まどか「あっ!マミさん!眼帯なんかしてどうしたの!?」(167)

マミ「うふふ…ちょっとね」

まどか「まさか魔女との戦いで…」

マミ「私のチカラが解放しそ…」

まどか「片方の目が…失明したんですね…マミさん…可哀想…ぐすっ」メソメソ

マミ「えっ…えっ」

さやか「失明したって本当ですか!マミさん!」

マミ「あ、あのね…」オロオロ

さやか「そんな…マミさんが…」

マミ「わ、私なら大丈夫よ…失明なんかしてないわ」ペラッ

まどか「あ…本当だ…」

さやか「じゃあなんで眼帯なんか付けてたんですか…」

マミ「それは…あの…魔女と戦う時とかに…必要で…」

さやか「眼帯が?でも距離感が測れなくないですか?」

まどか「そうだよね…」

マミ「あのね…えーと」

ほむら「巴マミが眼帯を付けているのは理に適っているわ」

マミ「あ、暁美さん!」

まどか「あ、ほむらちゃん…どうして?」

ほむら「巴マミ、マスケット銃を使っているでしょう」

さやか「うん」

ほむら「マスケット銃が戦争で使用される主要な銃火器だった時代に、ある事故が多発したの?」

まどか「何の事故?」

ほむら「暴発して、火薬の破片が目に突き刺さって失明事故がしょっちゅう起きたそうよ」

マミ「えっ」

ほむら「多分、暴発による失明を避ける為に眼帯を目に装着したんでしょう」

まどか「そうだんったんだ…マミさんってそういう所まで考えているんだね」

さやか「やっぱ凄いや!マミさん!」ギュウウ

マミ「えっ…えっ…」

ほむら「でも巴マミ、まどかの言うとおり眼帯だと距離感が測れなくなるから、使うのはやめたほうがいいわ」

ほむら「この水泳ゴーグルを付けて戦いなさい」

マミ「…ありがとう…ふふ、うふふふふ…」

マミホーム

マミ「マ、マスケット銃って失明の危険性があったのね…」

マミ「これからは水泳ゴーグルを付けて戦いましょう…うう、かっこ悪い…」

マミ「まぁ、鹿目さんや美樹さんにバレなくて良かったわ…カッコ付けているなんて…」

マミ「でも、もっと憧れられたいわ…」

マミ「そうだ、これを買いましょう!」ポチッ

マミ「早く届かないかな…うふふふふ」


マミ「やっと届いたわ…この、本場イタリア製十字架ネックレス!」

マミ「うふふ、これで私は…」


まどか『マミさん…そのネックレス…』

マミ『ああ、これね。私の新しい"オルナメント"なの。これを身につけることによって、神のチカラを得られるのよ』

さやか『へぇ…マミさん!かっこいい!』


マミ「うふふふふ…さ、行きましょう」




マミ「うふふ♪早く見せたいわ…この"オルナメント"」

杏子「おっ!マミじゃないか!どうしたんだ?」

マミ「あら、佐倉さん…」

杏子「おっ…そのネックレス」

マミ「うふふ、これはね…」

杏子「マミ、お前まさか」

マミ「えっ?」

杏子「クリスチャンになったんだな!ははは、嬉しいよ!」ギュウウ

マミ「えっ…なってないわよ…」

杏子「嘘つけよ!じゃあなんで十字架しているんだよ!」

杏子「あっ、そうか!まだ洗礼をしてないんだな!」

マミ「えっ…洗礼って…」

杏子「そうだ!私がいつも通っている教会があるんだ!入信ならいつでもやれるから…」

マミ「あの、私…」

杏子「ほら、ついて来いよ!」グイグイ

マミ「あわわわ…」

杏子「天におわす我らの父よ…願わくは御名をあがめさせたまえ…お前も言え」

マミ「天におわす我らの父よ…願わくは御名をあがめさせたまえ…」

杏子「御国をきたらせたまえ…みこころの天になるごとく、地にもなさせたまえ」

マミ(日本語よね…何言ってるかわからないわ)

杏子「われらの日用の糧を今日も与えたまえ…」

マミ(なんで十字架を身につけただけでこんな目に…)

杏子「われらに罪をおかすものをわれらがゆるすごとすわれらの罪をもゆるしたまえ…」

マミ「あの、佐倉さん…」

杏子「われらを試みにあわせず…」ギロッ

マミ(ひ、久しぶりに佐倉さんに睨まれたわ…)

杏子「悪より救い いだしたまえ国と力と栄えとは限りなくなんじのものなればなり」

マミ「…」

杏子「アーメン」

杏子「おい、何サボってんだよ!それじゃ洗礼してもらえないぞ!」

マミ「いや、だって私…」

杏子「そのアクセサリーは飾りか?ちゃんとやれよ!」

杏子「あと、その手の合わせ方違うぞ!それじゃ仏教のお手てとお手てを合わせてな~む~だぞ!」

マミ「えっ…」

杏子「ちゃんと指でバッテン作って、手と手を合わせんだよ!」

マミ「ごめんなさい…」

杏子「たく…これから毎日教会こいよ…」

マミ「はぃ…」


マミ「何でこんな事になっちゃったのかしら…佐倉さんに何と言い訳すればいいのかしら」

マミ「十字架はやめね、次は何買いましょう」

マミ「今度は、これを買いましょう…」

マミ「うふふふ…」

マミ「届いたわ!」

マミ「うふふ、前々から欲しかったのよね…このハクキンカイロ」

マミ「これを持って行って…」

まどか『マミさんおはようございます!いつもかっこいい…」

マミ『うふふ、ありがとう』

さやか「あれ?マミさんのポケットに何か入ってる…』

マミ『ああ、これね…』

まどか『なんだろう…わかる?さやかちゃん』

さやか『わかんないけど、マミさんの持っている物なんだから凄いものだよ」

マミ『二人とも、ちょっと触ってご覧なさい』

まどか『うひゃっ!なんだか暖かい…』

さやか『なんなんだろう…これ』

マミ『これはね、私の新しい"オルナメント"…ドラゴ・カージェよ』

まどか『ドラゴ・カージェ?』

マミ「この容器の中には、古のドラゴンが封印されているの。魔女と戦うときだけ、チカラを解放するのよ』

さやか『ふぇぇぇ…』

まどか『マミさんってドラゴンを操ってるんだ…』

マミ「なんてね♪」

マミ「うふふ…二人の驚く顔が楽しみだわ」


さやか「マミさんおはよう!」

まどか「おはようございます!」

マミ「おはよう、二人とも…」

さやか「じゃあ行きましょっか!」


マミ「でね、仁美ちゃんったら…」

さやか「マジで…?」

マミ「…」

マミ(何時になったらポケットの中のハクキンカイロに気づいてくれるのよ…)

マミ「…」チラッ チラッ

まどか「ウェヒヒヒ」

さやか「アハハ」

マミ「…」スポッ チラチラ

さやか「…?あれ、マミさん手に何持ってるの?」

マミ(きたっ!)

マミ「うふふ、これはね…」

まどか「あっ!ハクキンカイロだ!」

マミ「!?」

さやか「ハクキンカイロ?」

まどか「ジッポーライターのオイルに火を付けて温めるカイロで、使い捨てカイロの役十三倍長持ちするんだよ!」

まどか「燃費も良くて、一回満タンにオイルを入れただけで24時間温まり続けるの!環境にも優しいんだよ」

マミ「へ…」

まどか「マミさんそれを買ったってことは、冷え性なんですか?」

マミ「そ、そうよ…」

さやか「マミさんが冷え性って…らしいっちゃらしいね…」

まどか「私が持っているのは一番安いミニなんだけど…マミさんのは」

マミ「え、えーと…」

まどか「ゴールドだ!限定100個で、一万二千円もする高級品だよ!」

さやか「お金持ってるんだなあ…」

まどか「冷え性にはお金をかけた方がいいんだよ!ね、マミさん!」

マミ「うふふ…そ、そうね」

まどか「お揃いだよ!ウェヒヒヒ…」

マミ「はぁ…なんでよりにもよって、鹿目さんが持っているのよ…」

マミ「あれ…?こんな所に古本屋が…」

マミ「…やってるかな?」

マミ「うわぁ…洋書とか沢山ある…」

マミ「Иван дуракですって…何語かしら」

マミ「たぶん、古の神々にまつわる、壮大な物語なのでしょうね…」

マミ「うふふ、まるで私ったら、古代神殿の図書室に迷い込んだ冒険者の気分…」

マミ「何か一冊、買っていこうかしら」



マミ「あら、この本…なんか禍々しい瘴気を感じるわね」

マミ「ふふ…これ、いくらですか?」

「三千円だよ」

マミ「えっ!だって、こんな古びてボロボロの本なのに」

「第二次世界大世中にドイツで刊行された奴なんだ。かなりの貴重品だから、それぐらいの値段はするよ」

マミ「ドイツですって…!ナチ政権下…ナチスは、確か魔法を研究していたって聞いたわ…ということは…何か新しい魔法を習得するための手がかりになるかもしれない…」

マミ「買うわ」

「はい、毎度あり」

マミ「うふふ…」

マミ「読めないわ…これ、ドイツ語かしら」

マミ「ま、読めなくてもいいけど」


マミ『…フフ』ペラ ペラ

まどか『マミさんが読書している姿…かっこいい!』

さやか『何読んでいるんですか?』

マミ『ああ、これね…前世紀の魔法書よ』

まどか『魔法書…?』

マミ『ふふ、ちょっと読んでご覧なさい』

さやか『うわぁ…何処の国の言葉だろ…読めないよぉ…』

マミ「ふふ、それは仕方が無いわ。魔法少女にしか読めない文字で書いてあるんだもの』

さやか『へぇ…』

マミ『これはね、こう書いてあるのよ』

マミ『白い天使が邪を滅した後 黒い堕天使はただ一人残された
   彼女をミテイルのは誰? 見守るのは誰?
   It belongs to the hahomuhomu Faction of me.....』

まどか『かっこいい…』

さやか『凄いなあ…』

マミ『ふふ、じゃあ行きましょうか。"堕ちた者"魔女との戦いに』



マミ「ウッフフフフフフ…」

マミ「妄想したらヨダレが…ジュルリ」

マミ「明日が楽しみだわ…」

マミ「…」ペラ ペラ

「また一人で本読んでるよ…」

「友達居ないのかな…」

マミ「…」ペラ ペラ

マミ(二人とも、遅いわ!)

「おい巴!何読んでんだよ!」

マミ「あっ!返して…!」

「何だコレ…英語か?意味わかんねー」

「読めもしないのにかっこつけてんじゃねーよ!英語赤点の癖に!」

マミ「うっ…読めるわよ…それぐらい…ぐすっ」

「あっ!泣かせちゃったー!悪い奴だーれだ!」ポイッ

「ギャハハ」

マミ「酷いわ…うぅ…ぐすん」

マミ「…ぐすん」ペラ ペラ

まどか「あっ…マミさん…目を真っ赤にしてどうしたんですか?」

マミ「何でもないわよ…ぐすん」

さやか「まさか、悪い男子に虐められたんですか!なら私に言って下さい!上級生といえども、とっちめてやりますから!」

マミ「…ありがとう、二人とも」

まどか「いいんですよ、私たち…杏子ちゃんやほむらちゃんだって、皆マミさんの事が好きなんですから」

マミ「うっ…うぅぅぅぅっぅう」ボロボロ

さやか「ほら、ハンカチ…涙拭いて下さい、可愛いお顔が台無しです…」

マミ「ありがとう…ありがとう…」

マミ「グシュグシュ…チーン!」

まどか「よしよし…」ナデナデ

マミ「ううっ…」

さやか「あれ、マミさんそのお本」

マミ「ああ、これはね…」ドヤッ

さやか「ファウストのドイツ語版原著だ!しかも…第二次世界大戦中に刊行されたやつ…!」

マミ「へ?」

さやか「私、岩波の姶良訳と集英社の池内訳は持っているんですけど…本場ドイツ語版は初めてです!」

さやか「まさかマミさんって、ドイツ語読めたり…?」

マミ「い、いや…ちょっと勉強してるぐらいには…ウフフ」

さやか「習いたてかぁ~話せるようになったら、是非私にドイツ語で聞かせて下さい!」

マミ「な、なんで美樹さんはそんなに詳しいのかしら…」

さやか「だって、恭介がバイオリニストだから…ほら、ファウストってオペラでしょ?」

さやか「何度も恭介や仁美と、オペラとか…クラシックコンサートに行っているんです」

さやか「最初はつまんねぇ…って心の中で思ってたんですけど、調べたらはまっちゃって」

マミ「あ、あら…そうなの」

さやか「そうだ!来週、ファウストの公演があるんです!皆で見に行きません!?」

まどか「えっ…でもそういうのって、興味あるなあ…」

マミ「あ、あら…いいわね」

当日

ほむら「水泳ゴーグル、どうかしら。使ってるかしら」

マミ「あ、ああ!あれなら有用に使ってるわ!うふふふふ」

ほむら「良かったわ。あと、頭部にプラスチック製のヘルメットと胸部にボディーアーマーを付けたほうがいいわよ」

ほむら「マスケット銃の暴発で胸が吹っ飛ぶ人もいたらしいから…特に貴方の場合は、胸が…」ジロジロ

マミ「わ…わかったわよ」

杏子「おい、最近来ていないじゃないか」

マミ「い、一応夜にお祈りと、聖書の朗読はしているわ…」

杏子「そうか、頑張れよ。洗礼受けるには、ある程度の知識が必須だからな」

マミ「う、うふふ…頑張るわ」

杏子「あと、お前の洗礼名決まったぞ!バレンティンな!」

マミ「ヴァレンティン…かっこいいわ」

杏子「良かったな!ポンポン

マミ「ヴァレンティン巴マミ…うふふふふ」


まどか「ハクキンカイロの燃料、ジッポライターの他にホワイトガソリンとかベンジンとかいいらしいですよ」

マミ「そ、そうなの…」

まどか「お父さんが沢山買ってきちゃったんです。そうだ、ホワイトガソリン何リッターか分けてあげましょうか?」

マミ「えーと、じゃあいつかね」

まどか「ウェヒヒヒ」

マミ(私の名はヴァレンティン・トモエ…あなたに救済を与えてあげる…)

マミ「むふふ」

ほむら「何よ、気持ち悪い笑い声出して」

マミ「何でもないわ…ウフフ」

さやか「あ、始まりますよ!ほら!」ワセワセ

マミ「どんなものなのかしら…」


さやか「わぁ…」ジー

マミ(美樹さんのオペラグラス、かっこいいわね)
http://www.yumetai.co.jp/img/goods/L/07722s1.jpg

マミ(私も欲しいわ…)

さやか「えへへ…あっ」

さやか「マミさん、オペラグラス貸して欲しいんですか?」

マミ「えっ!いや…その」

さやか「これ、恭介にプレゼントして物なんです…五年も前だけど」

さやか「だから、あまり貸したくないな…」

マミ「そうなの、それならいいわよ…」

さやか「代わりに、こっちの折りたたみ式あげます!コンパクトで、便利ですよ!」


マミ「あ、あら…ありがとう…うふふ」

マミ(通販であのタイプの買いましょう。家で楽しむために…)

さやか「見てください!グレートヒェンの兄の、バレンティンがファウストに詰め寄ってますよ」キャッキャ

マミ「えぇ…」(同じ名前…)

まどか「あっヴァレンティンさんリンチされてる…」

マミ「酷いわ…」

杏子「あっ…頭を切られた」

さやか「グレートヒェンが来たよ!」

ヴァレンティン「この恥知らずの取持ち女め!」

ほむら「ヴァレンティン、首を切られているのに酷い悪態をつくわね」

マミ「…」

まどか「ヴァレンティンさん、死んじゃった」

マミ「縁起でもないわ…」

>ヴァレンティン巴マミ


ξ(✿❛‿❛)ξ<いともたやすく行われるえげつない行為

なのかと思った

マミ「なんだかよくわからないわ…」

さやか「私が解説をしてあげますよ。今、ファウストはグレートェンを置き去りにしてメフィストフェレスとワルプルギスの夜に行くんです」

ほむら「!」ガタッ

まどか「どうしたの?」

ほむら「いえ、なんでも…」

さやか「ワルプルギスの夜には魔女の他に…色々な霊魂が来るんです。例えば、あの人はクレオパトラ」

マミ「へぇ」

さやか「あっちはジャンヌダルク…卑弥呼は、ちょっとやりすぎですね」

マミ「ポカーン」

さやか「ここでファウストは死刑囚となって投獄されているグレートヒェンを忘れて…ワルプルギスの夜に酔いしれるんです」

マミ「ふぅん…」

さやか「あっ、さっきのヴァレンティンの亡霊が出てきましたよ」

マミ「また…」

そういえばファウストには『ホム』ンクルスも出てくるんだっけ。

妖精「プークスクス」

妖精「プークスクス」

ヴァレンティン「…」

さやか「妖精に、自分が妹も守れずに殺されたことをからかわれているんです」

さやか「最後に、妖精たちに剣を突き刺されてヴァレンティンの出番は終わり」

マミ「…」

さやか「次に、出てくるのが…グレートェンの幽霊です」

グレートェン「ウェヒヒヒ」

ほむら「お腹が大きいけど、妊娠しているのかしら…」

さやか「ええ、ファウストにヤリ逃げされてます」

さやか「当時私生児を生むことは、女性として最大に恥ずべき行為なんです」

さやか「だから、死刑を判決されたんですね」

マミ「可哀想だわ…」

さやか「まったくですね…」

ファウスト「!」

さやか「ファウストは、彼女の生霊に気づいてしまいます」

さやか「そこで、メフィストフェレスに問い詰めるんですね。グレートヒェンのその後を」

ファウスト「俺には一人の苦しみだけで、骨髄をえぐられるような気がする…なぜ彼女がああなると教えてくれなかった!」

メフィスト「君たちはいつもそうだね。事実をありのままに伝えると、決まって同じ反応をする」

メフィスト「わけがわからないよ」

さやか「なんかセリフがおかしいですけど、だいたいあってます」

マミ「で、助けに行くのね…」

さやか「でも、牢獄に辿り着いた頃にはグレートェンは発狂しています」

グレートェン「ウェヒヒヒヒヒヒッ!ティヒヒヒヒヒヒッ!」

ファウスト「さあ、逃げようグレートヒェン!」

グレートヒェン「嫌だ!ウェヒヒヒヒ!」

さやか「グレートェンは外に出るのを嫌がって、結局ファウストは諦めてしまいます」

さやか「これで一部終わり」

マミ「…救われないわね」

マミ「これから、二部が始まるのね」

さやか「二部からが問題なんですよ」

まどか「どういうこと?」

さやか「私、一部の方はどちらの訳でも理解出来たんです。ところが二部は、三ページめで意味不明になったんです」

ほむら「あれは、難しいわね…」

さやか「転校生も見たんだ!二部の方は結構挫折するよね」

ほむら「展開が、セリフだけだからわからなくなるのよ…」

杏子「…一部もわからん」ポカーン

メフィスト「僕の名前はメフィスト!この男を皇帝の家臣にしてよ!」

さやか「えーと、アルプスの山で心を癒したファウストは、メフィストフェレスと神聖ローマの皇帝の元へ家臣として仕えに行きます」

皇帝「だがしかし…」

メフィスト「この男は、君たちの願いごとをなんでも叶えてあげる」

さやか「メフィストフェレスは言葉巧みに皇帝を惑わし、ファウストを紹介します」

メフィスト「なんだってかまわない。どんな奇跡だって起こしてあげられるよ」

皇帝「ふーむ」

さやか「皇帝は、他の家臣たちの静止も虚しく、二人の話を聞いてしまうんです」

さやか「メフィストは、国の経済をありもしない埋蔵金を担保に、兌換紙幣を発行するように言います」

杏子「だかんしへいってなんだ」

さやか「金と交換できるお金のことだよ」

杏子「へぇ…じゃあその紙きれを持ってけば金が貰えるんだな!」

杏子「自販機の下とかに落ちてないかな…日本にもあるんだろ、その兌換紙幣って」

さやか「もう日本じゃ大昔に廃止されちゃったよ…」

杏子「そうなのか…」

さやか「ここからがよくわからないんですけど、ギリシア神話に出てくるパリスとヘーリナーが見たいと、皇帝が言うわけです」

さやか「メフィストは、悪魔の能力じゃ呼び出せないって断るんですけど、ファウストは皇帝の頼みを聞かねばという義務感に囚われて、皇帝にOKを出しちゃうんです」

マミ「ふんふん…」

さやか「そんでメフィストはなんかあの世みたいな所から、そのギリシア神話上の人物をなんとかして連れてくるんです」

ほむら「あの世に行っちゃったの」

さやか「うん」

ほむら「怖いわ…」

そういえば前にQBの正体がメフィストってSSがあったっけ。

さやか「で、何とかして皇帝の元に連れてこれたんですけど、ファウストがギリシア神話のヘーレナに欲情しちゃうんですね」

ファウスト「ええケツしてるやんけ」

ヘーレナ「いやん」

ほむら「呆れたわ…」

ヘーレナ「この変態!」ドカーン

さやか「まったく…で、ファウストがヘーレナの…まあ体に触れた直後に突然ヘーレナが爆発して、パリスと共に消滅するんです」

ファウスト「うぎゃあ!」

さやか「ファウストはその爆発に巻き込まれて、気絶してしまいます」

さやか「で、ファウストは気絶した後、物語の冒頭に出てきたファウストの書斎に担ぎ込まれます」

メフィスト「今のはマズかったよ、ファウスト」

さやか「そこではかつてのファウストの弟子…物語序盤に出てきたワーグナーが、人造人間ホムンクルスの製造に成功させています」

ホムンクルス「ホム!」

まどか「見て見て!ほむらちゃん!あの子可愛いよ!」

ほむら「そ、そうね…」

さやか「一方、やっと目を覚ましたファウストは、相変わらずヘーレナのケツに触りたいのか、爆発したヘーレナの元を探しに旅に出ようとします」

ホムンクルス「ホムムムム…」ピリピリ

さやか「ホムンクルスは気絶していたファウストの夢を超能力で読み取って…ワーグナーの元を離れて、ファウストと旅をしたいと希望します」

ホムンクルス「オマエミタイナヒッキーハイヤホム!」

ワーグナー「そんなあ…」

さやか「これで、新しい仲間…ホムンクルスが加わるわけです」

ファウスト「俺の戦場はここじゃない…」

さやか「ファウストは、ヘーレナの居所に行くために、時空を超えて古代ギリシアに旅立ちます」

ホムンクルス「バケモノバッカリホム…」

メフィスト「今夜はつくづく瘴気が濃いね」

さやか「途中で、古典的ワルプルギスの夜とかを見にいったりもします」

さやか「で、やっとヘーレナーの居場所を発見しました。彼女はギリシアの、スパルタに居たのです」

マミ「スパールタ!」

さやか「はい、映画スリーハンドレッドで有名ですね」

>>142
kwsk

さやか「そこでは、哀れなことにヘーレナはオリュンポスの神の生贄にされそうになってたんですね」

さやか「そこに、メフィストがやって来ます」

メフィスト「ファウストさんが、助けてくれるって」

ヘーレナ「嫌よ!あんな変態!」

メフィスト「それなら生贄にでもなるがいい。それが君の運命だろう」

ヘーレナ「…」

さやか「結局、ヘーレナはファウストの元に嫌々行く事にします」

さやか「もうファウストは大喜び!ヘーレナにチョメチョメしちゃったりします」

さやか「で、その結果オイフォーリンって子供を産みます」

まどか「ヘーレナさん可哀想…」

マミ「…」ムラムラ

さやか「大人になったオイフォーリンは何をとち狂ったのか、ある日突然崖の上から飛び降り、墜落死します」

マミ「えっ」

さやか「ついでにオイフォーリンは母親であるヘーレナを霊界に呼び寄せ、魂を吸い取っていきます」

杏子「ファウストざまぁ」

さやか「嫁を失ったファウストはまた何処かへ旅立つことにします」

>>152
ほむら「ほむほむ…って何かしら」

ってSS。
なんとなく>>1の過去作品の様な気がする

>>157
オクタヴィアに上条が恋をするのとか、それとかにもファウストのセリフ入れたりしてるよ
好きな作品だから

さやか「現代に帰った二人は、ありもしない埋蔵金目当てに兌換紙幣を刷りまくったせいで」

さやか「潰れかけた帝国を目の当たりにします」

まどか「ひどい…」

さやか「負債が溜まりすぎて、帝国内では大反乱が起きています」

さやか「それをメフィストや変な仲間たちと共に、なんとか鎮圧したファウストは」

さやか「内戦は抑えたけれど、内部から崩壊していく帝国目の当たりにしながら、海岸に邸宅を立てて、そこに住むことにします」

さやか「ついでに周りの土地を開拓して行くのですが…一軒だけ、決して立ち退こうとしない老夫婦が出てきました」

さやか「困ったファウストはメフィストに、彼らを立ち退かせるように命令します」

手下「ヒャッハー!皆殺しだー!」

メフィスト「僕は、本当に神になるつもりかい?ヒャッハー」

さやか「メフィストは、老夫婦の家を焼き討ちにして、ついでに老夫婦を殺します」

マミ「…これはひどい」

さやか「流石のファウストも良心が咎めたのか、メフィストとその手下を追放に処します」

ほむら「…」

さやか「ホムンクルスも死に、一人ぼっちになったファウストの元に「欠乏」「憂愁」「困窮」「罪責」の四人の女が真夜中、突然現れます」

ファウスト「なんだお前ら!こっちに来るな!」

困窮「一人ぼっちは寂しいもんな」

罪責「あんたって、ホント馬鹿」

欠乏「もう何も怖くないのよ」

憂愁「ウェヒヒヒ」

このSSまとめへのコメント

このSSまとめにはまだコメントがありません

名前:
コメント:


未完結のSSにコメントをする時は、まだSSの更新がある可能性を考慮してコメントしてください

ScrollBottom