野比家

「やっとゴミ掃除が終わったなァ」

「あいつ最後に俺の足にすがって命乞いなんかして」

「まったくおかしいったらないな…ククク」

「さて、俺がこのゴミを殺ったと警察に見つかると面倒だなァ…」

「そうだ…閃いたぞ、ククク」

数日後

警察官1「一人死亡でもう一人は腕をおられて重症か…」

警察官2「はい、あの少年は目の前で母親を殺されたショックで犯人の顔へ覚えてないそうです」

警察官「まぁ、無理もない目の前で母親を殺されたんだからな」

のび太「………(計画通り…)」ニヤ

のび太「(改めて思うがあの仮面を被ったあとからすごく頭の回転もあと視力もよくなった)」

のび太「(これは世界征服も夢じゃないな)」

のび太「(警察に連絡して後は自分の腕を折るだけ)」

のび太「(そして、怯えた顔をして犯人は逃げたと言えばいい)」

のび太「(こんな単純なことを言っただけなのに警察は犯人が俺だとは夢にも思ってないだろうなァ…)」

警察官1「あの少年の処置はどうする？」

警察官2「はい、実は彼を養子にしたいという家族がいまして…」

のび太「…………」ピク

警察官1「そうか、で？その家族とは…」

警察官2「たしか…出木杉という変わった名前の家族でして…」

のび太「……(出木杉…だと？)」

回想

のび太「しずかちゃん！ぼ、僕は君の事が好きなんだ」

のび太「ぼ、僕と付き合って下さい」ペコ

のび太「よ、よしこの調子でしずかちゃんに告白を」

のび太「学校が違うから放課後に見つけて告白しよう」

放課後

しずか「」テクテク

のび太「あっ、しずかちゃんだ」

のび太「よ、よし！」

のび太「しずかty」

しずか「出木杉さ～ん」

出木杉「ん？あぁ、しずかくん」

しずか「もう、しずかって呼んでって言ってるでしょ～？」プクー

出木杉「ははは、ごめんよしずか」

しずか「分かればよろしい」

しずか「ねぇ、今日は一緒に帰りましょ？」

出木杉「あぁ、もちろんいいよ」

しずか「やった！」

キャッキャッウフフ

のび太「…………」