ユミル「最近あいつらおかしい」 (39)
ssは初だから分かんないこと多いと思うけど頑張ります
捏造、ネタバレ、キャラ崩壊あるかもだから一応注意ね
SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1380801822
ユミル「………」
壁|クリスタ「………」ジー…ニヤニヤ
壁|サシャ「………」ジー…(モグモグ)
壁|ミカサ「………」ジー…
壁|アニ「………」ジー…
ユミル「なんなんだあいつら…」
―昼食―
クリスタ「ね、ねぇユミル!」
ユミル「あ?」(クリスタ可愛い)
クリスタ「ああああのね、えっとえっと! ベルトルトの隣行かないの!?」
ユミル「? なんで私がベルトルさんの隣に行かなきゃなんないんだよ?」
クリスタ「えっ…だって」チラッ
サシャミカサアニ「」目そらし
ユミル「……なんだよ」
サシャ「ななななんでもないですよ!!なんでも!!ほ、本当になんでもないので、安心して私にご飯分けて下さい!!」
ユミル「なんでもなくねぇだろ…。あと飯はやらねぇからな」
アニ「…あんた、ベルトルトのこと好きなんでしょ」ボソッ
クリスタ「えええ言っちゃうのアニ!?」
ユミル「!? なんでそうなるんだよ意味が分からない」
ミカサ「ユミル……こういうときは素直になるべき。恋愛経験者の私が言うのだから間違いない。私は素直になることでエレンに好かれた。素直なお前は好きだと言われた。だからユミルもそうすると良い」
ユミル「恋愛経験者ってのは100%お前の勘違いだろうよ。…とりあえず、なんでそんなことになってるのか知らないが私はベルトルさんのことは好きじゃねぇよ」
クリスタ「え?…」
ユミル「とにかく! お前らの思ってるようなキャッキャウフフな出来事なんて何もないから期待すんな」
クリスタ「ううう…そんなぁ…」(可愛いユミルを見られると思ったのに)
サシャ「そ、そうなんですか…?でも…」
アニ「……ふん、まぁあんたに恋愛なんて似合わないとは思ってたさ」
ミカサ「……そう…つまりこの中で恋愛経験があるのはこの私だけということ」
ユミル「あーはいはい何でも良いよとっとと帰れ!」
ユミル「はぁ…まったくなんでこんなことになってるんだか」
ユミル「………」チラッ
ベルトルト「ははは、ライナーはほんとにいつもいつもクリスタの話ばっかりだね」
ライナー「おう、あんな女神が身近に居たら普通はこうなるだろ!!結婚したい!!」
ベルトルト「ら、ライナー……う、うん、良いんじゃないかな……あはは…」
ユミル(あいつらが変な話するから……)チラッ
ベルトルト「でも確かにクリスタ可愛いよね。見た目だけじゃなくて、性格も」
ライナー「だろだろ!? あの優しさは天使としか言いようがねぇ!!」
ユミル(あーくそ! なんでさっきからベルトルさんの方をチラチラ見てんだ私は!!)
―訓練中―
ユミル「………」イライラ
クリスタ「ユミル、なんであんなに怒ってるんだろう……はっ…まさか!」
サシャ「私がユミルのご飯をもらったから…!? で、でもあの誘惑に勝てるわけないじゃないですか!!」
ミカサ「サシャは少し黙って。夕飯のパンなら半分あげる。……ユミルが怒ってるのは、きっと私たちのせい」
アニ「私らが急に色々騒いだから恥ずかしくなったんでしょ。あいつがあんな乙女だとは思わなかったけど」
アルミン(さっきの昼食の時の会話から全部聞こえてたけど……それ、絶対違うと思う)
名前を1に変えるの忘れてたわ
まぁあんまり関係ないね
あとそれ以前にスレ立て自体が初めてだから何か間違ってたりしたら言ってほしい
とりあえずここ見てる人が居るのかすら分かんないけど
スムーズに書けてるのでなんの問題もない
続けろ下さい
>>9
ありがとう嬉しい
続ける
―数日前―
女子部屋
クリスタ「背の高い男の子ってかっこいいよね!」
ミカサ「分からなくもない…でも高過ぎも良くない。170cmくらいがベストだと思う」
ユミル「背の高い…ってやっぱりベルトルさんとかか? いやあんなやつかっこよくないぞクリスタ! 私が居るだろ私が!!」
サシャ「ぶっちゃけ背の高さって関係ないような気がしますけどねぇ…」
クリスタ「……? ねぇユミル…まっさきにベルトルトが出て来るの?なんで?ねぇなんで?」
ユミル「そりゃ104期訓練兵で一番の高身長だからな」
クリスタ「そ、そうだね…ねぇ!ユミルも背の高い男の子がかっこいいと思うよね!?」
ユミル「あー…まぁ良いんじゃねぇの?チビよりは。 あ、でも私はクリスタloveだからな!!結婚してくれ!!」
クリスタ「やっぱり背の高い男の子が好きなんだね!! そして背の高い男の子といえばベルトルトなんだね!!」
ミカサ「ベルト…ベルべ…ベルトルベルは確かに背が高い。でもやっぱり高過ぎるよりもほど良い身長が一番かっこいいとおm 」
ユミル「ぅおいクリスタ!!結婚の部分には無反応かよ!割と傷付くぞ!!」
クリスタ(そう…やっぱり誰が何と言おうとユミルはベルトルトが好き!!絶対に!!)
サシャ「良くわかりませんがクリスタが燃えてますねぇ」
アニ「放っておけば良いよ…いつものことさ」
ユミル「対人格闘なんてやってられるかよ…さぼるか」
クリスタ「あ、待ってユミル!」
ユミル「なんだよクリスタ…まさかまともにやれだなんていうお説教をするつもりじゃないよな?」
クリスタ「そうだよユミル!私はお説教をするの! ユミルは強いんだから、本気でやってればもっと成績上位に行ける!なのにどうしてやらないの?偉い人は言ってるよ、『いつやるか? 今でしょ!!』」
ユミル「……」(クリスタがAHOになった)
クリスタ「だから、ね!ユミル!!やろうよ!ほらほら丁度いいところにベルトルベルが!」
ベルトルベル「うわっ…引っ張らないでよ…! …っていうか誰だよベルトルベルって」
ユミル(…なるほど、そういうことか。まさか私が気付いてないとでも思ってんのかなクリスタは。クリスタに限らずあいつら全員そうだよな…嘘をつくのが下手過ぎるんだ)
ユミル(……。少し乗ってやるか)
クリスタ「……というわけで、ユミルにまともに訓練をさせるために…お願い、ベルトルベル?」ウルウル
ベルトルベル「まぁ良いけど…ベルトルベルじゃないってば」
ユミル「じゃ、私からいくぞベルトルさん!」
ベルトルト「うわっ、えっ、ちょっと待って……!」
ドッスン
クリスタ「わ、やっぱりユミル強いじゃないの!」
ベルトルト「イテテ…いきなり投げ飛ばさないで……」
ユミル「えーっと、このナイフ取れば良いんだろ? そんじゃ次はあんただぜベルトルさん」
ベルトルト「ああ、分かっt キース「何をやっているレンズ訓練兵…? 貴様もとっととペアを作って訓練をしろ」
クリスタ「(あわわ、いつもユミルと組んでるから…)はっ! 今すぐやります!! それと、訓練の後で走って来ます…」
キース「そうか、早くしろ」
ユミル「…おい、もう教官は行ったから敬礼やめていいんだぞ」
クリスタ「はっ…ホントだ、ありがとう…」
ユミル「…ほら、クリスタ」腕引っ張り
クリスタ「えっ…」
ユミル「組む奴居ないんだろ? だったら私と組もうぜ」
ライナー「あ、クリスタ! 俺もベルトルト貸し出されてて組む相手居ないんだ、良かったら一緒にやらないか!?」
ユミル「[ピーーー]」ゲシッ
ベルトルト「じゃあ僕ライナーと組むから…ユミルはクリスタとやりなよ」
クリスタ「行っちゃった……もう!ユミルの馬鹿!」
ユミル「あ?そんなにライナーの野郎と組みたかったか?お前ガチムチが好みだったのかよ知らなかった」
クリスタ「ちっがーう!! ベルトルトだよ、一緒に組むんじゃ…!」
ユミル「お前な…それはクリスタが勝手にやったことだ。私は頼んでねぇよそんなお節介…。ほら、早く始めないとまた教官来るぞ?」
クリスタ「う、うん…」
クリスタ(……お節介、か…)
氏ねを普通に書いちゃったよスマソ
ピーーになっててビビった
ここで中断
続きは明日書きます
おつ。メール欄に 半角で sagaって書くと死ねやらなにやらが正常になる
>>17
ああ、さげれば良かったのか
次からそうする、ありがとう
さげれば良かったのか…次からさげで書きます
ん?なんか書き込まれてないように表示されてたけどちゃんと書き込まれてたわ
同じこと2回書いたけどあんまり気にしないで下さい
知らなかった…ふだん普通にさげて書き込むことしかなくて
ありがとう、なんかごめん助かった
じゃあ再開します
前にミスったところから書き直す
ユミル「…ほら、クリスタ」腕引っ張り
クリスタ「えっ…」
ユミル「組む奴居ないんだろ? だったら私と組もうぜ」
ライナー「あ、クリスタ! 俺もベルトルト貸し出されてて組む相手居ないんだ、良かったら一緒にやらないか!?」
ユミル「死ね」ゲシッ
ベルトルト「じゃあ僕ライナーと組むから…ユミルはクリスタとやりなよ」
クリスタ「行っちゃった……もう!ユミルの馬鹿!」
ユミル「あ?そんなにライナーの野郎と組みたかったか?お前ガチムチが好みだったのかよ知らなかった」
クリスタ「ちっがーう!! ベルトルトだよ、一緒に組むんじゃ…!」
ユミル「お前な…それはクリスタが勝手にやったことだ。私は頼んでねぇよそんなお節介…。ほら、早く始めないとまた教官来るぞ?」
クリスタ「う、うん…」
クリスタ(……お節介、か…)
ーーーーーーーー
クリスタ「はぁ…まさかあんなに走らされるとは…疲れた……」
クリスタ(ユミル……)
クリスタ「私のしてることって…お節介なのかな…?」
「そんなことないと思うよ?」
クリスタ「!?」
アルミン「あはは、驚かせちゃったかな?」
クリスタ「あ…アルミン……」
アルミン「…君たちとユミルのことは、大体は把握してるつもりだよ」
クリスタ「い…いつの間に知ったの…?」
アルミン「まぁ…色々とね」(あんなに大声で話してたら聞くつもりなくても聞こえるよ…)
クリスタ「そう……。わ、私ね…ユミルにお節介って言われちゃって、それで……。ねぇアルミン、私のしてること、迷惑なのかな?お節介かな?」
アルミン「……。それがお節介なのかっていうのは、ユミル本人しか知りようがないんじゃないかな?」
クリスタ「………」
アルミン「一度、ちゃんとユミルと話してみたら良いんじゃない? …ほら、ユミルとベルトルトのことで、クリスタたちが勘違いしてる部分もあるみたいだし…」
アルミン(むしろほとんど勘違いだってことは…言わないほうが良いか……)
クリスタ「アルミン……。うん、そうする!ありがとう、アルミン!!」ニコ
アルミン「えっ…う、うん!頑張れ!」ドキドキ
アルミン(天使だ…)
ー女子寮ー
ユミル「あークリスタ早く戻ってこーい…私の天使……」
アニ「さぼってたわけでもないのにあれだけ走らされるなんてねぇ…ま、仕方ないけどね」
ユミル「そうだ、走らされるならいつもさぼってるお前だろ普通」
アニ「……。あんたに言われたくないよ」
ユミル「」(何も言い返せない)
クリスタ「ユミル…!」
ユミル「おおクリスタ! 思ったより早かったな!」
クリスタ「う、うん……それであの、私ユミルに話が……」
サシャ「クリスタも戻ってきたことですし、早く行きましょ!!ご飯ですよご飯!!!」
ミカサ「早くした方が良い…遅くなってしまう。それに早く行かないとエレンが私を待ってる」
ユミル「ああ、そうだな。行こうぜクリスタ!」
クリスタ「えっ……でも私、ユミルに……」
アニ「……ほら。グズグズしてないで早く行くよ」
クリスタ「う、うん……」
クリスタ(どうしよう…いつなら話せるかなユミル…)
ユミル(飯か…またあいつらが変なことしなきゃ良いけど)
クリスタ(はぁ……ユミルとちゃんと話し合うって決めたのに)
エレン「おお、お前らやっと来たのか、遅かったな!」
ミカサ「ごめんなさいエレン…あなたを待たせてしまった……」
エレン「? 別に待ってないけど」
ミカサ「エレンは優しい……さぁ、早く席につこう、早く」
エレン「??? お、おう…」
ジャン「あの死に急ぎ野郎…ミカサに腕掴まれて席につくなんて羨ましい…!!」
ユミル「………私らも早く席につこうぜ」
クリスタ「うん…」
ユミル「……」チラッ
ベルトルト「ライナー…そんなに毎日クリスタの話するなんてて……もしかして話題ないの?」
ライナー「話題ならあるぞ!!クリスタの話題なら尽きることはない!!」
ユミル(とりあえず後でライナーは殺そう)
ユミル(いやそんなことよりも…)
クリスタ「どうかしたの、ユミル?……あ、ベルトルトを見てたの?」
ユミル「………え? …ああ、そうだな」(しばらくこれで遊んでみるのも良いかも)
クリスタ「そうなんだ…」ニコ
ユミル「可愛い…じゃなくて! お前どうした、昨日だったらこういう時……」
クリスタ「? 昨日だったら……何?」
ユミル(昨日だったら「ベルトルトの隣行こうよ!」ってからかってくる…なんて言えるわけないだろ)
ユミル「あ、ああ…いやなんでもない」
クリスタ「変なユミル……」クスッ
ユミル(それよりクリスタがいつもより元気ないような…)
クリスタ「……ねぇ、早く食べちゃおう? 冷めちゃうよ」
ユミル(私の服の裾引っ張って上目遣いでこっちを見るクリスタ可愛い)
ユミル「ああ、そうだな」
ベルトルト「――え、ユミル?」
ユミル「!?」
ライナー「ああ、ユミルも対人格闘いつもさぼってるみたいだぞ」
ベルトルト「へー…アニもさぼってるけど、ユミルもなんだね。……でも今日は僕が組まされたけどね」
ユミル(な、なんだ……ライナーと話してるだけか)
ユミル(……一瞬話しかけられたかと思った)
ライナー「ああ、今日は珍しく真面目にやってたな。クリスタにお説教でもされたんだろう」
ベルトルト「ああ、確かに有り得るね」
ユミル(いやいや実際そうだし)
クリスタ「……ユミル…」
ユミル「え?……ああ、どうした?」
クリスタ「……それ。…食べないの?」
ユミル「あ……」
クリスタ「一口も食べないなんて、珍しいね」
ユミル「ああ…お腹空いてない。その辺の芋女にでもやっといてくれ」
クリスタ「えっユミル……でも、食べないと」
ユミル「じゃーな」スタスタ
クリスタ「あ……待ってユミル、」
クリスタ「……………行っちゃった」
クリスタ(……あーあ…どうしよう……)
アルミン「クリスタ!」
クリスタ「アルミン? どうしたの?」
アルミン「うん、ちょっと……。隣、良いかな?」
クリスタ「うん、もちろん!!」
アルミン「(天使だ……)……あのさ、ユミル、ご飯ぜんぜん食べてないみたいだけどどうかしたの?」
クリスタ「そうなの……お腹空いてないって言って食べなかったの」
アルミン(食欲がないのは…クリスタにお節介って言ったのを気にしてるからか?)
アルミン(実際にユミルがクリスタにひどいことを言っているのを見たわけじゃないから、この段階では何もわかんないや……)
クリスタ「どうしよう…私のせい…?」ウルウル
アルミン「く、クリスタは悪くないよ!」
クリスタ「そうかな…でも…」
アルミン(しまった…とっさに無責任なこと言っちゃったよ……当事者でもないのに)
アルミン「ユミルがご飯を残したのは、本当にたまたまかもしれないし……本当のことなんて分らないんだから、自虐的になるのはやめようよ! 本当にそうだって決まったわけじゃないんだから…ね?」
クリスタ「……うん…そうだね!ありがとう!」
アルミン(良かった…クリスタ元気出たみたい)
アルミン「うん、クリスタは元気なほうが良いよ!」
クリスタ「えっ」
アルミン「えっ」
アルミン(しまった…つい)
クリスタ「……私も、元気なアルミンのほうが好きだよ!」
アルミン「!?」
クリスタ「…だから、人のこととか周りばっかり気にして、人のために色々考えすぎるのもほどほどにね? いつも胃が痛そうにしてるのって、そのせいでしょ? たまには、自分のことだけ考えてたりしても良いと思うな」
アルミン「! あ…ありがとう!」
アルミン(気付いてくれてた…)
――その頃のユミル
ユミル「最近おかしいのはあいつらだと思ってたけど……私もだいぶおかしいよな」
ユミル(まぁ、いつものことか)
ユミル(恋…なぁ……そんなもの)
ユミル(巨人の私には関係もない話だ)
ユミル「……ん?」
ユミル「おーい、どうしたんだよベルトルさん!」
ベルトルト「ゆ、ユミル!? 君こそどうしたんだよ…まだご飯の時間だよ?」
ユミル「いや、食欲ないから置いてきた」
ベルトルト「置いてきた…って。そんなことしたら勿体無いよ」
ユミル「ほっときゃ芋女が食べるだろ。…そんなことより」
ベルトルト「……」
ユミル「お前、ここで何してんだ?」
ベルトルト「それはユミルもだよ」
ユミル「私は一人で落ち着いて考え事してただけだ」
ベルトルト「じゃあ僕もだ」
ユミル「は…そうかよ。で? お前は何を悩んでんだ?」
ベルトルト「はぁ!? 考え事だって言っただろ、悩みだなんて……」
ユミル「何でも良いよ、お前の考え事って何だよ」
ベルトルト「そんな人のプライバシーを侵害するようなことを…」
ユミル「文句あんのかよ」
ベルトルト「大ありだよ!!」
ユミル「……じゃ、私のを教えてやろう。特別にな」
ベルトルト「頼んでないけど……」
ユミル「私はな、同室の奴らに、私が恋とかいうものをしてると勘違いされてんだ」
ベルトルト(いや…だから頼んでないって言ったんだけど……聞いてないし…)
ユミル「そんでな、その恋の相手はお前らしいんだよ」
ベルトルト「ふーん……え?ちょっと待ってどういうこと」
ユミル「…ということでベルトルさん。…お前だったら、こういう時どうする?」
ベルトルト「ほんとに話聞かないんだな君は……。…僕だったらって言われてもな」
ユミル「答えろよ」
ベルトルト「僕、好きな女の子居るんだけど」
ユミル「ほー」
ベルトルト「いや…なんでそんなに興味なさそうなの」
ユミル「だって興味ねぇし」
ベルトルト「ほんとに君は……」呆れ
ユミル「で、その好きな奴って誰だよ」
ベルトルト「……興味ないんだよね?」
ユミル「1ミリもない」
ベルトルト「……。じゃあなんで」
ユミル「気になるから」
ベルトルト「………」
ユミル「………早く」
ベルトルト「……矛盾してると思うのは僕だけ?」
ユミル「お前だけ。……早くしろ」
ベルトルト「…ユミル?」
ユミル「あ?」
ベルトルト「声、震えてない?」
ユミル「……ああ、風邪でも引いたんだろ」
ベルトルト「……そうかもね」
ユミル「どうでもいいから早く好きな奴言えっての」
ベルトルト「やだよ…そもそもなんでユミルに言わなきゃいけないの」
ユミル「私がユミル様だから」
ベルトルト「なにそれ……」
ユミル「私は自分のしてた考え事、ちゃんと教えただろ。次はお前の番」
ベルトルト「……アニだよ」
ユミル「………。ふーん」
ベルトルト「なんでそんなに興味なさそうなの」
ユミル「興味ねぇし」
ベルトルト「………」
ユミル「………」
ベルトルト「ユミル」
ユミル「なんだよ」
ベルトルト「これ聞いて…それで、どうするの?」
ユミル「そんなに言うなら104期生全員に広めてやるよ」
ベルトルト「……頼んでない」
ユミル「私が勝手にやる」
ベルトルト「勝手な奴だな君は…」
ユミル「ユミル様だからな」
ベルトルト「……」
ユミル「黙るなよ馬鹿」
ベルトルト「話す事もないし…」
ユミル「馬鹿」
ベルトルト「そんなに馬鹿って言いたいならコニーに言いなよ……」
ユミル「……阿呆」
ベルトルト「…もう…良いよ何でも……」
ユミル「……私さ」
ベルトルト「…うん」
ユミル「クリスタが一番好きだ」
ベルトルト「……本人に言えよ」
ユミル「いつも言ってんだろ」
ベルトルト「知ってる」
ユミル「……私、もう行くからな」
ベルトルト「君が勝手に来たんだろ……。…うん、そろそろみんなも食べ終わったと思うよ」
ユミル「じゃーな、おやすみベルトルさん」
ベルトルト「ああ……おやすみユミル」
―女子寮―
クリスタ「あ、ユミル!私、ユミルに話が……」
ユミル「ごめんなクリスタ…ちょっと今日は寝るわ……」
クリスタ「……えっ」
ユミル「…おやすみ」
クリスタ「ユミル…おやすみ……」
クリスタ「………」
クリスタ「ユミル、もう寝ちゃったか……」
クリスタ(私も寝よう…)
ユミル(………)
ユミル「クリスタは…寝たか」
アニ「………あんた…何してる」
ユミル「またお前かよ…早く寝ろ」
アニ「あんたもな」
ユミル「分かってる…おやすみ」
アニ「……おやすみ」
ユミル「ふぅ…」オフトンポッスン
ユミル(何か変な気分だな)
ユミル(……クリスタ、元気なさそうだったのに…クリスタが何か言おうとしてたのも全部無視しちまったし)
ユミル(クリスタか……クリスタ可愛いよなぁ)
ユミル(ベルトルさんも食事中にクリスタのこと可愛いって言ってたからクリスタが好きなんだと思ってた)
ユミル(アニか……まぁ同郷らしいしな)
ユミル(………。…どうでもいい……寝よ)
サシャ「――みなさん起きて下さい!!朝ですよ!気持のいい朝ですね!!」
クリスタ「んん……おはよ、サシャ。サシャは朝から元気だね」
サシャ「おはようございますクリスタ! もちろん、元気は重要なことですから!」
アニ「元気通り越してうるさいよ……おはよ」
サシャ「うるさいくらいが丁度いいんですよ!!…おはようございます、アニ」
ミカサ「おはよう…確かに気持のいい朝。…きっとエレンは寝坊してるから、私が起こしに行かないと」
アニ「とりあえず落ち着きなよ…男子寮に入れるわけないでしょうが。…それに…起こさなきゃいけないようなら私が行くよ」
ミカサ「…何を言っているのか理解出来ない。普通は家族である私が行くべき。それが普通…すごく普通。…なので……私はエレンを起こしに行く……そう、一人で。あなたはエレンとはただの同期であるどころか…対人格闘の時以外でエレンと話をすることも出来ない腰抜けだ。私はとても残念だ…私はエレンを起こしに行く……あなたは黙って指をくわえていろ……くわえて見てろ」
アニ「」(なんなのこいつ)
ユミル(……アニはエレンが好きなんだったなそういえば)
<フワァ…ヤッパマダネムイナ
<ケッ!ソンナニネムイナラ ヒトリデネテロヨ シニイソギヤロウ!!
<ハァ!?ベツニイマ シニイソイデナイダロ!?
<オ…オチツイテ…
クリスタ「…ミカサ、アニ……エレン、もう起きたみたい」
ミカサ「エレンは強い子。エレンは良い子。だからもう人に頼らずとも起きられる……もちろん少し寂しいけれど」
アニ「おい」
ユミル「どうでもいい……早く朝食食いに行こうぜ」
クリスタ「そうだね…行こう」
サシャ「ご飯!!」
とりあえずここで中断で
明日には最後まで書けると思う
このSSまとめへのコメント
ほう。新しいですな、このタイプ!