兄(って誰だ、この可愛い女の子…)
父「再婚相手の娘さんだよ。これからは家族として
やっていくんだからお前も兄ちゃんとして仲良くしろよ」
兄「はあ…」
妹「わ、私…お兄ちゃんなんて初めてだから…。」
兄「俺の方こそ宜しくな」
妹「―はいっ!」
兄(ドキ…。―うわー!こんな可愛いやつが妹!?俺ってくっそラッキーじゃね―!?)
父「じゃあ、部屋仲良く使うんだぞ」
パタン
キュー
シーン…
兄「あ、あのさ妹ちゃん何歳?俺、高校3年で受験生なんだー」
妹「…」
兄「あ、の…?」
妹「私の4歳上、か」
兄「じゃ、じゃあ中学2年生なんだ~」
妹「…」
兄「どうした…
妹「つーか、馴れ馴れしく呼ばないでくんない?」
兄「え」
妹「この部屋あんたの荷物でいっぱいじゃん」
兄「あ、ごめ…」
妹「謝んなくていーから私の荷物の場所広げてよ」
兄「お、おう…」
兄(なんか、さっきの態度と大違い…?)
妹「はーあ。新しい兄弟とかいらないっつーの」
兄「…は?」
妹「なんか貴方頼りなさそうだし。もっと賢そうなお兄ちゃんがよかったなー」
兄(な、なんなんだこいつ…!!)
妹「…?、何」
兄「…おめぇ、もうちょっと言葉遣い気をつけたらどうだ…?」
妹「は?別にいいじゃん」
兄「それとさっきの親父の前での態度との違い!」
妹「ああ。だってこれからお世話になる"お父さん"だもん。」
兄「俺は別にいいのかってか!?」
妹「さあ?これから何が起こるのかわからないし」
兄「てんめぇ…」
妹「言っとくけど、貴方みたいな兄貴なんて、認めないし
仲良くする気はないわ。家族って事は認識しとくけど」
兄「―んな!」
妹「私シャワー浴びてくるけど、私の荷物触らないでよね」
パタン
兄「―な、なんなんだよあいつ!!」
兄(兄妹できるって聞いて楽しみにして待ってたのに!!
顔がよけりゃあいいってもんじゃねーぞ!!)
兄「…なんか、めんどくせーな」
--------
父「あれ、妹さんお風呂入るのか?」
妹「あ、うん。それと"さん"付けなくていいですよ」
母「そうよ。これから家族なんですもんね」
父「はは…。そ、そうだな!」
妹「じゃあシャワーしてきます。」
ガチャ…。パタン。
妹「家族かあ…。えへへ…」
パサ・・・。
妹(何これ…。兄貴のジャージかな)
妹「…」
妹「あんな頼りなさそーな兄ちゃんなんか…。別にいいもん・・。」
-------
ぷるるるr
ピッ
兄「もしもーし!」
女「あ、兄くん?」
兄「おーどした?って用あるなら歩いて俺ん家来ればいーじゃん」
女「えー電話の方がいいしー!」
兄「それでどうかしたのか?」
女「明日私のクラス実習あるんだ!明日エプロン貸してくれない?」
兄「はー?何でだよ」
女「なくしちゃったんだあ…。」
兄「あほか」
女「ね?お願い!私ら幼馴染の仲じゃん?」
兄「あーわーったよ!明日お前が取りに来いよ。」
トントントン
妹(ふー。さっぱりした)
ガチャ…。
兄「おう。じゃーなー!」
ピッ
妹「…」
兄「あ、お前上がったのか?」
妹「見ればわかるでしょ」
兄「…」
兄(つめてー妹だな…)
兄「あーそーですか!俺も入って…―わ!」
妹「その前にまだ荷物片付けてないじゃん!」
兄「仕方ねーだろ。電話してたんだから」
妹「じゃあ今やってよ」
兄「うっせーな。風呂終わってからでいいだろ」
妹「私がこの荷物邪魔になるじゃない!」
兄「あーもー。後でやるっつってんじゃん」
妹「ちょ、まちなさ―…!!
兄(―ブチ…)
ドンッ!!
妹「きゃっ!」
兄「お前、いい加減にしろ」
妹(―…!)
妹「っさいわね…」ボソ
兄「…あ?聞こえねえ」
妹(わ…っ、顔近…!)
妹「別に何も言ってないわよ!!」
ドンッ
ドサドサガッシャーン!!
兄「ってえ…おめー力強いっつーの!!」
妹「うっさい!あんたがいきなり近づくからでしょ!」
兄「あんだと~っ!?」
妹「なによ~っ!?」
ガチャ
父「おい、大きい音したが大丈夫か?」
妹・兄「「 ―!! 」」
妹「な、なんでもないよ~っ。ね、お兄ちゃん?」
兄(な、何こいつ…、いてえ!!)
妹(何もないって言いなさいよ!今以上に足ぶん殴るわよ)
兄「べ、別になんもねーぞ親父!」
父「?そうか。気をつけろよ」
パタン
妹「あーもー、ばれちゃうところだったじゃない」
兄「いーじゃんバレても。」
妹「いやよ。私は出来る限り親孝行したいの」
兄「俺にそういう態度してるのが親孝行してないんじゃないの?」
ガッ!!
兄「いってええ」
妹「あんたは別にいいの。」
兄「なんだよその差別!」
妹「うるさいばか!」
兄「まだ中2のくせしててめーは反抗期真っ盛りか!」
まだー?
▅▅▅▅▅▅▅▅▅▅▅
▄▇▓::▃▃ ▃▃ ▓▇▄
▄█▓░◤ ◥ ◤ ◥ ░▓▇▄
▄█▓░ ◢ ◣ ◢ ◣░▓▇▄
▄█▓░ ▐ █▋▐ ▐ █▋ ▐ ░▓▇▄
▄█▓░: ◥ ◤ ◥ ◤ ░▓▇▄ なぜか無性にコピペしたくなる
█▓░▒ ◤▀▀◥ ▃ ▃ ◤▀▀◥▒:░▓█
█▓░ ::::▒░░::▊ ▲ ▐ :::░░▒::::░▓█ なのに初心者にはコピペできない
█▓░:: ◥▃▃▅██▅▃▃◤ ░▓█
▀█▓░ ███████ ░▓█▀
▀█▓░ ▐▓▓▓▓▓▓▌ ░▓█▀
▀█▓░ ▀▀▀▀▀▀ ░▓█▀
ジャイアン(って誰だ、この可愛い女の子…)
父「再婚相手の娘さんだよ。これからは家族として
やっていくんだからお前も兄ちゃんとして仲良くしろよ」
ジャイアン「はあ…」
ジャイ子「わ、私…初めてだから…。」
ジャイアン「俺の方こそ宜しくな」
ジャイ子「―はいっ!」
ジャイアン(ドキ…。―うわー!こんな可愛いやつが妹!?俺ってくっそラッキーじゃね―!?)
父「じゃあ、部屋仲良く使うんだぞ」
パタン
違和感無し
>>62
ジャイアンの父親とやらを連れてこい
話はそれからだ
∧∧ ∩
(´・ω・`)/
ハ_ハ ⊂ ノ ハ_ハ
('(・ω・`∩ (つ ノ ∩´・ω・)')
ハ_ハ ヽ 〈 (ノ 〉 / ハ_ハ
('(・ω・`∩ ヽヽ_) (_ノ ノ ∩´・ω・)')
`ヽ_) (_/ ´
ハ_ハ ほ し ゅ ハ_ハ
⊂(・ω・⊂⌒`⊃ ⊂´⌒⊃・ω・) ⊃
妹「馬鹿にしないでよ!」
兄「あーわかってるって。そんくらいって反抗したくなるよなー」
妹「あんた…っ
ぷるるるr
妹「…誰?」
兄「俺の携帯だ。お前の後ろにある携帯とってくんね?」
妹「うん」
ピッ
妹「もしもし?」
兄「―!?ちょ、てめえっ」
女『あ、あれ?間違えちゃったかも…』
妹「兄の携帯ですが」
女『合ってる?じゃあ貴方は兄くんの彼女さん…?』
ぐいっ
妹「んなっ」
兄「もしもし?女か?」
女「あ、兄くん!もしもしっ」
兄「ごめんなー。」
女「今の子、もしかして…彼女?」
兄「はあ?こいつが彼女?んなわけねーじゃんいもーとだよ」
女「い、妹さん!?いたの?」
兄「今日出来たー。で、さっきも電話したじゃん。どうしたの?」
妹「…」
妹(何へらへら笑ってんの。きも!)
ガチャ…。ぱたん。
* *
* 捕手です +
n ∧_∧ n
+ (ヨ(* ´∀`)E)
妹(つーか、何であんなやつの一緒の部屋なのよ!こんなこと言えないけど…)
ぷるるるrr
妹(…誰?)
妹「…もしもし」
ギャル男「よ!妹。」
妹「あんた…ギャル男?」
ギャル男「久しぶり~♪」
妹「…なんで私の携番知ってるの?」
ギャル男「いーじゃん。俺元彼だろ?」
妹(意味わかんないし)
ギャル男「話すの半年振りだなー。お前が俺を振ってからなんもなかったし」
妹「へえ」
妹(そういやそうだったかも。)
ギャル男「お前まだ中二だっけ?学校どーよ」
妹「別に楽しいよ」
ギャル男「最初見たとき高校生かと思ったし。中学生って知ったときはビビッたわ」
妹「ふーん。あんた高3でしょ。勉強しなさいよ」
ギャル男「俺就職だし。」
妹「へー頑張ってね。じゃ。」
ギャル男「ちょ、ちょっと待て!」
妹「何?」
ギャル男「俺とさ、より戻さない?」
妹「無理」
プーッ。プー。
妹「何よ…どいつもこいつも私の事軽そうに見て…。」
妹(着拒しよ)ピッ
トントントン
母「妹?ご飯よー!」
妹「あ、うん」
母「お兄ちゃんは?」
妹「まだ二階。」
母「ごめんおにいちゃんも呼んできてくれる?」
妹「あ、うん…」
妹(なんで、私が…)
ガチャ
妹「おい、あんた…」
兄「へー。まじかよ!」
妹(…まだ電話中ですか)
妹「ねえ、ちょっと…」
兄「はー?おめーもじゃねえかww」
妹(―な、何よこいつ…)
ぐいっ
ピッ
兄「あ、おい!俺の携帯!」
ジャイアンとしずか
ジャイ子とスネ夫
妹「何へらへらいつまでも電話してのよ!ご飯!」
兄「だからって勝手に切るんじゃねーよ!」
妹「うっさいわね!あんたが私を無視するからじゃん」
兄「はー?仕方ねえだろ!」
妹「とりあえずご飯だから。」
ぱたん
兄「あいつ生意気すぎんぞ!まじうっせええ!」
妹(聞えてるし。…別にいいけど)
風呂入ってくる
ただいま
中古設定はいらなかった
つまらないからやめていいよ
>>117 どこに中古って書いてあんの?
―次の日。
男「はあ!?お前妹できたの!?」
兄「あ、まーね…多分」
男「多分って何だよ!っつーかおめーだけいいなあ!」
兄「何がだよ。現実はねーぞ」
男「は~それでもいいな~」
兄「お前意味わかんねー」
男「可愛い?」
兄「可愛いんじゃね?性格ぶっさいくだけどな。はは」
男「せ、性格…?」
兄「じゃあ俺ここで曲がるから。また明日学校でな」
男「おう!べんきょー頑張れよ!」
兄「うっせ!」
兄(男は頭いーからきっと受験楽勝なんだよなーくそ!)
兄「えーっと新しい家はこの角曲がるんだっけ…?」
どんっ
兄「あ、すみませ…」
兄(なんか角でぶつかるとか少女マンガみてーだな)
妹「な、あんたじゃん。びっくりした。」
兄「は?おめーも帰りかよ」
妹「別に。悪い?」
兄「悪くはねーけど…。ってかお前どっか行くのか?」
妹「…い、家帰るんだよ!」
兄「なら家お前の逆方向じゃね?」
妹「―っ!!し、知ってたし」
兄(こいつもしかして…)
兄「迷ったのか?」
妹「…!んなわけ…っ!!…」
兄「あ?なんだよ」
妹「あ、案内してよ」
兄「は?家を?」
妹「そうだよ!そんな事もわからないの?」
兄「わかるわけねーだろ!」
妹「だからモテないのよ」
兄(相変わらずうっせーガキだな…)
兄「ったくよ…。」
兄(教えて欲しいなら素直に言りゃあいいのに)
妹「ぐ…っ、ぬ…」
兄「何してんの?」
妹「振り向かないでよ!さっさと歩いて」
兄「は、はあ?おめー荷物重そうじゃん」
妹「別に平気だし。早く前向いてよ」
兄「あっそ…」
妹「…」
兄「…」
スタスタスタ
妹「…っ」
スタ…スタ…
兄「…」
スタスタスタ
妹「おも…、ぐ…っ」
スタ…
兄「あーもう!うざってーなあああ!」
妹「―っ!」ビクッ
兄「ほら、片方貸せよ」
妹「あ…」
兄「行くぞ」
妹「そっち、私の持ってるのより重いじゃん」
兄「いいよ。俺が持つ」
妹「…っ」
兄「うっわー、何持って帰ってんだよ!おめぇ…」
妹(兄貴のくせに、ばかじゃん)
妹「あ、言っとくけど勝手に中身見ないでよね」
兄「あーわかってますよ!はいはい」
兄(お礼ぐらいいえねえのか、こいつは…)
鞄の中にはギャル男の体が・・・
分かりやすいデレはない方が…いやなんでも無い
>>144
おいやめろ
兄「おい、もうすぐつくぞ。道覚えたか?」
妹「当たり前じゃない。もう一人でも大丈夫」
兄「…あ、そ…」
妹「あ、それと今日こそ部屋の荷物片付けなさいよ」
兄「わかってるつの!いちいちうっせんだよ!てめーは母親か!」
妹「違うわよ!しんでもあんたの母親なんかになりたくないっつの!」
兄「おい、てんめぇええ~…!…って玄関の前に誰かいる…?」
妹「は?」
女「あ、兄くんっ!?」
兄「女か?」
女「おかえり!私兄くん帰ってこなくてもうすぐ帰ろうとしちゃった」
兄「で、どうしたのか?」
女「ほら、エプロン借りたじゃない?今日返すの忘れてて…」
兄「わざわざ届けに着たのか?明日でいーのによ」
女「なんか失礼じゃない。ありがとう」
兄「おーよ。おめーは昔から優しいな」
女「―ドキン…っ。そ、そんなんじゃないよー」
妹「…」
女「あ、この子は…噂の妹ちゃん?」
兄「おお、そうだよ。こいつ幼馴染の―…って、おい!?」
妹「帰る」
兄「は!?てめえ挨拶ぐらい―…」
バタン!!
女「な、なんか気強いねえ…」
兄「ごめんなーあいつ反抗期みてーでよ」
女「中学生だっけ?大人っぽくて羨ましい…」
兄「どこがだよ。生意気でうっせーよ」
女「そうかなあ。可愛い妹さんゲットできてよかったじゃん」
兄「つーか家上がるか?」
女「いいの?お邪魔します~!」
兄「リビングでいいか?親いねーし」
女「うん。新築だああ」
ガチャ
妹「あ…」
兄「お茶の用意してくれるか?俺トイレ」
妹「…」
女「あ、おじゃまします。」
妹「…」
女「あの、妹ちゃん初めまして。兄くんの幼馴染の女です。」
妹「…、…私は妹。」
女「宜しくね」
妹「…ええ。」
コトン…。
妹「どーぞ」
女「お茶、ありがとう」
ごめん、ご飯食べてくる
>>170
ばっか一分だよ
じゃあ食べながら書くよ
妹「つーかあいつ私のコップ間違えて使ってるし!汚!」
女「分けて使ってるんだ…。楽しそうでいいね」
妹「楽しいわけないじゃない」
女「あ、そっかあ…。」
妹「…」
女「…どうしたの?」
妹「…貴女、兄貴のこと好きなの?」
女「―っ、な、なんで…っ!!」
妹(わかりやす…。)
妹「見てたらそのくらいわかるよ…」
女「そ、そっかあ…。えへへ…。まあ、好きなんだよね」
妹「…」
女「兄くんと一緒にいて安心しない?それにすっごい優しいし…」
妹「は?安心?ありえないんですけど」
女「そ、そうかな。私はそう思うんだけど…」
妹「それにあいつ格好いいわけ?ただのクズじゃん」
女「ちょ、それは言いすぎ…」
なんか、イライラする。
妹「すぐに怒るし、頼りないしさー」
女「で、でも…」
食べ終わったからいいよありがと
でもアイス食べてるから待って
何してんだろ私
妹「貴女も他のもっと良い男探した方が良いよ?貴女優しいし」
女「私は…っ」
妹「幼馴染は幼馴染でしかいられないんだからお互いもう他の人
探しちゃって―…」
バン!!!
女「 いい加減にして !!! 」
妹「―っ」
女「貴女、昨日から兄妹になったんでしょ…。なのに
兄くんの何がわかるの!?」
妹「は、はあ?」
女「私は、3歳の頃から一緒にいて兄くんの両親の次に
私は兄君のことわかってるつもりだわ」
妹「…そう。貴女ものすごく兄貴が好きなのね」
女「…ごめんなさい…。」
妹「別にいいよ。私、貴女の事ちょっと嫌いになったみたい」
女「…え…」
妹「そこまで兄をよく理解してるってアピールしたいの?」
女「あ、…でも…」
妹「義理でも妹の私を馬鹿にしてるわけ?」
どんっ
女「妹、ちゃ…」
妹「私、兄貴の事は特別大好きって思ってないけどちょっと心が傷ついたよ」
女「ご、ごめん…」
妹「貴女が言ってるのはこれから先ずっと私が兄妹やっても
理解してるのはあなただって事?」
女「そ、そんな事言ってないよ…ただ…」
妹「…?」
女「私小学5年生のときから片想い、してて…
妹の貴女に協力、してほしく、て…」
妹(きょ、協力?…何言ってるのこの人)
女「だめ、かな…?」
妹「…」
妹(協力って、何すんのよ…)
ガチャ
兄「ふーすっきり。―って何やってんだよ!妹!」
妹「え」
兄「その手!女の胸倉掴んでんじゃねえか!」
女「あ、なんでもないの。ちょっと熱くなってただけ!」
兄「熱くって…おい…」
妹「熱く話しててわるい?」
兄「…別に…」
妹「つーか、トイレ出るのおっそ!」
兄「うっせーんだよ!人間誰でもあるっつの!」
女「ふふ。じゃあ私そろそろ…」
兄「え!?早くね!?全然話してないじゃん」
女「家近いんだからまた今度でもいいでしょ?」
兄「じゃあ送るよ。」
女「ほ、本当?ありがとう!」
妹(やっぱ、バレバレだよ…。それでなんであいつは
気づかないのか…)
女「じゃあ妹ちゃん、また今度ね」
妹「…うん」
兄「留守番宜しくー」
妹(家近いのに送るのかよ。馬鹿)
パタン
妹「…協力って女があいつの付き合わせるためのって事だよね」
ズキン…。
妹(なんか、気分が乗らないや…。っていうか
面倒くさいのかな)
ガチャ
兄「ただいまー」
妹「…」
兄「あれ、なんでまだそこで突っ立ってんの?」
妹「―…っ」
兄「え、泣いてる…?」
兄(な、何があったんだよ…!)
妹「泣いて、るわけないじゃん…!どこに目つけてんの」
兄「え、ここ…」
妹「馬鹿兄貴!」
妹(なんで私泣いてるんだろ。意味わかんないし)
兄「お前さあ、やっぱ女と何か話してたんだろ」ぽんぽん
妹「べ、つに…ぐす…ってか頭勝手に触らないでよ!」
兄「じゃあてめえが俺の身長越せばいいじゃん」
妹「無理に決まってるじゃん!クズ!」
兄「女はさ、普段優しいけど真剣になると怖いんだよなー。
俺もたまに殴られる。ははー」
妹「…そんなんじゃないし…」
兄「それにおめー見た限りではプライド高そうだし
引くことも考えろよ?」
妹「…ふん…」
妹(本当は泣いてる理由なんてわかってる)
妹(私だって、兄貴が優しいって気づいてるし悪い人だって
思ってないし。ただ…)
妹「普通はさ、兄妹ってお互い分かり合えるものだよね」
兄「…?さあ。仲悪い兄妹とかたっくさんいると思うけど?」
妹「私、ちゃんと家族になりたい…。せっかく揃ったのに…」
_ / ̄ ̄ ̄/
\/___/
( ゚д゚ ) ガタッ
.r ヾ
__|_| |_|
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
兄「そうなら、最初から言えばいいのによ」
妹「うるさい調子乗るな」
兄「…可愛くねー女」
------
ガチャ
妹「…兄貴。風呂上がった」
兄「おう。じゃー俺入るな」
ぷるるr
妹「あ、私の…」
兄「…」
妹「何よ。電話出るから出てって!」
どんっ
兄「うわっ!」
バタン!
妹「…あ、もしもし?美女ちゃん?」
兄(むかつくから会話聞いちゃえ…)
妹「義理の兄貴?あーいつもどーりうっざいよー」
兄(おい…。あとでぶっ飛ばすぞ…)
妹「あははー。でもね最近優しくていいんだー」
兄「…え…」
ガタッ
妹「?、なんかドアの向こうにいるみたい」
兄(やべええ)
きたかAA↓
>>277
まかせろ!
【審議中】
∧,,∧ ∧,,∧
∧ (´・ω・) (・ω・`) ∧∧
( ´・ω) U) ( つと ノ(ω・` )
| U ( ´・) (・` ) と ノ
u-u (l ) ( ノu-u
`u-u'. `u-u'
兄(やべえって!!隣の部屋に隠れよ…!!)
ガチャ
妹「…あれ、何もない…?」
兄(あっぶねええ…はぁ)
妹「まじ兄ちゃんが聞いてるかと思って焦ったー」
兄(聞いてるけどな…)
妹「はあー?私がこんな事直接言うわけないじゃん。きもいわー」
パタン
兄「…」
兄「あいつ、いつも素直だったら普通に惚れてる勢いだなこれ…」
兄(っておれきも!)
-------
ギャル女「ねーそんなモトカノ忘れちゃいなよー」
ギャル男「…」
ギャル女2「ギャル男がそんなに一途になるとかめずらしー」キャハハ
ギャル男「あー俺のどこがいけねーんだろ」
ギャル男2「お前がそんなにほれた女見てみてーな!」
ギャル男2「じゃあ今度見にいこーぜ!」
ギャル女「さんせー!」
ギャル男「おい、別にいいけど手ぇ出すなよ!」
ギャル女2「わかってるってええ♪」
-------
兄「ふぁあああぁあ…もう朝か」
妹「兄貴!」
兄「うわっ!」バサッ!
妹「ちょ、そんな布団私に投げつけないでよ」
兄「びっくしりたじゃねえか!」
妹「お母さんに言われて起こしに来てあげたのにさー」
兄「そりゃ、どーも」
妹「もうあの幼馴染さん迎えに来てるよ」
兄「まじ!?やべえ…」
バタバタ…
妹「…ねえ」
兄「あ?んだよ」
妹「あの女の人の事どう思ってるの?」
兄「女ってあいつか?別に好きだけど」
妹「だ、だから…っ」
兄「あーごめん!話はまた後で!」
バタバタバタ…
妹「何よ、起こしてあげたのに…っ」
トントントン
兄「じゃー母さん行って来る!ごめんな女」
女「大丈夫だよ。妹ちゃんは?」
妹「…」
兄「あーあいつは…」
妹「…おはようございます」
女「おはよう」
兄「じゃあな妹!」
ガチャ…、パタン。
妹「兄貴の…ばか」
女「寝坊したの?」
兄「おう。妹のおかげで免れたわー」
女「…、妹ちゃんが起こしたの?」
兄「んだよ。」
女「そっかあ…。妬けちゃうな」ボソっ
兄「何か言った?」
女「ううん。なんでもっ!」
女(そういや妹ちゃんは協力してくれるのかな?)
-------------
妹「今日も暑いなー…」
妹「つーか通学路誰もいないし、もしかして遅刻?」
妹「この暑さがいけないのよ!ばか!」
不良男「お嬢さん♪」
妹「あ?…誰よ」
チャラ男「なー遅刻とか言ってたよな?なら俺らとあそばねー?」
妹(…ナンパ?)
妹「あー結構です。学校行くんで」
不良男「てかおねーさん?中学生なの?大人っぽいねー」
妹「あー老けてますよね。」
チャラ男「ほめてんだよー。じゃーカラオケ行こうよー」
妹「…」
チャラ男「えーしかとー?お嬢さん~」
不良男「遊ぼうよ~」
妹(…うっざいわね…)
妹「着いてこないでくれます?学校行くんで」
不良男「学校なんかいーじゃん。俺らとさー」ぐいっ
妹「―っ!!」
がしっ!! ドゴォ!!
不良男「いってぇええ…」
妹(あ…思わず…)
チャラ男「おい、てめぇ何すんだよ!」
妹「うっさいわね!あんたらニートと違って私は学校があんの!
わかったならもう着いてこないで!」
不良男「…おい、てめえ…」
ぐいっ
妹「きゃあああっ!!」
---------
兄「ん?」
男「だからもっと妹の話しろよー」
兄「いいけど…」
男2「どうかしたのか?」
兄「いや、今なんか引っかかったような…。まあいっか。
最近あいつ性格良くなったみてーでよー」
男2「いいなー半分わけろよー」
兄「はあ?やりたいこと出来ねーゾ妹いると」
男「そーかー?あー羨ましいぜ」
兄「ははは…」
兄(ぜってーこいつら変わったら泣き言わめくだろ…)
-------
妹「ちょ、離しなさいよ!」
ガリッ
不良男「いってんだよ!手噛み付くんじゃねえ!」
チャラ男「なんでこんな凶暴な女なんだよ」
妹(何こいつら…っ、もし私が男だったらフルボッコよ!!)
妹(って男が男をナンパするわけないか)
ぐいっ
不良男「早くこの車に乗せろ!」
妹「!、んもー…っ、まじで離してよ!」
ぐいっ
不良男「うわっ!?」
ドサッ
チャラ男「おい、何すんだてめえ!」
妹「…え」
ギャル男「こいつは俺が預かる」
妹(ぎゃ、ギャル男…!?)
不良男「んだとてめえ!」
ギャル男「行くぞ」
妹「あ、…」
ギャル男「はぁはぁ…もう追ってこねえな」
妹「ってか…」
ギャル男「…あ?」
妹「なんであんたがいんのよ!!」
ギャル男「あーコンビニ行こうとしたら偶然…」
妹「…あっそ。じゃあ私学校行くから。じゃ」
ギャル男「お、おい!」
妹「何」
ギャル男「お前着拒しただろ」
妹「まあ、うん」
ギャル男「なんでだよ!」
妹「だから復縁なんてしたくないから」
ギャル男「どうしてもか?」
妹「うん…ごめんね」
タッ
ピタッ
妹「あ、あと…」
ギャル男「…ん?」
妹「就職活動…頑張ってね。じゃ」
タッ
ギャル男「…は、」
ギャル男「…」
ギャル男「やっぱ好きだ」
-------------
キーンコーンカーン
男「兄!帰ろうぜ!」
兄「おう!」
男「そういや、もうすぐ文化祭だな!」
兄「あーそうだな」
男「いーよなお前はホスト係りでよー」
兄「お前はメイドだもんな!ぎゃはは」
男「あ!じゃあ妹さん呼んで来いよ!」
兄「は?なんでだよ」
男「俺見たいし!」
兄「あいつが来るわけないじゃん」
男「誘ってよ!まじお願い!な?」
兄「…まあ言うだけ言ってみるけど、」
男「おー!ありがとなー!」
兄「つーかあいつどんだけ妹の顔が見てーんだよ」
兄(…まあ可愛いほうだとは思うけど…)
ガチャ
兄「ただいまー…」
シーン…
兄(誰も帰ってねえのか?)
妹「あ、兄貴」
兄「わ、お前いたのか」
妹「荷物。片付けて。」
兄「まだそれかよ。へいへい」
妹「…。ねえ、朝の事…」
兄「あ?あー、何か言ってたな。」
妹「あの女さんの事どう思ってるの?」
兄「どうって?大事な幼馴染だよ」
妹「そ、それ以外には?」
兄「…は?それ以外にあんの?」
妹「そ、そっかあ…」ホッ
妹(―って、一瞬気持ち緩んだ!?)
兄「あいつは、すっげーいいやつだからよー
お前も仲良くしてもらえよ」
妹「…ふーん」
兄「でさ、お前…来週の文化祭来ないか?」
妹「文化祭?」
兄「そ、そう!俺の高校来週なんだけど」
妹「なにやんの?」
兄「俺のクラスはメイドとホストの喫茶なんだけど
俺ホストやんだー」
妹「ほ、ホスト!?」
兄「ちゃんと服装は格好よくするよー!スーツだスーツ」
妹「…へえ…」
兄「で、来るか?」
妹「いいよ。別に。でも奢ってね」
兄「あ、そ…」
兄(よし、結構簡単に誘えたな…)
妹「で、兄貴」
兄「何…」
ボスッ
妹「…きょ、兄妹になった記念。」
兄「クッキー焼いたのか?」
妹「ちょっと気分が良かったし暇だったから…」
兄「お前が…」
妹「だ、だって私らの親が結婚しなかったら私達はただの
赤の他人で!でも義理の兄弟になったわけだし縁があんのかなー
みたいな…」
兄「お前早口だな。」
妹「うっさいばか!」
兄(なんかこいつって…)
兄「わーったよ。ありがとな。後で食べておく!」
妹(―ドキッ!)
妹「ふん!」
パタン
これで、男が妹に惚れたら
なんか前読んだ奴と似てるんだが
書いてるの同じ人?
妹「何クッキーあげただけで喜んでアホじゃん。…馬鹿」
-------------
―文化祭当日
男「おい、兄ー見てくれよこの服!」
兄「ぎゃはははwww超似合ってんじゃん!」
男「女子がメイクとかするから余計いやだわ…」
兄「いーじゃん。楽しみにしてんぜ」
~♪~♪
-----------
from:妹
本文:何時から始まるの?
-----------
男「だれ?」
兄「あー妹。」
男「やっぱ今日来るんだなー!まじありがと!」
兄「可愛かったらほれる?」
男「いや?だっておめーの妹じゃあ…ww」
兄「どういう意味だよ!」
男「いや、俺は純粋に仲良くなりたいだけー」
>>393 多分そうかも
兄「9時。…っと。」ピッ
女子「兄くーん。髪型セットとかするから次来てねー」
兄「おう!」
兄(生まれ変わった俺を見せてあいつ驚かせてやろ!)
------------
妹「んもーもうすぐ秋なのに暑い~」
妹(9時ってあと少しじゃん。えーっと確かここら辺?…あった!)
ざわざわ
妹(わー人多い…。高校ってすごいなあ)
ぷるるるr
妹「もしもし?」
兄『今どこだ?』
妹「校門の前だけど…」
兄『じゃあ迎え行く。待ってろ』
妹「え、ちょ…」
プーッ プーっ。
妹「早く切りすぎ!もお…」
妹「はー。兄貴まだかなー。外あっついよー」
タッタッタ
兄「妹!?」
妹「―んも!おっそいっつの!暑過ぎてフード被っちゃ…え」
兄「どうかした?」
妹「な、何そのかっこ…」
兄「あー、似合うだろ!」
妹(スーツにいつもより整ってる髪型…)
妹「かっこい…」ボソ
兄「あー今俺の事格好いいっつった!?」
妹「―っ、い、言ってないわよ!」
兄「だって確かに今…」
妹「いいから案内しなさいよ!9時過ぎてるわよ!」
兄「うるさいガキめ」
ざわざわざわ
妹(中に入るともっとうるさい…)
男子「あれ、お前妹いたの!?もしかして彼女?」
兄「妹だよー!」
女子「兄くんの妹さん?美人で可愛いー!!細ー!!」
妹(高校の人達皆楽しそうな人ばっかだな)
兄「ここが俺のクラス。男ー?」
男「あ、妹さん来た?」
妹「こ、こんにち…ぶはっ」
男「え、何…」
妹「何そのかっこ!ちょー変なんですけど」
兄「お前顔やりすぎだろ…」
男「し、仕方ねーだろ!」
妹「でも兄貴の友達っぽくていいです」
兄「どういう意味だよそれ」
男「つーか前半自由なんだろお前。妹さん案内してやれよ」
兄「そだな。行くぞ」
妹「ん」
兄「混んでっからちゃんと掴まっとけよ」
妹「ガキ扱いしないでよ」
兄「ガキだろ」
妹(あれ…兄ちゃんってこんな身長高かったっけ…?
よく見ると周りの人よりもスラッと背が高い…)
女子たち「兄くん!この子妹さん?」
兄「そーだぞ」
女子たち「かわいいい!!」
妹(それにほとんど女子に話しかけられてるし)
妹「ねえ、あんたってモテんの?」
兄「は?モテてたら今頃彼女と手繋いでたっつーの」
妹「じゃ、じゃあ告白されたら」
兄「…可愛かったらおーけーすんじゃん?」
妹(兄ちゃんは自分では気づいてないけど多分最低3人には
好かれてる気がする…だって私だって…)
妹(―じゃなくて!!ほら雰囲気とか、さ)
兄「おーい、聞いてんのか?」
妹「な、なに…」
兄「もう色々食べたしいいだろ?俺午後店番だし」
妹「だ、大丈夫」
兄「午後は俺のクラスに来いよ」
妹「うん」
妹(…違う、これはドキドキしてるわけじゃないよ)
____
.ni 7 /ノ ヽ\ しえん
l^l | | l ,/) / /゚ヽ /゚ヾ\ .n
', U ! レ' / / ⌒ ⌒ \ l^l.| | /)
/ 〈 | (____人__) | | U レ'//)
ヽ\ |lr┬-l| / ノ /
/´ ̄ ̄ノ ゙=ニ二" \rニ |
妹(兄貴のクラスのケーキ美味しいー)
兄「いらっしゃいませ、メイド希望ですか。ホスト希望ですか?」
客「「…ほ、ホストで…///」」
妹(ほら、悩殺じゃん。)
ザッ
妹「ん?」
ホスト「いらっしゃいませ…ってあれ?」
ギャル女「ねえ、そこのお嬢さん。私らと遊ばない?」
ギャル女2「大人っぽいね!おねーサンと話そうよ」
ギャル男2「な?いいだろ?」
ザワッ
妹(え、何でこいつらが私に…?)
妹(つーか、私はお嬢さんってガラじゃないっつの!)
妹「いえ。私ここにいたいんで他当たってください」
ギャル女「えーいいじゃあん!」
ギャル男2「俺、君の事気に入っちゃったしおいで!」
グイッ
妹「…!」
ザワッ
「やばくない?」
「なんだあいつら…」
ざわざわ…
妹「離して下さいっ…」
ぐいっ
ギャル男2「おい、なんだてめえ」
兄「すみません。あのーここはそういう場所じゃないんで他
行ってくれませんか?他のお客にご迷惑なので…」
ギャル男2「んだよ…」バッ
ギャル女「行こっ」
ぷるるるるr
ギャル男2「おい、おめーの元カノ頑固だぞ」
ギャル男『は?教室でナンパ無理に決まってんだろ』
ギャル男2「じゃあよ人気がなかったらいいんだろ」
ギャル女「あの子可愛いけど私タイプじゃなーい」
ギャル女2「…」
ギャル女「どしたの?」
ギャル女2「…あんな可愛いなんて…」
ギャル女「―!ギャル女2なら大丈夫だって!ギャル女の方が可愛いし
あの元カノの事忘れさせてあげられるって」
ギャル女2「…むかつく…あの元カノ…!」
------
妹「…ねむ…」
兄「おい、お前大丈夫か?」
妹「あー眠いだけ」
兄「はあ?こんなところでか」
女子「あ、兄くん!ネクタイ曲がってる!」
きゅっ
妹「…」
兄「あ、ごめん。ありがと」
タッ
女子「きゃーっネクタイ結んじゃった!」
妹(超丸聞こえ…)
妹「クラスの女子って男子のネクタイ結びとかやんの?」
兄「あーまあ、女子の係りだもんな」
妹「自分で出来ないのかよ」ボソッ
兄「んだと、お前…」
妹「あんたの方がガキじゃん」
兄「まだ義務教育受けてるてめーの言われたく
ねーっつの!!」
妹「はあ?関係ないし!」
兄「じゃあお前、俺のネクタイ結んでみろよ!」
妹「上等じゃない!!」
兄「ほら。ん。」
妹(―って、良く考えてみれば…
おかしくない!?この状況)
兄「あ、最初から結べよな。ほどいてやっから」
妹「調子のんな」
兄「おら、結べねーのか」
妹「と、届かないだけだし。もっとしゃがんで。」
兄「こうか?」
妹「もっと」
兄「じゃ、こう!」
妹「もっとー!!」
兄「おい、てめえ!腰折れるじゃねえか!」
>>463
キャッチボール親父としたことない
クスクス
男子「お前ら仲いーなーww」
女子「妹ちゃん可愛い~♪」
兄(こいつら馬鹿にしやがって…。俺は本気なんだぞ)
兄「おい、まだか」
妹「…」
兄「おーいー」
ぐいっ
妹「うるさいわね!今真剣なんだから!」
兄「…。」
兄(なんか今思ったけどちけぇな…)
ねみぃぞ
最後のシーンは回想出来てるのに終わんない道のりなげえ
兄(なんでこいつは真面目に頑張ってんだよ)
妹「何よ」ジロ
兄「あー別に早くなー」
兄(こいつネクタイ結んだことなさそーだしよ。てゆーか)
兄「…腰疲れた…」ぽすっ
妹「ちょ、頭…っ」
兄「いいだろ。少しくらい肩借りたって」
妹(ち、近すぎ…!てか髪の毛がくすぐったくて…)
>>465
嫌だって言うのに無理矢理相手させられて顔面に何度もぶつけられた記憶しかない
>>491
それならものすごくエロくなるな
>>495
ならないよ
妹「で、できたー」
兄「お、まじ?・・・・おい」
妹「…」
兄「お前これ適当だろ」
妹「い、一生懸命やりました」
兄「これでか…?なんか無理矢理ネクタイの形に…」
妹「うっさいわね!小さいことねちねち言ってるとモテないよ!」
兄「あんだと!」
妹「ふん」
男子「妹ちゃんやるう~♪」
妹「私トイレ行って来るから。兄貴接客がんばー」
兄「お、おい!大丈夫なのか?」
妹「当たり前でしょ。何かあったらすぐ鳴らすー」
兄「おう・・・」
------------
ざわざわ
妹(相変わらず廊下もにぎやかだなー)
ジャー…。
ギャル女「し。静かに」
妹「!?」
ギャル女「ちょっとあんたには着いてきてもらうよ」
妹「はあ?まじ意味がわかんな…」
ドゴォ!!
ギャル女「まったくうるさい女のどこがいいんだか」
-------------
妹「いったあ…」
ギャル女「あんま動くと響くわよ」
妹「…っ」
妹(確かさっきもこの人いたような…)
ギャル女「連れてきたよーん」
ドサッ
妹「…っ!」
ギャル男「よ。さっきはどーもな」
妹「…は?」
ギャル女2「ねえ貴女がギャル男の元カノさん?」
妹「ギャル男?って、ああ…。そうだけど」
ガンッ!!
ギャル男「おい!ギャル女2!」
妹「いった…」
| ∧∧
|(´・ω・`)
|o ヾ
|―u' ④
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
|∧∧
|・ω・`) そ~~・・・
|o④o
|―u'
| ミ ピャッ!
|
ギャル男2「何してんだよ!今日はより戻させるために
来たんだろ!」
ギャル女2「でもこいつ見てたら…」
ギャル女「ギャル男2!ギャル女2は前からギャル男が好きだったんだよ!」
ギャル男「…は…?」
妹「ちょっと、勘違いしてるみたいだけど・・・・
私ギャル男なんかに未練なんてないわよ。ゴホッ」
ギャル女「な?未練ないって。だからもう…」
ぐいっ ドン!
妹「…!」
ギャル女2「やだ…。なんでこんな女にハマるのがわからない」
兄「…」
男「どうかした?」
兄「あいつ戻ってきたか?」
男「妹ちゃん?見てないけど」
兄「なんかあいつおせーんだよな…」
男「かわいーからどっか引っかかってんじゃない?」
兄「そうかもな…」
------
ギャル女「ギャル女2!もうやめなって!こんな事したら
逆にギャル男に嫌われちゃうじゃん!」
妹「…によ、その女。頭おかしいんじゃない!?」
ギャル女2「何よ!元カノの分際で!」
妹「だから私はもー好きじゃないっつの!」
ばちん!!
ギャル女2「あんたがギャル男を好きになったら私は生きてく価値が
なくなるわ!」
妹「てゆーか私彼氏いるし!!」
妹(嘘だけど)
ギャル女「…嘘…。」
ギャル女2「じゃあ証拠見せなさいよ!。どうせまたギャル男に戻るんでしょ」
妹「しょ、証拠って…。てか絶対ギャル男には戻らないっつの」
ボコッ!!
妹「いったあ…」
ギャル男「お、おい…」
ギャル女2「男は黙ってな!」
妹「あんたのせいで私血まみれじゃん!」
ギャル女2「うるさい!視ね!」
妹「お姉さん、言いすぎじゃないですか…?」
----------
兄「ちょっと探してくる!」
ダッ
女子「あ、接客は?!」
兄(トイレに30分っておかしいだろ…!どこ行った?
もしかして迷ってんのか…?)
兄「もしかして…さっきのやつらに…?」
兄「い、いやそれは…。とにかくさがさねえと…」
-------
ギャル女2「ねえ、証拠は?」ぐりぐり
妹「踏んづけないでよ」
ギャル女2「聞えないわよ?」
妹「だーかーら彼氏いて、ギャル男には興味ない!
あとそこのギャル男2!」
ギャル男2「んだよ」
妹「ギャル男に言っといて。より戻す気は全然ありませんって。」
ギャル男2「…まじで無理か?」
妹「うん。」
ギャル女2「女の言葉は信じられないね!おら、顔上げな」
ギャル男⇒元彼
ギャル男2⇒友達
ギャル女⇒友達
ギャル女2⇒ギャル男らぶ
「おい、ちょい待てー!!」
ザッ
兄「はぁはぁ…やっと見つけたぞ!」
ギャル男2「さっきの…ホストじゃん」
ギャル女2「誰だよ。」
兄「俺?俺はこいつの…」
妹「待って!」
妹(これはチャンスだわ!)
ぐいっ
兄「え?」
妹「こ、この人よ!」
ギャル女2「は?」
妹「私の今の彼氏よ!」
兄「な、何…ってえ!!」
妹(ちょっと黙って)
妹「も、もういいでしょ!ね、優くん」
兄(優くん?って俺の事?!)
ギャル男2「まじかよ…。あいつになんて言お…」
ギャル女「じゃーチューとかしてよ」
兄「は、はあ?」
妹(もうめんどい…っ)
妹「い、いーわよ!恋人なんだから当然でしょ」
ぐいっ
兄「~~~!!!」
ちゅ
妹「じゃ、そゆことで~…」
ダッ
ギャル女2「待って!」
妹「まだ何か…?」
ギャル女2「疑って悪かったな。」
妹「…いいえ。じゃあ」
ダッ
妹「はあ…、やっと終わった…」
兄「…」
妹「兄貴、来てくれてありがと…って、聞いてる?」
兄「…」
妹「おい!」バチン!!
兄「ってえ!にすんだよ!」
妹「ありがとっつってんの!」
兄「べ、つに!つかいきなり何すんだよ!」
妹「え、ちゅう?…仕方ないじゃない!それは…」
妹(…い、今思うと何であんなことしてんだろ…)
兄「…」
妹「わ、忘れて!その場の雰囲気よ」
タッ
女「あれ、妹ちゃんと兄くん!?」
兄「女じゃん!」
女「てか妹ちゃんすごい怪我…手当てしなきゃ」
兄「じゃあ頼んでも良いか?接客しなきゃなんねんだよ」
女「大丈夫!行こ!」
妹「うん…」
-------
ガラッ
女「あれ先生いないみたい…」
女「ちょっと待って…今絆創膏と…」
妹「あ、私そんなにしなくても平気です。」
女「で、でも…。てか何があったの?」
妹「はは、女の喧嘩」
女「だ、大丈夫?」
妹「うん」
女「そっか、よかったあ…」
カシャン。 パチン
女「じゃあ消毒液やるね…」
妹(…女さんは兄ちゃんが言ったとおり優しくて…)
妹(たまに羨ましくなるけど…そして女さんは兄ちゃんが好きで…)
妹「あの…話があるの」
女「…ん、なあに?」
妹「私…、」
女「うん。」
妹「兄貴とキスしました。」
女「……え」
妹「女さんが兄貴の事好きだって知ってます。
でも、 私も兄貴の事好きになっちゃいました」
女「…」
妹「だから、協力はできないです」
妹( どうしよう…。
言っちゃった…っ。 )
Pooooooooooooooooo!!!!!!
女「そう…」
妹「…」ビクッ
女「私もわかってたわ。兄くんが私の事
幼馴染以上に見てないって事。」
妹「…え」
女「くやしいーなー。であって数日の妹さんに取られちゃうなんて」
妹「…」
女「まあ、悔しいけど…。妹ちゃんならいいや」
妹「はあ…」
女「頑張ってね!」
妹「はい…っ」
------------------
兄「いらっしゃいませー。ごゆっくりどうぞー」
妹「…」
兄「あ、おかえり妹」
妹「うん」
兄「帰り一緒に帰るか?」
妹「…ん」
兄「じゃあ校門で待ってて」
妹「朝よりすずしー兄貴まだかな」
妹(何だかんだ楽しかった)
兄「おーい!!」
妹「んも、遅いってば」
兄「わりーって!ほら」ぴた
妹「―っ、つめた!」
兄「コーラ買ってきた!」
妹「ども…」
兄「今日は楽しかったろ?」
妹「うん。」
コーラで非処女の妹のまんこを消毒するのか
兄「つーか俺ら以外のやつらほとんど帰っちまったなー静かー」
妹「ねえ、お兄ちゃん」
兄「お、おにいちゃ…!?」
妹「女さんおにいちゃんの事好きだったんだって」
兄「―はあ!?あ、あいつが!?」
妹「だから、私…」
兄「…?妹…?」
妹「こっち向かないで!」
ぎゅうううっ!
兄「え、何…お前…?」
妹「だから私もお兄ちゃんが好きって言った。」
>>677
俺「させねーよ」
兄「ちょ、意味が…」
兄(え、俺告られてんの?え、何で…)
妹「わ、私じゃ駄目ですか…」
兄「い、いやでも兄弟じゃん…」
妹「兄貴はいやなのかっつってんだよ!!」
兄(ちょ、口調と呼び方元に戻ってるし)
兄「お、俺は…」
妹「兄ちゃん大好き」
兄「べ、別に断る理由なんてねーけど」
妹「…だ、だよね。当然」
兄「おい、てめぇ…」
妹「私本気だから」
兄「お、俺も」
妹「じゃあ、今日から、だね。」
兄「あ、そうだな」
おれの中ではこの妹ちゃんは、ファイトクラブの時の北乃きいちゃん
ファイトクラブじゃなくてラブファイトだった
妹「じゃあ初めて会ったときみたいな返事しないでよ!!」
兄「お、おう…?」
兄(何のことだ…?)
妹「今日から宜しくお願いします。」
兄(―あ…。)
兄(あんときおれは"あ、ああ…"っていう曖昧な答えだったんだよな)
兄「こちらこそ宜しくな。」
俺がそう言うと妹は泣き顔と笑顔が混ざった
顔のまま俺の胸の中に飛び込んできた。
―END―
>>701
お疲れ様!
お疲れ様!読んでくれてありがとございました
ー校門前に止まった車の中ー
父「あなた、よかったわね…」
母「ああ…」
乙!!
チャラ男「(´・ω・`)」
―番外編
女「…ぐす…う…っ」
ギャル男「あのーどうかしましたか?」
女「…っ!!」あ
女(金髪だわ…)
ギャル男「悩みがあったら聞きますよ?」
女「いえ、ちょっと失恋してしまって…。」
ギャル男「本当ですか?実は俺も…」
女「あはっ、仲間ですねっ」
ギャル男「泣きたいけど今必死に堪えてるんですよww」
女「まじですかっ」
そうして二人は仲良くなっていき
お互いの恋心に気づくのは当分先の事。
―END―
>>739
そうか…
やっぱりチャラ男は幼馴染女となのか…
乙!!
ギャル女2「(´・ω・`)」
番外編書いたあとだけどギャル女2の存在忘れてた
このSSまとめへのコメント
最後の話はいらね。