前回、『 岡部「クリステエィーニャよ!」 紅莉栖「ニャ~♪」 』 を書いた者です。
続編物になりますので、未読の方は前作の方を先にお読みください。
終了
>>1 前作のタイトルが誤字った・・・orz
『 岡部「クリスティーニャよ!」 紅莉栖「ニャ~♪」 』です、申し訳ありません。
【深夜、未来ガジェット研究所】
岡部「ふむふむ・・・・・」 カタカタカタ・・・
─────────────────────────────
【猫飼ってる奴に聞きたいのだが・・・ 】
[1]鳳凰院凶真[sage]2010/08/14(土) ID:???
猫の喜ぶ撫で方を教えてくれないか?
[2]名無し[sage]2010/08/14(土) 10:05:43 ID:???
>>2get
[3]名無し[sage]2010/08/14(土) 10:05:43 ID:???
ぬこと聞いてキマスタ
[4]黒の絶対零度[sage]2010/08/14(土) 10:06:00 ID:???
まず毛を逆なでてはいけません。。
毛の向きに沿ってやさしくナデナデしてあげてください。
─────────────────────────────
岡部「ふむ、毛の向きの沿って・・・」 ナデナデ
???「ひゃう!? お、岡部・・・////」
岡部「なになに・・・『背中をなでる時は、背骨に触れないように』か・・・」 サスリサスリ
???「やあ! せ、背中・・・そんな風にされたら、くすぐったいよお・・・////」
岡部「次は『アゴと首周りを指先でやさしく』だな・・・少し顔をあげろよ。」 クイ、コチョコチョ
???「あ・・・あ・・・おかべ・・・おかべぇ・・・////」 トロン・・・
岡部「効果は抜群だ。 この黒の絶対零度とやら、かなりの猫スキーと見た。
む? 『眉間を指でグリグリしてやるのも効果的』だと・・・よし!」 グリグリ
???「痛っ! ちょ、お、岡部!? それは痛い! やめるニャーーー!!」
ドンガラガッシャーーン!
岡部「ぐええーーー!? なぁにをするのだ、クリスティーニャ!!
せっかくご主人様が膝の上で愛でてやってるというのに!」
紅莉栖「う、うるさい! バカ! やりすぎだ!////」 ニャーン♪
紅莉栖「だいたい、@ちゃんねるの片手間に撫でられても嬉しくないんだから!」
岡部「む? 気持ちよくなかったのか?」
紅莉栖「グリグリ以外はすごくよかったけど・・・//// って、そういう問題じゃない!
私はあんたにご主人様としての自覚を持てと言ってるの!
もっとこう・・・私を第一に優先して行動するニャ!!」
岡部「だ~~まれ!! ただでさえ貴様に貴重な@ちゃんタイムを妨害されているのだ!
そっちこそ少しは主の立場を考えろ!!」
クリステエィーニャ「ワンダバダバダバ」
~~【以下、岡部の回想】~~
紅莉栖「岡部、@ちゃんなんかしてないで、私と遊びなさい。」
岡部「ちょっと待ってろ。 今いい所なのだ。」
紅莉栖「む! ふにゃーーーー!!」 カタカタカタ!
岡部「あーーーー!?」
─────────────────────────────
[20]鳳凰院凶真[sage]2010/08/14(土) ID:???
イf簿jp;あlがんgろあ;あp:んgら:nばお;なpん¥:あ
[21]名無し[sage]2010/08/14(土) ID:???
ちょwwwなんぞwwww
[22]名無し[sage]2010/08/14(土) ID:???
包茎院どうしたwwwww
[23]鳳凰院凶真[sage]2010/08/14(土) ID:???
すまない、猫がやった。
[24]名無し[sage]2010/08/14(土) ID:???
ぬこじゃしょうがない
[25]黒の絶対零度[sage]2010/08/14(土) ID:???
ぬこの画像うp!
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~【以上、回想終了】~
岡部「お前のおかげで、既に@ちゃんでは『鳳凰院=ぬこ』でネタにされてるんだぞ!
主の名誉に傷付けて、貴様はそれでも使い魔か!?」
紅莉栖「使い魔じゃなくて猫だと言っとろーが! ほら、くやしかったらコレでご主人様らしい事をしなさい!」
岡部「む? これはヘアブラシか?」
紅莉栖「そ、それで私をけ、毛づくろいしろ!////」
岡部「」
シュッシュ シャーシャー
紅莉栖「にゃふ~♪」
岡部「気持ちいいか?」
紅莉栖「ま、まあまあだニャ!////」
岡部「うむ、しかしお前の髪の毛はサラサラで手触りがいいな。
これなら俺がブラッシングする必要なんかないんじゃないか?」
紅莉栖「そ、そんな事ないわよ! これはご主人様の義務なんだから!////」
岡部「そうか・・・」
紅莉栖「そうよ。」 ピコピコ! フリフリ!
岡部「・・・・なあ、前から気になってたんだが、その猫耳と尻尾はどうなってるんだ?
手を触れてないのに、勝手にピコピコ、フリフリ動いてるぞ?」
紅莉栖「ああ、これは装着者の脳波を読み取って動くように私が改造して・・・って、
私は猫なんだから耳と尻尾を動かせるのは当たり前じゃない!」
岡部(才能の無駄遣いすぎるぞ、紅莉栖・・・・・)
岡部「しかし、夜のクリスティーニャとの生活を始めて、もう一週間か・・・」
紅莉栖「ふふん! こんな可愛い猫ちゃんがあんた見たいな厨ニ病の
ペットになってやったんだから感謝しなさいよね!」 ピコピコ! ピーン!
岡部「ああ、そうだな・・・」
紅莉栖「へ?」
岡部「毎晩、お前が夜のラボに居てくれるようになってよかった。
以前は夜になると、一人っきりだった・・・・・ありがとうな。」
紅莉栖「ふぇ!? そ、そんな・・・私はただ・・・岡部の傍にいたかったから・・・////」 モジモジ
岡部「・・・・・・・・・」 スウ・・・
紅莉栖「? 岡部?」
岡部「ひっかかったな、クリスティーーーニャ!! 捕まえたーーー!」 ガシィ!!
紅莉栖「きゃああ!? な、何するの岡部!?」
岡部「無駄だ。 こうがっちりと俺の腕の中に囚われては脱出できまい!
ククク、この鳳凰院凶真が、使い魔の数々の無礼をこのまま許すと思ったか?」
紅莉栖「な、何をする気!?」
岡部「罪には罰に決まっておろう? お前の大嫌いなあれさ・・・」
紅莉栖「ま、まさか・・・」 カタカタ・・・
岡部「そう・・・」
ゴロン!
岡部「『もふもふの刑』どぅわーーーー!!」
紅莉栖「いやあああーーー!!」
紅莉栖「やだやだ! 『もふもふ』はやだよぉ! お願い、岡部!」
岡部「ファーッハッハッハ! お前は本当にもふもふが嫌いだなあ!!
そんなにあれが不快なのか? んー?」
紅莉栖「・・・良すぎるからイヤなんだよぉ・・・////」 ボソ・・・
岡部「ん? 今なんて言った?」
紅莉栖「な、なんでもない!!//// とにかくアレはやめてよ!
アレされると私、頭の中が真っ白になって、変になっちゃうの!」
岡部「なるほど・・・それは大変だな・・・」
岡部「だが断る!!」
紅莉栖「な、なにぃ!?」
岡部「という訳で、もふもふさせろぉぉーーーーーー!!」
モフモフモフモフモフモフモフモフモフモフモフモフモフモフモフモフモフモフモフモフモフモフモフモフ!!
紅莉栖「ニャああああーーーーーー!!!!」
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チュンチュン
チュンチュン
紅莉栖「ん・・・はあ・・・・朝?」
岡部「ぐ~・・・」
紅莉栖「岡部・・・? あれ、私、あのまま寝ちゃったんだ!
いけない、他の皆が来る前に着替えて、ホテルに戻らなきゃ!」
岡部「ん~・・・クリスティーニャ・・・」 ムニャ・・
ギュウゥゥ・・・
紅莉栖「きゃ!? お、岡部! だ、駄目だよ、放して・・・////」 ゴソゴソ
【シャワールーム】
シャアアアーーーー・・・・
紅莉栖「ふう・・・気持ちいい・・・」
きゅん♪
紅莉栖「う! ま、まだお腹の奥が疼いてる・・・岡部にもふもふされたから・・・////」
「あんなに何度も、何度も・・・激しくするからだよ・・・岡部のバカ・・・////」
「本当に・・・エッチなんだから・・・////」
※【彼女はもふもふされただけです。】
シュル・・・キュ・・・・
紅莉栖「よし、着替え完了。 クリスティーニャから牧瀬紅莉栖にへんし~ん!ってね。」
岡部「ぐ~ぐ~ふご・・・・」
紅莉栖「おのれ・・・気持ちよさそうに寝やがって!」 ツンツン!(頬を突っつく)
岡部「ん~~・・・」
紅莉栖「ゆ、昨夜は私をあんなにメチャクチャにしたくせに・・・本当に憎ったらしいんだから!!////」 ツンツン!
岡部「ふへへ~・・・くりす~・・・」 ムニャムニャ
紅莉栖「まったく・・・また後でね、愛しいご主人様♪」 チュッ・・・
カン カン カン(階段を降りる)
紅莉栖「くう~~、朝日が沁みる~~! ・・・ん?」
シャアアーーー! キキィーーー!
???「とうちゃ~~く! あれ?」
紅莉栖「阿万音さん・・・・」
鈴羽「牧瀬紅莉栖・・・・」
紅莉栖(ちっ・・・せっかくいい気分だったのに、嫌な娘に会っちゃった・・・)
紅莉栖「あら、おはよう阿万音さん。 今日は早いのね。」
鈴羽「心にもない挨拶はしなくていいよ、牧瀬紅莉栖。
君の考えてる事は顔に出てるから。」
紅莉栖「あら、あなたがそんなに空気の読める娘だったなんて意外だわ。」
鈴羽「そりゃあ、私は君以上に、君の本性を知ってるからね。」
紅莉栖「うふふふ・・・・・」 ゴゴゴゴゴ・・・!
鈴羽「あはははは・・・・」 ドドドドド・・・!
鈴羽「ねえ今、岡部倫太郎のラボから出てきたの・・・?」
紅莉栖「・・・・そうよ、昨夜は研究で遅くなったからここに泊まらせてもらったの。 それが何か?」
鈴羽「べっつに~・・・ただ、あんまり我がままを言って、彼に迷惑をかけないで欲しいな。」 ムス!
紅莉栖(この反応・・・やっぱりこの娘も岡部のことを・・・) ギリ・・・!
紅莉栖「ふふふ・・・」
鈴羽「!?」
紅莉栖「それなら阿万音さん、お願いなんだけど、今日は岡部を起こしたりせずに
ゆっくり眠らせてあげて欲しいのよ。」
鈴羽「な、何で?」
紅莉栖「彼・・・昨夜は私の為にいっぱい頑張ってくれたから・・・疲れてるのよ・・・・」 クスクス!
鈴羽「そ、それってどういう意味さ!?(何・・・この牧瀬紅莉栖の勝ち誇った顔は!?)」
紅莉栖「じゃあ、私は一度ホテルに戻るから。 またね、『ただのラボメン』の阿万音さん♪」 スタスタ
鈴羽「あ、ちょっと・・・何だよ、もう!」
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【時は流れ、お昼ごろの未来ガジェット研究所】
ドン! ドン! ドン!
岡部「む!? 誰だ、ラボのドアを乱暴にノックしおって!?」
まゆり「はーい、どちらさまー?」 ガチャ
ブラウン「おーーかーーべーー!!」
岡部「ひぃ!? Mrブラウン!?」
ブラウン「おう、岡部・・・ちょいと家捜しさせてもらうぜ!」
岡部「や、家捜し?」
ダル「ちょ!! オタクの部屋を探索とか、マジ勘弁!!」
まゆりは牛だろ
ブラウン「岡部・・・俺に何か隠し事をしてねえだろうな・・・?」
岡部「か、隠し事!? ふ・・・この鳳凰院凶真は常に周囲に陰謀を張り巡らしているのだ!
無論、あなたの周りにもなMrブラウン! 今さら気付いても、もう遅・・・」
ブラウン「お前最近、ここで猫を飼ってるだろ?」
岡部「ぶほおおおーーー!?」 ビチャァ!!
まゆり「オカリン!?」
ダル「ドクターペッパー噴いた!?」
ブラウン「その反応は図星だな!!」
ブラウン「近所から苦情がきてるんだよ!
『夜中になると、このビルから猫の鳴き声がしてうるせえ』ってな!
おう、部屋貸す時言ったよなぁ、ペット禁止だって!」
ダル「ぬこ・・・だと・・・!?」
まゆり「えー! オカリン、猫さん飼ってるの!?
いいなーいいなー、まゆしぃーにも抱っこさせてー♪」
岡部「(クリスティーニャの声がでかすぎたか!?) ご、誤解だ、Mrブラウン!
おおお、俺は断じて猫科動物など飼ってはいない!!」
ブラウン「ほー、だったら部屋の中を調べてもかまわねえな! 上がらせてもらうぜ!」
ガサゴソ、ガサゴソ
ブラウン「ぬう~~! ガラクタがあるだけで、動物を飼ってる痕跡すらねえ!」
岡部「ご、ご理解いただけたでしょうか・・・?」
ブラウン「まだだ! お、そこの棚なんて猫を隠すのにちょうどよさそうじゃねえか!」 ガラ!
ダル「ちょ! そこは!!」
ブラウン「何だ、この本? 『ロリきゅ~ぶ』・・・!? 橋田ぁ・・・テメェ、綯をこうゆう目で!!」
ダル「違うお!! 僕はYESロリータNOタッチの精神を・・・ぎゃあああーーーー!!」
まゆり「オカリン、猫さんは本当にいないの? まゆしぃ、猫さんと遊びたかったなあ・・・」
岡部(問題ない・・・俺が飼ってるのはクリスティーニャだ・・・何の問題もないはず!)
チリンチリーーン・・・
ブラウン「!! おい今、鈴の音が聞こえたぞ! 猫の首輪だな!」
岡部「う・・・!!」
まゆり「あ、この音は・・・」
チリーン チリーン
ブラウン「外からか・・・だんだんこっちに近づいてくるぜ!」
ダル「ち、ちがうお・・・これは・・・」
チリーン チリーン
ブラウン「ドアの前・・・そこだーーーー!!」 ガチャ!
紅莉栖「きゃあ!? 店長さん! どうしたの?」
ブラウン「ま、牧瀬?」
まゆり「紅莉栖ちゃん! トゥトゥルー☆」
紅莉栖「ちょっと、これは何の騒ぎ?」
ブラウン「おい、牧瀬! お前、猫を隠したろ! どこだ!」
紅莉栖「な、何の事ですか?」
ブラウン「恍けるな! 今まで鈴の音が!!」
紅莉栖「それってこれのことですか?」 チリーン
ブラウン「へ・・・首輪・・・?」
ブラウン「何でお前が鈴の首輪なんてつけてんだよ!?」
紅莉栖「これは、こういうチョーカーです。」
まゆり「それのおかげでねー、最近は鈴の音が聞こえたら紅莉栖ちゃんが来たってすぐ分かるのです!」
ブラウン「くううーーー! 紛らわしいモンつけやがって!」
岡部「も、もうご理解いただけたでしょうか・・・?」
ブラウン「ぬう・・・今日のところは引き下がる!! 覚えてやがれ!!」 バン!
岡部「あーーーー怖かったーーーー!!」
紅莉栖「一体なんだったの・・・?」
まゆり「あのねーカクカクシカジカー。」
紅莉栖「!!!! そ、それは不思議ねー///」
まゆり「紅莉栖ちゃん、顔が真っ赤だよ?」
紅莉栖「あ、暑さのせいよ!」
ダル「やっぱりブラウン氏にも、そのチョーカーは首輪にしか見えなかったお。
つまり、牧瀬氏は首輪プレイの真っ最中という認識は正義!」
紅莉栖「橋田のHENTAI! これはそんな下品なものじゃないの!(これは私と岡部の絆なんだから!)」
岡部「あー・・・こほん! と、とにかく俺達の何かしらの行動がMrブラウンに誤解を与えたのは確かだ。
なのでーそのー・・・しばらくは、誤解を招きそうな行為は慎もうと・・・考える訳で・・・」 チラ・・・
紅莉栖「・・・・・・」
ダル「そうは言ったって、何が間違ってぬこを飼ってるってことになるん?」
まゆり「あっ! ひょっとしてまゆしぃのうーぱ人形が夜な夜な、鳴き声を上げて・・・」
ダル「あるあ・・・ねーよ! 呪いの人形かよ!?」
岡部「おい、やめろ! 呪いとか言うな! 想像しちゃうだろ!」
紅莉栖「怖いの?」
岡部「ファーーッハッハッハ! この鳳凰院凶真が怪談ごときに・・・」
紅莉栖「ねえ、まゆり。 私の大学に、『首切りジャック』っていう怪談があってね・・・」
岡部「やめて!!」
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【深夜、未来ガジェット研究所】
岡部「ふう、皆は帰ったか・・・今日のことでクリスティーニャも来ないだろうし、久しぶりに静かな夜だ。」
岡部「・・・・・・」 チラ
うーぱ人形「」
岡部「落ち着け、鳳凰院凶真・・・うーぱの呪いなぞ、あの場のでまかせだ・・・・
鳴き声の正体はクリスティーニャなのだから・・・」
うーぱ人形「」
岡部(くっ・・・! なんだかコイツの目の模様が血の涙に見えてきたぞ・・・!)
岡部「そういえば、助手が・・・」
紅莉栖『窓の外を見ると、ナイフを握った首切りジャックが・・・』
岡部「────ッッッ!!」 シャー!(カーテンを閉める)
し~~~~ん・・・・
岡部「うう・・・夜のラボってこんなに静かだったのか・・・
最近はクリスティーニャが騒がしかったから忘れていた・・・」」
し~~~~ん・・・・
岡部「・・・・・・・・」
し~~~~ん・・・・
岡部「・・・・ぐす・・・・」
し~~~~ん・・・・
岡部「クリスティーニャ・・・・」
バーーーーン!!
岡部「ひぃ!?」
紅莉栖「お化けだと思った? 残念! クリスティーニャでした!」 ニャ~ン♪
岡部「ク・・・クリスティーーニャーー! お、驚かせるな!!」
紅莉栖「ゴメンね、怖かった? 泣いちゃった?」
岡部「う・・・怖くないし・・・泣いてない!」 グス・・・
紅莉栖「なら、私は帰った方がいいかニャ?」
岡部「い、いや・・・せっかく来たのだしゆっくりしていけ・・・」 ギュ・・・
紅莉栖(計画通りwwww つかやべぇ! 岡部が可愛すぎ萌え死ぬwwwww////)
紅莉栖「うふふ、もう私と距離を置こうなんて考えちゃダメよ。
さあ、今夜は店長さんに怒られないように静かに遊びましょうね。」
岡部「うん・・・」
紅莉栖「でも静かな遊びって何があるかな・・・?」
岡部「そうだな・・・」
岡部「では、お散歩なんてどうだ?」
紅莉栖「ニャ?」
ちょっとご飯を食べてくるんで、中断します。
お散歩プレイキタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!
いってら。
もしかして>>1、TSUTAYA行く話も書いてた?
その頃階下では・・・
天王寺「オラァ!豚ァ!散歩いくぞオラァァ!!」グイグイ
ダル「ブヒッ!ブキキイイイーーッ!!///」ズルズル
綯「豚さんいってらっしゃーい!」
鈴羽「それペットじゃないの?」
天王寺「家畜とペットは別なンだよ!!」
ほしゅ
【深夜の通り】
岡部「いくら秋葉原といえど、この時間ではほとんど人がいないな。」
紅莉栖「う・・・うう・・・」 ビクビク ギュウ・・・
岡部「どぉした、クリスティーニャ? そんなにピッタリくっつかれては歩きにくいではないかぁ?」
紅莉栖「お、岡部ぇ・・・やっぱり帰ろうよ・・・ぐす・・・怖いニャぁ・・・////」
岡部「クックック・・・何が怖いのだ?」
紅莉栖「だって・・・もし、この姿を岡部以外に見られたら・・・」
岡部「何を言っている? お前が人間に見えるのは俺だけなのだろう?」
紅莉栖「ううう・・・・!!」
【深夜の公園】
岡部「ふむ、小動物共でにぎやかな公園も夜は静かなものだ。」
紅莉栖「うう・・・ひぐ・・・」 ビクビク
岡部「クリスティーニャ、あんまりメソメソしていると置いていくぞ?」
紅莉栖「やだやだぁ!! 一人にしないで、岡部ぇ!!」 ポロポロ・・・
岡部(ククク・・・俺を怪談でビビらせた罰だ!)
いいですね!
いいですね!!
これはいいですよ!!!
>>81 いいえ、それは別の人です。
岡部「む? 前から人が来るな。」
紅莉栖「ええ!?」
通行人A「でさー・・・・」
通行人B「まじwww」
紅莉栖「ほ、本当に来てる!! どうしよう!? どうしよう!?」 アタフタ!
岡部「ほら、俺の白衣の中に入れ。」 ファサ・・・ ※(着ている白衣を広げる。)
紅莉栖「は、白衣の!?////」
岡部「早く!」
通行人A「─────。」 スタスタ
通行人B「~~~~~wwww」 スタスタ
岡部「・・・・・・」 ※(紅莉栖を白衣で包むように抱きしめてる)
紅莉栖(お、岡部が私を守ってくれてる・・・////)
岡部「あいつらは行ったぞ、クリスティーニャ。」 ファサ・・・
紅莉栖「う、うん・・・////」 ギュウ・・・
岡部「そんなにしがみ付かなくても、もう大丈夫だ・・・怖かったか?」
紅莉栖「うん・・・でも、岡部がいてくれたから平気・・・////」
岡部「そ、そうか・・・(な、何だその俺を頼りきった瞳は? ドキドキしてしまうではないか!////)」
紅莉栖「岡部ってさ・・・イジワルだけど・・・優しいよね・・・」
岡部「な!? は、ハーーハッハ! どどどど、どうしたのだ、我が使い魔よ!?
こここ、この鳳凰院凶真が優しいなどと・・・」
紅莉栖「そうやって・・・あなたが、私を優しくイジメるから・・・
私はどんどんあなたから離れられなくなっちゃうんだよ・・・」
岡部「ク、クリスティーニャ・・・」 ドキドキ
紅莉栖「岡部・・・」
ブォン! ズダーーーーーン!!
岡部「・・・・・・・・・?」
紅莉栖「・・・・・・・??」
岡部「ク、クリスティーニャ・・・今、俺達の顔の間を何かがかすめなかったか・・・?」 チラ・・・
紅莉栖「そ、そうね・・・何か・・・刃物のようなものが・・・」 チラ・・・
ビーーーーン! ※(近くの木に深々と突き刺さるナイフ)
岡・栗 「「 ひいいいいーーーー!? 」」
???「あーん、外したー! この時代の生活で腕が堕落しちゃったかな?」
岡部「バ・・・バイト戦士ーーーー!!??」
鈴羽「やっほー、岡部倫太郎ー♪」
鈴羽鍋くるか
アキバの道に木なんて生えてないだろ
鈴羽「おやおや? 発情した雌猫かと思ったら・・・?」
紅莉栖「あ・・・あ・・・・」 カタカタ
鈴羽「随分と愛らしい格好をしてるね、牧瀬紅莉栖wwwww」 プークスクス!
紅莉栖「にゃあああああーーーーーー!! 見るなーーーー!!!/////」
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>>108
えっ
【数十分後、未来ガジェット研究所】
鈴羽「ふ~~~ん、一週間も前からこんな事をね~~・・・・」 ジロリ
岡部(くっ・・・視線が痛い!)
鈴羽「私は店長に、今夜ラボを見張ってるよう指令を受けてたんだ。
岡部倫太郎が猫を無断で飼っていないか調査するためにね。」
岡部「う・・・それではまさか・・・」
鈴羽「君が、あの格好の牧瀬紅莉栖を連れて、外に出てきた時は驚いたなあ。
放心して、声をかけるタイミングを逃しちゃったよ。」
岡部「ううう・・・・!////」
>>110だった
鈴羽「それでしかたなく尾行したら、君達がやたらベタベタしてるんだもん!
イライラして、思わずナイフ投げちゃった♪」
岡部「『壁殴っちまった』みたいなノリで言うな!」
鈴羽「まあまあ、ちゃんと外したんだしいいじゃん。 ねー牧瀬紅莉栖~?」
紅莉栖「ま、牧瀬紅莉栖って誰ニャ~? クリスティーニャは猫だから分からないニャ~?」 コソコソ
鈴羽「ねえ、彼女さっきから君の後ろに隠れて、何を言ってるの?」
岡部「これ以上、お前に顔を見られたくないのだろう・・・
意地でも、『クリスティーニャ≠牧瀬紅莉栖』を貫く気だ・・・」
鈴羽「ふ~~ん・・・・」
紅莉栖「に・・・ニャ~ン・・・・」 ダラダラ(滝汗)
鈴羽「牧瀬紅莉栖のペチャパイ。」 ボソ
紅莉栖「貴様ぁぁーーーー!! 人の身体的欠点をつく悪口は最も悪質な・・・」
鈴羽「やっほー牧瀬紅莉栖♪」 ニコニコ
紅莉栖「~~~~~っっっ!!??/////」 カアァ~!
岡部「あ~・・・それでバイト戦士よ。 このことはMrブラウンには・・・というか
誰にも言わないで欲しいのだが・・・・」
鈴羽「え~~? せっかく牧瀬紅莉栖をおちょくるネタができたのに・・・」
紅莉栖「貴様の脳味噌、解剖したろか!?」
>>114
よくわからんが舞台は公園らしいぜ!
岡部「俺達は、動物を飼っていたのではないのだから、Mrブラウンとの契約は違反しないはずだ!
も、もしもこのことをバラしたら、我が魔眼がお前を記憶を強制的に・・・・」
鈴羽「はいはい、冗談だよ。 店長には上手く誤魔化しとくし、誰にも言わない。
牧瀬紅莉栖のせいで、岡部倫太郎まで笑い者になるのは耐えられないもん。」
紅莉栖「だ、だから私は牧瀬紅莉栖じゃないと言っとろーが!!」
岡部「そうか・・・恩に着るぞ、鈴羽。」
鈴羽「さて・・・それじゃあ、私は帰るよ。」
岡部「フハハー! ではこの鳳凰院凶真、自らが送っていってやろう!
クリスティーニャも来るか?」
紅莉栖「留守番してるニャ!!」 プイ!
【深夜の通り】
鈴羽「くふふふ・・・・!」
岡部「むう・・・まだ笑ってるのか?」
鈴羽「ごめん、あんな牧瀬紅莉栖の姿を見るとは思わなかったからw
君も彼女に付き合わされて大変だねー。」
岡部「ファーーッハッハッハ! 俺にとってこの世界の森羅万象全てが児戯!
助手風情の遊びに付き合うなぞ造作もないこと!」
鈴羽「おお! さすが岡部倫太郎!」
岡部「ヌアーハッハッハ!! もっと褒め称えるがいい!」
えっ
まさかの紅莉栖ちゃん公園放置プレイ!!!!
鈴羽「・・・・ねえ、岡部倫太郎?」
岡部「ん?」
鈴羽「君はさ・・・ああいう格好をした女の子が好きなの・・・?」
岡部「ぶほぉ!? 馬鹿を言うな! ダルじゃあるまいし!」
鈴羽「じゃあ・・・ああいう格好をした牧瀬紅莉栖が好きなの・・・?」
岡部「んげほぉ!!??////」
>>122
よく読め
未来ガジェット研究所と書いてある
>>125
現実が見えなくなってたようだ
岡部「違う!! お、俺はラボの長としてラボメンのクリスティーナの相手をしてやってるだけだ!
そうだバイト戦士よ! お前も俺に頼みたい事があれば何でも言ってみろ!
この鳳凰院凶真がたちどころに叶えてやろう!!」
岡部「そうだ!! 俺の前では、クリスティーナもバイト戦士も等しく小者!
俺こそが唯一絶対の存在だのだーーーー!!」
鈴羽「・・・嘘つき・・・」 ボソ
岡部「ん? 何か言ったか?」
鈴羽「ん~? 何でもないよ♪」
鈴羽「もうここまででいいよ。 見送ってくれてありがと!」
岡部「む? 一人で大丈夫か?」
鈴羽「大丈夫! 何せ私は戦士だからね!
早く帰ってあげないと、クリスティーニャが癇癪起こすよw」
岡部「う・・・そうだな・・・では、気をつけて帰れ」
鈴羽「そうそう、頼みごとは何か考えておくから。」
岡部「金貸せ系のお願いはなしだぞーーー!!」
鈴羽「あははーー! じゃあねーー!」 シャアーー
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- - - - -
【翌日、昼間の未来ガジェット研究所】
チリンチリーン
岡部「む、この鈴の音は助手だな。」
ガチャ
紅莉栖「ハロー」
まゆり「あ、紅莉栖ちゃんトゥットゥルー☆」
ダル「ねえ、牧瀬氏、最近ラボに来るのが遅いけど、何かあるん?」
まゆり「目にもクマができてるね~、まゆしぃは心配なのです・・・」
紅莉栖「ええと・・・向こうの研究とかレポートとか、いろいろとね。」
岡部(夜遅くまでクリスティーニャになってるからだろ・・・)
何故か「嘘つき」で胸がキュンキュンした
岡部「ガオー」
これで全部解決
ガチャ
鈴羽「やっほー皆ー! お邪魔するよー!」
紅莉栖「!!」
岡部「!!」
まゆり「鈴羽ちゃん! トゥットゥルー☆」
ダル「阿万音氏、どうしたん?」
鈴羽「ちょっとね~♪」
岡部(おい、まさかバラしたりしないよな!? 違うよな、鈴羽!?) ダクダク(滝汗)
紅莉栖(言ったら殺す!言ったら殺す!言ったら殺す!言ったら殺す!) ギン!(眼光)
鈴羽「うふふ・・・実は橋田至にちょっとお願いがね。」
ダル「え? 僕に? 何?」
鈴羽「ここじゃちょっと・・・外で、二人きりで話したいな。」
ダル「マジ!? 何この話の流れ!? ひょっとしてフラグ立ってる!?」
まゆり「それはないと思うのです♪」
ダル「ですよねー。」
>>135 修正
ガチャ
鈴羽「やっほー皆ー! お邪魔するよー!」
紅莉栖「!!」
岡部「!!」
まゆり「スズさん! トゥットゥルー☆」
ダル「阿万音氏、どうしたん?」
鈴羽「ちょっとね~♪」
鈴羽「という訳で、ちょっと橋田至を借りるよ。」
ダル「僕はまだいいと言ってないのに!? 阿万音氏、恐ろしい子!」
岡部「バ、バイト戦士! くれぐれも昨夜の事は・・・!」 ボソボソ
鈴羽「大丈夫だよ、言わないって約束したでしょ?」 ボソボソ
ダル「二人で顔を近づけてボソボソと・・・これはリア充の香り!?」
岡部「うるさい! さっさと行って来い!」
紅莉栖(もしバレたら橋田もろとも・・・) ブツブツ
まゆり(紅莉栖ちゃんから強い殺気を感じるのです! 筋肉がうずいちゃうなー♪)
まっちょしぃ「今日はまゆしぃ、トラ柄ビキニとツノでトラさんになっちゃうのです♪」
まっちょしぃ「似合うかなオカリン??」ムキン!
岡部「あー、◯ムのつもりか?ボディビルかと思ったわ」
まっちょしぃ「……」ショボーン
【ブラウン管工房の店先】
鈴羽「実は君に相談したい事があるんだ。」
ダル「なん・・・だと・・・? 美少女からの相談事キターーー!!
これ完全に阿万音氏ルートに入ったよね!?」
鈴羽「えっと、何を言ってるかよく分からないけど・・・相談ごとってのはさ・・・」
鈴羽「私に・・・その・・・ゴニョゴニョ・・・なお店を案内して欲しいんだよね・・・////」
ダル「な・・・・なんだってーー!!」
ダル「何で阿万音氏がそんなお店を!?」
鈴羽「え~とその~・・・まあ、いろいろあって・・・///」
ダル「そうは言っても、僕も忙しいからな~(積んだエロゲの処理とか)」
鈴羽「そんな事、言わずにさ! お店だけ教えられても、私じゃ何を買えばいいか分かんないんだ・・・
ね? お願いだよ、橋田至~・・・・私を助けると思って!」 ウワメヅカイ
ダル「はうう!!??」 ズキューーン☆
ダル(何だお、この感じ!? 『萌え』とも違う・・・『恋』とも違う・・・この暖かい感情は!?
阿万音氏におねだりされたら、何でも言う事聞いてあげたくなったちゃうぅぅーー!) ビクン!ビクン!
鈴羽「どうしたの、橋田至?」
ダル「何でもないお! よーし! 僕、なんでも買ってあげちゃうおーー!」
鈴羽「本当! わーい、ありがとう橋田至ー♪」
ダル「フヒヒヒヒヒwwww」
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- - - - -
【その日の深夜、未来ガジェット研究所】
岡部「今日は結局、ダルとバイト戦士の奴、帰ってこなかったな。」
紅莉栖「むー・・・岡部は阿万音さんの事がそんなに気になるのかニャ?」 ニャ~ン♪
岡部「当然だろう。 奴は大事なラボメンの一人だからな。」
紅莉栖「はむ!」 ガブ!
岡部「痛てて!! 指を噛むな!」
紅莉栖「今夜はね・・・岡部の体中に私の歯形をつけてあげる・・・
その傷が疼くたびに私の事を思い出すようにしてあげる・・・」 ペロ・・・
岡部「や、やめろ! クリスティーニャ!」
紅莉栖「大丈夫・・・服の下に隠れるようにつけるから・・・はむ!」 ガリ!
岡部「ふあぁ!////」
紅莉栖「あれ~? 今、気持ちよさそうな声が出たね? ひょっとして岡部、噛まれて感じちゃってる?」 クスクス・・・
岡部「ち・・・違う・・・俺は・・・////」
紅莉栖「ふふふ・・・感じさせてあげるよ・・・岡部・・・
あの女の事なんか、脳内から消し去ってあげる・・・!」
???「ちょっと待ったーーーー!!」
.
バーーーーーーーン
???「やっほーーーー!!」
岡部「え?」
紅莉栖「ふぇ?」
???「岡部倫太郎! こんばんわーーーん!!」
岡部「なななな!?」
紅莉栖「あ・・・あ・・・阿万音さん!?」
鈴羽「わんわんわーーーん♪」 ピコピコ! フリフリ!
岡部「無いわー」
紅莉栖「ごめん、無いわ」
鈴羽「ショボーン」
おわ
ついにきたあああああああああああああああああああああああああああ
紅莉栖「ああああ、阿万音さん!?」
岡部「バイト戦士!? なんだ、その格好は!?」
鈴羽「えへへー、似合う? メイドさんだよー! 橋田至と専門のお店で買ったんだ!
何とかってアニメのキャラのコスなんだって。
ttp://www.duose.com/p/2009/1108/34718_814875.jpg
鈴羽「スカート短いし、胸の谷間も見えちゃってて恥ずかしいけど・・・////」
紅莉栖「何であなたが猫耳メイドに!?」
鈴羽「チッ!チッ!チ! よく見てよ、この耳と尻尾を!」
岡部「む・・・クリスティーニャの物より、毛がフサフサしてる。
それにこのクルンと短く、丸まった尻尾はまさか・・・」
鈴羽「そう、これは犬耳、犬尻尾!! 私は迷子の野良犬、鈴ワンだワン♪」
紅莉栖「な、何よそれ! 人間なのに犬とか馬鹿なの!? 死ぬの!?」
鈴羽「君がそれを言うの、牧瀬紅莉栖? いや、今はクリスティーニャか。」
岡部「バイト戦士! 一体何のつもりだ!?」
鈴羽「違う、違う、鈴ワンだってば!」
岡部「もう、何が何だか分からない・・・」
鈴羽「あはは! 簡単な事だよ!」
多分それであってる
鈴羽「岡部倫太郎は、私の願いを何でも聞いてくれるんだよね?」
岡部「あ、ああ・・・金を貸して系以外ならな。」
鈴羽「ならお願いなんだけど・・・私を・・・その・・・」
鈴羽「岡部倫太郎の犬にしてください!!」
岡部「」
紅莉栖「んな・・・・!?」
鈴羽「だ、駄目かな?////」
紅莉栖「駄目!ダメ!だめ! ぜーーったいだめーーー!! そんなの許さないんだからーー!」
鈴羽「クリスティーニャには聞いてないよ。 これは岡部倫太郎が決めることだよ。」
紅莉栖「あり得ないわよね、岡部!? あんたにはもう私がいるんだから!!」
岡部「もしもし・・・ああ、俺だ・・・今、機関からの攻撃を受けている!・・・・
未だかつてないほどの精神攻撃だ・・・さすがの俺も、今回はダメかもしれん・・・」
紅莉栖・鈴羽 「「 現実逃避、禁止!! 」」
岡部「あー、えーと・・・バイト戦士よ!」
鈴羽「鈴ワン!!」 ガルル!
岡部「す・・・鈴ワンよ・・・」
鈴羽「わんわん♪」
岡部「き、貴様・・・何故、俺の犬などになりたいのだ・・・?」
鈴羽「君に可愛がって欲しいからだよ!」 キリ!
岡部「な、何だそれは!?」
紅莉栖「ダメーー! 岡部に可愛がられるのは私だけなのーー!!」
岡部「ク、クリスティーニャは少し黙ってろ!////」
鈴羽「や、やっぱり・・・ダメ・・・?」
岡部「まあ、その・・・・」
鈴羽「そ、そうだよね! こんな素性の知れない変な犬なんて嫌だよね!
ご・・・ごめんね・・・ぐす・・・変なこと言っちゃって・・・もう二度と・・・ひっく・・・君の前には・・・」 ポロポロ・・・
岡部「い!? いやいやいや!! そんな事はないぞ! この鳳凰院凶真が貴様の主となってやろう!!」
鈴羽「あっそう♪ わーい、やったワーン!」 ケロリ
岡部(は、嵌められたああーーーー!!)
紅莉栖「おーーーかーーーべーーーー!!」
岡部「ク、クリスティーニャ!? す、すまん! だが今のはしょうがないだろう!?」
紅莉栖「うるさい! うるさい! このHENTAI!! その根性を引っ掻き直してやるーーー!」 グワ!
岡部「ひいぃぃーー!!」
鈴羽「おっと!!」 ガシ!
紅莉栖「ふぇ?」 グルン!
ポーーイ! ドスン!
紅莉栖「ふみゃーーー!?」
鈴羽「ごめんね~、ご主人様をお守りするのが犬の役目だから♪
岡部「クリスティーーニャーー!?」
岡部「す、鈴ワン!? 今、クリスティーニャが宙を舞ったぞ!?」
鈴羽「大丈夫。 ちゃんと怪我しないように手加減したし、落ちたのだってソファーの上だろ?」
紅莉栖「うううう・・・・許さーーーーーん!」 キシャーー!
岡部「よ、よせ! お前が太刀打ちできる相手じゃない!」
鈴羽「そーそー、猫が犬に勝てるかっていうの。」
紅莉栖「ぬぐぐぐ・・・!!」
岡部「ええい、お前ら喧嘩はやめろ!」
鈴羽「ねえ、岡部倫太郎。 そんな乱暴な猫はほっといて私と遊ぼうよ!」 ギュウ! ムニムニ
岡部「うひゃあ!? こら、鈴ワン! む、胸が当たってるぞ!?////」
鈴羽「やだなぁ、当ててるんだよ。」 ムニュムニュ
岡部「ぬおおお~~!?////」
紅莉栖「岡部から離れろ、この発情犬! ほら、岡部! おっぱいなら私のがあるからこっちに来なさい!」 グリグリ
岡部「クリスティーニャ、肋骨を擦り付けるな。 痛いぞ。」
紅莉栖「キシャーー!」 ガリガリ!
岡部「ぎゃーーーー! 顔を引っ掻くな!」
鈴羽「大変! 顔に引っ掻き傷が! じっとしてて!」 グイ!
岡部「な、何をする、すz・・・・」
鈴羽「ん・・・」
ペロン・・・
岡部「ひやあ!?」
鈴羽「ん・・・ぴちゃ・・・ちゅう・・・・」
ペロ ペロ ペロ ペロ ペロ
岡部「うは・・・ひあぁ!? す、鈴ワン・・・!?」
鈴羽「ちゅぱ・・・どう? まだ痛む?」
岡部「お、お前、今、俺の顔を・・・!?」
鈴羽「だって・・・傷が痛そうだったか・・・い、いやだった・・・?」
岡部「いや・・・おかげで痛みは消えたが、俺の顔など舐めては汚いだろ?」
鈴羽「そんな事ないよ! ご主人様の顔を舐めさせてもらうのは犬にとって最高のご褒美だよ!
き、君が許してくれるなら、もっとペロペロしたいな・・・////」
岡部「鈴ワン・・・////」
紅莉栖「ぐぬぬ・・・」
鈴羽「ふふ・・・怖い猫さんが睨んでるから、この辺にしとこっか?
よーし! それじゃあ、さらに私の忠犬っぷりを見せちゃおうかな!
岡部倫太郎、何か私に命令してみて!」
岡部「命令?」
鈴羽「何でもいいよー 私は、我侭な猫とは違って、ご主人様に服従するワンちゃんだからねー。」
岡部「ふ、服従・・・////!?」
紅莉栖「岡部のHENTAI!!]
岡部「へ、変な想像をするな、ヴァージンキャット!
鈴羽「ほら、はやくー♪」
岡部「え、えーと・・・『お手?』」
文章力なぞssでは割とどうでもいい
面白さこそ全て
鈴羽「わん♪」 ポフ!
岡部「・・・・いや、本当にするなよ!」
鈴羽「君が命令したんじゃないか。」
岡部「じゃあ・・・・『おまわり』?」
鈴羽「わんわん♪」 クルクル!
岡部「ぬお!? ストップ!! スカートが広がってパンツが・・・////」
鈴羽「『チンチン』もしようか?」 くぱぁ・・・(チンチンのポーズ)
岡部「ぶほぉ!?(鼻血) 女の子がそんな下品なポーズをするな!」
紅莉栖「ぐす・・・岡部ぇ・・・私もパンツあるよ・・・だから私を見てよぉ・・・」 ピラ!
岡部「おぶほぉ!?(鼻血) 涙目でスカートをたくし上げるな、クリスティーニャ!」
鈴羽「ね?ね? 私、ちゃんと言う事聞くでしょ?」
岡部「聞きすぎるくらいだ!」
鈴羽「えへへー♪ 私、偉いかな?」
岡部「ああ、偉い偉い・・・・」
鈴羽「 ジー・・・・ 」 キラキラ!
岡部「ん?(何か期待に満ちた目で俺を見ている?)」
鈴羽「 ジーーーーー・・・・ 」 ワクワク!
岡部「どうした、鈴ワン?」
鈴羽「あのさ! 言う事を聞いた、賢いワンちゃんにしてあげることがあるでしょ?」
岡部「え? えーと・・・ドクペでも飲むか?」
鈴羽「ちがーーーう!! 『なでなで』だよ!!」
岡部「『なでなで』だとぉ!?」
鈴羽「ご主人様は、ワンちゃんに『えらいぞー』『いい子いい子ー』ってをなでなでしなきゃいけないの!
紅莉栖「だめ! 岡部になでなでされていいのは私だけなの!!」
鈴羽「だらかそれを決めるのはご主人様だって。 ほら、やってやってやって~~!」 ジタバタ
岡部「くっ・・分かった! や、やるから騒ぐな!」
紅莉栖「そんな・・・!!」
岡部「え、偉いぞ鈴ワン~・・・いい子いい子~・・・」
なでなでなで・・・・
鈴羽「わふ・・・・♪////」 パタパタ!
岡部「鈴ワンの髪の毛は、ポヤポヤして気持ちいいな・・・触っていると心が安らぐ・・・」
鈴羽「わーい、岡部倫太郎に褒められたー♪」 ブンブン!
岡部「お前の犬耳と尻尾も本物みたいに動くんだな・・・」
鈴羽「私の感情どおりに動くよう、橋田至が作ってくれたの! 『やっぱ獣耳は動いてこそっしょ!』って!」
岡部「尻尾を振るってことは嬉しいのか、鈴ワン?」
鈴羽「うん、ご主人様に褒められる事は、犬のしふくだからね!」
岡部(私服?・・・ああ、至福か。)
鈴羽「ねえ、もっとなでてもらってもいいかな・・・?////」
ミレニアム・ハンド
岡部「ふ・・・よかろう。 我が『至福千年の手』をとくと味わえい!」
鈴羽「わー! ありがとう! それじゃあ・・・・」
ゴロン!
鈴羽「今度は私の体を撫でてくれるかな・・・?」
岡部「ぶーーーー!?」
紅莉栖「・・・・・」 プルプル・・・
岡部「鈴ワン!? ど、どうして急に仰向けに!?」
鈴羽「だから~、今度は私の体を君に撫でて欲しいんだよ~」
岡部「ななななな!?」
鈴羽「頭だけじゃ物足りないよぉ・・・私の全てでご主人様を感じたいの・・・////」
岡部「いやいやいやいや!」
鈴羽「自分で言うのも何だけど・・・結構、さわり心地がいいと思うよ? 私の体。////」
岡部「ぬおおおーーーーー!?」
しかしクリスティーナこれバレたら身の破滅だよね
「天才美少女牧瀬紅莉栖、彼氏と変態プレイでアヘアヘ」とかゴシップ紙の一面飾れるだろ
岡部(た、確かにクリスティーニャより、全体的に肉付きが良くて女らしい肉体・・・って俺は何を考えている!)
鈴羽「ほらほら、遠慮することないって! 私は君の犬なんだよ、君のものなんだよ?
つまりこのおっぱいやお尻も君が好きに触っていいんだよ~♪」 タユン!
岡部「や、やめんか! この発情犬!」
鈴羽「あれ~? 岡部倫太郎って意外と臆病なんだね?」
岡部「な、何だと!?」
>>250
そうは言うがいくら天才とは言え学者だろ?
理系の話題って世間では通り悪いじゃん
クリスって現実だとどれくらいの知名度なんだろうか
ホーキングとかそのレベル?
鈴羽「だってそうじゃん。 自分の飼い犬の体に触れるのもビビるなんて。
狂気のマッドサイエンティストが呆れちゃうなー。」
岡部「べ、別にビビってなどおらん!」
鈴羽「強がらなくていいよ、震えてるクセに。」 クス
岡部「な・・・なめるなよ、犬風情がーーー!! この鳳凰院凶真の実力、見せてくれるわーー!」
グワッ!!
モニュン♪
鈴羽「きゃうん!?////」
岡部「あ・・・・!?」
岡部「あ・・・あ・・・」
鈴羽「ん・・・////」
モニュモニュモニュ・・・
鈴羽「はう! い、いきなり・・・そんな強く・・・・だめぇ・・・!////」
岡部(思わず胸をわし掴みにしてしまったぁぁぁ----!!) ギュウウ!
鈴羽「ふあぁぁ!?////」 ビクン!ビクン!
岡部「しまった!? 驚いてさらに強く握ってしまった!」
紅莉栖「」
>>255
一時期話題になった「可愛すぎる海女さん」よりちょい下ぐらいかな
序盤の牧瀬紅莉栖の講演会でも、滅茶苦茶人がいるような描写はなかったし
いくら将来有望でも、ルックス先行でしかないだろう
海女や石川遼みたいに、後押ししてくれる地元やスポーツ業界があるわけでもない
>>267
それ世間一般で言うならムチャクチャマイナーってことじゃね?
そもそも理系の天才ってむしろ奇行によってハクがつきそうな気もする
鈴羽「お・・・岡部倫太郎・・・・////」 トロン・・・
岡部「す、すまん、鈴ワン・・・その・・・」
鈴羽「あ、謝らないで・・・私は全然、嫌じゃないよ・・・////」
岡部「す、鈴ワン・・・////」
紅莉栖「もういや!!!」
岡部「!?」
岡部「ど、どうした? クリスt」
紅莉栖「何よ! 何よ! 岡部ったら鈴ワンばっかり構って!!
そんな後から来た奴より、私を可愛がりなさいよ!!」
岡部「お、落ち着け、クリスティーニャ!」
鈴羽「ペットのジェラシーかい? みっともないよ。」
紅莉栖「何ですって!?」
>>269
でも牧瀬紅莉栖が実績を挙げてる脳科学なんてほとんど知らない岡部と橋田、
二人共牧瀬紅莉栖のこと知ってたからなあ
特に岡部みたく、初対面ですぐ名前が浮かぶなんてよっぽど
理系の大学1年生がそんな感じなら、
一般とは言えずともそこそこ幅広い層に知られていると言えるのではないか
鈴羽「君が岡部倫太郎に遊んでもらえないのは、魅力がないからでしょ?」
紅莉栖「うう・・・うううう・・・・!!!」
岡部「ク、クリs」
紅莉栖「岡部の馬鹿ぁ!! 大っ嫌い!!」 ダッ! バーン!
岡部「ま、待て、クリスティーニャ・・・紅莉栖ぅぅぅぅーーーーーーー!!!!」
- - -- ── ────────────────── ── -- - -
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- - - - -
【深夜、秋葉原の通り】
紅莉栖「ぐす・・・おかべのばかぁ・・・ひぐ・・・!」 トボトボ・・・
「ううう・・・・わたしより、すずわんのほうが・・・いいんだぁ・・・!」
「おかべ・・・おかべぇ・・・・」 グスグス・・・
???「あっれーwwwwちょっwww何アレwwww?」
紅莉栖「ふぇ・・・?」
DQN1「彼女wwwwその格好なにwwww?」
DQN2「すっげwwwwさすがアキバwwww夜中でもモエ~かよwwww!」
紅莉栖「あ! いえ、これは・・・その・・・!////」
(しまったぁ!! 勢いで飛び出しちゃって、周囲を気にしてなかった!)
DQN1「つかwwww彼女エロすぎじゃねwwwwスカート短すぎwwwwパンツちらちら見えてるしwwww」
DQN2「これ誘ってるっしょwwwww誘ってるっしょwwwww」
紅莉栖「ち、違います!」
確かに紅莉栖も岡部が自分の名前知ってた時驚いてたから、有名人と言うわけではないか
理系って専攻外の学問や研究者に対してそんなに関心持つの?
しかも研究者の顔と名前まで一致させるとか
文系学部の人間にはわからないや
DQN1「これ首輪?wwwwwひょっとしてSMプレイ?wwwww」 ヒョイ
紅莉栖「!! 駄目! これに触らないで!」 バシ!
DQN1「痛ってwwwwこいつ俺の手叩きやがったwwwwカッチーーーン☆ときたわwwww」
DQN2「どうする?wwwww犯っちゃう?wwwww犯っちゃう?wwwww」
紅莉栖(こ、こいつら、なんかヤバイ! 逃げないと!)
DQN3「おっと逃がさねーよ・・・」 ガシ!
紅莉栖「きゃあ!」
DQN1「あっwwwwDQN3先輩wwwwチョリーーッスwwww」
>>294 雑誌は科学全般扱ってるものも結構ある
特定分野だけの奴はその分野の奴しかしらないようなのだったりするが
紅莉栖「何するの!? 放して!」
DQN3「今日はきめぇオタクを狩りに来てたんだが、いい獲物がいなくてイラついてたんだよ・・・
クックック・・・もう帰ろうと思ってたトコに、こんな上玉が飛び込んでくるとはなあ・・・」
DQN1「先輩wwww犯っちゃいます?wwww犯っちゃいます?wwww」
DQN2「犯りましょうよwwww俺、さっきからチ○コ勃っちゃてるもんwwwww」
紅莉栖「い、いやぁ! 誰か助け・・・」
DQN3「騒ぐんじゃねえ! おい、口に布詰めろ!」
DQN1「チョリーーッスwwww」
紅莉栖「む・・・むぐぅ・・・!!」 ジタバタ!
>>299
そういうものなんだ
ありがとう
DQN2「よっしゃwwwwそこの路地裏に連れ込もうぜwwww」
DQN3「おう、最初は俺が挿れっからな!」 カチャカチャ・・・ポロン!
DQN1「(先輩、チ○コちっちぇwwww) 俺2番目でお願いしマースwwww」
紅莉栖「んんーーー!!(やだ! やだぁ!! 助けて! 助けて岡部ぇ!!)」
???「わん、わん、わわーん♪ 迷子の子猫ちゃんはここですかー?」
紅莉栖「むぐ!?」
DQN3「だ、誰だ!?」
鈴羽「やっほークリスティーニャ。」
紅莉栖「むーー!」
DQN3「ああん? なんだコイツは!?」
DQN1「ちょwwwww増えたwwwww」
DQN2「犬耳とかwwwwwつかオッパイでけぇwwww」
こまけぇこたぁいいんだよ!!( ー`дー´)キリッ
鈴羽「あー、君達、君達? 悪いけどその娘を返してくれるかな?
私は別にどうでもいいんだけど、私のご主人様が悲しむんだよ。」
DQN1「ごwwww主wwww人wwww様wwwwとwwwwかwwww」
DQN2「オッパイでけぇwwwwオッパイでけぇwwww」
DQN3「この女のお友達かぁ!? ちょうどいい、3人に1人じゃ物足りなねえ!
おい、あの犬女もこっちに連れて来い!」
紅莉栖「んーー!(ダメ! 逃げて!)」
鈴羽「・・・あのさ、私は今、最高に機嫌が悪いんだよね・・・早く消えないと噛み殺すよ・・・?」
※データでは1cm差だけど、ゲームやアニメの絵だとかなりの差になってる気がするんで。
ぶっちゃけ、作り手の悪意を感じるほどにw
DQN1「機嫌悪いのwwwwwアノ日?wwww大丈夫、俺らがハッピーにしてあげるwwww」
DQN2「オッパイでけえwwwwオッパイでけぇwwwww揉ませろwwwww」 ズイ!(手を伸ばす)
鈴羽「はあ・・・・・」
ゴキン!
DQN2「ギャあああああーーーーーー!!!!!」
DQN1「え?」
鈴羽「大げさだなあ・・・腕の骨、へし折ったくらいで・・・」
DQN1「てめえええーーーーよくも俺のマブダチをおおおーーー!!」
鈴羽「うざい・・・」 ブン!
ボクシャ!!
DQN1「ごべぇ!?」
鈴羽「あ、ごめん。 アゴ砕いちゃった。」
紅莉栖「むむ!(す、すごい!)」
DQN3「ひいいいーー! お前ナニモンだよ!?」
鈴羽「私? 私は忠犬、鈴ワンだわん♪」
DQN3「ふ・・・ふざけやがって! ぶっ殺してやんよ!」 ジャキーン!
紅莉栖「ふぐ!?(ナイフ!?)」
鈴羽「やめなよ、刃物なんて出されたら手加減できないよ?」
DQN3「オラーーーー!!」 ヒュ!
鈴羽「よっと。」
ズドン! グシャア!
DQN3「あ・・・・」
鈴羽「男って大変だねー、こんな柔らかくて脆い急所がぶら下がってて♪」
紅莉栖「はひゅ・・・!?(き・・・金・・・蹴り・・・!?////)」
DQN3「アッーーーーーーーーーーー!!!!!」
鈴羽「はい、おっわりー。 立てる、クリスティーニャ?」
紅莉栖「ん・・・ぺっ! ごほごほ! うん・・・ねえ、アレって・・・?」
DQN3「」 ビクン! ビクン!
鈴羽「うん、蹴り潰しちゃった♪ まあ、死にはしないでしょ。」
紅莉栖「同情したくないけど、同情しちゃうわ・・・」
鈴羽「ところで~助けてもらったお礼はないのかな?」
紅莉栖「・・・・ありがとう、おかげで助かったわ。」
鈴羽「どういたしまして。 あんまり感情が篭ってない気がするけど、気にしないであげるよ~」
紅莉栖「・・・・・・それじゃあ。」 スタスタ
鈴羽「ちょっと、どこに行くの? そっちはラボとは反対方向だよ?」
紅莉栖「あなたには関係ないでしょ!」
鈴羽「君の行き先なんて興味ないけど、岡部倫太郎が君を探してるんだよね。」
紅莉栖「だったら、あなたが行って慰めてあげればいいでしょ!!」
鈴羽「・・・・聞こえなかった? 彼は君を探してるの。」
紅莉栖「関係ない! あいつは私より、あんたがお気に入りなんだから!」
鈴羽「それ・・・本気で言ってるの・・・?」
紅莉栖「そうよ! だからもう私に関わらないで! これ以上、私を惨めにしないでよ!!」
パチンッ!
紅莉栖「痛ぅっ!?」
鈴羽「・・・・・・」
紅莉栖「何すんのよ!?」
鈴羽「勝手な事・・・言うなよ・・・」
紅莉栖「え・・・?」
鈴羽「彼の気持ちも知らないで勝手な事を言うな!!」
紅莉栖「ッ!?」 ビクッ!
鈴羽「岡部倫太郎の奴さ・・・君が出て行った時、すぐに後を追って飛び出したんだよ・・・
でも慌てていたから、階段でつまづいて転がり落ちて・・・それで足を挫いて・・・」
紅莉栖「えっ!?」
鈴羽「でも彼、足が痛むのも構わずに、君の後を追いかけてさ・・・
私が『動いちゃダメ!』『手当てしなきゃ!』って言っても聞かないで・・・
君を見失った後も・・・必死に君の名前を呼んで、足を引き釣りながら走り回って・・・」
鈴羽「彼ね・・・私の肩を掴んで、必死に頼むんだよ・・・
『紅莉栖を探してくれ! 俺はあいつに謝らなければ・・・!』ってね・・・」
鈴羽「悔しかったなぁ・・・・なんで君なんかが、彼にこんなに愛されてるんだろうって・・・!
分かる?・・・『ただのラボメン』の私とは訳が違うんだよ・・・?」 ギリ・・・!
鈴羽「当然だよね・・・私は君みたいに綺麗じゃない・・・女の子らしくないもん・・・
オシャレなんか何も知らない・・・私が知ってるのは、人の殴り方・・・銃の撃ち方・・・ナイフの使い方・・・
どうやれば好きな人が私を見てくれるかなんて・・・全然分かんない!!」
鈴羽「分かんないから・・・彼に一番好かれてる・・・君の真似をするしかないじゃないか!!」
紅莉栖「阿万音さん・・・」
鈴羽「やめて! 何も言わないで! 今は全部言わせて!」
紅莉栖「・・・・・」
鈴羽「それで・・・その結果がこれだよ・・・私が来たせいで彼に怪我をさせて・・・
君を危険にさらして・・・私、最低だよ・・・惨めなのは私の方だよ・・・」
鈴羽「ぐす・・・はあ~・・・悪かったね、迷惑をかけちゃって・・・
岡部倫太郎はこの先の道にいるはずだよ。 ほれ、行ってあげな。」
紅莉栖「阿万音さん・・・あなたは・・・?」
鈴羽「さっき君も言ってたよね・・・これ以上、私を惨めにしないで・・・」
紅莉栖「う・・・」
鈴羽「ほれほれ、早くしな。 さもないとお尻に噛み付いてでも行かせるよ?」 (「・ω・)「ガオー
紅莉栖「ごめんなさい・・・」 ダッ!
鈴羽「ふふふ・・・私って馬鹿だね・・・父さん・・・」
【人通りのない道】
岡部「紅莉栖ーー! どこだ、紅莉栖!
くそ・・・せめて両足が動けば・・・どこに行ったんだ、紅莉栖・・・」 ズルズル
チリンチリーーン・・・
岡部「この鈴の音は!?」
紅莉栖「岡部!」 タッタッタ!
岡部「紅莉栖!? 紅莉栖ーーー!!」
ガシっ!!
岡部「よかった・・・紅莉栖・・・!」 ギュウ・・・!
紅莉栖「ごめんね・・・岡部・・・ごめんね・・・私のせいで、こんなにボロボロになって・・・」 ギュウウ・・・
岡部「すまなかった、紅莉栖・・・お前を悲しませて・・・俺はご主人様失格だ・・・」
紅莉栖「ううん・・・私が岡部を信じなかったのが悪いの・・・」
岡部「俺を許してくれるのか・・・?」
紅莉栖「許すなんて・・・私こそ、これからも岡部の猫でいていいの・・・?」
岡部「もちろんだ。 紅莉栖は俺の猫だ・・・俺だけの使い魔だ・・・だからどこにも行くな・・・」
紅莉栖「うん! 私も岡部のそばを二度と離れない!!」
???「・・・・・」
岡部(はっ!・・・あそこの影から見ているのは・・・!?)
???「・・・・・・」 スゥ・・・
岡部「待て!! 鈴羽!」
鈴羽「!?」 ビクゥ!
岡部「どこに行く気だ、鈴羽! まさかこのまま、いなくなるつもりじゃないだろうな!?」
鈴羽「・・・・・・」
岡部「お前、紅莉栖を探してる時ずっと申し訳なさそうにしてたからな・・・
ほら、そんな所にいないで、こっちにおいで。」
鈴羽「駄目だよ・・・私はそこに行く資格なんてない・・・私は君に必要ないもん・・・」
岡部「バカヤロウーーー!!」
鈴羽「わふ!?」 ビク!
岡部「資格がどうとか・・・必要がどうとか・・・そんなのは飼い主の俺が決めることだ!
お前は言った筈だぞ! 犬はご主人様の命令に服従すると!
俺はお前がいなくなるなど認めない!! お前も俺のそばにいろ!」
紅莉栖「鈴ワン! 岡部の命令よ! 早くこっちに来なさい!」
鈴羽「牧瀬紅莉栖・・・?」
紅莉栖「私達は岡部のペットよ。 ペットの役目は・・・ご主人様の望みを叶えることでしょ?」
鈴羽「~~~~っっ!! うん!!」 ダッ!
鈴羽「岡部倫太郎!!」 ギュウ!
岡部「鈴羽・・・」 ギュウ・・・
鈴羽「私、岡部倫太郎の一番になれなくてもいい・・・
二番目でも三番目でもいい・・・だから君のそばにいさせて・・・!」
紅莉栖「岡部! ご主人様として、ちゃんと私達を愛しなさいよね!」
岡部「ファーーハッハッハ! 誰に物を言っている!? 俺は狂気のマッドサイエンティスト、鳳凰院凶真!
使い魔達の世話は責任を持ってやり抜こうではないか!!」
岡部「さあ、紅莉栖! 鈴羽!」
紅莉栖・鈴羽 「「 違う!! 」」
紅莉栖「私はクリスティーニャで!」
鈴羽「私は鈴ワンだわん♪」
岡部「そうだったな。 クリスティーニャ、鈴ワン! 帰ろう・・・俺達のラボへ!!」
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【数日後の昼、未来ガジェット研究所】
ドン! ドン! ドン!
岡部「む!? 誰だ、ラボのドアを乱暴にノックしおって!?」
まゆり「はーい、どちらさまー?」 ガチャ
ブラウン「おーーかーーべーー!!」
岡部「ひぃ!? Mrブラウン!?」
ブラウン「おう、岡部・・・ちょいと家捜しさせてもらうぜ!」
岡部「や、家捜し?」
ダル「おい! この展開、前に見たことあるぞ!」
紅莉栖「今度は何事なの、店長さん?」
ブラウン「どうしたもこうしたもねえ! またご近所から苦情が来たんだよ!
最近、夜中になると猫に加え、犬の鳴き声までするようになったってな!」
岡・栗「「 んぼほぉ!? 」」 ブシャアア!
まゆり「オカリン!? 紅莉栖ちゃん!?」
ダル「二人してドクペ吹いた!?」
ブラウン「おらぁ吐け!? 猫と犬っころはどこにいる!?」
岡部「ご、誤解だ、Mrブラウン!!」
鈴羽「そーだよ、店長。 何もいないって私が報告したじゃん。」
岡部「あっ! 鈴羽!」
ブラウン「うるせえ! 現に苦情が来てるんだよ! お前がいい加減な報告するからだぞ!」
鈴羽「でもこのラボには動物の毛一本落ちてないよ?
その苦情を言ってきた人が何か勘違いしてるんじゃないの?」
ブラウン「ぬ~~・・・・ん? バイト、お前その首輪は何だ?」
鈴羽「首輪じゃなくてチョーカーだよ。 私だってオシャレくらいするんだよ。」
ブラウン「牧瀬の奴といい、最近はそういうのが流行ってるのか?
若けー奴らのファッションはさっぱりわからねえ・・・」
岡部「そ、そーなのですよ、Mrブラウン~・・・」
紅莉栖「おほほほ・・・・」
ダル(あれ? 何故だろう・・・今、オカリンにガチの殺意が湧いたお・・・)
岡部(くっ・・・やはり声が漏れていたか・・・お前らが大声出すからだぞ!) ヒソヒソ・・・
紅莉栖(な、何言ってるの! あんたが・・・その・・・激しくするからじゃない!////) ヒソヒソ・・・
鈴羽(そうだよ! あの『もふもふの刑』が悪いんだ!
あれをされると理性が飛んで、声を抑えられないんだよ!////) ヒソヒソ・・・
まゆり「む~、オカリンが何かまゆしぃに隠し事をしてるのです!」 ムキムキ
ブラウン「岡部ぇ・・・何を隠してやがる・・・!」 ボキボキ!
ダル「オカリン、ラジ館の屋上に行こうぜ・・・何故か分からないけど、キレちまったよ・・・!」 ゴゴゴゴ・・・
岡部「いや・・・これは・・・その・・・!!」
紅莉栖「ふふふ・・・岡部・・・」
鈴羽「岡部倫太郎・・・」
「「 今夜も私達を可愛がってね♪ 」」
【おわり】
以上です、ありがとうございました!
最後までお付き合いいただき本当にありがとうございました。
他のラボメンメペットは、
○岡部「ルミホニャン・・・だと・・・?」 留美補「フェイリスとは違うんですニャ♪」
○岡部「おいでませ、ルカ子稲荷(♂)!」 ルカ「こ~ん・・・///」
○岡部「萌ピョンよ・・・」 萌郁「うさぎって・・・どう鳴くの・・・?」
○「綯ハムスターさん・・・・!?」 綯「15年後にお前に嫁ぐ」
とかタイトルだけ考えてみました。 まゆしぃだけまっちょしぃネタしか浮かばない・・・
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