由比ヶ浜「だってヒッキーお前みたいなクラスの人気者が俺と一緒にいる方がおかしいって言うんだもん。
あたしはヒッキーが好きなのにヒッキーは真面目に受け取ってくれないというか意図的に避けてるよね?
俺はお前と釣り合わないなんてそんなことないのにそんなこと言うのは周りの目を気にしてるからだよね?
だからね、あたし頭悪いけどヒッキーの気持ちを一生懸命考えてどうしたらいいのかってこと考えたんだ。
ヒッキーが嫌な気持ちにならないようクラスの皆と付き合わなければいいんだよね?そういうことだよね?
ほら携帯も見てよ、ね?”家族”の番号しかないでしょ?もう他の人たちと連絡取る必要ないから消したよ。
それでも掛かってくる番号は着拒したしメールも”家族”以外のメールは全部消したよ。これでいいんだよね。
家族以外の人とはもう付き合わないしヒッキー以外の人とは勘違いさせることもないから安心だよね?
あ、心配しないでいいよ。ちゃんとうちの親にも説明してるし”許可”もらったからヒッキーの家に住めるよ。
小町ちゃんもいいよって言ってくれてすごく嬉しかったんだ。本当の妹になるからもっと仲良くなりたいな。
あたしの荷物はヒッキーの部屋に持ってたよ。勝手にごめんね、でもヒッキーなら許してくれると思ったから。
ヒッキーが遠慮してた分これから家でいっぱい二人の時間を過ごせるから、えへへなんか恥ずかしいかも。
もうあたしにはヒッキーしかいないから、これで気兼ねなく付き合えるよね?ね?そうだよねヒッキー?」
小町「お兄ちゃん、責任とったげなよ……」
八幡「」
はよ
(ヽ´ω`)もうヒッキー詰んでるし話展開しないし終わりでいいんじゃないですかね・・・
由比ヶ浜「ねえねえヒッキー」
八幡「……おう何だ」
由比ヶ浜「ヒッキーはやっぱりさ…料理できる女の子の方が……好き…かな?」
八幡(……ここは変に同意するべき所じゃない…分かる…今の由比ヶ浜のペースに飲まれるな俺…)
八幡「いや…専業主夫志望の俺からしたら自分で作って…」
由比ヶ浜「そっかヒッキーはあたしの作ったご飯食べたくないんだへえ
そうだよねあたしなんかが作った美味しくない料理なんてヒッキーは
食べたくなんてないよね分かるよだって美味しくないもんねあたし料理下手だもんね
でもあたしねクッキー作ったときヒッキーが我慢して食べてくれたのがすっごい嬉しかったんだよ
食べれるものじゃなかったのにヒッキーは全部食べちゃうんだもん好きになっちゃうよ好きになっちゃったよ
だからあたしこれから頑張ってヒッキーが笑顔で食べられるような美味しい料理作ろうって思ってたのに
やっぱり嫌だよねあたしが作った料理よりゆきのんや小町ちゃんたちが作った料理のほうが好きだよね
ごめんねヒッキーなんだかあたし調子乗ってたね一人で舞い上がってヒッキーの迷惑だって分かって
八幡「OK分かった、これから二人で一緒に頑張ろう由比ヶ浜」
由比ヶ浜「っ!……うんっ!ヒッキー!」
八幡(……今日俺は生きて小町の胸に帰れるだろうか)
小町(無理だねお兄ちゃん)
このSSまとめへのコメント
このSSまとめにはまだコメントがありません