トイレにカメラ、管理職「労務管理」　ＪＡ丹波ささやま

　ＪＡ丹波ささやま（兵庫県篠山市）の職員用トイレの個室内にペン型カメラが置かれているのが見つかり、
同ＪＡが篠山署に通報していたことが分かった。男性管理職が「自分が設置した」と名乗り出、「労務管理目的だった」と説明したという。
同ＪＡは「警察の判断を見守り、処分を検討したい」としている。

　同ＪＡによると９月３０日、市内にある施設の男女兼用トイレで、女性職員がペンのような不審物を見つけた。
名乗り出た管理職は「トイレに入った際、ペンを忘れてもメモできるようにする目的だった」と話したという。

　篠山署が調べ、カメラ機能が付いていることが判明。管理職は「わいせつ目的ではない。
従業員がトイレでさぼっていないかチェックするためだった」と主張したという。管理職は施設の管理責任者だった。

　同ＪＡは、管理職を自宅待機としている。