ユミル「生きてるよ」

クリスタ「生きてた」


ユミル「……で、なんだって？」

クリスタ「エレンを好きになったよ」


ユミル「」

クリスタ「ユミルが死んだ」

ユミル「生きてるよ」

クリスタ「生きてた」


ユミル「でだ、あの死に急ぎ野郎を好きになったって？」

クリスタ「うん」

ユミル「……」

ユミル「私というものが、ありながらか？」

クリスタ「ユミルはメスだもの」

ユミル「メスて」

クリスタ「エレンはオス。肉棒」

ユミル「肉棒て」

クリスタ「凹凸」

ユミル「もうやめろ！」


ユミル「でだ」

クリスタ「うん」

ユミル「そんな素振り、今までなかったよな？」

クリスタ「そりゃ昨日まで好きじゃなかったもん」

ユミル「昨日なんかあったのか？」

クリスタ「うん」

～～～

～回想～

コニー「歯にゴボウが挟まって取れねえ……」

サシャ「あー、ありますよね……」

～回想終了～


クリスタ「……」

ユミル「……」


ユミル「いやいやいや」

クリスタ「回想終了」

ユミル「終了すんな意味がわからん。ていうかお前出てきてねえじゃん」

クリスタ「私は木陰から覗いてたの」

ユミル「なんであの二人を木陰から覗いてたんだよ」

クリスタ「セックスとかおっ始まらないかな、って」

ユミル「もうやめろ！」

ユミル「結局エレンに惚れた理由はなんだよ」

クリスタ「分かった。じゃあもう一回回想するね」

ユミル「ああ」

～回想～

コニー「サシャ！サシャ！」ﾊﾟﾝﾊﾟﾝ

サシャ「ああー！」ﾌﾟｯｼｬｧｧｧ

～回想終了～

クリスタ「終了」

ユミル「なにやってんだあの二人」

クリスタ「セックス」

ユミル「いうな。良かったな望みが叶って」

クリスタ「うん」

ユミル「……」

ユミル「で、エレンは？」

クリスタ「まだ出てこないよ」

ユミル「じゃあ早送りしろ、早送り。まあセックスおっ始まった経緯も気になるが」

クリスタ「分かった」

～回想～

クリスタ「エレンを好きになったよ」

ユミル「」

クリスタ「ユミルが死んだ」

～回想終了～


クリスタ「終了」

ユミル「あのな？」

ユミル「飛ばしすぎってもんだそりゃお前」

クリスタ「めんどくさいなあ」

ユミル「いやいや、エレンが出てくるところを回想しろよ」

クリスタ「分かった」

～回想～

コニー「サシャ！下がってろ……」

サシャ「コニー！戦っては駄目です！」

アルミン「クケケケェアアアアア！！」

コニー「サシャには指一本触れさせねえぞ！」

サシャ「コニー！」

エレン「私このパイ嫌いなのよね」

～回想終了～

クリスタ「終了」

ユミル「」