佐天「吸い込んだ相手の技をコピーするかヘルパーに出来る能力かぁ」 (37)

初春「どんな能力ですか?」

佐天「こうやって」スゥー

初春「え!?きゃああああああああ!!!」

佐天「あむ」パクッ ゴクン

ボンッ

初春「い、今のは……?」

佐天「まぁ見ててよ」

白井「初春!見つけましたの!!」

佐天「同性愛者って気持ち悪いですよねー」

白井「佐天さん、今聞き捨てならない言葉が聞こえましたが?」

佐天「だから気持ち悪いですよねー、同性愛者って」

白井「ぶっ殺しますわ」

佐天「初春ー、助けてー」

初春「い、嫌ですよ……ってうわっ!!」ドスッ

白井「ごはっ!?」

佐天「とまぁこんな感じにヘルパーとして助けてくれるって事」

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1380706286

初春「へぇ」

白井「な、なんの話ですの?」

佐天「カクカクシカジカって訳ですよ」

白井「へぇ、佐天さんが能力者に!おめでとうございますわ!!」

佐天「ありがとうございますー」

佐天「よし、御坂さん呼んでみよう」ピッピッ

数分後

御坂「おーい」

佐天「お、来ましたね」スゥー

御坂「え!?何コレ!?」

佐天「ん」パクッ ゴクン

ボンッ

御坂「へ?」

御坂「な、なに今の……?」

佐天「私の能力ですよ」

御坂「能力!?」

白井「ま、まさか今ので」

佐天「はい、御坂さんをヘルパーに出来ました」

初春「レベル5もヘルパーに出来るんですか!?」

佐天「まぁね」

御坂「えーっと……状況が全く飲み込めないけど……」

佐天「つまりカクカクシカジカって事ですよ」

御坂「えーっとそれって……佐天さんがピンチになったら私が必ず助けないといけないってこと?」

佐天「そういう事ですね」

御坂「そんな事しなくても助けるのに……」

初春「佐天さん!」

佐天「ん?」

初春「レベルが上がったらどうなるんですか!?」

白井「それは私も気になりますわね」

佐天「えっと、吸い込んだ相手の技をコピーして、さらにその相手をヘルパーに出来る……って感じかな」

初春「へぇぇ!つまりレベル5を吸い込んだらレベル5の能力も使えるんですか?」

佐天「いや、そこは私のレベルに合わせられるよ」

御坂「まぁ、そうよね」

初春「つまり、佐天さんがレベル5になったら」

佐天「レベル5の能力使い放題って訳だね」

白井「こんなのチートですの!チーターですの!」

佐天「そんな事言われてもねぇ」

御坂「いや、それよりもヘルパー解除しt」

強盗「おらァ!!全員おとなしくしろぉ!!」

佐天「何このタイミング」

御坂「仕方ないわね」

強盗「おいお前!」

佐天「私?」

強盗「お前しか居ないだろ、こっち来い!」グイッ

佐天「わっ!!」

御坂「チェイサー!!」ゴスッ

強盗「がっ!?」

佐天「おー、流石ヘルパー!」

御坂「え?今のは自分でやったような……あれ?」

白井「初春、連行しますわよ」

初春「はい!」

御坂「ちょっと二人共!!……行っちゃった……」

佐天「では私達もどこかに行きましょうか、暇だし」

御坂「そうね」

佐天「あートマト美味しー」パクパク

御坂「……早く食べてね」

いいとこで風呂

これ、マキシムトマト食ったあとにキスするところとか書いていいのかしら

やらないけど

佐天「あー、お腹いっぱい」

御坂「なんだか、食べる量多くなったわね佐天さん」

佐天「んー、能力に目覚めた時からなんだか食べずにはいられないって言うか……とりあえず店から出ましょう」

御坂「そ、そうね……ここは私が奢るわ」

佐天「え、いいんですか?」

御坂「うん、任せて」

佐天「ありがとうございます」

御坂「(いや、明らかにこの量の代金は払えないでしょ……テーブルが見えない程って……)」



佐天「さて、とりあえず御坂さんをヘルパー解除してっと」

御坂「ん、ありがとう」

佐天「いえいえ」

スキルアウト「クソっ!おいそこの女!」グイッ

幼女「きゃっ!!」

佐天「うわ、ナイフ突き付けてますよ……」

御坂「流石学園都市ね、治安が最悪だわ」

佐天「えーっと、あの神父の人でいいや」スゥー

ステイル「な、なんだ!?体が……うわぁ!!」

佐天「うむ」ゴクン

ボンッ

ステイル「一体何が起こったんだ……?」

佐天「あのーすみません」

ステイル「何だい君は」

佐天「あの女の子を助けてくれませんかね」

ステイル「……良いだろう、何故か今は言う事を聞かないといけない気がするからね」

御坂「(せ、洗脳……?)」

スキルアウト「おい、ここにいる奴らに告ぐ!」

スキルアウト「一歩でも動いたらこの女を刺し殺すからな!」

幼女「うぅ……」

ステイル「灰は灰に、塵は塵に、吸血殺しの紅十字!!」スバッ

スキルアウト「な!?あっちぃ!!」

御坂「今よ!!」ガシッ

幼女「うわっ!」

スキルアウト「舐めやがってぇ……このナイフで刺し殺してやる!!死ね!」

ステイル「イノケンティウス!!」

イノケンティウス「ごァァァァァァァ!!」

ステイル「我が名が最強である理由をここに証明しろ!!」

イノケンティウス「ごァァァァァァァ!」ガシッ

ジュウウウウ

スキルアウト「う、うぎゃああああああ!!!」

ステイル「ふう」

佐天「おー、パイロキネシスト?」

御坂「いや違うでしょ、明らかに違うでしょ、何あれ見たことないんだけど」

ステイル「それじゃあ僕はこれで失礼するよ」

佐天「おっと、解除しなきゃ……よしオーケー」

御坂「今のは佐天さんの能力が凄かったのかあの人が凄かったのか……」

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