デュバル「ふっ……ヅダに叶うはずはないのだよ」
『いやでもザクに負けたゴミじゃん』
デュバル「」プチッ
デュバル「ヅダはゴミではない!最高の機体だ!」カタカタッターン
『ヅダはゴミではない!最高の機体だ!』
『デュバルさんちーっす』
『デュバル乙』
デュバル「ぐぬぬ」
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デュバル「……何をムキになっているんだ私は……」カタカタッ
デュバル「……この世にヅダ好きは私しかいないのか……」カチャカチャ
ヅダ好きな奴ちょっと来い
デュバル「……」カチッ
『ヅダ最高杉』
『ヅダは歴史の影に隠れたモビルスーツだからこそいいんだ』
『ヅダもいいがオッゴもいいだろ』
デュバル「……」ニコニコ
デュバル「だよなwwwwwwヅダは最強だよなっと」
『いやでもザクに負けたですしおすし……』
『諦めろヅダ好き』
『ヅダ爆弾みたいな物だろ』
デュバル「……」カチャカチャ
『ザクにも欠点はあるはずだ!』
『いやないですしwwwwww』
『必死すなあwwwwww』
デュバル「ヅダは爆弾だと……」カタカタッ
『上層部は黙ってヅダ使えばよかったんだ』
『宇宙で花火が出来るねwwwwww』
?「……赤いヅダなんてされたら私が死ぬ」カタカタッ
デュバル「はあ……」
デュバル「ヅダのプラモをまた買いに行くか……」
店
カミーユ「いらしゃせー」
デュバル「あ、あのこ、これをく、下さい……」
カミーユ「あはい……(またこの人か……)」
デュバル「……」
デュバル「ヅダよりまず私の生活を考えるべきかもしれんな……」
デュバル「コミュ症でコンビニで働いている私は……」
プル「なにあのおっさんキンモー」
プルツー「ヅダなんて買ってるー」
デュバル「……」
デュバル「ネットでヅダと私は馬鹿にされ現実でもヅダと私は馬鹿され……」
デュバル「……もう駄目かもしれん」
?「あの人まさか、デュバル少佐ですか?」
デュバル「そうだが」
マイ「私ですよオリウァーマイですよ」
デュバル「おお懐かしいな……ヨーツンヘイム以来会ってないな」
マイ「でもデュバル少佐はあの時死んだのでは?」
デュバル「あの時奇跡的に生きていたのだよ」
マイ「へえーデュバル少佐は現在お仕事は何を?」
デュバル「……コンビニのバイトを……」
マイ「……マシな方ですね……私なんか彼女に捨てられてニートですよ」
デュバル「」
デュバル「その彼女というのはまさか……彼女では」
マイ「はいそのまさかですよ……」
デュバル「捨てられた原因はなんだ?」
マイ「お恥ずかしい話ですがパチンコで借金を作ってしまいました……」
デュバル「」
デュバル「それはともかくマイ君はどこへ?」
マイ「面接ですよ」
デュバル「受かるといいな」
マイ「はい……」
マイ「では私は面接に行くのでまた会えたら光栄です」
デュバル「ああ気をつけたまえ」
デュバル「……マイ君は面接か……私も行きたいが今の歳で面接なんて無茶苦茶だな……」
デュバル「変わったな……マイ君も……」
デュバル「私も何かしなければな……」
自宅
デュバル「……私は何が出来るんだ今この歳で」カチャカチャ
デュバル「ヅダのプラモを作りながら考えるのはやめよう……」バキッ
デュバル「……」
デュバル「私は……誰とも必要とされてないんだ……」ポロポロ
デュバル「私があんな馬鹿でなければまだ面接に間に合ったはずだ……なのに何故私は……」ポロポロ
ピンポーン
デュバル「……誰か来たようだ」
「ヅダ愛好家の者なんですがデュバル少佐はいますか?」
デュバル「何ッ!デュバル少佐なら私だ!」
「ほらやっぱり本当にいるぞ!」「デュバル少佐がいるのは本当だったんだ!」
デュバル「私になんの用かね」
ヅダファン「デュバル少佐に寄付金を届けに来ました!」
デュバル「寄付金だと!?」
ヅダファン2「我々は貴方がこんな生活をしていると知り応援に来ました!」
デュバル「なんと……これは夢か?」
ヅダファン全員「デュバル少佐に敬礼!」
デュバル「ふっ……いい敬礼だ」
ヅダファン4「今度ヅダについて語りましょう!」
ヅダファン3「おいずるいぞ俺もデュバル少佐と話してえよ」
デュバル「(神よ感謝する……)」
デュバル「全員来ても構わんぞ!」
ヅダファン1「わーい」
デュバル「(やはり私は必要とされてるな)」ニヤニヤ
おわり
なんかちょっとデュバル少佐がおかしくなったけど
デュバル少佐に敬礼!
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