カイジ「ニューゲーム」(516)
モブ「あっ・・・!またっ・・・!また入ったぜ・・・!」
モブ「今日は・・・!寄ってる・・・!寄ってるよ・・・!」
一条「ど・・・どういうことだ・・・?」
村上「え・・・?」
一条「設定はCのはずだろ・・・!」オロオロ
村上「はあ・・・」
遠藤の仕掛けは完璧、釘調整器具のすり替え、ビルの傾け・・・
万事整っていた・・・!
ざわ・・・ざわ・・・ざわ・・・ざわ・・・
カイジ(いいぞっ・・・!おっちゃん・・・!)
坂崎「五里霧中・・・四面楚歌・・・孤城落日・・・油断大敵・・・果たす・・・乾坤一擲・・・起死回生の・・・挿入を・・・!」
モブ「うおおおおおぉぉぉぉぉ!!」
カイジ「おっちゃぁぁぁぁぁぁん・・・!!」
一条(こんなこと・・・こんなこと・・・想定外・・・!)
うおーん・・・うおーん・・・うおーん・・・
モブ「なんだこれ・・・鳴きだしたぞ・・・!台が・・・!」
直接的圧力・・・!
一条「ぐっ・・・ぐっ・・・ううっ・・・」ポロポロ
仕掛けによって、前回同様つまるっ・・・!玉がっ・・・!
クルーンの三段目に集まる無数の玉・・・!
まさに圧倒的ピンチの一条・・・
一条「ぐっ・・・分かった・・・!坂崎っ・・・!引き分けだっ・・・!生き残らせてやるっ・・・!」ポロポロ
坂崎「・・・・」
カイジ「なにバカ言ってんだ・・・?どういうことだ・・・!」
一条「引き分け・・・引き分けなんだ・・・・引き分け・・・・」ポロポロ
坂崎「うおおおおおぉぉぉぉぉ!!」
カイジ「都合のいいヤツだな・・・おまえ・・・!でも聞いてやる・・・!話だけは・・・!」
一条「カイジ・・・カイジさん・・・」ポロポロ
カイジ「来いっ・・・!一条・・・!やかましいっ・・・!ここは・・・裏で話そうっ・・・!」
一条「カイジ・・・分かった・・・!こちらへ・・・!」ポロポロ
~店長室~
カイジ「一条・・・おまえ・・・覚えてるよな・・・おっちゃんに何したか・・・・おっ?」
一条「ぐっ・・・それは・・・坂崎さんが・・・台を・・・それで・・・」
カイジ「出せよ・・・!出せよ一条・・・!おまえのチンポ・・・!」
一条「えっ・・・?えっ・・・?」
カイジ「約束したっ・・・!オレはっ・・・!敵をとる・・・おっちゃんとっ・・・!」ポロポロ
一条「まさか・・・カイジ・・・オレに器具を・・・・・」
一条「やめてくれっ・・・そんな酷いこと・・・」ポロポロ
カイジ「ふざけるなっ・・・!それでこそ対等・・・それでこそギャンブルだろっ・・・!脱げっ・・・!一条っ・・・!」ポロポロ
一条「くうぅぅぅぅぅぅ・・・・」
バサ・・バサ・・・
カイジ「ふんっ・・・!なんだよこれっ・・・!はははっ・・・クックッ・・・・・」
一条「くっ・・・くそっ・・・!」ムクムク
カイジ「ははっ・・・!おまえ興奮してんのかっ・・・?ナニおっ勃てて、何考えてやがるっ・・・!」
一条「ううっ・・・もう勘弁して・・・カイジさん・・・」ポロポロ、ムクムク
カイジ「おまえ・・・もしかして・・・苛められたいのか・・・?ククク・・・図星だろっ・・・!一条っ・・・!」
一条「くそっ・・・なんでそれを・・・」ビンビン
カイジ「安心しろっ・・・一条・・・!してやるっ・・・!望み通りに・・・!来いっ・・・!一条っ・・・・!」
一条はカイジの罵声で図らずとも勃起・・・!
隆々と激しく脈打つカリ太の陰茎・・・!
迎えるカイジは磨き抜いた菊門をさらし、一条の男根を待つ・・・!
一条「ちくしょうっ・・・!ちくしょうっ・・・!」ギンギン
カイジ「来いっ・・・!一条っ・・・!ビビってやがるのかっ・・・?腰抜けめっ・・・!」クイクイ
一条「いくぞっ・・・!カイジっ・・・!」
うおおおおおぉぉぉぉぉ・・・・!!
一条「ふんっ!・・・ふんっ!・・・ふんっ!・・・ふんっ・・・!!」
ブリュリュ・・・ブリュリュ・・・ブリュリュ・・・ブリュリュ・・・
カイジ「あっ・・・あっ・・・あっ・・・あっ・・・一条・・・」
ズップ・・・ズップ・・・ズップ・・・ズップ
一条「せいっ・・・!せいっ・・・!せいっ・・・!せいっ・・・!カイジぃぃぃぃぃ・・・!!」
一条「くうっ・・・!うっ・・・出るっ・・・!出るよカイジ・・・せいぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃ!!」
ドピュルドピュルドピュルドピュルドピュルドピュルドピュルドピュルドピュルドピュルドピュルドピュルドピュルドピュルドピュルドピュルドピュルドピュルドピュルドピュルドピュルドピュルドピュルドピュルドピュルドピュルドピュルドピュルドピュルドピュルドピュルドピュルドピュルドピュル・・・・・・・・・・
カイジ「うおおおおおぉぉぉぉぉ!!・・・・・・・・・わっしゃあああああああああああ!!」トプトプトプトプトプトプトプトプトプトプトプトプトプトプトプトプトプトプトプトプトプトプトプトプトプトプトプトプトプトプトプトプ・・・・・・
一条の愛の分身を受け取ったカイジ・・・
その菊門からは洪水・・・いやっ・・・まるで華厳の滝のようにとめどなくあふれ・・・
部屋の中に美しい虹が架かる・・・!!
硬く抱き合い涙する2人・・・・
お互い、いつまでも離れようとはしなかった・・・・・・・!!
~カジノ、ホール~
坂崎「吐き出せっ・・・!そんなに苦しけりゃ吐き出せっ・・・!」
ウオーン・・・ウオーン・・・ウオーン・・・
モブ「来た・・・!ついに・・・来たぞ・・・!飽和状態・・・!」
坂崎「的中っ・・・!的中っ・・・!的中っ・・・!」
モブ「いけっ・・・!いけっ・・・!」
村上「やめてくれぇ・・・・・・!」ポロポロ
そしてついに訪れた・・・・・僥倖・・・!
モブ「圧殺っ・・・!圧殺っ・・・!圧殺っ・・・!圧殺っ・・・!」
ゴボゴボ・・・ゴボゴボ・・・ゴボゴボ・・・
坂崎「うおおおおおぉぉぉぉぉ!!」ポロポロ
ファン・・・ファン・・・ファン・・・
ピカッ、ピカッ、ピカッ
モブ「光り出したぞっ・・・・!沼がっ・・・!」
坂崎、ついに攻略っ・・・・・!
幾人もの財産・・・喰らい尽くしてきた魔物・・・・・・
人喰い沼をっ・・・!
モブ「すげぇっ・・・!開放だっ・・・!至るところがっ・・・!」
村上「ぐにゃ~・・・・・・・・」ペタン
坂崎「おいっ・・・!村上なにしとる・・・!ドル箱持って来いっ・・・!」
パチンカーの夢
法悦・・・
垂涎の至福・・・!
坂崎・・・・至福っ・・・・!
桃源郷を彷徨うが如くの・・・
圧倒的至福っ・・・!
村上「うっ・・・重いっ・・・!脱落だっ・・・!これで店長は・・・」
村上・・・・
苦々として働く村上・・・・・
苦渋の雑用・・・!
~店長室~
カイジ「おいっ・・・!一条・・・!いつまでくっついてやがるっ・・・!離れろっ・・・変態っ・・・!」バンッ
ドサッ・・・!
(突き飛ばされた一条が、尻餅をつく音)
一条「ひ、ひぃ・・・なにをっ・・・カイジ・・・」
カイジ「聞こえねえのか・・・?破滅の音が・・・ほらっ・・・!見ろよっ・・・!ホールを・・・」
一条「えっ・・・?だって・・・取り引き・・・引き分けじゃ・・・」
カイジ「誰が済ますかよっ・・・!そんなもんでっ・・・!おまえに邪魔されないように、引き付けたっ・・・!オレがっ・・・!」
一条「ぐぐぐぅ・・・カイジぃ・・・!汚いぞっ・・・・!約束を・・・」
カイジ「なにいってやがる・・・オレは言ってない・・・!引き分けなんて・・・それに勝負してるのはおっちゃん・・・!オレじゃねえっ・・・!」
一条「ないわぁ~・・・・・・」ジョワァァァァァ
あろうことか、一条・・・・・
失禁っ・・・!!
この一部始終・・・成り行きをたまたま偶然、見ておられた・・・会長がっ・・・・!!
~王国~
兵藤「なんじゃっ・・・この決着は・・・!クズがっ・・・!こうなった以上・・・地下行きだっ・・・!」プンプン
黒服「はっ・・・!」
兵藤「地下懲役の目安は・・・おいっ・・・!」
黒服「一千万で15年でございます・・・」
兵藤「なら・・・70倍・・・1050年地下行きっ・・・!」
地下カジノの主、沼は放出したっ・・・!
その臓腑のすべてを・・・・・!
こうして得た現金は・・・・・
7億2910万・・・・・・・!
まごうことなき勝利・・・!!
圧倒的勝利・・・!
~高級ホテル~
カンパーイッ・・!
カイジ「さあさあ・・・オレの奢りだ・・・やってくれ・・・!」
坂崎「よっしゃ、よっしゃ・・・!!」
カイジ「さあさあ・・・!」
坂崎「ハハハっ・・・!」グイグイグイ
カイジ「そろそろ・・・やっちまおうぜ・・・!分配っ・・・!」
坂崎「ぷはーっ・・・!そうだな・・・カイジくん・・・・」オドオド
カイジ「5%・・・約束は・・・端数と経費はオマケして・・・3700万・・・!これが取り分・・・おっちゃんの・・・!」
坂崎「5%ですと・・・!・・・・あきまへんっ・・・!そんな強欲・・・あきまへんっ・・・!」ジリジリ
カイジ「おっちゃん・・・なにをっ・・・!」
坂崎「カイジくん・・・!それは強欲っ・・・!あまりに強欲っ・・・!」ジリジリ
カイジ「落ちつけっ・・・!おっちゃん・・・!決めたことだろ・・・最初にっ・・・!」
坂崎「半分っ・・・!カイジくん・・・!ワシの取り分っ・・・!」ポロポロ
カイジ「おっちゃん・・・悪いがオレは・・・あんたと違って・・・約束は守る主義・・・!だから5%・・・きっちり3700万・・・諦めなっ・・・!」
坂崎「5%ですと・・・!3700万ですと・・・?バーカ・・・!あり得るか・・・そんなこと!5%ですと・・・!」
カイジ「おっちゃんなら大丈夫だ・・・地道にいこう・・・!」キラン
坂崎「悪魔っ・・・!守銭奴っ・・・!守銭奴っ・・・!守銭奴っ・・・!」
うおおおおおぉぉぉぉぉ・・・!!
とち狂い、カイジに襲い掛かる坂崎・・・!
バタン・・・
カイジ「ふぅ・・・やっと効いたか・・・睡眠薬・・・・」
坂崎「・・・・」
カイジ「おっちゃん・・・なんで受け取ってくれなかったんだ・・・ううっ・・・・」ポロポロ
コンコン・・・
カイジ「はーい・・・開けます・・・今・・・」
バタン
遠藤「どうだったんだ・・・・?結果は・・・?」
カイジ「成功です・・・もちろん・・・金は貸金庫に預けてます・・・」
遠藤「間違いないんだろうな・・・報酬・・・」
カイジ「ああ・・・遠藤さん・・・倍出します・・・!その代わり話した通り・・・おっちゃんを・・・」
遠藤「分かってるさ・・・おまえが・・・ヤツの手をつけた金を工面するかわりに・・・45年間・・・地下に送れって事だろ・・・?」
カイジ「そうです・・・おっちゃん・・・」ポロポロ
遠藤「おまえは鬼だなっ・・・!仲間を平気で裏切るなんてよ・・・!」
カイジ「ううっ・・・仕方ないんですよ・・・このままだといずれオレの命を・・・・」
遠藤「まあ・・・そうなるだろうな・・・いずれは・・・」
カイジ「それにオレは守るっ・・・!おっちゃんの為に使い込んだ金・・・3千万・・・オレが補填するっ・・・!」
遠藤「まあ・・・好きにするがいいさ・・・!オレの2千万は明日・・・事務所に頼む・・・」
カイジ「わかりました・・・遠藤さん・・・!じゃあおっちゃんをよろしく・・・・」ポロポロ
坂崎「・・・・・・」ズルズルズルズルズルズル
バタン・・・
カイジ「ううっ・・・うっ・・・うっ・・・おっちゃん・・・」ポロポロ
次の日
~遠藤金融~
コンコン・・・バタン
カイジ「こんにちは・・・遠藤さん・・・金っ・・・!約束の・・・2千万・・・・!」
ドサッ・・・!
遠藤「おお・・・約束通り・・・さすがカイジだっ・・・!」
ウイーン・・パラパラ・・
(遠藤が札束をカウンターでチェックする音)
遠藤「ちゅうちゅうたこかいな・・・・・・きっちり2千万・・・間違いおまへん・・・」
カイジ「当たり前でしょ・・・遠藤さん・・・相談があります・・・」
遠藤「どんな話だ・・・また・・・儲け話か・・・?聞こうカイジ・・・」
カイジ「遠藤さん・・・たたみませんか・・・?この店・・・いらないでしょ・・・?もう・・・」
遠藤「えっ・・・?何を言ってるんだ・・・カイジ・・・」
カイジ「そのまま・・・言葉の通りですよ・・・遠藤さん・・・」
遠藤「出来るわけねえだろ・・・そんなこと・・・!」
カイジ「出来ますよ・・・遠藤さん・・・!切ればいいだけですよ・・・帝愛と縁を・・・!オレが出しますっ・・・!金はっ・・・!」
遠藤「それって・・・カイジ・・・おまえがオーナーになる・・・そういう事か・・・?」
カイジ「このままじゃ・・・ジリ貧でしょ・・・?遠藤さん・・・?」
遠藤「まぁ・・・そう・・・ジリ貧・・・窓際・・・オレ・・・捨て駒・・・」
カイジ「ククク・・・悪い話じゃないでしょ・・・むしろ逆・・・!渡りに船・・・!」
遠藤「そうだな・・・とどのつまり・・・あればいいんだ・・・資本が・・・!だがオレはどうなる・・・?オレの立場は・・・」
カイジ「そのまま同じです・・・今と・・・!歩合・・・歩合制の報酬で支払います・・・!遠藤さんには・・・どうです・・・乗りますか・・・?」
遠藤「よろしくお願いします・・・オーナー・・・!」ペコリ
カイジ「・・・・」ニヤッ
>>1眠いなら無理すんなよ。スレは筋骨隆々の自宅警備員が守ってくれる
>>66すいません、お言葉に甘えて少し失礼します
おはようございます、昨日は眠くて訳わからんくなってて話もかなり訳わからんくなってました、気が付けば脱線・・・
カイジ、遠藤に鞍替えを要求・・・
熟慮・・・帝愛による理不尽・・・かぶせるように窓際・・・
遠藤は自らの復活をかけ承諾・・・呑む・・・!カイジの提案をっ・・・!
快諾・・・圧倒的快諾っ・・・!
カイジ「ハハッ・・・!分かると思ってましたよ・・・!遠藤さん・・・!あんたきくから・・・損得・・・!」
遠藤「クク・・・このままじゃ目・・・オレの目はねえっ・・・!望んでいたこと・・・オレもっ・・・!」ポロポロ
カイジ「この手は何のためについている・・・?オレは・・・これまでに築いた何かを守る手・・・つまり放さない為の手だ・・・!」
遠藤「か、カイジ・・・」ポロポロ
カイジ「しかし持たざる者、遠藤さんがそれじゃ話にならない・・・!」
遠藤「くぅっ・・・くっ・・・ううっ・・・」ポロポロ
カイジ「掴みに行かなきゃダメだっ・・・!でなきゃ道は開けないっ・・・!」
遠藤「おおっ・・・!会長・・・カイジ会長っ・・・!会長っ・・・!会長っ・・・!会長っ・・・!」
カイジ「オレは持っている・・・金をっ・・・!船でっ・・・!カードでっ・・・!沼でっ・・・!それぞれ積み重ね・・・掴んだっ・・・!」
遠藤「会長っ・・・!会長っ・・・!カイジ会長っ・・・!」
カイジ「ほんの13億ほどだが・・・オレは得たっ・・・!邁進しろっ・・・!遠藤っ・・・!オレはまだまだ欲しい・・・金をっ・・・!」バンッ
遠藤「勝ちますっ・・・!勝ちますっ・・・!勝ちます会長っ・・・!」ポロポロ
うおおおおおぉぉぉぉぉ!!!
カイジ、渾身の熱弁っ・・・・!
感銘・・・激昂・・・陶酔感激・・・包むっ・・・!あらゆる高揚感が遠藤をっ・・・!
そして立ち尽くす・・・・・・
至福っ・・・!至福の傍観っ・・・!
カイジ「遠藤さん・・・回してください・・・!表に車・・・」
遠藤「あ・・・あ・・・あ・・・ああ・・・悪い、悪い・・・分かった・・・!すぐに回す・・・!」
バタン・・・タッタッ
(舎弟遠藤がドアを開け、外へ走る音)
※カイジの世界はバブル時代が継続してる設定
カイジたちは、レンタカーでキャンターを借り、そして銀行へ・・・
遠藤「おい・・・どこに行くんだカイジ・・・?こんな大金積んで・・・」
カイジ「まあ、見ててくださいよ・・・遠藤さん・・・ククク・・・」
ブロロロロ・・・
遠藤「・・・・」
カイジ「フフ・・・」
ブロロロロ・・・
キィッ・・・
たどり着いた先・・・
それは・・・あろうことか・・・
ガサアパート・・・!
~ボロアパート~
カイジ「1階の右はしの部屋・・・そこに運びます・・・」
遠藤「なんだよ・・・このボロアパートは・・・」ポカーン
カイジ「オレ・・・船から降りた後・・・ちょっと投資をしてて、その相手とここで・・・」
遠藤「待ち合わせ・・・?こんなとこでか・・・?」
カイジ「はい・・・オレ・・・高い家賃・・・払いたくなかったんで・・・」
遠藤(ちっ・・・!ふざけやがって・・・!オレがバカだった・・・)
カイジ「どうしたんです・・・遠藤さん・・・!早く運んでくださいよ・・・!」
遠藤(相手の信用・・・それを得るために重要・・・箱っ・・・!外装はっ・・・!それなのに、こいつは・・・)
カイジ「いい加減気付けっ・・・!オレに従うことなくして勝利はないんだっ・・・!遠藤っ・・・!従えっ・・・!」
遠藤(くうぅぅぅ・・・!勝ち続けてるからって、こいつの・・・こいつの口車にオレはっ・・・!くそっ・・・!)ポロポロ
ゴトッ・・・・ゴトッ・・・・ゴトッ・・・
運び込まれた箱・・・かぶせるように箱・・・
アパートの一室に不似合いな・・・
まごうことなき大金っ・・・・!
当時の貨幣価値に換算してその額・・・
実に10億・・・!
10億もの大金が運び込まれる・・・!
遠藤「ふぅ・・・終わった・・・全て運んだ・・・カイジ会長っ・・・!」フキフキ
カイジ「ご苦労さん・・・じゃあ浴びてて下さい・・・シャワーでも・・・!」ゴトッ
~質素な風呂場~
ジョワァァァァァ・・・
遠藤(まったく・・・なに考えてやがるっ・・・!失敗だっ・・・!するんじゃなかった・・・!譲渡っ・・・!)
カラカラ・・・
遠藤「ふぅ・・・待たせたな・・・カイジ・・・ひっ・・・!」バタン
カイジ「なんです・・・?遠藤さん・・・」
遠藤「あ・・・ひ・・・人が窓に・・・!」
カイジ「ふーん、表にまわんなっ・・・!」
遠藤「?・・・知り合いなのか・・・?」
カイジ「いいえ・・・」
遠藤「じゃあなんだ・・・!あいつらはっ・・・!」
カイジ「奴らは病人・・・医者・・・!オレは医者なんです・・・!フフ・・・」クスクス
ガチャ・・・
(扉が開く音)
病人「界王さまっ・・・!このたびは、ありがとうございます・・・!」
病人「かさね、がさね・・・感謝いたしますっ・・・!」
病人は土下座っ・・!
己を限界まで卑下し・・・
必死の土下座っ・・・!!
カイジ「遠藤さん・・・早く・・・念書っ・・・!」
遠藤「あ・・・ああっ・・・済まない・・・」パラパラ
あの後さらに人が押し寄せて総勢24人・・・
そして10億という大金・・・!
そつなく暴利による融資は行われ・・・
異変が起きたのは・・・・・・
不動産業白井の手番・・・・・!!
カイジ「金利が6%(月利複利計算)・・・」
白井「はっ・・・それがギリギリでして・・・あと少し時間がたてば・・・」
遠藤(バカか・・・!そんな金利じゃ貸せねえよ・・・!とてもムリだ・・・)
カイジ「白井さん・・・6でもきついでしょ・・・5でどうです・・・?」
白井「ほ・・・本当ですか・・・?」
カイジ「ああ・・・先行投資・・・!オレは待つ・・・!ボロい話をっ・・・!」ドサッ
白井「ありがとうございます・・・!ありがとうございます、界王さまっ・・・!」ポロポロ
そして終了・・・
悪魔の貸し付け・・・治療の時間が・・・!!
遠藤「なぁ・・・甘くないか・・・?カイジ・・・ずいぶん・・・」
カイジ「なにいってるんです・・・遠藤さんともあろうお人が・・・クックッ」
遠藤「どういう意味だ・・・?まだ絞れたろ・・・あいつ・・・それなのに・・・」
カイジ「見て下さいよ・・・念書・・・!遅延損害は遠藤さんのとこと同じ、日歩百銭・・・!」
遠藤「まぁ・・・そうだけど・・・それが何であいつだけ・・・」
カイジ「潰れます・・・ヤツは必ず・・・!手に入るっ・・・!無抵当の土地と箱物っ・・・!未来はオレたちの手の中・・・!」
カイジ「いずれオレたちの礎・・・王国建設の礎になるっ・・・!」
遠藤「か、カイジ・・・」
カイジ「遠藤・・・漕ぎ出せっ・・・!勝負の大海へっ・・・!」
遠藤「うおおおおおぉぉぉぉぉ!!カイジ・・・カイジ会長っ・・・!!」
カイジ「邁進しろっ・・・!遠藤っ・・・!もっと、もっと、稼ぐんだっ・・・!勝てっ・・・!遠藤っ・・・!」
遠藤「会長っ・・・!会長っ・・・!会長っ・・・!勝ちますっ・・・!勝ちますっ・・・!」ポロポロ
うおおおおおぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ・・・・・・・・・!!!
遠藤「あっ・・・あっ・・・あっ・・・あっ・・・」
ジュポ・・・ジュポ・・・ジュポ・・・ジュポ
カイジ「ふんぬっ・・・!ふんぬっ・・・!ふんぬっ・・・!」
チャプッ・・・チャプッ・・・チャプッ・・・
遠藤「あんっ・・・あんっ・・・あんっ・・・カイジ・・・カイジぃぃぃぃぃぃぃぃぃ・・・!」
カイジ「――――――――――――キタ―――――――――――――!!」
遠藤「熱いのっ・・・!カイジの熱いの注ぎこんでっ・・・!たっぷり・・・!あんっ・・・あんっ・・・」
ジュポ・・・・ジュポ・・・・ジュポ・・・・
カイジ「せいやぁああああぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!」
遠藤「わっしゃあああああああぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ・・・!!」
ドバドバドバドバドバドバドバドバドバドバドバドバドバドバドバドバドバドバドバドバドバドバドバドバドバドバドバドバドバドバ
びゅるる・・・びゅるる・・・びゅるる・・・
カイジ「ふぅ・・・・」ツヤツヤ
遠藤「ハアハア・・・か、カイジ・・・カイジ会長ぉ・・・」
ガシッ・・・
2人は抱き締め合い、さらなる高みへ昇る誓い・・・・・
常勝への誓いを交わした・・・・!
すべては王国・・・来たる王国建設の為に・・・!!
こうしてカイジの貸し付け・・・その全てが終了した・・・
遠藤の介入により浮上・・・合法化・・・!
実に10億もの大金を融資する・・・
そして・・・
~キャンター車内~
カイジ「いいですか・・・遠藤さん・・・」
遠藤「ん・・・?なんだカイジ・・・」
カイジ「寄ってもらいたい所があるんです・・・ちょっと・・・」
遠藤「ああ・・・かまわんよ・・・で、どこだ・・・?行き先は・・・」
あろうことか、カイジの指定した行き先・・・
なんと帝愛本部・・・・!
遠藤「待てっ・・・!落ち着け、カイジっ・・・!オレは逆縁・・・切ったんだっ・・・!繋がりをっ・・・!」
カイジ「ククク・・・落ち着くのはオレじゃない・・・あんた・・・遠藤さんの方さ・・・」
遠藤「ばかやろうっ・・・!いまさらどんなツラ下げて訪ねるつもりだっ・・・!」ビクビク
が、しかし・・・
カイジ「クク・・・ところがそうでもないんだな・・・以外と・・・」
遠藤「え・・・?」
カイジ「所詮・・・ヤツらはハイエナ・・・利益のあるうちは潰さない・・・オレたちを・・・」
遠藤「は・・・?潰さないですと・・・?」
このとき遠藤には、カイジの言葉・・・
その意味を理解出来なかった・・・
しかし、のちに理解する事になる・・・言葉の意味を・・・・
ですと・・・?語尾のやついすぎ
>>129村岡のキャラが好きなんで、悪あがきがたまらない
~帝愛本部~
黒服「どうぞ・・・・!」
カイジ「悪いな・・・入るぜ・・・!」
遠藤「・・・・」ドキドキ、ドキドキ
黒服「少々お待ちください・・・」
黒服は担当者を呼びに、消える・・・!
部屋の奥へと・・・
応接間に2人・・・カイジと遠藤・・・!
カイジ「なにをそんなに怯えてるんです・・・・?」
遠藤「あわわわ・・・・」ガタガタ、ブルブル
カイジ「ククク・・・以外と臆病だな・・・遠藤さん・・・ククク・・・」
~数分後~
黒服「待たせたのう・・・わいが担当の浦部や・・・・」
カイジ「どうも・・・カイジ・・・伊藤カイジです・・・」
黒服「グフ・・・グフフ・・・知っとるよ・・・有名人やからな、あんさん・・・」ニタニタ
カイジ「はぁ・・・どうも・・・」
黒服「おいっ、おんどれっ・・・!何しに来やがった・・・!またワシらにたてつく気かっ・・・おっ?」バンッ
カイジ「それは誤解・・・オレにはないっ・・・!そんな気持ち・・・毛一本ほども・・・・」
遠藤「ううっ・・・うっ・・・」ジョワァァァァァ
黒服「なら、なんや?からかいに来とるんか・・・?おおんっ・・・?」
カイジ「ビジネス・・・ギブアンドテイク・・・儲けの4割・・・」
黒服「ビジネス・・・?話してみい・・・!」ゲヒョ、ゲヒョヒョ
カイジは説明・・・
今日貸し付けた相手の管理、回収・・・その全てを一括して依頼・・・
金利の収入、その4割で・・・交渉・・・!
カイジ「どうだい・・・?ないだろ・・・悪い話じゃ・・・?」
黒服「うーん・・・これだけの金額・・・ワシの一存じゃ・・・」
遠藤「あ・・・あ・・・あっ・・・あっ・・・あっ・・・」ジョワァァァァァ、プルプル
カイジ「保留癖・・・あんたの根底・・・」
黒服「なんやと・・・?おんどれっ・・・!」
カイジ「逃し続けている・・・チャンスを・・・あんたは死ぬまで保留する・・・・」
黒服「ぐぎっ・・・ぐぎぎぃ・・・ぐっ・・・受ける・・・受けたる・・・その依頼・・・!」
遠藤「も?も?も?も?も?も?も?も?も?」プリプリプリプリ
結局カイジは収益の4割を回す約束で、債券回収を委託・・・!
カイジたちの要求を全面的に呑む形での締結・・・・!
理想・・・まさに望んだ形での決着・・・!
まごうことなき成功・・・!!
~車内~
カイジ「うまくいきましたね・・・遠藤さん・・・」
遠藤「冗談じゃねえっ・・・!危険な目にあわせやがって・・・オレをっ・・・!くそっ・・・!」
あろうことか、遠藤・・・失禁・・・!
小・・・そして、かぶせるように大をっ・・・!
吐き出すっ・・・!
そのすべてを・・・パンツにっ・・・!!
遠藤「ちくしょうっ・・・!ちくしょうっ・・・!」ポロポロ
もぁ~ん・・・
(閉ざされた空間、車内にこもる遠藤の香り)
遠藤「くそっ・・・!うっ・・・うっ・・・」ポロポロ
カイジ「買ってあげますよ・・・オレが着替えをっ・・・!安心してください・・・!遠藤さん・・・!」
遠藤「か、カイジぃ・・・」ポロポロ
カイジ「じゃあ・・・向かってください・・・しまむらに・・・」
レジ女「ありがとうございました・・・」ペコリ
~車内~
バサッ・・・
カイジ「買ってきたよ・・・遠藤さん・・・」
遠藤「すまない・・・カイジ・・・」
バサッ・・・バサバサ
(遠藤がわだかまりのたっぷり詰まった、ズボンと下着を脱ぐ音)
ガサガサ・・・ビッ
(遠藤がわだかまりのたっぷり詰まった、ズボンと下着を袋に詰める音)
カイジ「じゃあ、捨ててきます・・・コレ・・・」
遠藤「悪いな・・・カイジ・・・助かるよ・・・ふぅ~・・・!」
遠藤は己の汚物で汚れた尻を消毒し、2人は再び車内へ・・・
~車内~
ブロロロロ・・・
遠藤「なぁ・・・ひとつ聞いていいか・・・?」
カイジ「は・・・?なんです、遠藤さん・・・・?」
遠藤「回収・・・なんでヤツらに任せる・・・?充分だろ・・・オレたちで・・・人手は・・・?」
カイジ「クク・・・事はそう単純じゃないんですよ・・・遠藤さん・・・」
遠藤「どういう意味だい・・・?それ・・・」
カイジ「鈍いなぁ・・・鈍すぎるよ遠藤さん・・・!アタマの使い方がへたっ・・・!」
遠藤「なんだとっ・・・!このっ・・・!」グッ
カイジ「潰されるじゃん・・・オレたち・・・こうしないと・・・」
遠藤「・・・帝愛・・・?」
カイジ「クク・・・兵藤は、利益があるうちは出さないっ・・・!手をっ・・・!オレたちの動きに手をっ・・・!」
遠藤「撒き餌・・・撒き餌か・・・?カイジっ・・・!あれは保険なのか・・・?」
カイジ「セーフティー・・・これでセーフティーなんですよ・・・!」
帝愛に利益誘導し、身の安全を計る、特例措置・・・!
まさに逆転の奇手・・・!
だが、しかし・・・諸悪の根源、帝愛グループへの配分・・・
目減り・・・大幅な目減りっ・・・!
儲けの大幅な目減りっ・・・・!
遠藤「でも・・・少ないんじゃないか・・・?儲けが・・・なあ・・・?」
カイジ「頃合い・・・ここはこれぐらいが・・・とどのつまり布石っ・・・!」
カイジ「遠藤さん・・・今回の貸し付け・・・その目的、狙い・・・」
遠藤「絞るためじゃないのか・・・?」
カイジ「オレは白井・・・あいつだけ殺せればいいんです・・・土地、箱物、王国建設の為にね・・・」
遠藤「でも・・・なさすぎるだろっ・・・!欲がっ・・・!まだまだ絞れたっ・・・渡すことはなかったっ・・・!くぅぅぅっ・・・!」
カイジ「ダメですよ、遠藤さん・・・あんまり欲をかいたら・・・クク・・・ほどが肝心・・・何事もね・・・!」
遠藤「このお人好しがっ・・・!くそっ・・・!オレなら絞れた・・・金をっ!くぅぅぅ」ポロポロ
カイジ「いいじゃないですかお人好しで・・・ましだっ・・・!ヤツらみたいに悪魔に魂を売るよりは・・・よっぽどマシッ・・・!」
遠藤「か、カイジ・・・間違ってた・・・オレ・・・なんてことを・・・」ポロポロ
カイジ「遠藤さん・・・これでパイプが出来た・・・紹介してもらうっ・・・!ギャンブルをっ・・・!」
カイジのもうひとつの狙い・・・
それはギャンブル・・・!
帝愛の斡旋で行われる狂気のギャンブル・・・!
己の破滅を代償に繰り広げられる狂気の宴・・・
その代償は大きい・・・避けられないリスク・・・・
だが、しかし・・・
カイジは確信する、己が大勝をっ・・・!
大勝につぐ大勝・・・積み重ねてきたっ・・・!
そのまま信じるっ・・・!その実績をっ・・・!
遠藤「な、なに言ってやがるっ・・・!ギャンブル・・・?必要ないだろっ・・・!」
カイジ「もう分かったんだ・・・!大丈夫っ・・・!次も勝てる・・・!絶対にね・・・!常勝・・・!見えている・・・!オレは負けないっ・・・!」
遠藤「か・・・・・・・・・・・会長ぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!!勝ちますっ・・・!勝ちますっ・・・!カイジ会長ぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!!」ポロポロ
カイジ「ハアハア・・・実は遠藤さん・・・もう決まってるんですよ・・・ギャンブル・・・」
遠藤「えっ・・・?いつ・・・そんな・・・」
カイジ「いやだなぁ・・・遠藤さんが失禁してる時ですよ・・・」
遠藤「・・・・」ポッ
カイジ「遠藤さんのとこ・・・何人います・・・?社員・・・」
遠藤「ああ・・・全員で15人だ・・・なんで今頃・・・?」
カイジ「家族・・・遠藤さんの家族は何人います・・・?」
遠藤「4人・・・オレ入れて・・・なんなんだよ、カイジ・・・見えてこない・・・話がっ・・・!」
カイジ「充分です・・・合わせて18人・・・遠藤さんを含めて19人か・・・」
コトの始まりは黒服浦部の紹介
相手は大企業誠京、日本有数の一大コンツェルン・・・・
その親玉・・・蔵前仁・・・! カイジにとってこの勝負の利点・・・肝は・・・
空張り・・・融資したことによって、薄くなった軍資金・・・
それを蔵前は人間を担保に受けてくれるという事・・・・
人間博打・・・狂気のギャンブル・・・!
カイジ「悪いけど遠藤さん・・・明日の夕方・・・集めといてください・・・その全員・・・」
遠藤「ん・・・?ああ・・・分かったよカイジ・・・集めとく・・・」
~遠藤金融~
遠藤「いったい・・・どうするんだカイジ・・・なにを始める・・・?」
カイジ「心配いりませんよ・・・遠藤さん・・・バスを待たせてます・・・行きましょう・・・!」
カラカラ・・・カラカラ・・・カラカラ・・・
石田「あばば・・・ぶ・・・ぶぶぶ・・・ぶ・・・ぶ・・・も?」
~車内~ カイジ「じゃあ・・・運転手さん・・・会長の別邸に・・・」
黒服「は・・・!」
ブロロロロ・・・
>>179
石田さんはその辺にいたのか?バスに乗ってるのか?
カイジたち御一行は会長蔵前、その別邸へといざなわれる
これから繰り広げられる悪魔のギャンブル・・・
人間・・・そのものを担保に・・・
~蔵前別邸~
ピンポーン・・・
(インターホンの音)
カイジ「カイジ・・・伊藤カイジです・・・」
黒服「お待ちしておりました・・・どうぞお入りください・・・」
~室内~
黒服「こちらでございます・・・」
長い階段を降り、地下へ・・・
またその長い廊下の突き当たりに・・・
>>183カイジが連れてきた設定で
袋井「お待ちしておりました・・・わたくし蔵前の身の回りの世話している、袋井という者です・・・」
石田「ぽぽぽぽぽぽぽぽぽぽぽぽぽ」ダラダラ
袋井「すでに話は通っていると思いますが・・・リスクを負うという保証、納得されたら、契約書に捺印を・・・」
遠藤「おいっ・・・!聞いてないぞ・・・!なんだリスクって・・・?おいっ、カイジっ・・・!」
カイジ「ダメなんです・・・遠藤さん・・・」ポロポロ
遠藤「はっ・・・?なんだよリスクって・・・!」
袋井「確認を・・・遠藤様40億・・・社員、御家族、各20億・・・石田様200万・・・計400億とんで200万・・・」
一同「ええっ・・・?」
ざわ・・・ざわ・・・ざわ・・・ざわ・・・
袋井「以上が蔵前のつけた、皆様の買い取り金額でございます・・・」
遠藤「か、カイジぃぃぃぃ・・・!!」ポロポロ
カイジ「遠藤さんっ・・・!だからダメっ・・・!ダメなんだ・・・」ポロポロ
遠藤「ふざけるなっ・・・!なにがダメだっ・・・!くそっ・・・!売りやがったな・・・オレをっ・・・!」ウォォォー
カイジ「落ち着けっ・・・!だってそうだろ・・・?まだ何も・・・何も掴んじゃいないっ・・・!」ポロポロ
遠藤「は・・・?なにが言いたい・・」ポロポロ
カイジ「あんた何も掴んじゃいないっ・・・!負け犬・・・このままじゃ負け犬っ・・・!いいのかっ・・・?そんな人生・・・」ポロポロ
石田「みぃみぃ・・・みぃみぃ・・・みぃみぃ?」
遠藤「くううぅぅぅぅぅぅぅぅぅ・・・!」
カイジ「その手は何の為にあるっ・・・?掴むためだろっ・・・!勝ちをっ・・・!金をっ・・・!未来をっ・・・!違うかっ・・・?」ポロポロ
ざわ・・・ざわ・・・ざわ・・・ざわ・・・
社員一同「会長ぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!会長っ・・・!会長っ・・・!会長っ・・・!勝ちますっ!勝ちますっ!」ポロポロ
遠藤家族「うっ・・・ううっ・・・カイジさん・・・そんなに私達のことを・・・」ポロポロ
遠藤「か、カイジ・・・ううっ・・・すまない・・・間違ってた・・・オレ・・・」ポロポロ
カイジ「遠藤さん・・・みんな・・・」ポロポロ
カイジ「いいんですよ・・・遠藤さん・・・もう解けたんだ・・・誤解は・・・ならそれで・・・」
遠藤「すまなかった・・・カイジぃ・・・おまえの気持ちも知らず・・・オレは・・・うっ」ポロポロ
カイジ「もう止めてくださいよ、遠藤さん・・・オレたちは一枚岩・・・!重なり・・・そして討つ・・・!蔵前をっ・・・!」
遠藤「ひるみません・・・ひるみません・・」
カイジ「遠藤さん・・・!じゃあみんな・・・そろそろおしてる・・・時間がっ・・・!頼むっ・・・!捺印をっ・・・!」
とりあえずカイジは、人質のみんなには控え室で待つよう指示・・・
そして、ついに相対・・・・・
長者番付に常に名を連ねる大富豪・・・
蔵前仁とっ・・・!
~プレイルーム~
袋井「こちらでございます・・・」
蔵前「ククク・・・君が伊藤カイジくんかね・・・これは、これは、面白そうな若者だ・・・」
カイジ「いいのかよ・・・じいさん・・・あいつらにあんな値段つけて・・・貰ってくぞっ・・・!勝ったら・・・金をっ・・・!」
蔵前「ククク・・・いらないよ・・・そんな心配は、無用・・・それより種目・・・聞いてるだろ・・・?なんでもいい・・・ワシはなんでも受けよう・・・!」
カイジ「実はもう、決めてある・・・これだ・・・これで勝負をしたいっ・・・!」
蔵前「ふぉふぉ・・・ワシは一向にかまわんよ・・・おいっ、袋井・・・準備を・・・」
あろうことかカイジ、流れに逆らい、選択した種目はサイコロ・・・
ついにカイジ、蔵前、その狂気の勝負・・・その火蓋が落とされる・・・
悪魔がいざなう、サイコロ博打・・・
チ~ン~チ~ロ~リ~~~~~ン・・・・!!
蔵前「よろしい・・・ひとついいかな、カイジくん・・・」
カイジ「は・・・?」
蔵前「ルールブックを見てもらえばわかるだろうが・・・認めてないんだ・・・差しの勝負は・・・」
カイジ「はぁ・・・」
蔵前「こちらはワシと袋井・・・キミも1人連れてくるといい・・・人質の中から・・・」
カイジ(よしっ・・・!空白・・・勝負の前に空白が出来たっ・・・!)
袋井「ではご案内を・・・・・」
カイジ「いや・・・結構だ・・・場所は分かる・・・自分で行く・・・煩わせないっ・・・!あなた方の手はっ・・・!」キラッ
~人質達の吹き溜控え室~
バタッ・・・!
(カイジが勢いよく扉を開ける音)
カイジ「遠藤さんっ・・・!行きましょう・・・!ギャンブル・・・そしてくだしましょう・・・!巨悪蔵前に怒りの鉄槌をっ・・・!」
遠藤「おおっ・・・あの悪魔めっ・・・!オレはやるっ・・・!やるんだぁっ・・・!」ウォォォ
カイジ「その意気ですっ・・・!で、いいですか・・・ちょっとこっち・・・部屋の隅・・・」
~吹き溜の隅~
カイジ「遠藤さんっ・・・!今からオレが話すこと・・・一字一句間違えず聞いてください・・・」
カイジ「種目はチンチロ・・・そこでオレは使います・・・コレ・・・イカ賽、456賽をっ・・・!」
遠藤「素晴らしい、よく出来ている・・・!備えてたんだな・・・おまえ・・・勝負にっ・・・!」
カイジ「ここからが肝心要・・・勝負の肝・・・順番・・・」
遠藤「順番・・・?」
カイジ「場は逆時計周り・・・遠藤さんは右・・・オレの右・・・」
遠藤「わかった・・・」
カイジ「この賽はオレが使う・・・遠藤さんはその後・・・回収・・・そして普通の賽にすり替え・・・場を流す・・・」
カイジは説明、作戦の骨子、流れ詳細をっ・・・・!
それを受けて遠藤、己を奮い立たせ理解・・・
亡者巣食う、地獄の博打・・・・
大金を得るかわり、負ければ失ってしまう・・・
己が人生・・・社員と家族までもが・・・
ついに本番、誠京チンチロ・・・
負けられない大博打・・・!!
~プレイルーム~
バタッ・・・
(ゆっくりとカイジたちが入ってくる音)
蔵前「ククク・・・ずいぶん遅かったじゃないか・・・怖いのかね・・・クックッ・・・では始めようか・・・」
蔵前「が・・・その前に、少し困ったことがある・・・大金を賭けた勝負だ・・・この現金を入れる箱・・・すぐにリミット・・・」
遠藤「なにがいいたい・・・この悪魔っ・・・!」クゥゥゥ
蔵前「どうだ・・・?現金のかわりにチップということにせんか・・?」
遠藤「なんだとっ・・・!出せよっ・・・!金・・・!金出せっ・・・!このっ・・・!」
カイジ「やめろ、遠藤・・・受けよう・・・しかたのないことだ・・・」
遠藤「カイジ・・・」
蔵前「よろしい・・・では参ろうか・・・親番はワシから・・・いいな・・・?」
遠藤「汚ねえぞっ・・・!このっ・・・!フェアじゃねえ・・・!」
カイジ「おいっ・・・!いい加減にしろっ・・・!遠藤・・・!すまない・・・続けてくれ・・・」
※誠京チンチロのルールは地下と同じ設定で
最初の親は蔵前
蔵前から右回りに順番は・・・
蔵前→袋井→カイジ→遠藤・・・
蔵前「ククク・・・さぁ、カイジくん・・・BETの提示を・・・いくら賭けるのかね・・・?」
カイジのこの勝負での軍資金・・・・
端数切り捨てで、計400億・・・!
カイジ「1だ・・・1億・・・」
蔵前「ふぉふぉ・・・これは噂にたがわぬヘタレだ・・・」
カイジ「なんとでも言えっ・・・!これはみんなの運命がかかった命銭・・・ムダ張りはできねえ・・・」ポロポロ
遠藤「か、カイジ・・・」
親番蔵前、第一投
カラン・・・・カラン・・・・カラン・・・
出た目は4
それを受けてカイジの手番・・・
カイジ(ここはもちろんノーマル・・・まだ動かない・・・)
カラン・・・カラン・・・カラン・・・
あろうことか、カイジ・・・・456・・!!
蔵前「カカカ・・・コココ・・・キキキ・・・これは、これは、ククク・・・おめでとうカイジくん・・・456は倍付・・・」
カイジ「くっ・・・!くそっ・・・!」
蔵前「でも助かった・・・張りが1で・・・じゃあ倍付けの2・・・ほれ・・・」
コロン・・・コロン・・・
そして迎えた第2投
カイジは続けて張りは1、弱気の1・・・
親番蔵前、手番
カラン・・・カラン・・・カラン・・・
出た目は3
蔵前「ククク・・・おかしいのう・・・世界の王たるこのワシの目が3とは・・・クックッ・・・」
受けてカイジの手番
カラン・・・カラン・・・カラン・・・
あろうことかカイジ
なんと続けての456・・・!!
イカサマなしでの純粋な456・・・!!
カイジ「あ、あるのかよ・・・こんな理不尽・・・ちくしょうっ・・・!」ポロポロ
これでカイジ2連勝・・・!
合計チップは404枚
基本この勝負は蔵前とカイジの差し、1対1
誠京ルールで親はスルー出来る
だが、ここにきて袋井・・・その親を受ける
カイジ「え・・・?なんで・・・」
蔵前「ククク・・・なにをそんな驚いておる・・・スルー出来るが受けてもいい・・・それにカイジくん流れを止めんとな」
遠藤「くそっ・・・!汚いまねをっ・・・!」
袋井「では、よろしいですか・・・カイジ様、BETの提示を・・・」
カイジ「1だっ・!」
カイジ・・・覚醒~!
意地の1張り、流れを読まず1張り・・・!
袋井「よろしいですか・・・?それでは・・・」
親番かわって袋井、第1投・・・!
カラン・・・カラン・・・カラン・・・
目なしっ・・・!
受けてカイジの手番
カラン・・・カラン・・・カラン・・・
目は5
カイジ(くそっ・・・なんてことだ・・・!この3回・・・鬼張りしてれば勝ててたじゃないか)
カイジ、まごうことなき3連勝・・・!
これでチップは405枚
痛かった、この3連勝・・・・
悔しい・・・
カイジ「悔しい・・・・」
悔しい・・・
カイジ「悔しい・・・・」
悔しい・・・
カイジ「悔しい・・・・」
悔しい・・・
だが、それでいい・・・・・・
それでこそギャンブル・・・!
博打の醍醐味・・・・!!
ここに来てもカイジ・・・・
1枚賭け・・・意地の1枚賭け・・・!
蔵前「ふぉふぉ・・・助かった・・・助かったよカイジくん・・・キミには流れが読めないようだね・・・クックッ・・・」
カイジ(アタマにきやがるっ・・・!でもダメだっ・・・!熱くなるなっ・・・!オレっ・・・!)
そして訪れたカイジの親番・・・
カイジ「今なら負ける気がしねぇ・・・!さぁ・・・ドンドン張ってくれ・・・さぁ・・・!」
蔵前「ククク・・・ドンドン張れだと・・・?ククク・・・キミを潰すのは簡単なこと・・・」
カイジ「上等だっ・・・!受けてやる・・・!来いっ・・・!蔵前・・・!」
蔵前「ククク・・・でもそれは先・・・先の話・・・流れの悪い今じゃない・・・1だ・・・」
コロン・・・
(チップが転がる音)
カイジ「なんだって・・・1・・・?世界の蔵前が1・・・?」
蔵前「ククク・・・」
遠藤「汚ねぇ・・・なんてヤロウだ・・・」ポロポロ
カイジ(くそっ・・・!蔵前のやつ1・・・これじゃ使えない・・・意味がないっ・・・!)
カイジ親番、1投目
カラン・・・カラン・・・カラン・・・
出た目は3
平凡な目・・・
蔵前「クックッ・・・落ちてきたかな・・・カイジくんの目・・・」
受けて蔵前、手番
カラン・・・カラン・・・カラン・・・
出た目は3
分け・・・・
遠藤(使わないのか・・・カイジ・・・常勝の賽・・・456賽をっ・・・!)
蔵前「クックッ・・・しぶといね、ずいぶん・・・ひとつ話をしてやろう・・・」
カイジ「なんだよ・・・冷めるっ・・・!勝負の熱がっ・・・!後にしてくれっ・・・!」
蔵前「ワシは地下で人を飼っておる・・・」
遠藤「え・・・?」
蔵前「地下の庭・・・南の突き当たりに、地下への入口があるんだが・・・そこにいくつかの部屋がある・・・」
カイジ「鬼めっ・・・!」
蔵前「各部屋に檻・・・彼らに与えるものは日に三度の食事、そして水それだけだ・・・・」
遠藤「あわわわわ・・・・・・」
蔵前「ワシは死ぬまでだすつもりはない・・・檻で死ねと言う・・・」
カイジ「悪魔っ・・・!てめえ・・・それでも人間か・・・?流れてるのか・・・?赤い血がよ・・・!」ポロポロ
蔵前「ククク・・・人間が崩壊していく様は・・・・楽しい・・・」クスクス
遠藤「ばばばばばばばばばばば」プシャァァァァァ
遠藤・・・失禁~~~~~~~ん!!
前回に続いてまたやってしまった・・・!
遠藤・・・再びの失禁・・・・!!
小・・・かぶせるように大をっ・・・!
立ち込める異臭・・・
まさに地獄絵図・・・
狂気の沙汰・・・!!
遠藤「まっ・・・まっ・・・まっ・・」プリプリ
蔵前「ククク・・・壊れたか・・・さっそく・・・脆いものだ・・・」
カイジ「大丈夫っ・・・!大丈夫なんだっ・・・!オレたちはセーフティー・・・!遠藤さんっ・・・!」
遠藤、次にてめーはこう言う「ぽ?ぽ?ぽ?ぽ?ぽ?ぽ?」」
カイジ「しっかりしてくれっ・・・!遠藤さんっ・・・!」
蔵前「カカカ・・・コココ・・・キキキ・・・愉快・・・実に愉快・・・!」
愉悦・・・悪魔の愉悦・・・!!
遠藤「崩壊ですと・・・!死ねですと・・・?」
カイジ「大丈夫・・・遠藤さん・・・セーフティーだっ・・・!」
遠藤「崩壊ですと・・・!監禁ですと・・・?バーカ・・・!あるかそんなこと・・・!」ポロポロ
蔵前「ククク・・・」
遠藤「ダメっ・・・!最初からダメっ・・・!賭けてませーーん!一切賭けてませーーん!」ポロポロ
カイジ「ううっ・・・遠藤さんっ・・・!オレが注入してやるっ・・・男をっ・・・!うおおおおおおぉぉぉぉぉぉぉぉ!!」
ビチャッ・・ストッ
(遠藤の下半身の衣類と、カイジのズボンとパンツを脱いだ音)
ブジュッ・・・ブジュッ・・・ブジュッ・・・
遠藤「おおっ・・・あ・・・あ・・・あんっ・・・あんっ・・・」
ブジュッ・・・ブジュッ・・・ブジュッ・・・
遠藤の菊門は度重なる失禁により、ほどよく湿っていて、滑り込むようにカイジの肉棒を迎え入れた
カイジ「ああっ・・・おぅ・・・いいっ・・・ぶちまけそうだ・・・遠藤さんっ・・・!」
ジュッ・・・ジュッ・・・ジュッ・・・
遠藤「あっ・・・んっ・・・んんっ・・・カイジ・・・カイジぃぃぃぃ!」
カイジ「遠藤さあぁぁぁぁぁぁぁぁん!」
快楽・・・圧倒的快楽・・・!
ついに迎えた絶頂の時・・・・!!
カイジ「出る・・・遠藤さん・・・いくぞおおおぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!!」
どぴゅどぴゅどぴゅどぴゅどぴゅどぴゅどぴゅどぴゅ
遠藤「来てっ!出してっ!目一杯っ・・・!わっしゃあああああああぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁーーー!!!!」
びくんっ・・びくんっ・・びくんっ・・
限界を越えたケツ筋で、カイジの白濁を絞りとると、それを飲み干し・・・・・・・
遠藤覚醒・・・!
遠藤「ひるみません・・・ひるみません・・・負けたそのときは諦めます・・・!」
蔵前「ククク・・・消えたかね・・・恐れ、気の逸り、怯え、絶望、取り払えたのかね・・・クックッ・・・・」
遠藤「もとより覚悟の上、来い蔵前っ・・・!後悔させてやる・・・」トロトロトローーーーーーー
カイジ「蔵前・・・続行だよな・・・?オレの親・・・いくら・・・張りはいくつだっ・・・?」
蔵前「・・・・・・・・・・・・・1・・・クックッ・・・」
再びカイジの親番
カイジ(ここで悪い目は出せない・・・張りよりも、遠藤・・・ここで負けたら・・・またグズりだすかもしれない・・・遠藤が・・・)
カイジ親番、第2投
カイジ「むーーん!」
腕を高く高く上げ、神々しいその姿から・・・
なんと手・・・両手を合致・・・!
チリン・・・チリン・・・チリン・・・チリン
ついに奥の手、456賽を降ったカイジ・・・!
なんと出た目は456・・・・!
三度・・・!本日三度目の456・・・!
遠藤への受け渡しもそつなく行われ、蔵前サイドは気付かない・・・微塵も・・・・!!
受ける蔵前は当然敗北・・・・
カイジは得る・・・!チップ2枚をっ・・・!
これで合計407枚
蔵前「くうぅぅぅ・・・このガキ・・・調子に乗りおって・・・」
遠藤「蔵前っ・・・!天罰・・・おまえみたいな悪魔には天罰っ・・・!」
遠藤「絶句絶根・・・死屍累々・・・阿鼻叫喚・・・破天破漢・・・慙愧苦渋・・・悪戦苦闘・・・果たす・・・!乾坤一擲・・・起死回生の・・・天誅をっ・・・!!」ポロポロ
コロコロ・・・
なんと遠藤・・・大失態・・・!
悪魔蔵前に対する憤り・・・鬱憤・・・晴らすべく高揚・・・
そしてあろうことか、勝負の要・・・456賽を・・・落とすっ・・・!
蔵前の目の前・・・ポケットからっ・・・!!
蔵前「おい・・・なにかね・・・コレは・・・」コロコロ
蔵前「コレはなにかと聞いておる・・・答えろ・・・おいっ・・・」
遠藤「あわわわわ・・・・・・・」ガタガタ
蔵前「愚図めっ・・・!のうカイジくん・・・なにかね・・・わかるか・・・?コレ・・・」コロコロ
カイジ「いえ・・・まったく・・・なんでしょうか・・・ソレ・・・」
遠藤「ぽ?ぽ?ぽ?ぽ?ぽ?・・・・・か、カイジっ・・・!裏切るのかっ・・・!」プルプル
カイジ「誤解です・・・遠藤さん・・・オレにはさっぱり・・・ナニを言っているのか・・・」
蔵前「無論・・・書類上にも記しておる・・・イカサマは即敗北、全額没収とするっ・・・!」バンッ
カイジ「蔵前・・・どうなる・・・遠藤さんたち・・・人質・・・彼等をどうするつもりなんだ・・・」
蔵前「ふぉふぉ・・・聞くまでもなかろう・・・別室・・・監禁・・・そして崩壊を与える・・・ククク・・・」
遠藤「む?む?む?む?む?む?む?む?」ジョババババババババババ、ブリブリブリブリブリブリブリブリブリ
む?む?む?む?む?む?む?む?
わっしゃああああああああwwwwwwwwwwwwwwwwwww
カイジ「ふざけるなっ・・・!なんだと思ってやがるっ・・・!人をなんだと思ってやがる・・・許されなねえっ・・・!そんなことはっ・・!」ポロポロ
遠藤「か、カイジ・・・・・・」ポロポロ
蔵前「ククク・・・キミの言い分も分かる・・・ただ彼はイカサマ・・・その準備をしておる・・・分かるかね・・・?ルール・・・彼は違反した・・・」
カイジ「だからって許される事じゃねえっ・・・!悪魔・・・悪魔の所業だっ・・・!」ポロポロ
蔵前「ギャンブルにおけるルール・・・それは絶対的な法・・・破ればまぬがれない・・・極刑を・・・クックッ・・・」
カイジ「どうなる・・・正当な勝負・・・オレの勝ち額・・・7億はどうなるっ・・・?」ポロポロ
遠藤「え・・・?か、カイジぃぃぃぃぃぃぃぃ・・・!!」プンプン
カイジ「踏み倒すのかっ・・・?オレの勝ちをっ・・・!おいっ、蔵前っ・・・!」ポロポロ
蔵前「クックッ・・・なかなか面白い意見だ・・・確かに証拠がない・・・過ぎたことだ・・・分からない・・・キミがイカサマをしたかどうかは・・・ククク・・・」
蔵前「のう、袋井・・・?」
袋井「その通りでございます・・・」
カイジ「なにが言いたい・・・!例えオレがイカサマをしたとしても・・・バレなきゃそれは・・・してないのと一緒・・・!ノーカウントだっ・・・!」
蔵前「ククク・・・だから言っておろう・・・バレる者が間抜け・・・ワシも場合によっては使う・・・少々・・・」
カイジ「なんだって・・・?」
遠藤「ううっ・・・ひっく・・・ひっく・・・くっ・・・ううっ」ポロポロ
蔵前「だがそうそう使わない・・・必ず成功する場・・・タイミング・・・これが重要・・・ククク・・・」
すいません、そろそろ力尽きます
カイジ「おいっ、説明しろっ・・・!蔵前・・・なにを言っている・・・」
蔵前「ふぉふぉ・・・なーに、ワシらは賛成しておるんだ・・・カイジくんの意見に・・・同意をな・・・クックッ・・・」
カイジ「てことは・・・とどのつまり、勝ち分はどうなる・・・?オレの勝ち分は・・・!」
蔵前「ワシと意見の合うカイジくんの為に払おう・・・7億ぽっちは・・・ククク・・・だが、人質ばダメだ・・・」
カイジ「おじさん・・・優しいおじさん・・・」ポロポロ
む?
カイジ「おじさん・・・優しいおじさん・・・」(わっしゃあああああああwwwwwwwwww)
dat落ちですと…?バーカ・・・!あるかそんなこと・・・!
>>351
そういや美心売られたけど遠藤さんがこんなんじゃカイジに定収入入らなくね?w
>>357社印に当座、委任状、全てカイジに譲渡された設定で
その時カイジにある閃きが・・・!
カイジ「待てっ・・・!一番重要なこと・・・どうなるんだ・・・人質のみんなをどうするつもりだ・・・?答えろっ・・・!蔵前っ・・・!」グッ
蔵前「さっきから言っておろう・・・クックッ・・・飼う・・・死ぬまで地下で飼う・・・そして崩壊を与える・・・クックッ・・・」
遠藤「・・・・」ビジョビジョビジョーーー
そこで遠藤、再び失禁・・・・!
これで本日4度目・・・!なんと4度目の放出・・・!!
吐き出すっ・・・!
不当な蓄え・・・臭脱物をっ・・・!!
蔵前「ククク・・・悪いがいいかな・・・?そろそろ・・・おいっ・・!」
袋井「はい・・・」
カイジ「待て・・・待ってくれっ・・・!どうしたらいい・・・救うには・・・答えろっ・・・!」
遠藤「あぱ・・・あぱ・・・あぱ・・・ぱぱ・・・ぱぱぱぱ・・・」
充満するっ・・・!
部屋の中に・・・異臭・・・悪臭・・・
立ち込める臭い・・・激臭っ・・・!
まさに地獄絵図・・・狂気の沙汰・・・!
諸悪の根源・・・遠藤っ・・・!!
蔵前「方法はある・・・」
カイジ「なんだって・・・?」ポロポロ
ざわ・・・ざわ・・・ざわ・・・ざわ・・・
蔵前「ククク・・・返せばよい・・・ワシは金さえ戻してもらえれば、解放する・・・いつでも・・・のう、袋井・・・?」
袋井「その通りでございます・・・」
カイジ「ばかやろうっ・・・!出来るかっ・・・!そんな大金・・・ちくしょう・・・」ポロポロ
カイジが、この蔵前との勝負のため・・・
仲間を担保に借りた額、実に400億+200マン・・・!!
圧倒的・・・まさに圧倒的負債・・・
天文学的負債っ・・・!
カイジ「なら無効だっ・・・!この勝負・・・よく考えたら振ってない・・・オレは振ってないんだ・・・」
蔵前「なにバカなことを・・・キミの相棒が落としたじゃないか・・・イカ賽を・・・」
カイジ「押さえられてない・・・使った現場をっ・・・!ならこの勝負・・・無効試合・・・!」ポロポロ
蔵前「見苦しい・・・話にならん・・・!」
カイジ「ノーカンッ!ノーカンッ!ノーカンッ!ノーカンッ!ノーカンッ!ノーカンッ!ノーカンッ!ノーカンッ!ノーカンッ!ノーカンッ!・・・」ポロポロ
カイジ「ノーカウントなんだぁーーーーーー・・・・・・!!」ポロポロ
カイジ必死の抵抗・・・!
言い訳につぐ言い訳・・・祈るように抵抗・・・!
この勝負・・・遠藤の失敗により・・・
カイジたちは、負けるべくして負け・・・蔵前は勝つべくして勝った・・・
だが、しかし・・・
カイジは仲間の解放を賭け、必死の抵抗・・・!
蔵前「はぁ~・・・天才だな・・・カイジくん・・・見苦しさの天才・・・!」
蔵前「出来るはずなかろう・・・だが、一理ある・・・その言い分も・・・ならカイジくん・・・キミが堕ちるかね・・・?地下の檻に・・・」
カイジ「な、なんだって・・・?」
ざわ・・・ざわ・・・ざわ・・・ざわ・・・
蔵前「ククク・・・ワシは人間が崩壊する様・・・それを眺めるのを至上の至福としておる・・・」
カイジ「・・・・」
遠藤「ぽ?ぽ?ぽ?ぽ?ぽ?ぽ?ぽ?」ピチピチ
蔵前「・・・元々壊れとる人間に興味はない・・・どうだろう・・・のう・・・?」
ざわ・・・ざわ・・・ざわ・・・ざわ・・・
ここで蔵前まさかの提案・・・!
人質達の解放をカイジの転落によって補う特例措置・・・
ある意味、僥倖・・・
訪れた・・・チャンスが・・・!人質達を救うチャンス・・・!
カイジは迫られる、自らの破滅を賭けた解放を・・・
意味不明、意味不明の涙が流れて止まらない・・・・
理不尽・・・まさに不本意な二者択一・・・
そこでカイジにある閃きが・・・!
巨悪蔵前を討つ、逆転の発想・・・
垂涎・・・至高の、完璧な一手をっ・・・!
カイジ「何の背景も持たぬチンピラ・・・オレのような・・・それに400億っ・・・!」ポロポロ
蔵前「ククク・・・二言はない・・・安心しろ、カイジくん・・・」
遠藤「か、カイジ・・・ううっ・・・ううっ・・・」ポロポロ
ざわ・・・ざわ・・・ざわ・・・ざわ・・・
カイジ「充分・・・充分すぎる評価・・・対価・・・ううっ・・・」ポロポロ
蔵前「クックッ・・・なにも泣くことはなかろう・・・今すぐ殺してしまう訳ではない・・・のう、袋井・・・?」
袋井「はい・・・その通りでございます・・・蔵前さま・・・」
蔵前「ククク・・・面白い、そういう見方もある・・・おい、袋井・・・カイジくんを・・・」
袋井「はい・・・カイジ様・・・こちらへ・・・ご案内いたします・・・」
スタスタ・・・
(袋井の足音)
遠藤「ぐぐっ・・・カイジィ・・・!ううっ・・・」ボロボロ
カイジ「待てっ・・!オレ言ってない・・・まだ地下に堕ちると・・・」
蔵前「は・・・?キミは充分だと言ったはずだが・・・・」
カイジ「オレたちの目的は・・・あくまで勝利っ・・・!」
ぽ?ぽ?
カイジ「認めねえ・・・オレたちの目的は掴むこどだ、金をっ・・・!」
蔵前「鬱陶しい・・・実に見苦しい・・・いい加減にしろっ・・!」バンッ
遠藤「ひっ・・・ひぃぃぃぃぃ・・・」ブルブル
カイジ「だが、前提・・・まずみんなが無事に生還することが前提・・・欠けちゃならねぇ・・・1人もっ・・・!」ポロポロ
蔵前「仕方あるまい・・・返さぬなら解放はない・・・なら金か・・・己か・・・差し出せ・・・好きな方を・・・」
カイジ「オレは出すっ・・・!400億をっ・・・!」ポロポロ
カイジ「望みはあくまで全員の解放・・・みんなで生還することだっ・・・!」
蔵前「ククク・・・分かった、受けとろう・・・出来るんだろ・・・?400億の用意・・・クックッ・・・」
カイジ「出来ない・・・今は・・・だが必ず用意するっ・・・!オレは集めるっ・・・!7億を元手に・・・400億・・・オレは集めて戻ってくる・・・!ここにっ・・・!」ポロポロ
遠藤「カイジ・・・?ナニを言って・・・」
蔵前「ふぉふぉ・・・なるほど、なるほど・・・やっと理解できた・・・ククク・・・」
遠藤「見捨てるってことかい・・・?7億でオレたちを・・・見捨てるってことかい・・・?」
蔵前「カカカ・・・コココ・・・キキキ・・・ククク・・・」
カイジ「違うっ・・・!みんなで生還するため・・・オレが救う・・・みんなをっ・・・!だから・・・」
遠藤「おい・・・うそだろカイジ・・・おいっ・・・!」ポロポロ
黙って堕ちてくれ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・地下に・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・黙って堕ちてくれ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
カイジ、苦渋の決断っ・・・!!
に…苦渋…
兎にも角にもカイジは得るっ・・・!
一晩で7億という大金・・・・
多大な犠牲を払いながらも掴みとるっ・・・!
こうして狂気の夜・・・
巨悪蔵前との人間そのものを賭けた博打・・・
悪魔がいざなう誠京チンチロは終結した・・・
遠藤達御一行の転落によって・・・
~外~
カイジ「くそっ・・・!あと少し・・・あと少しだったんだ・・・!掴みかけたんだ・・・!それなのに・・・ううっ・・・」ポロポロ
カラカラ・・・カラカラ・・・カラカラ・・・
石田「む?む?む?む?む?む?む?」
蔵前に惨敗したカイジ・・・・
だが諦めていなかった、みんなの救出を・・・
1人で・・・虎視眈々・・・・
~色と欲望とゼニの渦巻く街、新宿歌舞伎町~
カイジ(金だっ・・・!金が必要なんだっ・・・!堕ちていったみんなを・・・くそっ・・・!)
~帝愛裏カジノ~
ピンポーン・・・
(帝愛雑居ビル裏カジノ、モニター付インターホン)
カイジ「カイジ・・・伊藤カイジです・・・」
ガタッ・・・
(固く閉ざされたカジノへの扉が開く音)
黒服「どうぞ・・・」
ナカジマ「おい磯野・・・ホントにやるのかい?」
カツオ「なにいってるのさナカジマー!2人で決めたことじゃないか・・・」
タラヲ「・・・」チッ
カツオ「だってそうだろ?タラヲのヤツ・・・ボクの女を寝取ったんだぜ・・・ちくしょうっ・・・許せないよ・・・」ポロポロ
ナカジマ「磯野・・・分かったよ!」
タラヲ「おいクズー!まとめてかかってくるデース!すり潰してやりマス」
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/´ `\/ > く \ /´ (,_ \.\
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| / ヽ、_/~ヽ、__) \ \
凄絶な死闘の幕開け・・・
手に汗握る、生き死にの闘い・・・
訪れたゴング・・・!
カツオ「こいつぅ~!生意気だぞタラヲ!脳ミソぶちまけてやるっ!」
ジリジリと距離を詰め、隅へ追い込むカツオ
ナカジマ「こっちは任せてよ、磯野!挟み撃ちだ!覚悟しろタラちゃん」
タラヲ「クックッ・・・ごたくはいいから、さっさとくるデース!」
うおおおおおおおぉぉぉぉぉぉぉ!!
ドカッ・・バキッ・・ドコッ・・バシッ・・
巻き上がる砂煙・・・凄まじい衝撃音・・・
そして肉の爆ぜる音・・・・・
ポタポタと滴る血液・・・・・
タラヲ「くそっ・・・!汚い・・・汚いやろうデス・・・カツオおにいちゃん・・・くっ・・・」
カツオ「あはは!なにいってるんだい、殺し合いに汚いなんてないだろっ!バーカ!」
あろうことか、カツオの手に握られたナイフ
その鋭い切っ先でタラヲは両耳を削ぎおとされ、鮮血の海に沈む・・・
タラヲ「くっ・・・このサルヤロウ・・・」バタッ
カイジ(・・・・・はっ・・・!夢か・・・)
テレビ「来週のサザエさんは・・・・」
カイジ(くそっ・・・!オレとしたことが・・・疲れてやがる・・・)
あろうことかカイジ、うたた寝・・・!
緊張につぐ緊張のこの最近・・・
ろくに睡眠をとっていなかった・・・
そして再び、自らの破滅を賭け・・・仲間の救出に奔走するっ・・・!
~カジノフロア~
カイジ(待てばいい・・・オレは・・・ただ待てば・・・)
相も変わらず見っ!
見の一手・・・!
待つ・・・ひたすら待つ・・・!
そして待つこと数十分・・・・
訪れた僥倖・・・!!
モブ「ふざけるなっ!インチキ!インチキ!インチキカジノだっ・・・!返せ~不当に巻き上げた金・・・・・・」ポロポロ
動き出す・・・!
持っている者、ついに・・・!!
トコトコ・・・
(カイジが歩みよる音)
カイジ「どうしたんです・・・お困りのようですね・・・なにか・・・」
モブ「なんやとっ・・・!・・・あ、ああっ・・・!カイジはん・・・」
カイジ「ずいぶん込んでるみたいですね・・・負けが・・・」
モブ「助かったわぁ・・・ゼニやっ・・・!またゼニ廻してんか・・・?」
カイジ「いくらです・・・?入り用は・・・」
モブ「おーいっ・・・!カイジさんっ・・・!こっちもだよー・・・」
モブ「まいった・・・タマ切れだ・・・頼むよカイジくん・・・」
モブ「カイジさ~~~ん!」
モブ「―――――――――――――――!!」
カイジ「待ってくださいよ・・・行きます・・・すぐにっ・・・!」
巨悪蔵前との対峙後、カイジはギャンブルを離れ・・・・
正業の金融業に・・・
出していた・・・!精をっ・・・!!
この界隈では知らぬ者のいない顔役・・・
いつしか彼は・・・呼ばれるようになっていた・・・・・
世田谷の帝王とっ・・・!!
数日後
~遠藤金融~
バタン・・・
(事務所のドアが開く音)
佐原「カイジさぁん・・・ハアハア・・・村岡のガキ、入れてくれません・・・利息をっ・・・!」
カイジ「佐原っ・・・!任せたろ、おまえに・・・村岡の管理を・・・!」ダンッ
佐原「す、すいません・・・オレ・・・でもオレ・・・」ポロポロ
カイジ「くそっ・・・!回せ・・・表に車をっ!行ってやるっ・・・!オレがっ・・・!」
佐原「か、カイジさん・・・すぐに準備をっ・・・!」
バタン、タッタッタッ
(舎弟佐原が扉を開け、ぼくらの未来に向かって飛び出した音)
佐原生きてたの?
~村岡宅~
コンコン・・・
村岡「なんざんす・・・こんな早くに・・・あっ、あんたらは・・・!」
佐原「このガキィ・・・!お願いします・・・カイジさんっ・・・!」
カイジ「村岡さん・・・どういう事です・・・過ぎてますよ・・・?約束の十日は・・・」
村岡「ククク・・・許されないざんすよ・・・!暴利なんてものが、そもそも・・・!」
カイジ「はぁ・・・?だってあんた・・・借りたろ・・・?金を・・・」
村岡「日本は法治国家ざんす・・・!その法で暴利は禁止されている・・・故に・・・無効っ・・・!暴利の借金など、無効っ!」
>>463代わりに西尾が星になりました
カイジ「オレは貸している・・・金をっ!命の次に大事な金をっ・・・!払ってもらう・・・利息か全額っ・・・!」
村岡「介入っ・・・!警察介入っ・・・!逮捕ざんすっ・・・!ピシピシ逮捕・・・!」ポロポロ
佐原「このガキィ!どうします・・・アニキ・・・?」
カイジ「・・・・・・いいでしょう・・・退きます・・・この場は・・・大人しく・・・」
佐原「か、カイジさん・・・?え・・・?」
バタン・・・
カイジ、その場は退く、不満募る佐原・・・
理不尽・・・かぶせるような理不尽・・・
だが、しかし・・・整えていた・・・!準備をっ・・・!
乾坤一擲・・・起死回生の・・・
圧倒的・・・圧倒的作戦をっ・・・!
だが、しかし・・・整えていた・・・!準備をっ・・・!
後日
~村岡の会社~
村岡「働くざんすっ・・・!身を粉にして・・・ピシピシっ・・・!」
社員M「社長・・・お話があります・・・重要な・・・」
村岡「ん・・・?なんざんす・・・」
村岡「なんですと・・・!一億ですと・・・?」
社員M「そうなんです・・・もしよかったら・・・乗りませんか・・・?一口・・・」
村岡「いけないことざんす・・・しかしビビってばかりじゃ・・・前に進めない・・・!スパッざんすよ、ワシは・・・!」
社員M「社長ぉ~!!ありがとうございますっ・・・!」ポロポロ
村岡は、社員Mに架空の投資詐欺・・・白待ち詐欺を持ちかけられる・・・
村岡は犯罪としりつつも、これを承諾・・・!
実に5千万の融資をする・・・!
村岡「じゃあ数日後には一億・・・頼んだざんす・・・!」
社員M「マカセテクダサイ・・・シャチョウ・・・!!」
~数日後~
村岡「おーい、今日ざんすね!一億(´ω`)!」
社員M「・・・・」
続けるっ・・・!
無反応で作業をっ・・・・・!
村岡「お金・・・!早くだすざんす・・・!」
社員M「 ・・・なんのことです・・・?」
村岡「なんですと・・・?バカ言うなざんすっ・・・!!出すざんすっ・・・!!」プンプン
ガラガラ・・・
カイジ「ごめんやっしゃ・・・村岡さん・・・」
村岡「何しに来たっ・・・!払わないざんすっ!暴利・・・この守銭奴っ!」
カイジ「ククク・・・もう頂きました・・・全額・・・」
村岡「は・・・?」
カイジ「5千万・・・きっちりと・・・」
村岡「ぐにゃ~・・・・・・」
社員M「ふぅ・・・・」コツコツ
カイジ「クク・・・返さなくていい借金・・・あんただ・・・教えてくれたのはっ・・・!」
村岡「あり得るか・・・!そんなこと・・・!返すざんすっ!」ポロポロ
カイジ「貰って行くっ・・・!不当に蓄えたこの金・・・全てっ!オレが貰うっ・・・!」ポロポロ
村岡「ぐにゃ~・・・・・・・な、なんで裏切った・・・社長のこのワシを・・・なんで・・・?」ジョバババババババババ
あろうことか、失禁っ・・・・!
村岡、大は小をかね、吐き出すっ・・・!
社員M「ふ・・・生きていけませんよ・・・カイジさんに逆らったら・・・この世田谷で・・・」
村岡「恐ろしい、恐ろしい鬼が住んでいる・・・・・・」バタッ
人々から畏怖の念を込めて呼ばれる・・・
世田谷の帝王・・・
世田谷には鬼が住んでいるという・・・
もっぱらの噂でんねや・・・・
なくなってしまった・・・・・
カイジの世界で成り上がれるギャンブル・・・
その根底・・・礎がっ・・・!
絶苦絶根・・・死屍累々・・・阿鼻叫喚・・・破天破漢・・・
圧倒的・・・圧倒的ネタ切れ・・・!
まごうことなき慙愧苦渋・・・!
次は夜王だな
じゃあ零と勝負して負けてぐにゃーで
>>491につぐ>>493・・・・・・
本来、適度に知っているはず・・・
だが・・しかし・・・
自らの家に置いてないっ・・・!一冊も・・・!
許されない滅茶苦茶・・・猛省・・・!!
ついにきたトホホな状況・・・
力尽きる・・・以上でっ・・・!!
このカイジだと限界みたいなんですいません、本当にネタ切れです
支援ありがとうございました
おかげでさまで楽しめました
ホモネタは正直キツイ
次回はスカトロ分多めでお願いね乙
ないならば……作ればいい……っ!
道を……っ!自分だけの……っ!!
おつおつ
んで次回はいつごろかな
>>513 2、3日後、サザエさんはこれから
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