P「うちのアイドルが酔ってて困る」 (72)
, く\/>ノ
f ,'´ ⌒´ヽ
ノ ( ノノVヽ〉
´'' ノ ヽ*´ヮ`ノ お酒は二十歳になってから。
く_0JJつ
(うわなんか臭い)
P「春香おつかれー、レッスンの調子はど」
春香「バッチリ音程も合ってるし、しっかり伸びてるし、何よりこの素晴らしい声質! これは私天下取れるかも!」
P「……春香」
春香「あ、プロデューサーさん! もう私最高ですよ、全米を泣かせる程の歌声を手に入れました!」
P「な、なんだかすごい自信だな。試しに歌ってみてくれるか?」
春香「もっちろん! きっとびっくりして腰抜かしちゃいますよ!」
P「おお、期待してるぞ」
春香「ではでは……~♪」
P(んー?)
春香「~♪」
P(こ、これは……)
春香「……ふう、どうですか!? 次のシングルは今までの10倍売れるレベルですよね!」
なんだ続くのか期待
ほ
保守時間わからん(´・ω・`)
P「いや、すごく、普通」
春香「は?」
P「いつも聞いてる、春香らしい歌声だったよ。レッスンは順調みたいだな」
春香「またまたー、手放しで褒めるのが照れくさいんですね? ふふ、なんかかわいいですね」
P「え?」
春香「ん? 素直に褒める気になりました?」
P「だから、普通だぞ? むしろアイドルの平均よりちょい下ぐらい、マジで」
春香「あ、頂点を極めても天狗になるなって言いたいんですね! 問題ありません! 私、日々進化し続ける女ですから!」
P(あかん……こいつ、自分に酔ってる)
(あっ、そういう酔いか)
春香「あ、疑ってますね? いいですよ、今この瞬間にも私は私を飛び越え続け、さっきよりも更に上手くなったことを証明します!」
P「春香、ちょっと落ち着いた方がいい。今日なんかおかしいぞ」
春香「~♪」
P(聞こえてないし相変わらず普通だしどうすればいいんだろう)
春香「……ふふ、想像以上の成長速度にぐうの音も出ないようですね!」
P「春香」
春香「はい? プロデューサーさんの為だけに歌えってそれ結婚しようってことですか?」
P「言ってない」
春香「はい」
P「春香、耳鼻科に行こう」
春香「私の歌の秘密を科学的に解明するんですか? いやー、でも上手に歌う秘訣は気持ちの込め具合だからなー、科学じゃ解明出来ないかなー」
P(精神科だな)
のヮの<あうあうあー
ほ
P「まあレッスン自体は頑張ってるみたいだし、しばらく様子見だな。明日には戻ってるといいんだけど……ただいま戻りました」
千早「ふふ、プロデューサー、お帰りなさいだにゃん! うふふふふ!」
P「千早」
千早「いやん、ご飯もないしお風呂も洗ってないからって私を食べちゃダメ~☆ 」
P「言ってない。千早」
千早「んふ、な・あ・に?」
P「精神科に行こう」
千早「産婦人科だなんてそんな……気が早いわよあなた! きゃっ!」
P(耳鼻科だったか)
,, -‐-、( / : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : ∧
/ /: : : : : : : l: : : : : l、::l: : : 、: : : :、: :ハ 如
l ) /: : :l: : l: : ::l: : : : :/ ^.|: : : l: : : : :l: : :ハ 月
`ーノ l: : : |: : {: : ::|: : : :/ ,,|-─|─: : :|: : : :l 千
r─‐┴ |:/: :{: : :l-─: : ::/ l: :,,⊥_|: : ::|: :l : | 早
/ ア |'|: : l: : :ト、: :||: / 彳;;;;;;;;;;lヽ: :|_⊥、| で
l イ |: : |: : |,イニァ、 lつ;;;;j|;| /l: |ィ- |l す
ヽ-┐ ド l: : lヽ:|{ P;;;;l L三彡 リ b ノ:|
_,rv-、 ヽ_,,_ ル ヽ: | ∧ lミシ' _ _ /// |_,イ: ::|
l └, / .゙、| ヽl /// ィ'": : :ノ /: : :|: : :|
ヽ__,,_ノ l や |>、__二二_ 「: :_|_::|: : :|
r'ヽ_ \_ っ 人 .l : : : |: : ::_|_:_:|/ `「l `ヽ::|
{__,,_ノ / て < >: : : |: :/ |:ト、 ノ |:| l::|
r、 | ま ∨|: : : : |:/ __/ _/::ト| |::|
(,__ノ !、_ す ./: : : ::/∠ /.,,ィエフ」::::ヒ{ |::l
,, -─- 、 { 。 / : : : /_\ミヽl//三三ミ::| |:::|
/: : : : : : l: :.ヽ ポ ゙、__ / : : : ∧_く∧ミ:|/,二(⌒ー':l |::::l
. /: :|: ::l: :}´ーリ\:| ワ \_/: : : : 弋三ニノ::::∨二ニ''::::::::| i |::::l
. {::l: lノ:∨ ○ lr.、 | `l: : : : :`lー┬''´`ー---‐'''|ノ`ー.┴.┴
l:∨○ rヘ '''' ∨ l: : : : : :| >''ー─''ー─''゙´
|: /l ''' l::::| ∩イ:| `ー─''
.l::`TTH∩フ| .|:|::l イ Eヨ 亡 相
|: : |:|:| | |::::ノ_ノ:|::|  ̄l ̄ ‐┼‐ の 女 心 o
>>18
おいやめてさしあげろ
P「どうして千早はそうなっちゃったの?」
千早「恋は女を美しくするの!」
P「亜美ーヘルプミー」
亜美「いやあえっへっへ、旦那ぁ、お早いお帰りで」
P「これ、なんかした?」
千早「これって、『こいつ俺のこれ』的な!? 的なやつ!? わーおだいたーん!」
亜美「暇だから合コンごっこしてたよ→」
P「あ、もしかして酒飲ませたのか。後で三時間お説教な」
亜美「ち、違うよう! あだるちーな雰囲気になるように会議室暗くしたりはしたけど、お酒なんてそもそもないし!」
P「でも、この変わりようは……もしかして」
千早「うっふんあっはん♡ いやんばかん、そこはらめー☆」
P(これで場酔いとか嘘だろ)
この千早酔いが冷めたらたいへんなことになるんじゃない?
千早「ちーちゃん眠くなってきちゃった……」
P「ならもう寝なさい。こら、何してる」
千早「ちーちゃん専用のプロデューサー抱きまくらー」
P「やめなさい。こら、何してる」
亜美「? 何って、証拠写真を」
P「お説教な。そこで隠れてる真美も」
真美「とばっちりだYO!?」
P「一眼レフ構えておいて何を言う」
真美「いやいや兄ちゃん君、これは誤解だ。真美はぴよちゃんの為にカメラの手入れを」
千早「んもーうるさーい! 次喋ったら私の口で塞いじゃうぞっ」
P(詰ん㌦)
_ -- _
72 __イ┐: : : : : : : :f⌒}\
く ̄{こ}ニ}: : : : : : : : :rヽこ}- 、
こ ⌒:/┘: : : : : : : : : >-ヽ}ノ
________ i: :/ : : 〃: i : : : !: : :',: : : : !: :',
_ - ! の !: | : : ∥ : |: : : :!: : : } : : : :! : i
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄{ ! !: L_ル :」_ 」 _ } : : : !: : !
_____{_ | 千 !: : 「 ニミ ィ=ミY : : !: : ,
| ! ! !: : l r'::} r':::} l: : : !: :/
| ! ! 早 i: : :!  ̄  ̄ J! : :ノ: /、
| ! ! ヽ: :ゝ _ r‐っ _ ノ: :人 : : \
| ! ! ち ヽ\ {>< /}/}/ \ ̄
| ! ! ゃ /ヽ} ´ ∨⌒ヽ/ ヽ
| ! ! ん / / ヽ 〃_ -〃 ̄`!
| ! ! / ' {{ / i
´ 丁  ̄ ヽ ! :! l / } :}} / :!
:} | | :| l _ /ヽ` :ト 、 :}! , !
:} | | :! :! / ノ :}! ./ ノ
:} | | :! l /⌒ヽY⌒ヽ イ‐ゝ _ }! _ ノ
:} | | :! !rク 〃 ヽ } / \ '
>>30
枕抱きながら布団の上でバタバタしてるちーちゃん想像したら抱きしめたくなった
>>31
それを代役してくれるのがP
千早「すぅー……すぅー……」
P「寝たか、やっと立ち上がれる……明日の番組収録、ドタキャンとかしそうで怖いな」
真美「兄ちゃん兄ちゃん」
亜美「床に正座はきついっす」
P「無駄口叩くな、次喋ったら俺の口で塞いじゃうぞ」
真美「うわきっつ」
亜美「どうかしてる」
P「正座延長な」
真美「オーボー!」
亜美「オーボー!」
正座してる亜美の膝で膝枕したい
P「おかえ律子」
律子「そういうギャグ、嫌いです。あんたたち何してんの?」
亜美「……っ」
真美「……っ」
P「痺れた足を触り合って声出した方が負けなんだってさ」
律子「私は海を渡って営業に行ってるっていうのに暢気ねえ」
P「どうだった?」
律子「来月か再来月に地方局、出演出来そうです」
P「大収穫の割には浮かない顔してるけど」
律子「ええ、まあ……まだ揺れてるような感じが残ってて、うぷ」
P「船酔いする方だっけ?」
律子「最近また眼鏡の度が合わなくなってきてるんです、眼鏡かけてるだけでちょっと酔いそうになるのに船なんか乗ったから」
P「あー……お疲れ様、お茶?」
律子「お願いしま、うっ」
亜美「さて、モンハンしよっか」
真美「だねぃ、やっと3DS買えたもんね」
P「そういえば小鳥さん大丈夫かな、相当しんどそうな声してたけど」
真美「おぴよはん、どないしはったんどす?」
亜美「あんにゃろうの姿が見えねぇなぁどういうわけでい?」
P「何その喋り方。体調不良で休みだよ、声も変だったし風邪だろうな」
亜美「ふーん……おえー!!」
真美「うぇろろろろろ!!」
P「何その……何?」
真美「やヴぁい」
亜美「立体やヴぁい」
P「……3D酔いか」
あ、吐瀉物はわたくしが掃除して持って帰りますのでお気になさらずに…
お、まだあった(´・ω・`)
~酔いって後何があったっけ
パンチドランカー
貴音「ただいま戻りました」
P「おかえり。収録は上手く行ったか?」
貴音「概ね成功と言える出来です」
P「よかった、一人仕事お疲れ様」
貴音「面妖なる機器の群れに少々面食らいましたが、宇宙せんたぁとはまこと愉快な施設ですね」
P「愉快だったか。俺もついて行きたかったんだけど音無さん休みだったからなあ」
貴音「事務所を空ける訳には行きませんでしたか。では慰みに話など」
P「うん、たっぷり聞かせてくれ。どんな機械があったんだ?」
貴音「交信装置や演算装置、宇宙食のサンプルなど様々でしたが一等は無重力を体験出来る器具ですね」
P「無重力……」
貴音「わたくしもこちらに訪れる際にはいつも無重力に酔わされていたのですが、久々にその感覚を思い出しました」
P「うん、うん?」
貴音「いえ、言い間違いを。そのような本を読んだことがあるだけです。それではわたくしはこれで、ご機嫌よう」
P「あ、帰っちゃった。もっと聞きたかったのに」
亜美「ふられちったねぃ」
真美「よっ、色男!」
P「ひどい皮肉だ。もうゲロは大丈夫なのか?」
真美「真美たち、おゲロなんてお汚いお真似はしてませんのことよ?」
亜美「そうですの、おほほのほ」
P「服の裾にゲロカスついてるけど」
真美「うあうあ~!? これ真美のお気になのにー!」
亜美「んじゃ早いとこ帰って洗っちゃおう、亜美もシャワー浴びたいし」
真美「ほいじゃお疲れちーん!」
亜美「バッハハーイ!」
P「あっという間に三人とも帰ってしまった」
12分は間をあけても大丈夫なのか(´・ω・`)
ほ
響「は、はいさい……うぐ」
P「なんでそんなフラフラに」
響「自分、この間引っ越したでしょ? それで電車で事務所まで通うことになったんだけど、東京は人多過ぎさー……電車待ってるだけで……」
P「あー、人酔いしたか」
響「電車乗ったらそこからまだ密度上がるし、潰されそうになるし、動けないし! しかも痴漢っぽいのもいたしもう最悪だぞ!」
P「だ、大丈夫だったか?」
響「うん、鞄でちゃんとガードしたけど……またすぐ引っ越しするかも。お茶ちょうだい」
P「はいよ。ぐったりしてる所悪いけど、そろそろラジオ収録だから切り替えてくれよ?」
響「ん、まっかせといて。なんたって自分、カンペキだからね!」
P(こいつも自分に酔ってるな。いや、いつも通りか)
ほ
P「……さて、一段落だしそろそろ帰ろうかな。律子、千早のこと頼むな」
律子「了解です、お疲れ様ー」
千早「ん、んん……あら?」
P「あ、起きた。帰るなら車で送ろうか?」
千早「プププププロデューサー!?」
P「なんで俺びっくりされてんの」
律子「寝起きにはきつい顔だからじゃないですか?」
P「あれ? 俺って嫌われてる?」
律子「冗だ」
千早「嫌ってなんてないです!!」
律子「……力強いわね」
P「力強いな」
千早「あ、ちがっ、そういうことでもなくて!」
お前みたいな先読みする奴がいるから戦争がなくならないんだ!
千早「あれは夢、あれは夢、ただの夢だから……」
律子「ブツブツ言ってますね」
P「俺の悪口かなあ、傷つく」
千早「あのっ! 今日は夜風に当たって帰りたい気分なので車は遠慮しておきまひゅ!」
律子「噛んだ」
P「ちーちゃんかわいい」
千早「ち、ちぃ!? しっ失礼します!」
P「そんな逃げるように帰らなくても……俺やっぱ嫌われてるわ」
律子「頑張って信頼関係気付いてくださいね」
P「うん、頑張って築く」
P『じゃあもう大分落ち着いたんですね、一応ぶり返すとアレですし明日も休んでください』
小鳥「はい、ご迷惑を、はい。移すとまずいですもんね、ええ、死ぬ気で完治させますから」
P『ええ、お願いします。やっぱり音無さんがいないと事務所が寂しくて……っと、あんまり長電話してちゃまずいですね』
小鳥「はい、それじゃこの辺で。お休みなさい、はーい、はいー」
P『はい、お休みなさい』
小鳥「……はー二日酔い辛かったわーでも明日も休みになったし、今夜もちょっとだけ行っちゃおうかな!」
おわり
え?
おいおいマジで終わりかよ…(´・ω・`)乙
雪歩父「真君、だったね。うちの雪歩がお世話になってるようで」
真「は、はいぃ……仲良くさせていただいてますぅ……」
雪歩父「がっはっは! そう硬くならんでもよろしい、ほれ、ぐぐいっと」
真「え、いやでもこれ、ボクまだ高校生で」
雪歩父「男が細かいことを言うなぁ!!」
真(もう怖過ぎて男じゃないなんて言えないよお!!)
雪歩父「あの男嫌いの雪歩があんなに懐いているんだ、君も、当然その気なんだろう?」
真「いえ、あの、その」
雪歩父「んん!? はっきりせんか!!」
真「は、はいい!」
雪歩父「ふっふっふ、脅かしすぎたな。おや、全然飲んでないじゃないか」
真「いえあの、もうボクすっごく酔ってて。ささ、お父さんも一杯」
雪歩父「がっはっは! 狐酔いかね? それはそうと君にお父さんと呼ばれる筋合いは……」
萩原家の夜は更ける……
おまけおわり
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