ちひろ「みちるちゃんがPさんを食べてる…」
みちる「フゴフゴ! フゴフゴゴ! …」右腕?を食べている
ちひろ「いきなり『大きいオーブンを用意してください!』なんていうから用意したらこんなことになるなんて…」ドウシヨウコレカラ…
みちる「フゴ…アイドルになったら美味しいものいっぱい食べられるって本当だったんですね!ちひろさん!!」ニッコリ 指?をかじりながら
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ちひろ「(Pさんの指・・・)え、ええそうね。と、ところでそれって・・・」
みちる「え、ちひろさんもパンが好きですか?」フゴ、フゴゴ
ちひろ「(好きなのはPさん…)え、ええ。でも今食べてるのって…」
みちる「あはは。パン好きに悪い人はいません。Pさんでできた『PAN』少したべます?」つPの指
ちひろ「Pさんでできた!?そ、それってまさか…」
みちる「ええ。塩味がほんのり聞いて美味しいんです!」フゴ、フゴ…
ちひろ「あ、ありがとう。で、でも今はおなかいっぱいだから…あ、あとでもらうわ。」
みちる「フゴ、フゴ(わかりましたー)」
ちひろ「不味いことになったわ…」
ガチャ
ちひろ「(だ、誰か来たわ。こ、こんなところを見られたら事務所は…)」アセアセ
凛「おはようございまーす。ってちひろさん何やってんの?」
ちひろ「お、おはよう。ちょっとストレッチをね…」
凛「ふーん…ところでPは?」キョロキョロ
ちひろ「(ま、まずいわ…)えーと…今日は遅くなるって…」ミチルノイルヘヤヲミル
凛「あ、あっちか。ありがと、ちひろさん。」ダダダ
ちひろ「り、凛ちゃん待って~話を聞いて~」
ガチャ
凛「P!いるなら挨拶くらい…って」
みちる「フゴフゴゴ!」指をくわえて凛を見る
凛「あ、みちる。おはよう」ニコッ!
みちる「ゴックン…あ、凛さん。おはようございます!ついに出来ましたよ!『PAN』」
凛「あ、ほんとだ。いい匂い…『アレ』いれたんだ。どうだった?」
みちる「食べてみたらわかりますよ。」つPの息子
凛「え、いいの?どれどれ…」モグモグ
みちる「どうです?さっき焼き上げたんですけど…」
凛「いい!すごくいいよ。特にこのPの汗からとった塩がいい味を出してるね。」ナデナデ
みちる「エッヘン!!凛さんのおかげです。」
『アハハハ♪』
ちひろ「あ、あれ?私がおかしいのかしら?」
オハヨウゴザイマース
ちひろ「また来たわ!今度こそまずい!!」
タッタッタ
晴「う-っす。腹減ったー…何か食うもん…て何それ!?」デケエ!!
凛「あ、おはよう。晴ちゃんもこれ食べる?」つPのボール
ちひろ「(晴ちゃんはちっちゃいけど常識人…)やっと仲間が…」
晴「ちゃん付けはやめてくれよ…っていいの?食べる食べる!!俺足がいいな!」
ちひろ「違ったー!晴ちゃんも変態だー!」
晴「何だよいきなり叫んで…」ジトー
ちひろ「あ、ごめんね。」シュン
凛「はい。太ももでいいかな?」
晴「サンキュー。Pはいっつも仕事で走ってるからな。そのPの足を食べて俺もPみたいに試合で走りまくるんだ!!」
凛「アイドルフットサル大会近いもんね。」
晴「おう。ってこれ美味いな凛さん!」ガツガツ
ちひろ「(可愛い女の子たちが人をちぎって食べてる…)これ撮って売ったら高いかしら?」
まゆ「あらぁ?もうはじまっていたんですねぇ…うふ♪」
凛「あ、やっときた。遅いよーまゆ」コッチコッチ
まゆ「すみません凛さん。これ作るのが長引いちゃって…」つ真っ赤な液体が入ったビン
ちひろ「(あ、あれってまさか…)」
みちる「フゴ、フガフガ(あ、それは!!)」
凛「お疲れーとりあえず座りなよ。」
まゆ「そうですね。うふふ…」
晴「プはぁ…ホントにうめえこのパン!ってまゆさんいつ来たの?」オース
まゆ「ついさっきよぉ」オハヨウ
晴「ふーん。ところでそれ何?なんかドロっとしてっけど…」
まゆ「これは『Pジャム』ですよぉ。」
晴「Pジャム?」
まゆ「ええ。味見してみます?」つ
晴「おう!するする。」ペロッ…コレハ
凛「私もいいかな?」ペロ…
まゆ「どうですかぁ…お味は?」
凛「美味しい!甘いだけじゃなく隠し味の塩?がその甘さをもっと引き立ててくれる。」
晴「何だこれ…すげえ美味い!!それにただのイチゴジャムなのになんだか力が湧いてくるよ!!」
ちひろ「え、いちご?」
まゆ「ええ。何だと思いましたぁ?」クスクス
ちひろ「(血…なんて言えないわよね…)いえ、ただ苺の形が見えないなぁって…」
まゆ「煮詰めすぎて溶けちゃったんですよぉ…」
晴「なぁなぁ!なんでこれこんな元気になれるんだ?」
まゆ「それはですねぇ…『鉄分』が豊富に入っているからですよぉ。しかも特性のね♪うふふ」
晴「鉄分の力ってすげー!」
ちひろ「赤い….鉄分…どろどろ…」ブツブツ
凛「女の子はけっこう足りなくなりやすいよね鉄分ってさ。晴もしっかりとりなよ?」ナデナデ
晴「わかったよ凛さん!ありがとうまゆさん!」ニカッ!
みちる「私ももらってもいいですか?」ゴックン
まゆ「ええどうぞぉたくさん作ってきましたからまだありますよぉ。うふふ」
ちひろ「ま、まさかね…」
みちる「はーい♪」ブチィ!
Pの左腕をちぎるみちる
みちる「どうぞ。」つ
まゆ「ありがとう。いい匂い…うふふ…薬指に私とPさんの赤いジャムを…」パクッ
みちる「ど、どうですか?」
まゆ「おいしいわぁ。Pさんの味がしっかりついてるわ」
みちる「よ、よかった。あっジャムも美味しいです!」フゴッゴゴ
『アハハハハ』
ちひろ「この事務所やめよう…」
――――――
―――――
――――
ガチャ
ちひろ「今度は誰かしら?はーい」
P「おはよーございまーす。」
ちひろ「ああ…とうとう幻覚が見え始めたわ…」
P「おーい?ちひろさーん?」フリフリ
ちひろ「あはは、Pさんの声がするわ…って本物のPさん!?」ペタペタ
P「あはは。どうしたんです?」
ちひろ「だ、だってPさんは今みんなに食べらて・・・」
P「?」
ちひろ「ジャ、じゃああれは何なんですか!?」
Pを連れてくちひろ
ガチャリ
P「いったい何が…って何だあれ…Pヘッド?えっ・・・俺?」
晴「おーやっと来たか―おせーぞP!」モグモグ
まゆ「まゆに会いに来てくれたんですかぁ?」フリフリ
みちる「フゴゴゴゴ!」
P「お、お前ら…一体何を…」
凛「今日は来るの遅かったね。これならもう頭しかないよ。」PANを指さす
P「PAN?」
凛「そう。『PAN』みちるちゃんが作ったの。」
みちる「フゴ、フゴ!!(Pさんも食べます?)」
P「すごいなみちる!じゃあもらおうかな。」
まゆ「ならPさんこの特製ジャムをつけて食べてくださぁい。うふ♪」
P「え、いいのか?サンキューまゆ!」ナデナデ
まゆ「うふふ♪」
晴「あれ?俺たちが食ったジャムとなんか違くねえか?」
まゆ「Pさんは男の方ですからねぇ…材料が『少し』違うんですよぉ…うふふ」
晴「ふーん・・・じゃあ俺も少し食いたい!!」
まゆ「ごめんなさい。これはPさんのジャムなの。」
晴「うー…まぁいっか。さっきいっぱい食ったし」
まゆ「ごめんね晴ちゃん…」
晴「いいって!気にすんなよまゆさん!!」
P「自分の頭食うってなんか変な感じだな。」イタダキマス
P「あ、うめぇ。ただ何だろう?なんか共食いしているような…」モグッモグ
凛「見た目が同じだからだよ。プロデューサー」
晴「確かに共食いだな。アハハハハ」
まゆ「どうですかぁ?まゆのジャム…」
P「美味いよ。こんなの今まで一度も食ったことないよ。」
まゆ「よかったぁ…頑張ったかいがありましたぁ。」
P「おう。ところで指大丈夫か?」
晴「あれ?本当だ怪我してる。」
まゆ「ちょっとドジしちゃって…Pさん舐めて直してください♪」指を出す
P「気をつけろよ?大事な体なんだ。」指を触りながら
まゆ「はーい。(舐めてはくれないんですね...)」
ちひろ「そ、そんなことより…これ、このパン。Pさんじゃなかったんですか!?」
晴「PANだろ?」
凛「PANだよね?」
まゆ「PANですよぉ」
みちる「フゴッフゴッ!」
ちひろ「だって、だって…みちるちゃんがPさんでできたパンだって…」
みちる「フゴゴゴゴ!!」
凛「だってさ。ちひろさん。」
ちひろ「え?ええ?」
P「そんなことよりそろそろ仕事だ!みんなさっさと行くぞ!」
晴「うーっす。」
凛「はーい。」
みちる「フゴ、フゴゴー!」
まゆ「じゃあ行ってきますねぇちひろさん。」
ちひろ「え、ちょ、これ…」残ったPAN
P「じゃあ行ってきまーす!」ブロロロ
ちひろ「だからPANって何なのよー!」
・・・
・・
・
ちひろ「あ、ほんとだ『PAN』美味しいわ。何が入っているのかしら?」ムグモグ
まゆ「(隠し味はPさんから出来た酵母それがPAN…)またつくりましょうねぇ…みちるちゃん♪」
みちる「フゴフゴ!フゴフゴゴ!」
終わり。
以上です。ありがとうございました。
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