゃあぁっぁぁっぁぁあああああああああッッ!!」


萌郁「そっか……裕吾さんと……ふふ……うれしい……」

未来岡部「しゅいましぇんでしゅた……」ボロボロ

岡部「悔い改めろ」

紅莉栖「懺悔しろ」

ダル「そして死ねお」

未来岡部「ぶ、物騒すぎだろ!! そんなに俺が嫌いかお前ら!!」

オカクリダル「「「嫌い」」」

未来岡部「ひ、ひどい……!」

岡部「もういいだろ? ラボメン全員と会ったよな。さぁ帰れ即帰れ」

紅莉栖「この出会いは”なかったことにしなければならない”」

ダル「僕らの未来に不安の種を植え付けたお前の罪は重いお」

未来岡部「うわぁぁぁぁあああん!! もう来ねぇよ!」

オカクリダル「「「もうくんな」」」

未来岡部「分かったよ、帰るよ! 全く散々な目に遭ったな……ではな、若人たちよ! 今を存分に楽しめよ!」

岡部「お前はもう少し今の自分を省みろよ」

紅莉栖「アンタの周りにいるみんなに同情するわ」

ダル「未来でお前と仲良くできる気がしません」

未来岡部「涙のお別れシーンなのに辛辣過ぎだろぉ~ッ! もういいもん! さらばだ!
      move point 202508151814 エル・プサイ・コングルゥ!!」

キィィィィン……キンッ――!

紅莉栖「きゃぁッ!? き、消えた!?」

岡部「な、なんだ今のは……もはや超能力の域だろ……」

ダル「ば、馬鹿と天才は紙一重の真髄を見たお……」

岡部「なんだか……」

紅莉栖「えぇ……」

ダル「どっと疲れた……」

岡部「俺……もっと真面目に生きる!」

紅莉栖「私も……ああはなりたくないわ」

ダル「僕も……由季も居ることだし、だお口調止めよかな」

岡部「今一度自分を振り返るべき、という意味で奴との出逢いは有意義だったな」

紅莉栖「そうね、もう二度と会いたくはないけどね」

ダル「まぁ15年後に会うんだけどな……全員ああなってる可能性あるんだけどな……」



紅莉栖「……ちょっと電話レンジ作って中入ってフラクタルになってくる!」

岡部「お前だけには行かせないぜ! 俺も行くよ!」

ダル「水くさいな! 僕も行くおー!」

――15年後。株式会社未来ガジェット研究所。

キィィィィン……キンッ――!

岡部「ふぅ! いやぁ~楽しかった楽しかった! 過去の俺と友人たちを存分にイジり回してやった!」

< ……おい! オカリン!

岡部「ん? おぉ親友にして我が右腕。血相変えてどうした」

ダル「どうしたもこうしたもあるか! 調整中のタイムマシン勝手に使いやがって! 飛ぶ時は僕に確認を取れと言ったろ!」

岡部「そうピリピリすんなよ~。スーパーハッカーの発明に不備があるはずないだろ~?」

ダル「不備を直していくから発明なんだよ! ……全く。確定過去だったとはいえ、心配する僕たちの身にもなれ……」

岡部「あんれぇ~なになに? ダル心配してくれてたの? おいおい照れるなぁ~お前がそんな分かりやすくデレたの久しぶりじゃないか?
   俺が過去行ったってんでやっぱ昔思い出した? あっちの俺とお前は仲よさそうだったぞ~?
   だのにこっちのお前はすーっかり男ツンデレが板に着いちゃって。そうだ久しぶりにだおって言ってみ? ダルだお~僕はダルだお~」

ダル「…………」

岡部「あだだだだだだだ締まってる締まってるそれ以上いけない!! オチちゃうのおおおおおおおおおお!!」

岡部「」カクーン

ダル「はぁ……ん、紅莉栖」

紅莉栖「ん? どうしたの至……その肩で伸びてるのウチの旦那じゃない。また何かやらかしちゃった?」

ダル「いや、特に何も。強いて言えば僕にやらかしたかな」

紅莉栖「ならいつも通りね」ニコッ

ダル「……あのなぁ紅莉栖。オカリンがこうなのは君がいつまでも甘やかすからだぞ? もうちょっと旦那の手綱を握ってくれよ。放任主義過ぎる」

紅莉栖「私は倫太郎の保護者じゃないし、暴れ馬な方が私好みなの。あ、倫太郎はそこに置いといて」

ダル「ゴーイングマイウェイ夫婦め……僕はそろそろ帰るからな。じゃあまた明日、牧瀬氏」

紅莉栖「あら、どういう風の吹き回し? じゃあね、橋田」

ダル「ん……? おぉ! るか!」

るか「橋田さん、お久しぶりです」

ダル「おぉお……さすがは清心斬魔流初代当主。テレビで見るのとはオーラがダンチだな……」

るか「……そう畏まらないで下さい」

ダル「あ、あぁ、すまなかった。今日はどうしたんだ? ウチのガジェットが要り用か?」

るか「たまたま休みが取れましたので……皆さんの顔を見たくて。凶真さんはいらっしゃいますか?」

ダル「あー……アイツはちょっと今紅莉栖とお取り込み中だ」

るか「おや。でしたら邪魔は出来ませんね。では橋田さん、宜しければしばしご歓談でも」

ダル「ああ。もう帰るとこだったから……そうだ! ウチに来て話さないか?
   あのおしどり夫婦はまだ時間がかかるだろうし、鈴羽も喜ぶしな!」

るか「鈴羽ちゃん……最近会ったのはいつだったかな……今はおいくつで?」

ダル「フフ、ちょうど可愛い盛りだよ。今は…………」

るか「そうそう、ウチのまゆりも…………」
――――――
――――
――

岡部「う、うぅ~ん……ボディは……ボディはやめろ俺……」

紅莉栖「うなされてるわねぇ。そういえば、未来から来たあなたに寄ってたかってヒドいことをたくさんしてた気がするようなしないような……」

萌郁「オーッス! 失礼しま……ありゃ、お邪魔だったかな?」

紅莉栖「萌郁さん。留未穂。どうしたの?」

留未穂「新型ガジェットの構想が固まってきたので、岡部さんに見てもらおうと思ったんですが。その様子じゃ無理そうですね……」

紅莉栖「また至にちょっかいをかけて返り討ちに遭ったみたいよ。資料ちょうだい。とりあえず私が確認しておく」

萌郁「ちょっとちょっと、あんまり無理しちゃ駄目よ? お腹の赤ちゃんを第一に考えなきゃ」

紅莉栖「大丈夫よ。少しくらい頭と体を動かさないとこの子にも悪いわ」

萌郁「そう? ほんとに無理はやめてよね? ……それじゃ私と留未穂は上がらせてもらうから。岡部君によろしく言っといてね。おつかれー」ヒラヒラ

留未穂「お疲れ様です」ペコリ

紅莉栖「お疲れ様」

岡部「う、うぅん……」

紅莉栖「やっとお目覚めかしら?」

岡部「紅莉栖……? あ、そうか戻ってきたのか。我が親友め、照れ隠しに頸動脈を極めるとはなんたるツン……」

紅莉栖「あなたも懲りないわねぇ。段々至にオトされるのが癖になってるんじゃないの?」

岡部「人をM呼ばわりするんじゃない紅莉栖! これは男同士の友情確認であって、それ以上でも以下でもない!」

紅莉栖「確認の度に意識を失ってちゃ邪推したくもなるわよ……」

岡部「ふふん、まぁ女には分からんだろうがな。どれ、我が子の調子はどうだ?」

紅莉栖「最近元気にお腹を蹴ってくるようになったのよ……楽しみね」

岡部「……うむ、若い頃の紅莉栖も良いが、やはり俺の紅莉栖こそ至高だな。マジ聖母。可愛すぎワロタ」

紅莉栖「あら、どうも。今の倫太郎も素敵よ」

岡部「俺はいつだって素敵だ。だが昔の俺たちは俺を見て面食らっていたなぁ……俺の方こそ驚きだったというのに。月日というのは恐ろしいものだ……」

紅莉栖「月日もまた、バタフライエフェクトのようなものじゃない? 小さな積み重ねが大きくなっていって、自分を変えていくんだと思うわ」

岡部「無理矢理いい話にまとめたな!」


おわれ

以上です。誰なんだよコイツらは!!!!ギャグに徹すれば良かったよ!!!!

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