苗木「舞園さんってウンコするの?」 (309)

舞園「え?」

苗木「アイドルはウンコしないって言うでしょ?」

舞園「いや…それは」

苗木「するの?しないの?」

舞園「……」

苗木「……」

舞園「……し、しません」

苗木「良かったぁ!やっぱりアイドルなんだからウンコなんてしないよね!」

舞園「も、勿論です!アイドルがウンコなんてしません!」

苗木「超高校級のアイドルである舞園さんが排泄物を出してたら軽蔑するところだったよ!」

舞園「あ…はは…ですよ…ね…」

カチャッ

舞園「……え?手錠…?」

苗木「うん、事実かどうか舞園さんと一緒に生活してみようと思うんだ」

舞園「え?」

苗木「口だけならなんとでも言えるでしょ?」

舞園「だ、ダメです!!一緒に生活だなんて…」

苗木「なんで?」

舞園「その……シャワーとかどうするんですか!?」

苗木「大丈夫、シャワールームに入る時は手錠をちゃんと外すから」

舞園「で、でもダメです!若い男女が共に生活するなんて反対です!」

苗木「大丈夫だよ、やましいことなんてする気は無いし」

苗木「それにもう僕の手と繋いじゃった」

苗木「大体、何をそんなに焦っているの?舞園さんはウンコしないんだよね?」

舞園「う……それは確かにそうですけど」

舞園「…あ!トイレとかどうするんですか!?」

苗木「舞園さんはおしっこしかしないんだからシャワールームで事足りるでしょ?」

舞園「うう……」

苗木「……舞園さん、本当にウンコしないの?」

舞園「え……」

苗木「僕の勘違いなら謝るけどさ……嘘を付いてるように見えるんだよね」

舞園「……」

舞園「……し、しません」

苗木「!!」

苗木「舞園さん!!」

舞園「わっ…!」

苗木「やっぱり舞園さんは僕の憧れの人だよ!!」

舞園「ちょっと、急に抱きつかないでください!もう!」

苗木「あはは、でも嬉しくて…!」

舞園「……」

舞園(なんですか…何なんですか!!これ!!)

舞園(苗木君に接近出来たり抱きつかれたり……夢のような出来事だけど)

舞園(状況が最悪じゃないですか!!)

苗木「でも嬉しいなぁ、舞園さんと一緒に生活できるなんて」

舞園「は、はい…それは私も同じですよ?」

舞園「でも、そのー……やっぱり手錠はやり過ぎじゃないですか?」

苗木「そうかな、これくらいしないと舞園さんはウンコをしないという事に納得は出来ないよ」

舞園「他の人達に見られたりしたら…噂とかされちゃいますよ」

苗木「それなら大丈夫だよ、後で『舞園さんがウンコしないか検証してた』って言うから」

舞園(え……公開処刑……?)

苗木「……舞園さん、どうしたの?汗かいて」

舞園「……なんでも…ないです」

苗木「さて……ちょっとトイレに行こうかな」

舞園「私はどうすればいいんですか?」

苗木「勿論、付いてきてもらうよ」

舞園「ええ!?同席ですか!?」

苗木「僕がしてるうちに舞園さんが隙を突いてウンコをする可能性もあるじゃないか」

舞園「し、しません!!アイドルですから!!」

苗木「うん、だからちゃんと舞園さんがウンコをしないという証明を徹底的にしよう」

舞園「…………」

シャワー室の横にトイレあったような気がしたんだけど気のせいだな

苗木「よっこらせっと……前を向いててね、舞園さん」

舞園「苗木君、女の子の前でウンコするなんて……恥ずかしくないんですか?」

苗木「あはは、だから前を向いててって言ってるでしょ?」

舞園「もう…笑い事じゃないです」

苗木「~♪」

プリプリ…ガラガラガラ

ジャー

苗木「はぁ~、スッキリした」

舞園「私は他人の排泄音を聞いて、最悪な気分です」

苗木「そんな事言わないでよ……これは舞園さんのためにやってるんだから」

>>31

苗木「大変だ!!個室のトイレの水が流れなくなったよ!!」

舞園「えっ!?どうしてですか!?」

苗木「それが原因不明でいつ直るかわからないらしいんだ……」

苗木「…ということで、次から共有のトイレを使わないとダメだね」

舞園「そんな!!」

苗木「そんな……?舞園さん、ウンコしないんだよね?」

舞園「……はい」

―――
――――――
――――――――――

桑田「あ!苗木てめー!!俺の舞園ちゃんとなにやってんだよ!?」

苗木「あ、桑田君……舞園さんがウ」

舞園「な、苗木君と手錠で遊んでたら鍵が無くなっちゃって!!」

桑田「鍵ぃ?そんなの大神に壊して貰えば…」

舞園「…何か言いました?」

桑田「鍵が無いなら仕方ねえな」

苗木「舞園さん……どうして嘘付くの?」コソコソ

舞園「え、えっと……2人だけの秘密にしません?」コソコソ

苗木「どうして?」コソコソ

舞園「その…やっぱり私も女の子ですから恥ずかしいんです」コソコソ

苗木「あ、なるほど……そういうことだったら全然構わないよ」コソコソ

苗木「後日検証が終わったらみんなを食堂に集めて発表するよ!」コソコソ

舞園「……」

桑田「はぁー、しかし手錠で遊ぶとかマニアックすぎねえか?」

苗木「あはは…実は舞園さんが出るドラマの演技のお稽古みたいなのに付き合ってて」

桑田「羨ましすぎるぜ……ちくしょう」

苗木「……あれ?舞園さんそれだけしか食べないの?」

舞園「は、はい……私、実は小食なんです」

苗木「それは違うよ!」

舞園「!?」

苗木「舞園さんは普段もっと食べていたはずだ……」

苗木「それなのに、今日はその半分も無いじゃないか!!体に悪いよ!!」

舞園「は…恥ずかしいんです!!誰かに見られながら食べるなんて……」

苗木「大丈夫、舞園さんは素敵だよ……だから、ほら?もっとご飯をよそりに行こう」

舞園「え?い、いや!!食べられません!!」

苗木「僕が責任をもって食べさせるから大丈夫だよ!!」

苗木「やっぱり食べれたじゃないか……ダイエットしてるなら、体に悪いし辞めた方がいいよ」

舞園「……」

霧切「…あら?」

苗木「あ、霧切さん」

霧切「…なんだか楽しそうなことをしてるわね」

苗木「あはは、実は手錠の鍵が無くなっちゃったんだ」

霧切「手錠の鍵が?」

苗木「うん……舞園さんのお稽古に付き合ってて」

舞園「霧切さん」

霧切「…なにかしら?」

舞園「超高校級の探偵である霧切さんはウンコしませんよね?」ニコッ

霧切「…は?」

霧切「……言っている意味がよくわからないのだけれど」

苗木「何を言っているんだ舞園さん!!」

苗木「超高校級の探偵である霧切さんがウンコなんてするわけないじゃないか!!」

霧切「……え?」

舞園「そうですよね!私、うっかりです!」

苗木「そうだよね?霧切さん」

苗木「霧切さんみたいな美人でクールビューティーな人間がウンコなんてするわけないよね?」

霧切「……し、しないわ…女の子は、しないの」

苗木「良かった!霧切さんがウンコするなんてことがあったら僕は絶交してたよ!!」

霧切「ちょっと待ちなさい…絶交って」

カチャッ

霧切「……手錠?」

舞園「ふふ、いらっしゃい♪」

苗木「丁度もう片方が空いてるし良かったら霧切さんも一緒にやろうよ」

霧切「…………」

霧切「……なるほど、そういうことだったの」

霧切「あなた、私を巻き込んだわね?」コソコソ

舞園「え?何のことですか?そんなことより今は策を練りましょう」コソコソ

霧切「…策?」コソコソ

舞園「この状況を打破する策です…このままだと、私達お漏らししちゃいますよ」コソコソ

霧切「今、私達が置かれている状況を詳しく聞かせて……」コソコソ

~説明中~

霧切「……」

舞園「……というわけなんです」コソコソ

霧切「……私が思っていたよりも遥かに事態が最悪なのだけど」コソコソ

苗木「2人とも、なにを内緒話をしてるの?」

舞園「なんでもないですよ!」

霧切「まったく……」

苗木「それじゃー僕の部屋に戻ろうか」

 ― 苗木の部屋(深夜) ―

苗木「zzZ」

霧切「……苗木君、両隣に女の子が2人も居る状況でよく眠れるわね」

舞園「3人で同じベットだと流石にキツいですね……落ちてしまいそうです」

霧切「…3人にしたのは一体誰かしら」

舞園「そんな事より!霧切さん、ピッキングとか出来ないんですか?」

霧切「出来るわけないじゃない……私は超高校級の泥棒じゃないの」

舞園「私、実はもう結構ヤバいんです……」

霧切「事の発端はあなたでしょう?自業自得だわ」

舞園「霧切さんは大丈夫なんですか?」

霧切「私はまだ平気だけど……でも、タイムリミットは近いわ」

霧切「とりあえず、状況を整理しましょう」

霧切「シャワールームの排水口の蓋は外れなかったわ」

舞園「苗木君が寝てる隙にトイレに行く…というのはどうでしょう?」

霧切「私もそれは考えたけど……都合の悪いことに個室のトイレは水が流れないわ」

霧切「だから苗木君を寝かせたままトイレに行くとなると共有トイレまで起こさないように運ばないといけない」

舞園「……最後の手段は苗木君の意識を途切らせる」

霧切「あなた……犯罪者にでもなるつもり?」

舞園「ほら、漫画とかでもよくあるじゃないですか?頭に石とか物をぶつけて気絶させる…」

霧切「一歩間違えば苗木君は死ぬわよ」

舞園「……とりあえず、眠くなってきちゃいましたし寝ましょうか」

霧切「それもそうね……舞園さん」

舞園「ふふ、なんですか?」

霧切「あなたを一生恨むわ」

舞園「え?聞こえません」

――
――――
―――――――

苗木「おはよう、2人ともよく眠れた?」

霧切「……快眠、とは言えないわ」

舞園「はぁ……おはようございます」

苗木「さて、朝ごはんに行こうか」

舞園「……あの」

霧切「……」

苗木「2人とも育ち盛りだからね、ご飯を大盛りにしておいたよ」

舞園「流石に朝から大盛りはキツいというか……」

霧切「…同感ね」

苗木「ダメだよたくさん食べないと!!検証にならないじゃないか」

苗木「残したら僕は許さないからね」

舞園「……」

霧切「……」

葉隠「それにしても奇妙な光景だべ」

舞園「もう食べられません……」

霧切「キツいわ……」

苗木「さて、それじゃートイレに行こう」

霧切「…同席なのかしら?」

舞園「……当然です」

――
――――
――――――――

苗木「さて、入ろうか……あれ?」

セレス「あら、男女3人で男子トイレに入るなんて……とうとう気でも狂いましたか?」

苗木「セレスさん!セレスさんもトイレ?」

セレス「ええ」

霧切「……」

舞園「……」

霧切「ねえ舞園さん」

舞園「なんですか?」

霧切「超高校級のギャンブラーである安ひ…セレスティア・ルーデンブルグさんってウンコするかしら?」

セレス「は?」

舞園「もう!霧切さんは冗談が上手いですね!するわけないじゃないですか!」

霧切「そうよね、する筈がないわよね」

セレス「仰る意味がよくわからないのですが……」

苗木「セレスさんがウンコなんてするはずないじゃないか!?」

苗木「僕達とは身分が違う遠い国の出身だよ!?それこそウンコなんてしないよ!!」

セレス「あら、苗木君は物分かりがよろしいですわね」

セレス「さて、私はそろそろトイレに」

カチャリ

セレス「……?」

もしかしてこの学校でうんこする奴って苗木君以外居ないんじゃ……

セレス「あの……どうして私の腕と霧切さんの腕に手錠が……?」

舞園「歓迎しますね、セレスさん」

セレス「状況が把握出来ませんわ」


―――
――――――

セレス「このダボがぁぁぁああ!!巻き込みやがったなぁ!?」

苗木「セレスさん!?」

舞園「なんのことですか?」

霧切「…なんのこと?」

苗木「もしかして……セレスさん、ウンコするの……?」

セレス「ッ…ッ!……あ、あら、そんな下品なもの、出しませんわよ」

苗木「だよね!ビックリしちゃったよ!!」

― 苗木部屋(深夜) ―

苗木「zzZ」

霧切「とりあえずベットをもう1個用意したけど……」

セレス「苗木君はグッスリ寝てますわね……」

セレス「はぁ……寝る時も手錠を掛けられるなんて…犯罪者のような気分ですわ」

舞園「まあまあ、旅は道連れじゃないですか」

霧切「みんな、お腹の具合はどう?」

舞園「……正直、明日が山場ですね」

霧切「そうね……私も明日が限界よ」

セレス「私はトイレに行く前にあなた達に捕まってしまいましたし…結構近いですわ」

多恵子「ビチグソがあああああああ」ブリブリブリ

スカトロ画像で嫌がらせとかVIP初心者かよ


ぼくにも需要は無いです

ややこしいな

嫌がらせ(と思う)とか
と補足しとくか

続きはよ

苗木「あ、十神くん」

十神「なんだ苗木。用があるならさっさと話せ」

苗木「超高校級の御曹司って完璧超人なんだよね?
     まさかとは思うけど十神くんは排便するの?」

十神「当然だ。人として当然のことだろう」

苗木「やっぱりそうだよねぇ。でもここにしないって人達がいるんだけど・・・・」


こんな風に追い詰めていく感じで誰か頼んだぞ

   

うこん

昔は「スカトロだけはない」と思ってたのに
怖いもの見たさ半分でそういった絵板に常駐してると
100枚に2、3枚くらい「あ、でもこれは良いかも」って思うようになったりして
そのうちすっかりそういう絵に抵抗がなくなる恐怖

すぅ

このSSまとめへのコメント

1 :  SS好きの774さん   2013年10月09日 (水) 03:54:28   ID: _sulS_LN

苗木ハーレムに見せかけたハイレベルなギャグ

2 :  SS好きの774さん   2015年08月26日 (水) 10:11:28   ID: jnsXOMUw

完結してないじゃないですかー!!

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