鈴「ねー一夏」
一夏「んーなんだ?」
鈴「明日買い物いかない?」
セシリア「り、鈴さん!?」
シャル「抜け駆けはずるいよ!」
一夏「あー明日か。いいよ明日なら」
鈴「やった!」
箒「一夏!な、なら来週はわたしとえ、映画を見に行くぞ!」
一夏「映画か、映画はべつに」
箒「なにっ!?どういうことだ!」
セシリア「なら、わたくしと海にでも」
一夏「いいなー海。いくか」
箒「おい一夏!!」
シャル「じゃあ再来週は僕とプールにいこっ?」
一夏「プールはいやだな。塩素苦手なんだ」
シャル「なんで!?ずるいよ!鈴とセシリアとは出かけるのに!」
箒「そうだそうだ!!」
ラウラ「ならばわたしとネズミランドにいくぞ」
一夏「いいなネズミランド。久しぶりだなー」
鈴「ネズミランド!?な、なら再来週の来週はわたしといくわよ!」
セシリア「一夏さん!わたくしとですわ!」
シャル「セシリアは海でしょ!?順番的に僕だよね一夏!」
箒「わたしだ!」
一夏「いや二週続けてネズミランドは」
セシリア「なんでですの!?」
シャル「不公平だよ!」
鈴「ぶっ殺すわよ!」
一夏「・・・いやおかしいだろ」
箒「おかしいのはお前だ!」
鈴「そうよ!いつもラウラばっかり!」
セシリア「ですわですわ!」
シャル「僕だって一夏と出掛けたいのに!」
一夏「待った待ったちょっと待った」
セシリア「なんですの!」
鈴「言い訳なんて男らしくないわよ!」
ラウラ「ミッ〇ーと写真を撮らなくてはな」
一夏「べつにさ、俺が誰と出掛けようと、俺の勝手じゃないか?」
箒「なに!?」
シャル「そんなのだめに決まってるでしょ!」
セシリア「ですわですわ!」
一夏「なんでだめなんだよ」
鈴「不公平じゃないの!」
一夏「不公平?」
セシリア「そうですわ!ラウラさんとネズミランドにいくならわたくしとも行くべきですの!」
シャル「僕とも!」
鈴「あたしとも!」
箒「わたしともだ!」
一夏「いやいやいや、なに言ってるんだよ・・・前々から思ってたけど、おまえら俺をなんだと思ってるんだ?」
シャル「な、なんだとって」
セシリア「一夏さんは一夏さんだと」
一夏「おまえら俺のことマスコットかなんかだと思ってるだろ」
鈴「はぁっ!?わけわかんないこと言ってんじゃ」
一夏「ならわかるように説明するから聞いてくれ」
箒「男のくせに言い訳とは見苦し」
一夏「俺は会話しようとしてるんだぜ?聞いてくれないなら出ていってくれて構わないぞ」
箒「なっ・・・」
一夏「・・・いいか?今までさ、訓練を誰とやるかって揉めて当番制になったりしたときは」
一夏「まあ、訓練だし、みんなとやるのも刺激になっていいかなと思って納得した」
鈴「今はあの会長とばっかり」
一夏「人の話は最後まで聞いてくれ。訓練はまあ、よかったんだよ」
一夏「でも、ペア組む時にさ、みんな自分と組め自分と組め言ってきただろ?めちゃくちゃ強引にさ」
俺「一夏、一夏ぁ・・・」
俺「うっ、ふう・・・」
一夏「さらに言えば、自分と組まなかったからって不機嫌になるやつもいたよな」
鈴「あれは・・・」
セシリア「一夏さんが・・・」
一夏「そこだよ。俺が自分と組まなかったから、怒ってたんだろ?」
鈴「あ、あんたが悪いんじゃない」
一夏「俺の意思はどうなるんだ?」
セシリア「そ、それは」
一夏「まあそれはいい。学園のことだし。でもさ、学園祭の時、おまえらなにした?」
一夏「シンデレラの劇でさ、王冠取りたいからって俺のこと銃で撃ったよなセシリア」
セシリア「あ、あれは王冠を狙って」
一夏「俺に当たったらどうするつもりだったんだ?冗談じゃすまないだろ」
セシリア「うぐっ・・・」
一夏「鈴もさ、俺がシャルと風呂入ったからってISで攻撃してきたよな」
鈴「あれは、あんたが!」
一夏「俺が誰となにしようと俺の勝手だろ?それを、気にくわないからって殺そうとしたわけだ」
鈴「こ、殺すとかそんなんじゃ」
一夏「ラウラが助けてくれなかったら確実に死んでたけどな」ナデナデ
ラウラ「~~♪」
シャル「ま、またラウラばっかり」
一夏「でさ、今だよ。なんで俺が休日に、みんな公平に相手をしなきゃならないんだ?」
箒「それは・・・」
鈴「だって・・・」
セシリア「うぐぅ・・・」
シャル「一夏が・・・」
一夏「教えてくれよ。なんでプライベートな時間までおまえらに公平に対応しなきゃいけないんだ。誰か一人を贔屓したからって悪者扱いされるんだ」
一夏「俺だって人間だ。やりたいことだって、好みだってある。なのに、なんでおまえらに合わせて行動しなきゃならないんだ」
一夏「なんで、おまえらの命令通り動かなかったからって非難されなきゃならないんだ」
一夏「俺に自由はないのか。答えてくれよ、なあ」
セシリア「・・・」
鈴「・・・」
シャル「・・・」
箒「・・・」
ラウラ「・・・すまなかった」
一夏「ラウラ・・・あやまってくれるのはやっぱりラウラだけなんだな」
シャル「っ!ご、ごめんね一夏、悪気はなくて」
セシリア「も、申し訳ありませんでした」
鈴「ごめんね一夏」
箒「す、すまなかった」
一夏「・・・もういいよ」
シャル「ゆ、許してくれるの?」
一夏「もういい、みんな出ていってくれ」
セシリア「そんなっ、い、今までのことなら」
鈴「もうしない、しないから」
箒「一夏!」
一夏「・・・出ていってくれ」
シャル「・・・わかった、ごめんね一夏」
一夏「・・・」
鈴「・・・また来てもいい?」
一夏「・・・」
セシリア「あの・・・その・・・本当に悪気は」
一夏「・・・」
箒「・・・」
バタン
一夏「はぁ・・・」ゴロン
一夏「・・・ちょっと言い過ぎたかな・・・」
ラウラ「・・・わたしは」
一夏「っ!?」ガバッ
ラウラちゃんでシコシコしてます
一夏「いたのか・・・」
ラウラ「わたしは・・・こういう学園というもので集団生活をしたことがなくて」
一夏「・・・」
ラウラ「お前のように、心を許せる人間にあったのも初めてで・・・どう接していいか、わからなかったんだ・・・」
一夏「・・・」
ラウラ「それで、お前を傷つけてしまっていたのなら・・・」ポロポロ
一夏「・・・」
ラウラ「ぅぅっ・・・すまなかった・・・ぐすっ・・・」ポロポロ
一夏「・・・いいよ、もう」ポンポン
ラウラ「えぐっ・・・ただ、お前といたかっただけ、ひぐっ、なんだ・・・」ポロポロ
一夏「ラウラ・・・」ナデナデ
鈴「・・・」
箒「・・・」
セシリア「・・・」
シャル「・・・あれ?ラウラは?」
鈴「そういえば」
箒「・・・まさか」
セシリア「またラウラさんは・・・」
シャル「・・・なんかさ・・・ラウラってむかつくときない?」
箒「・・・確かに」
セシリア「・・・軍で育ったのかなんなのか知りませんけど、慎みが足りませんわね」
鈴「・・・ラウラがいなければ一夏もあんなこと言わなかったんじゃないの」
セシリア「・・・」
箒「・・・」
シャル「・・・」
ガチャッ
ラウラ「シャルロット!嫁がもう怒ってないと言っていたぞ!」
シャル「・・・」
ラウラ「シャルロット?」
シャル「あ、いたんだラウラ」
ラウラ「今帰った。嫁はもう怒ってないぞ。安心しろ」
シャル「へぇ・・・一人で謝りにいったの?」
ラウラ「そうだ。だが嫁はシャルロットも、みんな許してくれると言っていた」
シャル「ふーん・・・」
だから妾の子は
次の日
山田「1時間目は物理ですからねー。じゃあ物理室で」
ガヤガヤ
ラウラ「教科書は・・・あれ?ロッカーか・・・机にあったと思ったが」スタスタ
ガチャッ
ビチャッ
ラウラ「な、なんだこれは!?」
ラウラ「・・・教科書が」ビチャビチャ
クスクスクスクス
ラウラ「っ!」バッ
ラウラ「・・・ちっ」
一夏「お、どうしたラウラ。って、ひどいなこれ。ジュースいれっぱなしにしてたのか?」
ラウラ「これは・・・あぁ、そうだ。昨日買ったのを忘れていた」
一夏「やっちゃったなー」
セシリア「あら?どうしたんですのラウラさん。まあ!ロッカーが大変なことに」
ラウラ「どうやらロッカーにジュースをいれっぱなしにしていたらしい」
セシリア「まあまあ、困りましたわねー。クスクス」
ラウラ「っ!お前かっ!」ガシッ
セシリア「きゃっ!」
一夏「ラウラ!?おい、なにやってんだ!」
ラウラ「こいつがっ」ギリギリ
セシリア「いたい!!助けてください一夏さん!」
一夏「離すんだラウラ!」グイッ
ラウラ「・・・」パッ
セシリア「うぅっ・・・いたい・・・ひどいですわ・・・」グスグス
ラウラ「・・・お前がやったんだろう」
セシリア「知りませんわ・・・ぐすっ・・・わ、笑ってしまったのはわたくしが悪いかもしれませんが、こんなのひどいですわ・・・あああん一夏さあああん!」ガバッ
一夏「・・・ラウラ、今のはやりすぎだぞいくらなんでも」
ラウラ「わ、わたしは・・・」
「みたー今の」
「ひどいよねー今のは」
「さいてーセシリアかわいそー」
ラウラ「・・・すまなかった・・・」
セシリア「・・・ぐすっ・・・一夏さぁん・・・」ニヤッ
ラウラ「っ!」
一夏「・・・はっ!なんだ夢か・・・」
ラウラ「ぐぅ・・・」zzz
一夏「学園を卒業してから5年。つまりラウラと結婚してから5年か・・・はやいもんだな」
ラウラ「んん・・・なんだ?」
一夏「ちょっと昔の夢をな。おやすみ」
ラウラ「そうか・・・すぅ・・・」zzz
終わり。どこで終わろうと俺の勝手だろ。
結婚・・・・か
ちょっとネタ思いついたから、もし迷惑じゃなかったら新しく始めてもいい?
3:00には寝るからそれまで
いやごめんラウラ全然出てこない
一夏とセシリアが結婚してて、セシリアが引き篭もりになっちゃった話
あ、ごめん
そんなに酷い話ではないけど、前に2、3度書いたことあるからそんな感じになるんだが
つまらなかったらすぐやめるんでいってください
/
コンコン
一夏「セシリア、入るぞ?」
セシリア「……」
一夏「……入るからな。物を投げないでくれよ?」
セシリア「……」
ガチャ
一夏「……まーた盛大に汚してるな」
セシリア「……」
一夏「これはここ、これはそっち、えーとこれは、と」
セシリア「……何の、ようですの?」
一夏「用がなくちゃ来ちゃいけないか? カーテン開けるぞ?」
セシリア「開けないでください」
一夏「なんでだよ? 暗いじゃないか」
セシリア「暗いのがいいのですわ。その方が、落ち着きますから」
一夏「……セシリア。いつまでそうしてるつもりだ。もう半年だぞ」
セシリア「まだ半年です」
一夏「……」
セシリア「……」
一夏「チェルシーさんのことを思うと俺も胸が痛い。でもな、そうやってセシリアがいつまでもウジウジしてたら」
セシリア「あなたに、一夏さんにチェルシーの何がわかるって言うんですの」
一夏「……俺が彼女と一緒にいた時間はセシリアに比べたら微々たるもんだよ。でもなチェルシーさんはいつもセシリアのことを考えてる人だって言うことぐらい分かった」
セシリア「……」
一夏「そんな優しい人だったんだ。今のセシリアを見たら残念がるに決まってる」
セシリア「……そんなの、わかりません。チェルシーがそういったのなら信じてもいいですが」
一夏「セシリア」
セシリア「もう放って置いてくださいまし! 誰とも話したくないんですの!」
一夏「放って置けるわけないだろ、セシリアは俺の奥さんなんだから」
セシリア「なら離婚ですわ」
一夏「おいおい……」
セシリア「出て行ってください」
一夏「……明日さ、各国からISの――」
セシリア「早く出て行って!」
一夏「…………わかったよ。明日も、来るからな。ちゃんとご飯はもってくるから食べろよ」
セシリア「もうこなくて結構です」
一夏「……俺はセシリアを信じてるからな。ゆっくりでもいい。前を向いて歩いていこう」
ガチャ バタン
セシリア「……ああ…………チェルシー」
セシリア「ごめんなさい……ごめんなさい」
セシリア「私のせいで…………あなたが」
セシリア「……私が……チェルシーの変わりに私が死ねばよかったのに…………」
/
一夏「これ招待状です」
案内人「拝見させていただきます……はい、確かに。ご婦人は?」
一夏「あ、すいません体調が悪くて」
案内人「おお……それはそれは。御自愛なさって下さい。では貴方様はこのようなパーティーには慣れていらっしゃらないのではありませんか?」
一夏「そうですね。それにやはり日本人だと浮くようで」
案内人「気になさることはありません。よろしければ、少し私が案内でもいたしましょうか……男一人だと少々面倒なことになるかもしれません」
一夏「いや、悪いですよ。それに知り合いがいないわけじゃないんです」
シャル「遅かったね、一夏」
一夏「シャル!」
シャル「久しぶり。ようこそ、って言った方がいいのかな?」
一夏「どっちでもいいよ。あー、本当に懐かしいな。少しは変わってるけど、やっぱりあのときのままだ」
シャル「そう? どの辺りが?」
一夏「なんていうか、大人っぽくなったけど、雰囲気は一緒というか」
シャル「……そういうのは変わった気がするけどね。このドレスとか、こういうの着なかったし」
一夏「制服姿のほうが見慣れてるけど、うん、そういうのも似合うな」
シャル「ふふ、ありがとう……ところで」
一夏「うん?」
シャル「セシリアは?」
一夏「あー……ちょっとな」
シャル「前に事件があってセシリアの近くの人が亡くなったって聞いたけど」
一夏「うん……まあ」
シャル「あ、ごめん、無神経だったね」
一夏「いや」
シャル「……まずは挨拶に行くんでしょう? それ、私もまだだからついていくよ」
一夏「お、そうか……って『私』?」
シャル「え? ……ああ、そういや学園では……。一夏、僕も挨拶がまだだから一緒に行こう?」
一夏「別に戻さなくてもいいぜ? 自然にな」
シャル「一夏と僕の仲ならこれが普通じゃない?」
一夏「そうかな」
シャル「さ、早く」
テクテクテク
一夏「そういや、卒業してからどうだ? 手紙でデュノア社で働いてるってのは聞いたけど」
シャル「うん、いろいろ大変かな」
一夏「へー。やっぱり学生とは違うもんな。どういうことしてるんだ?」
シャル「それは、まあ会社に関わること、かな。それより一夏は? 結婚生活、どう? あ、事件が起こる前の話ね」
一夏「どうっていわれても、幸せだぜ? ISの仕事のことを抜かせば、セシリアと二人で旅行したり、たまに日本に帰ったりな」
シャル「いいなあ」
一夏「シャルは結婚とかは?」
シャル「僕? まだまだ全然だね。彼氏すらできないし、やっぱり敬遠されちゃうからね、僕みたいなのは」
一夏「敬遠ってなんで」
シャル「魅力がないからじゃない?」
一夏「それは嘘だろ。シャルに魅力がないわけないじゃないか」
シャル「あはは。ありがとう一夏……さ、そろそろ」
一夏「おっと」
シャル「ほら、ネクタイ曲がってるよ」
一夏「ありがとう」
シャル「……一夏は変わらないね」
一夏「ん?」
シャル「なんでもない」
/
一夏「悪いな」
シャル「ううん、僕の方からお願いしようと思ってたから」
一夏「そういってくれると助かる」
シャル「……ここ?」
一夏「ああ、ちょっと待っててくれ」
シャル「うん」
コンコン
一夏「セシリア、入るぞ?」
シャル「…………返事がないけど」
一夏「セシリア、入るからな?」
ガチャ
シャル「こんばんわー……」
一夏「セシリア、今日は懐かしい友達が」
セシリア「……」
一夏「セシリア?」
セシリア「……」
シャル「……」
一夏「セシリアー? 寝てるのか?」
シャル「ん?」
コロコロ
シャル「これ、瓶? なんでこんなものが?」
一夏「どうした?」
シャル「……! 一夏! これ!」
一夏「これは……睡眠薬!? 中身がないってことは、まさか」
シャル「全部飲んだのかもしれない!」
セシリア「……」
シャル「ぼ、僕、医者を呼んでくる!」
一夏「頼む!」
ダッ
一夏「セシリア! しっかりしろ! セシリア!」
セシリア「…………」
一夏「くそ! なんでこんな……! 何でこんなことするんだよ!」
セシリア「…………」
一夏「死ぬな! 死なないでくれ! セシリア!」
セシリア「…………」
一夏「チェルシーさんは、こんなこと望んでないって、あれほどいったじゃないか!」
セシリア「…………」
一夏「俺は、どうすれば……心臓マッサージか? そうだ、心臓は……動いてるのか? 心配停止状態だったら……」
セシリア「…………」
バサッ
心配停止なら心配しなくていいな
一夏「……」
ドクン ドクン
一夏「う、動いてる?」
セシリア「だって死んでませんもの」
一夏「え?」
ムクリ
セシリア「重いですわ。それと、服を脱がさないでくださいな。私の胸が丸見えではありませんか」
一夏「え? ……これは、どういう?」
セシリア「ちょっと死んだふりをしてみただけです」
一夏「……え?」
セシリア「なんですの、その顔、嘘ですわ。ちょっとした冗談。狂言ですの」
一夏「……」
セシリア「なかなかの顔ですわね、旦那様。さ、用が済んだなら早く出て行ってくださいな」
シャル「一夏! 医者を呼んできたから――え?」
セシリア「あら、あなたは……いいえ、どなたであろうと結構ですわ。早く出て行ってくださいまし」
シャル「セシリア……何ともない、の?」
セシリア「だから冗談でやってみただけだといっているでしょう? 飲み込みが悪いですわ」
シャル「……」
一夏「…………」
セシリア「早く、出て行ってください」
一夏「……セシリア」
セシリア「……」
一夏「なんとも、ないんだな」
セシリア「……ええ」
一夏「………………そうか」
セシリア「……」
一夏「出よう、シャル」
シャル「え? でも……」
一夏「いいんだ。せっかく来てくれたのにごめん」
シャル「いや、僕はいいんだけど」
一夏「出よう……また明日来るよ、セシリア」
セシリア「来なくて結構です」
寝ます。
一夏「して、何故だ!」
セシリア「何故と申されても・・・」
一夏「何故かようなことをしたのかと聞いておる!」
セシリア「そうですな、強いて挙げれば、意地でござる」
一夏「意地、代表候補生の意地と申すか!」
セシリア「女のとしての意地でござる。」
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