岡部「ラボが焼けた」(269)

岡部「なん・・・で・・・」

紅莉栖「・・・」

ブラウン「俺の・・・職場が・・・」

ダル「タイムリープマシンもなにもかも全部萌えちゃったお・・・」

鈴羽「大丈夫!タイムリープマシンはここにあるよ!」

ブラウン「タイムリープマシン?なんじゃそりゃ」

岡部「い、いえ・・・鈴羽!とにかく公園へ移動だ!ラボメンも全員集合だ!」

ダル「オカリンに賛成!」

鈴羽「ちょ、ちょっとまってよ~」

岡部「ラボが焼けた」

まゆり「え」

ルカ子「ほ、ほんとですか!?」

フェイリス「ニャニャニャー!?」

岡部「こんな時までふざけるなフェイリス!」

瑠美穂「ご、ごめんなさい・・・」

岡部「とりあえず、タイムリープして原因を探りたい」

紅莉栖「ま、待って!42型ブラウン管が無いとタイムリープは・・・」

萌郁「42型の形式・・・覚えてる・・・」

岡部「でかしたぞ萌郁!流石ラボメンの鏡だ!!」

岡部「というわけだ隙間ピンクよ」

瑠美穂「え、どういうこと・・・?」

岡部「至急用意してもらいたい」

瑠美穂「と、とりあえず家にあるか聞いてみる」プルルルル

鈴羽「あればいいんだけど・・・」

ダル「そう簡単に見つかるわけないっしょ」

瑠美穂「あれ・・・電話につながらない・・・」

岡部「え」

まゆり「おっかしいねぇ~えへへへ~」

紅莉栖「!みんな見て!あれ!!」

ルカ子「高級マンションが・・・」

鈴羽「萌えてる・・・」

岡部「おいおい、あの火事では・・・」

瑠美穂「そんな・・・パパ!パパァー!」

パパ「なんだ瑠美穂ここにいたのか」

瑠美穂「パパ!」

紅莉栖「無事だったんですね!」

パパ「間一髪だったよ。しかし奇跡としか言いようがないね。全員生き残ったみたいなんだ」

岡部「え・・・?」

岡部「おい、なんでフェイリスのパパが生きて・・・」

瑠美穂「え?」

ダル「オカリン何言ってるん?」

岡部「まさか・・・いつのまにか世界線が変動して・・・」

紅莉栖「岡部・・・?」

岡部「鈴羽!ダイバージェンスメーターは!?」

鈴羽「たしか・・・タイムマシンの中にいれっぱなしに・・・」

紅莉栖「ちょっと岡部!説明してよ!」

岡部(ということは最終的な行先を考えるとブラウンの家か・・・)

岡部「ラボメン全員ミスターブラウン邸へ移動せよ!」

鈴羽「ねえねえ。タイムリープマシンは!?」

岡部「お前が持て」

鈴羽「ちょ」

岡部「燃えてる・・・ミスターブラウンの家が・・・」

ブラウン「・・・」

鈴羽「店長・・・」

ブラウン「なんだよこれ・・・店と同時とか放火か?そりゃねぇだろ・・・」

岡部「く・・・ラジ館だ!全員ラジ館へ向かえ!!」

岡部「案の定というかやはりというか・・・」

鈴羽「あぁぁ・・・タイムマシンがぁ・・・」

ダル「どうすんの・・・これ・・・」

まゆり「タイムマシン関係で頼れるものがもう無いよ・・・」

紅莉栖「・・・いいえ一人いるわ」

まゆり「え?」

紅莉栖「一人だけ・・・学生時代からひたすらタイムマシン研究を続けた物理学者が一人だけ・・・」

岡部「おいおい・・・まさか・・・」

牧瀬邸

中鉢「お前に娘はやらん!!」

紅莉栖「も、もう・・・パパったら・・・」

岡部「いやいや・・・」

留美穂「あの、タイムマシンについてのお話が聞きたいんです」

中鉢「タイムマシン・・・?」

留美穂「お願いします。孤高天才、ドクター中鉢さんにしかたのめないんです」

中鉢「天才・・・」

留美穂「あなただけが頼りなんです!」

中鉢「私だけが頼り・・・」

中鉢「よろしい。私を頼った事は評価する。君たちは実に賢い」

岡部「それじゃあ」

中鉢「ああ。そのタイムリープマシンと火事の問題」

中鉢「このドクター中鉢が華麗に解決して見せよう!フゥーハハハ!!!」

ダル「あれ、なんかこの人オカリンに似てね?」ボソボソ

岡部「・・・」

ダル「で、これがこうなって・・・」

中鉢「・・・なるほど。実に面白いものを作る」

鈴羽「本当にこんなおっさんが頼りになるの?」

ルカ子「テレビではよく見ますけどなんというか・・・」

萌郁「胡散臭い・・・」

中鉢「まずは42型に変わるリフターを用意しなければならん」

紅莉栖「それはわかってる」

中鉢「う、うるさい!!とにかく、これを完成させればタイムマシンは完成するのだ!!」

岡部「え?」

中鉢「昔橋田教授という知り合いがいてな。よくタイムマシンについて語り合ったよ」

中鉢「そのたりない部分がここにある!これが完成すれば物理的タイムトラベルも可能となるのだ!フゥーハハハ!!!」

ダル「ちょ・・・この人地味にすごくね・・・?」

まゆり「さすが紅莉栖ちゃんのお父さんだね~」

数日後

岡部「リフターに代替するものは最終的に32型ブラウン管になったか」

紅莉栖「電話レンジとの距離も近いしね。42型じゃ大きすぎたんだと思う」

中鉢「橋田君。そこのを取ってくれんか」

ダル「ほい」

中鉢「すまんね。よし、これをここにつけて・・・よし、完成だ!!」

岡部「とうとうできましたか!!」

中鉢「ああ!最大8人まで収容可能!タイムマシン!」

鈴羽「すごい!本当にできちゃったよ・・・!」

岡部「ドクター。このN204というのは?」

中鉢「このタイムマシンの正式名称だ。ノスタルジアドライバー204型という!!」

紅莉栖「・・・」

ダル「・・・」

まゆり「・・・」

中鉢「ちなみに“時空を超えた郷愁への旅路”と書いてノスタルジアドライバーと読ませるのだ!!」

岡部「・・・!」キラキラ

岡部「ドクター!」ガシッ

岡部「感動しました」

紅莉栖「バカはほっといていくわよ。8人乗りだったっけ?」

ゾロゾロ

岡部「よいしょっと」

中鉢「ん?おい待て!私の席がないではないか!!」

ダル「でもこれでいっぱいだし」

中鉢「というか紅莉栖!!なぜ貴様が乗っているのだ!!!」

紅莉栖「なんでって言われても・・・」

まゆり「紅莉栖ちゃんはラボメンだもんね」

中鉢「ふざけるな!!貴様が座る席は無い!作ったのは私だぞ!!!!」

岡部「すみませんドクター。このタイムマシン8人乗りなんです」

中鉢「知っておるわ!誰が作ったと思っているんだ!!」

岡部「それでは発進する!」

中鉢「まて!!私たちの夢が・・・!3人の夢が・・・」

紅莉栖「無視無視」

ダル「3!2!1!」

鈴羽「GO!」

ラボが燃えた日

岡部「さて、なぜ燃えたのか原因を突き止めようか」

紅莉栖「で、それを確認したらDメールを送ればいいのね」

ダル「このN204には電話レンジの機能も組み込まれてるみたいだお」

まゆり「じゃあDメールもタイムリープもここでできるんだね~!」

鈴羽「便利だ・・・」

岡部「よし、様子を見に行ってこいフェイリス」

留美穂「な、なんで私が!?」

岡部「こういうときは存在感が薄い奴が行くと相場が来まっているのだ」

留美穂「う・・・」

ダル「ひでぇ・・・」

紅莉栖「サイテー」

まゆり「まゆしぃはがっかりなのです」

岡部「わ、わかった!俺が行く!行けばいいのだろう!!」

岡部「出撃する・・・!」

ブーブー

岡部「ん?何か音が・・・」

萌郁「・・・」

岡部「おい、まさか萌郁、ケータイを・・・置いてこいと言ったはずだが・・・」

萌郁「・・・ケータイ・・・命」

岡部「混線するだろう!!!電源を切らんか!!」

ブチッ

萌郁「あ・・・」

岡部「ったく・・・」

ラボ

岡部(そろそろラボが焼ける時間なのだが・・・)

紅莉栖「はー眠。カップ麺食べたら出かけよう」

岡部(ちょうど昼飯時か・・・)

紅莉栖「はーお腹いっぱい。それじゃ出かけるか」

岡部(やばい!こっちにくる!!)

バタントタタタ

岡部「み、見つかるところだった・・・」

岡部「とりあえずラボを見るか・・・」

岡部「・・・ってお湯の火が付けっぱなしではないかあああああああああああああああ」

岡部「まったく!紅莉栖の奴ときたら!」パチッ

岡部「他にもなにか原因になりそうなのは・・・」

岡部「ちょ、ダルのPCのコンセントが抜けかかってその隙間に毛糸が巻き付きかけて・・・!」

岡部「この毛糸まゆりのコスのだな!まったく!!危ないなもう!!」

岡部「しかもこのコンセント、タコ足にタコ足をつないで!!ダルの奴!あれほどするなといったのに!!」

岡部「と、とりあえずコンセントの電源消さなきゃ・・」スッ





静電気「パシッ」

ブオオオオオオ

岡部「なんだ!?火が勝手に!?」

岡部「まさか、紅莉栖の奴・・・」チラッ

岡部「や、やっぱり!!!他のガス線もひねったままだ!!ガスが充満していたのか!!!」

グオオオオ

岡部「あちちっ!!やばい!とりあえず非難だ!!!」スタタタタ

タイムマシン

岡部「というわけで原因はお前らだ」

紅莉栖「・・・」

ダル「・・・」

まゆり「・・・」

岡部「まったく。あれほど注意したのに何も」

ダル「ちょっと待ってよ。でも根本の原因はオカリンが静電気を起こしたからであって」

岡部「・・・は?」

紅莉栖「そ、そうよ!岡部が静電気を起こさなかったら爆発は無かったわけだし!!」

まゆり「ま、まゆしぃは悪くないのです!」

岡部「おまえら!俺のせいにするつもりか!?」

ダル「人のせいというかオカリンのせいというか」

岡部「なっ」

まゆり「ね、萌郁さんもそうおもうよね?」

萌郁「え・・・あ・・・」

紅莉栖「漆原さんもそう思うわよね!?」

ルカ子「え、えぇ・・・」

岡部「なんだよそれ・・・」

鈴羽「ねえ。シュタインズゲートに行く時みたいに観測した結果を変えずに世界を変えるってのは?」

岡部「火事を観測しただろうが・・・」

鈴羽「あれ?火事観測しちゃうとダメなの?じゃあなんで牧瀬紅莉栖の時はおkだったの?」

岡部「観測したのは倒れている紅莉栖であって死んではいなかっただろう!」

鈴羽「今回は燃えた家だから無理なの?鈴羽よくわかんない」

岡部「はぁ・・・帰りたい」

岡部「そうだ。いったん帰ろう。俺が関与したことで火事が起こるんだろう」

岡部「だったら未来に帰って過去の自分にDメールを送ればよいのではないか?」

紅莉栖「はっ・・・そうか!」

岡部「そうだ!過去の自分にDメールを送って過去に行くなと送るのだ!」

紅莉栖「そうすれば火事は起きない!」

岡部「そうだ!そしてすぐ仲間を切るような糞みたいなラボメンともおさらばできる!」

ダル「つまり一旦未来に帰るってことでおk?」

岡部「ああ!バック・トゥー・ザ・フューチャーだダル!!」

ダル「わかったお!」パチパチ

岡部「フフ・・・これで世界は再構成される・・・」

ダル「あ、あれ・・・?」パチパチ

岡部「どうしたダルよ」

ダル「う、うん。なんかこのタイムマシン未来方向に跳躍できないっぽい・・・」パチパチ

岡部「ハァ!?」

岡部「貸せ!」バッ

ダル「ああん」

岡部「そんな・・・そんなはずは・・・」パチパチ

岡部「戻れない・・・!」

紅莉栖「じゃあ私たち未来に帰れないってこと・・・?」

岡部「そ、そういうことになる・・・」

ルカ子「そんな・・・」

岡部「クッソ!なんてものを作るんだ中鉢は!未来方向へ跳躍できないなんて!!」

鈴羽「え?別にフツーじゃん」

岡部「え」

鈴羽「タイムマシンそんなもんじゃん」

岡部「し、知ってたのか・・・?」

鈴羽「え?みんなもしかして知らなかった!?うそ!?」キョロキョロ

岡部「なんだよこれ・・・なんだよ・・・」

鈴羽「ごめん・・・てっきりみんな知ってるものだと・・・」

岡部「このアホタレ!知るわけないだろう!このバカチンが!」

鈴羽「ば、馬鹿じゃないもん!」

紅莉栖「でもどうすんのよ。タイムパラドックスも避けなきゃいけないし・・・この時代で普通に生活もできないわよ」

ルカ子「いやー!お父さん!お母さん!」

留美穂「パパー!助けて!!」

まゆり「これやっばいね~えへへ~」

岡部「ええい!うるさい!わめくな!」

紅莉栖「騒いだところで状況は変わらない!中鉢を責めても状況は変わらない!」

ダル「でももしかしたら一生このタイムマシン内部で過ごすことになるんだろ?」

岡部「1つ・・・方法がある」

紅莉栖「なに・・・?」

岡部「ダル、燃料はあとどのくらいある?」

ダル「うーん。ざっとみて35年分ぐらいは移動可能~」

岡部「そうか」

紅莉栖「で、さっきの方法って何なのよ!」

岡部「それは・・・」

岡部「過去に行き・・・その時代で暮らす!!」

岡部「そうすればタイムパラドックスも起きないし平穏に生活できるはず・・・」

紅莉栖「そんなの嫌・・・」

岡部「しかしだな・・・ここにずっといるってのも・・・」

鈴羽「1975年もきっといいところだよ!友達できるかな~」

ダル「今日のお前が言うなスレはここですか」

紅莉栖「そしてお前も言うな」

岡部「お前もな」

紅莉栖「1975年か・・・」

まゆり「た、たしかに抵抗あるかもねーえっへへー」

留美穂「っていうかさ」

岡部「ん?」

留美穂「数日待ってたら普通に元の時間に戻れるんじゃないの?」

岡部「・・・」

紅莉栖「・・・」

ダル「そ・・・」

全員「その手があったか!!」

岡部「流石はフェイリス!ラボメンの鏡だな!!」

ダル「天才だお!フェイリスたん天才だお!!!」

紅莉栖「いやー天才の私もびっくりだわ。私サイエンス誌に載ったけどフェイリスさんは天才だと思う」

萌郁「・・・大統領」

まゆり「じゃあ数日間この密閉空間ですごすの?苦しいねーえっへへー」

全員「・・・」

岡部「た、確かにこの密室で男女同棲はまずい・・・」

鈴羽「え?なんで?」

紅莉栖「で、でも外にでてタイムパラドックスが起こるのも危険よ・・・」

ダル「じゃあみんな!この密閉でがまんだお!!」

まゆり「やだよ~。ダルくん臭いし」

ダル「ちょ」

萌郁「私は・・・別に・・・」

ルカ子「ぼ、僕も・・・ね、岡部さん」

岡部「む、むう・・・」

支援

ダル「じゃあみんな!この密閉でがまんだお!!」

まゆり「やだよ~。ダルくん臭いし」

ダル「いやあ」

まゆり「褒めてない」

ダル「お、なんかここ仕切りが張れるようになってるみたい」

紅莉栖「それ!それで仕切りましょ!!」

ダル「小、中、大のスペースに区切れるみたいだお」

まゆり「ダルくんは一人で小部屋としてあとは3・4で別れるけどどうする?」

ダル「さっきからまゆ氏キツすぎっしょ・・・」

まゆり「本当のことなのにおっかしいね~えっへへ~」

紅莉栖と結婚できる世界線に行ってくるお

岡部「どうやら食料も置いてあるようだ。ジューシーからあげナンバー1が10袋」

紅莉栖「生活するには問題なさそうね。とりあえず部屋割りしてここで過ごすは確定ね」

岡部「そうだな。ダルは別として他の組み合わせはどうするか・・・」

まゆり「人数的には3:4で分けt」

ルカ子「こ、ここは常識的に男女別でいいんじゃないでしょうか!!」

岡部「ルカ子?」

ルカ子「だ、だってこいうのは普通男女別ですし・・・数日間も狭い空間で過ごすなら間違いも・・・」

岡部「ふむ。まあそれが普通か。ラボメンガールズには少し狭くて悪いが・・・」

ルカ子「ですよね!1:2:5で決まりですよね!!」

岡部「まあそれが妥当k」

まゆり「トゥットゥルー!!!」

まゆり「まゆしぃはオカリンの人質だから一緒にいるのです」

岡部「そうか。それなら3:4になるから助かr」

紅莉栖「ちょっと待って!」

まゆり「・・・紅莉栖ちゃん?」

紅莉栖「巨乳のまゆりが男と同じ部屋なんて間違いが起こるかもしれないわ。ここは貧乳の私が一緒に」

萌郁「会話・・・弾む・・・危ない・・・コミュ症・・・安全・・・」

鈴羽「あーーー!もうみんなうるさいよ!間を取って私が行く!はいこの話題終了!」

留美穂「な、何を勝手に・・・」

紅莉栖「みんな勝手よ!」

まゆり「それはまゆしぃのセr」

ガコッ

岡部「え」

グイイイイン

パカッ

中鉢「・・・私の家の庭で何をしておるのだ貴様ら?」

岡部「ど、ドクター・・・」

中鉢「なんだ、8人もいるのか。こんな密閉に空間に8人とか変態サークルか何かか?」

ルカ子「ま、間違ってはいないけど・・・泣」

岡部「ドクター。我々は変態サークルなどではありません」

岡部「我々はタイムマシンに乗って未来から来ました」

中鉢「帰れ」

岡部「か、帰れって・・・待ってください!!このタイムマシンはあなたが開発したのですよ!?」

中鉢「私がタイムマシン開発だと・・・?なにを馬鹿な」

岡部「な、なぜ信じないのです!!」

留美穂「ドクター、この形式を見てください」

中鉢「N204・・・これがなんなのだ」

留美穂「Nakabachi204型。あなたが作ったという証拠です」

中鉢「これを・・・私が・・・本当かね・・・?」

留美穂「全て本当です。あなたは世界で初めてタイムマシンを作った天才なんです」

中鉢「私が・・・天才・・・」

中鉢「た、確かに私が作ったような気がしてきた・・・」

岡部「本当ですか!」

中鉢「ああ。私は天才だからな。そういうことなのだろう。フゥーハハハ!!」

ダル「やっぱりオカリンに似てるお・・・牧瀬氏の父親とは思えないし・・・」ボソボソ

鈴羽「子は父親に似るはずなのにおかしいよね」ボソボソ

鈴羽は変態のサラブレッドだからな。変態じゃない訳がない
平和な世界線で育てばいずれは父母を越える変態になるだろう

中鉢「君たち困っているなら私の家に泊まっていきなさい」

岡部「え、いいんですか!?」

中鉢「ああ。私は天才だからな!天才は気もきくのだ!フゥーハハハ!!」

紅莉栖「パパ・・・」

岡部「ありがとうございます!」

中鉢「ただし紅莉栖、テメーはダメだ」

紅莉栖「ちょ」

>>1があぼんになってたけどどっかでグロでも貼ったくそやろうか?

中鉢「当然だ。お前はその人工衛星の中で過ごせ。当然の報いだ!フゥーハハハ!!」

紅莉栖「パパ・・・」

中鉢「・・・め、飯ぐらいなら食わせてやらんこともないがな。フン」

岡部「・・・」

ダル(ツンデレ乙!)

鈴羽「お腹すいた」

>>177
グロは知らんぞ・・・SS書くときは俺他にレスしないし・・・なんでだろう

中鉢「そうか。じゃあ飯にするか。おーい母さん」

岡部「なんだかんだでなんとかなりそうだな・・・」

紅莉栖「まったく・・・パパったらひどい・・・」

ダル「ま、飯は食わせてもらえるしさ。我慢しよ」

ルカ子「楽しみです」

鈴羽「え?料理も出るの!?やったー!」ムシャムシャ

まゆり「鈴さん・・・なんで雑草食べてるの・・・?」

居間

岡部「お、おいしい!」

中鉢「うまかろううまかろう」

鈴羽「すごい!これが料理っていうんだね!」

フェイリス「これは勉強になるニャ」モグモグ

まゆり「あ、フェリスちゃんになってる・・・」

中鉢「紅莉栖!お前どうせ向こうではファーストフードばっかり食べておるのだろう!」

紅莉栖「ば、ばかりじゃないわよ!たまに食べるだけ!」

中鉢「怪しいな・・・日本に来てからはどうせホテルでカップ麺だろう」

紅莉栖「ち、違うわよ!」

中鉢「若いころからそんなものばかり食べおって!早死にしても知らんぞ!!」

紅莉栖「わ、わかってるわよ!」

1時間後

岡部「御馳走様でした」

中鉢「ああ。また明日も食べさせてやるからな。人生助け合いだ」

ダル「カッケー!中鉢先生カッケー!」

中鉢「それじゃあ今日はもう寝なさい。夜更かしは体に悪い。布団はもう敷いてある」

岡部「本当になにからなにまで・・・ありがとうございます」

タイムマシン内部

紅莉栖「こんな中でも熱くないのは青森にいるせいなのかな」

中鉢「・・・いるか」

紅莉栖「パパ・・・」

中鉢「今日はお前の楽しそうな姿が久しぶりに見れたぞ。いい友達を作ったな」

紅莉栖「うん・・・」

中鉢「昔のお前ときたらコミュ症でいつも一人で暇さえあればネット。友達なんか連れてきたことも無かった」

紅莉栖「う、うるさいわね!」

中鉢「それが今日は7人も友達を連れてきて・・・お前も変わったな。明るくなった」

紅莉栖「パパ・・・」

中鉢「家の中に入って寝なさい」

紅莉栖「え・・・?」

中鉢「わ、私の嫌いな暗い娘は消えたのだ!せっかく入れといっているのに・・・!は、はやく入らんか!!」

紅莉栖「パパ・・・ありがとう・・・」

数日後、時間通りに元の世界線の俺たちが中鉢の家を訪れたそしてタイムマシンを作り上げた。
中鉢は外でタイムマシンを作っている間接触しないように俺たちを家でかくまってくれた。

そしてやはり時間通り俺たち8人はタイムマシンに乗って過去に向かった

混線を防ぐために置いて行ったケータイを残して

中鉢「まったく。ひどいやつらだ貴様らはww」

岡部「すみません・・・」

中鉢「まあいい。私は長年の夢が達成できただけで十分満足だ」

岡部「で、時間跳躍の方は・・・」

中鉢「過去にしか行けないようにしてある。そうしなきゃいけないんだろう?私は完全なタイムマシンにしたかったのだがな」

岡部「本当に何から何まで・・・ラボを代表して感謝します」

中鉢「ほら。君らがさっき置いて行ったケータイだ。君らのものなんだろう?」

岡部「はい」

岡部(よし、これでDメールを送れる・・・)

タイムマシン内部

ダル「準備おkだお!火事直前の牧瀬氏宛てに注意のメールを送るお!」

『ガス栓注意ラボが焼けるこれマジで』

ルカ子「これが牧瀬さんのケータイに届けば・・・」

岡部「火事は無くなるはずだ。そしてこの世界線はなかったことになり世界は再構築される」

留美穂「これで一件落着ね!」

紅莉栖「・・・」

岡部「よし。はじめてくれ」

紅莉栖「ね、ねぇ・・・」

岡部「?どうした紅莉栖」

紅莉栖「世界が再構築されたら・・・ラボが焼けてから今まであったことは・・・全部無かったことになるのかな?」

岡部「紅莉栖・・・?」

紅莉栖「私・・・こんなにパパと仲良くできたの初めてなんだ・・・」

岡部「・・・」

紅莉栖「何の因果でこうなったのかわかんないけど・・・でもこんなパパは今までいなかった・・・」

紅莉栖「でも・・・世界線を変えたら・・・このパパはいなくなっちゃうんだよね・・・」

紅莉栖「そんなの嫌だよ・・・」ポロポロ

岡部「紅莉栖・・・」

紅莉栖「ごめんね・・・自分勝手だよね・・・でも私・・・私・・・」ポロポロ

岡部「・・・」

まゆり「紅莉栖ちゃん・・・」

留美穂「牧瀬さん・・・」

紅莉栖「うっ・・・うぅぅ・・・」ポロポロ

ルカ子「・・・」

萌郁「・・・」

鈴羽「・・・」

ダル「オカリン・・・どうするん・・・?」

岡部「・・・スゥー」

岡部「勝利の時は来た!!」

ダル「オカリン!?」

岡部「俺たちは!あらゆる陰謀にも屈せず、ついに真最終聖戦を戦い抜いたのだ!」

まゆり「オカリン!」

岡部「この勝利のため、我が手足となって戦ってくれた仲間たちに、感謝を!」

岡部「犠牲となった・・・すべての・・・」

岡部「全ての家屋に感謝を!!」

紅莉栖「おか・・・べ・・・?」

岡部「そういうことだ」

ダル「オカリンそれって・・・」

留美穂「家屋は再生させないってこと?」

岡部「死人は誰も出ていないのだろう?だったら話は早い」

紅莉栖「でも・・・私のために・・・私のためにみんなのラボが・・・」

岡部「紅莉栖。みんなの顔を見ろ。ラボメンの意志は一つみたいだぞ」

紅莉栖「み、みんな・・・」

紅莉栖「でも岡部・・・ブラウン店長は・・・」

岡部「奴はマンホールでネズミと暮らした猛者だ。ホームレスなど朝飯前だろう」

ダル「ちょwwwそれソース全力wwww」

まゆり「ラジ館は?」

岡部「そのうち立て直すだろう。問題ない」

鈴羽「綯はどうするの?」

岡部「あの娘も猛者だ。あまり思い出したくないがな。つまり大丈夫ということだ」

留美穂「マンションの人は・・・?」

岡部「そ、それは・・・」

ブーブー

岡部「誰だ!屁をこいたのは!」

鈴羽「///」

>>233
すまん、正直…たまらん。誰かスレ立てて書いてくれ

岡部「メール?」パカッ

『家屋を見てみて><』

岡部「日付が明日に・・・これはDメール!」

ダル「家屋を見てみろって・・・東京に戻れってこと!?」

岡部「そういうことだ!!」

岡部「中鉢教授。今までありがとうございました」

中鉢「困ったらいつでも来なさい。そして娘といつまでも仲良くしてやってくれ」

紅莉栖「パ、パパったら・・・」

岡部「勿論です。紅莉栖は俺の・・・」

中鉢「娘はやらんぞ」

岡部「お、おれのらぼめんですから」

ダル(ヘタレ乙!)

東京

岡部「ラジ館が・・・燃えてない・・・なんで・・・」

ダル「ラジ館だけじゃないお!ほらフェイリスたんのマンション!」

鈴羽「なにがどうなってるの?」

まゆり「あ!オカリン!ここここ!!」

岡部「燃えた後はある・・・」

ルカ子「岡部さん!やっぱりボヤ騒ぎはあったみたいなんですけどなぜか消火器が置いてあったそうで事前に食い止められたそうです」

岡部「なんだと・・・?」

留美穂「ほかも見てきたけどラボ以外は全然燃えてないみたい・・・」

岡部「何が・・・」

萌郁「・・・」モグモグ

岡部「いったいなにが・・・」

萌郁「・・・」モグモグ

岡部「って萌郁!?いつのまに横に!?」

まゆり「失礼だよオカリン。青森からずっといたよ!」

萌郁「あんぱんおいしい・・・」モグモグ

紅莉栖「もしかして・・・家事を食い止めたの桐生さん」

萌郁「コクリ・・・」モグモグ

岡部「そういえば・・・萌郁だけケータイを過去に持ち込んだんだっけ・・・」

ダル「もしかしてDメール送ったん!?」

萌郁「コクリ」モグモグ

萌郁「モグモグ・・・」パカ

『ラジ館マンション天王寺邸に消火器置け』

萌郁「ラボは岡部君がいて・・・置けなかった・・・」

紅莉栖「でも一人で他の家の火事を防ぐなんて・・・」

萌郁「思いやりは巡り巡るもの・・・FBの・・・言葉・・・」

岡部「よくやった!!でかしたぞ萌郁!!」

萌郁「ドヤ」モグモグ

萌郁かわいい

留美穂「これで世界線を変えなくても・・・!」

ルカ子「街は救われました!」

萌郁「中毒も・・・悪くない・・・」

ダル「ラボが消えたのは寂しいけど牧瀬氏の今までの寂しさに比べたら屁でもないお!」

鈴羽「案外一番悲しんでるのは直通回線が消えたSERNだったりしてね!」

紅莉栖「みんな・・・ごめんね・・・ありがとう・・・ありがとう・・・」

まゆり「紅莉栖ちゃん。なにも謝ることないよ?」

岡部「そうだぞ助手よ!これこそがシュタインズゲートの選択なのだ!フゥーハハハ!!」

結局、ラボは焼けてしまったが被害は最小限に抑えることができた。

これで世界線を変えず、これからも紅莉栖は父親と仲良く過ごせるはずだ。

たとえラボが消えても俺たちの居場所は変わらない。どこにいても俺たちの心は一つなのだから。

俺たちは忘れない。焼けてしまったあのラボを。みんなの空間だったあのラボを。絶対に忘れない。




思い出を記憶に刻み、犠牲となったラボに感謝を。

エル・プサイ・コングルゥ






>>1
ギャグもシリアスもみんなかわいくて面白かった。ラボは消えたけど隙間ピンクのパパも生きてるし最高の世界線だな。中鉢萌えワロタ

みんなが生きててみんな幸せな世界線が書きたくてむしゃくしゃして書きました
中鉢がいい人ならシュタゲの話は始まらないんだけどねwww

ここまで付き合ってくれてありがとうございました

>>235
岡部「誰だ!屁をこいたのは!」鈴羽「///」

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